JP6343802B2 - 皮膚洗浄用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、良好な使用感と十分なクレンジング力とを備える皮膚洗浄用組成物に関する。
クレンジング化粧料は、リップカラーやマスカラなどの通常の水性洗浄では落としにくい化粧料や皮脂汚れを除去する目的で使用される化粧料である。近年、より高い光学的効果や化粧持ちの向上のためにメークアップ化粧料の構成成分が多様化し、クレンジング力の高いものが求められている。
クレンジング化粧料の剤形としては、液状のものが使いやすいため人気があり、界面活性剤の水性担体溶液タイプや高内相水中油乳化タイプのクレンジング化粧料、オイルクレンジング化粧料等が知られている。
しかしながら、界面活性剤の水性担体溶液タイプは、使用性の良さや、洗い流し後のさっぱり感が得られるという利点があるが、油性成分の配合率が低いためクレンジング力に劣る。高内相水中油乳化タイプは、油性成分を高配合しているため高いクレンジング力を有し、使用性も良いが、洗い流し後のさっぱり感が劣る。また、オイルクレンジング化粧料は、極性の高い油剤を配合するなどしてクレンジング力は高いものの、流動性が高いために使用性が悪い。このように、従来のクレンジング化粧料は必ずしも満足のいく性能を備えるものではなかった。
ところで、油相と水相とが連続相を形成したバイコンティニアスエマルジョン構造を有する剤型が、メークアップ化粧料や日焼け止めなど種々の化粧料に採用されている(特許文献1、2等)。
バイコンティニアスミクロエマルジョン相は、油相と水相とが連続相を形成するという特異な構造をとるため、ミセル相と比較して多量の油分や油性成分を配合することができる。また、逆ミセル相と比較して、多量の水や水性成分を配合することができる。このようなバイコンティニアスミクロエマルジョン構造を形成する組成物は、水・油のどちらにもなじみやすく、また界面張力が低いという性質を有するため、これを利用して油溶性汚れにも水溶性汚れにも高い洗浄力を示し、すすぎ性が良好なクレンジング化粧料とすることが報告されている(特許文献3〜8等)。
バイコンティニアスマイクロエマルジョン相は等方性液体であり熱力学的には非常に安定性な相状態であるといえる。しかしながら、油剤や水性成分の種類及び配合量などの厳密な制限を受けるため、バイコンティニアスマイクロエマルション相として存在できる領域は水/油/界面活性剤の三成分相平衡図上では非常に狭く、一般的には製剤化が難しいとされている。
また、近年シリコーン油剤を化粧料に配合する例がみられている(特許文献9、10等)。これは、シリコーン油剤は他の油剤に比べて軽い感触を有するため、化粧料にさっぱりとした使用感やのびの良さを付与することができるからである。
特開2012−67049号公報 特開2011−178769号公報 特許第4638669号 特開2004−217640号公報 特開2005−194249号公報 特開2007−77302号公報 特開2009−196909号公報 特開2010−280644号公報 特開2013−028745号公報 特開2013−018765号公報
本願発明者らは、使用感の良いクレンジング化粧料の開発に際し、シリコーン油剤を配合すれば軽くさっぱりとした使用感を得られることに着目した。また、従来のクレンジング化粧料では落としにくいリップカラーやマスカラ等の化粧料に、通常化粧料に配合される油剤には溶けにくいがシリコーン油剤であれば溶ける成分が配合されていることにも着目した。
しかしながら、一般にシリコーン油剤は化粧料や皮脂との相溶性に劣るため、シリコーン油剤を大量に配合するいわゆるシリコーンリッチな組成では十分なクレンジング力が得られにくいという問題があった。
かかる状況に鑑みて、本発明は、良好な使用感と十分なクレンジング力とを両立して備える、安定な皮膚洗浄用組成物を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、シリコーンリッチな組成物において、特定の界面活性剤を含有させることによりクレンジング力の高い皮膚洗浄用組成物とすることができることを見出した。特に、特定の界面活性剤を用いることにより組成物がバイコンティニアスエマルジョン構造を形成できる領域を広げ、シリコーンリッチな組成であっても、安定性が高く、さらには高いクレンジング力を付与できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1]油性成分、水性成分、及び1種又は2種以上の界面活性剤を含有する組成物であって、
前記油性成分の50重量%以上かつ組成物全体の10重量%以上のシリコーン油剤を含有すること、及び
前記界面活性剤の少なくとも1種は、多価アルコール、多価アルコール重合体又は多価アルコールポリオキシアルキレン付加物と、ステアリン酸又はイソステアリン酸とのエステル化合物であることを特徴とする、皮膚洗浄用組成物。
[2]バイコンティニアスエマルジョン構造を有する、[1]に記載の皮膚洗浄用組成物。
[3]前記シリコーン油剤が下記一般式(1)で表される、[1]又は[2]に記載の皮膚洗浄用組成物。
Figure 0006343802
(式(1)中、R1は独立して、水素原子、及び炭素数1〜3のアルキル基から選択される。R2は独立して、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、及びフェニル基から選択さ
れる。R3は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、フェニル基、及びトリメチルシロキシ基から選択される。n、mは整数である。)
[4]前記水性成分が、炭素数1〜6の1価又は多価のアルコール、ポリエチレングリコール類、又はポリプロピレングリコール類又は糖類を含む、[1]〜[3]に記載の皮膚洗浄用組成物。
本発明により、良好な使用感と十分なクレンジング力とを両立して備える安定な皮膚洗浄用組成物が提供され得る。
本発明の皮膚洗浄用組成物の設計に際しての、界面活性剤の選択方法を表す相平衡図の一例。(SAA:界面活性剤、Lα:ラメラ液晶相) 本発明の皮膚洗浄用組成物の設計方法を表す、油相/水相/界面活性剤相の相平衡図の一例。(SAAs:界面活性剤、Lα:ラメラ液晶相、L2:可溶相、O/W:水中油乳化相、D:バイコンティニアス型マイクロエマルジョン相)
本発明の皮膚洗浄用組成物は、油性成分、水性成分、及び1種又は2種以上の界面活性剤を含有し、前記油性成分の50重量%以上かつ組成物全体の10重量%以上のシリコーン油剤を含有する、シリコーンリッチな組成である。また、前記界面活性剤の少なくとも1種は、多価アルコール、多価アルコール重合体又は多価アルコールポリオキシアルキレン付加物と、ステアリン酸又はイソステアリン酸とのエステル化合物である。
本発明の皮膚洗浄用組成物を設計するに際して、本発明者らはシリコーンリッチな組成物に適する界面活性剤を以下の考え方に則って探索した。図1を参照しながら説明すると、界面活性剤は水との単純二成分系において、広範囲(例えば界面活性剤が30〜90重量%)でラメラ液晶(Lα)相を形成するものを選択する。さらに、2種類の界面活性剤を組み合わせる場合は、それぞれ水との単純二成分系において広範囲にラメラ液晶(Lα)相を形成する界面活性剤を一定の合計濃度においてあらゆる比率で組み合わせても、界面活性剤濃度が比較的低い適当な水性成分含有量(例えば15〜50重量%)の範囲との組み合わせでラメラ液晶(Lα)相を再現よく発現するものを選択する。このように選択した界面活性剤を用いてシリコーンリッチな組成物に含有させることにより、バイコンティニアスエマルジョン構造を形成する領域を広げることができる。
本発明の皮膚洗浄用組成物に含有される界面活性剤は1種又は2種以上であり、そのうちの少なくとも1種は、多価アルコール、多価アルコール重合体又は多価アルコールポリオキシアルキレン付加物と、ステアリン酸又はイソステアリン酸とのエステル化合物である。
ここで、多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ジグリセリン、ソルビット等が挙げられる。多価アルコール重合体としては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリイソプレングリコール、ポリグリセリン等が挙げられる。多価アルコールポリオキシアルキレン付加物としては、ポリオキシエチレングリセリル、ポリオキシプロピレングリセリル、ポリオキシエチレンソルビタン等が挙げられる。
界面活性剤であるエステル化合物の多価アルコール、多価アルコール重合体又は多価アルコールポリオキシアルキレン付加物の部分の分子量は、50〜7000であることが好
ましい。また、多価アルコール重合体又は多価アルコールポリオキシアルキレン付加物の重合度は、1〜150であることが好ましい。
界面活性剤であるエステル化合物の疎水性部分は、ステアリン酸又はイソステアリン酸であるが、イソステアリン酸であることがより好ましい。これは、疎水性部分が嵩高い構造であることにより、エステル化合物の融点が非常に低くなり、幅広い温度範囲(約5〜50℃)で安定な液状組成物とすることができるからである。
イソステアリン酸は、特に限定されないが、2−ヘプチルウンデカン酸、2−イソヘプチルイソウンデカン酸等が好ましい。
上記の多価アルコール、多価アルコール重合体又は多価アルコールポリオキシアルキレン付加物と、ステアリン酸又はイソステアリン酸とのエステル化合物としては、モノエステル、ジエステル、及びトリエステルのいずれでもよいが、モノエステルが特に好ましい。具体的には、特に限定されないが、ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ジグリセリル、イソステアリン酸ジグリセリル、ステアリン酸テトラグリセリル、ステアリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ジイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸トリグリセリル、ジイソステアリン酸ポリアルキレングリコール、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノイソステアリン酸PEG−グリセリル、ジステアリン酸PEG−グリセリル、トリイソステアリン酸PEG−グリセリル等が挙げられる。
本発明において界面活性剤の含有量は、組成物全体の10〜70重量%が好ましく、15〜60重量%がより好ましく、20〜50重量%がさらに好ましい。このような範囲で含有させることにより、皮膚洗浄用組成物のクレンジング力をより高くすることが可能となる。
本発明において界面活性剤は、1種又は2種以上を用いることができる。また、本発明の皮膚洗浄用組成物には界面活性剤として、前述の多価アルコール、多価アルコール重合体又は多価アルコールポリオキシアルキレン付加物と、ステアリン酸又はイソステアリン酸とのエステル化合物以外の界面活性剤も含んでいてもよい。ただし、その場合、多価アルコール、多価アルコール重合体又は多価アルコールポリオキシアルキレン付加物と、ステアリン酸又はイソステアリン酸とのエステル化合物が、界面活性剤全体の30重量%以上を占めることが好ましく、より好ましくは40重量%以上、さらに好ましくは50重量%以上である。
本発明において界面活性剤のHLB(2種以上の界面活性剤を含有する場合は界面活性剤全体のHLB)は、6.5〜13.5であることが好ましく、8〜12であることがより好ましい。HLBがこの範囲にある界面活性剤を用いることにより、後述するバイコンティニアスエマルジョン構造をより安定化させることができ、皮膚洗浄用組成物のクレンジング力をより高く、かつ維持することができる。
本発明の皮膚洗浄用組成物は、通常、ミセルが油を可溶化した水中油型エマルジョン、逆ミセルが水を可溶化した油中水型エマルジョン、界面活性剤分子の会合数が無限になって、油相と水相とが連続相を形成するバイコンティニアスエマルジョン構造のいずれかの構造をとる。これらエマルジョンの性状は、透明、あるいは半透明の外観であり、また配合する全ての成分が均一に溶解している一相状態の溶液である。
これらのうち、本発明の皮膚洗浄用組成物は、バイコンティニアス型マイクロエマルジョン構造をとることが好ましい。バイコンティニアス型マイクロエマルジョン相は、通常、ミドルフェーズマイクロエマルジョン相、バイコンティニアス相、スポンジ相、L3相、D相などとも称される。バイコンティニアス型マイクロエマルジョンは、界面活性剤分子の会合数が無限になって、油相と水相とが連続相を形成する構造をとっているため、水の連続相を形成するO/W型マイクロエマルジョンの洗い上がりの良さと、油の連続相を形成するW/O型マイクロエマルジョンのクレンジング力との両方の特性を併せ持つ。すなわち、水・油のどちらにもなじみやすく、また界面張力が低いという性質を有するため、これを利用して油溶性汚れにも水溶性汚れにも高いクレンジング力を示し、洗い上がりにさっぱり感が得られる使用感の良好な皮膚洗浄用組成物とすることができる。
本発明の皮膚洗浄用組成物がバイコンティニアスエマルジョン構造を有する場合、その外観は透明で光学的には等方性であり、高粘度のゲル状を呈する。そのため、皮膚洗浄用組成物の見た目の美麗さも得られるため、皮膚洗浄用組成物を収容する容器のデザインの選択の幅が広く、また使用者に美観を与えることもできる。
バイコンティニアスエマルジョン構造をとっているか否かは、定法により判別でき、例えば外観による判定、相平衡図の作成、電気伝導度測定、NMRによる自己拡散係数の測定、小角X線散乱、フリーズフラクチャー法を用いて調製したレプリカの電子顕微鏡観察等により判別することができる。
一般にバイコンティニアスエマルジョン構造は、生成条件を満たす化合物の組み合わせの探索が非常に困難であり、また、その生成範囲もきわめて狭いものであるといわれている。
本発明者らは、油剤としてシリコーンリッチな組成を用いる系において、前述の界面活性剤を用いることにより、安定なバイコンティニアスエマルジョン構造を形成させられることを見出した。本発明の皮膚洗浄用組成物は、特定の界面活性剤を含有して安定なバイコンティニアスエマルジョン構造となることにより、高いクレンジング力を発揮し、また温度変化や経時変化に対する性状安定性やクレンジング力の維持という効果を得ることができる。
本発明の皮膚洗浄用組成物を、バイコンティニアス型マイクロエマルジョン構造をとるようにする場合は、例えば以下の考え方に則って設計することができる。
図2を参照しながら説明すると、まず、油性成分として界面活性剤相との相溶性があるものを選択する。次いで、水相が少量(例えば1〜10重量%)のときに可溶化が可能である相状態(L2相)となり、かつ、三成分相平衡図の水相頂点方向に組成物の構成を収束させた場合にラメラ液晶(Lα)相を通過するように、油性成分の含有量を選択する。さらに水相頂点方向に組成物の構成を収束させた時に、バイコンティニアスマイクロエマルジョン相(D相)を通り透明1液相になるポイント(例えば図2の星印)で製剤として保持する。
本発明の皮膚洗浄用組成物は、含有する油性成分の50重量%以上がシリコーン油剤であり、好ましくは油性成分の50重量%以上100重量%以下、より好ましくは油性成分の60重量%以上100重量%以下、さらに好ましくは油性成分の70重量%以上100重量%以下がシリコーン油剤である。また、本発明の皮膚洗浄用組成物は、組成物全体の10重量%以上のシリコーン油剤を含有し、好ましくは組成物全体の10重量%以上50重量%以下、より好ましくは組成物全体の15重量%以上45重量%以下、さらに好ましくは組成物全体の20重量%以上40重量%以下のシリコーン油剤を含有する。
本発明の皮膚洗浄用組成物は、シリコーンリッチな組成であることにより、肌に乗せたときに軽くさっぱりした感触が得られ、また肌の上での伸びが良好である。
本発明の皮膚洗浄用組成物に含有されるシリコーン油剤は、特に限定されるものではないが、例えば25℃、1気圧で液状のシリコーン油剤が好ましい。ここで25℃、1気圧で液状とは、好ましくは定法で測定した25℃、1気圧における粘度が100mPa・s以下であり、より好ましくは80mPa・s以下であり、さらに好ましくは50mPa・s以下である。このような油剤を用いることにより、皮膚洗浄用組成物が肌の上で軽い感触で伸びるため、良好な使用感が得られやすくなる。
また、本発明の皮膚洗浄用組成物に含有されるシリコーン油剤の重量平均分子量は、好ましくは150以上であり、より好ましくは200以上であり、さらに好ましくは230以上である。また、好ましくは5000以下であり、より好ましくは4000以下であり、さらに好ましくは3000以下であり、低分子量のほうが化粧料や皮脂との相溶性が高い傾向があるため好ましい。このような分子量範囲にある油剤を用いることにより、皮膚洗浄用組成物が肌の上で軽い感触で伸び、また洗い流したときにすっきり感が得られるため、良好な使用感が得られやすくなる。
本発明の皮膚洗浄用組成物に含有されるシリコーン油剤としては、直鎖状又は環状である炭素骨格の置換基を有するシリコーン(アルキル変性シリコーン)が好ましく、例えば下記一般式(1)で表される構造を有するものが好ましく挙げられる。
Figure 0006343802
式(1)中、R1は独立して、水素原子、及び炭素数1〜3のアルキル基から選択され、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基であり、さらに好ましくはメチル基である。R2は独立して、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、及びフェニル基から選択され、好ましくは炭素数1〜8のアルキル基である。R3は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、フェニル基、及びトリメチルシロキシ基から選択される。n、mは整数である。
一般式(1)で表されるシリコーン油剤としては、例えばカプリリルメチコン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン等が挙げられ、特にさっぱりした感触と伸びの良さの点からカプリリルメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンが好ましい。なお、シリコーン油剤は1種でもよいし、または2種以上を用いてもよい。
本発明の皮膚洗浄用組成物は、水性成分を必須として含有するが、通常その大部分は水である。
本発明の皮膚洗浄用組成物に含有される水性成分の含有量は、組成物全体の5〜70重量%が好ましく、10〜60重量%がより好ましく、15〜50重量%がさらに好ましい。
本発明の皮膚洗浄用組成物は、さらに炭素数1〜6の1価又は多価のアルコール、ポリエチレングリコール類、ポリプロピレングリコール類、又は糖類を水性成分として含有することが好ましい。これらを含有させることにより、皮膚洗浄用組成物がバイコンティニアスエマルジョン構造をとる場合に、その構造をより安定化させることができ、皮膚洗浄用組成物のクレンジング力を高く維持することができる。
炭素数1〜6の1価アルコールとしては、例えばエタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール等が挙げられ、多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ジグリセリン、ソルビット等が挙げられる。
ポリエチレングリコール類又はポリプロピレングリコール類としては、分子量1000以下のポリエチレングリコール類又は分子量200以下のポリプロピレングリコール類を用いることができ、例えばジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。これらのうち、特に分子量200以下のジオールが好ましく、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールが特に好ましい。
糖類としては、例えばエリスリトール、ペンタエリスリトール、メチルグルコシド、エチルグルコシド、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド等が挙げられ、特にアルキル鎖の炭素数2以下のアルキルグルコシドが好ましい。これらのうち、メチルグルコシド、エチルグルコシド、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド、特に、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシドが好ましい。
炭素数1〜6の1価又は多価のアルコール、ポリエチレングリコール類、又はポリプロピレングリコール類は、1種又は2種以上を用いることができる。また、その含有量は、組成物全体の0.01〜70重量%が好ましく、0.01〜60重量%がより好ましく、0.01〜50重量%がさらに好ましい。このような範囲で含有させることにより、皮膚洗浄用組成物のバイコンティニアスエマルジョン構造がより安定化し、高いクレンジング力を維持することができる。
本発明の皮膚洗浄用組成物は、上記の成分の他に、本発明の効果を損なわない限りにおいて、通常化粧料に使用される任意成分を含有することができる。このような任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボカド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類;
流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類;
セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール類;
イソノナン酸イソノニル、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類;
脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類;
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキ
サイド等のカチオン界面活性剤類;
ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類;
ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類;
ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類;
ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類;
グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビーンガム、サクシノグルカン、カロニン酸,キチン、キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤;
表面を処理されていてもよい、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていてもよい、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類;
表面を処理されていてもよい、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていてもよい赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類;
ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類;
エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類;
ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2又はその誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パント
テン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類;などを挙げられる。
本発明の皮膚洗浄用組成物は、顔面又は***等に適用することができる。特に、ファンデーション、リップカラー、マスカラなど種々のメークアップ化粧料を塗布した顔面又は***等に対する洗浄に好適に用いることができる。
また、洗い流し用又は拭き取り用のいずれの態様でも用いることができるが、洗い流し用の態様で用いることが洗い流し後によりすっきり感が得られるため好ましい。
本発明の皮膚洗浄用組成物は、常法に従い適宜製造することができ、その製造方法は特に限定されるものではないが、例えば水性成分に界面活性剤を溶解し、50〜70℃まで加温して、油性成分をゆっくりと添加して攪拌混合した後に、室温まで冷却することにより製造することができる。あるいは、水性成分を均一混合したものを、油性成分と界面活性剤とを50〜70℃に加温・攪拌により均一混合したものに、加温下でゆっくりと添加して攪拌混合した後に、室温まで冷却することにより製造することもできる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
下記表1の処方にしたがって、本発明の皮膚洗浄用組成物(実施例1〜)及び比較例1〜10の皮膚洗浄用組成物を作成した。すなわち、成分(イ)及び成分(ロ)を50℃に加熱、攪拌混合し、均一溶液とした。その後、成分(ハ)を攪拌混合し、均一溶液としたものを、50℃加熱下、攪拌を続けながら、前記成分(イ)及び成分(ロ)の均一溶液に徐々に添加した後、室温まで冷却し、皮膚洗浄用組成物を得た。
なお、表中の数字は重量%を表す。
また、作成した皮膚洗浄用組成物の相状態を、偏光顕微鏡観察(OLYMPUS BX51)及び小角X線回折装置(PANalytical X'Pert PRO MRD)、さらには外観評価を用いて確認した。結果を表1に示す。
<試験例1>クレンジング力の評価
予め測色した前腕内側部にクリームファンデーションを塗布した後、塗布部位に、実施例1〜及び比較例1〜10の皮膚洗浄用組成物を各一定量塗布し、円を描くように、10回こすった後、流水で10秒間洗い流した。水分をタオルで軽くふき取った後、洗浄部位を測色し、クリームファンデーション塗布前の測色値との差、ΔEを算出した。結果を表1に示す。ΔEの値が小さいほどクレンジング力が高いことを示す。
<試験例2>保存安定性の評価
実施例1〜及び比較例1〜10の皮膚洗浄用組成物を5℃、20℃、又は50℃の各温度に3ヶ月間放置し、外観の変化を肉眼観察し、以下の基準で評価した。結果を表1に示す。
全ての温度で変化なし・・・・・・・・・・・・◎
5℃、50℃でのみごくわずかに濁る・・・・・○
5℃、50℃でのみかなり濁る・・・・・・・・△
20℃でもかなり濁る・・・・・・・・・・・・×
<試験例3>洗浄後のさっぱり感の評価
予めクリームファンデーションを塗布した前腕内側部を実施例1〜及び比較例1〜10の皮膚洗浄用組成物で洗浄した後のさっぱり感を以下の基準により評価した。評価は熟練者5名で行い、5名の平均値をその皮膚洗浄用組成物のさっぱり感の評価値とした。結果を表1に示す。
評価基準 比較例の皮膚洗浄剤組成物と比較して、洗浄後のさっぱり感が、
かなり優れている・・・・・・・・・・・5点
優れている・・・・・・・・・・・・・・4点
同等・・・・・・・・・・・・・・・・・3点
劣っている・・・・・・・・・・・・・・2点
かなり劣っている・・・・・・・・・・・1点
Figure 0006343802
Figure 0006343802
本発明により、良好な使用感と十分なクレンジング力とを両立して備える安定な皮膚洗浄用組成物が提供され得るため、産業上非常に有用である。

Claims (2)

  1. 油性成分、水性成分、及び1種又は2種以上の界面活性剤を含有する組成物であって、
    前記油性成分の50重量%以上かつ組成物全体の10重量%以上のシリコーン油剤を含有すること、
    前記界面活性剤の少なくとも1種は、多価アルコール、多価アルコール重合体又は多価アルコールポリオキシアルキレン付加物と、ステアリン酸又はイソステアリン酸とのエステル化合物であること、
    前記水性成分の含有量は、組成物全体の5〜70重量%であること、
    前記界面活性剤の含有量は、組成物全体の10〜70重量%であること、
    前記シリコーン油剤は、カプリリルメチコン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、及びジフェニルシロキシフェニルトリメチコンからなる群から選択されること、及び
    バイコンティニアスエマルジョン構造を有することを特徴とする、皮膚洗浄用組成物。
  2. 前記水性成分が、炭素数1〜6の1価又は多価のアルコール、ポリエチレングリコール類、ポリプロピレングリコール類又は糖類を含む、請求項1に記載の皮膚洗浄用組成物。
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