JP6350039B2 - 認証システム、認証情報管理方法、携帯端末、及び携帯端末用プログラム - Google Patents
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[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における入室管理システム1の全体構成を示すブロック図である。図2は、ICカード30が挿入されたカードホルダ10の外観図である。図3は、ICカード30とカードホルダ10とを示す斜視図である。
まず、カードホルダ10の構成について説明する。
カードホルダ10は、入室管理システムの利用者が保持する携帯端末である。カードホルダ10は、図2に示すように、箱枠形状の筐体100により構成される。筐体100の内部には、後述するリーダライタ11等の電子部品が配置されている。筐体100は、ICカード30(後述)を保持可能な第1面101、及び第1面101とは反対側の第2面102とを有する。
なお、リーダライタ11は、ICカード30からID情報を読み出す必要が生じた場合に、電源部14から電力が供給されることで起動する。また、リーダライタ11は、ICカード30から読み出したID情報が端末側通信部12により送信された後、電源部14からの電力の供給が遮断されることで停止する。リーダライタ11において、ICカード30からID情報を読み出す必要が生じるのは、スイッチ15においてICカード30の挿入が検知された場合、又はタイマ17によるタイマ割り込みが発生した場合である。
認証装置20は、カードホルダ10から、人体を介した電界通信により取得したID情報に基づいて、ドアDの開錠、施錠を制御する。認証装置20は、図1に示すように、認証側通信部21と、記憶部22と、認証側制御部23と、ドア施錠管理部24と、を備える。
ドア施錠管理部24は、ドアの開錠、施錠を管理する。ドア施錠管理部24は、認証側制御部23から開錠信号を受信すると、施錠されているドアの錠を解除する。
S103において、端末側制御部16は、リーダライタ11を介してICカード30からID情報の読み出しを実行する。
S106において、端末側制御部16は、電源部14を制御してスリープ状態へ移行し、本フローチャートの処理を終了する。
S109において、端末側制御部16は、記憶部13に記憶されているID情報を削除する。
S110において、端末側制御部16は、電源オフの状態に移行して、電源部14からの電力の供給を停止させる。端末側制御部16は、S110の後、本フローチャートの処理を終了する。
S203において、端末側制御部16は、記憶部13に記憶されているID情報を読み出す。
S205において、端末側制御部16は、認証装置20との間でID情報の送信を含む通信が終了したか否かを判定する。S205の判定がYESであれば、処理はS206へ移行する。また、S205の判定がNOであれば、処理はS205へ戻る。
S206において、端末側制御部16は、電源部14を制御してスリープ状態へ移行し、本フローチャートの処理を終了する。
(1)カードホルダ10において、リーダライタ11を介してICカード30から読み出したID情報は記憶部13に記憶される。そのため、ICカード30に記憶されたID情報をより速やかに取得することができる。
また、カードホルダ10において、認証装置20へID情報を送信する必要が生じた場合、端末側制御部16は、ID情報を記憶部13から読み出し、認証装置20へ送信する。そのため、ID情報をICカードからリーダライタ11を介して読み出す場合に比べて、消費電力を低減することができる。また、カードホルダ10において、ID情報の読み出しを開始してから認証装置20へ送信するまでの処理速度を向上させることができる。
図8は、第2実施形態における入室管理システム2の全体構成を示すブロック図である。なお、第2実施形態における入室管理システム2の基本的な構成は、前述した第1実施形態と同じであるため、共通する構成を備えた部位には同一符号を付して、適宜に説明を省略する。また、第2実施形態において、同一名称で構成が異なる部位には、符号に続いて「A」の記号を付して説明する。
カードホルダ10Aの構成について説明する。
カードホルダ10Aは、入室管理システム2の利用者が保持する携帯端末である。カードホルダ10Aの外観及び基本的な構成は、第1実施形態のカードホルダ10と同じである。第2実施形態のカードホルダ10Aは、主にタイマ17(後述)を備える点が第1実施形態のカードホルダ10と異なる。
S303において、端末側制御部16Aは、リーダライタ11を介してICカード30からID情報の読み出しを実行する。
S306において、端末側制御部16Aは、タイマ17を制御して、時間の計測を開始させる。
S307において、端末側制御部16Aは、電源部14を制御してスリープ状態へ移行し、本フローチャートの処理を終了する。
S310において、端末側制御部16Aは、記憶部13に記憶されているID情報を削除する。
S311において、端末側制御部16Aは、タイマ17を制御して、時間の計測を停止させる。
S312において、端末側制御部16Aは、電源オフの状態に移行して、電源部14からの電力の供給を停止させる。端末側制御部16Aは、S312の後、本フローチャートの処理を終了する。
図10は、カードホルダ10Aの端末側制御部16Aにより実行されるID情報更新処理(2)の手順を示すフローチャートである。ID情報更新処理(2)は、カードホルダ10Aにおいて、タイマ割り込みが発生したときに実行される処理である。
S403において、端末側制御部16Aは、リーダライタ11を介してICカード30からID情報の読み出しを実行する。
S406(S405:YES)において、端末側制御部16Aは、電源部14を制御してスリープ状態へ移行し、本フローチャートの処理を終了する。
S408において、端末側制御部16Aは、電源オフの状態に移行して、電源部14からの電力の供給を停止させる。端末側制御部16Aは、S408の後、本フローチャートの処理を終了する。
S409(S405:NO)において、端末側制御部16Aは、記憶部13に記憶されているID情報を、ICカード30から読み出したID情報で上書きする。S409の後、処理はS406(前述)へ移行する。
(4)カードホルダ10AからICカード30が抜き取られた際に、スイッチ15が正常に動作しないまま、他のID情報を有するICカードが挿入されたとしても、タイマ割り込みが発生した時点で、ICカードからID情報の読み出しが実行される。端末側制御部16Aは、その時点において、ICカードから読み出したID情報が記憶部13に記憶されているID情報と異なる場合には、記憶部13に記憶されているID情報を、読み出したID情報で上書きする。そのため、利用者は、新たなID情報を記憶させることなしに、カードホルダ10Aを使用することができる。また、カードホルダ10AからICカード30が抜き取られた際に、スイッチ15が正常に動作しないまま、ICカード30が挿入されない状態が続いたとしも、タイマ割り込みが発生した時点で、ICカードからID情報の読み出しが実行される。端末側制御部16Aは、その時点において、ICカード30からID情報が読み出せなければ、記憶部13に記憶されているID情報を削除する。そのため、カードホルダ10Aのセキュリティ性を向上させることができる。
(1)本実施形態において、スイッチ15をカードホルダ10の電源スイッチとして機能させてもよい。その場合、図3に示すように、カードホルダ10にICカード30が挿入されていない場合、カードホルダ10の電源はオフ状態となる。また、図2に示すように、カードホルダ10にICカード30が挿入された場合、カードホルダ10の電源はオン状態となる。このように、スイッチ15をカードホルダ10の電源スイッチとして機能させた場合、カードホルダ10の消費電力をより低減させることができる。
10,10A カードホルダ
11 リーダライタ
12 電界通信部
13 記憶部
14 電源部
15 スイッチ
15a 可動片
16,16A 端末側制御部
17 タイマ
20 認証装置
30 ICカード
100 筐体
121 信号電極
Claims (7)
- 認証情報を送信する携帯端末と、当該携帯端末から送信された認証情報を認証する認証装置と、を備えた認証システムであって、
前記携帯端末は、
認証情報を送信する記憶媒体との間で通信を行う第1通信部と、
人体を介して前記認証装置との間で通信を行う第2通信部と、
認証情報を記憶する記憶部と、
時間を計測するタイマと、
前記第1通信部を介して前記記憶媒体から読み出した前記認証情報を前記記憶部に記憶させ、前記タイマによる時間の計測が所定時間に達した場合、前記第1通信部を介して前記記憶媒体から認証情報の読み出しを行い、前記記憶部に記憶されている前記認証情報と同じ認証情報が読み出されない場合には、前記記憶部の記憶内容を更新させる制御部と、を備えること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項1に記載の認証システムにおいて、
記憶媒体を検知する検知部を備え、
前記制御部は、
前記検知部において前記記憶媒体が検知された場合、前記タイマにおいて時間の計測を開始させ、前記検知部において前記記憶媒体が検知されない場合、前記タイマにおいて時間の計測を停止させること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の認証システムにおいて、
前記制御部は、
前記認証装置に前記認証情報を送信する必要が生じた場合、前記記憶部から読み出した前記認証情報を前記第2通信部を介して前記認証装置に送信させること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の認証システムにおいて、
記憶媒体を検知する検知部を備え、
前記制御部は、
前記検知部において前記記憶媒体が検知された場合、前記第1通信部を介して前記記憶媒体から読み出した前記認証情報を前記記憶部に記憶させ、
前記検知部において前記記憶媒体が検知されない場合、前記記憶部に記憶されている前記認証情報を削除すること、
を特徴とする認証システム。 - 認証情報を送信する記憶媒体との間で通信を行う第1通信部と、人体を介して認証装置との間で通信を行う第2通信部と、認証情報を記憶する記憶部と、時間を計測するタイマと、前記第1通信部及び前記記憶部を制御する制御部と、を備えた携帯端末の認証情報管理方法であって、
前記第1通信部を介して前記記憶媒体から読み出した前記認証情報を前記記憶部に記憶させるステップと、
前記タイマによる時間の計測が所定時間に達した場合、前記第1通信部を介して前記記憶媒体から認証情報の読み出しを行い、前記記憶部に記憶されている前記認証情報と同じ認証情報が読み出されない場合には、前記記憶部の記憶内容を更新させるステップと、
を備えること、
を特徴とする認証情報管理方法。 - 認証情報を送信する記憶媒体との間で通信を行う第1通信部と、
人体を介して認証装置との間で通信を行う第2通信部と、
認証情報を記憶する記憶部と、
時間を計測するタイマと、
前記第1通信部を介して前記記憶媒体から読み出した前記認証情報を前記記憶部に記憶させ、前記タイマによる時間の計測が所定時間に達した場合、前記第1通信部を介して前記記憶媒体から認証情報の読み出しを行い、前記記憶部に記憶されている前記認証情報と同じ認証情報が読み出されない場合には、前記記憶部の記憶内容を更新させる制御部と、を備えること、
を特徴とする携帯端末。 - 認証情報を認証装置に送信する携帯端末として、認証情報を送信する記憶媒体との間で通信を行う第1通信部と、人体を介して認証装置との間で通信を行う第2通信部と、認証情報を記憶する記憶部と、時間を計測するタイマと、前記第1通信部及び前記記憶部を制御する制御部と、を備えた携帯端末の携帯端末用プログラムであって、
コンピュータを、
前記第1通信部を介して前記記憶媒体から読み出した前記認証情報を前記記憶部に記憶させ、前記タイマによる時間の計測が所定時間に達した場合、前記第1通信部を介して前記記憶媒体から認証情報の読み出しを行い、前記記憶部に記憶されている前記認証情報と同じ認証情報が読み出されない場合には、前記記憶部の記憶内容を更新させる制御手段、
として機能させることを特徴とする携帯端末用プログラム。
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