JP6357272B1 - 透明シートの製造方法及び透明シート - Google Patents
透明シートの製造方法及び透明シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6357272B1 JP6357272B1 JP2017232435A JP2017232435A JP6357272B1 JP 6357272 B1 JP6357272 B1 JP 6357272B1 JP 2017232435 A JP2017232435 A JP 2017232435A JP 2017232435 A JP2017232435 A JP 2017232435A JP 6357272 B1 JP6357272 B1 JP 6357272B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin composition
- composition layer
- cured resin
- film
- glass fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
Description
工程B:前記未硬化樹脂組成物層の上に前記第1樹脂フィルムを積層する。
工程C:前記未硬化樹脂組成物層を硬化させて、第1の硬化樹脂組成物層を得る。
工程D:前記プロセスフィルムを、前記第1の硬化樹脂組成物層の表面から除去する。
工程E:前記第1の硬化樹脂組成物層の表面に、前記未硬化の硬化性樹脂組成物を供給する。
工程F:前記未硬化の硬化性樹脂組成物の上に第2樹脂フィルムを積層する。
工程G:前記第2樹脂フィルムと前記第1の硬化樹脂組成物層との間に位置している前記未硬化の硬化性樹脂組成物を硬化させて、第2の硬化樹脂組成物層を形成し、前記第1の硬化樹脂組成物層と前記第2の硬化樹脂組成物とが一体化した前記硬化樹脂組成物層を形成する。
前記工程Eにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記未硬化の硬化性樹脂組成物の供給量を調整する、及び/又は、前記工程Fにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記第2樹脂フィルムを積層する際又は積層後に前記未硬化の硬化性樹脂組成物に加える圧力を調整する。
項1. 少なくとも、第1樹脂フィルムと、ガラス繊維布帛が硬化樹脂組成物中に配置されている硬化樹脂組成物層と、第2樹脂フィルムとがこの順に積層されている透明シートの製造方法であって、
プロセスフィルムの一方面に、前記ガラス繊維布帛に未硬化の硬化性樹脂組成物が含浸された未硬化樹脂組成物層を形成する工程Aと、
前記未硬化樹脂組成物層の上に前記第1樹脂フィルムを積層する工程Bと、
前記未硬化樹脂組成物層を硬化させて、第1の硬化樹脂組成物層を得る工程Cと、
前記プロセスフィルムを、前記第1の硬化樹脂組成物層の表面から除去する工程Dと、
前記第1の硬化樹脂組成物層の表面に、前記未硬化の硬化性樹脂組成物を供給する工程Eと、
前記未硬化の硬化性樹脂組成物の上に第2樹脂フィルムを積層する工程Fと、
前記第2樹脂フィルムと前記第1の硬化樹脂組成物層との間に位置している前記未硬化の硬化性樹脂組成物を硬化させて、第2の硬化樹脂組成物層を形成し、前記第1の硬化樹脂組成物層と前記第2の硬化樹脂組成物とが一体化した前記硬化樹脂組成物層を形成する工程Gと、
を備え、
前記工程Eにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記未硬化の硬化性樹脂組成物の供給量を調整する、及び/又は、前記工程Fにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記第2樹脂フィルムを積層する際又は積層後に前記未硬化の硬化性樹脂組成物に加える圧力を調整する、透明シートの製造方法。
項2. 前記未硬化樹脂組成物層において、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心が、前記未硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心よりも前記プロセスフィルム側に位置している、項1に記載の透明シートの製造方法。
項3. 前記未硬化樹脂組成物層において、前記ガラス繊維布帛が、前記プロセスフィルムに接するように配置されている、項1又は2に記載の透明シートの製造方法。
項4. 前記工程Eにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記未硬化の硬化性樹脂組成物の供給量を調整する、項1〜3のいずれかに記載の透明シートの製造方法。
項5. 前記工程Fにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記第2樹脂フィルムを積層する際又は積層後に前記未硬化の硬化性樹脂組成物に加える圧力を調整する、項1〜4のいずれかに記載の透明シートの製造方法。
項6. 少なくとも、第1樹脂フィルムと、ガラス繊維布帛が硬化樹脂組成物中に配置されている硬化樹脂組成物層と、第2樹脂フィルムとがこの順に積層されている透明シートの製造方法であって、
前記第2樹脂フィルムの一方面に、未硬化の硬化性樹脂組成物が硬化した第2の硬化樹脂組成物層を設ける工程Hと、
前記第2の硬化樹脂組成物層の表面に、ガラス繊維布帛に未硬化の硬化性樹脂組成物が含浸された未硬化樹脂組成物層を形成する工程Iと、
前記未硬化樹脂組成物層の上に前記第1樹脂フィルムを積層する工程Jと、
前記第1樹脂フィルムと前記第2の硬化樹脂組成物層との間に位置している前記未硬化の硬化性樹脂組成物を硬化させて、第1の硬化樹脂組成物層を形成し、前記第1の硬化樹脂組成物層と前記第2の硬化樹脂組成物とが一体化した前記硬化樹脂組成物層を形成する工程Kと、
を備え、
前記工程Iにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記未硬化の硬化性樹脂組成物の供給量を調整する、及び/又は、前記工程Jにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記第1樹脂フィルムを積層する際又は積層後に前記未硬化の硬化性樹脂組成物に加える圧力を調整する、透明シートの製造方法。
項7. 少なくとも、第1樹脂フィルムと、ガラス繊維布帛が硬化樹脂組成物中に配置されている硬化樹脂組成物層と、第2樹脂フィルムとがこの順に積層されている透明シートであって、
前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心Pの位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心Qの位置(%)の差が、20%以下である、透明シート。
本発明の第1の態様の透明シートの製造方法は、以下の工程A〜Gを順に備えていることを特徴としており、当該方法により得られる透明シートは、透明シートが置かれる環境の温度変化が大きい場合にも、反りが効果的に抑制される透明シートとなる。
工程B:前記未硬化樹脂組成物層の上に前記第1樹脂フィルムを積層する。
工程C:前記未硬化樹脂組成物層を硬化させて、第1の硬化樹脂組成物層を得る。
工程D:前記プロセスフィルムを、前記第1の硬化樹脂組成物層の表面から除去する。
工程E:前記第1の硬化樹脂組成物層の表面に、前記未硬化の硬化性樹脂組成物を供給する。
工程F:前記未硬化の硬化性樹脂組成物の上に第2樹脂フィルムを積層する。
工程G:前記第2樹脂フィルムと前記第1の硬化樹脂組成物層との間に位置している前記未硬化の硬化性樹脂組成物を硬化させて、第2の硬化樹脂組成物層を形成し、前記第1の硬化樹脂組成物層と前記第2の硬化樹脂組成物とが一体化した前記硬化樹脂組成物層を形成する。
透明シート10において、ガラス繊維布帛3aは、複数のガラス繊維により構成されている。ガラス繊維布帛3aにおいて、複数のガラス繊維は、互いに絡み合って1枚の布帛を形成している。ガラス繊維布帛3aとしては、例えば、複数の経糸と複数の緯糸とで構成されるガラス繊維織物(ガラスクロス)が挙げられる。ガラス繊維織物の織組織としては、特に制限されず、例えば、平織、朱子織、綾織、斜子織、畦織などが挙げられる。
ガラス繊維布帛が含まれていない硬化樹脂組成物のシートを、ガラス繊維布帛を含む場合と同じ条件で同じ厚みとして作製し、試験片を幅8mm、長さ20mmとして表面をよく研磨し、JIS K 7142A法に準じ、アッベ屈折計として(株)アタゴ製のNAR−2T、接触液としてジヨードメタン、光源として波長589nmのナトリウムD線を用い、測定温度を23℃として、波長589nmの屈折率を測定する。続いて、光源を自然光として分散値を測定、算出し、下記式(I)に従い、アッベ数を算出する。
アッベ数=(波長589nmの屈折率−1)/分散値 (I)
ガラス繊維を構成するガラス材料を用いて、幅8mm、長さ20mm、厚み5mmのガラスシートを作製し、表面をよく研磨し、JIS K 7142A法に準じ、アッベ屈折計として(株)アタゴ製のNAR−2T、接触液としてジヨードメタン、光源として波長589nmのナトリウムD線を用い、測定温度を23℃として、波長589nmの屈折率を測定する。続いて、光源を自然光として分散値を測定、算出し、上記式(III)に従い、アッベ数を算出する。
透明シート10において、硬化樹脂組成物3bは、硬化性樹脂を含む樹脂組成物(すなわち、未硬化の硬化性樹脂組成物)の硬化物により形成されている。透明シート10の硬化樹脂組成物層3は、ガラス繊維布帛3aと、これに含浸した未硬化の硬化性樹脂組成物に対して、光、熱などのエネルギーを与えることによって、未硬化の硬化性樹脂組成物が硬化した硬化樹脂組成物3bとにより形成されている。
第1の態様の製造方法において、工程Aは、プロセスフィルムの一方面に、ガラス繊維布帛3aに未硬化の硬化性樹脂組成物が含浸された未硬化樹脂組成物層を形成する工程である。
工程Bにおいては、工程Aで得られた未硬化樹脂組成物層の上に前記第1樹脂フィルム1を積層する。具体的には、工程Aで得られたプロセスフィルム/未硬化樹脂組成物層が積層された積層体の未硬化樹脂組成物層の上に、第1樹脂フィルム1を積層して、プロセスフィルム/未硬化樹脂組成物層/第1樹脂フィルムが順に積層された積層体を得る。
工程Cにおいては、工程Bの後、未硬化樹脂組成物層を硬化させて、第1の硬化樹脂組成物層を得る。具体的には、工程Cでは、工程A及び工程Bによって得られた、プロセスフィルム/未硬化樹脂組成物層/第1樹脂フィルム1が順に積層された積層体において、未硬化樹脂組成物層を加熱や光照射(すなわち、熱エネルギー及び光エネルギーのうち少なくとも一方の付与)により硬化させて、未硬化樹脂組成物層が硬化した第1の硬化樹脂組成物層を得る。
工程Dにおいては、プロセスフィルムを、第1の硬化樹脂組成物層の表面から除去する。具体的には、工程A〜Cによって得られた、プロセスフィルム/第1の硬化樹脂組成物層/第1樹脂フィルム1が順に積層された積層体から、プロセスフィルムを除去して、第1の硬化樹脂組成物層/第1樹脂フィルム1が積層された積層体を得る。
工程Eにおいては、第1の硬化樹脂組成物層の表面に、未硬化の硬化性樹脂組成物を供給する。具体的には、工程A〜Dによって得られた、第1の硬化樹脂組成物層/第1樹脂フィルム1が積層された積層体の第1の硬化樹脂組成物層の表面に、未硬化の硬化性樹脂組成物を供給する。
工程Fにおいては、前記未硬化の硬化性樹脂組成物の上に第2樹脂フィルム2を積層する。具体的には、工程A〜Eによって得られた、未硬化の硬化性樹脂組成物/第1の硬化樹脂組成物層/第1樹脂フィルム1が順に積層された積層体の未硬化の硬化性樹脂組成物の上に、第2樹脂フィルム2を積層して、第2樹脂フィルム2/未硬化の硬化性樹脂組成物/第1の硬化樹脂組成物層/第1樹脂フィルム1が順に積層された積層体を得る。
工程Gは、第2樹脂フィルム2と第1の硬化樹脂組成物層との間に位置している未硬化の硬化性樹脂組成物を硬化させて、第2の硬化樹脂組成物層を形成し、第1の硬化樹脂組成物層と第2の硬化樹脂組成物とが一体化した硬化樹脂組成物層3を形成する工程である。具体的には、工程A〜Fによって得られた、第2樹脂フィルム2/未硬化の硬化性樹脂組成物/第1の硬化樹脂組成物層/第1樹脂フィルム1が順に積層された積層体において、未硬化の硬化性樹脂組成物を加熱や光照射(すなわち、熱エネルギー及び光エネルギーのうち少なくとも一方の付与)により硬化させて、第2の硬化樹脂組成物層を形成すると共に、第2の硬化樹脂組成物層と第1の硬化樹脂組成物層とが一体化された硬化樹脂組成物層3を形成することによって、第2樹脂フィルム2/硬化樹脂組成物層3/第1樹脂フィルム1が順に積層された本発明の透明シート10を得る工程である。
本発明の透明シート10は、必要に応じて、第1の樹脂フィルム1の表面11及び第2樹脂フィルム2の表面22の少なくとも一方に、使用時に剥離される剥離可能なカバー材4をさらに備えていてもよい。これにより、例えば、透明シート10を防煙垂壁とする場合、施工時に透明シート10に傷等が発生し透明性や美感が低下するのを防ぎやすくなる。
本発明の第2の態様の透明シートの製造方法は、以下の工程H〜Kを順に備えていることを特徴としており、第1の態様の透明シートの製造方法と同じく、第2の態様の透明シートの製造方法により得られる透明シートは、透明シートが置かれる環境の温度変化が大きい場合にも、反りが効果的に抑制される透明シートとなる。すなわち、第2の態様の透明シートの製造方法においては、工程Hの「第2樹脂フィルムの一方面に、未硬化の硬化性樹脂組成物が硬化した第2の硬化樹脂組成物層を設ける」工程と、工程Iの「第2の硬化樹脂組成物層の表面に、ガラス繊維布帛に未硬化の硬化性樹脂組成物が含浸された未硬化樹脂組成物層を形成する」工程の少なくとも一方の工程において、本発明の透明シートの硬化樹脂組成物層に含まれる硬化樹脂組成物の含有量を調整することができ、これにより、硬化樹脂組成物層3の厚み方向におけるガラス繊維布帛3aの位置関係も調整することが可能となる。そして、工程H及び工程Iの少なくとも一方の工程によって、硬化樹脂組成物層3の厚みを100%とした場合に、硬化樹脂組成物層3の厚み方向の中心の位置(50%)と、ガラス繊維布帛3aの厚み方向の中心の位置(%)の差を20%以下となるように調整することよって、得られる透明シートは、環境の温度変化が大きい場合にも、反りが効果的に抑制されたものとなる。
工程I:第2の硬化樹脂組成物層の表面に、ガラス繊維布帛に未硬化の硬化性樹脂組成物が含浸された未硬化樹脂組成物層を形成する工程
工程J:未硬化樹脂組成物層の上に第1樹脂フィルムを積層する工程
工程K:第1樹脂フィルムと前記第2の硬化樹脂組成物層との間に位置している未硬化の硬化性樹脂組成物を硬化させて、第1の硬化樹脂組成物層を形成し、前記第1の硬化樹脂組成物層と前記第2の硬化樹脂組成物とが一体化した前記硬化樹脂組成物層を形成する工程
本発明の透明シート10は、少なくとも、第1樹脂フィルムと、ガラス繊維布帛が硬化樹脂組成物中に配置されている硬化樹脂組成物層と、第2樹脂フィルムとがこの順に積層されている透明シートである。本発明の透明シート10において、硬化樹脂組成物層3の厚みを100%とした場合に、硬化樹脂組成物層3の厚み方向の中心Pの位置(50%)と、ガラス繊維布帛3aの厚み方向の中心Qの位置(%)の差は、20%以下であることが好ましく、15%以下であることがより好ましく、10%以下であることがさらに好ましい。前述の通り、硬化樹脂組成物層3には、ガラス繊維布帛3が、1層のみ含まれていてもよいし、複数層含まれていてもよい。ガラス繊維布帛3が複数層積層されている場合には、少なくとも1層のガラス繊維布帛3が、当該関係を有していることが好ましい。ガラス繊維布帛3の中心Qの位置の調整のしやすさなどの観点からは、硬化樹脂組成物層3には、ガラス繊維布帛3が、1層のみ含まれていることが好ましい。
本発明の透明シート10の用途としては、防煙垂壁とすることが挙げられる。中でも、本発明の透明シートは、防煙垂壁使用時において最外層となる層が、第1の樹脂フィルム1及び第2樹脂フィルム2である場合は、高周波溶着加工が可能となることから、テンション式防煙垂壁用として、好適に用いることができる。本発明において、テンション式防煙垂壁とは、2対の方立の間に透明不燃性シートが張設されてなる垂壁であり、例えば、天井に垂下されて設置される場合の透明不燃性シートの下部側に無目を有さない防煙垂壁が挙げられる。また、ガラスの代替と成り得ることから、ガラスが用いられている他の用途、例えば、パーティション、間仕切り、防煙シート、防煙カーテン(例えば工場などで使用されるもの)、タッチパネル等に適用することもできる。また、本発明の透明シート10は、硬化性樹脂組成物層3の質量を、例えば、20〜100g/m2、より好ましくは20〜50g/m2とした場合は、より一層柔軟性に優れるものとなることから、ロール製品としやすくなる。当該ロール製品の長手方向長さとしては、例えば、5〜300m等が挙げられる。
経糸及び緯糸としてユニチカグラスファイバー株式会社製商品名「ECC1200
1/0 1.0Z」(平均フィラメント径4.5μm、平均フィラメント本数100本、撚り数1.0Z)を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が90本/25mm、緯糸密度が90本/25mmの平織のガラス繊維織物を得た。ついで、得られたガラス繊維織物に付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を15g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.5MPaの水流加工でガラス繊維織物の張力を経方向が100N/mとしながら拡幅処理を2回施し、ガラス繊維織物を得た。得られたガラス繊維織物は、経糸密度90本/25mm、緯糸密度90本/25mm、厚さ27μm、質量30g/m2、屈折率1.561であった。
アクリルシラップ(株式会社菱晃製商品名「アクリシラップXD−8005」(屈折率1.550)及び「アクリシラップXD−8006」(屈折率1.570)を質量比1:1で混合したもの)100質量部と、光重合開始剤(IGM社製のOmnirad 184)3質量部の混合物を使用した。
以下の手順より、実施例1,2及び比較例1の各透明シートを製造した。
プロセスフィルムとしてのポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム、ユニチカ株式会社社製のエンブレット(登録商標)品番S75、プレーングレード、全光線透過率93%、ヘーズ4%、厚み75μm)の一方面に、硬化性樹脂組成物を塗布した。次に、塗布した硬化性樹脂組成物の上に、ガラス繊維布帛を載せ、1分間静置してガラス繊維布帛の隙間に硬化性樹脂組成物を含浸させた。このとき、ガラス繊維布帛の両面は、硬化性樹脂組成物中に浸漬されていた。また、ガラス繊維布帛は、プロセスフィルムの表面に接触していた。次に、第1樹脂フィルムとしてのポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム、東洋紡株式会社社製のコスモシャイン(登録商標)A4300、全光線透過率93%、ヘーズ0.9%、厚み50μm)をさらに上から載せて、第1樹脂フィルムの上から硬化性樹脂組成物の塗布量(g/m2)及び厚み(μm)が表1の値(1回目の塗布量及び厚み)となるようにローラで加圧して、プロセスフィルム/未硬化の硬化性樹脂組成物/第1樹脂フィルムが順に積層された積層体を得た。次に、ブラックライト蛍光ランプ(株式会社東芝製商品名FL15BLB)を用いて、この積層体に光照射(光照射条件:積算光量200mJ/cm2)することで、プロセスフィルムと第1樹脂フィルムとの間の硬化性樹脂組成物を硬化させて、第1の硬化樹脂組成物層を形成して、プロセスフィルム/第1の硬化樹脂組成物層/第1樹脂フィルムが順に積層された積層体を得た。
実施例1において、硬化性樹脂組成物の1回目及び2回目の塗布量(g/m2)及び厚み(μm)が、それぞれ、表1の値となるようにして、硬化性樹脂組成物の塗布と、プロセスフィルム及び第2樹脂フィルムの上からの加圧を行ったこと以外は、実施例1と同様にして、第1樹脂フィルム/ガラス繊維布帛が硬化樹脂組成物中に配置されている硬化樹脂組成物層/第2樹脂フィルムがこの順に積層された透明シートを製造した。
実施例1において、硬化性樹脂組成物の1回目及び2回目の塗布量(g/m2)及び厚み(μm)が、それぞれ、表1の値となるようにして、硬化性樹脂組成物の塗布と、プロセスフィルム及び第2樹脂フィルムの上からの加圧を行ったこと以外は、実施例1と同様にして、第1樹脂フィルム/ガラス繊維布帛が硬化樹脂組成物中に配置されている硬化樹脂組成物層/第2樹脂フィルムがこの順に積層された透明シートを製造した。
上記で得られた各透明シートについて、樹脂包埋法により、透明シートの厚さ方向切断面について、走査型電子顕微鏡画像を取得し、以下の手順により、硬化樹脂組成物層中のガラス繊維布帛の位置を測定した。
透明シートを、任意の3箇所において、それぞれ下記走査型電子顕微鏡で測定可能な大きさにカットした。そして、カットした透明シートを、それぞれ図1の模式図に示すようにして、ガラス繊維布帛横断面が下記の方法で観察可能となるよう、エポキシ樹脂に埋設し、該エポキシ樹脂を硬化させて測定面を研磨し、測定サンプルとした。得られた前記任意の3箇所のサンプルの測定面を、走査型電子顕微鏡を用いて、倍率200倍で撮影し、任意の3箇所の測定画像を得た。
図1の模式図に示されるように、前記任意の3箇所の測定画像において、任意の箇所の硬化樹脂組成物層3の厚みXを測定し、硬化樹脂組成物層3の表面31,32からの硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心Pまでの距離をそれぞれ算出した(表面31,32から中心Pまでの距離は同じである)。また、図1の模式図に示されるように、任意の3箇所の測定画像について、それぞれ、隣り合うガラス糸F1、F2を任意に選択し、F1、F2において、硬化樹脂組成物層3の表面31、32から最短距離となるフィラメントf1、f2を選択し、フィラメントf1、f2について透明シートの平面方向と平行となる接線L1、L2(硬化樹脂組成物層3の表面31、32側の接線)を引き、L1及びL2の法線におけるL1、L2からの中心点Qを定めた。そして、硬化樹脂組成物層3の表面31,32のうち、ガラス繊維布帛3aの中心Qに近い側の表面から、ガラス繊維布帛の中心Qまでの厚み方向の距離Y(図1では、硬化樹脂組成物層3の表面32から、ガラス繊維布帛3aの中心Qまでの距離Y)を測定した。
任意の3箇所の測定画像それぞれについて、硬化樹脂組成物層3の厚みXを100%とし、得られたガラス繊維布帛の中心Qまでの厚み方向の距離Yの割合(%)を算出した。ガラス繊維布帛の中心Qまでの厚み方向の距離Yの割合(%)は、前述の3箇所の測定画像での平均値である。ガラス繊維布帛の中心Qまでの厚み方向の距離Yの割合(%)から、硬化樹脂組成物層3の厚みXを100%とした場合について、硬化樹脂組成物層3の厚み方向の中心Pの位置(50%)と、ガラス繊維布帛3aの厚み方向の中心Q(%)との差(%)を算出した。結果を表2に示す。
上記で得られた各透明シートを20cm角の正方形に切り出して試験片とした。次に試験片を、ステンレス製の鏡面板上に静置した(試験前の環境:相対湿度50%、室温(25℃))。次に、試験片を鏡面板上に静置した状態のまま、恒温槽(試験環境:相対湿度50%、温度−15℃)に移し、そのまま10分間放置した。次に、恒温層から、試験片を鏡面板ごと取り出し、直ちに試験片の反りが最も大きな箇所について、鏡面板からの高さを測定して、反り量(mm)とした。結果を表3に示す。なお、図3のように、試験片(透明シート10)の反り量Dの測定においては、反りが発生した試験片の中心側が高くなるようにして、試験片(透明シート10)を鏡面板20上に静置した状態で測定を行った。結果を表3に示す。
前記の(低温環境での透明シートの反りの評価)において、恒温槽での試験環境を、「相対湿度50%、温度−15℃」から「相対湿度50%、温度80℃」に変更したこと以外は、(低温環境での透明シートの反りの評価)と同様にして、各透明シートの反り量Dを測定した。結果を表3に示す。
各透明シートの全光線透過率及びヘーズは、JIS K7375 2008「プラスチック−全光線透過率及び全光線反射率の求め方」に従って測定した。結果を表3に示す。
上記で得られた各透明シートの表面に、輻射電気ヒータで50kw/m2の輻射熱を照射し、加熱開始後20分間の総発熱量と、加熱開始後20分間に発熱量が200kw/m2を超えた時間を測定した。加熱開始後20分間の総発熱量が8MJ/m2以下であり、加熱開始後20分間に最高発熱速度が10秒以上継続して200kw/m2を超えない場合に、不燃性に優れる(A)と評価とした。結果を表3に示す。
2…第2樹脂フィルム
3…硬化樹脂組成物層
3a…ガラス繊維布帛
3b…硬化樹脂組成物
4…剥離可能なカバー材
10…透明シート
11…第1樹脂フィルムの表面
22…第2樹脂フィルムの表面
31…硬化樹脂組成物層の表面
32…硬化樹脂組成物層の表面
40…鏡面板
Claims (4)
- 少なくとも、第1樹脂フィルムと、ガラス繊維布帛が硬化樹脂組成物中に配置されている硬化樹脂組成物層と、第2樹脂フィルムとがこの順に積層されている透明シートの製造方法であって、
プロセスフィルムの一方面に、前記ガラス繊維布帛に未硬化の硬化性樹脂組成物が含浸された未硬化樹脂組成物層を形成する工程Aと、
前記未硬化樹脂組成物層の上に前記第1樹脂フィルムを積層する工程Bと、
前記未硬化樹脂組成物層を硬化させて、第1の硬化樹脂組成物層を得る工程Cと、
前記プロセスフィルムを、前記第1の硬化樹脂組成物層の表面から除去する工程Dと、
前記第1の硬化樹脂組成物層の表面に、前記未硬化の硬化性樹脂組成物を供給する工程Eと、
前記未硬化の硬化性樹脂組成物の上に第2樹脂フィルムを積層する工程Fと、
前記第2樹脂フィルムと前記第1の硬化樹脂組成物層との間に位置している前記未硬化の硬化性樹脂組成物を硬化させて、第2の硬化樹脂組成物層を形成し、前記第1の硬化樹脂組成物層と前記第2の硬化樹脂組成物とが一体化した前記硬化樹脂組成物層を形成する工程Gと、
を備え、
前記工程Eにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記未硬化の硬化性樹脂組成物の供給量を調整する、及び/又は、前記工程Fにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記第2樹脂フィルムを積層する際又は積層後に前記未硬化の硬化性樹脂組成物に加える圧力を調整する、透明シートの製造方法。 - 前記未硬化樹脂組成物層において、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心が、前記未硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心よりも前記プロセスフィルム側に位置している、請求項1に記載の透明シートの製造方法。
- 前記未硬化樹脂組成物層において、前記ガラス繊維布帛が、前記プロセスフィルムに接するように配置されている、請求項1又は2に記載の透明シートの製造方法。
- 少なくとも、第1樹脂フィルムと、ガラス繊維布帛が硬化樹脂組成物中に配置されている硬化樹脂組成物層と、第2樹脂フィルムとがこの順に積層されている透明シートの製造方法であって、
前記第2樹脂フィルムの一方面に、未硬化の硬化性樹脂組成物が硬化した第2の硬化樹脂組成物層を設ける工程Hと、
前記第2の硬化樹脂組成物層の表面に、ガラス繊維布帛に未硬化の硬化性樹脂組成物が含浸された未硬化樹脂組成物層を形成する工程Iと、
前記未硬化樹脂組成物層の上に前記第1樹脂フィルムを積層する工程Jと、
前記第1樹脂フィルムと前記第2の硬化樹脂組成物層との間に位置している前記未硬化の硬化性樹脂組成物を硬化させて、第1の硬化樹脂組成物層を形成し、前記第1の硬化樹脂組成物層と前記第2の硬化樹脂組成物とが一体化した前記硬化樹脂組成物層を形成する工程Kと、
を備え、
前記工程Iにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記未硬化の硬化性樹脂組成物の供給量を調整する、及び/又は、前記工程Jにおいて、前記硬化樹脂組成物層の厚みを100%とした場合に、前記硬化樹脂組成物層の厚み方向の中心の位置(50%)と、前記ガラス繊維布帛の厚み方向の中心の位置(%)の差が、20%以下となるように、前記第1樹脂フィルムを積層する際又は積層後に前記未硬化の硬化性樹脂組成物に加える圧力を調整する、透明シートの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017232435A JP6357272B1 (ja) | 2017-12-04 | 2017-12-04 | 透明シートの製造方法及び透明シート |
JP2018114683A JP6940875B2 (ja) | 2017-12-04 | 2018-06-15 | 透明シートの製造方法及び透明シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017232435A JP6357272B1 (ja) | 2017-12-04 | 2017-12-04 | 透明シートの製造方法及び透明シート |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018114683A Division JP6940875B2 (ja) | 2017-12-04 | 2018-06-15 | 透明シートの製造方法及び透明シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6357272B1 true JP6357272B1 (ja) | 2018-07-11 |
JP2019098633A JP2019098633A (ja) | 2019-06-24 |
Family
ID=62843804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017232435A Expired - Fee Related JP6357272B1 (ja) | 2017-12-04 | 2017-12-04 | 透明シートの製造方法及び透明シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6357272B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112497880A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-16 | 南通哥班玻璃纤维制品有限公司 | 一种玻璃纤维网格布与薄膜复合***及生产工艺 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7421786B2 (ja) * | 2019-08-27 | 2024-01-25 | ユニチカ株式会社 | 透明不燃性シート |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61227049A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-10-09 | 鐘淵化学工業株式会社 | 難燃性電気用積層板 |
JP2000238185A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-09-05 | Matsushita Electric Works Ltd | コンポジット積層板の製造方法 |
JP2001269954A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 積層板の製造方法 |
JP2002052558A (ja) * | 2000-08-09 | 2002-02-19 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 積層板の製造方法 |
JP2014076563A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Hiraoka & Co Ltd | 透明不燃シート |
JP2014201007A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | クラレプラスチックス株式会社 | 採光不燃シートおよびその製造方法 |
JP2015030253A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 日本ウェーブロック株式会社 | 透明不燃シート、その製造方法、および、防煙垂壁 |
JP2015112872A (ja) * | 2014-07-28 | 2015-06-22 | ユニチカ株式会社 | 透明不燃性シート |
JP2015228390A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 京セラケミカル株式会社 | 基板の製造方法 |
JP2017100338A (ja) * | 2015-12-01 | 2017-06-08 | ユニチカ株式会社 | 透明不燃性シート |
-
2017
- 2017-12-04 JP JP2017232435A patent/JP6357272B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61227049A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-10-09 | 鐘淵化学工業株式会社 | 難燃性電気用積層板 |
JP2000238185A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-09-05 | Matsushita Electric Works Ltd | コンポジット積層板の製造方法 |
JP2001269954A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 積層板の製造方法 |
JP2002052558A (ja) * | 2000-08-09 | 2002-02-19 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 積層板の製造方法 |
JP2014076563A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Hiraoka & Co Ltd | 透明不燃シート |
JP2014201007A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | クラレプラスチックス株式会社 | 採光不燃シートおよびその製造方法 |
JP2015030253A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 日本ウェーブロック株式会社 | 透明不燃シート、その製造方法、および、防煙垂壁 |
JP2015228390A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 京セラケミカル株式会社 | 基板の製造方法 |
JP2015112872A (ja) * | 2014-07-28 | 2015-06-22 | ユニチカ株式会社 | 透明不燃性シート |
JP2017100338A (ja) * | 2015-12-01 | 2017-06-08 | ユニチカ株式会社 | 透明不燃性シート |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112497880A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-16 | 南通哥班玻璃纤维制品有限公司 | 一种玻璃纤维网格布与薄膜复合***及生产工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019098633A (ja) | 2019-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI477399B (zh) | Transparent nonflammable sheet | |
JP5142002B2 (ja) | 透明不燃性シート及びその製造方法 | |
JP6243562B1 (ja) | 透明シート、該透明シートを含む防煙垂壁、及び透明シートの製造方法 | |
JP6239459B2 (ja) | 透明不燃性シート | |
JP6357272B1 (ja) | 透明シートの製造方法及び透明シート | |
JP5142055B2 (ja) | 透明不燃性シートからなる防煙垂壁 | |
JP6371445B1 (ja) | 透明シート、該透明シートを含む防煙垂壁、及び透明シートの製造方法 | |
JP6959647B2 (ja) | 透明シート、該透明シートを含む防煙垂壁、及び透明シートの製造方法 | |
JP5648139B1 (ja) | 透明不燃性シート | |
JP5602931B1 (ja) | 透明不燃性シート | |
JP6220156B2 (ja) | 透明不燃性シートとその製造方法 | |
JP6940875B2 (ja) | 透明シートの製造方法及び透明シート | |
JP7248285B2 (ja) | 透明シート | |
JP6457419B2 (ja) | 透明不燃シート | |
JP6360611B1 (ja) | 不燃性シート、該不燃性シートを含む防煙垂壁 | |
JP5634591B1 (ja) | 透明不燃性シート | |
JP6442268B2 (ja) | 透明不燃性シートとその製造方法 | |
JP7222522B2 (ja) | 光沢フィルム | |
JP7421785B2 (ja) | 透明シート | |
JP7090885B2 (ja) | 不燃性シート、該不燃性シートを含む防煙垂壁 | |
JP2021031622A (ja) | 透明不燃性シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171227 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20171227 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20180226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180306 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180615 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6357272 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |