JP6360274B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフボールに関する。詳細には、本発明は、着色されたゴルフボールに関する。
ゴルフボールは、コアとカバーとを備えている。一般的なゴルフボールは、白色に着色されている。着色は、カバーに二酸化チタンが分散することで達成されている。二酸化チタンの隠蔽力は、高い。二酸化チタンにより、コアの色が隠蔽される。ペイント層に白色顔料が分散することで、着色が達成されることもある。
ほとんどのゴルフボールは白色なので、ゴルファーが、他人のボールを自らのボールと誤認することがある。他人のボールを打撃したゴルファーには、ペナルティが科される。
ゴルフボールには、マークが印刷されている。マークは、ブランド及びボール番号を含む。ゴルファーは、ブランドにより、自らのボールを他人のボールと識別することができる。ゴルファーは、ボール番号によっても、自らのボールを他人のボールと識別することができる。ゴルファーは、ボールに近づき、マークに基づいてボールを識別する。遠方からでは、マークに基づく識別は困難である。
白色以外に着色されたゴルフボールが存在する。このゴルフボールは、「カラーボール」と称されている。カラーボールは、白色ボールと容易に識別されうる。
特開昭58−116370号公報には、カバーが着色剤を含有し、かつペイント層が着色剤を含有するゴルフボールが開示されている。カバーの着色剤とペイント層の着色剤とは、同系色である。このゴルフボールでは、ペイント層の一部が損傷してカバーが露出しても、目立たない。
特開2007−160087公報には、カバーが集光性染料を含むゴルフボールが開示されている。このゴルフボールは、芝生の上に置かれたときの視認性に優れている。
特開昭58−116370号公報 特開2007−160087公報
特開昭58−116370号公報に開示されたゴルフボールの外観は、透明性に劣る。このゴルフボールの視認性は、十分ではない。特開2007−160087公報に開示されたゴルフボールでも、視認性には改良の余地がある。
集光性蛍光染料は、アイオノマー樹脂等の、カバーの基材樹脂との相溶性に劣る。集光性蛍光染料を含むカバー用樹脂組成物からは、この集光性蛍光染料がブリードする。特開2007−160087公報に開示されたゴルフボールの製造工程では、金型、押出機のスクリュー、樹脂組成物の移送のためのホース等の設備が、集光性蛍光染料によって汚染される。特開2007−160087公報に開示されたゴルフボールの製造は、現実的ではない。
本発明の目的は、着色されているため識別性に優れ、しかも視認性に優れたカラーゴルフボールの提供にある。
本発明に係るゴルフボールは、コアと、このコアを覆うカバーと、このカバーを覆うペイント層とを備える。ペイント層は、基材樹脂と集光性蛍光染料とを含む樹脂組成物から成形されている。ペイント層における基材樹脂100質量部に対する集光性蛍光染料の量と、ペイント層の厚み(mm)との積は、4.0×10−5より大きく、6.0×10−3より小さい。
好ましくは、ペイント層は透明である。好ましくは、ペイント層は、白色無機顔料を含まない。
カバーは、基材樹脂と蛍光顔料とを含む樹脂組成物から成形されうる。好ましくは、この樹脂組成物は、100質量部の基材樹脂に対して0.01質量部以上5.0質量部以下の蛍光顔料を含む。
好ましくは、ペイント層に含まれる集光性蛍光染料と、カバーに含まれる蛍光顔料とは、同系色である。
好ましくは、カバーの樹脂組成物は、100質量部の基材樹脂に対して0.05質量部以上5.0質量部以下の白色無機顔料を含む。
コアが、複数の層からなってもよい。好ましくは、コアの最外層は、100質量部の基材樹脂と1.0質量部以上10.0質量部以下の白色無機顔料とを含む樹脂組成物から成形される。
本発明に係るゴルフボールでは、ペイント層が集光性蛍光染料を含むので、このペイント層が強度の蛍光を発色する。集光性蛍光染料の量とペイント層の厚みとの積が4.0×10−5より大きく、6.0×10−3より小さいゴルフボールでは、ペイント層の色のみならず、カバーの色もが外観に影響を与える。カバーの発色とペイント層の発色との相乗効果により、このゴルフボールでは、優れた視認性が達成される。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボールが示された一部切り欠き断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示されたゴルフボール2は、球状のコア4と、このコア4の外側に位置するカバー6と、カバー6の外側に位置するペイント層8とを備えている。コア4は、球状のセンター10と、このセンター10の外側に位置する中間層12とを備えている。中間層12は、コア4の中の最外層である。カバー6の表面には、多数のディンプル14が形成されている。カバー6の表面のうちディンプル14以外の部分は、ランド16である。
このゴルフボール2の直径は、40mmから45mmが好ましい。米国ゴルフ協会(USGA)の規格が満たされるとの観点から、直径は42.67mm以上が特に好ましい。空気抵抗抑制の観点から、直径は44mm以下がより好ましく、42.80mm以下が特に好ましい。このゴルフボール2の質量は、40g以上50g以下が好ましい。大きな慣性が得られるとの観点から、質量は44g以上がより好ましく、45.00g以上が特に好ましい。USGAの規格が満たされるとの観点から、質量は45.93g以下が特に好ましい。
センター10は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。このゴム組成物の基材ゴムとして、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び天然ゴムが例示される。2種以上のゴムが併用されてもよい。反発性能の観点から、ポリブタジエンが好ましく、特にハイシスポリブタジエンが好ましい。
センター10の架橋には、共架橋剤が好適に用いられる。反発性能の観点から好ましい共架橋剤は、アクリル酸亜鉛、アクリル酸マグネシウム、メタクリル酸亜鉛及びメタクリル酸マグネシウムである。ゴム組成物が、共架橋剤と共に有機過酸化物を含むことが好ましい。好ましい有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及びジ−t−ブチルパーオキサイドが挙げられる。
センター10のゴム組成物が、着色剤を含んでもよい。中間層12、カバー6及びペイント層8が透明な場合、センター10の色がゴルフボール2の色に影響を与える。着色剤としては、染料及び顔料が挙げられる。センター10が白色に着色される場合、ゴム組成物が二酸化チタンを含んでもよい。
センター10のゴム組成物には、充填剤、硫黄、加硫促進剤、硫黄化合物、老化防止剤、可塑剤、分散剤等の各種添加剤が、必要に応じて適量配合される。ゴム組成物に、合成樹脂粉末又は架橋されたゴム粉末が配合されてもよい。
センター10の直径は30.0mm以上が好ましく、38.0mm以上が特に好ましい。センター10の直径は42.0mm以下が好ましく、41.5mm以下が特に好ましい。センター10が2以上の層から構成されてもよい。センター10が、その表面にリブを備えてもよい。センター10が中空であってもよい。
中間層12は、樹脂組成物からなる。この樹脂組成物に好適なポリマーは、アイオノマー樹脂である。好ましいアイオノマー樹脂としては、α−オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸との二元共重合体が挙げられる。好ましい他のアイオノマー樹脂としては、α−オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸と炭素数が2以上22以下のα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体が挙げられる。この二元共重合体及び三元共重合体において、好ましいα−オレフィンはエチレン及びプロピレンであり、好ましいα,β−不飽和カルボン酸はアクリル酸及びメタクリル酸である。この二元共重合体及び三元共重合体において、カルボキシル基の一部は金属イオンで中和されている。中和のための金属イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン及びネオジムイオンが例示される。
中間層12において、アイオノマー樹脂と他の樹脂とが併用されてもよい。併用されうる特に好ましい樹脂は、スチレンブロック含有熱可塑性エラストマーである。スチレンブロック含有熱可塑性エラストマーは、ハードセグメントとしてのポリスチレンブロックと、ソフトセグメントとを備えている。スチレンブロック含有熱可塑性エラストマーには、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−イソプレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SIBS)、SBSの水添物、SISの水添物及びSIBSの水添物が含まれる。SBSの水添物としては、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)が挙げられる。SISの水添物としては、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)が挙げられる。SIBSの水添物としては、スチレン−エチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEEPS)が挙げられる。中間層12の樹脂組成物に、SBS、SIS、SIBS、SEBS、SEPS及びSEEPS並びにこれらの水添物からなる群から選択された1種又は2種以上と、オレフィンとのアロイが用いられてもよい。
アイオノマー樹脂に代えて、中間層12に他の樹脂が用いられてもよい。他の樹脂としては、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン及びポリウレタンが例示される。2種以上の樹脂が併用されてもよい。
中間層12の樹脂組成物は、白色無機顔料を含みうる。白色無機顔料を含む中間層12を備えたコア4は、白色を呈する。このコア4を備えたゴルフボール2の明度は、大きい。このコア4は、ゴルフボール2の視認性に寄与する。このコア4はさらに、カバー6及びペイント層8の発色による視認性を、阻害しない。好ましい白色無機顔料として、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、リトポン、鉛白、炭酸カルシウムが挙げられる。特に、二酸化チタンが好ましい。
視認性の観点から、基材樹脂100質量部に対する白色無機顔料の量は、1.0質量部以上が好ましく、4.0質量部以上が特に好ましい。ゴルフボール2の耐久性、反発性及び成形性の観点から、この量は10.0質量部以下が好ましい。
中間層12の厚みは0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上が特に好ましい。中間層12の厚みは2.5mm以下が好ましく、2.2mm以下が特に好ましい。中間層12の比重は0.90以上が好ましく、0.95以上が特に好ましい。中間層12の比重は1.10以下が好ましく、1.05以下が特に好ましい。
カバー6は、樹脂組成物からなる。この樹脂組成物の基材ポリマーは、アイオノマー樹脂である。カバー6の樹脂組成物は、中間層12に関して前述されたアイオノマー樹脂を含みうる。
カバー6において、アイオノマー樹脂と他の樹脂とが併用されてもよい。併用されうる好ましい樹脂として、オレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との二元共重合体が挙げられる。アイオノマー樹脂と併用されうる他の好ましい樹脂として、オレフィンとα,β−不飽和カルボン酸とα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体が挙げられる。
アイオノマー樹脂に代えて、カバー6に他の樹脂が用いられてもよい。他の樹脂としては、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル及びポリオレフィンが例示される。スピン性能及び耐擦傷性能の観点から、ポリウレタンが好ましい。2種以上の樹脂が併用されてもよい。
カバー6の樹脂組成物は、蛍光顔料を含んでいる。この顔料は、蛍光色を発する。このゴルフボール2では、ペイント層8を透してカバー6の色が観察されうる。蛍光顔料は、ゴルフボール2の色に影響を与える。このゴルフボール2は、視認性に優れる。
好ましい蛍光顔料として、キサンテン系蛍光顔料、アクリジン系蛍光顔料、キノリン系蛍光顔料、チアゾール系蛍光顔料及びアミノケトン系蛍光顔料が例示される。
蛍光顔料の具体例として、旭成化学社の商品名「エポカラー FP−3000(Yellow)」、「エポカラー FP−40(Orange)」、「エポカラー FP−20(Red)」及び「エポカラー FP−10(Pink)」が挙げられる。
蛍光顔料の量は、基材樹脂100質量部に対して0.01質量部以上5.0質量部以下が好ましい。蛍光顔料の量が0.01質量部以上であるゴルフボール2は、視認性に優れる。この観点から、蛍光顔料の量は0.1質量部以上がより好ましく、1.0質量部以上が特に好ましい。蛍光顔料の量が5.0質量部以下であるゴルフボール2は、明度が大きくて視認性に優れる。この量が5.0質量部以下であるゴルフボール2はさらに、成形性に優れ、しかも低コストで得られうる。これらの観点から、蛍光顔料の量は4.0質量部以下が特に好ましい。
カバー6の樹脂組成物が、白色無機顔料を含んでもよい。中間層12に関して前述された白色無機顔料を、カバー6の樹脂組成物は含みうる。蛍光顔料と白色無機顔料とを含むカバー6の明度は、大きい。このカバー6は、ゴルフボール2の視認性に寄与しうる。視認性の観点から、白色無機顔料の量は基材樹脂100質量部に対して0.05質量部以上が好ましく、0.2質量部以上が特に好ましい。隠蔽性が強すぎず、従って蛍光顔料による光輝性が十分に発揮されるとの観点から、白色無機顔料の量は5.0質量部以下が好ましく、0.5質量部以下が特に好ましい。
ペイント層8は、カバー6を覆っている。ペイント層8により、カバー6が保護される。ペイント層8により、ゴルフボール2の優れた外観が達成される。ペイント層8は、塗料の塗布によって形成されている。塗布には、静電塗装法、スプレーガン法、刷毛塗り法、ディッピング法等が採用されうる。
塗料は、樹脂組成物からなる。塗料の基材樹脂としては、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリエステル、アクリル樹脂及びセルロース樹脂が例示される。ペイント層8の耐久性の観点から、二液硬化型ポリウレタンが好ましい。
二液硬化型ポリウレタンは、主剤と硬化剤との反応によって得られる。ポリオール成分を含有する主剤とポリイソシアネート(ポリイソシアネート誘導体を含む)を含有する硬化剤との反応によって得られる二液硬化型ポリウレタンが好ましい。
主剤のポリオール成分としてウレタンポリオールが用いられることが、好ましい。ウレタンポリオールは、ウレタン結合と、2以上のヒドロキシル基を有する。好ましくは、ウレタンポリオールは、その末端にヒドロキシル基を有する。ウレタンポリオールは、ポリオール成分のヒドロキシル基がポリイソシアネートのイソシアネート基に対してモル比で過剰になるような割合で、ポリオールとポリイソシアネートとが反応させられることによって得られうる。
ウレタンポリオールの製造に使用されるポリオールは、複数のヒドロキシル基を有する。重量平均分子量が50以上2000以下、特には100以上1000以下のポリオールが好ましい。低分子量のポリオールとして、ジオール及びトリオールが挙げられる。ジオールの具体例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール及び1,6−ヘキサンジオールが挙げられる。トリオールの具体例としては、グリセリン、トリメチロールプロパン及びヘキサントリオールが挙げられる。高分子量のポリオールとして、ポリオキシエチレングリコール(PEG)、ポリオキシプロピレングリコール(PPG)及びポリオキシテトラメチレングリコール(PTMG)のようなポリエーテルポリオール;ポリエチレンアジぺート(PEA)、ポリブチレンアジペート(PBA)及びポリヘキサメチレンアジペート(PHMA)のような縮合系ポリエステルポリオール;ポリ−ε−カプロラクトン(PCL)のようなラクトン系ポリエステルポリオール;ポリヘキサメチレンカーボネートのようなポリカーボネートポリオール;並びにアクリルポリオールが挙げられる。2種以上のポリオールが併用されてもよい。
ウレタンポリオールの製造に使用されるポリイソシアネートは、複数のイソシアネート基を有する。ポリイソシアネートの具体例としては、2,4−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネート、2,4−トルエンジイソシアネートと2,6−トルエンジイソシアネートの混合物(TDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、1,5−ナフチレンジイソシアネート(NDI)、3,3’−ビトリレン−4,4’−ジイソシアネート(TODI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)及びパラフェニレンジイソシアネート(PPDI)のような芳香族ポリイソシアネート;4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)、水素添加キシリレンジイソシアネート(HXDI)及びイソホロンジイソシアネート(IPDI)のような脂環式ポリイソシアネート;並びにヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のような脂肪族ポリイソシアネートが挙げられる。2以上のポリイソシアネートが併用されてもよい。耐候性の観点から、TMXDI、XDI、HDI、HXDI、IPDI及びH12MDIが好ましい。
ウレタンポリオール生成のためのポリオールとポリイソシアネートとの反応では、既知の触媒が用いられうる。典型的な触媒は、ジブチル錫ジラウリレートである。
ウレタンポリオールに含まれるウレタン結合の比率は、0.1mmol/g以上5mmol/g以下が好ましい。この比率が0.1mmol/g以上であるウレタンポリオールにより、ペイント層8の耐擦傷性が達成されうる。この比率が5mmol/g以下であるウレタンポリオールにより、ペイント層8のカバー6への追従性が達成されうる。追従性に優れたペイント層8では、ゴルフボール2が繰り返し打撃されたときのクラックが生じにくい。原料となるポリオールの分子量の調整により、ウレタン結合の比率が上記範囲に設定されうる。ポリオールとポリイソシアネートとの配合比率の調整によっても、ウレタン結合の比率が上記範囲に設定されうる。
主剤と硬化剤との反応に要する時間が短いとの観点から、ウレタンポリオールの重量平均分子量は4000以上が好ましく、4500以上がより好ましい。ペイント層8のカバー6との密着性の観点から、重量平均分子量は10000以下が好ましく、9000以下がより好ましい。
ペイント層8のカバー6への密着性の観点から、ウレタンポリオールの水酸基価(mgKOH/g)は15以上が好ましく、73以上がより好ましい。主剤と硬化剤との反応に要する時間が短いとの観点及びクラックの抑制の観点から、水酸基価は130以下が好ましく、120以下がより好ましい。
主剤が、ウレタンポリオールと共に、ウレタン結合を有さないポリオールを含有してもよい。ウレタンポリオールの原料である前述のポリオールが、主剤に用いられうる。ウレタンポリオールと相溶可能なポリオールが好ましい。主剤と硬化剤との反応に要する時間が短いとの観点から、主剤におけるウレタンポリオールの比率は、固形分換算で、50質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましい。理想的には、この比率は100質量%である。
硬化剤は、ポリイソシアネート又はその誘導体を含有する。ウレタンポリオールの原料である前述のポリイソシアネートが、硬化剤に用いられうる。
ペイント層8は、基材樹脂と共に、集光性蛍光染料を含んでいる。集光性蛍光染料は、太陽光を吸収し、長波長の蛍光を発色する。集光性蛍光染料を含むペイント層8を備えたゴルフボール2は、視認性に優れる。集光性蛍光染料は、ペイント層8の基材樹脂との相溶性に優れる。集光性蛍光染料は特に、ポリウレタンとの相溶性に優れる。ペイント層8では、集光性蛍光染料のブリードが抑制される。このペイント層8は、耐候性に優れる。
好ましい集光性蛍光染料として、ペリレン系染料及びナフタルイミド系染料が例示される。集光性蛍光染料の具体例として、BASF社の商品名「LUMOGEN YELLOW 083」、「LUMOGEN ORANGE 240」、「LUMOGEN RED 305」、「LUMOGEN PINK 285」及び「LUMOGEN VIOLET 570」が挙げられる。
本実施形態に係るゴルフボール2では、ペイント層8の樹脂組成物は、白色無機顔料を含まない。このペイント層8は、透明である。一般的に、ペイント層8の厚みは中間層12及びカバー6の厚みよりもはるかに小さい。このペイント層8が集光性蛍光染料を含有していても、カバー6の色がゴルフボール2の色に反映される。カバー6の発色とペイント層8との発色との相乗効果により、このゴルフボール2では、優れた視認性が達成されうる。
基材樹脂100質量部に対する集光性蛍光染料の量(質量部)と、ペイント層8の厚み(mm)との積は、本明細書では、隠蔽指数と称される。隠蔽指数は、4.0×10−5より大きく、6.0×10−3より小さい。隠蔽指数が4.0×10−5より大きいゴルフボール2では、ペイント層8の色が視認性に寄与する。この観点から、隠蔽指数は8.0×10−5以上が特に好ましい。隠蔽指数が6.0×10−3より小さいペイント層8は、透明性に優れる。隠蔽指数が6.0×10−3より小さいゴルフボール2では、カバー6の色が視認性に寄与する。この観点から、隠蔽指数は1.0×10−3以下が特に好ましい。
ペイント層8における、基材樹脂100質量部に対する集光性蛍光染料の量は、0.005質量部以上0.20質量部以下が好ましい。この量が0.005質量部以上であるゴルフボール2では、ペイント層8の色が視認性に寄与する。この観点から、この量は0.010質量部以上が特に好ましい。この量が0.20質量部以下であるペイント層8は、透明性に優れる。この量が0.20質量部以下であるゴルフボール2では、カバー6の色が視認性に寄与する。この観点から、この量は0.15質量部以下が特に好ましい。
ペイント層8の厚みは、0.008mm以上0.030mm以下が好ましい。厚みが0.008mm以上であるゴルフボール2では、ペイント層8の色が視認性に寄与する。この観点から、厚みは0.010mm以上が特に好ましい。厚みが0.030mm以下であるゴルフボール2では、カバー6の色が視認性に寄与する。この観点から、厚みは0.020mm以下が特に好ましい。
カバー6の蛍光顔料と、ペイント層8の集光性蛍光染料とが、同系色であることが好ましい。同系色である蛍光顔料と集光性蛍光染料との相乗効果により、優れた視認性が達成される。
コア4及びカバー6からなる球体の表面と、ゴルフボール2の表面との色差ΔEは、20以下が好ましい。色差ΔEがこの範囲であるゴルフボール2では、カバー6の蛍光顔料と、ペイント層8の集光性蛍光染料との相乗効果により、優れた視認性が達成される。この観点から、色差ΔEは10以下が特に好ましい。
色差ΔEは、下記の数式に基づいて算出される。
ΔE=((ΔL+(Δa+(Δb1/2
この数式においてΔLは、球体の指数Lとゴルフボール2の指数Lとの差である。この数式においてΔaは、球体の指数aとゴルフボール2の指数aとの差である。この数式においてΔbは、球体の指数bとゴルフボール2の指数bとの差である。L、a及びbは、CIELAB表示系における指数である。指数L、a及びbは、下記数式によって算出される。
= 116(Y/Yn)1/3 − 16
= 500((X/Xn)1/3 − (Y/Yn)1/3
= 200((Y/Yn)1/3 − (Z/Zn)1/3
これら数式において、X、Y及びZはXYZ表示系における三刺激値であり、Xn、Yn及びZnは完全拡散反射面の三刺激値である。CIELAB表示系は、国際照明委員会(CIE)によって1976年に決定された規格である。日本では、「JIS Z 8729」において、CIELAB表示系が採用されている。Lは、明度の指数である。a及びbは、色相及び彩度と相関する指数である。aのマイナス方向は緑方向であり、プラス方向は赤方向である。bのマイナス方向は青方向であり、プラス方向は黄方向である。指数の測定は、ミノルタ社の色彩色差計「CM−3500d」によってなされる。受光部が球体又はゴルフボール2の表面に当てられ、測定がなされる。光源には、「標準の光D65」が採用される。この光源の色温度は、6504kである。分光感度としては、「2°視野」が採用される。孔径として、8mmが採用される。
このゴルフボール2では、ペイント層8に集光性蛍光染料が含まれており、カバー6には集光性蛍光染料が含まれていない。従って、ゴルフボール2の製造工程において設備の汚染が抑制される。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
100質量部のハイシスポリブタジエン(JSR社の商品名「BR730」)、27質量部のアクリル酸亜鉛、0.5質量部のジフェニルジスルフィド、0.75質量部のジクミルパーオキサイド及び適量の酸化亜鉛を混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を共に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、170℃で20分間加熱して、直径が39.1mmであるセンターを得た。ゴルフボールの質量が45.5gになるように、酸化亜鉛の量を調整した。
50質量部のアイオノマー樹脂(三井デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミランAM7329」)、25質量部の他のアイオノマー樹脂(三井デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミランAM7337」)、25質量部のスチレンブロック含有熱可塑性エラストマー(三菱化学社の商品名「ラバロンT3221C」)及び10質量部の二酸化チタンを二軸混練押出機で混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を射出成形法にてセンターの周りに被覆し、中間層を成形した。この中間層の厚みは、1.0mmであった。
70質量部のアイオノマー樹脂(前述の「ハイミランAM7329」)、30質量部のエチレン−メタクリル酸共重合体(三井デュポンポリケミカル社の商品名「ニュクレルN1050H」及び3質量部の蛍光顔料(前述の「エポカラー FP−3000(Yellow))を二軸混練押出機で混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を射出成形法にて中間層の周りに被覆し、カバーを成形した。このカバーの厚みは、0.8mmであった。
二液硬化型ポリウレタンを基材樹脂とする塗料を、調製した。この塗料の主剤は、ポリエーテルポリオールとポリエステルポリールとの混合物である。この主剤の水酸基価は、82mgKOH/gである。この塗料の硬化剤は、ヘキサメチレンジイソシアネートである。この塗料のNCO:OH等量比は、1.2:1.0である。この塗料は、集光性蛍光染料(前述の「LUMOGEN F YELLOW 083」)を含んでいる。この集光性蛍光染料の量は、基材樹脂100質量部に対して0.02質量部である。この塗料を、カバーにスプレーガンにてカバーの表面に塗装した。この塗料を40℃の温度下で120分間乾燥させ、厚みが0.01mmであるペイント層を得た。こうして、直径が42.7mmであり、質量が約45.5gである実施例1のゴルフボールを得た。
[実施例2−18及び比較例1−5]
センター、中間層、カバー及びペイント層の仕様を下記の表6−10に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−18及び比較例1−5のゴルフボールを得た。センターの組成の詳細が、下記の表1に示されている。中間層の組成の詳細が、下記の表2に示されている。カバーの組成の詳細が、下記の表3に示されている。ペイント層の組成の詳細が、下記の表4−5に示されている。
[視認性]
芝生の上に、ゴルフボールを置いた。このゴルフボールから5m離れた地点にいる10名のゴルファーに、視認性を評価させた。見えやすいと評価したゴルファーの人数に基づき、下記の格付けを行った。
A:9人以上
B:6人以上8人以下
C:4人以上5人以下
D:3人以下
この結果が、下記の表6から10に示されている。
[汚染性]
ゴルフボールの製造工程において、集光性蛍光染料による設備の汚染が生じない場合を「A」と格付けし、この汚染が生じる場合を「B」と格付けした。この結果が、下記の表6から10に示されている。
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表6−10に示されるように、各実施例のゴルフボールの評価は高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るゴルフボールは、ゴルフ場でのプレーや、練習場でのプラクティスに用いられうる。
2・・・ゴルフボール
4・・・コア
6・・・カバー
8・・・ペイント層
10・・・センター
12・・・中間層
14・・・ディンプル
16・・・ランド

Claims (6)

  1. コアと、このコアを覆うカバーと、このカバーを覆うペイント層とを備えており、
    上記コアが複数の層からなり、このコアの最外層が100質量部の基材樹脂と4.0質量部以上10.0質量部以下の白色無機顔料とを含む樹脂組成物から成形されており、
    上記白色無機顔料が二酸化チタンであり、
    上記ペイント層が、基材樹脂と集光性蛍光染料とを含む樹脂組成物から成形されており、
    上記カバーが、基材樹脂と蛍光顔料とを含み、かつ集光性蛍光染料を含まない樹脂組成物から成形されており、
    上記ペイント層に含まれる集光性蛍光染料と、上記カバーに含まれる蛍光顔料とが、同系色であり、
    上記ペイント層における基材樹脂100質量部に対する集光性蛍光染料の量が、0.005質量部以上0.1質量部以下であり、
    上記ペイント層における基材樹脂100質量部に対する集光性蛍光染料の量と、ペイント層の厚み(mm)との積が、4.0×10−5より大きく、6.0×10−3より小さいゴルフボール。
  2. 上記ペイント層が透明である請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 上記ペイント層が白色無機顔料を含まない請求項2に記載のゴルフボール。
  4. 上記カバーの樹脂組成物が、100質量部の基材樹脂に対して0.01質量部以上5.0質量部以下の蛍光顔料を含む請求項1から3のいずれかに記載のゴルフボール。
  5. 上記カバーの樹脂組成物が、100質量部の基材樹脂に対して0.05質量部以上5.0質量部以下の白色無機顔料を含む請求項1からのいずれかに記載のゴルフボール。
  6. 上記集光性蛍光染料が、ペリレン系染料及び/又はナフタルイミド系染料である請求項1からのいずれかに記載のゴルフボール。
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