JP6345939B2 - 抽出用バッグおよび包材シート - Google Patents

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Description

本発明は、コーヒー粉等の抽出に用いる抽出用バッグに係り、詳しくは、濾紙や不織布等からなるフィルター機能を有する包材シートで構成された袋体と、その袋体を支持するホルダーを備え、使用時にはそのホルダーをカップの開口縁に係止させ、抽出したものをカップ内に滴下する「サイドフックタイプ」の抽出用バッグに関するものである。
コーヒー粉の抽出に用いる抽出用バッグには、矩形のフィルター材が二つ折りされ周縁である三辺が重ね合わされ、超音波シールやヒートシール等の手法でその三辺側がシール封止されて扁平な矩形状の平袋体に成形され、その平袋体の中にカップ一杯相当分のコーヒー粉が充填されたものがある。サイドフックタイプの場合には、厚紙等により構成されたホルダーが、上記した平袋体の両側面に被さった状態で重ね合わされており、その一部が固着されている。
かかる抽出用バッグを使用する場合には、平袋体のシール部分を切り開いて開封すると共に、上記したホルダーに設けられた係止部を引き起こし、カップの開口縁に係止させることで、カップに設置する。
特開2010−110335号公報 特開2010−36000号公報
特許文献1に示す抽出用バッグでは、V字状部分の折り目だけを利用してカップの開口縁に掛けており、開口した袋体に湯を注ぐと、その湯の重さに負けてその折り目が拡開し、袋体側が下降していき、途中からは抽出液(コーヒー)に浸漬してしまう場合もある。
而して、コーヒーの美味しさを存分に引き出すには、袋内で抽出され、それがカップ内に徐々に滴下することが必要であり、上記したような袋体が浸漬した状態でのコーヒー粉の抽出は好ましくない。
一方、特許文献2に記載のようなトップフックタイプの場合には、袋体を吊下げ支持しても袋体の下端は比較的上方にもってこれ、浸漬状態は回避できるが、サイドフックタイプの場合、連続した長尺の包材シートに予めホルダーを固着させたものを利用し、製袋充填装置にかけて連続的に製袋充填でき、製造効率が良いので、この利点はそのまま生かしたい。
それ故、本発明は、サイドフックタイプの抽出用バッグに関して、上記した問題点を解消した、新規且つ有用なものを提供することを、その目的とする。
また、上記した抽出用バッグを製袋充填装置にかけて製造するときに使用する包材シートを提供することを、その目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1の発明は、フィルター機能を有する包材シートにより構成された袋体と、前記袋体の両側面にそれぞれ被さって固着された一対のホルダーとを有し、抽出時には前記袋体を開封するタイプの抽出用バッグにおいて、前記ホルダーには、袋体支持部と、前記袋体支持部の両側方に設けられた一対の係止用逆凹部と、前記一対の係止用逆凹部に両端側がそれぞれ連結された抱持部とを備え、前記袋体支持部の左右方向の中心線に二つ折り線が形成され、前記二つ折り線を跨いで前記包材シートへの固着部分が設けられ、前記抱持部は、横長の帯状で、前記袋体支持部の二つ折り線の延長上に折り線が形成され、前記袋体支持部は前記二つ折り線で折られて前記固着部分の両側が引き起こされ、前記抱持部は前記折り線を頂部として外方に張り出し、合計4つの係止用逆凹部でカップの開口縁に係止させたときに前記抱持部が前記カップを外方から抱持することを特徴とする抽出用バッグである。
請求項の発明は、請求項に記載した抽出用バッグにおいて、係止用逆凹部の外方側部は内方側部より下方に延長されており、この延長部分に抱持部が連結されていることを特徴とする抽出用バッグである。
請求項の発明は、請求項に記載した抽出用バッグにおいて、係止用逆凹部の外方側部の延長部分の内側に抱持部が連結されていることを特徴とする抽出用バッグである。
請求項の発明は、請求項に記載した抽出用バッグにおいて、係止用逆凹部の外方側部は折り線を介して袋体支持部側から立ち上がっていることを特徴とする抽出用バッグである。
請求項の発明は、請求項1からのいずれかに記載した抽出用バッグにおいて、袋体支持部と抱持部との間には、前記袋体支持部と固着された中心部分で連続し、袋体に固着された袋体下側補強部が配されていることを特徴とする抽出用バッグである。
請求項の発明は、請求項1からのいずれかに記載した抽出用バッグにおいて、袋体支持部の上側には、前記袋体支持部と固着された中心部分で連続し、平袋体に固着された袋体上側補強部が配されていることを特徴とする抽出用バッグである。
請求項の発明は、請求項1からのいずれかに記載した抽出用バッグにおいて、袋体は二つ折り辺を分離して開封するものであり、前記二つ折り辺には易破断線が形成されていることを特徴とする抽出用バッグである。
請求項の発明は、請求項1からのいずれかに記載した抽出用バッグにおいて、袋体は、カップに係止したときに、いずれかの角頂部が下端にくるように、ホルダーが固着されていることを特徴とする抽出用バッグである。
請求項の発明は、連続した長尺の包材シートであって、その長手側に当たる縦方向両縁部を互いに重ね合わせ縦シールして筒状にすると共に、前記筒状体に対して所定の間隔をおいて上下二箇所から横シールすることにより、請求項に記載した抽出用バッグに製袋化するのに使用するホルダー固着済みの包材シートである。
本発明の抽出用バッグによれば、カップに設置し、抽出作業を進行させたときに、安定的に袋体を持上げ支持できる。
また、本発明の抽出用バッグは、サイドフックタイプなので、被充填物を充填しながら縦横シールする製袋充填装置を利用して製造できる。
さらに、本発明の抽出用バッグは、開口を包材シートの折り辺を利用して形成できるので、この折り辺を切り離すようにすれば、バッグ側から分離するものはなく、分離ゴミを出さない。
本発明の第1の実施の形態に係る抽出用バッグの側面図である。 図1の抽出用バッグの平袋体のシール辺を分離して展開した平面図である。 図1の抽出用バッグの平袋体を開封して開口が形成されていく過程を示す説明図である。 図3に続いて、抽出用バッグのホルダーが引き起こされていく過程を示す説明図である。 図4に続いて、抽出用バッグをカップに係止させた状態を示す斜視図である。 図5の状態を上側から見た説明図である。 図1の抽出用バッグの製造に使用する包材シートの平面図である。 図7の包材シートから抽出用バックが製造される過程の説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る抽出用バッグの側面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る抽出用バッグ1を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、抽出用バッグ1は、平袋体3と、この平袋体3が開封されて立体状になった状態を支持しながらカップの開口縁に係止させるためのホルダー21とを有している。
平袋体3は、濾紙や不織布等からなるフィルター機能を有する包材シート5で構成されている。この包材シート5は中央で二つ折りされており、この二つ折り辺7を介して矩形の両側面9、9に分かれている。この二つ折り辺7には細かいミシン目11(図2)が形成されて易破断になっており、破断されると開口57(図3)となる。重ね合った周縁部分である三辺15、17、19側が超音波シール等の手段でシール封止されて扁平な平袋状に製袋化されており、シール辺17が底辺になっている。平袋体3内にはコーヒー粉Pが充填されている。
各ホルダー21は左右対称の形状をしており、袋体支持部23を備えている。この袋体支持部23は横長の長方形をしている。袋体支持部23の左右方向の中心線には二つ折り線25が形成されている。この二つ折り線25の折り方向はその両側を二つ折り線25に対して手前に引き起こす方向になっている。二つ折り線25を跨いで、包材シート5との間に接着剤Aが塗布され固着されている。
符号27は引き起こし部を示し、この引き起こし部27は帯状を成しており、全体として略「C」字を成すように構成されている。引き起こし部27は、「C」字を上に凹状になるように横倒した状態で左右対称に配置されて、上記した袋体支持部23をその左右両側と下側から包囲している。
この引き起こし部27の下側部分29が鈍角の頂角を有する三角形状になっており、その頂角を通って上下方向に延びる中心線に折り線31が形成されている。この折り線31の折り方向は折り線31をその両側に対して手前に引き起こす方向になっている。すなわち、折り線31を頂部として外方に張り出す方向になっている。
この下側部分29の左右両端部にはそれぞれ垂直部分33が連結しており、共に上方に延びている。下側部分29と垂直部分33との連続部には、上下方向に延びる折り線35が形成されている。この折り線35の折り方向は、下側部分29を垂直部分33に対して手前に引き起こす方向になっている。
各垂直部分33の上端部には水平部分37が連続しており、互いに近づく方向に延びている。この水平部分37はその他の部分より幅広になって、袋体支持部23の短辺の寸法に近づいている。
各水平部分37の上半部は、袋体支持部23より上側に延出しており、下半部側が上記した袋体支持部23の左右方向側端部と連続しており、その連続部には上下方向に延びる折り線39が形成されている。この折り線39の折り方向は、垂直部分33を袋体支持部23に対して手前に引き起こす方向になっている。
引き起こし部27と袋体支持部23の間にはU字状の隙間があり、この左右両側にそれぞれ位置する垂直部分33と水平部分37と袋体支持部23とで構成された逆凹状の矩形の切欠き部分で係止用逆凹部41が構成されている。すなわち、係止用逆凹部41の外方側部が垂直部分33で、内方側部が袋体支持部23で構成されており、外方側部が内方側部より下方に延長された部分に下側部分29が連結されていることになる。水平部分37の下縁がカップCの開口縁C1(図6)に当接する当接部位43となっている。
また、U字状の隙間部分を埋めて、袋体下側補強部45が設けられている。この袋体下側補強部45は、左右方向の中心線及びその近傍で、上側にある袋体支持部23と連続しており、それ以外は線状の切込みにより分離されている。この連続部47は、袋体支持部23の接着剤Aの塗布部分の下側に当る。
袋体下側補強部45には全体にわたって接着剤Aが塗布されて包材シート5に固着されている。
符号51は、袋体上側補強部となっており、この袋体上側補強部51は横長の長方形になっている。袋体上側補強部51は、袋体支持部23と、引き起こし部27の両側の水平部分37との間にできた矩形状の凹部を埋め、さらに上方に延出している。この袋体上側補強部51は、左右方向の中心線及びその近傍で、下側にある袋体支持部23と連続しており、それ以外は線状の切込みにより分離されている。この連続部53は、袋体支持部23の接着剤Aの塗布部分の上側に当る。
袋体上側補強部51にも全体にわたって接着剤Aが塗布されて包材シート5に固着されている。
このように、接着剤Aが塗布されており、図1及び後述の図2に示す斜線部分がその塗布部分となっている。
ホルダー21は、上記したように構成されており、一枚のホルダーシートの打ち抜きにより、外縁が形成されると共に内方に切込みが形成されて各部に分かれている。また、外縁の角部には丸みが付けられている。
また、ホルダー21は、図2の展開図に示すように、一つの平袋体3に対して一対備えられている。一対のホルダー21、21は平袋体3の両側面9、9に外方からそれぞれ被さり、固着されて一体化されており、二つ折り辺7を境に対称に配されている。ホルダー21は、カップCへのその当接部位43、43が、平袋体3の開口57(図6)となる二つ折り辺7に平行に延びており、この上下方向でカップCに設置されることになる。
この抽出用バッグ1によれば、引き起こし部27の下側部分29が、後述するように、カップCに設置する際に摘み部として利用され、設置した後はカップCを抱持する抱持部として機能する。
次に、カップCへの設置作業を説明する。
図3(a)に示すように、抽出用バッグ1の平袋体3の両側面9の包材シート5をそれに固着した袋体上側補強部51と共に親指F1と人差し指F2との間にそれぞれ挟んで摘み、図3(b)に示すように、互いに離す方向に引っ張って、二つ折り辺7をミシン目11に沿って切り開き、両側面9、9を分離する。これにより、開口57が出来、充填していたコーヒー粉Pが露出する。
次に、図4に示すように、各摘み手(下側部分)29の折り線31を親指F1と人差し指F2とで掴んで、互いに離す方向に引っ張ると、袋体支持部23は折り線31の両側が包材シート5から離れると共に、引き起こし部27の各水平部分37が袋体支持部23に対して折り線39で折られ、垂直部分33に対しては折り線35で折られて外縁側を手前に向けて立ち上がって、二つの係止用逆凹部41、41が対向する。また、摘み手(下側部分)29が、袋体支持部23と並列したような姿勢で外方に張り出し、袋体支持部23と引き起こし部27とが折り線25、35、39を角部とする角形のループを為す。
この状態で、図5に示すように、係止用逆凹部41、41を降ろして、カップCの開口縁C1に係止させると共に、下側部分29を抱持部としてカップCの側部に外方から抱持させる。その際、抱持部(下側部分)29の折り線31も折られるので、抱持部(下側部分)29は無理なく外方に十分に張出し、図6に示すように、カップCの側部の曲面に二か所の当接部位S、Sで当たる。
一つの抽出用バッグ1に二つのホルダー21が設けられているので、この二つのホルダー21によって、平袋体3は開口57が矩形状に大きく広がった立体的な状態で持ち上げ支持される。
湯を注ぐと、その重みで平袋体3を元の平袋状に戻そうとする方向に力が作用するが、上記したように、カップCに沿わせた抱持部(下側部分)29が、係止用逆凹部41、41の対向姿勢を保持する方向に働くので、係止用逆凹部41、41は最初の係止位置で安定的に維持され、それに固着された平袋体3も開口姿勢が維持される。
従って、ホルダー21によって、平袋体3は開口57が大きく広がった立体的な状態でそのまま安定的に支持され、抽出の進行により、カップC内の抽出液の量が増えても、そこに平袋体3が落下し、抽出液に浸漬することはない。
この実施の形態では、袋体支持部23の上下に袋体補強部51、45を設けており、いずれも、袋体支持部23と引き起こし部27の間の隙間や袋体支持部23の上側の凹部を利用し、切込みにより設けたものであり、ホルダー21を無駄に大きくすることなく、平袋体3の支持強度を効率的に上げている。
しかも、袋体支持部23や袋体上側補強部51は、ある程度の面積を有しているので、「広告面」として利用することもできる。
また、平袋体3の開口57はミシン目11を切り開いて作り、平袋体3からは何も分離させないので、小さいゴミ片はできない。
抽出用バッグ1は、図7に示すように、一袋分の包材シート5を連続して長尺とした包材シート61を利用して製造できる。
この連続した包材シート61は上下方向が長手方向になっており、一対のホルダー21が上下方向に一定の間隔をおいて重ね合わされて、固着されている。一対のホルダー21どうしの間は二つ折り予定部になっており、ミシン目11が形成されている。また、左右両側の一点鎖線部分は縦シール予定部63になっている。また、上下方向の一点鎖線部分は横シール予定部65になっている。上下に隣り合う横シール予定部65、65で区切られた部分が1つの平袋体3を形成する包材シート5になっている。一対のホルダー21、21が一袋分の包材シート5内に収まっている。
上記した構成の連続した包材シート61を、製袋充填装置にかける。図8に示すように、製袋充填装置は、サイドフックタイプのホルダーを設けた抽出用バッグを製造する典型的なタイプのものであり、投入シュートNと、縦シール手段Xと、横シール手段Yとを備えている。各シール手段は、超音波ホーンと受けロールとが対向した構成になっている。
投入シュートNは円筒状で内部が被抽出物であるコーヒー粉Pを供給する通路になっている。
連続した包材シート61はロール状に巻き取られており、そこから繰り出され、長手方向を下向きに投入シュートNの外面に沿わせながら送り出される。途中で、二つ折りされ、縦シール手段Xにより縦シール予定部63がシールアンドカットされシール辺17が作られて、筒状体となっていく。
連続した包材シート61は、さらに下向きに送り出され、今度は横シール手段Yにより横シール予定部65がシールアンドカットされ、先行側にはシール辺15が作られ、後続側には、シール辺19が作られる。
先行側は、既にコーヒー粉Pが充填されているので、シール辺15の形成によりシール封止されると共に、連続した包材シート61から切り離され、完成した抽出用バッグ1として落下していく。後続側はシール辺19の形成により底ができるので、コーヒー粉Pが投入・充填される。この後続側は、下向きに送り出されると、先行側と同様にシール辺15が形成され、完成した抽出用バッグ1として落下していく。
このようにして、抽出用バッグ1が連続的に製造されていく。
上記したように、二つ折りする部位には、ミシン目11が形成されているので、折られ易い。従って、特別、調整機構を設けずとも、平袋体3の二つ折り辺7にミシン目11が綺麗に重なる。
本発明の第2の実施の形態に係る抽出用バッグ71について、図9にしたがって説明する。
この抽出用バッグ71は、第1の実施の形態に係る抽出用バッグ1と同様に、平袋体3とそれに固着されたホルダー21とで構成されているが、ホルダー21の固着位置が異なり、平袋体3に対して斜めに固着されている。
この平袋体3の角部には、易破断線としてのミシン目73とシール線75が平行に形成されており、開口はこのミシン目73を切り裂き、その角部を分離し、さらにその両側のシール辺17、19を切り開いて形成する。
上記したように、開口は二つのシール辺17、19を利用しているので大きくなっている。また、このカップCに設置したときには、対向側の角部77が底頂部となって錐状形状となる。そのため、湯を注ぐとその湯が袋体内のコーヒー粉に十分にしみ込み、底頂部からカップ内に徐々に滴下することになり、コーヒー粉が十分に抽出されて、コーヒーの美味しさが存分に引き出されることになる。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
上記実施の形態では、ドリップコーヒー用の抽出用バッグを例示したが、紅茶やハーブティーなどの抽出用バッグとしても同様に実施することができる。
本発明の抽出用バッグは製袋充填装置にかけて被充填物を充填しながら製袋できる。
1……抽出用バッグ(第1の実施の形態)
3……平袋体 5……包材シート
7……二つ折り辺 9……両側面
11……ミシン目
15、17、19…シール辺 21……ホルダー
23……袋体支持部 25……二つ折り線
27……引き起こし部 29……下側部分(摘み部、抱持部)
31……折り線 33……垂直部分
35……折り線 37……水平部分
39……折り線 41……係止用逆凹部
43……(カップの開口縁への)当接部位
45……袋体下側補強部 47……連続部
51……袋体上側補強部 53……連続部
57……開口
P……コーヒー粉 A……接着剤
C……カップ C1……(カップの)開口縁
S……(下側部分のカップへの)当接部位
61……連続した長尺の包材シート 63……縦シール予定部
65……横シール予定部
71……抽出用バッグ(第2の実施の形態)
73……ミシン目 75…シール線
77……角部

Claims (9)

  1. フィルター機能を有する包材シートにより構成された袋体と、前記袋体の両側面にそれぞれ被さって固着された一対のホルダーとを有し、抽出時には前記袋体を開封するタイプの抽出用バッグにおいて、
    前記ホルダーには、袋体支持部と、前記袋体支持部の両側方に設けられた一対の係止用逆凹部と、前記一対の係止用逆凹部に両端側がそれぞれ連結された抱持部とを備え、
    前記袋体支持部の左右方向の中心線に二つ折り線が形成され、前記二つ折り線を跨いで前記包材シートへの固着部分が設けられ、
    前記抱持部は、横長の帯状で、前記袋体支持部の二つ折り線の延長上に折り線が形成され、
    前記袋体支持部は前記二つ折り線で折られて前記固着部分の両側が引き起こされ、前記抱持部は前記折り線を頂部として外方に張り出し、
    合計4つの係止用逆凹部でカップの開口縁に係止させたときに前記抱持部が前記カップを外方から抱持することを特徴とする抽出用バッグ。
  2. 請求項1に記載した抽出用バッグにおいて、
    係止用逆凹部の外方側部は内方側部より下方に延長されており、この延長部分に抱持部が連結されていることを特徴とする抽出用バッグ。
  3. 請求項に記載した抽出用バッグにおいて、
    係止用逆凹部の外方側部の延長部分の内側に抱持部が連結されていることを特徴とする抽出用バッグ。
  4. 請求項3に記載した抽出用バッグにおいて、
    係止用逆凹部の外方側部は折り線を介して袋体支持部側から立ち上がっていることを特徴とする抽出用バッグ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載した抽出用バッグにおいて、
    袋体支持部と抱持部との間には、前記袋体支持部と固着された中心部分で連続し、袋体に固着された袋体下側補強部が配されていることを特徴とする抽出用バッグ。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載した抽出用バッグにおいて、
    袋体支持部の上側には、前記袋体支持部と固着された中心部分で連続し、平袋体に固着された袋体上側補強部が配されていることを特徴とする抽出用バッグ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載した抽出用バッグにおいて、
    袋体は二つ折り辺を分離して開封するものであり、前記二つ折り辺には易破断線が形成されていることを特徴とする抽出用バッグ。
  8. 請求項1からのいずれかに記載した抽出用バッグにおいて、
    袋体は、カップに係止したときに、いずれかの角頂部が下端にくるように、ホルダーが固着されていることを特徴とする抽出用バッグ。
  9. 連続した長尺の包材シートであって、その長手側に当たる縦方向両縁部を互いに重ね合わせ縦シールして筒状にすると共に、前記筒状体に対して所定の間隔をおいて上下二箇所から横シールすることにより、請求項7に記載した抽出用バッグに製袋化するのに使用するホルダー固着済みの包材シート。
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