JP6362058B2 - 被検物の計測装置および物品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被検物を測定して、被検物の寸法、公差や角度などの形状情報を算出する計
測装置よび物品の製造方法に関する。
被検物の寸法を計測する装置のひとつに画像計測装置がある。画像計測装置は被検物を撮像して被検物の画像を取得し、画像の強度変化データから被検物のエッジ(縁、端)を検出し、検出した複数のエッジの間の距離を算出することによって、被検物の寸法を計測する。被検物全体の画像の強度変化データからエッジを検出する方法では、被検物の面取り部の内側や表面テクスチャ(表面凹凸)をエッジであると誤検出する可能性がある。このため、画像の強度変化データからエッジの検出を行う範囲(エッジ検出範囲)を真のエッジ周辺の狭い範囲に設定することによって、誤検出の可能性を低くすることができる。従来の計測装置では、被検物のエッジを正確に検出するために、エッジであると思われる部分を作業者が画像から判断し、エッジ検出範囲を手動で設定する必要があった。
そこで、このような作業者の手間を少なくするために、特許文献1乃至2の方法が提案されている。特許文献1では、被検物全体の2次元画像を2値化して輪郭線(仮エッジ)を抽出し、輪郭線の周辺にエッジ検出範囲を自動で設定して、その範囲内でより正確にエッジの位置を検出する計測装置が提案されている。特許文献2では、被検物の3次元測定を行い、被検物の3次元点群データから被検物のエッジを抽出する計測装置が提案されている。
特開2012−42324号公報 特許第4400894号公報
先に述べたように、画像全体の強度変化データからエッジを検出する方法ではエッジ以外の部分をエッジとして誤検出する可能性がある。そのため、特許文献1に記載の方法では、被検物に表面テクスチャがある場合に被検物全体の2次元画像を2値化しても、表面テクスチャの部分で輪郭線(仮エッジ)の誤検出の可能性があり、その後のエッジ検出範囲の設定を正しくできない。
また、特許文献2に記載の方法では、3次元データを用いるため、表面テクスチャがエッジ検出に及ぼす影響は小さい。しかし、3次元点群データのデータ量と計測時間にトレードオフの関係があるため、実用上は高解像度(高密度)の3次元点群データを取得することは困難である。仮に高解像度の3次元点群データが得られたとしても、膨大な3次元点群データについて画像処理を実行するには長時間を要するからである。一方、低解像度の3次元点群データを取得した場合には精度が低くなり、高精度にエッジの位置を検出することができなかった。
そこで本発明は、被検物のエッジを高精度に検出することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一側面としての計測装置は、被検物を計測する計測装置であって、前記被検物を撮像する撮像素子と、前記被検物からの光を前記撮像素子へ導く光学系とを用いて、前記被検物の第1画像を取得する2次元測定部と、前記被検物へ光を投影し、前記被検物で反射された光を前記光学系によって撮像素子へ導いて検出される第2画像から前記被検物の3次元データを取得する3次元測定部と、前記3次元データを用いて前記被検物の仮エッジを検出し、検出された仮エッジを前記第1画像に重ね合わせることにより前記第1画像におけるエッジ検出範囲を設定し、前記第1画像を用いて前記エッジ検出範囲において前記被検物のエッジを検出することにより前記被検物の形状情報を算出する算出部とを有しており、前記第1画像は前記3次元データより解像度が高いことを特徴とする。
本発明によれば、被検物のエッジを高精度に検出することができる。
第1実施形態における計測装置の概略図である。 算出部140による算出プロセスを示したフロー図である。 測定データ、算出データおよびエッジ検出範囲を示す図である。 第2実施形態における計測装置の概略図である。 第3実施形態における計測装置の概略図である。 第4実施形態における計測装置の概略図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態における被検物170を計測する計測装置10の概略図である。計測装置10は、被検物170の3次元測定を行い、高さ(z)データと縦横(x、y)の2次元データとを含む3次元データを出力する3次元測定部120を有する。計測装置10の3次元測定部120は光切断法の原理を利用する測定ユニットである。3次元測定部120は、ライン状に被検物170を照明するライン照明ユニット101、撮像部(光検出部)102と算出部108で構成される。ライン照明ユニット101によりライン状に被検物170を照明し、被検物170の形状によって生じた照明ラインの歪みを撮像部102で測定して、算出部108が、測定データから被検物170の3次元形状を算出する。
ライン照明ユニット101は不図示のガルバノミラーによってライン状の照明位置を走査できるようになっており、これによって、逐次的に被検物170全体とその周辺を照明することが可能となっている。また、被検物170を支える搭載台106は不図示の回転ステージによって回転可能となっている。回転ステージによって、被検物170をライン照明ユニット101および撮像部102に対して相対的に回転させて、逐次的に撮像部102で画像を取得する。これによって、全ての方位から被検物170を測定することができる。撮像部102によって撮像された画像のデータは算出部108へ送信される。算出部108は、送信された画像を用いて演算処理する演算部を有する。演算部は、取得した画像からラインの歪み量を算出し、ライン照明ユニット101と撮像部102の配置に関する既知の情報を用いて、被検物170の3次元点群データを算出する。3次元点群データは、被検物170の高さ(図1のz方向)のデータと縦横(x、y方向)の2次元データとを含む。
計測装置10は、x、y方向において被検物170の2次元測定を行い、x、y方向の2次元画像データを出力する2次元測定部130を有する。2次元測定部130は、インコヒーレント光源103、光学系104、撮像部110を有する。
インコヒーレント光源103は複数の光源素子から構成されており、複数の光源素子は、被検物170が配置される場所を囲むようにリング状に配置されている。各光源素子は個別に点灯を制御することができ、これによって所望の方向から被検物170を照明することが可能である。
インコヒーレント光源103から被検物170に照明された光は、被検物170によって反射または散乱され、光学系104によって集光される。光学系104によって被検物170と撮像部110の受光面は共役関係で結ばれており、撮像部110は被検物170を撮像して被検物170の2次元画像データを出力する。2次元画像データは、被検物170やその周辺からの光が投影された撮像部110の撮影面における光強度分布を数値で表したデータである。2次元画像データはモノクロデータであってもカラーデータであってもよい。光学系104はレンズ104aとレンズ104b、レンズ104aとレンズ104bの間に配置された虹彩絞り105を有する。そのため、虹彩絞り105の開口径を変えることで、光学系104の解像力を調整可能となっている。横方向(x、y方向)の寸法測定精度は撮像部110の解像度に依存するため、撮像部110の画素数は多い方が望ましい。撮像部110によって出力された2次元画像のデータは算出部140へ送信される。
3次元点群データと2次元画像データとの解像度の差に制約はないが、3次元点群データの解像度が高いと演算処理の時間が長くなるため、3次元点群データの解像度をなるべく低くして、より高い精度でのエッジの検出には2次元画像を用いる方が望ましい。また、3次元測定において、予め想定されるエッジ周辺領域では解像度を相対的に高くして測定し、エッジから離れた領域では解像度を相対的に低くして測定しても構わない。ここで、解像度(密度)は、単位長さ(例えば1インチ)の中に画素やピクセルデータがどのくらい並ぶかで表現され、例えばppi(pixels per inch)という単位で表される。
計測装置10は、3次元点群データと2次元画像データを用いて被検物170のエッジ位置を高精度に自動で計測し、計測したエッジ位置から被検物170の寸法、公差や角度などの形状情報を算出する算出部(算出装置)140を有する。図2および図3を用いてこの算出プロセスを説明する。図2は算出部140による算出プロセスを示したフロー図である。算出プロセスはS101乃至S109のステップから成る。図3は、測定データ、この算出プロセスを適用して得られた算出データおよびエッジ検出範囲を示した図である。
算出部140の取得部は、まず3次元測定部120から出力された被検物170の3次元点群データを取得する(S101)。図3(a)に、形状が直方体の被検物について測定して得られた3次元点群データ181を示す。被検物の各点における3次元測定データは黒または灰色で示されている。点線は見易さの観点から補助的に示した被検物のエッジである。この点線のデータは3次元点群データには含まれていない。本実施形態の計測装置10の場合、被検物170を撮像部102に対して相対的に回転させることにより、被検物170の4つの側面についても3次元点群データが得られる構成となっている。なお、被検物の側面についても3次元点群データがあれば、データ量が増える分、エッジを正確に検出することができる。ただし、被検物の側面についての3次元点群データが必ずしも必要なわけではなく、本発明を適用できる計測装置はこのような条件に限定されるものではない。
算出部140では3次元点群データを用いて被検物170の仮エッジを検出する(S102)。図3(b)に、図3(a)の3次元点群データ181から検出された仮エッジ182(実線および点線)を示す。3次元点群データ181から仮エッジ182を検出する方法は任意のアルゴリズムを用いることができる。例えば、3次元点群データの深さ(高さ)と法線の変化に基づいてエッジを検出する方法や、3次元点群データから三角ポリゴンを生成して、隣接するポリゴンの連続性や法線の方向、距離に基づいてエッジを検出する方法が知られている。これらの方法は被検物の深さ(高さ)の情報を用いるため、表面テクスチャの識別が可能であり、表面テクスチャの影響を受けにくく、真のエッジを高精度に検出することが可能である。ただし、3次元点群データ181のうち、光学系104の光軸と直交する横方向(x、y方向)のデータの密度が2次元画像データよりも低いために、エッジ位置の検出精度は高くはない。そのため、後述のように、2次元画像データを用いてより高い精度でエッジ位置を求める。
次に、算出部140は、3次元点群データ181から、2次元測定部による測定において最適なフォーカス位置を算出する(S103)。そして、不図示の制御部により、搭載台106を保持して移動するZ軸ステージ150をZ方向に移動することでフォーカス位置を調整する。フォーカス位置は撮像部110で被検物170のエッジが最も鮮明に撮像されるように決定される。算出部140は、3次元点群データ181から仮エッジのそれぞれについて、高さの情報を算出する。そして、各仮エッジの高さの情報から、ピントが合うようなフォーカス位置を各仮エッジについて算出する。Z軸ステージ150で被検物170を最適なフォーカス位置に移動させて撮像部110で逐次的に被検物170を撮像することにより、それぞれの仮エッジについての鮮明な画像を取得することができる。フォーカス調整部としてZ軸ステージ150を用いたが、光学系104の焦点位置を変更することによってフォーカス位置を調整してもよい。このステップは光学系104がテレセントリックで焦点深度が広い場合は省略することができる。一方、光学系104の解像力を高めるために虹彩絞り105の開口径を大きくする場合には、焦点深度が浅くなるので、フォーカスを調整することが望ましい。
次に、算出部140の取得部は、撮像部110によって撮像された被検物170の2次元画像データを取得する(S104)。図3(c)は上述した直方体の被検物についての2次元画像183である。2次元画像183の光の強弱が色の濃淡で表されている。この被検物は表面に縞状のテクスチャを有しているため、2値化など単純な方法では、縞をエッジと誤検出する可能性がある。
次に、算出部140は2次元画像データと3次元点群データとの位置合わせを行う(S105)。予め既知の基準物体を両方の撮像部で撮像するなどして、2つの画像の向きや倍率の対応関係を把握しておき、その対応関係に基づいて位置合わせは実行される。撮像部や光学系を正確にアライメントするなど、ハードウェアによって3次元点群データと2次元画像データとの位置を対応付けられれば、このステップを省略することができる。
次に、2次元画像データと3次元点群データとが位置合わせされた状態において、S102で検出された仮エッジを2次元画像において重ね合わせる(S106)。上述のように、エッジの誤検出の可能性を低減して2次元画像データから真のエッジを高精度に検出するためには、2次元画像におけるエッジ検出範囲(ウィンドウ領域)を設定する必要がある。そのため、次に、2次元画像におけるエッジ検出範囲を設定する。
算出部140は、2次元画像データにおいて投影された仮エッジの周辺にエッジ検出範囲が設定されるように、エッジ検出範囲を自動で設定する(S107)。このように、エッジ検出範囲を、仮エッジの周辺の限られた狭い範囲に設定することにより、エッジの誤検出の可能性を低下させ、エッジ位置を高精度に検出する。図3(d)は、直方体の被検物の2次元画像183について、重ね合わされた仮エッジ184(黒実線)と、その周辺に設定されたエッジ検出範囲185(黒点線)を示した図である。
次に、算出部140は、設定されたエッジ検出範囲185の内部の2次元画像からエッジを検出する(S108)。図3(e)は、直方体の被検物の2次元画像183について、検出したエッジ186(黒実線)を示した図である。エッジ検出範囲が限定されているため、2次元画像全体においてエッジを検出するよりは、被検物のテクスチャによってエッジを誤検出する可能性が小さくなっている。したがって、計測装置10は、測定対象とする被検物のエッジの真の位置をより高精度に計測することができる。また、エッジ検出範囲が限定されているため、エッジ検出のための演算時間が短縮されている。
また、被検物に面取り部がある場合には、エッジ検出範囲を面取り部に限って設定することで、面取り部の角面や丸面をより詳細な位置で検出でき、測定対象とする面取り部におけるエッジの真の位置を高精度に特定することができる。
次に、算出部140は、2次元画像データを用いて、高精度に計測された複数のエッジの位置から、被検物170の寸法、幾何公差、角度、直交度や真円度などの形状情報を算出する(S109)。形状情報は2次元画像データから得られるため、2次元の情報に関する。計測装置10ではエッジ位置が高精度に計測されているため、被検物170の寸法や幾何公差等の値をより正確に求めることができる。
このように、本実施形態の計測装置10によれば、3次元測定部によって得られた3次元データに含まれる被検物の深さ(高さ)の情報を用いるため、表面テクスチャの影響を受けずに真のエッジを検出でき、エッジの誤検出を防止することができる。さらに、その真のエッジの位置を含む周囲の限定された範囲にエッジ検出範囲を設定することにより、被検物のエッジの位置を高精度に特定することができる。
なお、本実施形態では、インコヒーレント光源103によって被検物170が照射され、その反射光または散乱光を撮像部110によって測定する構成になっているが、本発明はこのような構成には限定されない。例えば、搭載台106をガラス板など透明な材質として背後(下側)から被検物170を照明し、被検物170によって減光または遮光されて形成される影を撮像部110で撮像するような構成にしても良い。
また、撮像部には、CCDなどの撮像素子を用いることもでき、ラインセンサやフォトセンサを用いることもできる。ラインセンサやフォトセンサの場合には、それらを走査することで画像を取得する。
(第2実施形態)
図4は第2実施形態の計測装置20の概略図である。第1実施形態と重複する部材については説明を省略する。
計測装置20の3次元測定部220は、撮像部としてTOF(Time−OF−FLIGHT:タイム・オブ・フライト)カメラ210を有する。TOFカメラは、光源から射出された光が被検物に到達して、被検物で反射された後、カメラに到達するまでの光の飛行時間(Time−OF−FLIGHT)を測定して距離が算出するタイム・オブ・フライト法を用いるカメラである。
TOFカメラには、いくつかの方式がある。LEDなどのパルス光源で被検物を照明し、カメラで光パルスがカメラに到達するまでの時間を測定し、その時間から距離を算出するのが光パルス法である。光強度を正弦波状に変調し、カメラに到達した光の位相の変化をカメラで測定し、位相の変化から距離を算出するのが位相差法である。本実施形態の3次元測定部220は光パルス法を用いているが、TOFカメラの方式は限定されない。
3次元測定部220は、パルス光源203と、パルス光源203およびTOFカメラ210を同期するドライバ204を有する。パルス光源203によって被検物170に光パルスが照射され、被検物170によって反射および散乱された光パルスが光学系104によって集光される。パルス光源203は近赤外領域の波長の光パルスを射出するため、近赤外光を透過し、可視光を反射する波長フィルター211を設けることで、TOFカメラ210に近赤外光だけを導くことができる。
光学系104によって被検物170とTOFカメラ210は共役関係にある。TOFカメラ210は、被検物170によって反射または散乱された光パルスを撮像し、パルスの時間差(出射から到達までの時間)から距離を算出する。TOFカメラ210は、被検物の各位置について算出された距離のデータを、被検物170の3次元点群データとして算出部140に出力する。
TOFカメラは複雑なセンサーから構成されているため、現在は高画素化に限界がある。このため、TOFカメラで取得される3次元点群データは密度が2次元測定部による2次元画像データよりも低いために、エッジ位置の検出精度は高くはない。そのため、後述のように、2次元画像を用いてより高い精度でエッジ位置を求める。
計測装置20の2次元測定部230は、インコヒーレント光源103の他に、被検物170を背後(下側)から透過照明する照明手段200を有する。照明手段200は、照明用の光源201と、レンズ202a、202bを含むビームエキスパンダー202を有する。光源201は、例えば緑色や赤色のLEDである。光源201から射出された光は、ビームエキスパンダー202によってビーム径が拡大され、搭載台205を透過して被検物170を照明する。搭載台205は、ガラスやサファイアなどの透明な材料で製作されているため光を透過する。被検物170が遮光性の材料である場合、被検物170が光を遮ることによって形成された影は、光学系104によって撮像部110に結像される。透過照明は、反射照明より高いコントラストの画像が得られるため、特に、被検物の輪郭部の測定に適している。
2次元測定部230は、反射照明を実現するために、第1実施形態と同様にインコヒーレント光源103も有している。2次元測定部230は反射照明と透過照明のいずれかを選択して、切り替えて使用することができる。
2次元測定部230の撮像部110によって撮像された2次元画像のデータは、算出部140へ出力される。算出部140は、第1実施形態と同様に、図2の算出フローに従って、3次元点群データと2次元画像データを用いて、被検物のエッジを検出して、被検物の形状情報を算出する。
本実施形態の計測装置によれば、被検物のエッジを高精度に検出することができる。
なお、第2実施形態の計測装置20の場合、TOFカメラ210と撮像部110は、図4の1点鎖線で示す光学系104の光軸を通る直線を共有しているため、被検物170の側面についての3次元点群データは取得されない。
(第3実施形態)
図5は第3実施形態の計測装置30の概略図である。前述の実施形態と重複する部材については説明を省略する。
計測装置30の3次元測定部は、パターン投影法による測定ユニットである。パターン投影法による測定ユニットは、光のパターンを投影するためのプロジェクタと光検出器などから構成される。既知の光パターンを被検物に投影し、被検物の形状によって生じた光パターンの歪みを光検出器で検出して、検出データから被検物の3次元点群データを算出するのがパターン投影法の原理である。
パターン投影法には、いくつかの方法がある。多数の格子パターンを被検物に投影して多数の画像を取得し、縞を解析することによって3次元点群データを算出するのが、格子パターン投影法である。既知のランダムなパターンを投影して撮像した1枚の画像について、パターンの歪みを解析して3次元点群データを算出するのが、ランダムパターン投影法である。格子パターン投影法の場合、多数の画像を取得する必要があるので、短時間で測定するためには高速撮影が可能なカメラが必要である。しかし、カメラの画素数とフレームレートの間にはトレードオフの関係があるため、測定時間を短くしようとすると、撮像素子の測定に用いる画素数を少なくしなければならない。この場合、取得される3次元点群データの密度は低下する。ランダムパターン投影法では、パターンがある位置のみしか座標データが得られないため、低密度な3次元点群データしか得られない。第3実施形態の計測装置30はランダムパターン投影法の原理に基づくものだが、パターン投影法の方式は限定されない。
計測装置30の3次元測定部はプロジェクタ301を有する。プロジェクタ301は既知のランダムパターンを被検物170に投影する。被検物170の形状によって歪んだパターンは光学系104によって撮像部(光検出器)110に結像される。撮像部110によって撮像された画像のデータは算出部140へ送信される。算出部140は、取得した画像データからパターンの歪み量を算出し、既知のランダムパターンの情報を用いて、被検物170の3次元点群データを算出する。
計測装置30は反射照明を実現するために、前述の実施形態と同様にインコヒーレント光源103も有している。インコヒーレント光源103によって被検物170が照明され、被検物170によって反射または散乱された光が光学系104によって、撮像部110に結像される。撮像された2次元画像のデータは算出部140へ送信される。算出部140は、第1実施形態と同様に、図2の算出フローに従って、3次元点群データと2次元画像データを用いて、被検物のエッジを検出して、被検物の形状情報を算出する。
本実施形態の計測装置によれば、被検物のエッジを高精度に検出することができる。
なお、第3実施形態の計測装置30の場合、3次元点群データと2次元画像データは同一の撮像部110によって得られるため、被検物170の側面についての3次元点群データは取得されない。
(第4実施形態)
図6は第4実施形態の計測装置40の概略図である。前述の実施形態と重複する部材については説明を省略する。
計測装置40の3次元測定部は周波数走査干渉計を有する。周波数走査干渉計は、コヒーレントな周波数可変光源401と、干渉光を生成するための干渉光学系(405〜409、416、420)と、干渉光を受光する光検出器440などから構成される。光源から射出される周波数を走査しながら、被検光と参照光の干渉光の信号を取得し、干渉信号の位相変化から距離(被検面の位置)を算出するのが、周波数走査干渉計の原理である。
周波数可変光源401は、一定の周波数領域で周波数の走査が可能なコヒーレント光源である。周波数可変光源401としては、例えば外部共振器を用いた半導体レーザー(ECDL)やフルバンド・チューナブルDFBレーザーを用いることができる。周波数可変光源401はデジタル/アナログコンバーター402と接続されている。デジタル/アナログコンバーター402から周波数可変光源401に送られる電流値を調整することによって、光源から射出される光の周波数が制御される。
周波数可変光源401から射出された光はビームスプリッタ403に導かれる。ビームスプリッタ403によって分岐された光の一方は、周波数測定ユニット404に導かれる。周波数測定ユニット404によって、周波数可変光源401から射出される光の周波数を測定することができる。周波数測定ユニット404で測定した周波数のデータは制御部411に送信される。制御部411は、測定される周波数が所定の周波数になるようにデジタル/アナログコンバータ402に制御信号を送る。なお、周波数可変光源401が高い精度で所定の周波数に設定できるのであれば、周波数測定ユニット404を省略することができる。
ビームスプリッタ403によって分岐されたもう一方の光は、レンズ405乃至406によってビーム径が拡大された後、λ/2波長板407に導かれる。λ/2波長板407は不図示の回転機構によって回転可能である。周波数可変光源401からは直線偏光の光が射出される。λ/2波長板407の回転角によって、λ/2波長板407を透過した光の偏光方向を任意の方向に制御することができる。λ/2波長板407の後方には、偏光ビームスプリッタ408が配置され、λ/2波長板407の回転角によって、偏光ビームスプリッタ408による光の分岐比を変えることができる。
偏光ビームスプリッタ408に入射した光は、互いに直交する偏光方向を有する参照光421および被検光422に分岐される。参照光421はλ/4波長板409aを通過した後、参照ミラー410に導かれる。被検光422は、λ/4波長板409bを通過した後、被検物170に導かれる。被検物170は搭載台106の上に載置されている。
被検物170によって、反射または散乱された光は再びλ/4波長板409bを通過した後、偏光ビームスプリッタ408に導かれる。同じように、参照ミラー410によって反射された光は再びλ/4波長板409aを通過した後、偏光ビームスプリッタ408に導かれる。λ/4波長板を2回通過することで、参照光421および被検光422の偏光方向は共に90°回転する。参照光421は偏光ビームスプリッタ408によって反射され、被検光422は偏光ビームスプリッタ408を透過することによって、参照光および被検光は共に光学系104の方向に導かれる。これによって、参照光421および被検光422は空間的に重ね合わされる。
ビームスプリッタ408によって再び重ね合わされた光はレンズ104aによって集光される。レンズ104aの前側焦点は被検物170の測定する表面付近となるように設定することが望ましい。これによって、被検物170の表面が撮像部110と光検出器440にぼけることなく結像される。
レンズ104aの後ろ側焦点付近には、虹彩絞り105が配置される。虹彩絞り105の開口径の大きさによって光量や被写界深度、干渉光におけるスペックルの大きさを調整することができる。
虹彩絞り105を通過した光は、レンズ104bによって集光され、波長フィルタ420によって反射されて、偏光子416に導かれる。偏光子416の透過軸は、参照光および被検光の偏光方向に対して45°となるように配置される。これによって、参照光と被検光は干渉し、干渉光が生成される。
参照光および被検光は波長フィルター420によって反射され、光検出器440に導かれ、光検出器440で干渉光の光強度(光量)が測定される。光検出器440は、例えばCCDやCMOSである。光検出器440で測定した干渉光の画像(干渉信号)は算出部140に送信される。
周波数の全走査量をΔF、光の速度をc、干渉信号の位相変化量をΔΦとしたとき、参照面410と被検物170の光路長差は以下の式(1)で表される。
Figure 0006362058
周波数走査干渉計では、光源から射出される光の周波数を走査して干渉信号を測定し、干渉信号の位相の変化量を算出することで、光路長差を求めることができる。計測装置40では、周波数可変光源401から射出される光の周波数を走査しながら光検出器440で複数枚の画像を取得する。取得した画像は算出部140に送信され、算出部140が干渉信号を解析することによって光路長差を計算する。光検出器440はエリアセンサなので、各画素について干渉信号を処理することによって、被検物のXYZ方向の3次元点群データを取得することができる。
周波数走査干渉計では、光路長差の情報を得るために、複数枚の画像を取得する必要がある。画像の取得時間を短縮し、測定に要する時間を短くするためには、高速撮影が可能なカメラを用いることが望ましい。しかし、カメラの画素数とフレームレートの間にはトレードオフの関係があるため、測定時間を短くしようとすると、画素数が少ない撮像素子を用いらざるを得ない。この場合、取得される3次元点群データの密度は低下する。
また、被検物170の表面粗さが大きい場合、コヒーレント光を照射するとスペックルが発生する。周波数を走査したとき、スペックルの光強度が小さい部分では位相の相関が低下するため、測定誤差が大きくなる。測定の信頼性が低下するのを避けるため、スペックルの光強度が小さい部分については、3次元点群データからデータを除去することで、測定の信頼性を高められる。しかしこの場合、スペックルの光強度の閾値に応じて、3次元点群データの密度が低下する。
このように、測定時間を短くしたり、スペックルが存在すると高解像度な画像を得ることが困難であり、3次元点群データの密度が2次元画像データよりも低いために、エッジ位置の検出精度は高くはない。そのため、2次元測定部によって測定された2次元画像のデータを用いてより高い精度でエッジ位置を求める。
測定装置40にもインコヒーレント光源103が構成されている。被検物の横方向(x、y方向)の寸法は、インコヒーレント光源103からの光を被検物に照射して得られる画像を用いて算出される。インコヒーレント光源103は複数の光源素子から構成されており、複数の光源素子はリング状に配置されている。各光源素子は個別に点灯を制御可能であり、これによって所望の方向からの照明を実現している。
インコヒーレント光源103と周波数可変光源401は、互いに異なる波長の光を射出する。波長フィルター420は、インコヒーレント光源103からの光を透過し、周波数可変光源401からの光を反射するように設計されている。インコヒーレント光源103によって照明され、被検物170で反射または散乱された光は波長フィルター420を透過して撮像部110の撮像面に結像される。撮像部110は被検物170を撮像し、被検物170の2次元画像を出力する。被検物の横方向(x、y方向)の寸法計測精度は撮像部110の解像度に依存するため、撮像部110は高画素数の撮像素子を有することが望ましい。
2次元測定部の撮像部110によって撮像された2次元画像のデータは算出部140に送信される。算出部140は、前述の実施形態と同様に、図2の算出フローに従って、3次元点群データと2次元画像データを用いて、被検物のエッジを検出して、被検物の形状情報を算出する。
本実施形態の計測装置によれば、被検物のエッジを高精度に検出することができる。
なお、第4実施形態の計測装置40の場合、光検出器440と撮像部110は、光学系104の光軸を通る直線を共有しているため、被検物170の側面についての3次元点群データは取得されない。
<物品の製造方法の実施形態>
本実施形態における物品の製造方法は、例えば、ギアなどの金属部品や光学素子等の物品を製造するために用いられる。本実施形態の物品の製造方法は、上記の計測装置を用いて、上記物品である被検物の寸法などの形状情報を計測する工程と、かかる工程における計測結果に基づいて被検物を加工する工程とを含む。例えば、被検物の形状を計測装置を用いて計測し、その計測結果に基づいて、被検物の形状が設計値など所望の形状になるように当該被検物を加工する。上記計測装置により高精度に被検物の形状を計測できるため、本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、少なくとも物品の加工精度の点で有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。

Claims (10)

  1. 被検物を計測する計測装置であって、
    前記被検物を撮像する撮像素子と、前記被検物からの光を前記撮像素子へ導く光学系とを用いて、前記被検物の第1画像を取得する2次元測定部と、
    前記被検物へ光を投影し、前記被検物で反射された光を前記光学系によって撮像素子へ導いて検出される第2画像から前記被検物の3次元データを取得する3次元測定部と、
    前記3次元データを用いて前記被検物の仮エッジを検出し、検出された仮エッジを前記第1画像に重ね合わせることにより前記第1画像におけるエッジ検出範囲を設定し、前記第1画像を用いて前記エッジ検出範囲において前記被検物のエッジを検出することにより前記被検物の形状情報を算出する算出部とを有しており、
    ここで、前記第1画像は前記3次元データより解像度が高いことを特徴とする計測装置。
  2. 前記2次元測定部の撮像素子と前記3次元測定部の撮像素子は同一であることを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記2次元測定部の撮像素子と前記3次元測定部の撮像素子は異なり、
    前記2次元測定部と前記3次元測定部は互いに異なる波長の光を出射し、
    波長フィルターによって、前記2次元測定部の波長の光を前記2次元測定部の撮像素子に導き、前記3次元測定部の波長の光を前記3次元測定部の撮像素子に導くことを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  4. 前記3次元測定部は、前記被検物に光のパターンを投影して、前記被検物によって生じた光のパターンの歪みを測定するパターン投影法を用いて前記被検物を測定することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の計測装置。
  5. 前記算出部は、前記2次元画像データと前記3次元データとを位置合わせした後に、前記被検物の仮エッジを前記2次元画像に重ね合わせることによって、前記2次元画像におけるエッジ検出範囲を設定することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の計測装置。
  6. 前記算出部は、予め得られた前記2次元画像データと前記3次元データとの対応関係に基づいて、前記2次元画像データと前記3次元データとの位置合わせを行うことを特徴とする請求項に記載の計測装置。
  7. 前記算出部は、前記2次元画像におけるエッジ検出範囲を前記仮エッジを囲むように設定することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の計測装置。
  8. 前記2次元測定部による測定におけるフォーカス位置を調整するフォーカス調整部を有し、
    前記フォーカス調整部は、前記3次元データを用いて算出されたフォーカス位置を用いて前記フォーカス位置を調整することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の計測装置。
  9. 前記被検物の形状情報は、前記被検物の寸法であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の計測装置。
  10. 請求項1乃至に記載の計測装置を用いて物品の形状情報を計測する計測工程と、
    前記計測工程による計測結果に基づいて前記物品を加工する工程とを有することを特徴とする物品の製造方法。
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