JP6359922B2 - 金属粉末回収供給システム及び金属粉末焼結造形物の製造方法 - Google Patents

金属粉末回収供給システム及び金属粉末焼結造形物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6359922B2
JP6359922B2 JP2014184478A JP2014184478A JP6359922B2 JP 6359922 B2 JP6359922 B2 JP 6359922B2 JP 2014184478 A JP2014184478 A JP 2014184478A JP 2014184478 A JP2014184478 A JP 2014184478A JP 6359922 B2 JP6359922 B2 JP 6359922B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal powder
separating
separated
fumes
modeling stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014184478A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016056417A (ja
Inventor
章雄 下田
章雄 下田
越後 隆治
隆治 越後
高橋 啓介
啓介 高橋
和紀 河井
和紀 河井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2014184478A priority Critical patent/JP6359922B2/ja
Publication of JP2016056417A publication Critical patent/JP2016056417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6359922B2 publication Critical patent/JP6359922B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

本発明は、SLM(Selective Laser Melting)等の金属粉末焼結造形に際し、これに用いられる金属粉末を回収し、再供給する金属粉末回収供給システム及び回収された金属粉末を用いる金属粉末焼結造形物の製造方法に関する。
従来、上面に開口を有する箱形の造形ステージに収容された金属粉末に対し、該造形ステージの上方からレーザ光を照射して焼結させることにより所定の形状に造形する技術が知られており、SLM(Selective Laser Melting)と呼ばれている。
前記SLMでは、形成された造形物を取り出すには、その周囲を埋めている未焼結の金属粉末を回収する必要があり、該金属粉末を回収する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−106319号公報
前記金属粉末は高価であるので、回収された未焼結の金属粉末は前記造形ステージに戻して再利用することが望まれる。
しかしながら、回収された未焼結の金属粉末には、レーザ光を照射する際に発生するヒューム(金属蒸気の凝集物)やスパッタ(金属微粒子)が不純物として含まれており、そのままでは再利用に供することができないという不都合がある。ここで、前記ヒュームは容易に発火する虞があり、前記スパッタは金属粉末焼結造形に用いる金属粉末としては過大な粒子を形成することがある。
本発明は、かかる不都合を解消して、金属粉末焼結造形における未焼結の金属粉末を回収し、ヒューム及びスパッタを分離除去した後、該金属粉末のみを供給することができる金属粉末回収供給システム及び該システムにより供給される金属粉末を用いる金属粉末焼結造形物の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上面に開口を有する箱形の造形ステージに収容された金属粉末を選択的に焼結させることにより所定の形状に造形する際に、該造形ステージから未焼結の金属粉末を回収して、該造形ステージに供給する金属粉末回収供給システムであって、該造形ステージから未焼結の金属粉末、金属蒸気の凝集物であるヒューム、スパッタ及び該造形ステージ内の気体を吸引する吸引手段と、該吸引手段により吸引された金属粉末及び該スパッタと、該ヒューム及び該気体とを分離する第1の分離手段と、該第1の分離手段により分離されたヒュームを貯留する貯留手段と、該第1の分離手段により分離された金属粉末及び該スパッタから該金属粉末を分離する第2の分離手段と、該第2の分離手段により分離された金属粉末を空気流により搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送された金属粉末を該空気流から分離する第3の分離手段と、該第3の分離手段により分離された金属粉末を該造形ステージに供給する供給手段とを備え、前記搬送手段は、前記空気流を供給する送風手段と、該送風手段から前記第3の分離手段を経て該送風手段に戻る循環回路と、該循環回路の途中に前記第2の分離手段により分離された金属粉末を供給する供給手段とを備え、前記循環回路の前記供給手段から前記第3の分離手段に至る部分が導電性材料により構成されていることを特徴とする。
前記金属粉末焼結造形は、上面に開口を有する箱形の造形ステージに収容された金属粉末を選択的に焼結させることにより所定の形状に造形する。このとき、焼結された造形物の周囲には未焼結の金属粉末が存在するが、該金属粉末には、前記焼結の際に発生したヒュームやスパッタが含まれている。
そこで、本発明のシステムでは、まず、吸引手段により造形ステージから未焼結の金属粉末と、それに含まれるヒューム及びスパッタとを吸引する。また、このようにすると、造形ステージ内の気体も同時に吸引することになる。
次に、第1の分離手段において、吸引手段により吸引された金属粉末及びスパッタと、ヒューム及び気体とを分離する。次いで、ヒュームは貯留手段に貯留される。一方、第1の分離手段により分離された金属粉末及びスパッタについては、第2の分離手段において金属粉末が分離される。
前記第2の分離手段で分離された金属粉末は、搬送手段により空気流を介して搬送され、第3の分離手段において該空気流から該金属粉末が分離される。そして、前記供給手段により該金属粉末が造形ステージに供給される。
以上のように、本発明のシステムによれば、造形ステージから回収された未焼結の金属粉末からヒューム及びスパッタ等の不純物を除去した後、該金属粉末のみを再び造形ステージに供給することができる。従って、高価な金属粉末焼結造形用金属粉末を無駄にすることなく、金属粉末焼結造形に有効に用いることができる。
本発明の金属粉末回収供給システムにおいて、前記搬送手段は、前記空気流を供給する送風手段と、該送風手段から前記第3の分離手段を経て該送風手段に戻る循環回路と、該循環回路の途中に前記第2の分離手段により分離された該金属粉末を供給する供給手段とを備える
前記第2の分離手段により分離された金属粉末はヒュームを含まないので、前記搬送手段は、該金属粉末を前記送風手段により供給される空気流により前記第3の分離手段まで安全に搬送することができる。また、前記循環回路を設けることにより、前記送風手段により供給される空気流が再び該送風手段に流入することとなり、該送風手段による該空気流の供給を容易にすることができる。
また、本発明の回収供給システムにおいて、前記搬送手段は、前記循環回路の前記供給手段から前記第3の分離手段に至る部分が導電性材料により構成されている
前記搬送手段を硬質塩化ビニル等の合成樹脂により構成すると、前記金属粉末が該合成樹脂に接触することにより静電気を帯び、該静電気の放電により電気機器を損傷する虞がある。そこで、前記搬送手段において、前記循環回路の前記供給手段から前記第3の分離手段に至る部分を導電性材料により構成することにより、静電気の発生を防止して、金属粉末を安全に搬送することができる。
また、本発明の回収供給システムにおいて、前記貯留手段は、前記ヒュームを不燃化する不燃化剤を供給する不燃化剤供給手段と、前記気体から該ヒューム及び該不燃化剤を分離する第4の分離手段と、該第4の分離手段により分離されたヒューム及び不燃化剤を貯留する貯留槽とを備える
前記貯留手段によれば、前記不燃化剤供給手段により供給される前記不燃化剤を前記ヒュームに混合した後、前記第4の分離手段において前記気体から該ヒューム及び該不燃化剤を分離し、分離されたヒューム及び不燃化剤を前記貯留槽に貯留する。従って、前記貯留手段は、発火性を有するヒュームを確実に不燃化して貯留することができる。
本発明の金属粉末焼結造形物の製造方法は、上面に開口を有する箱形の造形ステージに収容された金属粉末を選択的に焼結させることにより所定の形状に造形する金属粉末焼結造形物の製造方法において、該造形ステージから未焼結の金属粉末、金属蒸気の凝集物であるヒューム、スパッタ及び該造形ステージ内の気体を吸引する工程と、吸引された金属粉末及び該スパッタと、該ヒューム及び該気体とを第1の分離手段により分離する工程と、分離されたヒュームを貯留する工程と、分離された金属粉末及び該スパッタから該金属粉末を第2の分離手段により分離する工程と、分離された金属粉末を搬送手段を介して空気流により搬送し、搬送された金属粉末を第3の分離手段により該空気流から分離して、該造形ステージに供給する工程とを備え前記搬送手段は、前記空気流を供給する送風手段と、該送風手段から前記第3の分離手段を経て該送風手段に戻る循環回路と、該循環回路の途中に前記第2の分離手段により分離された金属粉末を供給する供給手段とを備え、前記循環回路の前記供給手段から前記第3の分離手段に至る部分が導電性材料により構成されており、該造形ステージに供給された金属粉末を選択的に焼結させることにより所定の形状に造形することを特徴とする。
前述のように、本発明の金属粉末回収供給システムによれば、前記造形ステージから回収された未焼結の金属粉末からヒューム及びスパッタ等の不純物を除去した後、該金属粉末のみを再び該造形ステージに供給することができる。
そこで、本発明の金属粉末焼結造形物の製造方法によれば、前記ヒューム及びスパッタ等の不純物が除去された金属粉末を前記造形ステージに供給して選択的に焼結させ、所定の形状に造形することにより、金属粉末焼結造形物を得ることができる。
本発明の金属粉末回収供給システムの構成図。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の金属粉末焼結造形用金属粉末の回収供給システム1は、上面に開口を備え、金属粉末2を収容する箱形の造形ステージ3を備えている。造形ステージ3には、未焼結の金属粉末2と、金属粉末2に含まれるヒューム及びスパッタと、造形ステージ3内の気体とを吸引する吸引手段としての吸引ノズル4が設けられ、吸引ノズル4は吸引導管5に接続されている。
吸引導管5は、金属粉末2及び前記スパッタと前記ヒューム及び前記気体とを分離する第1の分離手段としての第1サイクロン6を介して、該第1サイクロン6の上方に配設された吸引ブロワ7に接続されている。吸引ブロワ7の下流には、ヒューム搬送導管8が配設され、ヒューム搬送導管8は、ヒュームを貯留する貯留手段としての貯留槽9に接続されている。
上記第1サイクロン6の下方には、金属粉末2及び前記スパッタを貯留するメインタンク10が配設され、メインタンク10は、その下部にメインバルブ11を備えている。メインバルブ11の下方には、金属粉末2及び前記スパッタから金属粉末2を分離する第2の分離手段としてのフィルタ装置12が配設されている。
フィルタ装置12の下方には、送風手段としての送風ブロワ13により供給される空気流によって金属粉末2を搬送する搬送手段としての金属粉末搬送導管14が配設されている。金属粉末搬送導管14は、金属粉末2を前記空気流から分離する第3の分離手段としての第2サイクロン15に接続され、該第2サイクロン15の上方から取出される空気流を送風ブロワ13に循環させる循環回路を形成している。
第2サイクロン15の下方には、前記空気流から分離された金属粉末2を貯留するサブタンク16が配設され、サブタンク16は、その下部にサブバルブ17を備えている。サブバルブ17の下方には、金属粉末2を造形ステージ3に供給する第1の供給手段としてのホッパ18が配設されている。
造形ステージ3は、その中に収容している金属粉末2を選択的に焼結させることにより所定の形状に造形する装置である。金属粉末2の選択的焼結は、例えばSLMにより行うことができる。この場合、造形ステージ3は、開口の上方にレーザ光を照射するスキャナ(図示せず)を備えている。
前記ヒューム搬送導管8は、貯留槽9の上流側に水酸化カルシウム等の不燃化剤を供給する不燃化剤供給手段としての不燃化剤供給装置19を備えている。また、貯留槽9は、ヒューム搬送導管8に流通される気体からヒューム及び不燃化剤を分離する第4の分離手段としての集塵機(図示せず)を内蔵している。
貯留槽9の下流側には、ヒューム搬送導管8に流通される気体を大気に開放する気体開放導管20aと、該気体を造形ステージ3に循環させる気体循環導管20bとが接続され、気体開放導管20aと気体循環導管20bとは、貯留槽9に設けられた切替バルブ等の切替手段により、貯留槽9内から両導管のどちらかに通じるように切替自在とされている。
フィルタ装置12は、メインバルブ11から供給される金属粉末2とスパッタのうち金属粉末2のみを通過させるフィルタ21と、これを通過した金属粉末2を受ける受け皿22とを備える。受け皿22の下方には、フィルタ21及び受け皿22に振動を付与するフィーダ23が配設されており、該振動により金属粉末2及び前記スパッタをメインバルブ11から離間させる方向に移動させる。
フィルタ21のメインバルブ11から離間する方向の端部には、フィルタ21により分離されたスパッタを収容する残渣容器24が配設されている。また、受け皿22のメインバルブ11から離間する方向の端部には、金属粉末2を送風ブロワ13の下流側で金属粉末搬送導管14に供給する第2の供給手段としての連絡管25が配設されている。金属粉末2は、自重により連絡管25を通って金属粉末搬送導管14に落下する。
尚、フィルタ21は、目開き100〜150μmの範囲のメッシュであり、上面には目詰まり防止のための超音波振動子26を備えている。
次に、本実施形態の金属粉末回収供給システム1の作動について説明する。
まず、造形ステージ3に収容されている金属粉末2を、例えばSLMにより選択的に焼結させることにより所定の形状に造形する。金属粉末2としては、マルエージング鋼等の鉄系合金の粉末を用いることができ、さらに適切な雰囲気を選択することによりアルミニウム、チタン等の粉末を用いることもできる。
金属粉末2を上記のようにして選択的に焼結させると、焼結のための熱によりヒューム及びスパッタが発生する。この結果、造形物の形成後の造形ステージ3には、未焼結の金属粉末2と、前記ヒューム及びスパッタとが存在している。
そこで、造形物を取り出すために、吸引ブロワ7を作動させ、吸引ノズル4及び吸引導管5を介して、未焼結の金属粉末2と、前記ヒューム及び前記スパッタと、造形ステージ3内の気体とを吸引する。吸引導管5は、第1サイクロン6に接続されているので、第1サイクロン6で金属粉末2及びスパッタと、ヒューム及び気体とに分離される。
次に、第1サイクロン6で分離されたヒューム及び気体は、ヒューム搬送導管8を介して貯留槽9に搬送され、その途中で不燃化剤供給装置19から水酸化カルシウム等の不燃化剤が添加されることにより、ヒュームが不燃化される。ヒューム及び不燃化剤は、貯留槽9に内蔵されている図示しない集塵機により前記気体から分離され、貯留槽9内に貯留される。
一方、前記気体は、例えば空気である場合には、気体開放導管20aから大気開放してもよく、例えば窒素等の不活性気体である場合には、気体循環導管20bにより造形ステージ3に循環させるようにしてもよい。また、前記気体として窒素が大量に使用できる場合には、空気と同様に窒素を気体開放導管20aから大気開放してもよい。
次に、第1サイクロン6で分離された金属粉末2及びスパッタは、一旦メインタンク10に貯留された後、所望によりメインバルブ11を介して取出され、フィルタ装置12に供給される。フィルタ装置12に供給された金属粉末2及びスパッタは、フィーダ23により付与される振動によりフィルタ21上を移動しつつ、金属粉末2のみがフィルタ21を通過して受け皿22上に落下する。
フィルタ21上に残されたスパッタは、フィーダ23により付与される振動によりフィルタ21上を移動し、フィルタ21の端部下方に配設された残渣容器24に収容され、廃棄される。一方、受け皿22上に落下した金属粉末2は、フィーダ23により付与される振動により受け皿22上を移動し、受け皿22の端部に配設された連絡管25を介して、金属粉末搬送導管14に供給される。
金属粉末搬送導管14に供給された金属粉末2は、送風ブロワ13により金属粉末搬送導管14に供給される空気流により第2サイクロン15に搬送される。このとき、金属粉末搬送導管14は、導電性材料で構成されていることにより、金属粉末2との接触による静電気の発生を防止することができる。
金属粉末2は、第2サイクロン15で該空気流から分離され、一旦サブタンク16に貯留された後、所望によりサブバルブ17を介して取出され、ホッパ18から造形ステージ3に供給される。
本実施形態の金属粉末焼結造形用の金属粉末回収供給システム1によれば、上述のように、造形ステージ3から回収された未焼結の金属粉末2からヒューム及びスパッタを効率よく除去し。金属粉末2のみを造形ステージ3に供給することができる。
また、本実施形態の金属粉末焼結造形物の製造方法によれば、上記の造形ステージ3に供給される金属粉末2を、例えばSLMにより選択的に焼結させることにより所定の形状に造形することができる。
1…回収供給システム、 2…金属粉末、 3…造形ステージ、 4…吸引ノズル、 6…第1サイクロン、 9…貯留槽、 12…フィルタ装置、 14…金属粉末搬送導管、 15…第2サイクロン、 18…ホッパ。

Claims (4)

  1. 上面に開口を有する箱形の造形ステージに収容された金属粉末を選択的に焼結させることにより所定の形状に造形する際に、該造形ステージから未焼結の金属粉末を回収して、該造形ステージに供給する金属粉末回収供給システムであって、
    該造形ステージから未焼結の金属粉末、金属蒸気の凝集物であるヒューム、スパッタ及び該造形ステージ内の気体を吸引する吸引手段と、
    該吸引手段により吸引された金属粉末及び該スパッタと、該ヒューム及び該気体とを分離する第1の分離手段と、
    該第1の分離手段により分離されたヒュームを貯留する貯留手段と、
    該第1の分離手段により分離された金属粉末及び該スパッタから該金属粉末を分離する第2の分離手段と、
    該第2の分離手段により分離された金属粉末を空気流により搬送する搬送手段と、
    該搬送手段により搬送された金属粉末を該空気流から分離する第3の分離手段と、
    該第3の分離手段により分離された金属粉末を該造形ステージに供給する供給手段とを備え
    前記搬送手段は、前記空気流を供給する送風手段と、該送風手段から前記第3の分離手段を経て該送風手段に戻る循環回路と、該循環回路の途中に前記第2の分離手段により分離された金属粉末を供給する供給手段とを備え、前記循環回路の前記供給手段から前記第3の分離手段に至る部分が導電性材料により構成されていることを特徴とする金属粉末回収供給システム。
  2. 請求項1記載の金属粉末回収供給システムにおいて、前記貯留手段は、前記ヒュームを不燃化する不燃化剤を供給する不燃化剤供給手段と、前記気体から該ヒューム及び該不燃化剤を分離する第4の分離手段と、該第4の分離手段により分離された該ヒューム及び該不燃化剤を貯留する貯留槽とを備えることを特徴とする金属粉末焼結回収供給システム。
  3. 上面に開口を有する箱形の造形ステージに収容された金属粉末を選択的に焼結させることにより所定の形状に造形する際に、該造形ステージから未焼結の金属粉末を回収して、該造形ステージに供給する金属粉末回収供給システムであって、
    該造形ステージから未焼結の金属粉末、金属蒸気の凝集物であるヒューム、スパッタ及び該造形ステージ内の気体を吸引する吸引手段と、
    該吸引手段により吸引された金属粉末及び該スパッタと、該ヒューム及び該気体とを分離する第1の分離手段と、
    該第1の分離手段により分離されたヒュームを貯留する貯留手段と、
    該第1の分離手段により分離された金属粉末及び該スパッタから該金属粉末を分離する第2の分離手段と、
    該第2の分離手段により分離された金属粉末を空気流により搬送する搬送手段と、
    該搬送手段により搬送された金属粉末を該空気流から分離する第3の分離手段と、
    該第3の分離手段により分離された金属粉末を該造形ステージに供給する供給手段とを備え、
    前記貯留手段は、前記ヒュームを不燃化する不燃化剤を供給する不燃化剤供給手段と、前記気体から該ヒューム及び該不燃化剤を分離する第4の分離手段と、該第4の分離手段により分離された該ヒューム及び該不燃化剤を貯留する貯留槽とを備えることを特徴とする金属粉末焼結回収供給システム。
  4. 上面に開口を有する箱形の造形ステージに収容された金属粉末を選択的に焼結させることにより所定の形状に造形する金属粉末焼結造形物の製造方法において、
    該造形ステージから未焼結の金属粉末、金属蒸気の凝集物であるヒューム、スパッタ及び該造形ステージ内の気体を吸引する工程と、
    吸引された金属粉末及び該スパッタと、該ヒューム及び該気体とを第1の分離手段により分離する工程と、
    分離されたヒュームを貯留する工程と、
    分離された金属粉末及び該スパッタから該金属粉末を第2の分離手段により分離する工程と、
    分離された金属粉末を搬送手段を介して空気流により搬送し、搬送された金属粉末を第3の分離手段により該空気流から分離して、該造形ステージに供給する工程とを備え
    前記搬送手段は、前記空気流を供給する送風手段と、該送風手段から前記第3の分離手段を経て該送風手段に戻る循環回路と、該循環回路の途中に前記第2の分離手段により分離された金属粉末を供給する供給手段とを備え、前記循環回路の前記供給手段から前記第3の分離手段に至る部分が導電性材料により構成されており、
    該造形ステージに供給された金属粉末を選択的に焼結させることにより所定の形状に造形することを特徴とする金属粉末焼結造形物の製造方法。
JP2014184478A 2014-09-10 2014-09-10 金属粉末回収供給システム及び金属粉末焼結造形物の製造方法 Active JP6359922B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014184478A JP6359922B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 金属粉末回収供給システム及び金属粉末焼結造形物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014184478A JP6359922B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 金属粉末回収供給システム及び金属粉末焼結造形物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016056417A JP2016056417A (ja) 2016-04-21
JP6359922B2 true JP6359922B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=55757573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014184478A Active JP6359922B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 金属粉末回収供給システム及び金属粉末焼結造形物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6359922B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2550335B (en) * 2016-05-12 2021-12-22 Hewlett Packard Development Co Unpacking 3D printed objects
JP6132962B1 (ja) * 2016-06-01 2017-05-24 株式会社ソディック 積層造形装置および積層造形装置の材料粉体の再利用方法
US11110660B2 (en) 2016-07-22 2021-09-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Powder build material handling
DE102016119849A1 (de) * 2016-10-18 2018-04-19 Cl Schutzrechtsverwaltungs Gmbh Vorrichtung zur additiven Herstellung dreidimensionaler Bauteile
JP6825452B2 (ja) * 2017-03-29 2021-02-03 住友金属鉱山株式会社 金属粉体の冷却装置
CN107297500B (zh) * 2017-06-26 2023-09-05 西安铂力特增材技术股份有限公司 一种用于增材制造设备的成型缸泄粉装置
EP3431258B2 (en) 2017-07-21 2023-09-20 Concept Laser GmbH Apparatus for additively manufacturing three-dimensional objects
KR101981859B1 (ko) * 2017-08-09 2019-05-23 울산대학교 산학협력단 3차원 프린터
JP6393873B1 (ja) * 2017-09-05 2018-09-26 株式会社松浦機械製作所 三次元造形装置
JP6827553B2 (ja) * 2017-09-28 2021-02-10 大陽日酸株式会社 金属造形物の製造装置、金属造形物の製造方法、及び金属粉末回収方法
EP3517298B1 (en) 2018-01-26 2022-12-07 CL Schutzrechtsverwaltungs GmbH Build material application device
KR102157874B1 (ko) * 2019-03-20 2020-09-18 조선대학교산학협력단 플라즈마 전자빔을 이용한 금속 적층 제조 공정용 분말공급장치
CN109848416A (zh) * 2019-04-12 2019-06-07 上海应用技术大学 一种金属选区激光熔化用的烟尘过滤及粉末回收装置
CN112705730A (zh) * 2019-10-25 2021-04-27 灿美工程股份有限公司 用于三维结构物堆叠装置的材料再利用装置
CN110757794B (zh) * 2019-11-06 2021-06-11 苏师大半导体材料与设备研究院(邳州)有限公司 一种用于3d打印***中的粉料回收铺粉装置
CN111118291B (zh) * 2020-01-10 2021-08-10 江苏铭亚科技有限公司 一种金属粉末回收设备
DE102021120637A1 (de) 2021-08-09 2023-02-09 Arianegroup Gmbh Raketentriebwerksabschnitt mit porösem Innenwandteil und Verfahren zum Herstellen eines Raketentriebwerksabschnitts
JP7381670B1 (ja) 2022-08-04 2023-11-15 株式会社ソディック 積層造形装置
CN116197418B (zh) * 2023-05-06 2023-08-04 湖南华曙高科技股份有限公司 一种大幅面激光选择性熔化设备模块化共轭风场***及控制方法
CN116571764B (zh) * 2023-05-23 2024-01-26 廊坊进化论精密机械有限公司 金属零件生产用激光增材制作设备

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002292751A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Minolta Co Ltd 三次元造形装置及び方法
CA2460447A1 (en) * 2001-09-27 2003-04-03 Z Corporation Three-dimensional printer
US20040084814A1 (en) * 2002-10-31 2004-05-06 Boyd Melissa D. Powder removal system for three-dimensional object fabricator
DE112004000301B4 (de) * 2003-02-25 2010-05-20 Panasonic Electric Works Co., Ltd., Kadoma-shi Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines dreidimensionalen Objekts
JP4246609B2 (ja) * 2003-11-27 2009-04-02 チコーエアーテック株式会社 ヒューム捕集機
JP2006283099A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Tdk Corp 希土類合金微粉の製造方法
KR100925363B1 (ko) * 2007-05-30 2009-11-09 파나소닉 전공 주식회사 적층 조형 장치
JP5250338B2 (ja) * 2008-08-22 2013-07-31 パナソニック株式会社 三次元形状造形物の製造方法、その製造装置および三次元形状造形物
WO2010083997A2 (de) * 2009-01-23 2010-07-29 Eos Gmbh Electro Optical Systems Verfahren und system zur wiederverwendung von restpulver aus einer anlage zur generativen fertigung von dreidimensionalen objekten

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016056417A (ja) 2016-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6359922B2 (ja) 金属粉末回収供給システム及び金属粉末焼結造形物の製造方法
CN108472875B (zh) 用于通过位置选择地固化原料粉末制造成型体的成型制造设备
US10773305B2 (en) Three dimensional printing system with efficient powder handling system
US11396135B2 (en) Powder reclamation and cleaning system for an additive manufacturing machine
EP3436251B1 (en) Post-processing in 3d printing systems
JP6325475B2 (ja) ガス再利用装置、積層造形装置、及び積層造形方法
EP3389999B1 (en) Container for 3d printed objects and method of cooling and unpacking a manufactured object from a 3d printer using that container
JP2020001402A (ja) 3次元物体を付加的に製造する装置及び設備、その装置用のフィルタユニット
KR102126123B1 (ko) 3차원 조형 장치
US9364897B2 (en) Method and apparatus for reconditioning oxidized powder
CN109070472B (zh) 取出3d打印物体
JP6932834B1 (ja) 積層造形装置
US20220143703A1 (en) Material removal system
KR20140033866A (ko) 플럭스 회수 장치
EP3849732A1 (en) Powder bed fusion apparatus and methods
CN105382707A (zh) 喷丸加工装置及喷丸加工方法
JP6986486B2 (ja) 粉体塗布装置
CN112570733B (zh) 粉料输送装置及其送料方法
CN105382700A (zh) 喷丸加工装置及喷丸加工方法
CN108698329B (zh) 清除非熔合构造材料
WO2016147445A1 (ja) 集塵装置及び集塵システム
JP2018534513A (ja) 静電集塵器のための焼結バンドガスのダスト調整
JP2024021652A (ja) 積層造形装置
CN115301955A (zh) 用于铺粉式增材制造设备的刮刀粉末清理装置与方法
JP2020151658A (ja) 排ガス処理装置及び排ガス処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180516

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6359922

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150