JP6351432B2 - 地図描画システムおよび地図描画方法 - Google Patents

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Description

この発明は、表示領域外の地図上の地点を参照する技術に関する。
地図表示部において、表示画面(表示領域)の寸法には物理的な制限があるため、一度に表示できる地図の範囲には限界がある。使い勝手の良い地図表示部とするためには、表示画面外の地図の情報を把握したり、表示画面外の地点に容易にスクロールできることが重要である。
この点、特許文献1には、道路や海岸線、鉄道路線といった地図上の任意のラインを選択することで、選択したラインに沿って自動的にスクロールを行う地図スクロール装置が開示されている。
特開2004−341028号公報
しかし、特許文献1のスクロール方法によれば、実際にスクロールされるまで、ユーザは選択したラインの先にどのような施設があるのかを予め把握することが出来なかった。
そこで、本発明は上述の問題点に鑑み、表示領域外の地図上の情報をユーザが容易に把握することができる地図描画システム及び地図描画方法の提供を目的とする。
本発明の地図描画システムは、地図データを取得する地図データ取得部と、地図データに基づいて地図を表示部の表示領域に描画する描画部と、を備え、描画部は、表示領域内外に亘る地図のラインから選択した選択ラインの、表示領域外の部分に関連付けられた関連情報のリストを、地図をスクロールすることなく地図に重畳して表示領域に描画する。
本発明の地図描画システムは、地図データを取得する地図データ取得部と、地図データに基づいて地図を表示部の表示領域に描画する描画部と、を備え、描画部は、表示領域内外に亘る地図のラインから選択した選択ラインの、表示領域外の部分に関連付けられた関連情報のリストを、地図をスクロールすることなく地図に重畳して表示領域に描画する。従って、ユーザはスクロールしなくとも選択ラインの先の関連情報を把握することができる。

実施の形態1に係る地図描画システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る地図描画システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る地図描画システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る地図描画システムの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態1に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態1に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態1に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態1に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態2に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態2に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態2に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態2に係る地図描画システムの動作を示すフローチャートである。 実施の形態2の変形例に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態2の変形例に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態3に係る地図描画システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態3に係る地図描画システムの動作を説明する図である。 実施の形態3に係る地図描画システムの動作を示すフローチャートである。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成>
本発明の地図描画システムは、表示部に地図を描画する際に、表示部の表示領域外の地図の関連情報のリストを地図に重畳描画することで、表示領域外の地図の関連情報を容易に参照可能にする。また、当該リストから関連情報が選択されると、関連情報に対応する地点へスクロールを行うことにより、表示領域外の地点へのスクロールを容易にする。
従って、本発明の地図描画システムは、車両のナビゲーション装置に限らず一般的な地図表示システムに適用されるものであるが、以下では、車両のナビゲーション装置に地図描画システムを適用した例を説明する。
図1は、実施の形態1に係る地図描画システム101の構成を示すブロック図である。地図描画システム101は、図1において車載装置により構成されるが、図2に示すようにサーバと車載装置の組み合わせで構成されても良いし、図3に示すようにサーバ、スマートフォンおよび車載装置の組み合わせで構成されても良い。また、図1において表示部7は車載装置と別の構成として示しているが、表示部7は車載装置に含められても良い。
図1において、地図描画システム101は、入力部1、ライン選択部2、関連情報取得部3、リスト作成部4、地図データ取得部5、描画部6、地物データベース(DB)11および地図データベース(DB)12を備えている。
入力部1は、地図のスクロール操作やラインの選択操作といったユーザの地図描画システム101に対する入力操作を受け付けるマンマシンインタフェースである。
表示部7は、地図を表示する液晶表示装置等の表示デバイスである。以下の説明では、入力部1と表示部7はタッチパネルとして一体的に構成されるものとする。
ライン選択部2は、入力部1からユーザの入力操作の情報を取得し、地図DB12から地図データを取得し、これらに基づき、表示部7の表示領域内外に亘る地図上のラインの中から特定のラインを選択する。ここで選択するラインを選択ラインと呼ぶ。ラインとは、所定の長さ以上の線として地図に表わされるものであり、その表示対象物は道路に限らず、河川、鉄道路、送電線等が想定される。以下では、選択ラインは道路を表示対象物とするものとして説明する。
選択ラインは、表示領域内の地図上のラインからユーザが選択したラインを、ユーザの選択方向に延長したものである。ここで、ラインを「延長する」とは、ラインに沿って辿ることをいう。例えばラインが道路である場合は、道なりに道路を辿り、分岐がある場合には、同じ道路種別または同じ道路名の道路を辿ることをいう。ラインが河川である場合、主流または副流の区別がある場合には、主流を選択して辿っても良いし、分岐先の何れのラインをも選択ラインとしても良い。
関連情報取得部3は、ライン選択部2から選択ラインの情報を取得し、表示領域外の選択ラインのリスト作成箇所に関連付けられた関連情報を取得する。例えば、地物DB11から、選択ラインに沿ったPOI(Point of Interest)の情報を取得したり、VICS(登録商標)から提供される交通情報から、選択ライン上の工事箇所や渋滞箇所の情報を取得したりする。このように、リスト作成箇所は、選択ライン上の地点でも良いし、選択ライン上の一定の区間であっても良い。また、選択ラインに「沿った」POIとは、選択ライン上のPOIのみならず、選択ラインの近辺、すなわち選択ラインから予め定められた距離以内に存在するPOIを含んでも良い。
地物DB11は、地図上の地物の関連情報を記憶する記憶媒体であり、HDD(Hard Disk Drive)やメモリスティック等により構成される。関連情報は、地物の名称と位置情報を含み、例えばガソリンスタンド等の営業施設であればその営業時間等の情報を含んでいても良い。
地図DB12は、地図データを記憶する記憶媒体であり、HDD(Hard Disk Drive)やメモリスティック等により構成される。
リスト作成部4は、関連情報取得部3からリスト作成箇所の関連情報を取得し、これに基づき関連情報のリストを作成する。
地図データ取得部5は、地図DB12から地図データを取得し、描画部6に出力する。
描画部6は、地図データ取得部5から地図データを受けて地図を描画する。また、描画部6は、リスト作成部4から関連情報のリストを受けた場合には、当該リストを地図に重畳して描画する。そして、描画部6は描画データを表示部7に出力し、表示部7において地図、または地図およびリストの重畳表示が行われる。
なお、ライン選択部2、関連情報取得部3、リスト作成部4、地図データ取得部5および描画部6は、RAM(Random Access Memory)などのメモリに記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)により実現する。
<A−2.リスト描画>
図4は、地図描画システム101のリスト描画動作を示すフローチャートである。以下、図4に沿って地図描画システム101の動作を説明する。
まず、ユーザが何も操作をしない初期状態では、地図データ取得部5が所定の地図データを地図DB12から取得して描画部6で地図の描画を行い、表示部7で地図表示が行われる(ステップS1)。
次に、ライン選択部2は、ユーザがタッチパネルをタッチ中か否かを判断する(ステップS2)。タッチ中であれば入力部1からタッチ座標の情報が入力されるため、これをもってライン選択部2はタッチ中か否かを判断できる。
タッチ中であれば、タッチ座標に基づき選択ラインを決定する(ステップS3)。ここでは、ドラッグ操作の軌跡からユーザが選択した地図上のラインの区間(選択区間)を取得する。具体的には、ドラッグ操作の軌跡に一致する、または近い地図上のラインの区間を地図DB12から取得して選択区間とする。そして、選択区間をドラッグ方向に延長したものを選択ラインと決定する。
次に、ユーザのタッチが終了したか否かを判断する(ステップS4)。ユーザがドラッグ操作を継続している場合は、ステップS3に戻り、再び選択ラインを決定する。すなわち、随時、ドラッグ操作の軌跡と地図上のラインとの距離の算定を繰り返して選択区間および選択ラインを更新し、ドラッグ操作が終了、すなわちタッチが終了した時点で(ステップS4でYes)、選択ラインを確定し、記憶する(ステップS5)。
その後、地図表示終了か否かを判断し(ステップS11)、地図表示を継続する場合は、ステップS1に戻って地図表示を行う(ステップS1)。
ステップS2でユーザがタッチパネルをタッチ中でなければ、選択ラインがあるか否かを判断する(ステップS6)。ステップS3でライン選択部2が選択ラインを記憶している場合は、描画部6はライン選択部2から当該選択ラインを取得し、当該選択ラインのハイライト描画を行う(ステップS7)。すなわち、当該選択ラインを他の道路や河川などの経路と比べて、異なる色で区別して描画する。
次に、関連情報取得部3が、表示領域外の選択ラインのリスト作成箇所に関連付けられた関連情報を取得する(ステップS8)。ここでは、選択ラインに沿ったPOIの情報を地物DB11から取得し、また、交通情報から選択ラインに沿った工事箇所や渋滞箇所の情報を取得する。
なお、「飲食施設」、「工事・渋滞情報」、「ガソリンスタンド」、「交差点」等、予めリスト作成箇所の属性を定めておき、該当する属性の地点又は箇所をリスト作成箇所として、その関連情報を取得しても良い。例えば、入力部1を通してユーザが属性を「ガソリンスタンド」と定めている場合には、画面外の選択ラインに沿ったガソリンスタンドの情報のみを取得する。
また、リストとして表示部7に一度に表示する量には限りがあるので、表示部7における表示領域に合わせて、現在の地図の表示中心位置から距離順に近いものから所定個数の地点又は区間についてのみ、関連情報を取得しても良い。
その後、リスト作成部4が、関連情報取得部3で取得した関連情報のリストを作成する(ステップS9)。ここで作成されたリストは、描画部6において地図に重畳描画され、表示部7で表示される。
次に、ライン選択部2において選択ラインの記憶を消去し(ステップS10)、ステップS11に移行する。
以上の動作により、表示部7において図5に示す表示が実現する。
<A−3.リストの使用>
図5,6,7は、表示部7における表示例を示している。図5の例では、表示画面に地図が表示された状態で、ユーザが画面上の特定のラインに触れ、当該ライン上を画面の上方向にドラッグすると、ユーザがドラッグして選択した区間(選択区間)を上方向に延長したラインが選択ラインとして太い矢印でハイライト表示される様子を示している。そして、表示領域外の選択ラインに沿った地点又は箇所の関連情報のリストが、地図に重畳表示される。
関連情報のリストは、地図の表示を妨げることのないよう、選択ラインのハイライト表示や自車位置周辺地図における自車位置の表示と重ならないようにして、地図に重畳される。表示領域外の選択ラインに沿った地点又は箇所のうち、ユーザが定めた属性「交差点、道の駅」に該当する地点の関連情報が、自車位置から近い順に4つ、リスト表示される。関連情報として、「ABC交差点」といった地点の名称の他、基準点から当該地点までの距離、基準点からみた当該地点の方向が示されている。ここで、基準点とは、自車位置のことを示している。
ユーザがリストの「DEF交差点」をタッチして選択すると(図6)、DEF交差点への自動スクロール表示が行われ、図7に示す地図表示に遷移する。また、スクロール表示に代えて、図6に示す地図表示から図7に示す地図表示にジャンプしても良いが、その場合には、遷移前の地図の表示範囲から見てどの方向にジャンプしたかをユーザが識別できるようなアニメーションを挿入することが望ましい。
以上の動作により、ユーザは表示領域外の地点又は区間の関連情報をリスト表示という形式で把握することができる。また、リスト表示された関連情報を選択することで、対応する地点又は区間を含む地図表示が行われるため、操作性に優れた地図描画システムとなる。
上記の関連情報取得部3およびリスト作成部4の説明では、表示部7で一度にリスト表示される所定数のリスト作成箇所のみ、関連情報を取得し、リスト作成を行うこととした。しかし、予め、一度にリスト表示する以上の数のリスト作成箇所について関連情報を取得し、リスト作成をしておいても良い。そして、ユーザによるリストをその配列方向(図4,5,6における画面上下方向)にドラッグする操作を受けて、描画部6がリストのスクロール描画を行い、表示部7においてリストのスクロール表示を行っても良い。これにより、表示領域の寸法に限定されない多数の表示領域外の地図の関連情報を参照し、当該関連情報の地点又は区間の地図表示を簡単な操作で行うことができる。
また、関連情報取得部3において、リスト作成箇所の属性として数種類を予め定めておき、タッチパネル上でリストをその配列方向と直交する方向にドラッグする操作を受けて、リスト作成箇所の属性を変えても良い。図8では、高速道路を選択ラインとしてハイライト表示し、サービスエリア(S.A.)およびインターチェンジ(I.C.)をリスト作成箇所の属性としている。ここで、ユーザがリストをその配列方向に直交する画面の左右方向にドラッグすると、リスト作成箇所の属性をガソリンスタンドに変更し、ガソリンスタンドの関連情報をリスト表示する(図9)。
この場合、入力部1からユーザの操作情報を取得し、関連情報取得部3がリスト作成箇所の属性を変更し、変更後の属性を有する地点又は箇所の関連情報を、地物DB11または交通情報から取得する。そして、リスト作成部4でリストを作成し直し、描画部6で地図とリストの重畳描画を行う。
これにより、ユーザはリストで表示する関連情報の属性を、リストをドラッグするという簡単な操作により変更することができ、自身が参照したい関連情報のリスト表示を行わせることができる。
<A−4.効果>
実施の形態1に係る地図描画システム101は、地図データを取得する地図データ取得部5と、地図データに基づいて地図を表示部の表示領域に描画する描画部6と、を備え、描画部6は、表示領域内外に亘る地図のラインから選択した選択ラインの、表示領域外の部分に関連付けられた関連情報のリストを地図に重畳して表示領域に描画する。従って、ユーザはスクロールしなくとも選択ラインの表示領域外の関連情報を把握することができる。
また、地図描画システム101は、表示領域内外に亘る地図のラインから選択ラインを選択するライン選択部2と、選択ラインの表示領域外の部分に関連付けられた関連情報を取得する関連情報取得部3と、関連情報のリストを作成するリスト作成部4と、をさらに備え、描画部6は、リスト作成部4が作成したリストを地図に重畳して表示領域に描画する。従って、ユーザはスクロールしなくとも選択ラインの表示領域外の関連情報を把握することができる。
また、ライン選択部2は、ユーザが選択した表示領域内の地図上の選択地点を通る選択区間を少なくともいずれかの方向に延長したラインを選択ラインとし、関連情報取得部3は、選択ラインに沿った表示領域外の地図上の地点または区間をリスト作成箇所とし、リスト作成箇所の関連情報を取得し、リスト作成部4は、リスト作成箇所の関連情報のリストを作成する。従って、ユーザはスクロールしなくとも選択ラインの表示領域外の関連情報を把握することができる。
また、選択ラインは、選択区間をユーザが選択した方向に延長したラインである、従って、ユーザはスクロールしなくとも選択ラインの表示領域外の関連情報を把握することができる。
また、描画部6は、ユーザがリストからリスト作成箇所を選択すると、ユーザが選択したリスト作成箇所の周辺地図を描画するため、ユーザは、簡便な操作で表示領域外の重要地点を参照することができる。
また、描画部6は、ユーザがリストからリスト作成箇所を選択すると、表示領域に現在表示中の範囲からユーザが選択したリスト作成箇所へのスクロール描画を行う。これにより、ユーザは、簡便な操作で表示領域外の重要地点を参照することができる。
また、表示部7はタッチパネルを備え、ライン選択部2は、タッチパネルにおけるタッチ位置に基づき選択地点を判別するので、ユーザはタッチパネルの操作によって、リストを表示するラインを選択することができる。
また、ライン選択部2は、タッチパネルにおけるドラッグ操作のドラッグ開始位置に基づき選択地点を判別し、ドラッグ操作のドラッグ区間に基づき選択区間を判別するので、ユーザはタッチパネルの操作によって、リストを表示するラインを選択することができる。
また、選択区間をドラッグ操作のドラッグ方向に基づく方向に延長したラインを選択ラインとすることにより、ユーザはタッチパネルの操作によって、リストを表示するラインを選択することができる。
また、関連情報取得部3は、タッチパネルにおけるドラッグ操作の距離に基づきリスト作成箇所を定めるので、ユーザはドラッグ操作の距離によってリスト表示する箇所を変更することができる。
また、描画部6は、タッチパネルにおいてリストをその配列方向にドラッグする操作がなされた場合に、リストのスクロール描画を行う。これにより、リストの表示スペースが限られていても、表示領域外の多数の関連情報を参照することが可能となる。
また、リスト作成箇所は、選択ラインに沿った表示領域外の地図上の地点または区間のうち、予め定められた種類の属性を有する箇所であり、関連情報取得部3は、タッチパネル上でリストを配列方向と直交する方向になぞる操作がなされた場合に、リスト作成箇所の属性を変更する。これにより、ユーザはドラッグ操作によって所望の属性の関連情報を参照することができる。
また、描画部6は、選択ラインを他のラインと異なる態様で描画するので、選択ラインを地図上で明確に識別することができる。
また、実施の形態1に係る地図描画方法は、地図データ取得部5により地図データを取得し、描画部6により地図データに基づいて地図を表示部7の表示領域に描画し、描画部6による地図の描画は、表示領域内外に亘る地図のラインから選択した選択ラインの、表示領域外の部分に関連付けられた関連情報のリストを地図に重畳して表示領域に描画することである。従って、ユーザはスクロールしなくとも選択ラインの表示領域外の関連情報を把握することができる。
<B.実施の形態2>
<B−1.構成>
実施の形態2の地図描画システム102の構成は、図1,2,3に示す実施の形態1の地図描画システムの構成と同様である。
実施の形態1では、ユーザがタッチパネルにタッチしてドラッグするという一連の操作により選択ラインを決定し、選択ラインの4ハイライト表示やリスト作成を行っていた。これに対して、実施の形態2では、ユーザがドラッグ操作を開始する前であっても、タッチした時点で、選択ラインを決定し、選択ラインのハイライト表示やリスト作成を行う。
しかし、選択ラインが確定していない時点では、選択ラインのハイライト表示やリスト表示は恒常的なものではなく、確定前にユーザが手を離せば、見る必要はなかったと判断して消去する。ユーザのタッチが所定時間以上継続したことをもって、現状の選択ラインが確定し、ユーザがタッチをやめた後も、選択ラインのハイライト表示やリスト表示を残す。
<B−2.動作>
図10,11,12は、実施の形態2の地図描画システム102における表示部7の表示例を示している。図10の例では、タッチパネルに地図が表示された状態で、ユーザがタッチパネル上の特定のラインに触れると、ユーザがラインをドラッグする前に、選択ラインが定まる。具体的には、ユーザがタッチした地点(選択地点)を含むラインを抽出し、当該ラインを両方向に例えば等距離だけ延長したものを選択ラインとする。
そして、選択ラインをハイライト表示するとともに、表示領域外の選択ラインに沿った地点又は区間の関連情報をリスト表示する。図10において、選択ラインは画面の上下いずれの方向にも延長されたラインであり、両方向について、選択ラインに沿った地点又は区間の関連情報がリスト表示される。
この段階では、ユーザがタッチを開始してから所定時間が経過しておらず、選択ラインは未確定であるものとする。そして、ユーザが異なるラインへ指をずらすと、新たにタッチしているラインを選択ラインとして更新する。図11は、図10の状態からユーザが画面の左方向に指をずらし、別のラインに触れた状態を示している。ユーザが新たに触れたラインが選択ラインとなり、新たな選択ラインに基づきリスト表示が更新される。
次に、ユーザがタッチした指を選択ライン上で何れかの方向にドラッグすると、ドラッグ方向に応じて選択ラインが更新される。すなわち、ドラッグする前の選択ラインは、選択地点を含むラインをいずれの方向にも延長したものであるが、ドラッグ後の選択ラインは、選択地点を含むラインをドラッグ方向に延長したものに更新される。
図12は、図11の状態からユーザがラインを画面の上方向にドラッグした状態を示している。これにより選択ラインは、選択地点を含むラインを上方向に延長したものに更新される。すなわち、選択地点を含むラインを下方向に延長した部分は、選択ラインから除外される。そして、更新後の選択ラインについてハイライト表示とリスト表示が行われる。その結果、下方向の関連情報のリスト表示は削除される。
なお、ユーザが選択ラインをドラッグする距離に応じて、リスト表示する関連情報の地点の距離を変えても良い。すなわち、ドラッグ距離が長いほど、基準点から遠い距離の地点又は区間の関連情報をリスト表示する。図12では、ユーザが選択ラインを上方向になぞることにより、図11に比べて基準点から遠い距離の関連情報がリスト表示される様子を示している。
図10,11,12に示す地図表示を実現する地図描画システム102の動作を、図13のフローチャートに沿って説明する。ステップS21,22は、図4のステップS1,2と同様であるため、説明を省略する。
ステップS22でユーザがタッチパネルをタッチ中であると判断すると、タッチ座標に基づき選択ラインを抽出する(ステップS23)。ドラッグ操作がまだなされていない場合は、タッチ座標から選択地点を識別し、選択地点を含むライン区間を選択区間として抽出する。ここで抽出する選択区間は、選択地点を含むラインの所定長の区間である。そして、抽出した選択区間をいずれの方向にも延長したものを選択ラインとする。
次に、タッチ開始から所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS24)。所定時間が経過していればステップS25で選択ラインを確定してステップS26へ移行し、所定時間が経過していなければそのままステップS26に移行する。
ステップS26からステップS28は、図4のステップS7からステップS9と同様であるため、説明を省略する。
ステップS28の後、地図表示終了か否かを判断し(ステップS29)、地図表示を継続する場合は、ステップS21に戻って地図表示を行う。そして、タッチが継続していれば(ステップS22でYes)、タッチ座標に基づき選択ラインを抽出する(ステップS23)。ここでは、前回のステップS23で既に選択ラインを決定しているため、新たなタッチ座標に基づき選択ラインを更新する。具体的には、ユーザがドラッグ操作を行っている場合、ドラッグ操作の軌跡に一致する、または近い地図上のライン区間を地図DB12から取得して選択区間とする。そして、選択区間をドラッグ方向に延長したものを新たな選択ラインとして選択ラインを更新する。
あるいは、ユーザが一つのラインにタッチした後、別のラインに指をドラッグした場合は、ドラッグ後のタッチ座標から選択地点を更新し、更新後の選択地点に基づき選択ラインを更新する。すなわち、更新後の選択地点を含む所定長のライン区間を選択区間として抽出し、抽出した選択区間をいずれの方向にも延長したものを選択ラインとする。
ステップS22でユーザがタッチ中でないと判断すると、選択ラインが確定されているか否かを判断する(ステップS30)。選択ラインが確定されている場合は、ステップS26に移行する。すなわち、ユーザがタッチパネル上の同じ位置を所定時間以上タッチし続けることによって選択ラインが確定されると、その後にユーザが指を離しても、選択ラインのハイライト表示やリスト表示が継続して表示される。
ステップS30で選択ラインが確定されていない場合、ステップS29に移行して地図表示終了か否かを判断する。この場合、選択ラインのハイライト描画(ステップS26)や地点のリスト作成(ステップS28)が行われないので、選択ラインのハイライト表示やリスト表示は行われない。
<B−3.変形例>
以上の説明では、選択地点を通るラインが一つであることを想定していたが、選択地点が交差点や分岐点である場合は、選択地点を通るラインが複数存在する。その場合の地図表示例を図14,15に示す。
図14は、ユーザが交差点をタッチした状態を示している。この場合、交差点を画面の上下方向に通る道路と左右方向に通る道路があり、それぞれを双方向に延長したものを選択ラインとする。ここで、上下方向に通る道路を双方向に延長したものを第1選択ライン、左右方向に通る道路を双方向に延長したものを第2選択ラインとする。
そして、第1、第2選択ラインをハイライト表示し、表示領域外の第1、第2選択ラインに沿った地点又は区間の関連情報をリスト表示する。
図14の状態から、ユーザがタッチした指を第2選択ライン上で右方向にドラッグすると、この動作に応じて選択ラインが更新される。すなわち、第1選択ラインは選択ラインから除外され、第2選択ラインのうち、選択地点から右方向に延長したもののみが選択ラインとして更新される。その結果、更新後の選択ラインのみがハイライト表示され、更新後の選択ラインに沿った表示領域外の地点又は区間の関連情報のリスト表示がなされる(図15)。
また、選択地点が交差点や分岐点でなくとも、地図の縮尺が小さく、ユーザがタッチした場所が複数のラインに重なっている場合には、一意に選択ラインを定めることは出来ない。このような場合も、まず想定される複数の選択ライン候補をハイライト表示で示し、いずれの候補を選択ラインとするかをユーザに選択させる画面を表示しても良い。この場合、描画部6が、選択ライン候補をユーザに提示する候補提示部として動作する。なお、選択ライン候補を提示する際、各選択ライン候補の関連情報のリスト表示を行っても良い。この変形例は実施の形態1にも適用可能である。
<B−4.効果>
実施の形態2に係る地図描画システム102において、描画部6は、タッチパネルにおけるタッチ時間が予め定められた時間以上であるタッチ操作に基づき決定された選択ラインについて作成された関連情報のリストを、当該タッチ操作終了後も描画する。すなわち、タッチ時間が所定時間以上のタッチ操作により決定された選択ラインについてのみ、タッチ終了後もリスト表示が継続することにより、ユーザの意図に沿った選択ラインのリスト表示のみを行うことができる。
また、描画部6は、タッチ位置が複数のライン上の地点を含む場合、複数のラインのいずれかを選択ライン候補としてユーザに提示する候補提示部として動作する。そのため、例えばユーザが複数のラインを同時にタッチした場合であっても、ユーザの意図に沿った選択ラインを決定することができる。
また、選択地点が交差点である場合には、当該交差点を構成する複数の道路区間を選択区間とすることにより、交差点を構成する複数の道路を選択ラインとして、その夫々について関連情報のリスト表示を行うことができる。
<C.実施の形態3>
<C−1.構成>
図16は、実施の形態3に係る地図描画システム103の構成を示すブロック図である。地図描画システム103は、実施の形態1に係る地図描画システム101の構成に加えて、車両の走行経路を取得する走行予定経路取得部8を備えている点が異なる。
走行予定経路取得部8は、ユーザによって目的地が設定され、走行予定経路が存在する場合に、走行予定経路の情報を取得する。あるいは、これまでの車両の走行経路から自動的に車両の走行予定経路を予測しても良い。走行予定経路取得部8は、RAM(Random Access Memory)などのメモリに記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)により実現する。
ライン選択部2は、タッチパネルへのユーザのタッチ位置に基づき選択ラインを決定する。すなわち、ドラッグ操作の軌跡からユーザが選択した地図上のラインの区間(選択区間)を取得する。具体的には、ドラッグ操作の軌跡に一致する、または近い地図上のラインの区間を地図DB12から取得して選択区間とする。そして、選択区間をドラッグ方向に延長したものを選択ラインと決定する。しかし、選択区間が走行予定経路に含まれる場合は、走行予定経路を選択ラインとする。
関連情報取得部3は、ライン選択部2から選択ラインの情報を取得し、表示領域外の選択ラインのリスト作成箇所に関連付けられた関連情報を取得する。選択ラインが走行予定経路でない場合、関連情報取得部3は選択ライン上の地物や渋滞箇所等をリスト作成箇所とし、実施の形態1と同様に、地物DB11や交通情報から関連情報を取得する。それに加えて、選択ラインが走行予定経路である場合、関連情報取得部3は走行予定経路上の交差点もリスト作成箇所とし、当該交差点における走行予定経路に沿った進行方向の情報を、走行予定経路取得部8から関連情報として取得する。
<C−2.動作>
図17,18は、走行予定経路が選択ラインとなる場合の地図表示例を示している。図17は、自車位置周辺地図の表示例であり、既に決定された走行予定経路が点線で地図に重畳表示されている様子を示している。ここでの走行予定経路は現在の走行道路を600m先のA交差点で左折するという経路である。
図17の状態で、ユーザがタッチパネル上を現在の走行道路前方から直進方向にドラッグすると、ライン選択部2により選択ラインが決定される。実施の形態1では、現在の走行道路からA交差点を直進して道なりに進む経路が選択ラインとなるところ、実施の形態3では、ユーザがドラッグすることにより選択した区間が走行予定経路に含まれる場合、走行予定経路が選択ラインとなる。
そして、走行予定経路が選択ラインとなると、関連情報取得部3は、走行予定経路上の交差点をリスト作成箇所とし、交差点における走行予定経路に沿った進行方向の情報を関連情報として取得する。その他、交差点の関連情報は、交差点名、基準点からの距離、基準点からの方向に関する情報を含んでいる。
リスト作成部4において走行予定経路に沿った交差点の進行方向を示すリストが作成され、当該リストが描画部6で地図に重畳描画されることにより、図18に示す表示が表示部7でなされる。このリスト表示により、ユーザは表示領域外の走行予定経路を把握することができる。
次に、図18に示す地図表示を実現する地図描画システム103の動作を、図19のフローチャートに沿って説明する。ステップS41,42は、図4のステップS1,2と同様であるため、説明を省略する。
ステップS42でユーザがタッチパネルをタッチ中と判断すると、ライン選択部2はドラッグ操作の軌跡からユーザが選択した地図上のラインの区間(選択区間)を取得する。具体的には、ドラッグ操作の軌跡に一致する、または近い地図上のラインの区間を地図DB12から取得して選択区間とする。そして、選択区間が走行予定経路に含まれるか否かを判断する(ステップS43)。
選択区間が走行予定経路に含まれる場合は、走行予定経路を選択ラインとし(ステップS44)、ステップS46に移行する。一方、選択区間が走行予定経路に含まれない場合は、タッチ座標に基づき選択ラインを決定し(ステップS45)、ステップS46に移行する。すなわち、選択区間をドラッグ方向に延長したものを選択ラインとする。
ステップS46−S53は、図4のステップS4−S11と同様であるため、説明を省略する。但し、走行予定経路を選択ラインとする場合は、ステップS50の関連情報取得処理において、関連情報取得部3は、走行予定経路上の交差点をリスト作成箇所とし、当該交差点における走行予定経路に沿った進行方向を含む情報を、走行予定経路取得部8から関連情報として取得する。
<C−3.効果>
実施の形態3に係る地図描画システム103は、実施の形態1の地図描画システム101の構成に加えて、車両の走行予定経路を取得する走行予定経路取得部8を備え、選択区間が走行予定経路に含まれる場合、ライン選択部2は走行予定経路を選択ラインとし、関連情報取得部3は、走行予定経路上の交差点をリスト作成箇所とし、交差点における走行予定経路に沿った進行方向の情報を関連情報として取得する。従って、ユーザは表示領域外の走行予定経路を把握することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 入力部、2 ライン選択部、3 関連情報取得部、4 リスト作成部、5 地図データ取得部、6 描画部、7 表示部、8 走行予定経路取得部、11 地物データベース、12 地図データベース、101,102,103 地図描画システム。

Claims (18)

  1. 地図データを取得する地図データ取得部と、
    前記地図データに基づいて地図を表示部の表示領域に描画する描画部と、を備え、
    前記描画部は、前記表示領域内外に亘る地図のラインから選択した選択ラインの、前記表示領域外の部分に関連付けられた関連情報のリストを、前記地図をスクロールすることなく前記地図に重畳して前記表示領域に描画する、
    地図描画システム。
  2. 前記表示領域内外に亘る地図のラインから前記選択ラインを選択するライン選択部と、
    前記選択ラインの前記表示領域外の部分に関連付けられた関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記関連情報のリストを作成するリスト作成部と、をさらに備え、
    前記描画部は、前記リスト作成部が作成した前記リストを、前記地図をスクロールすることなく前記地図に重畳して前記表示領域に描画する、
    請求項1に記載の地図描画システム。
  3. 前記ライン選択部は、ユーザが選択した前記表示領域内の地図上の選択地点を通る選択区間を少なくともいずれかの方向に延長したラインを前記選択ラインとし、
    前記関連情報取得部は、前記選択ラインに沿った前記表示領域外の地図上の地点または区間をリスト作成箇所とし、前記リスト作成箇所の前記関連情報を取得し、
    前記リスト作成部は、前記リスト作成箇所の前記関連情報のリストを作成する、
    請求項2に記載の地図描画システム。
  4. 前記選択ラインは、前記選択区間をユーザが選択した方向に延長したラインである、
    請求項3に記載の地図描画システム。
  5. 前記描画部は、ユーザが前記リストから前記リスト作成箇所を選択すると、ユーザが選択した前記リスト作成箇所の周辺地図を描画する、
    請求項3又は4に記載の地図描画システム。
  6. 前記描画部は、ユーザが前記リストから前記リスト作成箇所を選択すると、前記表示領域に現在表示中の範囲からユーザが選択した前記リスト作成箇所へのスクロール描画を行う、
    請求項5に記載の地図描画システム。
  7. 前記表示部はタッチパネルを備え、
    前記ライン選択部は、前記タッチパネルにおけるタッチ位置に基づき前記選択地点を判別する、
    請求項3から6のいずれか1項に記載の地図描画システム。
  8. 前記ライン選択部は、前記タッチパネルにおけるドラッグ操作のドラッグ開始位置に基づき前記選択地点を判別し、前記ドラッグ操作のドラッグ区間に基づき前記選択区間を判別する、
    請求項7に記載の地図描画システム。
  9. 前記表示部はタッチパネルを備え、
    前記ライン選択部は、前記タッチパネルにおけるドラッグ操作のドラッグ開始位置に基づき前記選択地点を判別し、前記ドラッグ操作のドラッグ区間に基づき前記選択区間を判別し、
    前記選択ラインは、前記選択区間を前記ドラッグ操作のドラッグ方向に基づく方向に延長したラインである、
    請求項4に記載の地図描画システム。
  10. 前記描画部は、前記タッチパネルにおけるタッチ時間が予め定められた時間以上であるタッチ操作に基づき決定された前記選択ラインについて作成された前記リストを、前記タッチ操作の終了後も描画する、
    請求項7に記載の地図描画システム。
  11. 前記関連情報取得部は、前記タッチパネルにおける前記ドラッグ操作の距離に基づき前記リスト作成箇所を定める、
    請求項8又は9に記載の地図描画システム。
  12. 前記描画部は、前記タッチパネルにおいて前記リストをその配列方向にドラッグする操作がなされた場合に、前記リストのスクロール描画を行う、
    請求項7から11のいずれか1項に記載の地図描画システム。
  13. 前記リスト作成箇所は、前記選択ラインに沿った前記表示領域外の地図上の地点または区間のうち、予め定められた種類の属性を有する箇所であり、
    前記関連情報取得部は、前記タッチパネル上で前記リストを配列方向と直交する方向になぞる操作がなされた場合に、前記リスト作成箇所の前記属性を変更する、
    請求項7から12のいずれか1項に記載の地図描画システム。
  14. 前記タッチ位置が複数のライン上の地点を含む場合、前記複数のラインのいずれかを選択ライン候補としてユーザに提示する候補提示部をさらに備え、
    前記ライン選択部は、前記選択ライン候補からユーザが選択した前記選択ライン候補を前記選択ラインと選択する、
    請求項7から13のいずれか1項に記載の地図描画システム。
  15. 前記描画部は、前記選択ラインを他のラインと異なる態様で描画する、
    請求項1から14のいずれか1項に記載の地図描画システム。
  16. 車両の走行予定経路を取得する走行予定経路取得部をさらに備え、
    前記選択区間が前記走行予定経路に含まれる場合、前記ライン選択部は、前記走行予定経路を前記選択ラインとし、前記関連情報取得部は、前記走行予定経路上の交差点を前記リスト作成箇所とし、前記交差点における前記走行予定経路に沿った進行方向の情報を前記関連情報として取得する、
    請求項9に記載の地図描画システム。
  17. 前記選択地点は交差点であり、
    前記選択区間は、前記交差点を構成する複数の道路区間である、
    請求項3に記載の地図描画システム。
  18. 地図データ取得部により地図データを取得し、
    描画部により前記地図データに基づいて地図を表示部の表示領域に描画し、
    前記描画部による前記地図の描画は、前記表示領域内外に亘る地図のラインから選択した選択ラインの、前記表示領域外の部分に関連付けられた関連情報のリストを、前記地図をスクロールすることなく前記地図に重畳して前記表示領域に描画することである、
    地図描画方法。
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