JP6350702B2 - Posシステム、登録装置およびプログラム - Google Patents
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Description
また、登録用POSレジスタ20は、各精算用POSレジスタ30からステータス情報を受信して管理する。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、登録用POSレジスタ20の動作を制御する。例えば、CPU201(返金情報生成手段)は、所定の処理において客に返金する返金情報を生成する。所定の処理とは、客が購入した商品の返品に関する返品処理や、登録した商品を金券により精算する処理等である。また、CPU201(選択手段)は、返金情報に基づく返金を行うべき精算用POSレジスタ30を選択する。また、CPU201(出金指示手段)は、返金情報に基づく出金のタイミングを決定する。また、CPU201(返金情報送信手段)は、通信部207を介して、選択された精算用POSレジスタ30で返金を行えるように返金情報を送信する。
る。
RAM203は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、スキャナ部204によって読み取られたバーコードに基づく商品情報、精算用POSレジスタ30から受信したステータス情報などを記憶する。また、例えば、RAM203は、操作ボタンが操作された履歴を記憶してもよい。
ブザー208は、店員が操作を確認することが必要な場合などに、ブザー音を発生させる。
CPU301は、中央演算処理装置であり、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、精算用POSレジスタ30の動作を制御する。例えば、CPU301(受信手段)は、通信部307を介して、返金情報を受信する。また、CPU301(出金手段)は、登録用POSレジスタ20により決定されたタイミングに、受信した返金情報に基づいて、客へ返金する金額に応じた現金(紙幣または硬貨)を、決済部310が備える釣銭釣札機に出金させる。
表示部305は、CPU301からの制御に応じて、種々の情報を画面に表示する。また、表示部305は、画面に表示した操作ボタンが操作された履歴(例えば、操作回数、操作順など)を、操作ボタン毎にRAM303に記憶させる。
印刷部309は、精算処理(すなわち商品の買上金額の決済)が終了した場合、客が持ち帰る精算済みレシートを印刷して発行する。
人感知センサ312(人感センサ)は、精算用POSレジスタ30の正面の所定圏内に人物(客)がいることを検知するセンサである。
まず、客は、買い上げる商品を店員が操作する登録用POSレジスタ20に持って行く。CPU201は、客が買い上げる商品を登録する登録処理であるか否かを判定する(ステップS1)。店員は、登録処理であるか、返品処理であるかを、操作部206により選択操作する。そして、買上げる商品を登録する登録処理である場合には(ステップS1のYES)、CPU201は、商品コードが入力されることで商品登録を実行する(ステップS2)。すなわち、CPU201は、RAM203の処理領域に記憶している取引情報の項目に、その内容を書き込む。
まず、CPU201は、客が店員に渡した金券の金額である金券額を入力する(ステップS101)。例えば、店員は、置数+「品券キー」を押下操作することにより、金券額を入力する。次に、CPU201は、入力された金券額と、当該取引において登録された商品の合計金額である取引金額とを比較する(ステップS102)。
まず、CPU301は、取引情報を受信したか否かを判定する(ステップS201)。取引情報を受信した場合(ステップS201のYES)、CPU301は、取引情報を受信した旨を報知するとともに、精算処理の待機状態に移行する(ステップS202)。
一方、返金情報を受信した場合(ステップS211のYes)、CPU301は、取引情報を受信した旨を報知するとともに、精算処理の待機状態に移行する(ステップS212)。
次に、CPU301は、当該返品情報に返品処理完了を示す情報を付加して、返品処理完了情報として記憶するとともに、ストアコントローラ10に送信する(ステップS216)。ストアコントローラ10では、返金処理完了情報をログファイルに書き込んで記憶する。そして、CPU201は、日時や取引番号、買上げた商品、個数、単価、合計金額、預かり金額などが印刷された紙媒体を印刷部309から排出させることで、レシートを発行する(ステップS217)。そして、CPU301は、当該処理を終了する(またはステップS201に戻ってもよい)。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
前記返金情報に基づく出金のタイミングを決定する出金指示手段をさらに備え、前記出金手段は、前記出金指示手段により決定されたタイミングに、前記受信手段により受信した前記返金情報に基づいて、前記客へ返金する金額に応じて出金することを特徴とする付記1に記載のPOSシステム。
(付記7)客の購入対象の商品を登録する登録装置と、当該登録装置により登録された商品の取引情報に基づいて精算を行う精算装置と、を有するPOSシステムであって、前記登録装置は、金券額の入力を受け付ける入力手段と、前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額である取引金額との差額を算出する算出手段と、前記差額がある場合、前記取引金額および前記金券額と、前記差額の情報との少なくともいずれか一方を示す精算情報を精算装置に送信する送信手段と、を備え、前記登録装置は、前記差額がない場合、前記登録された商品の精算を完了することを特徴とするPOSシステム。
(付記8)上記のPOSシステムにおいて、前記登録装置および前記精算装置はそれぞれ印刷手段を備え、前記差額がない場合、前記登録装置が少なくとも合計金額と預かり金額とが印刷された紙媒体を発行し、前記差額がある場合、前記精算装置が少なくとも合計金額と預かり金額とが印刷された紙媒体を発行する。
(付記9)上記のPOSシステムにおいて、前記精算装置は、前記差額がプラスの場合には返金額を払い出す処理を行い、前記差額がマイナスの場合には不足額を精算する処理を行う。
(付記10)上記のPOSシステムにおいて、前記登録装置は、前記算出手段が算出した差額の情報を送信する先である前記精算装置を選択する選択手段を備える。
(付記11)客の購入対象の商品を登録する登録装置と、当該登録装置により登録された商品の取引情報に基づいて精算を行う精算装置と、を有するPOSシステムにおける前記登録装置であって、金券額の入力を受け付ける入力手段と、前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額である取引金額との差額を算出する算出手段と、前記差額がある場合、前記取引金額および前記金券額と、前記差額の情報との少なくともいずれか一方を示す精算情報を精算装置に送信する送信手段と、を備え、前記差額がない場合、前記登録された商品の精算を完了することを特徴とする登録装置。
(付記12)客の購入対象の商品を登録する登録装置として第1コンピュータを機能させ、当該登録装置により登録された商品の取引情報に基づいて精算を行う精算装置として第2コンピュータを機能させるプログラムであって、前記第1コンピュータに、金券額の入力を受け付ける入力ステップと、前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額である取引金額との差額を算出する算出ステップと、前記差額がある場合、前記取引金額および前記金券額と、前記差額の情報との少なくともいずれか一方を示す精算情報を精算装置に送信する送信ステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記第1コンピュータに、前記差額がない場合、前記登録された商品の精算を完了させることを特徴とするプログラム。
(付記13)客の購入対象の商品を登録する登録装置と、当該登録装置により登録された商品の取引情報に基づいて精算を行う精算装置と、を有するPOSシステムにおける前記登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、金券額の入力を受け付ける入力ステップと、前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額である取引金額との差額を算出する算出ステップと、前記差額がある場合、前記取引金額および前記金券額と、前記差額の情報との少なくともいずれか一方を示す精算情報を精算装置に送信する送信ステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記差額がない場合、前記登録された商品の精算を完了させることを特徴とするプログラム。
(付記14)客の購入対象の商品を登録する登録装置と、当該登録装置により登録された商品の取引情報に基づいて精算を行う複数の精算装置と、を有するPOSシステムであって、前記登録装置は、金券額の入力を受け付ける入力手段と、前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額である取引金額との差額を算出する算出手段と、前記算出手段が算出した差額を示す差額情報の送信先である精算装置を選択する選択手段と、前記選択された精算装置に、前記差額情報を送信する送信手段と、を備え、前記精算装置は、前記差額情報を受信する受信手段と、点滅または点灯することにより報知を行う所定のランプと、を備え、前記差額情報を受信すると前記所定のランプを点滅または点灯させることを特徴とするPOSシステム。
上記によれば、金券額と、取引金額との差額を算出し、算出した差額を示す差額情報の送信先である精算装置を選択することができる。これにより、「お釣りあり取引」における釣銭の処理を容易に済ませることができる。
(付記15)上記のPOSシステムにおいて、前記選択手段は、複数の前記精算装置のうち、一の精算装置を選択し、前記送信手段は、選択された前記一の精算装置に対し、前記差額情報を送信する。
(付記16)上記のPOSシステムにおいて、前記送信手段による送信に際して、送信先となる前記精算装置を表す情報と前記差額情報とを表示手段に表示する表示制御手段を備える。
(付記17)上記のPOSシステムにおいて、前記登録装置は店員が操作を行う装置であり、前記精算装置は客が操作を行う装置であり、前記算出手段と前記選択手段は、前記登録装置に設けられている。
(付記18)客の購入対象の商品を登録する登録装置と、点滅または点灯することにより報知を行う所定のランプを備え、前記登録装置から差額情報を受信すると前記所定のランプを点滅または点灯させ、前記登録装置により登録された商品の取引情報に基づいて精算を行う複数の精算装置と、を有するPOSシステムにおける前記登録装置であって、金券額の入力を受け付ける入力手段と、前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額である取引金額との差額を算出する算出手段と、前記算出手段が算出した差額を示す差額情報の送信先である精算装置を選択する選択手段と、前記選択された精算装置に、前記差額情報を送信する送信手段と、を備える。
(付記19)客の購入対象の商品を登録する登録装置として第1コンピュータを機能させ、当該登録装置により登録された商品の取引情報に基づいて精算を行う複数の精算装置として第2コンピュータを機能させるプログラムであって、前記第1コンピュータに、金券額の入力を受け付ける入力ステップと、前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額である取引金額との差額を算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出した差額を示す差額情報の送信先である精算装置を選択する選択ステップと、前記選択された精算装置に、前記差額情報を送信する送信ステップと、を実行させ、前記第2コンピュータに、前記差額情報を受信する受信ステップと、前記差額情報を受信すると、点滅または点灯することにより報知を行う所定のランプを点滅または点灯させるステップと、を実行させるためのプログラム。
(付記20)客の購入対象の商品を登録する登録装置と、点滅または点灯することにより報知を行う所定のランプを備え、前記登録装置から差額情報を受信すると前記所定のランプを点滅または点灯させ、前記登録装置により登録された商品の取引情報に基づいて精算を行う複数の精算装置と、を有するPOSシステムにおける前記登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、金券額の入力を受け付ける入力ステップと、前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額である取引金額との差額を算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出した差額を示す差額情報の送信先である精算装置を選択する選択ステップと、前記選択された精算装置に、前記差額情報を送信する送信ステップと、を実行させるためのプログラム。
上記によれば、登録装置と複数の精算装置とが別の位置に配置されているPOSシステムにおいて、「お釣りあり取引」における釣銭の処理を容易に済ませることができる。
Claims (5)
- 店員が操作を行い顧客の購入対象の商品を登録する登録装置と、前記商品の登録データに基づいて顧客が自ら操作して精算を行う複数の精算装置とを有するPOSシステムであって、
前記登録装置は、
夫々の前記精算装置に対応する精算装置選択ボタンを表示する表示手段と、
前記登録データを前記精算装置選択ボタンによって選択された前記精算装置に送信する送信手段と、
金券額の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額との差額を算出する算出手段と
を備え、
前記表示手段は、
夫々の前記精算装置の状態を示す情報を夫々に対応する前記精算装置選択ボタンに表示し、
前記送信手段は、
前記差額がある場合、前記差額を示す差額データを前記精算装置選択ボタンによって選択された前記精算装置に送信する
ことを特徴とするPOSシステム。 - 前記表示手段は、
空き状態の前記精算装置について強調して表示する
ことを特徴とする請求項1に記載のPOSシステム。 - 店員が操作を行い顧客の購入対象の商品を登録する登録装置と、前記商品の登録データに基づいて顧客が自ら操作して精算を行う複数の精算装置とを有するPOSシステムにおける前記登録装置であって、
夫々の前記精算装置に対応する精算装置選択ボタンを表示する表示手段と、
前記登録データを前記精算装置選択ボタンによって選択された前記精算装置に送信する送信手段と、
金券額の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額との差額を算出する算出手段と
を備え、
前記表示手段は、
夫々の前記精算装置の状態を示す情報を夫々に対応する前記精算装置選択ボタンに表示し、
前記送信手段は、
前記差額がある場合、前記差額を示す差額データを前記精算装置選択ボタンによって選択された前記精算装置に送信する
ことを特徴とする登録装置。 - 店員が操作を行い顧客の購入対象の商品を登録する登録装置として第1コンピュータを機能させ、前記商品の登録データに基づいて顧客が自ら操作して精算を行う複数の夫々の精算装置として第2コンピュータを機能させるプログラムであって、
前記第1コンピュータに、
夫々の前記精算装置に対応する精算装置選択ボタンを表示する表示ステップと、
前記登録データを前記精算装置選択ボタンによって選択された前記精算装置に送信する送信ステップと、
金券額の入力を受け付ける入力ステップと、
前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額との差額を算出する算出ステップと
を実行させるためのプログラムであって、
前記表示ステップは、
夫々の前記精算装置の状態を示す情報を夫々に対応する前記精算装置選択ボタンに表示し、
前記送信ステップは、
前記差額がある場合、前記差額を示す差額データを前記精算装置選択ボタンによって選択された前記精算装置に送信する
ことを特徴とするプログラム。 - 店員が操作を行い顧客の購入対象の商品を登録する登録装置と、前記商品の登録データに基づいて顧客が自ら操作して精算を行う複数の精算装置とを有するPOSシステムにおける前記登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータに、
夫々の前記精算装置に対応する精算装置選択ボタンを表示する表示ステップと、
前記登録データを前記精算装置選択ボタンによって選択された前記精算装置に送信する送信ステップと、
金券額の入力を受け付ける入力ステップと、
前記入力された金券額と、前記登録された商品の合計金額との差額を算出する算出ステップと
を実行させるためのプログラムであって、
前記表示ステップは、
夫々の前記精算装置の状態を示す情報を夫々に対応する前記精算装置選択ボタンに表示し、
前記送信ステップは、
前記差額がある場合、前記差額を示す差額データを前記精算装置選択ボタンによって選択された前記精算装置に送信する
ことを特徴とするプログラム。
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