JP6367037B2 - 画像処理装置、画像処理プログラム、電子機器及び画像処理方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の一実施形態について図1および図4〜図7を参照して説明する。
<変数定義>f:現在のフレーム数、n:被写体番号、F:移動量の算出に必要なフレーム枚数、
Xfl:fフレーム目において枠90の左上にある頂点のx座標、
Xfr:fフレーム目において枠90の右下にある頂点のx座標、
Yfu:fフレーム目において枠90の左上にある頂点のy座標、
Yfd:fフレーム目において枠90の右下にある頂点のy座標、
ThF:閾値フレーム数。
<変数定義2>X(f,n):x軸方向の中心位置を示すx座標、
Y(f,n):y軸方向の中心位置を示すy座標、
αl:被写体の中心位置から左側における被写体の横の範囲(横幅)を示す左幅、
αr:被写体の中心位置から右側における被写体の横の範囲(横幅)を示す右幅、
αu:被写体の中心位置から上側における被写体の縦の範囲(縦幅)を示す上幅、
αd:被写体の中心位置から下側における被写体の縦の範囲(縦幅)を示す下幅。
(Xfr−X(f,n))*F/Dx*フレーム周期 ・・・式(1)
(Xfl−X(f,n))*F/Dx*フレーム周期 ・・・式(2)
(Xfu−Y(f,n))*F/Dy*フレーム周期 ・・・式(3)
(Xfd−Y(f,n))*F/Dy*フレーム周期 ・・・式(4)
(効果) 上記の構成によれば、メインカメラ11の撮影範囲外にいる物体が、メインカメラ11の撮影範囲内に侵入し得るまでの時間が推定され、推定された時間が所定の閾値以下となると、ユーザに通知される。このため、撮影者は、撮影の最中に、撮影者の所望する画像が撮影できなくなる可能性が高くなっていることを認識することができる。それゆえ、撮影対象ではない被写体が撮影範囲内に存在しない状態で、撮影対象である被写体を撮影することがさらに可能となる。
本発明の他の実施形態について、図8〜図10に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図8の(a)及び(b)は、本発明の実施形態2に係るサブカメラ12により撮影される画像の一例を示す図である。なお、図8の(a)及び(b)には、メインカメラ11の撮影範囲を示す枠90をイメージとして記載するが、実際の画像には枠90はないものとする。図8の(a)に示す画像92aは、撮影者によりシャッター操作が実行された現時点でサブカメラ12により撮影された現画像である。図8の(a)に示すように、現画像92aには、枠90内には被写体81及び邪魔な被写体82の一部が撮影されており、枠90外には邪魔な被写体82の残りの一部が撮影されている。図8の(b)に示す画像92bは、図8の(a)示す画像92aが撮影された時点よりもFフレーム前にサブカメラ12により撮影された前現画像である。図8の(b)に示すように、枠90内には被写体81が撮影されており、枠90外には邪魔な被写体82が撮影されている。
図10は、本発明の実施形態2に係る画像処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態は、入力受付部8が撮影者によるシャッター操作を受付けた場合に実行される処理である。なお、図10に示す処理は、実施形態1にて上述した処理の後に実行されてもよいし、実施形態1にて上述した処理とは別に単独で実行されてもよい。また、S41〜S46の処理は所定の周期ごとに実行されているものとする。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図11は、本発明の実施形態3に係る電子機器10の表示画面の一例を示す図である。図11に示すように、電子機器10の表示画面には、サブカメラ12により撮影される画像92が表示されてもよい。さらに、メインカメラ11の撮影範囲を示す枠90を画像92上に表示させてもよい。また、電子機器10の表示画面には、図7に示したようなメインカメラ11により撮影される画像91と、図11に示したようなサブカメラ12により撮影される画像92とを、切り替えて表示させてもよい。切り替えのタイミングは、撮影者による操作であってもよい。
画像処理装置1の制御ブロック(特に範囲設定部3、パターン認識部4及び判定処理部5)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る画像処理装置(1)は、被写体を撮影する第1カメラ(メインカメラ11)の画角よりも広い画角で撮影可能な第2カメラ(サブカメラ12)により撮影された現画像、及び当該現画像が撮影された時点よりも前に上記第2カメラにより撮影された前画像を取得する画像取得手段(画像取得部2)と、上記画像取得手段により取得された画像に対して、上記第1カメラの撮影範囲を設定する範囲設定手段(範囲設定部3)と、上記範囲設定手段により上記第1カメラの撮影範囲が設定された上記現画像と、上記前画像とを比較し、当該前画像において上記第1カメラの撮影範囲外に位置する物体が、上記第1カメラの撮影範囲内に侵入し得る存在であるか否かを判定する侵入判定手段(侵入判定部52)とを備えている。
2 画像取得部(画像取得手段)
3 範囲設定部(範囲設定手段)
4 パターン認識部
5 判定処理部
51 移動量算出部(移動量算出手段)
52 侵入判定部(侵入判定手段)
53 時間推定部(時間推定手段)
54 画像置換部(画像置換手段)
6 通知部(通知手段)
7 表示部(表示手段)
8 入力受付部
11 メインカメラ(第1カメラ)
12 サブカメラ(第2カメラ)
Claims (8)
- 被写体を撮影する第1カメラの画角よりも広い画角で撮影可能な第2カメラにより撮影された現画像、及び当該現画像が撮影された時点よりも前に上記第2カメラにより撮影された前画像を取得する画像取得手段と、
上記画像取得手段により取得された画像に対して、上記第1カメラの撮影範囲を設定する範囲設定手段と、
上記範囲設定手段により上記第1カメラの撮影範囲が設定された上記現画像と、上記前画像とを比較し、当該前画像において上記第1カメラの撮影範囲外に位置する物体が、上記第1カメラの撮影範囲内に侵入し得る存在であるか否かを判定する侵入判定手段と、
上記第1カメラの撮影範囲内に侵入し得る存在があることをユーザに通知する通知手段と、
上記物体が上記第1カメラの撮影範囲内に侵入し得る存在であると上記侵入判定手段により判定された場合に、上記物体が上記第1カメラの撮影範囲内に侵入し得るまでの時間を推定する時間推定手段とを備え、
上記通知手段は、上記時間推定手段によって推定された上記時間が所定の閾値以下となる場合に、上記ユーザに通知することを特徴とする画像処理装置。 - 上記現画像と上記前画像とを比較することにより上記物体の移動量を算出する移動量算出手段を備え、
上記侵入判定手段は、上記移動量算出手段によって算出された上記移動量が所定の閾値を超える場合に、上記物体が上記第1カメラの撮影範囲内に侵入し得る存在であることを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 上記第1カメラまたは上記第2カメラにより撮影された画像を表示する表示画面をさらに備え、
上記通知手段は、上記物体が上記第1カメラの撮影範囲内に侵入しうるまでの時間を上記表示画面に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 上記画像取得手段は、さらに上記第1カメラにより撮影された現画像、及び当該現画像が撮影された時点よりも前に上記第1カメラにより撮影された前画像を取得し、
上記侵入判定手段は、さらに上記画像取得手段により取得された上記第1カメラの上記現画像に存在する被写体が、上記画像取得手段により取得された上記第1カメラの上記前画像に存在しない場合、当該被写体は上記第1カメラの撮影範囲内に侵入した存在であることを判定し、
上記侵入判定手段によって上記第1カメラの撮影範囲内に侵入した存在であると判定された被写体について、上記画像取得手段により取得された上記第1カメラの上記現画像において上記被写体が含まれる座標範囲内にある画像を、上記画像取得手段により取得された上記第1カメラの上記前画像における当該座標範囲内にある画像に置き換える画像置換手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 上記第2カメラにより撮影された画像を表示させる表示手段を備え、
上記表示手段は、上記第2カメラにより撮影された画像上に、上記第1カメラの撮影範囲を示す枠を表示させることを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の画像処理装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置としてコンピュータを機能させるための画像処理プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための画像処理プログラム。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えた電子機器。
- 被写体を撮影する第1カメラの画角よりも広い画角で撮影可能な第2カメラにより撮影された現画像、及び当該現画像が撮影された時点よりも前に上記第2カメラにより撮影された前画像を取得する画像取得ステップと、
上記画像取得ステップにて取得した画像に対して、上記第1カメラの撮影範囲を設定する範囲設定ステップと、
上記範囲設定ステップにて上記第1カメラの撮影範囲が設定された上記現画像と、上記前画像とを比較し、当該前画像において上記第1カメラの撮影範囲外に位置する物体が、上記第1カメラの撮影範囲内に侵入し得る存在であるか否かを判定する侵入判定ステップと、
上記第1カメラの撮影範囲内に侵入し得る存在があることをユーザに通知する通知ステップと、
上記物体が上記第1カメラの撮影範囲内に侵入し得る存在であると上記侵入判定ステップにおいて判定された場合に、上記物体が上記第1カメラの撮影範囲内に侵入し得るまでの時間を推定する時間推定ステップとを含み、
上記通知ステップでは、上記時間推定ステップにおいて推定された上記時間が所定の閾値以下となる場合に、上記ユーザに通知することを特徴とする画像処理方法。
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JP2014152101A JP6367037B2 (ja) | 2014-07-25 | 2014-07-25 | 画像処理装置、画像処理プログラム、電子機器及び画像処理方法 |
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