JP6355499B2 - 展開型の使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、子供用等の展開型の使い捨ておむつに関する。
一般的に、使い捨ておむつには、***物の横漏れを効果的に防止する為に、左右の両側部に防漏壁の役割を担う一対の立体ギャザーが設けられている。しかし、おむつの交換の際、不慣れであったり、慌てていたりすると、立体ギャザーを正しい位置に配することが難しい。このように、立体ギャザーが正しい位置に配されていなかったり、吸収体がヨレた状態になっていたりすると、使い捨ておむつの機能を十分に発揮することができず、***物を十分に吸収できず、横漏れを起こしてしまう。
特許文献1,2には、一対の立体ギャザーが配されていると共に、着用者の関心を引く為の図柄が配された展開型の使い捨ておむつが記載されている。特許文献1に記載の使い捨ておむつには、図柄が肌対向面側にのみ配されている。また、特許文献2に記載の使い捨ておむつには、図柄が非肌対向面側にのみ配されている。
特開2007−508070号公報 特開2013−192819号公報
しかし、特許文献1,2には、立体ギャザーと図柄との関係に関して、何ら記載されておらず、立体ギャザーを正しい位置に配することに関して記載されていない。また、特許文献1,2には、図柄を肌対向面側及び非肌対向面側の両側に配することに関して何ら記載されていない。
したがって本発明は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る展開型の使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、肌対向面を形成する表面シート、非肌対向面を形成する裏面シート及び両シートの間に介在された縦長の吸収体を有する吸収性本体の長手方向に沿う両側部に、弾性部材の収縮力によって一対の立体ギャザーが形成される展開型の使い捨ておむつであって、肌対向面側においては、股下領域から腹側領域に亘り、且つ前記一対の立体ギャザーで囲まれた領域に、キャラクターを含む第1グラフィックが配されており、非肌対向面側においては、股下領域から腹側領域に亘り、前記第1グラフィックとは別に設けられたキャラクターを含む第2グラフィックが配されており、前記第1グラフィックのキャラクターと前記第2グラフィックのキャラクターとは、同一のキャラクターである展開型の使い捨ておむつを提供するものである。
本発明によれば、***物を十分に吸収でき、横漏れを起こし難い。
図1は、本発明の一実施形態である展開型の使い捨ておむつの斜視図である。 図2は、図1に示す展開型の使い捨ておむつを伸長させた状態を表面シート側から見た平面図である。 図3は、図1に示す展開型の使い捨ておむつを伸長させた状態を裏面シート側から見た平面図である。 図4は、図2に示すIV−IV線断面図である。 図5は、本発明の他の実施形態である展開型の使い捨ておむつを伸長させた状態を表面シート側から見た平面図である(図2相当図)。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本実施形態の展開型の使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」ともいう。)は、図1〜図3に示すように、肌対向面を形成する表面シート2、非肌対向面を形成する裏面シート3及び両シート2,3の間に介在された縦長の吸収体4を有する吸収性本体10の長手方向に沿う両側部10s,10sに、弾性部材の収縮力によって一対の立体ギャザー5,5が形成されている使い捨ておむつである。吸収性本体10は、腹側領域A、背側領域B及び股下領域Cに区分されている。ここで、腹側領域Aとは着用時に着用者の腹側に位置する領域であり、背側領域Bとは着用時に着用者の背側に位置する領域であり、股下領域Cとは腹側領域Aと背側領域Bとの間に配される領域である。
本明細書において、「肌対向面」とは、おむつ1又はその構成部材(例えば吸収性本体10)における、着用時に着用者の肌側に向けられる面であり、「非肌対向面」とは、おむつ1又はその構成部材における、着用時に着用者の肌側とは反対側(着衣側)に向けられる面である。
また、各図に示す「X方向」は、おむつ1又はその構成部材である縦長な吸収性本体10の長手方向に延びる中心線CLに平行な方向である。また各図に示す「Y方向」は、中心線CLに直交する方向であり、おむつ1又はその構成部材である縦長な吸収性本体10の幅方向と同じ方向でもある。
おむつ1の吸収性本体10は、図1〜図3に示すように、腹側領域Aの左右両側縁及び背側領域Bの左右両側縁それぞれが股下領域Cの左右両側縁よりも幅方向(Y方向)外方に延出している。そして、股下領域Cの左右両側縁が幅方向(Y方向)内方(中心線CL側)に向かって円弧状に湾曲しており、全体として長手方向(X方向)中央部が内方に括れた形状を有している。
おむつ1の吸収性本体10は、図2〜図4に示すように、肌対向面側に配された液透過性の表面シート2と、非肌対向面側に配された液難透過性の裏面シート3と、これら両シート2,3間に配された吸収体4とを備えている。また、おむつ1においては、図2,図4に示すように、表面シート2と吸収体4との間に、液透過性のサブレイヤー11を備えている。
おむつ1においては、図2,図3に示すように、表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ、長手方向(X方向)に長い吸収体4の全周、即ち、左右両側縁及び前後両端縁から外方に延出している。おむつ1の表面シート2は、その長手方向(X方向)の寸法が、裏面シート3の長手方向(X方向)の寸法と同じであるが、その幅方向(Y方向)の寸法が、裏面シート3の幅方向(Y方向)の寸法より小さくなっている。表面シート2及び裏面シート3はそれぞれ、吸収体4の周縁から外方に延出した延出部において直接的に又は他の部材を介在させて互いに接合されており、吸収体4を挟持・固定している。
おむつ1の裏面シート3は、図4に示すように、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルム31と、樹脂フィルム31の非肌対向面に配されておむつ1の非肌対向面(外面)を形成する不織布32とからなる積層体である。
また、おむつ1の吸収体4は、図4に示すように、パルプ繊維等の繊維の集合体に吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コア41と、該吸収性コア41を被覆するコアラップシート42とからなる。
おむつ1のサブレイヤー11は、図2に示すように、長手方向(X方向)に長い長方形状のものであり、図4に示すように、吸収体4と重なる位置に配されている。
図2,図4に示すように、おむつ1の長手方向(X方向)に沿う両側部それぞれには、Y方向に伸長状態で固定された弾性部材51を有する立体ギャザー形成用シート52が、表面シート2の側部に配され固定されており、弾性部材51の収縮力によって一対の立体ギャザー5,5(図1参照)が形成される。また、図2,図3に示すように、おむつ1の長手方向(X方向)に沿う両側部それぞれには、レッグギャザー形成用のレッグ弾性部材53がY方向に伸長状態に配されており、レッグ弾性部材53の収縮力によりレッグギャザーが形成される。尚、おむつ1の背側領域B側の長手方向(X方向)端部に、ウエストギャザー形成用のウエスト部弾性部材をX方向に伸長状態に配して、該ウエスト部弾性部材の収縮によりウエストギャザーを形成するようにしてもよい。
おむつ1は、図1〜図3に示すように、吸収性本体10の背側領域Bの左右両側縁部10s,10sに一対のファスニングテープ6,6と、吸収性本体10を構成する裏面シート3の腹側領域Aの非肌対向面に、該ファスニングテープ6を止着させるランディングテープ7とを備えている。各ファスニングテープ6は、吸収性本体10の背側領域Bにおいて、長手方向(X方向)に沿う側縁部10sから、幅方向(Y方向)外方に延出するように取り付けられている。各ファスニングテープ6は、テープ基材シート61と、テープ基材シート61のY方向の外方側に複数個の係合突起を有するフック材62とを有している。各ファスニングテープ6は、図2,図3に示すように、使用前においては、表面シート2側に折り返されており、使用時においては、展開して用いられる。各ファスニングテープ6は、展開状態において、ファスニングテープ6の平面視形状と等しく形成されたテープ基材シート61のY方向の外方側に、フック材62を固定して形成されている。
おむつ1のランディングテープ7は、Y方向に長い矩形状に形成されており、吸収性本体10の腹側領域Aにおいて、裏面シート3の非肌対向面上に配され固定されている。
おむつ1は、図1,図2に示すように、肌対向面側においては、股下領域Cから腹側領域Aに亘り、且つ一対の立体ギャザー5,5で囲まれた領域であって吸収体4と重なる領域に、キャラクター81を含む第1グラフィック8が形成されており、図1,図3に示すように、非肌対向面側においては、股下領域Cから腹側領域Aに亘り、第1グラフィック8とは別に設けられたキャラクター91を含む第2グラフィック9が形成されている。具体的に、本実施形態のおむつ1においては、背側領域Bから腹側領域Aの全域に亘って、肌対向面側に第1グラフィック8が形成され、非肌対向面側に第2グラフィック9が形成されている。
ここで、肌対向面側に第1グラフィック8が形成されているとは、図2に示すように、ファスニングテープ6を展開し使用前のおむつ1を引き伸ばした状態を肌対向面側から視た際に、第1グラフィック8が視認可能に形成されていることを意味する。詳述すると、例えば、吸収性本体10を構成する表面シート2の肌対向面に第1グラフィック8が印刷されており、使用前のおむつ1を引き伸ばした状態を肌対向面側から視た際に、第1グラフィック8が視認可能となっている状態のみならず、表面シート2の非肌対向面に第1グラフィック8が印刷されており、使用前のおむつ1を引き伸ばした状態を肌対向面側から視た際に、第1グラフィック8が視認可能となっている状態も含む意味である。同様に、非肌対向面側に第2グラフィック9が形成されているとは、図3に示すように、ファスニングテープ6を展開し使用前のおむつ1を引き伸ばした状態を非肌対向面側から視た際に、第2グラフィック9が視認可能に形成されていることを意味する。詳述すると、例えば、吸収性本体10を構成する裏面シート3の樹脂フィルム31の肌対向面に第2グラフィック9が印刷されており、使用前のおむつ1を引き伸ばした状態を非肌対向面側から視た際に、第2グラフィック9が視認可能となっている状態のみならず、裏面シート3の樹脂フィルム31の非肌対向面に第2グラフィック9が印刷されており、使用前のおむつ1を引き伸ばした状態を非肌対向面側から視た際に、第2グラフィック9が視認可能となっている状態も含む意味である。
尚、第1グラフィック8と第2グラフィック9とは別に設けられた図柄であり、例えば1個のグラフィックを共通に、おむつ1の肌対向面側からも非肌対向面側からも視認可能な図柄は含まれない。
また、第1グラフィック8が含むキャラクター81及び第2グラフィック9が含むキャラクター91とは、表情のある図柄を意味し、具体的には、人物、動物、擬人化した図柄を含んでいる。擬人化した図柄としては、乗り物、食べ物、植物、動物、文字、音符、星、虹、雲、楽器、図形等を擬人化した図柄が挙げられる。第1グラフィック8は、1個のキャラクター81のみから形成されていてもよく、複数個のキャラクター81から形成されていてもよく、擬人化した図柄以外の、乗り物、食べ物、植物、動物、文字、音符、星、虹、雲、楽器、図形等の図柄と、キャラクター81とから形成されていてもよい。複数個のキャラクター81から形成されている場合、それらのキャラクター81は、同形同大でもよく、相似の関係でもよく、動作や表情等の仕草が異なっていてもよい。第2グラフィック9も第1グラフィック8と同様である。
具体的に、おむつ1の第1グラフィック8は、従来この種の使い捨ておむつに用いられてきたインクを、フレキソ、グラビア、インクジェット方式等の公知の方法により、図4に示すように、吸収体4と重なる領域に配されたサブレイヤー11の肌対向面に印刷して形成されている。おむつ1の第1グラフィック8は、図2に示すように、異なる仕草のキャラクター81を含んでいる。詳述すると、おむつ1の第1グラフィック8は、仕草の異なる複数(おむつ1においては4匹)のウサギを擬人化したキャラクター81と、植物である複数の花の図柄と、昆虫である蝶々の図柄を含んで形成されている。
また、おむつ1においては、図2に示すように、仕草の異なる複数(おむつ1においては4匹)のウサギを擬人化したキャラクター81が、長手方向(X方向)に間欠的に配されている。そして、複数(おむつ1においては4匹)のウサギを擬人化したキャラクター81の内の最も大きなキャラクター81が、おむつ1を包装体内に包装する際に形成される折り曲げ線FL上に配されている。折り曲げ線FLは、おむつ1においては、おむつ1を二つ折りする際に形成されており、全体で1本形成されている。
おむつ1の第2グラフィック9は、第1グラフィック8と同様に、従来この種の使い捨ておむつに用いられてきたインクを、フレキソ、グラビア、インクジェット方式等の公知の方法により、図4に示すように、裏面シート3を構成する樹脂フィルム31の非肌対向面に印刷して形成されている。おむつ1の第2グラフィック9は、図3に示すように、異なる仕草のキャラクター91を含んでいる。詳述すると、おむつ1の第2グラフィック9は、仕草の異なる複数(おむつ1においては11匹)のウサギを擬人化したキャラクター81と、植物である複数の花の図柄と、昆虫である蝶々の図柄を含んで形成されている。
図3に示すように、おむつ1においては、第2グラフィック9の複数のキャラクター91が、裏面シート3における吸収体4と重なる領域に形成されている。そして、仕草の異なる複数(おむつ1においては11匹)のウサギを擬人化したキャラクター91が、ランダムに配されている。
また、第2グラフィック9のキャラクター91は、おむつ1においては、図3に示すように、裏面シート3における吸収体4と重なる領域に形成されているのみならず、各ファスニングテープ6にもランディングテープ7にも形成されている。具体的には、各ファスニングテープ6には、ファスニングテープ6を展開した状態において、テープ基材シート61の非肌対向面にインクを印刷して1匹のウサギを擬人化したキャラクター91が形成されている。ランディングテープ7には、肌対向面にインクを印刷して1匹のウサギを擬人化したキャラクター91が形成されている。尚、おむつ1においては、キャラクター91が、裏面シート3における吸収体4と重なる領域、各ファスニングテープ6及びランディングテープ7に形成されているが、何れかに形成されていればよい。
また、図1〜図3に示すように、第1グラフィック8のキャラクター81と第2グラフィック9のキャラクター91とは、同一のキャラクターである。ここで、同一のキャラクターとは、動作や表情等の仕草が同じで大きさも同じの同形同大の関係のみならず、動作や表情等の仕草が同じで大きさの異なる相似の関係でもよく、動作や表情等の仕草が異なる関係でもよい。おむつ1においては、図2に示すように肌対向面側に形成された第1グラフィック8のウサギを擬人化したキャラクター81と、図3に示すように非肌対向面側の裏面シート3における吸収体4と重なる領域、各ファスニングテープ6及びランディングテープ7に形成された第2グラフィック9のウサギを擬人化したキャラクター91とが、仕草が異なる関係の同一のキャラクターである。
おむつ1においては、図2,図3に示すように、第1グラフィック8のウサギを擬人化したキャラクター81と、第2グラフィック9のウサギを擬人化したキャラクター91とは、共に線画で描かれている。線画の色は、コントラストが高くキャラクター81及びキャラクター91を認識し易い観点、及び***物と同色系の色でなく、***物がある状態でもキャラクター81及びキャラクター91を認識し易い観点から、青色又は緑色であることが好ましい。
また、第1グラフィック8のウサギを擬人化したキャラクター81と、第2グラフィック9のウサギを擬人化したキャラクター91とは、吸収体4の皺やヨレによってキャラクター81及びキャラクター91が歪んだとしても歪みが認知し易い観点から、長手方向(X方向)の大きさが、好ましくは1cm以上、更に好ましくは1.5cm以上であり、そして、好ましくは7cm以下、更に好ましくは6cm以下であり、具体的には、好ましくは1cm以上7cm以下、更に好ましくは1.5cm以上6cm以下である。
本実施形態のおむつ1の形成材料について説明する。
表面シート2としては、凹凸構造のシートを用いることができる。凹凸構造のシートとしては、具体的には、使い捨ておむつ1の肌対向面を形成する上層不織布と、非肌対向面側の下層不織布とから形成される2層構造の積層不織布が挙げられ、上層不織布と下層不織布とを多数の接合部にて部分的に接合して形成される。上層不織布は、前記接合部以外の部分において着用者の肌側に向けて突出しており、内部が空洞となっている多数の凸部を形成している。そして、前記凸部及び前記接合部が、交互に、且つX方向及びY方向に多列をなすように配置されて形成されている。凹凸構造のシートとしては、2層構造の積層不織布以外に、単層の不織布でもよい。単層の不織布の凹凸構造のシートとしては、例えば、特開2002−187228号公報、特開2004−345357号公報、特開2004−275296号公報に記載のシート等を用いることもできる。尚、表面シート2としては、凹凸構造のシート以外に、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものを、特に制限なく用いることができる。
立体ギャザー形成用シート52としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。立体ギャザー形成用シート52としては、例えば、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや該樹脂フィルムと不織布との積層体等を用いることができる。立体ギャザーを形成する弾性部材51及びレッグ弾性部材53としては、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状の伸縮性材料を用いることができる。
各ファスニングテープ6を形成するフック材62及びテープ基材シート61は、通常、使い捨ておむつ等の 吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、フック材62としては、「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)、 「クイックロン(登録商標)」(YKK社製)、「マジクロス(登録商標)」(カネボウベルタッチ社製)等におけるオス部材等を用いることができる。テープ基材シート61としては、ポリエチレンや、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等などの合成樹脂、及びこれら合成樹脂2種以上の複合材料からなる シートや不織布等を用いることができる。
ランディングテープ7としては、通常、使い捨ておむつ等の 吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、ランディングテープ7としては、ポリエチレンや、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等などの合成樹脂、及びこれら合成樹脂2種以上の複合材料からなる不織布等を用いることができる。
各部材の固定には、接着剤或いは熱融着等が利用される。用いられる接着剤としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができ、例えば、ホットメルト接着剤を用いることができる。ホットメルト接着剤としては、例えばスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)等のブロックコポリマー系のホットメルト接着剤が挙げられる。熱融着としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができ、例えば、高周波シール、超音波シールを用いることができる。
上述した本発明の本実施形態のおむつ1を使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1は、図1,図3に示すように、非肌対向面側に、キャラクター91を含む第2グラフィック9が形成されているので、幼児や高齢者に着用させる前の状態において、先ず幼児等の保護者や高齢者等の介護者等に第2グラフィック9が視認されるようになっている。このように幼児等の保護者や高齢者等の介護者等に第2グラフィック9が視認されると、保護者や介護者等は、第2グラフィック9のキャラクター91に気づき、キャラクター91の全体のイメージを認識することができる。また、おむつ1は、図1,図2に示すように、肌対向面側にキャラクター81を含む第1グラフィック8が形成されており、図1〜図3に示すように、第1グラフィック8のキャラクター81と第2グラフィック9のキャラクター91とが同一のキャラクターに形成されている。おむつ1は、自然状態において、立体ギャザー5を形成する弾性部材51及びレッグギャザーを形成するレッグギャザー形成用のレッグ弾性部材53等の弾性部材の収縮力等によって皺が多く発生しており、肌対向面側の第1グラフィック8に皺が寄り第1グラフィック8が認識し難くなっている。しかし、前述したように第1グラフィック8のキャラクター81と第2グラフィック9のキャラクター91とが同一のキャラクターに形成されているので、保護者や介護者等が、おむつ1を幼児や高齢者に着用させる際、認識した第2グラフィック9のキャラクター91の全体のイメージから第1グラフィック9のキャラクター81を想像しながら、皺の入った第1グラフィック8のキャラクター81を想像したイメージになるように引き伸ばして、おむつ1を幼児や高齢者に着用させることができる。このようにおむつ1を幼児や高齢者に着用させると、一対の立体ギャザー5,5が幼児や高齢者の股間部の正しい位置に配し易い。このように、立体ギャザー5が正しい位置に配されると、おむつ1の機能を十分に発揮することができ、***物を十分に吸収でき、横漏れを起こし難くなる。
上述したように、先ず幼児等の保護者や高齢者等の介護者等に第2グラフィック9が視認され、第2グラフィック9のキャラクター91の全体のイメージを認識することができるように、おむつ1は、第2グラフィック9のキャラクター91は、皺が寄り難い裏面シート3における吸収体4と重なる領域、各ファスニングテープ6及びランディングテープ7に形成されている。
また、おむつ1は、図2,図3に示すように、第1グラフィック8のウサギを擬人化したキャラクター81と、第2グラフィック9のウサギを擬人化したキャラクター91とは、共に線画で描かれている。このように線画で描かれていると、肌対向面側の第1グラフィック8のキャラクター81の皺が認識し易く、おむつ1を幼児や高齢者に着用させる際、皺の入った第1グラフィック8のキャラクター81を引き伸ばす力加減が判断し易くなっている。その為、立体ギャザー5を更に正しい位置に配し易くなっている。
また、おむつ1は、図2に示すように、仕草の異なる複数(おむつ1においては4匹)のウサギを擬人化したキャラクター81が、長手方向(X方向)に間欠的に配されている。その為、立体ギャザー5を形成する弾性部材51及びレッグギャザーを形成するレッグギャザー形成用のレッグ弾性部材53等の弾性部材の収縮力等によって肌対向面側の第1グラフィック8のキャラクター81に皺が発生し易くなっている。このように第1グラフィック8のキャラクター81に皺が発生し易くなっているため、おむつ1を幼児や高齢者に着用させる際、皺の入った第1グラフィック8のキャラクター81を引き伸ばして皺がなくなるようにおむつ1を幼児や高齢者に着用させれば、一対の立体ギャザー5,5を幼児や高齢者の股間部の正しい位置に配することができるようになっている。
また、おむつ1は、図2に示すように、肌対向面側の第1グラフィック8の複数のキャラクター81の内の最も大きなキャラクター81が、おむつ1を包装体内に包装する際に形成される折り曲げ線FL上に配されている。その為、肌対向面側の第1グラフィック8のキャラクター81の皺が認識し易く、おむつ1を幼児や高齢者に着用させる際、皺の入った第1グラフィック8のキャラクター81を引き伸ばす力加減が判断し易くなっている。その為、立体ギャザー5を更に正しい位置に配し易くなっている。
また、おむつ1の表面シート2に、凹凸構造のシートを用い、肌対向面側の第1グラフィック8のキャラクター81に皺が発生し易くなっていても、おむつ1を幼児や高齢者に着用させる際、皺の入った第1グラフィック8のキャラクター81を引き伸ばしておむつ1を幼児や高齢者に着用させれば、一対の立体ギャザー5,5を幼児や高齢者の股間部の正しい位置に配することができるようになっている。
本発明の展開型の使い捨ておむつは、上述した本実施形態のおむつ1に何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
例えば、上述したおむつ1は、図2,図3に示すように、肌対向面側に形成された第1グラフィック8のウサギを擬人化したキャラクター81と、非肌対向面側に形成された第2グラフィック9のウサギを擬人化したキャラクター91とが、仕草が異なる関係の同一のキャラクターであるが、動作や表情等の仕草が同じで大きさも同じの同形同大の関係の同一のキャラクターであってもよい。このような同形同大の関係の同一のキャラクターであれば、認識した第2グラフィック9のキャラクター91の全体のイメージから第1グラフィック9のキャラクター81を更に想像し易い。
また、おむつ1は、図2に示すように、肌対向面側に配された仕草の異なる複数(おむつ1においては4匹)のウサギを擬人化したキャラクター81が、長手方向(X方向)に間欠的に配されているが、図5に示すように、ランダムに配されていてもよい。このようにランダムに配されていると、第1グラフィック8のキャラクター81の様々な方向からの皺が認識し易く、おむつ1を幼児や高齢者に着用させる際、皺の入った第1グラフィック8のキャラクター81を引き伸ばす力加減が判断し易くなっている。その為、立体ギャザー5を更に正しい位置に配し易くなっている。
また、おむつ1の第1グラフィック8は、図5に示すように、キャラクター81の周囲に着色領域Tを有していてもよい。このように着色領域Tを有していれば、第1グラフィック8のキャラクター81の皺が認識し易く、おむつ1を幼児や高齢者に着用させる際、皺の入った第1グラフィック8のキャラクター81を引き伸ばす力加減が判断し易くなっている。その為、立体ギャザー5を更に正しい位置に配し易くなっている。
また、おむつ1の肌対向面の第1グラフィック8は、図4に示すように、サブレイヤー11の肌対向面に形成されているが、サブレイヤー11の吸収体4と重なる領域の非肌対向面、表面シート2の吸収体4と重なる領域の肌対向面、表面シート2の吸収体4と重なる領域の非肌対向面、吸収性コア41を被覆するコアラップシート42における吸収体4の上方に位置する領域の肌対向面、又は該領域の非肌対向面に形成されていてもよい。また、サブレイヤー11を備えていなくてもよい。
また、おむつ1の非肌対向面の第2グラフィック9は、図4に示すように、裏面シート3を構成する樹脂フィルム31の非肌対向面に形成されているが、該樹脂フィルム31の吸収体4と重なる領域の肌対向面、裏面シート3の吸収体4と重なる領域の不織布32の肌対向面、該不織布32の非肌対向面、吸収性コア41を被覆するコアラップシート42における吸収体4の下方に位置する領域の肌対向面、又は該領域の非肌対向面に形成されていてもよい。
また、おむつ1においては、同一のキャラクターが、おむつ1の肌対向面及び非肌対向面に形成されているが、おむつ1を包装する包装体の表面にも形成されていてもよい。このように包装体の表面に同一のキャラクターが形成されていると、保護者や介護者等は、第2グラフィック9のキャラクター91に気づく前に、包装体に形成されたキャラクターに気づくことができ、保護者や介護者等は、第2グラフィック9のキャラクター91及び第1グラフィック8のキャラクター91の全体のイメージを認識することができる。
1 展開型の使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 立体ギャザー
51 立体ギャザー形成用の弾性部材
52 立体ギャザー形成用シート
53 レッグギャザー形成用のレッグ弾性部材
6 ファスニングテープ
61 テープ基材シート
62 フック材
7 ランディングテープ
8 第1グラフィック
81 キャラクター
9 第2グラフィック
91 キャラクター
10 吸収性本体
10s 長手方向(X方向)に沿う側部
11 サブレイヤー
A 腹側領域
B 背側領域
C 股下領域
CL 長手方向に延びる中心線

Claims (7)

  1. 肌対向面を形成する表面シート、非肌対向面を形成する裏面シート及び両シートの間に介在された縦長の吸収体を有する吸収性本体の長手方向に沿う両側部に、弾性部材の収縮力によって一対の立体ギャザーが形成される展開型の使い捨ておむつであって、
    肌対向面側においては、股下領域から腹側領域に亘り、且つ前記一対の立体ギャザーで囲まれた領域に、キャラクターを含む第1グラフィックが形成されており、
    非肌対向面側においては、股下領域から腹側領域に亘り、前記第1グラフィックとは別に設けられたキャラクターを含む第2グラフィックが形成されており、
    前記第1グラフィックのキャラクターと前記第2グラフィックのキャラクターとは、同一のキャラクターであり、
    前記使い捨ておむつを引き伸ばした状態を肌対向面側から視た際に、前記第1グラフィックが視認可能に形成されており、
    前記使い捨ておむつを引き伸ばした状態を非肌対向面側から視た際に、前記第2グラフィックが視認可能に形成されている展開型の使い捨ておむつ。
  2. 前記使い捨ておむつは、前記吸収性本体の背側領域の左右両側縁部に一対のファスニングテープと、前記吸収性本体を構成する前記裏面シートの腹側領域の非肌対向面に、該ファスニングテープを止着させるランディングテープとを備え、
    前記第2グラフィックのキャラクターが、前記裏面シートにおける前記吸収体と重なる領域、ファスニングテープ及びランディングテープの何れかに形成されている請求項1記載の展開型の使い捨ておむつ。
  3. 前記第1グラフィックのキャラクター及び前記第2グラフィックのキャラクターは、線画で描かれている請求項1又は2に記載の展開型の使い捨ておむつ。
  4. 前記第1グラフィックは、複数の前記キャラクターを含み、該複数のキャラクターが、長手方向に間欠的に配されている請求項1〜3の何れか1項に記載の展開型の使い捨ておむつ。
  5. 前記第1グラフィックは、複数の前記キャラクターを含み、該複数のキャラクターが、ランダムに配されている請求項1〜4の何れか1項に記載の展開型の使い捨ておむつ。
  6. 前記複数のキャラクターの内の最も大きなキャラクターが、前記使い捨ておむつを包装体内に包装する際に形成される折り曲げ線上に重なっている請求項4又は5に記載の展開型の使い捨ておむつ。
  7. 前記使い捨ておむつは、前記表面シートと前記吸収体との間に、液透過性のサブレイヤーを備え、
    前記第1グラフィックは、前記サブレイヤーに形成されている請求項1〜6の何れか1項に記載の展開型の使い捨ておむつ。
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