JP6332213B2 - 粉末成形装置と成形体の製造方法 - Google Patents

粉末成形装置と成形体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、粉末成形装置とこの装置を使用してなる成形体の製造方法に関するものである。
金属粉末を加圧成形して成形体とし焼結することで各種焼結部品を製造することが行われている。
上記する加圧成形は、中空を有するダイスと、ダイスの中空内で摺動し、該中空とともにキャビティを形成する上パンチおよび下パンチとから構成される粉末成形装置を用いて、キャビティ内に金属粉末体を充填し、たとえば上パンチを押下して加圧することにより、粉末成形体が製造される。
ところで、特許文献1には、ダイスから成形体を抜き出す際にダイス下方のアクチュエータを用いてダイスを引き下げる成形装置が開示されており、一般に普及されている成形装置もこの種のものである。
特開平6−188138号公報
特許文献1に開示される成形装置を適用した場合、ダイスの下方にアクチュエータやアクチュエータとダイスを連結する機構(ロッド等)を設ける必要があり、このことによってダイスの地面からの位置が往々にして高くなってしまうといった課題を有している。
また、作業の都合上、ダイスの高さはダイス上面が作業者から確認できる高さとする必要があるため、プレスを設置する場所にピットを掘ってプレス下部を地面に埋める、もしくは作業者が台上に上って作業する必要が生じるといった課題も有している。
さらに、ダイスから成形体を抜き出す際には、成形体が割れることを防止するためにホールドダウン荷重(下パンチと上パンチで成形体を挟んだ状態で成形体をダイスから抜き出すが、このときの挟み込む荷重をホールドダウン荷重と称する)を印加する必要がある。
このホールドダウン荷重を一定に保つにはロードセルを設けて制御する必要があるが、ロードセルは、ホールドダウン荷重だけでなく、成形荷重にも耐えなければならないことから、成形装置自体が大型となり易く、往々にして成形装置が高価になるといった課題も有している。
本発明は上記する問題に鑑みてなされたものであり、成形装置の高さを高くすることなく、また、プレスを設置する場所にピットを掘ることなく、製造された成形体を容易に取り出すことのできる粉末成形装置とこの装置を使用してなる成形体の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明による粉末成形装置は、中空を有するダイスと、ダイスの中空内を摺動し、該中空の内壁とともにキャビティを形成する上パンチおよび下パンチと、上パンチが取り付けられた中プラタンと、プッシュロッドが取り付けられた上プラタンと、上プラタンを押下するプレス機と、上プラタンと中プラタンを繋ぐリンク機構と、リンク機構の固定と固定解除をおこなう第1のアクチュエータと、下パンチが取り付けられたボルスタと、ダイスが取り付けられた下プラタンであって、ボルスタからバネを介して上方に付勢されている下プラタンと、から構成され、上プラタンおよびプッシュロッドの降下により、該プッシュロッドにて下プラタンとダイスが下方に押下され、ダイスの下方移動に伴って中空内で下パンチが上方に相対移動するものである。
本発明の粉末成形装置は、ダイスを備えた下プラタンを押下するプッシュロッド(インジェクションプッシュロッド)が取り付けられた上プラタンと、ダイス内で摺動する上パンチを備えた中プラタンと、を繋ぐリンク機構の固定と固定解除を第1のアクチュエータがおこなう構成を適用したことに特徴を有するものである。
キャビティ内に充填された粉末を加圧成形する成形時には、第1のアクチュエータにてリンク機構が固定され、プレス機による押圧力が上プラタンに伝達され、固定されたリンク機構を介して押圧力が中プラタンに伝達され、中プラタンに備えられた上パンチに押圧力が伝達されて粉末の加圧成形が実行される。
一方、成形された成形体をキャビティから取り出す際には、第1のアクチュエータにてリンク機構の固定が解除され、プレス機による押圧力が上プラタンに伝達され、固定が解除されたリンク機構を介して押圧力は中プラタンには伝達されない。
その代わりに、上プラタンに伝達された押圧力はプッシュロッドによってダイスを備えた下プラタンに伝達され、下プラタンおよびダイスが押下されることになる。このダイスの押下により、ダイスの中空内の下パンチ上に成形されている成形体がダイスの上に露出し、成形体の取り出しを可能にする。
第1のアクチュエータとしては、エアシリンダ機構や油圧シリンダ機構などを挙げることができる。
さらに、プレス機としては、スライドや、油圧シリンダ等とスライドのユニット体を挙げることができる。
本発明の粉末成形装置によれば、粉末の成形時と成形体の取り出し時にそれぞれ、第1のアクチュエータによるリンク機構の固定と固定解除を実行することにより、成形装置の高さを高くすることなく、また、プレスを設置する場所にピットを掘ることなく、製造された成形体を容易に取り出すことができる。
また、本発明の粉末成形装置の好ましい実施の形態は、上プラタンと中プラタンの間に第2のアクチュエータをさらに備えているものである。
この第2のアクチュエータも第1のアクチュエータと同様、エアシリンダ機構や油圧シリンダ機構などからなる。
キャビティ内で成形体が成形された後、第1のアクチュエータにてリンク機構の固定を解除し、プレス機による押圧力をプッシュロッドを介してダイスを備えた下プラタンに伝達し、下プラタンおよびダイスを押下する。この際、第2のアクチュエータがない場合は上パンチに押圧力は作用しないが、第2のアクチュエータが存在することにより、第2のアクチュエータによって成形時の押圧力よりも小さな押圧力にて成形体を押圧しながらダイスの押下を実行することができる。
第2のアクチュエータにはたとえばリリーフバルブが設けてあり、第2のアクチュエータにて上パンチに作用する荷重(いわゆるホールドダウン荷重)を一定に保ちながら成形体を押圧し、一方で、プレス機からの押圧力はプッシュロッドによってダイスを備えた下プラタンに伝達させ、下プラタンおよびダイスを押下して成形体をキャビティから露出させることができる。
また、本発明は成形体の製造方法にも及ぶものであり、この製造方法は、前記粉末成形装置を使用した成形体の製造方法であって、キャビティ内に粉末を充填する第1のステップ、第1のアクチュエータにてリンク機構を固定し、プレス機にて上プラタンと中プラタン、および上パンチを押下してキャビティ内の粉末を成形し、成形体を製造する第2のステップ、第1のアクチュエータにてリンク機構の固定を解除し、プレス機にて上プラタンを押下し、プッシュロッドにて下プラタンおよびダイスを押下して成形体をキャビティから露出させる第3のステップからなるものである。
本発明の製造方法によれば、本発明の粉末成形装置を適用することにより、成形体の製造と、製造された成形体のキャビティからの取り出しを容易におこなうことができる。
また、第3のステップでは、第2のステップにおける成形時の押圧力よりも低い押圧力(ホールドダウン荷重)を第2のアクチュエータから上パンチに作用させ、該低い押圧力にて成形体を押圧しながら成形体をキャビティから露出させる形態であってもよい。
以上の説明から理解できるように、本発明の粉末成形装置と成形体の製造方法によれば、粉末の成形時と成形体の取り出し時にそれぞれ、第1のアクチュエータによるリンク機構の固定と固定解除を実行することにより、成形装置の高さを高くすることなく、また、プレスを設置する場所にピットを掘ることなく、製造された成形体を容易に取り出すことができる。
本発明の粉末成形装置の実施の形態1の模式図である。 粉末成形装置の実施の形態1にて成形体を製造している状態を示した模式図である。 粉末成形装置の実施の形態1にて成形体をキャビティから露出させ、取り出し可能状態としている模式図である。 粉末成形装置の実施の形態2の模式図である。 粉末成形装置の実施の形態2にて成形体を製造している状態を示した模式図である。 粉末成形装置の実施の形態2にて成形体をキャビティから露出させている状態を示した模式図である。 粉末成形装置の実施の形態2にて成形体をキャビティから露出させ、取り出し可能状態としている模式図である。
以下、図面を参照して本発明の粉末成形装置の実施の形態1,2、および成形体の製造方法を説明する。
(粉末成形装置の実施の形態1と成形体の製造方法)
図1は本発明の粉末成形装置の実施の形態1の模式図であり、図2は粉末成形装置の実施の形態1にて成形体を製造している状態を示した模式図であり、図3は粉末成形装置の実施の形態1にて成形体をキャビティから露出させ、取り出し可能状態としている模式図である。
図示する粉末成形装置200は、フレーム100に搭載されたプレス機70、ダイス10、上パンチ20および下パンチ30、上パンチ20が取り付けられた中プラタン50、上プラタン40、上プラタン40と中プラタン50を繋ぐリンク機構90、リンク機構90の固定と固定解除をおこなう第1のアクチュエータ80、下パンチ30が取り付けられたボルスタ61、ダイス10が取り付けられた下プラタン60から大略構成されている。
ダイス10の中空11には下パンチ30と上パンチ20が摺動自在となっており、図1では、中空11と下パンチ30で画成されたキャビティ内に加圧成形される金属粉末Fが充填されている。
中プラタン50の下面にはリテイナ53を介して上パンチ20が取り付けられており、中プラタン50の上面には第1のガイドポスト54が取り付けられている。
また、中プラタン50の上面にはリンク機構90の固定姿勢を保持するストッパ51と、第1のアクチュエータ取り付け部52が設けられている。
上プラタン40には、第1のガイドポスト54が貫通する第1のガイドブッシュ40aが開設されており、上プラタン40の上面にはプレス機70を構成するスライダ72が搭載され、上プラタン40の下面にはプッシュロッド41が取り付けられている。
ボルスタ61の上面にはリテイナ63を介して下パンチ30が取り付けられ、さらに第2のガイドポスト62が取り付けられている。
下プラタン60には、第2のガイドポスト62が貫通する第2のガイドブッシュ60aが開設されており、下プラタン60の中央にはダイス10が取り付けられている。
ボルスタ61の上面から突出する第2のガイドポスト62の周囲にはバネ64が配設されており、バネ64が下プラタン60を上方に付勢しながら支持している。
プレス機70は、ピストン71aを摺動させる油圧シリンダ71と、ピストン71aによって押圧力が付与されるスライダ72から構成されている。
粉末成形装置200の構成部材はフレーム100内に収容されており、プレス機70を構成する油圧シリンダ71がフレームの天面上に固定され、ピストン71aが天面を貫通してフレーム100の内部に張り出し、その先端がスライダ72に固定されている。
リンク機構90は、二本のリンク91と、各リンク91と上プラタン40および中プラタン50を繋ぎ、さらには二本のリンク91同士を繋ぐ三つのジョイント92から構成されている。
第1のアクチュエータ80は、エアシリンダ81とピストン82から構成されており、ピストン82の先端が中央のジョイント92に取り付けられている。
なお、図1で示す状態は、ピストン82がエアシリンダ81の左端に移動し(Z1方向)、二本のリンク91,91を直線状に固定している状態を示している。
図1で示すように、キャビティ内に金属粉末Fを充填し、第1のアクチュエータ80でリンク機構90を直線状に固定したら、図2で示すように、プレス機70を稼働し、ピストン71aを摺動させ、スライダ72を介して上プラタン40に押圧力Pを付与する。
押圧力Pが付与された上プラタン40は、第1のアクチュエータ80にて直線状に固定されたリンク機構90を介して中プラタン50とその下面に固定された上パンチ20を押下し(X1方向)、ダイス10と下パンチ30で画成されたキャビティ内で金属粉末Fを成形し、成形体Cが製造される。
成形体Cが製造されたら、次に、キャビティからの成形体Cの取り出しをおこなう。
具体的には、図3で示すように、第1のアクチュエータ80のエアシリンダ81内でピストン82を右方向に移動させ(Z2方向)、リンク機構90を構成する二本のリンク91,91をジョイント92周りで回動させ(Y1方向)、リンク機構90の直線状の固定を解除する。
リンク機構90の固定解除とともにプレス機70を稼働すると(押圧力P’)、上プレス20から成形体Cへの押圧が解除されながら、プッシュロッド41を介して下プラタン60とダイス10をバネ64の付勢に抗して押下する(X2方向)。
ダイス10が押下されることにより、キャビティ内にある成形体Cがダイス10に対して相対的に上方に移動し(X3方向)、成形体Cがキャビティの外部に露出し、成形体Cの取り出しが可能になる。
このように、粉末成形装置200によれば、金属粉末Fの成形時と成形体Cの取り出し時にそれぞれ、第1のアクチュエータ80によるリンク機構90の固定と固定解除を実行することにより、粉末成形装置200の高さを高くすることなく、また、プレスを設置する場所にピットを掘ることなく、製造された成形体を容易に取り出すことができる。
(粉末成形装置の実施の形態2と成形体の製造方法)
図4は粉末成形装置の実施の形態2の模式図であり、図5は粉末成形装置の実施の形態2にて成形体を製造している状態を示した模式図である。また、図6は粉末成形装置の実施の形態2にて成形体をキャビティから露出させている状態を示した模式図であり、図7は粉末成形装置の実施の形態2にて成形体をキャビティから露出させ、取り出し可能状態としている模式図である。
図4で示す粉末成形装置200Aは、粉末成形装置200に対し、上プラタン40と中プラタン50の間をさらに二本の第2のアクチュエータ80Aで繋いだ装置である。
図4で示すように、二本の第2のアクチュエータ80Aはともに、エアシリンダ81Aとピストン82Aから構成され、ピストン82Aが鉛直方向に上下動するように配設されている。
第2のアクチュエータ80Aには不図示のリリーフバルブが設けてあり、第2のアクチュエータ80Aにて上パンチ20に作用する荷重(いわゆるホールドダウン荷重)を一定に保ちながら成形体Cを押圧し(図6参照)、一方で、プレス機70からの押圧力はプッシュロッド41によってダイス10を備えた下プラタン60に伝達させ、成形体Cをキャビティの外部に露出させるものである。
すなわち、第2のアクチュエータ80Aは、成形体Cの取り出しの際に一定のホールドダウン荷重を成形体Cに作用させるためのアクチュエータである。
ここで、粉末成形装置200Aを用いた成形体の製造方法を概説する。
図5で示すように、プレス機70を稼働し、第1のアクチュエータ80にて直線状に固定されたリンク機構90を介して中プラタン50とその下面に固定された上パンチ20に押圧力Pを作用させて押下し(X1方向)、ダイス10と下パンチ30で画成されたキャビティ内で成形体Cを製造する。
次に、図6で示すように、第1のアクチュエータ80のエアシリンダ81内でピストン82を右方向に移動させ(Z2方向)、リンク機構90を構成する二本のリンク91,91をジョイント92周りで回動させ(Y1方向)、リンク機構90の直線状の固定を解除する。
さらに、第2のアクチュエータ80Aのエアシリンダ81A内でピストン82Aを上方向に移動させ(Z4方向)、第2のアクチュエータ80Aから一定のホールドダウン荷重を中プラタン50に作用させ(X5方向)、中プラタン50を介して一定のホールドダウン荷重を上パンチ20に作用させる(X4方向)。
この一定のホールドダウン荷重によって成形体Cが保持された状態で、プレス機70からの押圧力P’はプッシュロッド41を介して下プラタン60とダイス10をバネ64の付勢に抗して押下する(X2方向)。
図6で示すように、ダイス10が押下されることにより、キャビティ内にある成形体Cがダイス10に対して相対的に上方に移動する(X3方向)。
図7で示すように、第2のアクチュエータ80Aのエアシリンダ81A内でピストン82Aをさらに上方向に移動させ(Z4方向)、中プラタン50と上パンチ20を上方に移動させることにより(X6方向)、キャビティの外部に露出した成形体Cの取り出しが可能になる。
粉末成形装置200Aによれば、粉末成形装置200を用いた際の効果に加えて、ダイス10から成形体Cを抜き出す際に成形体Cが割れることを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
10…ダイス、11…中空、20…上パンチ、30…下パンチ、40…上プラタン,40a…第1のガイドブッシュ、41…プッシュロッド、50…中プラタン、51…ストッパ、52…第1のアクチュエータ取り付け部、53…リテイナ、54…第1のガイドポスト、60…下プラタン、60a…第2のガイドブッシュ、61…ボルスタ、62…第2のガイドポスト、63…リテイナ、64…バネ、70…プレス機、71…油圧シリンダ、71a…ピストン、72…スライダ、80…第1のアクチュエータ(エアシリンダ)、81…エアシリンダ、82…ピストン、80A…第2のアクチュエータ(エアシリンダ)、81A…エアシリンダ、82A…ピストン、90…リンク機構、91…リンク、92…ジョイント、100…フレーム、200,200A…粉末成形装置、F…金属粉末(粉末)、C…成形体

Claims (4)

  1. 中空を有するダイスと、
    ダイスの中空内を摺動し、該中空の内壁とともにキャビティを形成する上パンチおよび下パンチと、
    上パンチが取り付けられた中プラタンと、
    プッシュロッドが取り付けられた上プラタンと、
    上プラタンを押下するプレス機と、
    二本のリンクを備え、一方のリンクは、上プラタンと他方のリングとを繋ぎ、他方のリンクは、一方のリンクと中プラタンを繋ぐリンク機構と、
    二本リンクが直線状に配置されるように二本のリンクを固定する固定と、直線状に配置された二本のリングの固定を解除する固定解除と、をおこなう第1のアクチュエータと、
    下パンチが取り付けられたボルスタと、
    ダイスが取り付けられた下プラタンであって、ボルスタからバネを介して上方に付勢されている下プラタンと、から構成され、
    上プラタンおよびプッシュロッドの降下により、該プッシュロッドにて下プラタンとダイスが下方に押下され、ダイスの下方移動に伴って中空内で下パンチが上方に相対移動する、粉末成形装置。
  2. 上プラタンと中プラタンの間に第2のアクチュエータをさらに備えている請求項1に記載の粉末成形装置。
  3. 請求項1または2に記載の粉末成形装置を使用した成形体の製造方法であって、
    キャビティ内に粉末を充填する第1のステップ、
    第1のアクチュエータにてリンク機構の二本のリンクを直線状に固定し、プレス機にて上プラタンと中プラタン、および上パンチを押下してキャビティ内の粉末を成形し、成形体を製造する第2のステップ、
    第1のアクチュエータにてリンク機構の二本のリンクの直線状の固定を解除し、プレス機にて上プラタンを押下し、プッシュロッドにて下プラタンおよびダイスを押下して成形体をキャビティから露出させる第3のステップからなる成形体の製造方法。
  4. 請求項2に記載の粉末成形装置を使用した成形体の製造方法であって、
    第3のステップでは、第2のステップにおける成形時の押圧力よりも低い押圧力を第2のアクチュエータから上パンチに作用させ、該低い押圧力にて成形体を押圧しながら成形体をキャビティから露出させる請求項3に記載の成形体の製造方法。
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