JP6330355B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する記録装置は、筐体と、媒体を載置可能な媒体載置部と、前記媒体載置部に載置された前記媒体を給送する給送ローラーと、前記給送ローラーによって給送された前記媒体が反転搬送される反転経路と、前記筐体の一側面側において前記反転経路が露呈されるように変位可能な変位ユニットと、前記反転経路によって反転された前記媒体に記録を行う記録部と、前記変位ユニットが設けられる前記筐体の一側面における前記変位ユニットの変位を阻害しない位置に設けられた液体収容部と、前記液体収容部内の液体を前記記録部へ供給する液体供給路とを備えている。
上記記録装置において、前記筐体に対して前記変位ユニットが前記反転経路を最も露呈させる状態となって前記筐体から突出した位置にある場合において前記筐体を、前記背面及び前記側面の両方と交差する上面から見た際に、前記変位ユニットの前記筐体に対する突出領域と前記液体収容部の設置領域とが重なることが好ましい。
上記記録装置において、前記液体収容部を収容するケースと、前記ケースの上部に設けられ、前記ケースを開閉可能なカバー部材とを備え、前記ケースは、前記カバー部材が開状態で前記変位ユニットが変位した場合に、前記カバー部材と前記変位ユニットとが干渉しないように配置されていることが好ましい。
上記記録装置において、前記液体収容部は、その一部が前記筐体の内部に位置していることが好ましい。
上記記録装置において、前記媒体を第1媒体とし、前記給送ローラーを第1給送ローラーとした場合において、前記筐体に対して開閉可能に構成され、開状態において第2媒体を載置可能な媒体載置台と、前記媒体載置台に載置された前記第2媒体を給送する第2給送ローラーとを備え、前記第2給送ローラーにより給送された前記第2媒体は、前記記録部よりも給送方向上流側において前記第1媒体の搬送経路と合流する合流経路を通り、前記記録部は、前記合流経路を通過した前記第2媒体に記録を行い、前記液体収容部は、前記媒体載置台の下方に設けられていることが好ましい。
上記記録装置において、前記媒体載置台の開状態において前記筐体を、前記背面及び前記側面の両方と交差する上面から見た際に、前記媒体載置台の前記筐体に対する突出領域と前記液体収容部の設置領域とが重なることが好ましい。
上記記録装置において、前記液体収容部は、開状態の前記媒体載置台と、前記筐体から突出した状態の前記変位ユニットとの間に配置されていることが好ましい。
上記記録装置において、前記液体収容部は、開状態の前記媒体載置台の下方であって前記筐体から突出した状態の前記変位ユニットの下方に配置されていることが好ましい。
上記課題を解決する記録装置は、筐体と、媒体を載置可能な媒体載置部と、前記媒体載置部に載置された前記媒体を給送する給送ローラーと、前記給送ローラーによって給送された前記媒体が反転搬送される反転経路と、前記筐体の一側面側において、前記反転経路が露呈する開状態と露呈しない閉状態との間で変位可能な変位ユニットと、前記反転経路によって反転された前記媒体に記録を行う記録部と、前記変位ユニットが設けられる前記筐体の一側面において、前記変位ユニットの開状態の際に前記変位ユニットと接する位置に設けられた液体収容部と、前記液体収容部内の液体を前記記録部へ供給する液体供給路とを備えている。
図1に示すように、記録装置11は、全体として略直方体状をなす筐体12を備えている。筐体12の前面中央部には、筐体12内で印刷(記録)された媒体の一例としての用紙Pが排紙される排紙口13が開口している。排紙口13内には、排紙口13から排紙された用紙Pを支持する矩形板状の排紙トレイ14が排紙方向である前方に向かって突出可能に配置されている。
さて、給紙カセット15の用紙P1の印刷を行う場合には、まず、給紙カセット15内の用紙P1が第1給送ローラー24によって順次に反転経路K1へ給送される。反転経路K1へ給送された用紙P1は、反転ローラー33によって反転経路K1を搬送される過程で反転され、印刷用経路K2へと搬送される。印刷用経路K2へと搬送された用紙P1は、給紙ローラー25によって支持台23上へ給紙される。
(1)記録装置11において、筐体12の背面にはインクタンク40,41が設けられているが、インクタンク40,41は筐体12の背面における変位ユニット30の閉塞位置及び開放位置間での回動動作を阻害しない位置に配置されている。このため、筐体12の背面にインクタンク40,41が設けられていても、変位ユニット30を閉塞位置及び開放位置間で円滑に回動させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図4及び図5に示すように、記録装置11は、軸31を省略し、変位ユニット30を筐体12に対して着脱自在となるように構成してもよい。この場合、変位ユニット30の開放位置は、図5に示すように、変位ユニット30が筐体12内から完全に離脱する位置となる。
・記録装置11において、インクタンク40,41のうち少なくとも一方を、筐体12の背面から側面(右側面または左側面)にかけて延びるように設けてもよい。すなわち、インクタンク40,41のうち少なくとも一方を、筐体12の背面と該背面に隣接する側面とのコーナー部に設けるようにしてもよい。この場合、インクタンク40,41は、上から見てL字状に形成される。
・記録装置11において、インクタンク40は、必ずしも開状態の載置トレイ34と、開放位置にある状態の変位ユニット30との間に配置する必要はない。
・記録装置11において、インクタンク40,41は、必ずしもこれらの一部が筐体12の内部に配置されるようにする必要はない。すなわち、インクタンク40,41全体が筐体12外に配置されていてもよい。
・インクタンク40,41は、筐体12の背面における載置トレイ34と変位ユニット30との間に配置してもよいし、筐体12の背面における変位ユニット30の下側に配置するようにしてもよい。
・インクタンク40,41のうちの少なくとも一方を可撓性の袋体によって構成してもよい。
・インクタンク40,41の配置は入れ替えてもよい。
Claims (9)
- 筐体と、
媒体を載置可能な媒体載置部と、
前記媒体載置部に載置された前記媒体を給送する給送ローラーと、
前記給送ローラーによって給送された前記媒体が反転搬送される反転経路と、
前記筐体の一側面側において前記反転経路が露呈されるように変位可能な変位ユニットと、
前記反転経路によって反転された前記媒体に記録を行う記録部と、
前記変位ユニットが設けられる前記筐体の一側面における前記変位ユニットの変位を阻害しない位置に設けられた液体収容部と、
前記液体収容部内の液体を前記記録部へ供給する液体供給路と
を備え、
前記筐体に対して前記変位ユニットが前記反転経路を最も露呈させる状態となって前記筐体から突出した位置にある場合において前記筐体を、前記背面及び前記側面の両方と交差する上面から見た際に、前記変位ユニットの前記筐体に対する突出領域と前記液体収容部の設置領域とが重なることを特徴とする記録装置。 - 前記液体収容部を収容するケースと、
前記ケースの上部に設けられ、前記ケースを開閉可能なカバー部材と
を備え、
前記ケースは、前記カバー部材が開状態で前記変位ユニットが変位した場合に、前記カバー部材と前記変位ユニットとが干渉しないように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記液体収容部は、その一部が前記筐体の内部に位置していることを特徴とする請求項
1または請求項2のうちいずれか一項に記載の記録装置。 - 前記媒体を第1媒体とし、前記給送ローラーを第1給送ローラーとした場合において、
前記筐体に対して開閉可能に構成され、開状態において第2媒体を載置可能な媒体載置
台と、
前記媒体載置台に載置された前記第2媒体を給送する第2給送ローラーと
を備え、
前記第2給送ローラーにより給送された前記第2媒体は、前記記録部よりも給送方向上
流側において前記第1媒体の搬送経路と合流する合流経路を通り、
前記記録部は、前記合流経路を通過した前記第2媒体に記録を行い、
前記液体収容部は、前記媒体載置台の下方に設けられていることを特徴とする請求項1
〜請求項3のうちいずれか一項に記載の記録装置。 - 前記媒体載置台の開状態において、前記変位ユニットが設けられる位置を前記筐体の背
面とし、前記背面と交差する側面から前記筐体を見た際に、前記媒体載置台の前記筐体に
対する突出領域と前記液体収容部の設置領域とが重なることを特徴とする請求項4に記載
の記録装置。 - 前記媒体載置台の開状態において前記筐体を、前記背面及び前記側面の両方と交差する
上面から見た際に、前記媒体載置台の前記筐体に対する突出領域と前記液体収容部の設置
領域とが重なることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。 - 前記液体収容部は、開状態の前記媒体載置台と、前記筐体から突出した状態の前記変位
ユニットとの間に配置されていることを特徴とする請求項4〜請求項6のうちいずれか一
項に記載の記録装置。 - 前記液体収容部は、開状態の前記媒体載置台の下方であって前記筐体から突出した状態
の前記変位ユニットの下方に配置されていることを特徴とする請求項4〜請求項7のうち
いずれか一項に記載の記録装置。 - 筐体と、
媒体を載置可能な媒体載置部と、
前記媒体載置部に載置された前記媒体を給送する給送ローラーと、
前記給送ローラーによって給送された前記媒体が反転搬送される反転経路と、
前記筐体の一側面側において、前記反転経路が露呈する開状態と露呈しない閉状態との
間で変位可能な変位ユニットと、
前記反転経路によって反転された前記媒体に記録を行う記録部と、
前記変位ユニットが設けられる前記筐体の一側面において、前記変位ユニットの開状態
の際に前記変位ユニットと接する位置に設けられた液体収容部と、
前記液体収容部内の液体を前記記録部へ供給する液体供給路と
を備えていることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2014024154A JP6330355B2 (ja) | 2014-02-12 | 2014-02-12 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014024154A JP6330355B2 (ja) | 2014-02-12 | 2014-02-12 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6330355B2 true JP6330355B2 (ja) | 2018-05-30 |
Family
ID=53893491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014024154A Active JP6330355B2 (ja) | 2014-02-12 | 2014-02-12 | 記録装置 |
Country Status (1)
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- 2014-02-12 JP JP2014024154A patent/JP6330355B2/ja active Active
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