JP6332154B2 - プラント運転支援装置、プラント運転支援方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
[プラント制御システム1の全体構成]
図1は、本実施形態によるプラント運転支援装置300が用いられるプラント制御システム1の一例を示すシステム図である。プラント制御システム1は、プラント100(実プラント)の監視、動作状態のシミュレーション、制御等を行う制御システムである。
図2は、プラント運転支援装置300の概略構成の一例を示すブロック図である。プラント運転支援装置300は、ミラーモデル310と、同定モデル320と、解析モデル330とを含んで構成されている。このミラーモデル310と、同定モデル320と、解析モデル330とのそれぞれは、それぞれの機能を実現するための制御プログラムがプラント運転支援装置300において実行されることにより実現される機能構成である。
以下、過渡状態予測部333が実行する過渡状態予測に関して詳しく説明する。
図3は、解析モデル330の過渡状態予測に関する構成の一例を示す図である。解析モデル330は、運転条件設定部331と、予測範囲設定部332と、過渡状態予測部333と、出力部334と、入力部335と、を備えている。
そして、過渡状態予測部333は、上記のように予測した過渡状態の予測結果(シミュレーション結果)を時系列にグラフ化したトレンドグラフを生成する。
次に、図4〜図9を参照して、解析モデル330が実行する過渡状態予測処理の具体例を説明する。図4は、本実施形態に係る過渡状態予測処理の一例を示すフローチャートである。また、図5〜図9は、過渡状態予測処理の中で表示される表示画面例を示す図である。
また、読込ボタンP23が押下されると、操作表示画面G11の下部のステータスバーP28には「読込中」と表示され、初期状態を取得すると「基準値読込完了」と表示される。
次に、過渡状態予測の途中で運転条件を変更して予測を行う場合の条件設定方法を説明する。図9は、過渡状態予測の途中で運転条件を変更する場合の操作表示画面の一例を示す図である。この図9に示す操作表示画面G14において、符号f20の領域に表示されている条件設定画面では、タグリストP20の中から、過渡状態予測の途中で運転条件を変更するためのタグが選択されている。この途中で運転条件を変更するためのタグは、運転条件と、その運転条件を適用するタイミングとを設定することができるタグである。
そこで、プラント運転支援装置300において、運転条件設定部331は、プラント100の運転条件及び当該運転条件を適用するタイミングの入力を、複数のケース毎に設定する。そして、過渡状態予測部333は、ケース毎に、プラント100の過渡状態(過渡的な動作状態)を予測する。これにより、プラント運転支援装置300は、複数の運転条件で予測した過渡状態を比較することができる。よって、ユーザは、複数回に及ぶケースでの検討を行った上で、限界運転を行うための運転条件を決定することができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (9)
- プラントから得られる情報に基づいて、前記プラントで生成される製品の品質を決める成分の濃度をシミュレーションにより予測するプラント運転支援装置であって、
前記プラントを限界運転させる際の運転条件及び当該運転条件を適用する複数のタイミングを予め設定する運転条件設定部と、
前記運転条件設定部により予め設定された前記運転条件を前記複数のタイミングで適用した場合の、前記プラントの特定の時点から将来にわたる過渡的な動作状態を前記シミュレーションにより予測し、この動作状態における前記濃度を予測した結果を時系列にグラフ化したトレンドグラフを生成する過渡状態予測部と
前記過渡状態予測部で生成された前記トレンドグラフを、前記製品の製品仕様の限界値とともに同一画面内に表示する表示部と、
を備えるプラント運転支援装置。 - 前記運転条件設定部は、
前記複数のタイミングで適用する前記プラントの複数の運転条件を設定可能であり、
前記過渡状態予測部は、
前記運転条件設定部により複数の運転条件が設定された場合、当該複数の運転条件を前記複数のタイミングで適用した場合の、前記過渡的な動作状態を予測する、
請求項1に記載のプラント運転支援装置。 - 前記過渡的な動作状態を予測する時間の範囲を設定する予測範囲設定部、を備え、
前記過渡状態予測部は、
予測範囲設定部により設定された時間範囲について、前記過渡的な動作状態を予測する、
請求項1または請求項2に記載のプラント運転支援装置。 - 前記運転条件設定部は、
前記運転条件及び当該運転条件を適用するタイミングの入力を、複数のケース毎に設定し、
前記過渡状態予測部は、
前記ケース毎に、前記過渡的な動作状態を予測する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプラント運転支援装置。 - 前記過渡状態予測部は、
前記ケース毎の前記過渡的な動作状態の予測結果から、前記ケース毎に分けたトレンドグラフを生成する、
を備える請求項4に記載のプラント運転支援装置。 - 前記過渡状態予測部は、
前記ケース毎の前記過渡的な動作状態の予測結果から、ひとつにまとめたトレンドグラフを生成する、
を備える請求項4に記載のプラント運転支援装置。 - 前記プラントに対する操作を示すシナリオであって、前記プラント内の制御対象を示す所定のタグが登録された複数のシナリオが予め設定されており、
前記運転条件設定部は、
前記複数のシナリオから選択されたシナリオに登録されている所定のタグの運転条件及び当該運転条件を適用するタイミングを、ユーザの操作入力に応じて設定し、
前記過渡状態予測部は、
前記選択されたシナリオに登録されている所定のタグの運転条件を前記タイミングで適用した場合の、前記過渡的な動作状態を予測する、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のプラント運転支援装置。 - プラントから得られる情報に基づいて、前記プラントで生成される製品の品質を決める成分の濃度をシミュレーションにより予測するプラント運転支援装置におけるプラント運転支援方法であって、
前記プラントを限界運転させる際の運転条件及び当該運転条件を適用する複数のタイミングを予め設定するステップと、
予め設定した前記運転条件を前記複数のタイミングで適用した場合の、前記プラントの特定の時点から将来にわたる過渡的な動作状態を前記シミュレーションにより予測し、この動作状態における前記濃度を予測した結果を時系列にグラフ化したトレンドグラフを生成するステップと、
生成した前記トレンドグラフを、前記製品の製品仕様の限界値とともに同一画面内に表示するステップと、
を含むプラント運転支援方法。 - コンピュータに、
製品を生成するプラントを限界運転させる際の運転条件及び当該運転条件を適用する複数のタイミングを予め設定するステップと、
予め設定された前記運転条件を前記複数のタイミングで適用した場合の、前記プラントの特定の時点から将来にわたる過渡的な動作状態をシミュレーションにより予測し、この動作状態における、前記製品の品質を決める成分の濃度を予測した結果を時系列にグラフ化したトレンドグラフを生成するステップと、
生成された前記トレンドグラフを、前記製品の製品仕様の限界値とともに同一画面内に表示するステップと、
を実行させるためのプログラム。
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