JP6334378B2 - ディスプレイおよびその駆動方法 - Google Patents

ディスプレイおよびその駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6334378B2
JP6334378B2 JP2014246437A JP2014246437A JP6334378B2 JP 6334378 B2 JP6334378 B2 JP 6334378B2 JP 2014246437 A JP2014246437 A JP 2014246437A JP 2014246437 A JP2014246437 A JP 2014246437A JP 6334378 B2 JP6334378 B2 JP 6334378B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
image data
signal
timing generation
generation unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014246437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016109831A (ja
Inventor
平木 克良
克良 平木
Original Assignee
エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド, エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド filed Critical エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
Priority to JP2014246437A priority Critical patent/JP6334378B2/ja
Publication of JP2016109831A publication Critical patent/JP2016109831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6334378B2 publication Critical patent/JP6334378B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

この発明は、ペン等による手書き入力(以下、「ペン入力」と称する)が可能なタッチパネル付きディスプレイおよびその駆動方法に関する。
近年、ペン入力が可能なタッチパネル付きディスプレイにおいて、120Hz(8.3ms)のレポートレートでタッチ検出することが主流になってきている。一方、画像データは、60Hz(16.6ms)の周期で書き換えられることが一般的である。なお、タッチ座標の計算結果は、描画計算処理されてディスプレイの表示に反映される。
図7は、従来のペン入力が可能なタッチパネル付きディスプレイにおける表示とタッチ計算とのタイミングを示す説明図である。図7において、タイミングA(Nフレーム)でディスプレイの下部をタッチした場合、描画計算処理が1フレーム(N+1フレーム)内で完了したとしても、タッチが表示に反映されるのは、タイミングB(N+2フレーム)となる。
このとき、例えばディスプレイが液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)である場合に、液晶の応答を考慮すると、タッチが表示に反映されるまでに、50ms以上の時間がかかる。そのため、ペン入力を行った際に、タッチから表示までの遅延が大きく、筆跡遅れが生じ、ユーザが違和感を覚えるという問題がある。
これに対して、画像データが60Hzの周期で書き換えられるために筆跡遅れが生じている点に鑑み、画像データを120Hzの周期で書き換えることにより、筆跡遅れを解消することが考えられる。しかしながら、この場合には、ディスプレイの消費電力が増加するという問題がある。
一方、ペン入力によって表示が変化する範囲が部分的であることから、表示に変化がある部分のみ画像データを高速に書き換えることにより、筆跡遅れを解消することが考えられる。ここで、表示に変化がある部分のみ画像データを書き換えることができるディスプレイが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の部分書き換え可能なディスプレイでは、ゲートパルス発生部にAND回路を設け、表示に変化がない部分は、AND回路を用いてゲート出力をパネルに印加しないようにし、同時にソース出力もパネルに印加しないようにすることで、前フレームと画像が異なっている部分のみ表示を変更し、消費電力を低減している。
特開2001−282209号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1に記載のディスプレイでは、表示に変化がある部分のみ画像データを書き換えることができるものの、画像データの書き換え周期が60Hzであることから、画像データを高速に書き換えることはできず、図7に示したように、タッチが表示に反映されるまでに時間がかかり、筆跡遅れを解消することができないという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、部分書き換えによって消費電力を低減しながら、ペン入力を高速にフィードバック表示することにより、筆跡遅れを解消してユーザの違和感を解決することができるディスプレイおよびその駆動方法を得ることを目的とする。
この発明に係るディスプレイは、表示に変化がある部分のみ表示部の画像データを書き換えることができる部分書き換え可能なディスプレイであって、外部のホストコントローラからの入力信号に含まれる、部分書き換え時において画面上のどの位置の書き換えであるのかを示す座標情報を含む表示座標信号を基に、入力信号に含まれる画像データ信号が、部分書き換え時のものであるか、または全画面書き換え時のものであるかを判定する部分書き換え判定部と、画像データ信号を一時保存するためのメモリと、表示部のゲートドライバを駆動するゲート信号を生成するゲートタイミング生成部と、表示部のソースドライバを駆動するソース信号を生成するソースタイミング生成部と、ゲートタイミング生成部に対する内部同期信号を生成する自動タイミング生成部と、部分書き換え判定部の判定結果信号に応じて、画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、自動タイミング生成部で生成された内部同期信号がゲートタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、ホストコントローラからの同期信号がゲートタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第1スイッチと、画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、自動タイミング生成部で生成された内部同期信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、ホストコントローラからの同期信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第2スイッチと、画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、ホストコントローラからの画像データ信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、メモリに保存された画像データ信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第3スイッチとを備え、部分書き換え判定部で、画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合に、自動タイミング生成部は、表示部の表示に変化がある部分については、あらかじめ定められた周期の内部同期信号を生成するとともに、表示部の表示に変化がない部分については、表示部の表示に変化がある部分の書き換え周期よりも短い書き換え周期の内部同期信号を生成し、部分書き換え判定部で、画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合に、自動タイミング生成部からのメモリ制御信号に応じて、メモリは、表示部の表示に変化がある部分で、保存した画像データ信号をソースタイミング生成部に出力するものである。
この発明に係るディスプレイの駆動方法は、表示に変化がある部分のみ表示部の画像データを書き換えることができる部分書き換え可能なディスプレイの駆動方法であって、外部のホストコントローラからの入力信号に含まれる、部分書き換え時において画面上のどの位置の書き換えであるのかを示す座標情報を含む表示座標信号を基に、入力信号に含まれる画像データ信号が、部分書き換え時のものであるか、または全画面書き換え時のものであるかを判定する部分書き換え判定ステップと、部分書き換え判定ステップで、画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合に、表示部のゲートドライバを駆動するゲート信号を生成するゲートタイミング生成部と、表示部のソースドライバを駆動するソース信号を生成するソースタイミング生成部に対して、内部同期信号を自動タイミング生成部で生成するタイミング生成ステップと、部分書き換え判定ステップで、画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合に、画像データ信号をメモリに保存するとともに、表示部の表示に変化がある部分で、保存した画像データ信号を表示部に出力する保存ステップと、を有し、タイミング生成ステップは、表示部の表示に変化がある部分については、あらかじめ定められた周期の内部同期信号を生成し、表示部の表示に変化がない部分については、表示部の表示に変化がある部分の書き換え周期よりも短い書き換え周期の内部同期信号を生成し、ディスプレイは、部分書き換え判定ステップにおける判定結果信号に応じて、画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、自動タイミング生成部で生成された内部同期信号がゲートタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、ホストコントローラからの同期信号がゲートタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第1スイッチと、画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、自動タイミング生成部で生成された内部同期信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、ホストコントローラからの同期信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第2スイッチと、画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、ホストコントローラからの画像データ信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、メモリに保存された画像データ信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第3スイッチとを備えるものである。
この発明に係るディスプレイおよびその駆動方法によれば、自動タイミング生成部(タイミング生成ステップ)は、表示部の表示に変化がある部分については、あらかじめ定められた周期の内部同期信号を生成するとともに、表示部の表示に変化がない部分については、表示部の表示に変化がある部分の書き換え周期よりも短い書き換え周期の内部同期信号を生成し、メモリ(保存ステップ)は、表示部の表示に変化がある部分で、保存した画像データ信号を表示部に出力する。
そのため、部分書き換えによって消費電力を低減しながら、ペン入力を高速にフィードバック表示することにより、筆跡遅れを解消してユーザの違和感を解決することができる。
この発明の実施の形態1に係るディスプレイを示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1に係るディスプレイの部分書き換え判定部を詳細に示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るディスプレイの自動タイミング生成部が生成する内部同期信号を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るディスプレイの自動タイミング生成部の動作を説明するためのブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るディスプレイの書き換え周期を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るディスプレイにおける表示とタッチ計算とのタイミングを示す説明図である。 従来のペン入力が可能なタッチパネル付きディスプレイにおける表示とタッチ計算とのタイミングを示す説明図である。
以下、この発明に係るディスプレイおよびその駆動方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
なお、下記の実施の形態では、ディスプレイがLCDである場合について説明するが、これに限定されず、ディスプレイは、有機発光ダイオード素子(OLED:Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ等、他のディスプレイであってもよい。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るディスプレイを示すブロック構成図である。図1において、ディスプレイ1は、ホストコントローラ100と接続されている。また、ディスプレイ1は、液晶表示部10、部分書き換え判定部21、自動タイミング生成部22、メモリ23、ゲートタイミング生成部24、ソースタイミング生成部25およびスイッチSW1〜SW3を備えている。
液晶表示部10は、M行×N列の画素で構成される液晶パネル11、N段のシフトレジスタから構成されるゲートドライバ12、ソースドライバ13およびN段のAND素子から構成されるAND回路14を有している。
ここで、ホストコントローラ100は、ディスプレイ1に対して、入力信号として、表示に変化がある部分のみ画像データを書き換える部分書き換え時において、画面上のどの位置の書き換えであるのかを示す座標情報を含む表示座標信号と、部分書き換え時または全画面書き換え時の画像データ信号と、画像データ信号の同期信号(水平同期信号および垂直同期信号)を出力する。
すなわち、近年、ホストコントローラ100の消費電力を低減するために、部分書き換え時において、特許文献1のように全画面分の画像データ信号を送信するのではなく、書き換えられる部分のみの画像データ信号を送信する傾向にある。これにより、上述した消費電力の低減と併せて、必要な部分を素早く書き換えることにより、表示品質を向上させることができる。
部分書き換え判定部21は、ホストコントローラ100からの表示座標信号に基づいて、ホストコントローラ100からの入力信号が、部分書き換え時のものであるか、または全画面書き換え時のものであるかを判定し、判定結果信号を自動タイミング生成部22に出力する。
図2は、この発明の実施の形態1に係るディスプレイの部分書き換え判定部を詳細に示すブロック図である。図2において、部分書き換え判定部21は、ホストコントローラ100からの表示座標信号に基づいて、書き換えられる画像データがどの位置のものであるかを解読する書き換え座標情報解読部211を有している。そのため、判定結果信号は、画像データを書き換える座標情報を含んでいる。
自動タイミング生成部22は、部分書き換え判定部21からの判定結果信号が全画面書き換えであることを示す場合には、AND回路14に対して、ゲートアクティブ制御信号を常時「1」で出力する。
一方、自動タイミング生成部22は、部分書き換え判定部21からの判定結果信号が部分書き換えであることを示す場合には、後述する内部同期信号、ゲートアクティブ制御信号およびメモリ制御信号を生成し、それぞれゲートタイミング生成部24、AND回路14およびメモリ23に出力する。
図3は、この発明の実施の形態1に係るディスプレイの自動タイミング生成部が生成する内部同期信号を示す説明図である。図3では、部分書き換え時の内部同期信号が、全画面書き換え時の内部同期信号と並べて示されている。なお、図3では、本来それぞれ1つの信号である内部同期信号を、分かりやすくするために分解して示している。
図3において、自動タイミング生成部22は、画像データを書き換える位置については、全画面書き換え時の内部同期信号と同じ間隔で内部同期信号を生成する。一方、自動タイミング生成部22は、画像データを書き換えず、表示を維持する位置については、例えばクロック周波数を早くする等して、全画面書き換え時の内部同期信号よりも短い間隔で内部同期信号を生成する。
このように、自動タイミング生成部22が図3で示される内部同期信号を生成することにより、表示を維持する位置について、ゲートドライバ12のシフトレジスタを高速で進めることができ、全画面書き換えの場合と比較して、画像データの書き換えに要する時間を短縮することができる。
また、自動タイミング生成部22が生成するゲートアクティブ制御信号およびメモリ制御信号は、例えば、内部同期信号と同期して、画像データを書き換える位置に対応する範囲が「1」であり、その他の範囲が「0」となる信号である。
なお、部分書き換え判定部21からの判定結果信号が部分書き換えであることを示す場合に、画像データを書き換える領域の大きさは、その都度変化し、規定することができないので、ゲートドライバ12のシフトレジスタを高速で進める期間も変化する。そのため、ホストコントローラ100にとって、どのタイミングで次の入力信号を出力するかの判断が困難である。そこで、自動タイミング生成部22は、画像データの部分書き換えが完了すると、ホストコントローラ100に対して、部分書き換え完了信号を送信する。
図4は、この発明の実施の形態1に係るディスプレイの自動タイミング生成部の動作を説明するためのブロック図である。図4において、自動タイミング生成部22は、画像データを書き換える座標情報を有しているので、画像データの部分書き換えが完了するタイミングを知ることができ、部分書き換え完了信号を送信することができる。これにより、ホストコントローラ100が適切なタイミングで、入力信号を出力することができる。
図1に戻って、メモリ23は、ホストコントローラ100からの画像データ信号を一時保存し、自動タイミング生成部22からのメモリ制御信号に応じて、画像データ信号をソースタイミング生成部25に出力する。ここで、上述したように、メモリ制御信号は、内部同期信号と同期している。
ゲートタイミング生成部24は、ホストコントローラ100からの同期信号、または自動タイミング生成部22からの内部同期信号に応じて、ゲートドライバ12を駆動するタイミングを含むゲート信号を生成する。
ソースタイミング生成部25は、ホストコントローラ100からの同期信号、または自動タイミング生成部22からの内部同期信号に応じて、ソースドライバ13を駆動するタイミングを含むソース信号を生成する。また、ソースタイミング生成部25は、ホストコントローラ100からの画像データ信号またはメモリ23からの画像データ信号に応じて、ソース信号でタイミング調整された画像データ信号を生成する。
スイッチSW1〜SW3は、部分書き換え判定部21からの判定結果信号が全画面書き換えであることを示す場合には、ホストコントローラ100からの同期信号または画像データ信号側に切り替えられる。一方、スイッチSW1〜SW3は、部分書き換え判定部21からの判定結果信号が部分書き換えであることを示す場合には、自動タイミング生成部22からの内部同期信号またはメモリ23からの画像データ信号側に切り替えられる。
続いて、上記構成のディスプレイ1において、部分書き換え判定部21からの判定結果信号が全画面書き換えであることを示す場合、および部分書き換え判定部21からの判定結果信号が部分書き換えであることを示す場合の動作についてそれぞれ説明する。
部分書き換え判定部21からの判定結果信号が全画面書き換えであることを示す場合、まず、スイッチSW1〜SW3は、上述したように切り替えられる。続いて、ホストコントローラ100からの同期信号に応じて、ゲートタイミング生成部24でゲート信号が生成される。
次に、ホストコントローラ100からの同期信号および画像データ信号に応じて、ソースタイミング生成部25でソース信号およびソース信号でタイミング調整された画像データ信号が生成される。続いて、これらの信号がそれぞれゲートドライバ12およびソースドライバ13に供給され、全画面の画像データが書き換えられる。
一方、部分書き換え判定部21からの判定結果信号が部分書き換えであることを示す場合、まず、スイッチSW1〜SW3は、上述したように切り替えられる。続いて、自動タイミング生成部22からの内部同期信号に応じて、ゲートタイミング生成部24でゲート信号が生成される。
次に、自動タイミング生成部22からの内部同期信号に応じて、ソースタイミング生成部25でソース信号が生成される。また、メモリ23に一時保存され、自動タイミング生成部22からのメモリ制御信号に応じて出力された画像データ信号に基づいて、ソースタイミング生成部25で、ソース信号でタイミング調整された画像データ信号が生成される。
続いて、これらの信号がそれぞれゲートドライバ12およびソースドライバ13に供給される。このとき、AND回路14は、自動タイミング生成部22からのゲートアクティブ制御信号に応じて、表示に変化がある部分のゲート出力のみを、液晶パネル11に印加させる。これにより、表示に変化がある部分の画像データのみが書き換えられる。
図5は、この発明の実施の形態1に係るディスプレイの書き換え周期を示す説明図である。図5において、自動タイミング生成部22が図3で示される内部同期信号を生成することにより、全画面の画像データが書き換えられる際の書き換え周期(60Hz)よりも、表示に変化がある部分の画像データのみが書き換えられる際の書き換え周期を短くする(>60Hz)ことができる。
図6は、この発明の実施の形態1に係るディスプレイにおける表示とタッチ計算とのタイミングを示す説明図である。図6において、従来であれば、タイミングAでディスプレイ1の下部をタッチした場合、タイミングBで表示がフィードバックされるのに対して、この発明の実施の形態1では、タイミングCまで時間を短縮することができる。
また、表示に変化がある部分の画像データのみを書き換える際の書き換え周期を120Hz相当とできる場合には、ペン入力によるタッチ座標の計算結果を、すべてディスプレイ1の表示にフィードバックすることができる。
このように、部分書き換え可能なディスプレイ1において、表示に変化がある部分のみ画像データを書き換えるとともに、表示に変化がない部分は、ゲートドライバ12のシフトレジスタを高速で進めることにより、画像データの書き換えに要する時間を短縮し、ペン入力を高速にフィードバックすることができる。
以上のように、実施の形態1によれば、自動タイミング生成部は、表示部の表示に変化がある部分については、あらかじめ定められた周期の内部同期信号を生成するとともに、表示部の表示に変化がない部分については、表示部の表示に変化がある部分の書き換え周期よりも短い書き換え周期の内部同期信号を生成し、メモリは、表示部の表示に変化がある部分で、保存した画像データ信号を表示部に出力する。
そのため、部分書き換えによって消費電力を低減しながら、ペン入力を高速にフィードバック表示することにより、筆跡遅れを解消してユーザの違和感を解決することができる。
1 ディスプレイ、10 液晶表示部、11 液晶パネル、12 ゲートドライバ、13 ソースドライバ、14 AND回路、21 部分書き換え判定部、22 自動タイミング生成部、23 メモリ、24 ゲートタイミング生成部、25 ソースタイミング生成部、100 ホストコントローラ、211 座標情報解読部。

Claims (5)

  1. 表示に変化がある部分のみ表示部の画像データを書き換えることができる部分書き換え可能なディスプレイであって、
    外部のホストコントローラからの入力信号に含まれる、前記部分書き換え時において画面上のどの位置の書き換えであるのかを示す座標情報を含む表示座標信号を基に、前記入力信号に含まれる画像データ信号が、部分書き換え時のものであるか、または全画面書き換え時のものであるかを判定する部分書き換え判定部と、
    前記画像データ信号を一時保存するためのメモリと、
    前記表示部のゲートドライバを駆動するゲート信号を生成するゲートタイミング生成部と、
    前記表示部のソースドライバを駆動するソース信号を生成するソースタイミング生成部と、
    前記ゲートタイミング生成部に対する内部同期信号を生成する自動タイミング生成部と、
    前記部分書き換え判定部の判定結果信号に応じて、前記画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、前記自動タイミング生成部で生成された内部同期信号が前記ゲートタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、前記画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、前記ホストコントローラからの同期信号が前記ゲートタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第1スイッチと、前記画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、前記自動タイミング生成部で生成された内部同期信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、前記画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、前記ホストコントローラからの同期信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第2スイッチと、前記画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、前記ホストコントローラからの画像データ信号が前記ソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、前記画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、前記メモリに保存された画像データ信号が前記ソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第3スイッチと
    を備え、
    前記部分書き換え判定部で、前記画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合に、
    前記自動タイミング生成部は、前記表示部の表示に変化がある部分については、あらかじめ定められた周期の内部同期信号を生成するとともに、前記表示部の表示に変化がない部分については、前記表示部の表示に変化がある部分の書き換え周期よりも短い書き換え周期の内部同期信号を生成し、
    前記部分書き換え判定部で、前記画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合に、前記自動タイミング生成部からのメモリ制御信号に応じて、前記メモリは、前記表示部の表示に変化がある部分で、保存した前記画像データ信号を前記ソースタイミング生成部に出力する
    ディスプレイ。
  2. 前記部分書き換え判定部は、前記表示座標信号から、書き換えられる画像データの位置を解読する書き換え座標情報解読部を有する
    請求項1に記載のディスプレイ。
  3. 前記自動タイミング生成部は、画像データの部分書き換えが完了した場合に、外部に部分書き換え完了信号を送信する
    請求項1または請求項2に記載のディスプレイ。
  4. 前記ディスプレイは、液晶ディスプレイである
    請求項1から請求項3までの何れか1項に記載のディスプレイ。
  5. 表示に変化がある部分のみ表示部の画像データを書き換えることができる部分書き換え可能なディスプレイの駆動方法であって、
    外部のホストコントローラからの入力信号に含まれる、前記部分書き換え時において画面上のどの位置の書き換えであるのかを示す座標情報を含む表示座標信号を基に、前記入力信号に含まれる画像データ信号が、部分書き換え時のものであるか、または全画面書き換え時のものであるかを判定する部分書き換え判定ステップと、
    前記部分書き換え判定ステップで、前記画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合に、前記表示部のゲートドライバを駆動するゲート信号を生成するゲートタイミング生成部と、前記表示部のソースドライバを駆動するソース信号を生成するソースタイミング生成部に対して、内部同期信号を自動タイミング生成部で生成するタイミング生成ステップと、
    前記部分書き換え判定ステップで、前記画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合に、前記画像データ信号をメモリに保存するとともに、前記表示部の表示に変化がある部分で、保存した前記画像データ信号を前記表示部に出力する保存ステップと、を有し、
    前記タイミング生成ステップは、前記表示部の表示に変化がある部分については、あらかじめ定められた周期の内部同期信号を生成し、
    前記表示部の表示に変化がない部分については、前記表示部の表示に変化がある部分の書き換え周期よりも短い書き換え周期の内部同期信号を生成し、
    前記ディスプレイは、
    前記部分書き換え判定ステップにおける判定結果信号に応じて、前記画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、前記自動タイミング生成部で生成された内部同期信号が前記ゲートタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、前記画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、前記ホストコントローラからの同期信号が前記ゲートタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第1スイッチと、前記画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、前記自動タイミング生成部で生成された内部同期信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、前記画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、前記ホストコントローラからの同期信号がソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第2スイッチと、前記画像データ信号が全画面書き換え時のものであると判定された場合には、前記ホストコントローラからの画像データ信号が前記ソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられ、前記画像データ信号が部分書き換え時のものであると判定された場合には、前記メモリに保存された画像データ信号が前記ソースタイミング生成部へ伝達されるように切り替えられる第3スイッチと
    を備えるディスプレイの駆動方法。
JP2014246437A 2014-12-05 2014-12-05 ディスプレイおよびその駆動方法 Active JP6334378B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014246437A JP6334378B2 (ja) 2014-12-05 2014-12-05 ディスプレイおよびその駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014246437A JP6334378B2 (ja) 2014-12-05 2014-12-05 ディスプレイおよびその駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016109831A JP2016109831A (ja) 2016-06-20
JP6334378B2 true JP6334378B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=56123900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014246437A Active JP6334378B2 (ja) 2014-12-05 2014-12-05 ディスプレイおよびその駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6334378B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11219153A (ja) * 1998-02-03 1999-08-10 Hitachi Ltd 情報処理装置
US20010052887A1 (en) * 2000-04-11 2001-12-20 Yusuke Tsutsui Method and circuit for driving display device
JP4661051B2 (ja) * 2004-01-14 2011-03-30 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置、その駆動回路および駆動方法、ならびに電子機器
JP2009104331A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Sharp Corp 表示システムの輝度調整方法および表示システム
JP5526976B2 (ja) * 2010-04-23 2014-06-18 セイコーエプソン株式会社 記憶性表示装置の駆動方法、記憶性表示装置、および電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016109831A (ja) 2016-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7034423B2 (ja) 駆動制御デバイス及び電子機器
US9495928B2 (en) Driving circuit, driving method, display apparatus and electronic apparatus
KR101571769B1 (ko) 터치스크린 일체형 표시장치 및 그 구동 방법
KR102426668B1 (ko) 디스플레이 구동 회로 및 디스플레이 장치
JP5081208B2 (ja) 液晶表示装置
JP6806452B2 (ja) 表示制御及びタッチ検出装置
US7627799B2 (en) Panel driving circuit that generates panel test pattern and panel test method thereof
KR20140023566A (ko) 터치스크린 일체형 표시장치 및 그 구동 방법
US10674112B2 (en) Display driver circuit for adjusting framerate to reduce power consumption
KR101118647B1 (ko) 타이밍 컨트롤러, 이의 구동 방법 및 이를 갖는 액정 표시장치
TW201411438A (zh) 提升觸控取樣率的方法及觸控顯示裝置
JP2012189756A (ja) 駆動用集積回路および電子機器
CN105427783A (zh) 栅极驱动电路以及使用该栅极驱动电路的显示装置
JP2016133630A (ja) 液晶表示用の極性反転制御装置、液晶表示装置、その駆動方法及び駆動プログラム
JP2015206999A (ja) 表示装置
JP2014146234A (ja) タッチパネルコントローラ及び半導体装置
US9710049B2 (en) Display device, method of driving a display device, and display system
CN104571712A (zh) 触摸屏画线显示装置及方法
KR20160038154A (ko) 소스 드라이버 및 그것의 동작 방법
JP2019101593A (ja) タッチパネル制御装置、タッチパネル制御方法および入力表示装置
JP6334378B2 (ja) ディスプレイおよびその駆動方法
KR20170064353A (ko) 게이트 구동회로와 이를 포함하는 터치 스크린 일체형 표시장치
KR20170015691A (ko) 게이트 구동부, 표시장치 및 이의 구동방법
KR102265238B1 (ko) 인셀 터치방식 액정표시장치
JP5306067B2 (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6334378

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250