JP6341163B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿読取部と、画像形成部を備えた本体部との間に胴内排紙空間を有する画像形成装置に関する。
複写機やファクシミリ等の画像形成装置の省スペース化が望まれている。そのため、近年では、上部に配置された原稿読取部と、画像形成部を備えた本体部との間に記録紙を排出する胴内排紙空間を形成した胴内排紙型の画像形成装置が多くなっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−339107号公報
しかしながら、原稿読取部が操作しやすい高さに配置されているため、原稿読取部の下方に配置された胴内排紙空間は、原稿読取部に邪魔されて視認しづらい状態になっている。従って、胴内排紙空間に排出された記録紙の確認を行いづらいという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、従来技術の問題を解決し、胴内排紙空間に排出された記録紙の確認をサポートすることができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、原稿読取部と、画像形成部を備えた本体部との間に胴内排紙空間を有し、前記胴内排紙空間の下側を画定する本体部の上面が胴内トレイとして機能する画像形成装置であって、ユーザーによる前記胴内トレイに排出された記録紙の確認をサポートするサポート情報を生成する投影データ生成部と、前記投影データ生成部によって生成された前記サポート情報を前記胴内トレイに向けて投影するプロジェクターとを具備することを特徴とする。
さらに、本発明の画像形成装置において、前記投影データ生成部は、前記胴内トレイに排出された記録紙に印刷された画像データを前記サポート情報として生成しても良い。
さらに、本発明の画像形成装置において、印刷中である場合、前記投影データ生成部は、印刷中の画像データを前記サポート情報として生成しても良い。
さらに、本発明の画像形成装置において、前記投影データ生成部は、前記胴内トレイに排出された印刷物が複数種類である場合、印刷物の一覧情報を前記サポート情報として生成しても良い、
さらに、本発明の画像形成装置において、近づくユーザーを検出するユーザー検出部を具備し、前記投影データ生成部は、前記胴内トレイに前記ユーザー検出部によって検出されたユーザーが印刷指示した印刷物がある場合に、前記一覧情報において、前記ユーザー検出部によって検出されたユーザーの印刷物を強調表示させても良い。
本発明によれば、胴内トレイに直接サポート情報が表示されるため、胴内排紙空間に排出された記録紙の確認をサポートすることができるという効果を奏する。
本発明に係る画像形成装置の実施の形態の構成を示す外観斜視図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態の内部構成を示す断面模式図である。 図1及び2に示す複写機の概略構成を示すブロック図である。 図2に示すプロジェクターによるサポート情報の投影動作を説明するフローチャートである。 図3に示すサポート情報生成部によるサポート情報の生成動作を説明するフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態の画像形成装置1は、複写機、スキャナー、複合機等の画像を形成する装置であり、図1を参照すると、原稿読取部2と、原稿給送部3と、本体部4と、操作部5とを備えている。原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。
画像形成装置1の手前側には、画像形成装置1の設定や動作指示を行う操作部5が配設されている。操作部5は、液晶表示部51、操作ボタン52が設けられている。ユーザーは操作部5を操作して指示を入力することで、画像形成装置1の各種の設定を行い、画像形成等の各種機能を実行させる。液晶表示部51は、画像形成装置1の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したり、タッチパネルとして、両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定を行えるようになっている。操作ボタン52としては、画像形成を開始するようにユーザーが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置1の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン、テンキー等が設けられている。
原稿読取部2は、図2を参照すると、スキャナー21と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備えている。スキャナー21は、LED(Light Emitting Diode)を用いた光源24と、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)ラインセンサー等からなる受光部25とを備えており、原稿給送部3による原稿MSの搬送方向に移動可能に構成されている。原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿MSの搬送方向と直交する方向に形成されたスリットである。
原稿給送部3は、原稿載置部31と、原稿排出部32と、原稿搬送機構33とを備えている。原稿載置部31にセットされた原稿MSは、原稿搬送機構33によって、1枚ずつ順次繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部32に排出される。また、原稿給送部3と原稿読取部2とは、画像形成装置1の奥側でヒンジ機構によって接続されており、原稿給送部3は、プラテンガラス22上面を開閉するプラテンカバーとして機能する。原稿給送部3を上方に開くことで、プラテンガラス22上面が開放され、プラテンガラス22に原稿MSをセットできる状態となる。
原稿載置部31に原稿MSがセットされていない状態や、原稿給送部3(プラテンカバー)が開いた開状態で、操作部5の操作ボタン52によって原稿MSの読み取りが指示されると、プラテンガラス22にセットされた原稿MSが読み取られる。プラテンガラス22に載置された原稿MSを読み取る場合、スキャナー21は、プラテンガラス22に対向する位置に移動され、プラテンガラス22にセットされた原稿MSを主走査方向と直交する副走査方向に副走査方向基準線Bから走査しながら読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
原稿載置部31に原稿MSがセットされた状態で、操作部5の操作ボタン52によって原稿MSの読み取りが指示されると、原稿給送部3により搬送される原稿MSが読み取られる。原稿MSは、表面(原稿画像を読み取る面)を上にして原稿載置部31にセットされる。そして、原稿載置部31にセットされた原稿MSは、原稿給送部3によって左側から搬送され、原稿MSの表面が原稿読取スリット23と対向位置に導かれる。また、スキャナー21は、原稿給送部3により搬送された原稿MSを読み取る場合、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による搬送動作と同期して原稿MSを読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
本体部4は、画像形成部6を備えると共に、給紙部41と、給紙ローラー42と、用紙搬送路43と、搬送ローラー44と、排出ローラー45とを備えている。給紙ローラー42、搬送ローラー44及び排出ローラー45は、記録紙Pの搬送部として機能する。給紙部41は、複数枚の記録紙Pが収納される給紙カセットであり、給紙ローラー42は、給紙部41から記録紙Pを1枚ずつ用紙搬送路43に繰り出す。給紙ローラー42によって用紙搬送路43に繰り出された記録紙Pは、搬送ローラー44によって画像形成部6に搬送される。そして、画像形成部6によって印刷が施された記録紙Pは、排出ローラー45によって、原稿読取部2と本体部4との間に形成された胴内排紙空間に排出される。胴内排紙空間の下側を画定する本体部4の上面は、排出された記録紙が載置される胴内トレイ46となる。片面印刷の場合、記録紙は、印刷が施されていない裏面側を上にして胴内トレイ46に載置される。
画像形成部6は、感光体ドラム61と、帯電部62と、露光部63と、現像部64と、転写部65と、定着部66と、クリーニング部67とを備えている。露光部63は、レーザー装置やミラー等を備えた光学ユニットであり、帯電部62によって一様に帯電された感光体ドラム61に対し、画像データに基づくレーザー光を出力して露光し、感光体ドラム61の表面に静電潜像を形成する。現像部64は、トナーを用いて感光体ドラム61に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム61上に形成させる。転写部65は、現像部64によって感光体ドラム61上に形成されたトナー像を記録紙Pに転写させる。定着部66は、転写部65によってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙Pに定着させる。そして感光体ドラム61上に残存するトナーは、クリーニング部67によって除去される。
胴内排紙空間の上側を画定する原稿読取部2の下面には、胴内トレイ46に向けてサポート情報を投影するプロジェクター100と、胴内排紙空間への手の侵入を検出する手検出センサー80とが設けられている。手検出センサー80としては、例えば、超音波によりを対象物の有無を検出する超音波センサーを用いることができる。手検出センサー80は、左右2か所に設けられ、右側からの胴内排紙空間への手の侵入と、左側からの胴内排紙空間への手の侵入とを区別して検出する。
胴内排紙空間の下側を画定する本体部4の上面(胴内トレイ46)には、胴内トレイ46に排出された記録紙を検出する排紙検出センサー81が設けられている。排紙検出センサー81としては、例えば、反射型の光センサー等を用いることができる。
図3には、画像形成装置1の概略構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、原稿給送部3、搬送部(給紙ローラー42、搬送ローラー44、排出ローラー45)、操作部5及び画像形成部6は、制御部7に接続され、制御部7によって動作制御される。また、制御部7には、画像処理部8と、記憶部9と、通信部10と、ファクス部11とが接続されている。
制御部7は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部7は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部5から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。また、制御部7は、プロジェクター100によって投影するサポート情報を生成する投影データ生成部71として機能する。
画像処理部8は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、回転処理、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像改善処理が行われる。
記憶部9は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部2によって原稿MSを読み取ることで取得された画像データが記憶されると共に、各種の管理情報が記憶されている。
通信部10は、LAN等のネットワーク12を介して、パーソナルコンピュータ等の周辺機器13や、他の画造形成装置1aとの間で各種データを送受信する機能を有する。また、通信部10は、ネットワーク12及びルーター14を介してインターネット15に接続可能に構成されている。そして通信部10は、インターネット15に接続されている各種通信機器との間で各種データを送受信する機能を有する。さらに、通信部10は、接近したユーザーが有しているIDカード90と近距離通信を行い、IDカード90からユーザーを特定するIDコードを受信する機能を有している。
ファクス部11は、モデムを有し、原稿読取部2によって読み取られ、ファイル化された画像ファイルからファクシミリ信号を生成し、生成したファクシミリ信号を電話回線網16等のネットワークを介して送信するファクシミリ送信機能と、電話回線網16を介してファクシミリ信号を受信し、受信したファクシミリ信号から画像ファイルを生成するファクシミリ受信機能とを備えている。なお、ファクシミリ受信機能により受信生成された画像ファイルは、記憶部9に記憶されたり、画像形成部6によって記録紙Pに印刷されたりする。
次に、プロジェクター100によるサポート情報の投影動作について図4を参照して詳細に説明する。
制御部7は、ユーザーが有しているIDカードと通信部10との近距離通信の有無によって、近づくユーザーを検出する(ステップA1)。ステップA1で近づくユーザーが検出されると、制御部7は、排紙検出センサー81によって胴内トレイ46に記録紙があるか否かを判断し(ステップA2)、記録紙がない場合には、投影動作を終了する。
ステップA2で胴内トレイ46に記録紙がある場合、制御部7は投影データ生成部71として機能し、状況に応じたサポート情報を生成し、生成したサポータ情報をレイアウトした投影画像をプロジェクター100によって胴内トレイ46に向けて投影する(ステップA3)。
次に、投影データ生成部71は、手検出センサー80によって胴内排紙空間への手の侵入を検出する(ステップA4)。投影データ生成部71は、手検出センサー80によって胴内排紙空間への手の侵入を検出すると、必要に応じてサポート情報の投影箇所を変更する(ステップA5)。投影箇所を変更は、投影画像において、侵入した手を避ける位置にサポータ情報をレイアウトすること実行することができる。例えば、手検出センサー80によって右側からの手の侵入が検出された場合には、サポート情報の投影箇所を手が邪魔にならない左側に変更する。そして、手検出センサー80によって左側からの手の侵入が検出された場合には、サポート情報の投影箇所を手が邪魔にならない右側に変更する。この投影箇所を変更に際し、サポート情報の投影箇所を縮小して対応することともできる。これにより、侵入する手に邪魔されることなく、ユーザーはサポート情報を確認することができる。
次に、投影データ生成部71は、手検出センサー80によって胴内排紙空間からの手の退出を不検出すると(ステップA6)、プロジェクター100によるサポート情報の投影を終了して(ステップA7)、投影動作を終了する。
次に、投影データ生成部71によるサポート情報の生成動作について図5を参照して詳細に説明する。
投影データ生成部71は、印刷中か否かを判断し(ステップB1)、印刷中である場合には、印刷中の画像データをサポート情報として生成し、生成した画像データをレイアウトした投影画像をプロジェクター100によって胴内トレイ46に向けて投影する(ステップB2)。なお、投影データ生成部71は、画像データ以外にも、印刷中のページ数をサポート情報として生成して投影するようにしても良い。
印刷情報として、
次に、投影データ生成部71は、印刷終了か否かを判断し(ステップB3)、印刷終了でない場合には、ステップB2に戻って、次に印刷中の画像データをサポート情報として生成し、生成した画像データをレイアウトした投影画像をプロジェクター100によって胴内トレイ46に向けて投影する。ユーザーが印字中に胴内排紙空間に手を侵入させる場合、ユーザーが複数枚印刷途中の指定のページの記録紙のみを取り出すことが想定される。従って、印刷中の画像データ(一部もしくは全部)をサポート情報としてリアルタイムに投影することで、ユーザーは所望のページを容易に確認することができ、所望のページを確実に取り出すことができる。
ステップB1で印刷中でない場合と、ステップB3で印刷終了である場合とには、投影データ生成部71は、胴内トレイ46に排出された印刷物(1回の印刷出力で排出された1もしくは複数枚の記録紙)が複数種類であるか否かを判断する(ステップB4)。なお、胴内トレイ46に排出された印刷物が複数種類である状態は、ファクス受信による印刷出力や、印刷ジョブによる印刷出力が複数回行われて、排出された印刷物が胴内トレイ46から取り除かれていない状態を意味する。そこで、投影データ生成部71は、排紙検出センサー81によって胴内トレイ46に記録紙がない状態を検出した後の、ファクス受信や印刷ジョブによる印刷回数に基づいて、胴内トレイ46に排出された印刷物が複数種類であるか否かを判断することができる。
ステップB4で胴内トレイ46に排出された印刷物が複数種類でなく、胴内トレイ46の印刷物が1種類である場合、投影データ生成部71は、印刷出力された記録紙に関連する案内情報があるか否かを判断する(ステップB5)。案内情報がある場合には、案内情報をサポート情報として生成し、生成した案内情報をレイアウトした投影画像をプロジェクター100によって胴内トレイ46に向けて投影する(ステップB6)。案内情報は、印刷データと共に予め設定されている情報である。例えば、申込用紙等の何かを記入する必要がある印刷データの場合には、記入する項目や、記入すべき位置等が案内情報として設定される。また、案内情報を簡易情報(例えば、記入する項目)と詳細情報(例えば、記入すべき位置)との2つに分け、ステップB6では、簡易情報のみをサポート情報として投影するようにしても良い。この場合には、胴内排紙空間から一度記録紙を取り除いた後、再度、胴内排紙空間に記録紙を侵入されることで、より詳細な情報(例えば、記載すべき位置)をサポート情報として投影すると良い。
ステップB5で案内情報がない場合には、先頭ページの画像データをサポート情報として生成し、生成した画像データをレイアウトした投影画像をプロジェクター100によって胴内トレイ46に向けて投影する(ステップB7)。なお、投影データ生成部71は、画像データ以外にも、胴内トレイ46に排出されている記録紙の総ページ数、印刷指示したユーザー名、ファックスの受信先名、印刷時刻をサポート情報として生成して投影するようにしても良い。
ステップB4で胴内トレイ46に排出された印刷物が複数種類である場合、投影データ生成部71は、胴内トレイ46に排出された印刷物の一覧情報をサポート情報として生成し、生成した画像データをレイアウトした投影画像をプロジェクター100によって胴内トレイ46に向けて投影する(ステップB8)。一覧情報は、各印刷物の印刷順を示す情報を有すると共に、印刷指示したユーザー名、ファックスの受信先名、記録紙の総ページ数、印刷時刻等の各印刷物を特定するための情報を有している。これにより、ユーザーは、胴内トレイ46に同様な印刷物がどのような順番で積載されているかを簡単に把握することができる。また、胴内トレイ46にユーザーが印刷指示した印刷物があるか否かを判断し、ユーザーが印刷指示した印刷物がある場合には、どこにユーザーの印刷物があるかを表示(何枚目など)したり、ユーザーの印刷物の項目を拡大表示したりして、一覧情報において、ユーザーの印刷物を強調表示するようにしても良い。
周囲の明るさを検出する照度センサーを設け、周囲の明るさに応じて、プロジェクター100による投影の明るさを変更すると好適である。周囲が暗い場合には、プロジェクター100による投影も暗くすることができ、電力を削減することができる。
なお、本実施の形態では、ユーザーの接近に伴い、プロジェクター100によってサポート情報を表示するように構成したが、記録紙の排出に伴ってサポート情報を表示するようにしても良い。この場合、ユーザーの接近が検出されない状態では、サポート情報の一部を拡大して投影することで、遠方からでもサポート情報を確認可能にすると好適である。そして、ユーザーの接近が検出されると、通常の倍率でサポート情報を表示させる。
以上説明したように、本実施の形態は、原稿読取部2と、画像形成部6を備えた本体部4との間に胴内排紙空間を有し、胴内排紙空間の下側を画定する本体部4の上面が胴内トレイ46として機能する画像形成装置1であって、ユーザーによる胴内トレイ46に排出された記録紙の確認をサポートするサポート情報を生成する投影データ生成部71と、投影データ生成部71によって生成されたサポート情報を胴内トレイ46に向けて投影するプロジェクター100とを備えている。
この構成により、胴内排紙空間に排出された記録紙の確認をサポートすることができる。すなわち、胴内トレイ46に直接サポート情報を表示することで、ユーザーは容易に特定の印刷物を取得しやすくなる。
さらに、本実施の形態において、投影データ生成部71は、胴内トレイ46に排出された記録紙に印刷された画像データをサポート情報として生成する。
この構成により、印刷された画像データを見て記録紙を特定することができ、所望の記録紙を簡単に把握することができる。
さらに、本実施の形態において、印刷中である場合、投影データ生成部71は、印刷中の画像データをサポート情報として生成する。
この構成により、印刷中の画像データ(一部もしくは全部)をサポート情報としてリアルタイムに投影することで、ユーザーは所望のページを容易に確認することができ、所望のページを確実に取り出すことができる。
さらに、本実施の形態において、投影データ生成部71は、胴内トレイ46に排出された印刷物が複数種類である場合、印刷物の一覧情報をサポート情報として生成する。
この構成により、胴内トレイ46に排出された印刷物の全体を簡単に把握することができる。
さらに、本実施の形態において、近づくユーザーを検出するユーザー検出部として機能する通信部10を具備し、投影データ生成部71は、一覧情報において、ユーザーの印刷物を強調表示させる。
この構成により、胴内トレイ46に排出された印刷物の中から自身の印刷物を簡単に選ぶことができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
1 画像形成装置
1a 他の画像形成装置
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 操作部
6 画像形成部
7 制御部
8 画像処理部
9 記憶部
10 通信部
11 ファクス部
12 ネットワーク
13 周辺機器
14 ルーター
15 インターネット
16 電話回線網
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
24 光源
25 受光部
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
34 原稿押さえ面
41 給紙部
42 給紙ローラー
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
46 胴内トレイ
51 液晶表示部
52 操作ボタン
61 感光体ドラム
62 帯電部
63 露光部
64 現像部
65 転写部
66 定着部
67 クリーニング部
71 投影データ生成部
80 手検出センサー
81 排紙検出センサー
90 IDカード
100 プロジェクター

Claims (5)

  1. 原稿読取部と、画像形成部を備えた本体部との間に胴内排紙空間を有し、前記胴内排紙空間の下側を画定する本体部の上面が胴内トレイとして機能する画像形成装置であって、
    ユーザーによる前記胴内トレイに排出された記録紙の確認をサポートするサポート情報を生成する投影データ生成部と、
    前記投影データ生成部によって生成された前記サポート情報を前記胴内トレイに向けて投影するプロジェクターとを具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記投影データ生成部は、前記胴内トレイに排出された記録紙に印刷された画像データを前記サポート情報として生成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 印刷中である場合、前記投影データ生成部は、印刷中の画像データを前記サポート情報として生成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記投影データ生成部は、前記胴内トレイに排出された印刷物が複数種類である場合、
    印刷物の一覧情報を前記サポート情報として生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 近づくユーザーを検出するユーザー検出部を具備し、
    前記投影データ生成部は、前記胴内トレイに前記ユーザー検出部によって検出されたユーザーが印刷指示した印刷物がある場合に、前記一覧情報において、前記ユーザー検出部によって検出されたユーザーの印刷物を強調表示させることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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