JP6366399B2 - 加熱定着装置 - Google Patents
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Description
導電層を有する筒状の回転体と、
前記回転体の中空部に挿通され前記回転体の母線方向に長い磁性芯材と、
前記中空部において前記磁性芯材の外周面に直接もしくは他物を介して前記磁性芯材の長手方向に沿って前記磁性芯材の一端側から他端側にかけて一連に螺旋状に巻き回して形成されている励磁コイルと、を有し、
前記励磁コイルの一端側と他端側の給電接点を介して前記励磁コイルに交番電流を流すことで前記導電層が電磁誘導により発熱し、この熱を利用して画像を記録材に定着する加熱定着装置であって、
前記交番電流の周波数を設定する周波数設定部と、
前記回転体の長手方向の温度分布を取得する温度分布取得部と、
前記温度分布取得部の取得結果に基づいて、前記周波数設定部により周波数を調整することで前記回転体の長手方向の温度分布を所定の温度分布にする制御部と、を有し、
前記磁性芯材は前記回転体の外側でループを形成していないことを特徴とする。
導電層を有する筒状の回転体と、
前記回転体の中空部に挿通され前記回転体の母線方向に長い磁性芯材と、
前記中空部において前記磁性芯材の外周面に直接もしくは他物を介して前記磁性芯材の長手方向に沿って前記磁性芯材の一端側から他端側にかけて一連に螺旋状に巻き回して形成されている励磁コイルと、を有し、
前記励磁コイルの一端側と他端側の給電接点を介して前記励磁コイルに交番電流を流すことで前記導電層が電磁誘導により発熱し、この熱を利用して画像を記録材に定着する加熱定着装置であって、
前記交番電流の周波数を設定する周波数設定部と、
前記回転体の長手方向において互いに異なる部位の温度を検出する少なくとも2つ以上の温度検知素子と、
前記少なくとも2つ以上の温度検知素子で検出される前記回転体の温度の温度差が所定の温度差になるように前記周波数設定部により周波数を調整することで前記回転体の長手方向の温度分布を調整する制御部と、を有し、
前記磁性芯材は前記回転体の外側でループを形成していないことを特徴とする。
導電層を有する筒状の回転体と、
前記回転体の中空部に挿通され前記回転体の母線方向に長い磁性芯材と、
前記中空部において前記磁性芯材の外周面に直接もしくは他物を介して前記磁性芯材の長手方向に沿って前記磁性芯材の一端側から他端側にかけて一連に螺旋状に巻き回して形成されている励磁コイルと、を有し、
前記励磁コイルの一端側と他端側の給電接点を介して前記励磁コイルに交番電流を流すことで前記導電層が電磁誘導により発熱し、この熱を利用して画像を記録材に定着する加熱定着装置であって、
前記交番電流の周波数を設定する周波数設定部と、
事前に前記導電層の厚みを測定して得られた厚み結果をもとに前記回転体の長手方向の温度分布が所定の温度分布となるように前記周波数設定部で設定する前記周波数を決定する制御部と、を有し、
前記磁性芯材は前記回転体の外側でループを形成していないことを特徴とする。
導電層を有する筒状の回転体と、
前記回転体の中空部に挿通され前記回転体の母線方向に長い磁性芯材と、
前記中空部において前記磁性芯材の外周面に直接もしくは他物を介して前記磁性芯材の長手方向に沿って前記磁性芯材の一端側から他端側にかけて一連に螺旋状に巻き回して形成されている励磁コイルと、を有し、
前記励磁コイルの一端側と他端側の給電接点を介して前記励磁コイルに交番電流を流すことで前記導電層が電磁誘導により発熱し、この熱を利用して画像を記録材に定着する加熱定着装置であって、
前記交番電流の周波数を設定する周波数設定部と、
事前に前記導電層の電気抵抗を測定して得られた電気抵抗結果をもとに、前記回転体の長手方向の温度分布が所定の温度分布となるように前記周波数設定部で設定する前記周波数を決定する制御部と、を有し、
前記磁性芯材は前記回転体の外側でループを形成していないことを特徴とする。
導電層を有する筒状の回転体と、
前記回転体の中空部に挿通され前記回転体の母線方向に長い磁性芯材と、
前記中空部において前記磁性芯材の外周面に直接もしくは他物を介して前記磁性芯材の長手方向に沿って前記磁性芯材の一端側から他端側にかけて一連に螺旋状に巻き回して形成されている励磁コイルと、を有し、
前記励磁コイルの一端側と他端側の給電接点を介して前記励磁コイルに交番電流を流すことで前記導電層が電磁誘導により発熱し、この熱を利用して画像を記録材に定着する加熱定着装置であって、
前記交番電流の周波数を設定する周波数設定部と、
外部の温度分布検出部によって事前に得られた温度分布情報をもとに、前記回転体の長手方向の温度分布を所定の温度分布となるように前記周波数設定部で設定する前記周波数を決定する制御部と、を有し、
前記磁性芯材は前記回転体の外側でループを形成していないことを特徴とする。
この発明の実施形態を例示的に詳細に説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の材質、形状、その相対的配置などは、特に特定な記載のない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は本実施例の定着装置を用いた画像形成装置100の概略構成図である。画像形成装置100は、電子写真方式のレーザービームプリンタである。
本実施例において、定着装置113は電磁誘導加熱方式の装置である。図2は本例の定着装置113の要部の横断側面模型図、図3は要部の正面模型図、図4は要部の斜視図である。
フェノール樹脂,ポリイミド樹脂,ポリアミド樹脂,ポリアミドイミド樹脂,PEEK樹脂,PES樹脂が挙げられる。また、PPS樹脂,フッ素樹脂(PFA,PTFE,FEPなど),LCP(Liquid Crystal Polymer:液晶ポリマー)樹脂等が挙げられる。また,これらの樹脂の混合樹脂が挙げられる。
図5の(a)を用いて本実施例の定着装置の発熱メカニズムについて説明する。コイル3に交流電流を流して生じた磁力線が定着スリーブ1の基層である筒状の導電層1aの内側の磁性コア2の内部を導電層1aの母線方向(SからNに向かう方向)に通過し、コア2の一端(N)から導電層1aの外側に出て磁性コア2の他端(S)に戻る。その結果、導電層1aの内側を導電層1aの母線方向に貫く磁束の増減を妨げる方向の磁力線を発生させる誘導起電力が導電層1aに生じて導電層の周方向に電流が誘導される。この誘導電流によるジュール熱で導電層1aが発熱する。
(2)導電層の外側を通る磁束の割合と電力の変換効率との関係
ところで、図5の(a)の磁性コア2はループを形成しておらず端部を有する形状である。図5の(b)のような磁性コア2が導電層1aの外でループを形成している定着装置における磁力線は、磁性コア2に誘導されて導電層1aの内側から外側に出て内側に戻る。
そこで、定着装置113における外側ルートを通る磁力線の割合を磁力線の通り易さをパーミアンスという指標を用いて表す。まず、一般的な磁気回路の考え方について説明する。磁力線が通る磁路の回路を電気回路に対して磁気回路という。磁気回路において磁束を計算する際、電気回路の電流の計算に準じて行うことができる。磁気回路は、電気回路に関するオームの法則が適用可能である。電気回路の電流に対応する磁束をΦと、起電力に対応する起磁力をVと、電気抵抗に対応する磁気抵抗をRと、すると、次の式(501)を満たす。
しかし、ここでは原理をより理解しやすく説明するために磁気抵抗Rの逆数であるパーミアンスPを用いて説明する。パーミアンスPを用いると、上式(501)は次の式(502)ように表せる。
更に、このパーミアンスPは、磁路の長さをBと、磁路の断面積をSと、磁路の透磁率をμと、すると下記の式(503)のように表せる。
で表される。パーミアンスPは、断面積S及び透磁率μに比例し、磁路の長さBに反比例する。
また、φc、φa_in、φs、φa_outはそれぞれ以下の式(505)〜(508)で表される。
φs=Ps×Vm ・・・(506)
φa_in=Pa_in×Vm ・・・(507)
φa_out=Pa_out・Vm ・・・(508)
よって、式(504)に(505)〜(508)を代入するとPa_outは次の式(509)示すように表される。
=(Pa_in+Ps+Pa_out)×Vm
∴Pa_out=Pc−Pa_in−Ps ・・・(509)
磁性コア2の断面積をSc、導電層1aの内側の断面積をSa_in、導電層1a自身の断面積をSs、とすると、パーミアンスPは以下のように表すことができる。単位は[H・m]である。
Pa_in=μ0・Sa_in=μ0・π・((a2)2−(a1)2)
・・・(511)
Ps=μ2・Ss=μ2・π・((a3)2−(a2)2) ・・・(512)
これらの(510)〜(512)を式(509)に代入すると、Pa_outは式(513)で表せる。
=μ1・Sc−μ0・Sa_in−μ2・Ss
=π・μ1・(a1)2−π・μ0・((a2)2−(a1)2)−π・μ2・((a3)2
−(a2)2) ・・・(513)
上記の式(513)を使用することによって導電層1aの外側を通る磁力線の割合であるPa_out/Pcを計算することができる。
Pa_in=1.3×10-10+2.5×10-10[H・m]
Ps=1.9×10-12[H・m]
これらの値を用いて、次の式(514)からPa_out/Pc計算することができる。
・・・(514)
尚、磁性コア2を長手方向で複数に分割し、分割した各磁性コア同士の間に空隙(ギャップ)を設ける場合もある。この場合、この空隙が空気又は比透磁率が1.0とみなせるものや磁性コアの比透磁率よりもずっと小さいもので満たされている場合、磁性コア2全体の磁気抵抗Rは大きくなり磁力線を誘導する機能が劣化することになる。
(Rm_g1+Rm_g2+・・・・・+Rm_g9) ・・・(515)
本構成の場合は、磁性コアの形状と材質、ギャップ幅は一様であるので、Rm_cの足し合わせた合計をΣRm_c、Rm_gの足し合わせた合計をΣRm_gとすると、次の式(516)〜(518)のように表せる。
Rm_c=Lc/(μc・Sc) ・・・(517)
Rm_g=Lg/(μg・Sg) ・・・(518)
式(516)に式(517)及び式(518)を代入して、長手全体の磁気抵抗Rm_allは次の式(519)のように表せる。
=(Lc/(μc・Sc))×10+(Lg/(μg・Sg))×9 ・・・(519)
ここで、単位長さ当たりの磁気抵抗Rmは、Lcの足し合わせた合計をΣLc、Lgの足し合わせた合計をΣLgとすると次の式(520)となる。
=Rm_all/(Lc×10+Lg×9) ・・・(520)
以上から、単位長さあたりのパーミアンスPmは、以下の式(521)ように求められる。
=(ΣLc+ΣLg)/[{ΣLc/(μc+Sc)}+{ΣLg/(μg+Sg)}]
・・・(521)
ギャップLgを大きくすることは、磁性コア2の磁気抵抗の増加(パーミアンスの低下)につながる。本実施例の定着装置を構成する上で、発熱原理上、磁性コア2の磁気抵抗が小さく(パーミアンスが大きく)なるように設計することが望ましいため、ギャップを設けることはあまり望ましくない。しかし、磁性コア2の破損防止のために磁性コア2を複数に分割してギャップを設ける場合がある。
次に、本実施例の定着装置で必要な電力の変換効率について述べる。例えば、電力の変換効率が80%である場合、残り20%の電力は導電層以外のコイルやコア等で熱エネルギーに変換されて消費される。電力の変換効率が低い場合は、磁性コアやコイル等の発熱すべきでないものが発熱し、それらを冷却するための対策を講じる必要性がある場合がある。
本構成は、磁性コア2の断面積が26.5mm2(5.75mm×4.5mm)で、導電層の直径が143.2mmであり、外側ルートを通る磁束の割合は64%である。この装置のインピーダンスアナライザ(図9)によって求めた電力の変換効率は54.4%であった。電力の変換効率は定着装置に投入した電力のうち、導電層の発熱に寄与した分を示すパラメータである。それ以外は損失となり、その損失はコイル3及び磁性コア2の発熱となる。
本構成は、磁性コア2の断面積はP1と同じで、導電層の直径が127.3mmであり、外側ルートを通る磁束の割合は71.2%である。この装置のインピーダンスアナライザによって求めた電力の変換効率は70.8%である。定着装置のスペックによっては、コイル3及びコア2の昇温が課題になる場合がある。
本構成は、磁性コア2の断面積はP1と同じであり、導電層の直径が63.7mmの場合である。この装置のインピーダンスアナライザによって求められる電力の変換効率は83.9%である。磁性コア2及びコイル3等に定常的に熱量が発生するものの、冷却手段が必要なレベルではない。
本構成は、磁性コア2の断面積がP1と同じであり、円筒体の直径が47.7mmの場合である。この装置でインピーダンスアナライザによって求められる電力の変換効率は94.7%である。本構成の定着装置を60枚/分の印字動作ができる高スペックな装置(導電層の回転速度は330mm/sec)で導電層の表面温度を180℃に維持する場合であっても、励磁コイル2やコイル3等は、180℃以上に達することはない。従って、磁性コアやコイル等を冷却する冷却手段及び特別な耐熱設計は不要である。
導電層1aの外側ルートを通過する磁束の割合が72%以上であることは、導電層1aのパーミアンスと導電層1aの内側(導電層1aと磁性コア2の間の領域)のパーミアンスとの和が磁性コアのパーミアンスの28%以下であることと等価である。
また、パーミアンスの関係式を磁気抵抗に置き換えて表現すると下記の式(523)になる。
Rs:導電層の磁気抵抗
Ra:導電層と磁性コアとの間の領域の磁気抵抗
Rsa:RsとRaの合成磁気抵抗
上記のパーミアンスもしくは磁気抵抗の関係式を、定着装置の記録材の最大搬送領域全域で、円筒形回転体の母線方向に直交する方向の断面において満足することが望ましい。
上記のパーミアンスの関係式を磁気抵抗の関係式に変換すると以下の式(526)ようになる。
上記のパーミアンスの関係式(527)を磁気抵抗の関係式に変換すると以下の
式(528)になる。
ここで、導電層と磁性コアとの間の領域の単位長さ当たりの磁気抵抗raは、フィルムガイドrfの単位長さ当たりの磁気抵抗と導電層の内側の磁気抵抗rairの単位長さ当たりの磁気抵抗との合成磁気抵抗である。従って、下記の式(529)を用いて計算できる。
rs1=5.3×1011[1/(H・m)]
また、領域3は領域1と同じであるから下記のようになる。
ra3=2.7×109[1/(H・m)]
rs3=5.3×1011[1/(H・m)]
次に、領域2における各部品の単位長さ当たりの磁気抵抗を下記の表4に示す。
導電層1aと磁性コア2の間の領域の単位長さ当たりの磁気抵抗raは、
・スリーブガイドrfの単位長さ当たりの磁気抵抗と、
・温度検知素子(サーミスタ)rtの単位長さ当たりの磁気抵抗と、
・導電層1aの内側の空気rairの単位長さ当たりの磁気抵抗と、
の合成磁気抵抗である。従って下記の式(530)で計算できる。
rs2=5.3×1011[1/(H・m)]
領域3の計算方法は領域1と同じであるので省略する。
Ra=5.8×1011[1/H]
Rs=1.1×1014[1/H]
RsとRaの合成磁気抵抗Rsaは以下の式(535)で計算できる。
本実施例における定着装置構成において高周波コンバータ16から出力される電流の周波数を変更することにより定着スリーブ1の長手方向の温度分布が変化する現象が確認された。
ここで「磁性コアの端部付近において発熱量が低下する現象」について詳細を説明する。図19に示すように、磁性コア2は磁極NP,SPを持つ直線状の開磁路を形成している。本構成は開磁路を採用したことにより小型化を実現できるものの、図20に示すように磁性コアの端部付近において発熱量が低下する。これは磁性コア2によって開磁路を形成していることと大きく関与しており、具体的には、
1)磁性コア端部において見かけの透磁率が小さくなる事
2)磁性コア端部において合成インピーダンスが小さくなる事
の2つが寄与している。以下、1)と2)に分けて詳細を説明する。
図21のグラフは、磁性コア2の両端部において、「見かけの透磁率μ」が中央部よりも低くなってしまう現象のイメージ図である。この現象が発生する理由を下記に詳述する。一様な磁界H中において、物体の磁化が外部磁場にほぼ比例するような磁場領域においては、空間の磁束密度Bは、以下の式(3)に従う。
即ち、磁界H中に透磁率μの高い物質を置くと、理想的には透磁率の高さに比例した高さの磁束密度Bを作ることが出来る。本発明ではこの磁束密度の高い空間を、「磁路」として活用する。特に、磁路を作る際磁路そのものをループで繋げて作る閉磁路と、開放端にするなどして磁路を断絶させる開磁路があるが、本発明では開磁路を用いることに特徴がある。
本構成は、見かけの透磁率において、長手方向に分布を有している。これらを簡単なモデルで説明するため、図25の構成を用いて説明する。図25の(a)は、図19に示した構成に対し、磁性コアと発熱層を長手方向に3分割したものである。発熱層は、図25の(a)に示すように、同一形状、同一物性の173e、173cがそれぞれ配置されており、長手の寸法はそれぞれ80mmであり、173eの周回方向の抵抗値をRe、173cの周回方向の抵抗値をRcとする。周回抵抗とは、円筒の周回方向に電流経路を取った場合の抵抗値を示す。
以下、本実施例の形態における電力調整を行う方法について説明する。従来の電磁誘導方式の加熱装置では、電流の周波数を変更することによって電力を調整する方法が一般的であった。共振回路を用いて誘導発熱を行う電磁誘導方式においては図32のグラフのように、周波数により出力電力が変化する。例えば領域Aを選択した場合出力電力は最大となり、領域B、Cと周波数を高くするにつれ出力電力は低下する。
電気抵抗が異なる、または基層の厚みが異なるということは、発熱層1aの周回方向の周回抵抗Rが異なることである。また、式(2)から、周回抵抗Rが異なった場合において、同じ発熱量を得るために合成インピーダンスXを同じとするためには、周波数を調整する必要があることが分かる。
本発明では定着スリーブ1の長手の温度分布を複数の温度検知素子9、10、11の検出温度から検出し、所定の長手方向の温度分布が得られるような周波数を算出し、制御する。
本実施例では、高周波コンバータから出力される電流の基準周波数は上記基準の構成時において定着スリーブ1の長手方向の温度分布が所定温度以内となるような周波数50kHzに設定している。また、検知温度差Δに対する補正周波数をあらかじめ求めた変換テーブルを参照することで補正をする。
本実施形態においては、実施例1と同様に、温度検知素子により温度を検出する。そして、検知温度差がある場合において、周波数を徐々に上下し、その検知温度差Δがなくなる、または、所定の温度差以内になるような周波数を見つけ、その値を周波数として用いるものである。
本実施形態においては、装置の製造時において、基層1aの厚みや電気抵抗、または温度分布を測定し、あらかじめ駆動周波数を決定する場合である。
Claims (11)
- 導電層を有する筒状の回転体と、
前記回転体の中空部に挿通され前記回転体の母線方向に長い磁性芯材と、
前記中空部において前記磁性芯材の外周面に直接もしくは他物を介して前記磁性芯材の長手方向に沿って前記磁性芯材の一端側から他端側にかけて一連に螺旋状に巻き回して形成されている励磁コイルと、を有し、
前記励磁コイルの一端側と他端側の給電接点を介して前記励磁コイルに交番電流を流すことで前記導電層が電磁誘導により発熱し、この熱を利用して画像を記録材に定着する加熱定着装置であって、
前記交番電流の周波数を設定する周波数設定部と、
前記回転体の長手方向の温度分布を取得する温度分布取得部と、
前記温度分布取得部の取得結果に基づいて、前記周波数設定部により周波数を調整することで前記回転体の長手方向の温度分布を所定の温度分布にする制御部と、を有し、
前記磁性芯材は前記回転体の外側でループを形成していないことを特徴とする加熱定着装置。 - 導電層を有する筒状の回転体と、
前記回転体の中空部に挿通され前記回転体の母線方向に長い磁性芯材と、
前記中空部において前記磁性芯材の外周面に直接もしくは他物を介して前記磁性芯材の長手方向に沿って前記磁性芯材の一端側から他端側にかけて一連に螺旋状に巻き回して形成されている励磁コイルと、を有し、
前記励磁コイルの一端側と他端側の給電接点を介して前記励磁コイルに交番電流を流すことで前記導電層が電磁誘導により発熱し、この熱を利用して画像を記録材に定着する加熱定着装置であって、
前記交番電流の周波数を設定する周波数設定部と、
前記回転体の長手方向において互いに異なる部位の温度を検出する少なくとも2つ以上の温度検知素子と、
前記少なくとも2つ以上の温度検知素子で検出される前記回転体の温度の温度差が所定の温度差になるように前記周波数設定部により周波数を調整することで前記回転体の長手方向の温度分布を調整する制御部と、を有し、
前記磁性芯材は前記回転体の外側でループを形成していないことを特徴とする加熱定着装置。 - 前記周波数設定部により取得した周波数の値を記憶し、前記記憶した値を次回以降の画像形成時の周波数として用いることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱定着装置。
- 導電層を有する筒状の回転体と、
前記回転体の中空部に挿通され前記回転体の母線方向に長い磁性芯材と、
前記中空部において前記磁性芯材の外周面に直接もしくは他物を介して前記磁性芯材の長手方向に沿って前記磁性芯材の一端側から他端側にかけて一連に螺旋状に巻き回して形成されている励磁コイルと、を有し、
前記励磁コイルの一端側と他端側の給電接点を介して前記励磁コイルに交番電流を流すことで前記導電層が電磁誘導により発熱し、この熱を利用して画像を記録材に定着する加熱定着装置であって、
前記交番電流の周波数を設定する周波数設定部と、
事前に前記導電層の厚みを測定して得られた厚み結果をもとに前記回転体の長手方向の温度分布が所定の温度分布となるように前記周波数設定部で設定する前記周波数を決定する制御部と、を有し、
前記磁性芯材は前記回転体の外側でループを形成していないことを特徴とする加熱定着装置。 - 導電層を有する筒状の回転体と、
前記回転体の中空部に挿通され前記回転体の母線方向に長い磁性芯材と、
前記中空部において前記磁性芯材の外周面に直接もしくは他物を介して前記磁性芯材の長手方向に沿って前記磁性芯材の一端側から他端側にかけて一連に螺旋状に巻き回して形成されている励磁コイルと、を有し、
前記励磁コイルの一端側と他端側の給電接点を介して前記励磁コイルに交番電流を流すことで前記導電層が電磁誘導により発熱し、この熱を利用して画像を記録材に定着する加熱定着装置であって、
前記交番電流の周波数を設定する周波数設定部と、
事前に前記導電層の電気抵抗を測定して得られた電気抵抗結果をもとに、前記回転体の長手方向の温度分布が所定の温度分布となるように前記周波数設定部で設定する前記周波数を決定する制御部と、を有し、
前記磁性芯材は前記回転体の外側でループを形成していないことを特徴とする加熱定着装置。 - 導電層を有する筒状の回転体と、
前記回転体の中空部に挿通され前記回転体の母線方向に長い磁性芯材と、
前記中空部において前記磁性芯材の外周面に直接もしくは他物を介して前記磁性芯材の長手方向に沿って前記磁性芯材の一端側から他端側にかけて一連に螺旋状に巻き回して形成されている励磁コイルと、を有し、
前記励磁コイルの一端側と他端側の給電接点を介して前記励磁コイルに交番電流を流すことで前記導電層が電磁誘導により発熱し、この熱を利用して画像を記録材に定着する加熱定着装置であって、
前記交番電流の周波数を設定する周波数設定部と、
外部の温度分布検出部によって事前に得られた温度分布情報をもとに、前記回転体の長手方向の温度分布を所定の温度分布となるように前記周波数設定部で設定する前記周波数を決定する制御部と、を有し、
前記磁性芯材は前記回転体の外側でループを形成していないことを特徴とする加熱定着装置。 - 前記周波数は20kHzから50kHzの範囲であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の加熱定着装置。
- 前記回転体の母線方向に関し記録材上の画像の最大通過領域幅の一端から他端までの区間において、前記磁性芯材の磁気抵抗は、前記導電層の磁気抵抗と、前記導電層と前記磁性芯材との間の領域の磁気抵抗との合成磁気抵抗の28%以下であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の加熱定着装置。
- 前記区間において、前記磁性芯材の磁気抵抗は、前記合成磁気抵抗の8%以下であることを特徴とする請求項8に記載の加熱定着装置。
- 前記区間において、前記磁性芯材の磁気抵抗は、前記合成磁気抵抗の5%以下であることを特徴とする請求項8に記載の加熱定着装置。
- 請求項1ないし10のいずれか一項に記載の加熱定着装置を有することを特徴とした画像形成装置。
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