JP6343936B2 - 非接触icタグの収容構造およびプリンター - Google Patents

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本発明は、非接触ICタグを用いて無線通信を行う機器における非接触ICタグの収容構造、および、当該収容構造を備えたプリンターに関する。
NFC(近距離無線通信)に用いられる非接触ICタグは、固有の識別情報を保持するICチップと通信用のアンテナを備え、管理対象の製品、機器等に取付けて使用される。例えば、携帯型のプリンターに非接触ICタグを貼り付けておき、ホスト側のカードリーダライター、通信端末等との間でペアリング(通信接続設定)を行って、各種の印刷情報を無線通信によってプリンターに供給してレシート、ラベル等の印刷が行われる。
非接触ICタグは一般に機器の表面あるいは内部に接着剤によって貼り付けられ、機器の外側から非接触ICタグに対してデーターの読取、書き込みが行われる。特許文献1、2に記載されているように、非接触ICタグは、接着剤を用いて機器等の表面に貼り付けられる。
特開2007−26047号公報 特開2000−251046号公報
非接触ICタグは、通信可能距離が一般に100mm未満、場合によって数mm以下と極めて短い。機器の外側から読取等を行う場合には、機器の表面付近に非接触ICタグを接着剤によって貼り付けておく必要がある。
ここで、プリンター等の機器の使用に伴って、非接触ICタグの接着剤の粘着性も劣化する。粘着性が劣化すると、機器に加わる衝撃、急激な温度変化等に起因して、非接触ICタグが機器の貼り付け面から剥がれ落ちることがある。携帯型のプリンターは落下による衝撃、環境変化による大きな温度変化の影響を受けやすい。
機器内部で剥がれた非接触ICタグは、機器に加わる振動等に伴って、機器内部において移動して、機器表面に設けた外部機器によるタグ読取面から大きく離れることがある。タグ読取面からの距離が通信可能距離を超えると、非接触ICタグとの通信を外部から行うことができなくなる。非接触ICタグが剥がれないように、粘着力が強く、その耐久性も高い接着剤を使用することが考えられる。しかし、このような接着剤を使用すると、温度変化に伴い大きな熱応力が発生し、熱応力によって、非接触ICタグが破損する可能性がある。また、非接触ICタグを交換する際の剥離が困難になる。
本発明の課題は、非接触ICタグが貼り付け位置から剥がれた場合においても外部機器との通信機能が損なわれることのない非接触ICタグの収容構造、および、当該収容構造を採用したプリンターを提供することにある。
本発明の非接触ICタグの収容構造は、非接触ICタグによる近距離無線通信を行う機器に、前記非接触ICタグが抜け出ないように収容可能な収容部を設け、前記収容部内の定まった位置に、前記非接触ICタグを配置したことを特徴としている。
非接触ICタグは、機器に設けた収容部内の所定の位置に収容される。収容部内において非接触ICタグが所定の位置から移動したとしても、収納部の外には抜け出ることがない。例えば、閉じた収容空間を備えた収容部を配置すればよい。または、収容部の開口を非接触ICタグが通過できない大きさ、形状にしておけばよい。これにより、非接触ICタグが収容部から外に抜け出ることがない。よって、非接触ICタグの移動範囲は収容部内での移動可能範囲に制限される。収納部内での非接触ICタグの移動可能範囲を適切に設定しておけば、外部機器との間で非接触ICタグとの通信を常に確保できる。
また、閉じた収容空間を備えた収納部を用いた場合には、収納部内への水、粉じん等の侵入を防止あるいは抑制できる。よって、水、粉じん等に起因する非接触ICタグの性能劣化、破損を防止でき、その信頼性を高めることができる。
ここで、前記収容部内に前記非接触ICタグが移動可能に配置されると仮定した場合に、前記非接触ICタグによる通信可能距離に比べて、前記機器の外側表面に設けたタグ読取面から前記非接触ICタグまでの距離が短くなるように、前記収容部内のタグ収容空間の大きさ、形状を設定しておくことが望ましい。
前記非接触ICタグは前記収容部内の定まった位置に固定することができる。例えば、接着剤を用いて固定することができる。この場合、接着剤の劣化等によって、非接触ICタグが剥がれても、非接触ICタグの移動は収納部内に制限されるので、外部機器との間の通信を確保できる。よって、非接触ICタグが剥がれて通信可能範囲外に移動しないように、接着力の強い接着剤を用いて定位置に固定しておく必要がない。接着力の強い接着剤を用いる場合のように、温度変化に起因する大きな熱応力によって非接触ICタグが破損してしまうことがないので、非接触ICタグの信頼性を向上させることができる。
本発明において、非接触ICタグの取り付け作業、交換作業の作業性を改善するために、前記非接触ICタグを取り付けたタグ取付け部材と、前記機器のケースに設けられ、前記タグ取付け部材を装着可能な部材装着部とを有し、前記収容部は、前記部材装着部と、当該部材装着部に装着された前記タグ取付け部材とによって構成されることが望ましい。この場合、非接触ICタグは、前記タグ取付け部材または前記収納部に、接着剤によって固定しておくことができる。
非接触ICタグは、一般に、機器のケースの内側に接着剤等によって取り付けられている。取付け位置を直接に目視出来ない場合等においては、ケースの取付け位置の確認、取付け作業が面倒である。また、接着剤等を用いてケースの内側に非接触ICタグを取り付けた場合には、その剥離作業を簡単に行うことができない場合がある。本発明では、ケースとは別部材であるタグ取付け部材に非接触ICタグを接着剤等によって取付け、これをケースの部材装着部に装着している。よって、ケースに対して直接に非接触ICタグの取付け、交換作業を行う場合に比べて、その取付け、交換作業が容易になる。
ここで、タグ取付け部材に収容部を形成しておき、非接触ICタグを収納したタグ取付け部材を機器のケースに設けた部材装着部に装着することも可能である。この場合、前記非接触ICタグを接着剤によって前記タグ取付け部材または前記収容部に、接着剤によって固定しておくことができる。
また、前記ケースに、前記タグ取付け部材を前記ケースの外側から前記部材装着部に挿入可能なスロットを形成しておいてもよい。このようにすれば、メモリーカード等を電子機器に装着する場合と同様に非接触ICタグを機器に装着することができる。
さらに、前記機器のケースは、少なくとも、第1ケースと当該第1ケースに組み付けられる第2ケースとを備え、前記第1ケースに前記2ケースを組み付けると、前記第1、第2ケースによって前記収容部が構成されるようにしてもよい。
この場合においても、前記非接触ICタグを取り付けたタグ取付け部材を有し、前記ケースに、前記タグ取付け部材を前記ケースの外側から前記収容部に挿入可能なスロットを形成しておくことができる。
本発明において、前記機器のケースの外側表面に設けたタグ読取面を規定している前記ケースの部分の少なくとも一部には、前記タグ読取面であることを視認可能な指標が設けられていることが望ましい。
前記指標は、前記ケースに設けた透明部分、または、前記タグ読取面の輪郭線とすることができる。
次に、本発明の非接触ICタグの収容構造は、携帯型プリンターなどのプリンターに用いることができる。
この場合、プリンターケース内において、記録紙搬送路を挟み、一方の側にロール紙収納部が配置され、他方の側に印刷ヘッドおよび回路基板を配置し、前記収容部を、前記プリンターケースにおける前記ロール紙収納部を形成しているケース部分に配置することができる。
このようにすれば、プリンターケース内において、回路基板から離れた位置に非接触ICタグが配置され、回路基板から発生する電磁ノイズによる非接触ICタグへの悪影響を抑えることができる。
また、携帯型プリンター等のような小型プリンターの場合には、非接触ICタグの収容部を設ける場所を確保することが困難な場合が多い。ロール紙収納部を形成しているケース部分は、収納されるロール紙の端面等に対応する所定の広さの側面部分が備わっている。この部分を、非接触ICタグの収容部の設置場所として利用できるので、別途、収容部の設置場所を確保する必要がなく、プリンターの小型化、コンパクト化に有利である。
本発明を適用した携帯型プリンターの上面側の斜視図と底面側の斜視図 図1の携帯型プリンターの内部構造を示す説明図 図1の携帯型プリンターのロール紙収納部とカバーロック部品の斜視図 図1の携帯型プリンターの下ケースとタグ取付け部材の斜視図 図1の携帯型プリンターの非接触ICタグの収容手順を示す説明図 図1の携帯型プリンターの収容構造を示す横断面図と縦断面図 非接触ICタグの収容構造の別の例を示す斜視図 非接触ICタグの収容構造の更に別の例を示す斜視図 図1の携帯型プリンターを充電用のクレードルにセットした状態の斜視図 図1の携帯型プリンターをクレードルから外した状態の斜視図
図1は本発明の実施の形態に係る携帯型プリンターの斜視図であり、(a)は上面側を示し、(b)は底面側を示す。以下の説明においては、図1に示すように、携帯型プリンターの幅方向をX、前後方向をY、上下方向をZとし、携帯型プリンターの左右を、図1に矢印Aで示すように携帯型プリターの前側から見た場合の左右とする。
携帯型プリンター1はプリンターケース2を備え、このプリンターケース2の内部には後述の各プリンター構成部品が配置されている。プリンターケース2は、上方に開口した下ケース3と、この下ケース3における前側部分に上側から被せた上ケース4とを備えている。下ケース3における後側部分には上側から開閉カバー5が被せられている。開閉カバー5は、その後端部を中心として、上方に開けることができる。
開閉カバー5と上ケース4の間には、幅方向Xに延びる記録紙排出口6が上方に開いている。上ケース4における後端側の右端部には操作ボタン7が配置され、操作ボタン7を操作すると、不図示のロック機構によるロックが解除され、開閉カバー5を図1に示す閉じ位置から開くことができる。上ケース4における前側の部分には、電源ボタン8a等の操作ボタンおよび複数のLED表示部8bが配列されている。下ケース3の底面3aには、操作者が装着しているベルト等に通すためのベルトクリップ9がビス等によって取り付けられている。
図2は携帯型プリンター1の内部構造を示す説明図である。携帯型プリンター1の内部の後側の部分はロール紙収納部11であり、ここには、想像線で示す記録紙ロール12が収納される。開閉カバー5を開けると、ロール紙収納部11が上方に開口し、記録紙ロール12の交換等を行うことができる。プリンター1の内部の前側の部分は基板収納部13となっており、ここには、プリンター駆動用の回路素子が搭載されているメイン基板14、無線通信用のインタフェース基板15等が収納される。
下ケース3における基板収納部13の底面3aの部位には、下方に開口する所定深さのバッテリー装着用の凹部3bが形成され、ここに、下側から直方体形状のバッテリー16が装着されている。なお、図2においては省略してあるが、凹部3bに装着したバッテリー16に下側から重なる状態で、ベルトクリップ9(図1参照)が底面3aに取り付けられる。
前側の基板収納部13と後側のロール紙収納部11との間には、ロール紙収納部11から記録紙排出口6に至る記録紙搬送路17が形成されている。記録紙搬送路17の途中位置には、ライン型の印刷ヘッド18、例えばサーマルヘッドが後方を向く状態に配置されている。印刷ヘッド18のヘッド面に対しては、後側から、幅方向Xに架け渡したプラテンローラー19が対峙している。プラテンローラー19は、バッテリー16からの電力によって駆動される不図示の紙送りモーターによって回転駆動され、記録紙搬送路17に沿って記録紙を搬送する。搬送される記録紙に、印刷ヘッド18によって印刷が行われる。
開閉カバー5の前端部分(開閉側の先端部分)に、プラテンローラー19が取り付けられている。開閉カバー5を開くと、ロール紙収納部11から記録紙排出口6に至る記録紙搬送路17が開放状態になる(図3(a)参照)。開閉カバー5の前端部分の幅方向Xの両端部には、不図示のカバーロックピンが取り付けられている。開閉カバー5を閉じると、カバーロックピンが以下に説明するカバーロック部材の左右のフックに係合して、開閉カバー5がロック状態になる。
図3(a)は、開閉カバー5を取り外した状態でロール紙収納部11の部分を示す部分斜視図であり、図3(b)は紙端ガイド兼用のカバーロック部材を示す斜視図である。印刷ヘッド18の近傍位置には、開閉カバー5を閉じ位置にロックするためのカバーロック部材20が配置されている。カバーロック部材20は、幅方向Xに延びる連結板部分21と、この連結板部分21の両端から直角に折れ曲がって延びる左右の側板部分22、23とを備えている。側板部分22、23は、記録紙搬送路17における印刷ヘッド18のヘッド面18aの両端に位置している。側板部分22、23のそれぞれには、軸穴22a、23aが形成されており、これらには、プリンターケース2内の板金製の不図示のプリンターフレームの左右のフレーム側板部分に取り付けた支軸(図示せず)が回動可能に通されている。これらの支軸を中心として、カバーロック部材20は回動可能であり、不図示の付勢部材によって一方向に付勢されている。側板部分22、23のそれぞれにはフック25、26が形成されている。
不図示のカバーロックピンと、フック25、26と、不図示の付勢部材とによって、開閉カバー5のロック機構が構成される。付勢部材によって、カバーロック部材20は、フック25、26がロック位置となる方向に付勢されている。開閉カバー5を閉じると、不図示のプリンターフレーム側に取り付けられている左右のロックピンによってフック25、26がロック解除方向に押され、フック25、26がロックピンを乗り越えた位置まで開閉カバー5が閉じると、フック25、26がロック位置に付勢力によって戻り、開閉カバー5のロック状態が形成される。操作ボタン7を操作すると、これに連動してカバーロック部材20が回動してフック25、26がロック解除方向に回動して不図示のロックピンから外れ、開閉カバー5はロックが解除されて開く。
ここで、カバーロック部材20における左右の側板部分22、23には、フック25、26と共に、左右の紙端ガイド27、28が一体形成されている。紙端ガイド27、28は、図3(a)に示すように、印刷ヘッド18とプラテンローラー19の間の印刷位置に記録紙をガイドする搬送路部分の幅方向の両端に位置している。これらの紙端ガイド27、28よって、記録紙は幅方向Xに位置決めされた状態で印刷位置に送り込まれる。
このような紙端ガイド27、28を別部材として製造して記録紙搬送路17に取り付ける場合には、そのための設置スペースを確保する必要がある。また、別部材の紙端ガイド27、28の取付け用のビス等も必要になる。小型、軽量化が強く要求される携帯型プリンター1においては、部材の設置場所を確保することが困難な場合が多い。本例では、開閉カバー5のロック機構の部品であるカバーロック部材20の一部に紙端ガイド27、28が形成されている。よって、設置スペースを必要とすることなく、記録紙を幅方向Xに位置決めした状態で印刷位置に送り込むことが可能になる。
(非接触ICタグの収容構造)
携帯型プリンター1は、外部機器との間で、印刷データー等の通信のための通信接続設定を、非接触ICタグを用いた近距離無線通信によって行うように構成されている。そのために、携帯型プリンター1は、プリンターケース2内に非接触ICタグを収納するための収容構造が備わっている。以下、図4、図5および図6を参照して本例の収容構造を説明する。
図4(a)はプリンターケース2の下ケース3を示す斜視図であり、図4(b)は非接触ICタグが取り付けられたタグ取付け部材を示す斜視図である。図5(a)、(b)および(c)はタグ取付け部材の取付け手順を示す説明図である。図6(a)は非接触ICタグが収容される収容部を示す部分横断面図であり、図6(b)はその部分縦断面図である。
図4(a)に示すように、プリンターケース2の下ケース3の底板31には、ロール紙収納部11の左右に、その左右の側面を規定する仕切り板32、33(仕切り板32については、図5(a)参照)が一体形成されている。下ケース3の右側の側板34には、仕切り板33の幅方向Xの外側に位置する部位に、上方に半円状に突出した輪郭の上端縁部35aを備えた側板部分35が形成されている。上端縁部35aは図6(b)に示すように、外側が上方に突出した段差面となっている。この側板部分35の外側表面がタグ読取面36である。
この側板部分35の幅方向Xの内側部分には、図4(b)に示すタグ取付け部材40を装着可能な部材装着部37が形成されている。部材装着部37における前後方向Yの両端には、下ケース3の底板31から仕切り板33とほぼ同一の高さ位置まで上下方向Zの上方に突出する柱状リブ38、39が形成されている。これらの柱状リブ38、39は、タグ取付け部材40を部材装着部37に装着する際のガイドとして機能する。また、上端面には、それぞれ、タグ取付け部材40を固定するためのネジ穴38a、39aが形成されている。
図4(b)に示すように、タグ取付け部材40は円盤形状のタグ取付け部41を備えている。タグ取付け部41の一方の側の円形表面はタグ取付け面42であり、ここには円形の非接触ICタグ50が接着剤によってほぼ同心状に貼り付けられている。接着剤としては、取り扱いが容易な両面接着テープを用いることができる。円形表面42の外周端面における上側部分には、円形表面42から突出した円弧状リブ43が形成されている。円弧状リブ43の内周端面43aは、図6(b)に示すように、下ケース3の側板部分35の半円形の上端縁部35aの内側段面に対応する湾曲円弧面となっている。
タグ取付け部材40の反対側の円形表面44には、図5(b)に示すように、上下方向Zに平行に延びる一対の補強兼ガイド用のリブ45、46が突出している。また、タグ取付け部41の外周縁部には、リブ45、46に直交する方向の両端の部位に、半径方向の外方に突出するネジ止め部47、48が形成されている。これらのネジ止め部47、48にはネジ挿通穴47a、48aが形成されている。ネジ挿通穴47a、48aは、下ケース側の柱状リブ38、39のネジ穴38a、39aに対応する位置関係となっている。
タグ取付け部材40は次のように下ケース3の部材装着部37に装着される。まず、タグ取付け部材40のタグ取付け面42に、図4(b)に示すように、非接触ICタグ50を接着剤によって貼り付ける。非接触ICタグ50を貼り付けた後のタグ取付け部材40を、図5(a)に示すように、下ケース3の部材装着部37に対して上側から位置決めし、当該部材装着部37に上側から差し込む。図6(a)に示すように、タグ取付け部材40の円形表面44とリブ45を、それぞれ、部材装着部37の柱状リブ38の2つの側面に当て、これらの側面に沿ってタグ取付け部材40を下方に差し込む。
タグ取付け部材40を部材装着部37に完全に差し込むと、図5(b)、(c)に示すように、タグ取付け部材40のネジ止め部47、48が、それぞれ、部材装着部37の柱状リブ38、39の上端面に載った状態になる。また、図6(b)に示すように、円弧状リブ43が側板部分35の上端縁部35aに上側から係合した状態になる。この後は、不図示の2本の締結ネジをそれぞれ、ネジ止め部47、48のネジ挿通穴47a、48aを通して、部材装着部37のネジ穴38a、39aにねじ込む。この結果、タグ取付け部材40が部材装着部37に装着され、そこに固定された状態になる。
タグ取付け部材40が部材装着部37に装着されて固定されると、図6に示すように、タグ取付け部材40の円盤状のタグ取付け部41と、これに対峙する下ケース3の側板部分35とによって実質的に閉じられたタグ収容部51が形成される。この内部空間であるタグ収容空間内に、非接触ICタグ50が配置される。タグ収容部51のタグ収容空間の幅は数ミリメール以下と狭い。非接触ICタグ50がタグ取付け面42から剥がれ落ちても、当該非接触ICタグ50は閉じられたタグ収容空間内に保持され、その移動範囲は極わずかである。よって、非接触ICタグ50が、下ケース3の外側表面に設けたタグ読取面36から当該非接触ICタグ50の通信可能距離を超えて離れてしまうことがない。これにより、非接触ICタグ50と外部機器との通信を常に確保できる。
非接触ICタグ50は実質的に閉じられたタグ収容空間内に配置されている。したがって、水、紙粉等の異物がタグ収容部51内に侵入して、非接触タグ50に破損が発生するという弊害を回避あるいは抑制できる。
下ケース3に設けた部材装着部37に、非接触ICタグ50を貼り付けたタグ取付け部材40を装着して固定している。非接触ICタグ50を交換する場合等においては、下ケース3から上ケース4を取り外す。次に、タグ取付け部材40を部材装着部37から取り外す。然る後に、新たな非接触ICタグが貼り付けられている別のタグ取付け部材を部材装着部37に装着して固定する。このように、タグ取付け部材40を交換すればよいので、交換作業等を簡単に行うことができる。
本例では、外側表面がタグ読取面36となっている側板部分35の上端縁部35aが半円形の輪郭形状をしている。図1から分かるように、この半円形輪郭の上端縁部35aが、プリンターケース2の右側の側面において、下ケース3と開閉カバー5の繋ぎ目として視認可能である。したがって、この半円形輪郭の上端縁部35aが、タグ読取面36を表す指標として機能し、操作者は直観的に、当該部分がタグ読取面36であること、換言すると、この内側に非接触ICタグ50が配置されていることを認識できる。
勿論、タグ読取面であること(非接触ICタグ50が内蔵されている部位であること)を視認可能な指標としては、これ以外のものであってもよいことは勿論である。例えば、当該タグ読取面36が形成されている側板部分35を透明な素材から形成しておいてもよい。あるいは、当該側板部分35を、それ以外のプリンターケース2の色とは色分けしておいてもよい。当該側板部分35を凸円弧状に外方に突出させた湾曲板部分としてもよい。
(非接触ICタグの収容構造の別の例)
上記の例では、タグ取付け部材40をプリンターケース2の側の部材装着部37に装着すると、タグ取付け部材40とプリンターケース2の側の部分との間に、タグ収容部51が形成される。タグ取付け部材40を用いることなく、プリンターケース2にタグ収容部を形成することもできる。
図7(a)、(b)および(c)は、この場合の収容構造の例を示す説明図である。これらの図においては、上記の収容構造に対応する部位には同一の符号を付してある。本例の収容構造では、プリンターケース2の下ケース3は上記の収容構造と同一構成であり、側板部分35、タグ読取面36、柱状リブ38、39が形成されている。側板部分35における幅方向Xの内側表面がタグ取付け面61とされている。図7(a)、(b)に示すように、このタグ取付け面61に、非接触ICタグ50が接着剤によって貼り付けられる。
プリンターケース2の上ケース4は、天板62と、この前端から下方に湾曲している前板63、天板62の左右の側縁から下方に湾曲している左右の側板64、65を備えている。側板64、65は、天板62の後端縁よりも前後方向Yの後方に延びる側板部分66、67を備えている。側板部分66、67は、下ケース3の左右の開口縁部に沿って、それらの後端まで延びている。右側の側板部分67には、下ケース3の側板部分35に対して幅方向Xの内側から狭い間隔で対峙する側板部67aが形成されている。この側板部67aの上端部67bは、側板部分35の円弧状の上端縁部35aを上側から覆うことのできる円弧形状をしている。側板部67aの下端部67cは、仕切り板33の上端面に上から重なる形状となっている。
下ケース3のタグ取付け面61に非接触ICタグ50を貼り付けた後に、図7(c)に示すように、下ケース3に対して、上ケース4を被せて不図示のネジ等によって固定する。この結果、下ケース3の側板部分35と上ケース4の側板部67aとの間に、実質的に閉じたタグ収容部が形成され、この内部の定まった位置に非接触ICタグ50が配置された状態になる。
この場合においても、非接触ICタグ50がタグ取付け面61から剥がれ落ちても、タグ収容部内に保持され、プリンターケース2内の別の部分に移動してしまうことがない。よって、非接触ICタグ50は、タグ読取面36から常に、通信可能距離内に位置に保持され、外部機器との通信が確保される。また、非接触ICタグ50は実質的に閉じられた空間内に配置されているので、水、異物等が侵入して非接触ICタグ50に破損が生じる等の弊害を回避あるいは抑制できる。
(非接触ICタグの収容構造の更に別の例)
図4〜図6に示す収容構造では、非接触ICタグ50を貼り付けたタグ取付け部材40を、下ケース3の部材装着部37に装着して固定した後に、上ケース4を下ケース3に被せて固定している。
非接触ICタグ50の着脱作業、交換作業をより簡単に行うことができるようにするには、例えば、メモリーカードなどと同様に、プリンターケース2にタグスロットを形成し、ここを介して非接触ICタグ50の出し入れを行っても良い。
図8(a)、(b)および(c)は、この構成の収容構造の一例を示す説明図である。収容構造の基本的構成は図4〜図6に示す収容構造と同一であるので、図8においては対応する部位には同一の符号を付してある。図8(a)に示すように、非接触ICタグ50はタグ取付け部材40のタグ取付け面42に貼り付けられる。プリンターケース2の下ケース3の側板34における後端側の側板部分35と内側の仕切り板33との間に部材装着部37が形成されている。側板部分35の外側表面はタグ読取面36である。この部材装着部37にタグ取付け部材40を装着すると、閉じられたタグ収納部が形成され、この内部に非接触ICタグ50が配置された状態が形成される。
ここで、開閉カバー5の右端部分には、部材装着部37の真上に対応する部位に、タグスロット71が形成されている。タグスロット71はタグ取付け部材40を挿入可能な幅および長さのスロットである。このタグスロット71には、例えば、ラバー製のスロットカバー72が取り付けられ、封鎖されている。
また、下ケース3の部材装着部37においては、その前後方向Yの後側の端に、上下方向Zに延びるレールガイド73が取り付けられている。レールガイド73には、タグ取付け部材40に形成されている一方のリブ46を上側から受け入れて上下方向Zの下方に直線状にガイド可能な溝が形成されている。
開閉カバー5のスロットカバー72をタグスロット71から外し、開口したタグスロット71に上側からタグ取付け部材40を差し込む。タグ取付け部材40を差し込むと、そのリブ46がレールガイド73に嵌り、レールガイド73にガイドされながらプリンターケース2内の部材装着部37に装着される。この結果、図7(c)に示すように、タグ取付け部材40が部材装着部37に装着され、そこに固定される。この後は、スロットカバー72をタグスロット71に取り付けて封鎖する。
(その他の実施の形態)
図4〜図6に示す例では、下ケース3とタグ取付け部材40との間にタグ収容部51を形成している。この代わりに、タグ取付け部材40として、閉じられた収容部を備えたタグ取付け部材を用意し、これを、プリンターケース2内におけるタグ読取面の近傍位置に装着する収容構造とすることも可能である。
また、上記の各例は、携帯型プリンターに本発明の非接触ICタグの収容構造を適用したものである。本発明の収容構造は、携帯型プリンター以外の携帯機器等にも同様に適用可能である。
(携帯型プリンターのクレードルの例)
次に、図9、図10を参照して、ベルトクリップ9が取り付けられた携帯型プリンター1に適したクレードルの一例を説明する。クレードル80はスタンド型のプリンター拡張機器であり、例えば、携帯型プリンター1の充電器である。
携帯型プリンター1のプリンターケース2の下ケース3の底面には、その前端縁部分に、充電用の接続端子群10が露出している。先に、図1、図2を参照して説明したように、携帯型プリンター1の底面には、バッテリー16が装着されていると共に、装着されたバッテリー16に重なる状態で、ベルトクリップ9が取り付けられている。一般的なクレードルの場合には、ベルトクリップ9を外した状態で携帯型プリンター1をクレードルに装着して充電等を行うことが可能である。しかし、充電等の度に、ベルトクリップ9を取り外すことは面倒である。
本例のクレードル80は、ベルトクリップ9を付けたままで携帯型プリンター1を装着可能な装着部81を備えている。図10(a)に示すように、クレードル80には、前方に向かって下方に傾斜している矩形の傾斜上端面82が形成されている。傾斜上端面82には、上方および後方に開口する一定深さの矩形の傾斜凹部83が形成されている。傾斜凹部83の矩形の傾斜底面には、上方および後方に開口する一回り小さな矩形の傾斜凹部84が形成されている。
これらの傾斜凹部83、84によって、クレードル80の上端部には、携帯型プリンター1を後方から斜め下方にガイドする左傾斜ガイド側面86a、左傾斜ガイド底面87aと、右傾斜ガイド側面86b、右傾斜ガイド底面87bとが形成されている。左傾斜ガイド底面87aと右傾斜ガイド底面87bの先端側には幅方向に延びる先端側傾斜ガイド底面88が形成されており、この先端側傾斜ガイド底面88における幅方向の中央部分には、接続端子群89が上方に露出している。
左傾斜ガイド側面86a、右傾斜ガイド側面86bの間隔は、これらの間に携帯型プリンター1を挿入可能な寸法に設定されている。傾斜凹部84の幅はベルトクリップ9の幅よりも僅かに広く、その深さは、携帯型プリンター1の底面から突出しているベルトクリップ9の突出量よりも僅かに大きい。よって、ベルトクリップ9を付けたまま、携帯型プリンター1をクレードル80に装着可能である。
すなわち、ベルトクリップ9を付けたままの携帯型プリンター1をその前端側から、クレードル80の装着部81に後側から挿入する。携帯型プリンター1を、左傾斜ガイド側面86aおよび左傾斜ガイド底面87aと、右傾斜ガイド側面86bおよび右傾斜ガイド底面87bとに沿って、前方にスライドさせる。携帯型プリンター1の前端が傾斜凹部83の前端面90に当るまでスライドせる。この結果、携帯型プリンター1は、その接続端子群10が、クレードル80の接続端子群89に接続した装着状態になる。充電等の作業を、ベルトクリップ9を外すことなく簡単に行うことが可能である。携帯型プリンター1をクレードル80から外す場合には、後方に向けて斜め上方にスライドさせればよい。
X 幅方向、Y 前後方向、Z 上下方向、A 矢印、1 携帯型プリンター、2 プリンターケース、3 下ケース、3a 底面、3b 凹部、4 上ケース、5 開閉カバー、6 記録紙排出口、7 操作ボタン、8a 電源ボタン、8b LED表示部、9 ベルトクリップ、10 接続端子群、11 ロール紙収部、12 記録紙ロール、13 基板収納部、14 メイン基板、15 インタフェース基板、16 バッテリー、17 記録紙搬送路、18 印刷ヘッド、18a ヘッド面、19 プラテンローラー、20 カバーロック部材、21 連結板部分、22,23 側板部分、22a,23a 軸穴、24 プリンターフレーム、25,26 フック、27,28 紙端ガイド、31 底板、32,33 仕切り板、34 側板、35 側板部分、35a 上端縁部、36 タグ読取面、37 部材装着部、38,39 柱状リブ、38a,39a ネジ穴、40 タグ取付け部材、41 タグ取付け部、42 タグ取付け面、43 円弧状リブ、43a 内周端面、44 円形表面、45,46 リブ、47,48 ネジ止め部、47a,48a ネジ挿通穴、50 非接触ICタグ、51 タグ収容部、61 タグ取付け面、62 天板、63 前板、64,65 側板、66,67 側板部分、67a 側板部、67b 上端部、67c 下端部、71 タグスロット、72 スロットカバー、73 ガイドレール、80 クレードル、81 装着部、82 傾斜上端面、83 傾斜凹部、84 傾斜凹部、86a 左傾斜ガイド側面、87a 左傾斜ガイド底面、86b 右傾斜ガイド側面、87b 右傾斜ガイド底面、88 先端側傾斜ガイド底面、89 接続端子群、90 前端面

Claims (1)

  1. 非接触ICタグが取り付けられたタグ取付け部材と、
    前記タグ取付け部材を装着可能な部材装着部と、
    前記非接触ICタグを収容する収容部であって、前記タグ取付け部材の壁部及び前記部材装着部の壁部により形成された収容部と、
    を有し、
    前記収容部内の定まった位置と前記部材装着部の外側表面に設けられたタグ読取面との間の最大距離が、通信端末が前記非接触ICタグと通信可能な最大距離よりも短い、
    ことを特徴とする非接触ICタグの収容構造により、接触ICタグがプリンターケース内に収容されているプリンターであって、
    前記プリンターケース内において、記録紙搬送路を挟み、一方の側に、ロール紙を収納可能なロール紙収納部であって当該ロール紙収納部に収納されたロール紙の側端部に対向する対向面を有するロール紙収納部が配置され、他方の側に、印刷ヘッドおよび回路基板が配置され、
    前記収容部は、前記プリンターケースにおける前記ロール紙収納部を形成している前記対向面に沿って前記プリンターケースに配置されている
    リンター。
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