JP6345448B2 - コイルユニット及び非接触給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブルなどを介さずに給電が可能な非接触給電技術に関し、具体的には、対向配置されたコイル間の相互誘導により誘導起電力を生じさせて電力供給を行うコイルユニットの構造に関する。
電気自動車(EV:Electric Vehicle)やプラグインハイブリッド自動車(PHV:Plug-in Hybrid Vehicle)を普及させる上では、これらの車両に外部から電力供給するための給電装置を広く設置する必要がある。その中でも、車両に給電ケーブルを接続することなく所定スペースに駐車させるだけで車両への電力供給が可能な非接触給電装置の開発・実用化が近年進められている(特許文献1参照)。
非接触給電装置で用いられる非接触(ワイヤレス)給電方式としては、電磁誘導方式、電磁波送信方式、共鳴方式などが知られているが、特許文献1には電磁誘導方式による非接触給電装置の一構成が例示されている。電磁誘導方式の非接触給電装置は、例えば駐車スペースに設置された給電側のコイルユニット(インフラ側一次コイルユニット)と車両に搭載された受電側のコイルユニット(車両側二次コイルユニット)を所定位置で対向させた状態で、インフラ側の電源から一次コイルに交流電圧を印加する。一次コイルに交流電圧が印加されると、車両側の二次コイルの中心軸方向に交流磁界が生じて二次コイルの輪の中を貫通し、相互誘導により該二次コイルに電圧が誘起されて誘導起電力を生じさせる。誘起された誘導起電力は、受電側のコイルユニットに接続された電源装置(電池パック等)に供給されて蓄電される。
ところで、特許文献1に開示するように非接触給電装置は一般的に屋外に設置されるため、設置場所の環境による影響を受け易い。給電側のコイルユニットは車庫や駐車場の地面にアンカーなどにより固定(もしくは一部埋設)され、受電側のコイルユニットは車両の床下に固定される場合が多く、風雨、泥水や塵埃などに晒される厳しい環境下で用いられることも少なくない。したがってこのような厳しい環境から保護すべく、コイルは防水パッキン等の密封部材で防水された密封ケースに収容され、浸水等による異常や故障の発生防止が図られている。
特開2012−16106号公報
非接触給電装置では、一次コイルと二次コイルの位置ずれ、端的には給電側と受電側のコイルユニットの位置ずれを許容して給電を確実に行うために、密封ケースの表面積が大きくとられている。このため、密封ケースは、外気に晒される面積が大きく、季節や天候、時間帯等で大きく変動する外気の影響を受け、温度変動し易い。また、コイル自体が通電時に発熱するため、コイルの通電時の密封ケース内の温度は非通電時(待機時)よりも上昇する。したがって、外気温が低い状態で給電が行われると、外気温程度に低下したコイルが通電により発熱し、ケース内温度が外気温に対して大きく上昇するため、ケース内圧も上昇して外圧(大気圧)との間に気圧差が生じる。また、外気温が高い状態では、コイルが発熱しない非通電時であっても密封されたケース内の温度は上昇するから、ケース内圧が上昇する。このような状態が継続した場合、例えばコイルや防水パッキンなどの収容部品に変形などが生じて機能低下を招くおそれがある。
本発明はこれを踏まえてなされたものであり、その解決しようとする課題は、ユニットの内部と外部の気圧差により生じる内部収容部品の機能低下を防止可能なコイルユニット及び非接触給電装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、対向配置されたコイル間の相互誘導により誘導起電力を生じさせ、給電側から受電側にワイヤレスで電力供給がなされる一対のコイルユニットの少なくとも一方のコイルユニットであって、一面が開口された箱状のケースと、前記ケースの開口を覆って封止するカバーと、前記ケースと前記カバーにより形成される空間内に収容されたコイルと、前記空間の気圧を調整して前記空間の内外の気圧差をなくす気圧調整部とを備えることを特徴とする。
これによれば、ケースとカバーにより形成される空間(内部空間)の温度変動に伴って空間の内圧が外圧に対して変動した場合であっても、気圧調整部で内圧を減圧もしくは加圧することができ、外圧との気圧差をなくして内圧を略大気圧に保つことができる。このため、例えばコイル等の収容部品に変形などを生じさせることなく、その機能を良好に維持することができる。
この場合、前記ケースと前記カバーにより形成される空間を、前記コイルを収容する収容空間と前記気圧調整部が気圧調整する際に前記収容空間から内気を流出もしくは前記収容空間へ外気を流入させる換気調整空間とに隔てる隔壁を備え、前記気圧調整部は、前記隔壁に設けられて前記収容空間及び前記換気調整空間の双方に臨む一対の換気口を有し、前記換気口の少なくとも一方には、開閉自在な空気弁を設ける構成とすることができる。これにより、内部空間の内圧調整時にコイルユニットの外気との連通口となる換気口を換気調整空間に臨ませること(つまりコイルユニットの内部空間に位置付けること)ができる。したがって、かかる換気口への外部からの異物の侵入を抑制することができ、該換気口(空気弁)の汚れや損傷による換気性能の低下を防ぐことができる。この結果、例えば空気弁に異物が付着して換気口を塞いでしまうような不具合を有効に抑止することができるため、収容空間からの内気の流出もしくは収容空間への外気の流入が確実になされ、内部空間の気圧調整を安定して行うことが可能となる。
また、前記ケース及び前記カバーの少なくとも一方は、前記空間内を外部から密封する密封部材を装着する構成とすることができる。これにより、ケースとカバーにより形成される空間(内部空間)への浸水を密封部材で防止することができる。そして、空間内外の気圧差が気圧調整部で調整されて略大気圧に保たれるから、密封部材に変形などを生じさせることなく、防水機能を良好に維持することができる。
また上記課題を解決するため、本発明に係る非接触給電装置は、車両を含む移動体に搭載される前記受電側のコイルユニットと、前記移動体が静止状態に位置付けられる給電エリアに固定設置される前記給電側のコイルユニットとを備え、前記受電側及び前記給電側のコイルユニットのうち、少なくとも一方は、上述したいずれかのコイルユニットであることを特徴とする。これにより、風雨、泥水や塵埃などに晒される厳しい環境下で用いられるような非接触給電装置であっても、コイルユニットのユニット内外の気圧差をなくして内圧を略大気圧に保ち、コイルや密封部材等の機能を良好に維持することができる。
本発明によれば、ユニットの内部と外部の気圧差により生じる内部収容部品の機能低下を防止可能なコイルユニット及び非接触給電装置を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る給電側のコイルユニットを構成部材に分解して示す斜視図である。 図1に示す構成部材を組み付けた状態をカバーを外して示す給電側のコイルユニットの全体斜視図である。 図2の矢印A2部分における給電側のコイルユニットの縦断面を矢印方向から示す図である。 換気調整空間の近傍を拡大して示す斜視図である。 気圧調整部を示す拡大斜視図である。 気圧調整部の一部を断面で示す拡大斜視図である。
以下、本発明のコイルユニット及び非接触給電装置について、添付図面を参照して説明する。本発明のコイルユニットは、いわゆる電磁誘導方式の非接触給電装置の給電器もしくは受電器であり、対向配置されたコイル間の相互誘導により誘導起電力を生じさせ、給電側から受電側にワイヤレスで電力供給するためのものである。図1及び図2には、本発明の給電側のコイルユニットの構成を示しており、図1は、かかる給電側のコイルユニットを構成部材に分解して示す斜視図、図2は、かかる構成部材を組み付けた状態をカバーを外して示す斜視図である。また、図3は、図2の矢印A2部分における給電側のコイルユニットの縦断面を矢印方向から示す図である。
本実施形態に係る非接触給電装置では、受電側のコイルユニット(以下、受電コイルユニットという)は車両を含む移動体に搭載され、給電側のコイルユニット(以下、給電コイルユニットという)は前記移動体が静止状態に位置付けられる給電エリアに固定設置されている場合を想定している。すなわち、かかる非接触給電装置は、受電コイルユニットが搭載された移動体を給電コイルユニットが固定設置された給電エリアに移動させることで、給電コイルユニットから受電コイルユニットにワイヤレスで電力供給が行えるようになっている。移動体の一例としては、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)等の車両が想定でき、この場合にはかかる車両に給電ケーブルを接続することなく、給電エリアとなる車庫や駐車場等の所定スペースに駐車させる(具体的には車載された受電コイルユニットを給電コイルユニットと相互誘導可能な領域内に位置付ける)だけで車両への電力供給(電池パック等への充電)が可能となる。ただし、用途はこれに限定されるものではない。以下の説明においては、図1に矢印Xで示す方向を前後方向、矢印Yで示す方向を左右方向、矢印Zで示す方向を上下方向という。なお、上下方向については、図1における上方へ向かう方向を上向き(上側)、下方へ向かう方向を下向き(下側)として特定する。ただし、これらの前後方向、左右方向及び上下方向は、給電エリアの給電コイルユニットが対向する移動体の実際の各方向(例えば車両の前後方向や左右方向、上下方向)と必ずしも一致していなくともよい。
図1〜図3に示すように、給電コイルユニット1は、電源(図示しない)から印加される交流電圧により磁界を発生して受電コイルユニットの二次コイル(図示しない)を相互誘導させる一次コイル2と、一次コイル2をシールドするシールドプレート3と、一次コイル2による給電を補助するコンデンサ4と、一面(一例として上面)が開口されてこれらを収容する箱状のケース5と、ケース5の開口を覆って封止するカバー6と、ユニットの内外の気圧差を調整する気圧調整部9とを備えている。給電コイルユニット1と電源は電源ケーブル7で接続されており、該電源ケーブル7を介して一次コイル2に電源から交流電圧が印加されるようになっている。電源としては、例えば商用周波数の電圧をインバータにより変換して比較的高い周波数の電流(高周波電流)を給電コイルユニット1の一次コイル2に供給する高周波電源を適用することができる。この場合、車両側の受電コイルユニットは、二次コイルに誘導された高周波電流を整流器で整流して電池パック等を充電するような構成とすればよい。
一次コイル2は、ケース5とカバー6により形成される空間(以下、内部空間Sという)内に収容されている。本実施形態において、給電コイルユニット1には、内部空間Sを二つに隔てる隔壁54が備えられており、内部空間Sは、一次コイル2を収容する収容空間5aと、気圧調整部9が気圧調整する際に収容空間5aから内気を流出もしくは収容空間5aへ外気を流入させる換気調整空間5bとに二分されている。隔壁54及び換気調整空間5bの外壁(ケース5の周壁52)には、電源ケーブル7を通す貫通孔55,56がそれぞれ穿孔されており、電源ケーブル7は換気調整空間5bを介してケース5の外部へ引き出されるようになっている。隔壁54の貫通孔55には、その開口周縁に密封部材(Oリングなど)が装着されて換気調整空間5bと収容空間5aとの間の気密性を保っている。一方、換気調整空間5bの外壁(ケース5の周壁52)の貫通孔56には密封部材は装着されておらず、その開口周縁と電源ケーブル7の外周との間の僅かな空隙56sを介して換気調整空間5bが外部(給電コイルユニット1の外側)と連通された状態となっている。なお、収容空間5a及び換気調整空間5bには、電源ケーブル7を支持固定するためのケーブル支持板53a,53bがそれぞれ備えられている。
ケース5は、偏平の略矩形状をなし、底部50と該底部50の周縁から起立する周壁52に囲まれて内部空間Sが形成されるようになっている。底部50には、内部空間Sを収容区間5aと、換気調整空間5bに隔てるように起立する隔壁54が設けられている。隔壁54は、内部空間Sの中央部に収容空間5a、内部空間Sの前後方向の一側かつ左右方向の略中間部に換気調整空間5bがそれぞれ形成されるように底部50から起立して周壁52と連続している。収容空間5aには、底部50の左右方向の両側に平板状のシールドプレート3が組み付けられ、各シールドプレート3の上に前後方向に離間して一次コイル2が二つ配置されている。すなわち本実施形態では、四つの一次コイル2がケース5の四隅に互いに重なることなく、一つずつ分散して二次コイルと対向可能に配置される。これらの一次コイル2から発生した磁界(具体的にはその磁束)は、シールドプレート3によって遮蔽されるため、下側(受電コイルユニットとは反対側)に回り込むことなく効率的に受電コイルユニットへ向けられる。シールドプレート3には取付孔31が穿孔されており、該取付孔31をケース5の底部50に突設されたボス51に嵌入することで、シールドプレート3がケース5に組み付けられている。ボス51にはコアカバー22の貫通孔222と連通可能なボルト穴511が形成されており、連通させた貫通孔222から挿通したボルト(図示しない)をボルト穴511と螺合させることで一次コイル2をケース5に位置決め固定するようになっている。そして、左右方向の両側に組み付けられたシールドプレート3の間には、両側に並んだ一次コイル2に挟まれるようにコンデンサ4が配置されている。このような一次コイル2及びシールドプレート3、コンデンサ4の配置により、ケース5内(収容空間5a)の重量バランスを略均等に保つことができる。なお、ケース5には、一次コイル2及びコンデンサ4を互いに隔てる間仕切や柱などを底部50から立設させてもよい。これにより、間仕切や柱がガイドとなり、一次コイル2やコンデンサ4のケース5への収容や組み付け作業の効率化を図ることが可能となるのみならず、間仕切や柱がいわゆるリブとして機能するため、ケース5の堅牢性の向上を図ることも可能となる。
カバー6は、一次コイル2及びシールドプレート3、コンデンサ4が収容空間5aに収容されたケース5に取り付けられる。これにより、カバー6でケース5を封止し、該ケース5に収容された一次コイル2等を雨風、泥水や塵埃などから保護している。カバー6の取付方法は特に限定されないが、外部からケース5の内部をカバー6で封止可能であるとともに、ケース5に対してカバー6を着脱可能とするものであることが好ましい。本実施形態では一例としてカバー6をボルト8でケース5に締結固定している。この場合、カバー6にはボルト8を挿通する貫通孔61が穿孔されており、ケース5には底部50の周縁から起立する周壁52にボルト8の螺旋溝と螺合可能な螺旋溝を内周に有するボルト穴522が形成されている。また、周壁52には、図3に示すように上端部に環状の密封部材10(ゴムパッキンなど)を装着する溝52aが環状に形成されている。これにより、溝52aに装着した密封部材10をカバー6の下面周縁と密着させることで収容空間5aが外部から密封され、収容空間5aへの浸水防止が図られている。
このようにケース5がカバー6で封止された給電コイルユニット1は、隔壁54で収容空間5aと換気調整空間5bに二分された内部空間Sと外部(雰囲気)の気圧差が気圧調整部9で調整されている。図4〜図6には気圧調整部9の構成を示しており、図4は、換気調整空間5bの近傍を拡大して示す斜視図、図5は、気圧調整部9の拡大斜視図、図6は、気圧調整部9の一部を断面で示す拡大斜視図である。気圧調整部9は、隔壁54に設けられて収容空間5a及び換気調整空間5bの双方に臨む一対の換気口9a,9bを有する。
この場合、気圧調整部9は、小径筒部91と大径筒部92が連続する段付きの略筒状をなし、大径筒部92が換気調整空間5b側に位置付けられて隔壁54を貫通している。小径筒部91は、一定の内外径で伸延し、収容空間5aを臨ませて換気口9aが開口されている。大径筒部92は、内径が換気口9bへ向かうに従って徐々に拡径する一方、外径が一定をなして伸延し、換気調整空間5bを臨ませて換気口9bが開口されている。かかる気圧調整部9は、隔壁54に穿孔された貫通孔541の内周部に小径筒部91の外周部911を密着させ、貫通孔541の換気調整空間5b側の周縁部に小径筒部91と大径筒部92の外周段差93を係合させて隔壁54に位置決め固定されている。これにより、気圧調整部9は、小径筒部91の換気口9a及び大径筒部92の換気口9bを介して収容空間5aと換気調整空間5bを連通可能としている。換言すれば、収容空間5aと換気調整空間5bは、気圧調整部9を介してのみ連通可能な状態となっている。
かかる換気口9a,9bの少なくとも一方には、開閉自在な空気弁が設けられている。本実施形態では図4〜図6に示すように換気調整空間5bに臨む換気口9bにのみ空気弁90を設けた構成としているが、収容空間5aに臨む換気口9aにのみ空気弁を設けた構成としてもよいし、双方の換気口9a,9bにそれぞれ空気弁を設けた構成であっても構わない。なお、空気弁90の構造は特に限定されないが、例えば開閉自在な膜体構造とし、スリット等を持つ弾性膜を挟んだ両空間(収容空間5aと換気調整空間5b)に気圧差が生じた場合に弾性膜が弾性変形してスリット等が開くことで両空間を換気させる方法などが想定できる。これにより、季節や天候、時間帯等による給電コイルユニット1の外気温の変動や給電時における一次コイル2の発熱に伴って収容空間5aに温度変動などが生じた場合であっても、内部空間Sの内圧が過剰に変動することを防止できるようになっている。
例えば、晴天時の日中に直射日光を受けて内部空間S(収容空間5a及び換気調整空間5b)の温度が給電コイルユニット1の外気温よりも上昇した場合、気圧調整部9は以下のように内部空間Sの内圧を調整する。この場合、温度上昇に伴って収容空間5a及び換気調整空間5bの内圧は外圧(大気圧)よりも上昇し、かかる圧力差により換気口9bの空気弁90が開く(例えば空気弁90が換気調整空間5b側へ弾性変形により撓んでスリットが開放される)。空気弁90が開くと、換気口9aから収容空間5aの内気が吸引されるとともに、吸引した内気が換気口9bの空気弁90から換気調整空間5bへ流出される。そして、流出された内気は周壁52(換気調整空間5bの外壁)の貫通孔56と電源ケーブル7の間の空隙56sから給電コイルユニット1の外部へ排出される。この結果、上昇した収容空間5a及び換気調整空間5bの内圧は大気圧まで減圧されて略同圧となり、収容空間5aと換気調整空間5bの内圧が均等に保たれて空気弁90が閉じ(例えば換気調整空間5b側へ弾性変形した空気弁90が元の状態に戻ってスリットが閉鎖され)、両空間からの内気の排出による換気が終了する。このように、収容空間5a及び換気調整空間5bの内圧が過剰に上昇することを有効に防止できるため、一次コイル2や密封部材10に変形(膨張)などが生じるような不具合を抑制することができる。これにより、一次コイル2の給電機能や密封部材10の防水機能を低下させることなく、その機能を良好に維持することができる。
また例えば、給電時における一次コイル2の発熱によって収容空間5aの温度が給電コイルユニット1の外気温よりも上昇した場合、収容空間5aの温度が給電コイルユニット1の外気温よりも上昇するが、換気調整空間5bの温度は収容空間5aほど上昇せず、外気温程度に保たれる。したがって、収容空間5aの内圧は換気調整空間5bの内圧(略大気圧に相当)よりも上昇し、上述した外気温の上昇時と同様に圧力差により換気口9bの空気弁90が開く。これにより、換気口9aから吸引された内気が換気口9bの空気弁90から換気調整空間5bへ流出され、空隙56sから給電コイルユニット1の外部へ排出される。この結果、上昇した収容空間5aの内圧は大気圧まで減圧される。収容空間5aの内圧が大気圧まで減圧されて換気調整空間5bの内圧と略同圧となると、両空間内圧が均等に保たれて空気弁90が閉じ、両空間での内気の排出による換気が終了する。すなわち、給電時に一次コイル2が発熱した場合であっても、収容空間5aの内圧が過剰に上昇することを外気温の上昇時と同様に防止できる。
一方で、例えば給電コイルユニット1の外気温よりも収容空間5a及び換気調整空間5bの温度が低く、収容空間5a及び換気調整空間5bの内圧が大気圧よりも低下した場合にも、かかる圧力差により換気口9bの空気弁90は開く(例えば空気弁90が収容空間5a側へ弾性変形により撓んでスリットが開放される)。この場合に空気弁90が開くと、空隙56sを介して取り込まれた給電コイルユニット1の外気が換気口9bから吸引されるとともに、吸引された外気が換気口9aから収容空間5aへ流入される。この結果、低下した収容空間5a及び換気調整空間5bの内圧は大気圧まで昇圧される。収容空間5a及び換気調整空間5bの内圧が大気圧まで昇圧されて両空間内圧が略同圧となると、収容空間5aと換気調整空間5bの内圧が均等に保たれて空気弁90が閉じ(例えば収容空間5a側へ弾性変形した空気弁90が元の状態に戻ってスリットが閉鎖され)、両空間での外気の取り込みによる換気が終了する。このように、収容空間5a及び換気調整空間5bの内圧が過剰に低下することを有効に防止できるため、一次コイル2や密封部材10に変形(収縮)などが生じるような不具合を抑制することができる。
加えて、本実施形態では、内部空間Sの内圧調整時に給電コイルユニット1の外気との連通口となる換気口9bを換気調整空間5bに臨ませている(つまり給電コイルユニット1の内部空間Sに位置付けている)ため、換気口9bへの外部からの異物の侵入を抑制することができる。したがって、換気口9b(空気弁90)の汚れや損傷による換気性能の低下を防ぐこと、例えば空気弁90に外部から異物が付着して換気口9bを塞いでしまうような不具合を有効に抑止することが可能となる。すなわち、収容空間5aからの内気の流出もしくは収容空間5aへの外気の流入が確実になされ、内部空間Sの気圧調整を安定して行うことが可能となる。ただし、隔壁54を設けることなく(換言すれば、内部空間Sを収容空間5aと換気調整空間5bに二分することなく)、気圧調整弁の一対の換気口の一方を外部(給電コイルユニットの外側)へ直接臨ませた構成とすることも想定可能である。
また、上述したような外気温の変動によって内部空間S(収容空間5a及び換気調整空間5b)の温度が変動する場合、変動前後での内部空間Sの温度差(最低温度と最高温度との差)は大きくとも、その変動度合は急激ではなく比較的緩やかとなる。このため、本実施形態では気圧調整部9を一箇所のみに設けた構成としているが、複数の気圧調整部を備えた構成とすることも可能である。かかる構成とすれば、急激な温度変化に対しても複数の気圧調整部でより柔軟に対応することが可能となる。
給電コイルユニット1は、例えば給電エリア(車庫や駐車場)の地面に所定の固定部材(アンカー)によって位置決め固定もしくは一部埋設される。これに対し、受電コイルユニットは、給電エリアとなる車庫や駐車場等の所定スペースに駐車させた際に地上の給電コイルユニットと相互誘導可能に対向して位置付けられるように、車両の床面に固定される。なお、車庫や駐車場の壁や屋根に給電コイルユニット1を固定し、これと対向するように車両の側面や天井に受電コイルユニットを固定した構成とすることも想定可能である。
このように給電コイルユニット1は給電エリア(車庫や駐車場)の地面に固定もしくは一部埋設されて使用されるため、駐車スペースへ車両を駐車させる際における車輪の接触や乗り上げなどを想定し、ケース5及びカバー6には耐候性及び堅牢性が求められる。したがって、ケース5及びカバー6は耐候性及び堅牢性を兼ね備えた金属や樹脂で構成することが好ましく、本実施形態では一例としてケース5をアルミニウム製とし、カバー6を硬質樹脂製としている。これにより、耐候性及び堅牢性を兼ね備えるのみならず、軽量化も図ることができる。なお、ケース5及びカバー6は同一素材、異なる素材のいずれで構成してもよいが、少なくともカバー6は、ケース5に収容された一次コイル2から発生した磁界(磁場)を受電コイルユニットへ向けてそのまま透過させることが可能となるように、磁性を有しない樹脂等で構成する。
また本実施形態において、給電コイルユニット1は、複数の一次コイル2(以下、まとめて一次コイルユニット20という)を備えており、これらの一次コイル2は互いに重なることなく前記受電コイルユニットと対向可能に分散して収容空間5aに配置されている。各一次コイル2は、受電コイルユニットへ向けてそれぞれ磁界(交流磁界)を発生する。このため、従来のように給電コイルユニットを単一の大型一次コイルで構成しなくとも、該大型一次コイルと同様の磁界をそれよりも小型の複数の一次コイル2からなる一次コイルユニット20で発生させて受電コイルユニットを相互誘導させることが可能となる。その際、受電コイルユニットの給電コイルユニット1との対向領域(以下、二次コイルユニット対向領域という)よりも広範囲に亘って一次コイル2を受電コイルユニットと対向配置させることで、複数の一次コイル2により形成される受電コイルユニットとの総対向領域(以下、一次コイルユニット対向領域という)を二次コイルユニット対向領域よりも広範囲に亘って延在させることができる。二次コイルユニット対向領域は、複数の一次コイル2から発生した磁界によって二次コイルユニットが相互誘導可能な領域に相当する。
すなわち、本実施形態においては、受電コイルユニットが相互誘導可能な領域(二次コイルユニット対向領域)よりも広範囲に亘って複数の一次コイル2(一次コイルユニット20)が分散配置され、電源から印加される交流電圧によりかかる相互誘導可能な領域へ向けて磁界(交流磁界)を発生する構成とすることができる。これにより、給電コイルユニット1に対して受電コイルユニットが多少位置ずれしたとしても、二次コイルに誘導起電力を生じさせて受電コイルユニットへ確実に給電することが可能となる。したがって、給電エリアの所定スペースへの車両の駐車位置によって給電効率が左右されることを抑制でき、運転者の運転技能による給電効率の差を生じ難くすることが可能となる。
各一次コイル2は、平板状のコイルコア21と、コイルコア21を被覆するコアカバー22と、コアカバー22の外周に複数回巻回されたコイル導線23とを備えている。また、受電コイルユニットは、一次コイル2と同様のコイルコア21、コアカバー22、コイル導線23を含む二次コイル(図示しない)を少なくとも一つ有している。コイルコア21は、例えばフェライト磁石を平板状に成形して構成することができる。コアカバー22は、コイルコア21を被覆して保護する樹脂製のカバー部材であり、その表面にはコイル導線23を巻回する際にガイドとなるとともに、巻回後のコイル導線23のずれ防止用の溝221が螺旋状に連続して形成されている。コイル導線23の巻回数は任意に設定すればよい。また、コアカバー22には、コイル導線23が巻回されていない両縁部(図1及び図2においては前後方向の両縁部)にボルト挿通用の貫通孔222が形成されており、一次コイル2は給電コイルユニット1(具体的にはケース5)、二次コイルは受電コイルユニットにそれぞれボルト(図示しない)により締結固定されている。その際、一次コイル2及び二次コイルは、コイル軸心(図1においては前後方向に相当)が互いに平行するように位置付けられている。これにより、一次コイル2から発生した磁界を二次コイルの軸心方向へ貫通させ、該二次コイルに電圧を誘起して誘導起電力を生じさせるようになっている。
上述したように本実施形態では、給電コイルユニット1を複数の一次コイル2で構成することで各一次コイル2を従来よりも小型化できるため、車載させるべく小型軽量化が求められる受電コイルユニットの二次コイルを一次コイル2と同様の構成とすることを可能としている。逆の捉え方をすれば、本実施形態のように給電コイルユニット1を複数の一次コイル2で構成することにより、車載させるべく小型軽量化させた受電コイルユニットの二次コイルを一次コイル2に流用することが可能となる。したがって、一次コイル2と二次コイルを同一部材で構成して部品を共通化でき、これらの製造コストの低減を図ることが可能となる。
また一次コイル2と二次コイルを共通化させることで、給電コイルユニット1を受電コイルユニットの二次コイルよりも多数の一次コイルを備えた構成とすれば、一次コイルユニット対向領域を二次コイルユニット対向領域よりも広範囲に亘って延在させることができ、二次コイルユニット対向領域(相互誘導可能領域)よりも広範囲に亘って給電コイルユニット1から受電コイルユニットへ向けて磁界を発生させて相互誘導させることが可能となる。
給電コイルユニット1における一次コイル2の数は、複数の一次コイル2(一次コイルユニット20)により形成される一次コイルユニット対向領域が二次コイルにより形成される二次コイルユニット対向領域と同程度、好ましくはより広範囲に亘って延在可能であれば特に限定されない。要は、給電コイルユニット1に対する受電コイルユニットの多少の位置ずれを許容して確実に給電を行うことが可能となるように、複数の一次コイル2(一次コイルユニット20)による磁界発生可能な領域を受電コイルユニットが相互誘導可能な領域と同程度とするだけの数、好ましくは相互誘導可能領域よりも大きくするだけの数の一次コイル2を給電コイルユニット1が有していればよい。一例として、図1には四つの一次コイル2を有する給電コイルユニット1の構成を示している。この場合、四つの一次コイル2は一つのシールドプレート3に二つずつシールドされ、コンデンサ4と直列に接続されている。
なお本実施形態において、電源(インフラ側)及び車両(移動体側)はそれぞれ無線通信モジュールを備え、互いの間で無線通信が可能な構成とすることができる。これにより、給電エリアの所定スペースに車両が駐車されたことを検知し、給電コイルユニット1から受電コイルユニットへの給電が自動で開始されるとともに、受電コイルユニットの電池パック等がフル充電された場合に給電コイルユニット1から受電コイルユニットへの給電(電源から給電コイルユニット1への高周波電流の供給)が自動で停止されるようにすることが可能となる。この場合、かかる車両の駐車検知は、無線通信の他、例えば光センサなどのセンサで行うことも想定可能である。
以上、本発明を図1〜図6に示す一実施形態に基づいて説明したが、上述した実施形態は本発明の例示に過ぎないものであり、本発明は上述した実施形態の構成のみに限定されるものではない。したがって、本発明の要旨の範囲で変形又は変更された形態で実施することが可能であることは、当業者にあっては明白なことであり、そのような変形又は変更された形態が本願の特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、本実施形態では、給電コイルユニット1に気圧調整部9を設けた構成例について説明したが、これに加えてもしくは代えて、同様の気圧調整部を受電コイルユニットに設けた場合であっても、そのユニット内圧が過剰に上昇することを防止できるため、二次コイルや密封部材等に変形などが生じるような不具合を抑制することができる。したがって、二次コイルの受電機能や密封部材の防水機能等を低下させることなく、その機能を良好に維持することが可能となる。
1 一方のコイルユニット(給電コイルユニット)
2 一次コイル
3 シールドプレート
4 コンデンサ
5 ケース
5a 収容空間
5b 換気調整空間
6 カバー
7 電源ケーブル
9 気圧調整部
9a,9b 換気口
20 一次コイルユニット
21 コイルコア
22 コアカバー
23 コイル導線
54 隔壁
90 空気弁
S 内部空間

Claims (4)

  1. 対向配置されたコイル間の相互誘導により誘導起電力を生じさせ、給電側から受電側にワイヤレスで電力供給がなされる一対のコイルユニットの少なくとも一方のコイルユニットであって、
    一面が開口された箱状のケースと、
    前記ケースの開口を覆って封止するカバーと、
    前記ケースと前記カバーにより形成される空間内に収容されたコイルと、
    前記空間の気圧を調整して前記空間の内外の気圧差をなくす気圧調整部とを備えることを特徴とするコイルユニット。
  2. 前記ケースと前記カバーにより形成される空間を、前記コイルを収容する収容空間と前記気圧調整部が気圧調整する際に前記収容空間から内気を流出もしくは前記収容空間へ外気を流入させる換気調整空間とに隔てる隔壁を備え、
    前記気圧調整部は、前記隔壁に設けられて前記収容空間及び前記換気調整空間の双方に臨む一対の換気口を有し、
    前記換気口の少なくとも一方には、開閉自在な空気弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコイルユニット。
  3. 前記ケース及び前記カバーの少なくとも一方には、前記空間内を外部から密封する密封部材が装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイルユニット。
  4. 車両を含む移動体に搭載される前記受電側のコイルユニットと、
    前記移動体が静止状態に位置付けられる給電エリアに固定設置される前記給電側のコイルユニットとを備え、
    前記受電側及び前記給電側のコイルユニットのうち、少なくとも一方は、請求項1〜3のいずれかに記載のコイルユニットであることを特徴とする非接触給電装置。
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