JP6353402B2 - 音響電子透かしシステム、電子透かし埋め込み装置、電子透かし読み取り装置、その方法及びプログラム - Google Patents
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Description
(1)必要とする並行情報の通信速度(ビットレート)を確保すること(並行情報の通信速度の確保)。
(2)埋め込まれた並行情報を受信側で確実に読み取ることができること(通信の信頼性確保)。
(3)出力音響信号を人が聴いたときに、並行情報を埋め込まれる前の入力音響信号に比べて劣化が検知されない、または気にならないこと(音声品質の維持)。
である。
Nを2以上の整数の何れかとし、第一残差信号の基本周波数である第一基本周波数のN倍となる正弦波を第一搬送波として生成する第一搬送波生成部と、Mを1以上N以下の整数の何れかとし、シンボルレートをピッチ周波数のM倍となるように、第一搬送波を並行情報で位相変調し、変調波を求める位相変調部と、変調波と第一残差信号とを加算し、第一信号を求める加算部と、第一線形予測係数をフィルタ係数とするIIRフィルタを用いて、第一信号をフィルタリングし、再生信号を求める合成フィルタとを含む。電子透かし読み取り部は、再生信号の再生音を収音して得られる収音信号の線形予測係数である第二線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、収音信号をフィルタリングし、第二残差信号を求める第二逆フィルタと、第二残差信号の基本周波数である第二基本周波数のN倍となる正弦波を第二搬送波として生成する第二搬送波生成部と、第二残差信号と第二搬送波とを用いて、並行情報に対応する情報を検出する検波部とを含む。
<第一実施形態に係る音響電子透かしシステム>
第一実施形態に係る音響電子透かしシステム10は、送信部11と、受信部14とを含む。送信部11及び受信部14はそれぞれ電子透かし埋め込み部100及び電子透かし読み取り部200を含む(図1参照)。
<第一実施形態に係る電子透かし埋め込み部>
図3は第一実施形態に係る電子透かし埋め込み部100の機能ブロック図を、図4はその処理フローを示す。
入力バッファ110は、入力音響信号を受け取り、少なくとも一定の時間分の入力音響信号を蓄積し(S110)、一定の時間(フレーム)ごとの入力音響信号を出力する。言い換えると、入力音響信号は、入力バッファ110に蓄えられ、入力音響信号をフレームと呼ばれる一定の時間ごとに区切って線形予測分析部120と逆フィルタ130に送る。1フレームの時間長は一般には、10ミリ秒から20ミリ秒程度とすることが多いが、それ以外の時間長でもよい。以下、上記一定の時間ごとに区切られた入力音響信号をフレーム信号ともいう。
線形予測分析部120は、フレーム信号を受け取り、線形予測分析の手法を用いて、入力音響信号を線形予測分析し、線形予測係数を求め(S120)、線形予測係数を逆フィルタ130と合成フィルタ180に送る。線形予測分析の手法としては、共分散法、自己相関法、PARCOR分析、LSP分析等が考えられる。なお、線形予測係数とは、線形予測係数自体に加え、線形予測係数と等価な値(例えば、PARCOR係数、LSP(line spectrum pair))を含むものとする。
逆フィルタ130は、フレーム信号と線形予測係数とを受け取り、線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、入力音響信号をフィルタリングし(S130)、残差信号を求め、出力する。残差信号はピッチ分析部140と加算部170に送られる。
ピッチ分析部140は、残差信号を受け取り、残差信号のピッチ長、すなわち音声の基本周波数の1周期の長さを分析して(S140)、ピッチ周波数またはピッチ長を搬送波生成部150に送る。ピッチ周波数とピッチ長は、逆数の関係にあり、それぞれHz、秒を単位とする。なお、特にことわりがない場合にはピッチ周波数とピッチ長は同義とし、周波数領域では基本周波数、時間領域ではピッチの時間長を表すものとする。以下、総称して「ピッチ」と呼ぶ。
搬送波生成部150は、ピッチを受け取り、周波数がピッチ周波数のN倍(1周期がピッチ長のN分の1)となる正弦波を搬送波として生成し(S150)、出力する。Nは2以上の整数の何れかである。例えば、ピッチが100Hzの場合には、500Hz、800Hz、1000Hz等の正弦波を出力する。Nの上限は特にないが、ピッチ周波数のN倍が4kHz以下になるように決めると本実施形態の効果が大きい。音声や楽器音などの音響信号は、ピッチ周波数成分とその高調波成分(倍音成分ともいう)から構成される「調波構造」であることが知られているが、特に音声の場合は、4kHz以下の周波数成分で調波構造が顕著であることと、4kHz以下の周波数成分の割合が4kHz以上の周波数成分の割合に比べ大きいことから、上記搬送波を重畳することによる、受聴者の聴覚的な歪みを抑えることができるためである。なお、搬送波の位相は、残差のピッチ周波数成分の位相と一致するか、または、残差のピッチ周波数成分の位相との相対的な位相差が常に一定値となるようにする。
位相変調部160は、搬送波と並行情報とを受け取り、シンボルレートをピッチ周波数のM倍となるように、搬送波を並行情報で位相変調し、変調波を求め(S160)、出力する。なお、Mを1以上N以下の整数の何れかとする。なお、並行情報は、1と0の時系列で表されるデジタル信号である。位相変調方式には、BPSK(Binary Phase Shift Keying)やQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)が知られている。BPSKは2PSK、QPSKは4PSKとも呼ばれる。BPSKでは、1シンボルで1ビット、QPSKでは1シンボルで2ビットの並行情報を送ることができる。
加算部170は、変調波と残差信号とを受け取り、変調波と残差信号とを加算して(S170)、加算後の信号(以下、「第一信号」ともいう)を合成フィルタ180に送る。
合成フィルタ180は、線形予測係数と第一信号とを受け取り、線形予測係数をフィルタ係数とするIIRフィルタを用いて、第一信号をフィルタリングし(S180)、再生信号を求め、出力する。
[参考文献1]古井貞熙著、「ディジタル音声処理」、東海大学出版会、1985年、pp.60-98
[参考文献2]神谷幸宏著、「C言語によるディジタル無線通信技術」、コロナ社、2010年、pp.53-83
図5は第一実施形態に係る電子透かし読み取り部200の機能ブロック図を、図2はその処理フローを示す。
入力バッファ210は、収音信号を受け取り、少なくとも一定の時間分の収音信号を蓄積し(S210)、一定の時間(フレーム)ごとの収音信号を出力する。
線形予測分析部220は、フレーム毎の収音信号を受け取り、線形予測分析の手法を用いて、収音信号を線形予測分析し、線形予測係数を求め(S220)、線形予測係数を逆フィルタ230に送る。
逆フィルタ230は、フレーム毎の収音信号と線形予測係数とを受け取り、線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、収音信号をフィルタリングし(S230)、残差信号を求め、出力する。残差信号はピッチ分析部240と検波部260に送られる。
ピッチ分析部240は、残差信号を受け取り、残差信号のピッチ長、すなわち音声の基本周波数の1周期の長さを分析して(S240)、ピッチを搬送波生成部250に送る。
搬送波生成部250は、ピッチを受け取り、周波数がピッチ周波数のN倍となる正弦波を搬送波として生成し(S250)、出力する。
検波部260は、残差信号と搬送波とを受け取り、電子透かしが埋め込まれた残差信号と搬送波とを用いて、並行情報に対応する情報を検出し(S260)、出力する。なお、通信が正常に行われた場合には、電子透かし埋め込み部100で埋め込まれた並行情報と、S260で検出した並行情報に対応する情報とは一致する。検出の方法には、一般的な位相変調方式の同期検波の方法を利用することができる。ここでは、同期検波の手法が使えるのがポイントである。一般に、高度なディジタル通信網では、送信側と受信側で同期した搬送波を生成できるため、同期検波が可能であり、高速で安定したディジタル通信を実現している。しかしながら、簡易的なディジタル通信システムでは、遅延検波または非同期検波が主流であり、通信の安定性の点で同期検波に劣る。本実施形態では、簡易な変復調方式にもかかわらず同期検波ができるのは、搬送波が電子透かし埋め込み部100と電子透かし読み取り部200の両方で、残差信号のピッチに、周波数、位相とも同期して生成されているため、結果として、送信側と受信側で同期した搬送波を生成できているためである。
[参考文献3]斉藤洋一著、「ディジタル無線通信の変復調」、電子情報通信学会、 1996年、pp.1-35
以上の構成により、入力音響信号のピッチ周波数を分析し、ピッチ周波数の整数倍の周波数を搬送波として、シンボルレートもピッチ周波数の整数倍とする位相変調信号を透かしとして入力音響信号に重畳する方法により、必ずしもデジタル通信路を経由せずに、(1)並行情報の通信速度の確保、(2)通信の信頼性確保、(3)音声品質の維持を実現する音響電子透かしシステムを実現する。
第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第二実施形態に係る音響電子透かしシステム30は、送信部31と、受信部34とを含む。送信部31及び受信部34はそれぞれ電子透かし埋め込み部300及び電子透かし読み取り部400を含む(図1参照)。
<第二実施形態に係る電子透かし埋め込み部>
図17は電子透かし埋め込み部300の機能ブロック図を、図18はその処理フローを示す。
ピッチ分析部340は、残差信号を受け取り、残差信号を用いてピッチ周波数を計算し、搬送波生成部150に出力するとともに、ピッチ周波数における残差信号の自己相関値を計算し(S340)、判定部390に出力する。
判定部390は、自己相関値を受け取り、この値を用いて、母音区間のような周波数特性(調波構造)を持っているかどうかの判定を行い、判定結果に従い、SW391をON/OFFを制御する制御信号を出力する。母音区間と同様の周波数特性を持っている場合には、SW391をONにして、搬送波を残差信号に加算する。母音区間と同様の周波数特性を持っていないと判定した場合には、SW391をOFFにして、搬送波を残差信号に加算しない。
加算部370は、残差信号が調波構造を有する場合に変調波と残差信号とを加算し第一信号を求め(S390のyes、S370)、残差信号が調波構造を有さない場合に残差信号を第一信号とする(S390のno)。加算部370は、第一信号を加算部170に出力する。
電子透かし読み取り部400は、電子透かし読み取り部200と、以下の点で異なる。電子透かし読み取り部400は、検波部260に代えて、検波部460を含む(図5参照)。
このような構成とすることで、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、搬送波を加算しても再生音に違和感を感じない区間のみに電子透かしが埋め込まれる。
電子透かし埋め込み部100、300、電子透かし読み込み部200、400はそれぞれ別装置として構成し、それぞれ電子透かし埋め込み装置、電子透かし読み込み装置としてもよい。
本発明は、デジタルシグナルプロセッサや専用LSIに実装して実現することも可能である。また、コンピュータ本体とコンピュータプログラムとして実行することが可能である。つまり、上記の実施形態及び変形例で説明した各装置における各種の処理機能をコンピュータによって実現してもよい。その場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記各装置における各種の処理機能がコンピュータ上で実現される。
Claims (8)
- 電子透かし埋め込み部と電子透かし読み取り部とを含み、
前記電子透かし埋め込み部は、
入力音響信号の線形予測係数である第一線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、前記入力音響信号をフィルタリングし、第一残差信号を求める第一逆フィルタと、
Nを2以上の整数の何れかとし、前記第一残差信号の基本周波数である第一基本周波数のN倍となる正弦波を第一搬送波として生成する第一搬送波生成部と、
Mを1以上N以下の整数の何れかとし、シンボルレートをピッチ周波数のM倍となるように、第一搬送波を並行情報で位相変調し、変調波を求める位相変調部と、
前記変調波と前記第一残差信号とを加算し、第一信号を求める加算部と、
前記第一線形予測係数をフィルタ係数とするIIRフィルタを用いて、前記第一信号をフィルタリングし、再生信号を求める合成フィルタとを含み、
前記電子透かし読み取り部は、
前記再生信号の再生音を収音して得られる収音信号の線形予測係数である第二線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、前記収音信号をフィルタリングし、第二残差信号を求める第二逆フィルタと、
前記第二残差信号の基本周波数である第二基本周波数のN倍となる正弦波を第二搬送波として生成する第二搬送波生成部と、
前記第二残差信号と前記第二搬送波とを用いて、前記並行情報に対応する情報を検出する検波部とを含む、
音響電子透かしシステム。 - 請求項1の音響電子透かしシステムであって、
前記加算部は、前記第一残差信号が調波構造を有する場合に前記変調波と前記第一残差信号とを加算し前記第一信号を求め、前記第一残差信号が調波構造を有さない場合に前記第一残差信号を前記第一信号とする、
音響電子透かしシステム。 - 入力音響信号の線形予測係数である第一線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、前記入力音響信号をフィルタリングし、第一残差信号を求める第一逆フィルタと、
Nを2以上の整数の何れかとし、前記第一残差信号の基本周波数である第一基本周波数のN倍となる正弦波を第一搬送波として生成する第一搬送波生成部と、
Mを1以上N以下の整数の何れかとし、シンボルレートをピッチ周波数のM倍となるように、第一搬送波を並行情報で位相変調し、変調波を求める第一位相変調部と、
前記変調波と前記第一残差信号とを加算し、第一信号を求める加算部と、
前記第一線形予測係数をフィルタ係数とするIIRフィルタを用いて、前記第一信号をフィルタリングし、再生信号を求める合成フィルタとを含む、
電子透かし埋め込み装置。 - 収音信号を用いて、並行情報を得る電子透かし読み取り装置であって、
収音信号の線形予測係数である第二線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、前記収音信号をフィルタリングし、第二残差信号を求める第二逆フィルタと、
Nを2以上の整数の何れかとし、前記第二残差信号の基本周波数である第二基本周波数のN倍となる正弦波を第二搬送波として生成する第二搬送波生成部と、
前記第二残差信号と前記第二搬送波とを用いて、並行情報に対応する情報を検出する検波部とを含む、
電子透かし読み取り装置。 - 入力音響信号の線形予測係数である第一線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、前記入力音響信号をフィルタリングし、第一残差信号を求める第一逆フィルタリングステップと、
Nを2以上の整数の何れかとし、前記第一残差信号の基本周波数である第一基本周波数のN倍となる正弦波を第一搬送波として生成する第一搬送波生成ステップと、
Mを1以上N以下の整数の何れかとし、シンボルレートをピッチ周波数のM倍となるように、第一搬送波を並行情報で位相変調し、変調波を求める位相変調ステップと、
前記変調波と前記第一残差信号とを加算し、第一信号を求める加算ステップと、
前記第一線形予測係数をフィルタ係数とするIIRフィルタを用いて、前記第一信号をフィルタリングし、再生信号を求める合成フィルタリングステップと、
前記再生信号の再生音を収音して得られる収音信号の線形予測係数である第二線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、前記収音信号をフィルタリングし、第二残差信号を求める第二逆フィルタリングステップと、
前記第二残差信号の基本周波数である第二基本周波数のN倍となる正弦波を第二搬送波として生成する第二搬送波生成ステップと、
前記第二残差信号と前記第二搬送波とを用いて、前記並行情報に対応する情報を検出する検波ステップとを含む、
音響電子透かし方法。 - 入力音響信号の線形予測係数である第一線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、前記入力音響信号をフィルタリングし、第一残差信号を求める第一逆フィルタリングステップと、
Nを2以上の整数の何れかとし、前記第一残差信号の基本周波数である第一基本周波数のN倍となる正弦波を第一搬送波として生成する第一搬送波生成ステップと、
Mを1以上N以下の整数の何れかとし、シンボルレートをピッチ周波数のM倍となるように、第一搬送波を並行情報で位相変調し、変調波を求める第一位相変調ステップと、
前記変調波と前記第一残差信号とを加算し、第一信号を求める加算ステップと、
前記第一線形予測係数をフィルタ係数とするIIRフィルタを用いて、前記第一信号をフィルタリングし、再生信号を求める合成フィルタリングステップとを含む、
電子透かし埋め込み方法。 - 収音信号を用いて、並行情報を得る電子透かし読み取り方法であって、
収音信号の線形予測係数である第二線形予測係数をフィルタ係数とするFIRフィルタを用いて、前記収音信号をフィルタリングし、第二残差信号を求める第二逆フィルタリングステップと、
Nを2以上の整数の何れかとし、前記第二残差信号の基本周波数である第二基本周波数のN倍となる正弦波を第二搬送波として生成する第二搬送波生成ステップと、
前記第二残差信号と前記第二搬送波とを用いて、並行情報に対応する情報を検出する検波ステップとを含む、
電子透かし読み取り方法。 - 請求項3の電子透かし埋め込み装置、または、請求項4の電子透かし読み取り装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015097178A JP6353402B2 (ja) | 2015-05-12 | 2015-05-12 | 音響電子透かしシステム、電子透かし埋め込み装置、電子透かし読み取り装置、その方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015097178A JP6353402B2 (ja) | 2015-05-12 | 2015-05-12 | 音響電子透かしシステム、電子透かし埋め込み装置、電子透かし読み取り装置、その方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016212315A JP2016212315A (ja) | 2016-12-15 |
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JP2015097178A Active JP6353402B2 (ja) | 2015-05-12 | 2015-05-12 | 音響電子透かしシステム、電子透かし埋め込み装置、電子透かし読み取り装置、その方法及びプログラム |
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