図1は、無線LAN(wireless local area network、WLAN)の構造を示す概念図である。
図1の上段は、IEEE(institute of electrical and electronic engineers)802.11のインフラストラクチャBSS(basic service set)の構造を示す。
図1の上段を参照すると、無線LANシステムは、一つまたはそれ以上のインフラストラクチャBSS100、105(以下、BSS)を含むことができる。BSS100、105は、成功的に同期化されて互いに通信できるAP(access point)125及びSTA1(Station)100−1のようなAPとSTAのセットであり、特定領域を示す概念ではない。BSS105は、一つのAP130に一つ以上の結合可能なSTA105−1、105−2を含むこともできる。
BSSは、少なくとも一つのSTA、分散サービス(Distribution Service)を提供するAP125、130及び複数のAPを連結させる分散システム(Distribution System、DS)110を含むことができる。
分散システム110は、複数のBSS100、105を連結して拡張されたサービスセットであるESS(extended service set)140を具現することができる。ESS140は、一つまたは複数個のAP125、230が分散システム110を介して連結されて構成された一つのネットワークを指示する用語として使われることができる。一つのESS140に含まれるAPは、同じSSID(service set identification)を有することができる。
ポータル(portal)120は、無線LANネットワーク(IEEE802.11)と他のネットワーク(例えば、802.X)との連結を実行するブリッジ役割を遂行することができる。
図1の上段のようなBSSでは、AP125、130間のネットワーク及びAP125、130とSTA100−1、105−1、105−2との間のネットワークが具現されることができる。しかし、AP125、130無しでSTA間でもネットワークを設定して通信を実行することも可能である。AP125、130無しでSTA間でもネットワークを設定して通信を実行するネットワークをアドホックネットワーク(Ad−Hoc network)または独立BSS(independent basic service set、IBSS)と定義する。
図1の下段は、IBSSを示す概念図である。
図1の下段を参照すると、IBSSは、アドホックモードで動作するBSSである。IBSSは、APを含まないため、中央で管理機能を遂行するエンティティ(centralized management entity)がない。即ち、IBSSにおいて、STA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5は、分散された方式(distributed manner)に管理される。IBSSにおいて、全てのSTA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5は、移動STAからなることができ、分散システムへの接続が許容されなくて自己完備的ネットワーク(self−contained network)を構築する。
STAは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準の規定に従う媒体接続制御(Medium Access Control、MAC)と無線媒体に対する物理階層(Physical Layer)インターフェースを含む任意の機能媒体であり、広義では、APと非AP STA(Non−AP Station)を両方とも含む意味として使われることができる。
STAは、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装備(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、モバイル加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)または単純にユーザ(user)などの多様な名称で呼ばれることもある。
次世代無線LANシステムの具現のための新しいフレームフォーマットに対する定義が必要である。次世代無線LANシステムのための新しいフレームフォーマットが定義される場合、既存に無線LANシステムをサポートするレガシ(legacy)端末(STA、AP)のためのレガシフレームフォーマットと、次世代無線LANシステムのための新しいフレームフォーマットと、が無線LANネットワークで共存する。レガシ端末は、次世代無線LANの運用可否及び次世代無線LANの特性に対して知ることができない。したがって、レガシ端末に対する性能影響なく次世代無線LANシステムのためのフレーム構造(frame structure)(または、フレームフォーマット)の設計が必要である。同様に、レガシ端末に対する性能影響なく次世代無線LANシステムのためのPPDU構造(physical protocol data unit structure)の設計が必要である。
従来の無線LANシステムにおいて、一つの端末に広い帯域幅(wider bandwidth)(例えば、20MHz超過帯域幅)を割り当てるためのマルチチャネル割当方法が使われた。マルチチャネルは、一つのチャネル単位を20MHzとする場合、複数個の20MHzチャネルを含むことができる。マルチチャネル割当方法では端末に広い帯域幅を割り当てるためにプライマリチャネル規則(primary channel rule)が使われた。プライマリチャネル規則が使われる場合、端末に広い帯域幅を割り当てるための制約が存在する。具体的に、プライマリチャネルルールによると、プライマリチャネルに隣接したセカンダリチャネル(secondary channel)がOBSS(overlapped BSS)で使われて‘ビジー(busy)’である場合、STAは、プライマリチャネルを除外した残りのチャネルを使用することができない。したがって、STAは、プライマリチャネルを介してのみフレームを送信することができるため、マルチチャネルを介したフレームの送信に対する制約を受ける。即ち、既存の無線LANシステムにおいて、マルチチャネル割当のために使われたプライマリチャネルルールは、OBSSが少なくない現在無線LAN環境で広い帯域幅を運用して高い処理量を得ようとする時、大きい制約となることができる。
このような問題点を解決するために、本発明の実施例ではOFDMA(orthogonal frequency division multiple access)技術をサポートする無線LANシステムが開示される。OFDMA技術が使われる場合、プライマリチャネルルールによる制限無しでマルチチャネルを一つの端末でない多数の端末が同時に使用することができる。したがって、広い帯域幅運用が可能であるため、無線リソースの運用の効率性が向上することができる。
OFDMAに基づくリソース割当のために、従来の無線LANシステムのOFDMヌメロロジー(numerology)が最大限活用される場合、従来の無線LANシステムで使われたデータエンコーディング(data encoding)及びインターリーバー(interleaver)設計などを再活用することができるという長所がある。しかし、スケーラブル(scalable)でない方式の従来OFDMヌメロロジーがそのまま使われると、OFDMAベースのリソース割当を使用することでデータトラフィックを送信する時に多様なサイズのデータトラフィックの送信及び多様なサイズのリソース割当が難しくて、それによって、スケジューリング柔軟性(scheduleing flexibility)も保障しにくい。
それだけでなく、従来OFDMヌメロロジーがそのまま使われる場合、OFDMAベースの送信でサポートされるダイバーシティモード(分散リソース割当)のサポートも複雑になり、帯域幅のサイズによる残るトーン(leftover tone)(または、残るサブキャリア(subcarrier))の個数の多様性により無線LANシステムの設計が複雑になることができる。
本発明において、実施例に係る無線LANシステムで仮定される時間−周波数構造(time−frequency structure)は、例示的に下記の通りである。
FFT(fast fourier transform)サイズ/IFFT(inverse fast fourier transform)サイズは、既存の無線LANシステムで使われたFFT/IFFTサイズのN倍(Nは、自然数、例えば、N=4)で定義されることができる。例えば、20MHzの帯域幅に対して256FFT/IFFTが適用され、40MHzの帯域幅に対して512FFT/IFFTが適用され、80MHzの帯域幅に対して1024FFT/IFFTが適用され、連続160MHzまたは不連続160MHzの帯域幅に対して2048FFT/IFFTが適用されることができる。
サブキャリア空間(subcarrier spacing)は、既存の無線LANシステムで使われたサブキャリア空間の1/N倍(Nは、自然数、例えば、N=4の場合、78.125kHz)の大きさである。
IDFT(inverse discrete fourier transform)/DFT(discrete fourier transform)(または、FFT/IFFT)に基づくIDFT/DFT長さ(または、有効シンボル長さ)は、既存の無線LANシステムでのIDFT/DFT長さのN倍である。例えば、既存の無線LANシステムでは、IDFT/DFT長さが3.2μsであり、N=4の場合、本発明の実施例に係る無線LANシステムでIDFT/DFT長さは3.2μs*4(=12.8μs)である。
OFDMシンボルの長さは、IDFT/DFT長さにGI(guard interval)の長さを加えた値である。GIの長さは、0.4μs、0.8μs、1.6μs、2.4μs、3.2μsのような多様な値である。
本発明の実施例に係るOFDMAベースのリソース割当方法が使われる場合、互いに異なる大きさのリソース割当単位が使われることができる。具体的に、OFDMAベースのリソース割当のためにRRU(regular resource unit)及びIRU(irregular resource unit)が定義されることができる。
APは、前記のような複数のリソース単位に基づいて少なくとも一つのSTAのためのダウンリンク送信リソース及び/またはアップリンク送信リソースを決定することができる。APは、ダウンリンク送信リソースを介して少なくとも一つのPPDUを少なくとも一つのSTAに送信することができる。また、APは、アップリンク送信リソースを介して少なくとも一つのSTAにより送信される少なくとも一つのPPDUを受信することができる。
RRUは、IRUに比べて相対的に大きいサイズのリソース単位(larger size resource unit)である。RRUは、既存の無線LANシステムでサポートされた帯域幅の大きさに基づいて定義されることができる。例えば、RRUは、26トーン(tone)、56トーン、114トーン、242トーンの大きさで定義されることができる。RRUは、可用な帯域幅の大きさ(例えば、20MHz、40MHz、80MHz、160MHz等)と関係なく同じ大きさで定義され、または可用な帯域幅の大きさに従属的に定義されることができる。例えば、RRUの大きさは、可用な帯域幅の大きさの増加によって相対的に大きい値で定義されることもできる。トーン(tone)は、サブキャリア(subcarrier)と同じ意味で解釈されることができる。
IRUは、RRUに比べて相対的に小さいサイズのリソース単位(smaller size resource unit)である。
他の用語として、RRUは、BTU(basic tone unit)で表現され、IRUは、STU(small tone unit)で表現されることもできる。
RRUとIRUのようなリソース単位は、全体帯域幅(または、可用な帯域幅)上で全体帯域幅の両終端に位置した干渉緩和のための左側ガードトーン(left guard tone)、右側ガードトーン(right guard tone)及び全体帯域幅の中央に位置したDC(direct current)トーンを考慮して割り当てられることができる。左側ガードトーン、右側ガードトーン、DCトーンの各々の個数は、全体帯域幅の大きさに従属することなく、全体帯域幅の大きさに関係なく固定された個数である。例えば、左側ガードトーン/右側ガードトーンの個数は、6/5個または7/6個であり、DCトーンの個数は、5個または3個である。
RRU、IRUのようなリソース単位の割当方法(割当個数、割当位置など)は、リソース活用効率、全体帯域幅によるスケーラビリティ(scalability)(または、拡張性)を考慮して設定されることができる。RRU、IRUのようなリソース単位の割当方法は、あらかじめ定義され、または多様な方法(例えば、PPDUのPPDUヘッダに含まれるシグナルフィールド(signal field)に基づくシグナリング)に基づいてシグナリングされることができる。
例えば、全体帯域幅上でリソース単位のシステマテック(systematic)割当のために、基本的にRRUに割り当てられたトーンの個数とIRUに割り当てられたトーンの個数の和が256の約数(例えば、128、64、32等)になるようにした後、連続して位置するRRU及びIRUを全体帯域幅上で連続に繰り返させることができる。また、左側ガードトーン、右側ガードトーン及びDCトーンを加えた個数は、少なくとも一つのIRUに対応されるトーンの個数(例えば、2個のIRUに対応されるトーンの個数)と同じように設定されることができる。
前記のような方法に基づいてリソース割当が実行される場合、全体帯域幅上で左側ガードトーン/RRU/IRU/RRU/IRU/.../RRU/DCトーン/RRU/IRU.../RRU/右側ガードトーンのような形態でリソース割当が実行されることができる。リソース割当が前記のように実行される場合、全体帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が全体帯域幅上で割り当てられたIRUの個数より2個多い。
IRUに割り当てられたトーンの個数が少ない場合、複数個(例えば、2個)の物理的(physical)IRUを束ねて論理的(logical)IRUで定義してリソース割当のための最小単位で使用することができる。例えば、全体帯域幅上で隣接した2個のIRUが一つの論理的IRUで定義されることができる。2個の物理的な隣接IRUを一つの論理的IRUで構成するために、以下の図2でIRUとRRUの位置を変えてleft guard tone/RRU/IRU/RRU/RRU/IRU/RRU...の形態、即ち、RRU/IRU/RRUが繰り返される形態で構成することもできる。IRUとRRU位置がDCトーン周辺で変更される場合、DCトーン周辺に2個のIRUが隣接でき、DCトーン周辺に隣接した2個のIRUは、一つの論理的IRUで定義されることができる。
また、本発明の実施例によると、STAからAPへのアップリンク送信が実行される場合、IRUのような小さいサイズのリソース単位は、ユーザ間の干渉を緩和するためにアップリンク送信リソースとして割り当てられない。また、左側ガードトーン、右側ガードトーン、DCトーンの各々に割り当てられたトーンの個数の変化によって前述したリソース割当方法で少なくとも一つ以上のIRUが割り当てられない。
また、本発明の実施例によると、全体帯域幅の大きさによって前述した方法がハイブリッドに組み合わせてリソース割当が実行されることもできる。
また、本発明の実施例によると、1個のRRUが複数個の小さいRRU(または、下位(sub)RRU)に論理的に分割されてダイバーシティ効果を得ることもできる。例えば、242個のトーンに割り当てられる1個のRRUは、121個のトーンに割り当てられる2個の下位RRUの各々または11個のトーンに割り当てられる22個の下位RRUの各々に分割されることができる。114個のトーンに割り当てられる1個のRRUは、57個のトーンに割り当てられる2個の下位RRUの各々または19個のトーンに割り当てられる6個の下位RRUの各々に分割されることができる。56個のトーンに割り当てられる1個のRRUは、28個のトーンに割り当てられる2個の下位RRUの各々または14個のトーンに割り当てられる4個の下位RRUの各々に分割されることができる。26個のトーンに割り当てられる1個のRRUは、13個のトーンに割り当てられる2個の下位RRUの各々に分割されることができる。
このような1個のRRU内に含まれる複数個の下位RRUの各々が複数のSTAに割り当てられることができる。例えば、複数個のRRUの各々に含まれる複数個の下位RRUの各々が一つのSTAのためのリソースとして割り当てられることができる。他の表現として、一つのSTAのためのリソースが複数のRRUにかけられる。具体的な例として、26個のトーンが一つのSTAのために割り当てられる場合、26トーンに割り当てられたRRU2個の各々に含まれる2個の13個のトーンに割り当てられた下位RRUの各々が一つのSTAのためのリソースとして割り当てられることができる。このようなリソース割当方法が使われる場合、ダイバーシティ効果が取得される。
また、本発明の実施例によると、IRUでパイロットサブキャリア(または、パイロットトーンまたはパイロット)は、1個のパイロットサブキャリアがIRUに割り当てられる場合、IRUの中央に位置したサブキャリアに割り当てられ、2個のパイロットサブキャリアがIRUに割り当てられる場合、2個のパイロットサブキャリアの各々は、IRUの両端のサブキャリアと中央のサブキャリアとの間に各々割り当てられる。
図2は、本発明の実施例に係るリソース割当方法を示す概念図である。
図2では、RRU(または、他の表現として、BRU(basic resource unit))に割り当てられるトーンの個数が56個であり、IRUに割り当てられるトーンの個数が8個である場合、全体帯域幅の大きさによるリソース割当が開示される。RRUに56個のトーンが割り当てられる場合、既存の無線LANシステムにおいて、20MHzで使われる基本OFDMヌメロロジーと同じであるという点がある。したがって、既存の無線LANシステムで使われたインターリーバー(または、データトーンインターリーバー)が再活用されることができる。
また、RRUに割り当てられたトーンの個数(以下、RRUサイズも同じ意味で使われる)とIRUに割り当てられたトーンの個数(以下、IRUサイズも同じ意味で使われる)との和が256の約数である64である。したがって、システマテックなデザインが容易である。
図2の左側では20MHzに対するリソース割当、図2の中間では40MHzに対するリソース割当、図2の右側では80MHzに対するリソース割当が開示される。160MHzに対するリソース割当は、80MHzに対するリソース割当が繰り返された形態である。二つのリソース単位であるRRUとIRUの各々は、独立的なSTAの各々に割り当てられることができる。または、システム環境によって一つのSTAに二つのリソース単位(RRU、IRU)が同時に割り当てられることもできる。
RRUサイズが56トーンであり、IRUサイズが8トーンである場合、帯域幅大きさの各々に対するRRUの割当個数、IRUの割当個数及びDCトーン及びガードトーンの個数は、以下の表1の通りである。表1は、帯域幅の大きさ別ヌメロロジーを開示する。
表1を参照すると、20MHzの帯域幅では4個のRRU及び2個のIRUが割り当てられ、40MHzの帯域幅では8個のRRU及び6個のIRUが割り当てられ、80MHzの帯域幅では16個のRRU及び14個のIRUが割り当てられることができる。
具体的に、20MHzの帯域幅では左側ガードトーン/RRU/IRU/RRU/DCトーン/RRU/IRU/RRU/右側ガードトーンの構造でリソース割当が実行されることができる。同様に、40MHz及び80MHzの帯域幅では左側ガードトーン/RRU/IRU/RRU/IRU/RRU.../IRU/RRU/DCトーン/RRU/IRU/.../RRU/IRU/RRU/IRU/RRU/右側ガードトーンの構造でリソース割当が実行されることができる。左側ガードトーンと右側ガードトーンに隣接した部分にはRRUが割り当てられ、以後、両側ガードトーンからDCトーン方向にIRU/RRUが繰り返して割り当てられ、DCトーン周辺にはRRUが隣接するようにリソース割当が実行されることができる。前述したように、DCトーン周辺でIRUが位置するようにDCトーン周辺のRRUとIRUの割当位置を変更して/.../RRU/RRU/IRU/DCトーン/IRU/RRU/RRU/.../でリソース割当が実行されることもできる。
80MHzの帯域幅に対するリソース割当に対する繰り返しに基づいて160MHzの帯域幅に対するリソース割当が実行されることができる。したがって、160MHzの帯域幅では32個のRRU及び28個のIRUが割り当てられることができる。
また、表1を参照すると、DCトーンの個数及びガードトーンの個数(左側ガードトーン個数及び右側ガードトーンの個数を加えた値)の和は、帯域幅に関係なく固定された数(例えば、16個)である。DCトーンの個数とガードトーンの個数との和は、IRUサイズの倍数である。
前述したように、個別IRU単位でSTAに割り当てられることもできるが、二つの物理的IRUが加えられた論理的IRU単位でSTAのための無線リソースとして割り当てられることができる。図2のように、IRUサイズが8トーンである場合、論理的IRUのサイズは16トーンであり、16トーンが最小リソース割当単位として使われることができる。以下、本発明の実施例では、n個(nは、自然数)の物理的IRUが加えられて形成されたリソース割当単位を論理的nIRUという用語で表現できる。論理的nIRUを構成する複数のIRUの位置は、隣接したり連続されたりすることができ、または隣接可否を考慮せずに割り当てられることもできる。論理的nIRUは、最小リソース割当単位である。例えば、2個の物理的IRUが加えられて形成されたリソース割当単位は、論理的2IRUという用語で表現されることができる。
本発明の実施例によると、IRUサイズは変わることができる。以下ではRRUサイズが56トーンであり、IRUサイズが8トーンでない13トーンまたは9トーンである場合、リソース割当に対して開示される。
以下の表2は、RRUサイズが56トーンであり、IRUサイズが13トーンである場合、80MHz帯域幅でのリソース割当を開示する。
以下の表3は、RRUサイズが56トーンであり、IRUサイズが13トーンである場合、40MHz帯域幅でのリソース割当を開示する。
以下の表4は、RRUサイズが56トーンであり、IRUサイズが13トーンである場合、20MHz帯域幅でのリソース割当を開示する。
以下の表5は、RRUサイズが56トーンであり、IRUサイズが9トーンである場合、20MHz/40MHz/80MHz帯域幅の各々でのリソース割当を開示する。
また、本発明の実施例によると、RRUサイズも変わることができる。以下ではRRUサイズが26トーンであり、IRUサイズが8トーンである場合、リソース割当に対して開示される。RRUサイズが56トーンである場合より多い個数のRRU及びIRUが全体帯域幅上に割り当てられることができる。また、RRUサイズが26トーンである場合、RRUサイズが52トーンである場合に比べて精密なグラニュラリティ(または、粒状度)(granularity)でリソース割当がサポートされることができる。
以下の表6は、RRUサイズが26トーンであり、IRUサイズが13トーンである場合、20MHz/40MHz/80MHz帯域幅の各々でのリソース割当が開示される。
以下の表7は、RRUサイズが26トーンであり、IRUサイズが6トーンである場合、80MHz帯域幅でのリソース割当が開示される。
以下の表8は、RRUサイズが26トーンであり、IRUサイズが6トーンである場合、40MHz帯域幅でのリソース割当が開示される。
以下の表9は、RRUサイズが26トーンであり、IRUサイズが6トーンである場合、20MHz帯域幅でのリソース割当が開示される。
また、本発明の実施例によると、RRUサイズが114トーンであり、IRUサイズが7トーンである。以下の表10乃至表12ではRRUサイズが114トーンであり、IRUサイズが7トーンである場合、リソース割当に対して開示される。
以下の表10は、RRUサイズが114トーンであり、IRUサイズが7トーンである場合、80MHz帯域幅でのリソース割当が開示される。
以下の表11は、RRUサイズが114トーンであり、IRUサイズが7トーンである場合、40MHz帯域幅でのリソース割当が開示される。
以下の表12は、RRUサイズが114トーンであり、IRUサイズが7トーンである場合、20MHz帯域幅でのリソース割当が開示される。
RRUサイズが114トーンであり、IRUサイズが7トーンである場合、80MHz/40MHz/20MHzの各々でのリソース割当は、下記のように実行されることができる。
80MHz:Left guard(6)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/IRU(7)/DC(3)/IRU(7)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/right guard(5)
40MHz:Left guard(6)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/IRU(7)/DC(3)/IRU(7)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/right guard(5)
20MHz:Left guard(6)/RRU(114)/IRU(7)/DC(3)/IRU(7)/RRU(114)/right guard(5)
前記の20MHz/40MHz/80MHz割当において、全体帯域幅上でRRU、IRU、論理的2IRUの各々の位置は変わることができる。
または、ダイバーシティを考慮して80MHz/40MHz/20MHzの各々でのリソース割当は、下記のように実行されることができる。
80MHz:Left guard(6)/IRU(7)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/IRU(7)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/IRU(7)/DC(3)/IRU(7)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/IRU(7)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/IRU(7)/right guard(5)
40MHz:Left guard(6)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/DC(3)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/right guard(5)
20MHz:Left guard(6)/IRU(7)/RRU(114)/DC(3)/RRU(114)/IRU(7)/right guard(5)
前記のリソース割当は、一つの例示に過ぎず、その他、多様な方法で全体帯域幅上でRRU/IRUに基づくリソース割当が実行されることができる。
図3は、本発明の実施例に係るリソース割当方法を示す概念図である。
図3では、RRUサイズを全体帯域幅の大きさによって変化させる方法が開示される。
図3を参照すると、全体帯域幅の大きさが20MHzである場合、RRUサイズが26トーン、全体帯域幅の大きさが40MHzである場合、RRUサイズが56トーン、全体帯域幅の大きさが80MHzである場合、RRUサイズが114トーンである。
IRUサイズは、全体帯域幅の大きさによって変化されない固定値(例えば、7トーン)で定義され、論理的2IRUに対応される14トーンが最小リソース割当単位として使われることができる。14トーンに対応される論理的2IRUは、2個のパイロットサブキャリア(または、パイロットトーン)を含むことができる。最小リソース割当単位に対応される14トーンのうち2個のパイロットサブキャリアを除外した12個のトーンは、データトーン(data tone)として使われることができる。12個のデータトーンは、多様なMCS(modulation and coding scheme)デコーディングをサポートすることが容易である。特に、80MHzでRRUサイズと最小割当単位(2個のIRU)の和は、RRU+2IRU=114トーン+14トーン=128トーンであり、256の約数である。このような場合、無線LANシステムのシステマテックデザイン(systematic design)が容易になる。
図3の左側は、80MHzに割り当てられたRRU/IRUを開示する。
図3の左側を参照すると、左側ガードトーン/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/IRU(7)/DC/IRU(7)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/右側ガードトーンが全体帯域幅上で割り当てられることができる。
図3の中間は、40MHzに割り当てられたRRU/IRUを開示する。
図3の中間を参照すると、左側ガードトーン/RRU(56)/RRU(56)/論理的2IRU(14)/RRU(56)/RRU(56)/IRU(7)/DC/IRU(7)/RRU(56)/RRU(56)/論理的2IRU(14)/RRU(56)/RRU(56)/右側ガードトーンが全体帯域幅上で割り当てられることができる。
図3の右側は、20MHzに割り当てられたRRU/IRUを開示する。
図3の右側を参照すると、左側ガードトーン/RRU(26)/RRU(26)/IRU(7)/RRU(26)/RRU(26)/IRU(7)/DC/IRU(7)/RRU(26)/RRU(26)/IRU(7)/RRU(26)/RRU(26)/右側ガードトーンが全体帯域幅上で割り当てられることができる。
図3で開示された全体帯域幅上でRRU、IRU、論理的2IRUの各々の位置は、例示的な位置に過ぎない。RRU、IRU、論理的2IRUの各々は、多様に全体帯域幅上で割り当てられることができる。
図4は、本発明の実施例に係るリソース割当方法を示す概念図である。
例えば、既存のOFDMヌメロロジーを再活用するために、80MHzでは最小粒状度(minimum granularity)が10MHz(114トーン)に設定され、40MHzでは最小粒状度が5MHz(56トーン)に設定され、20MHzでは最小粒状度が2.5MHz(26トーン)に設定されることができる。
または、80MHz帯域幅は、システムの主な(dominant)一帯域幅であるため、一つのリソース粒状度(resource granularity)で最適化され、残りの帯域幅は、一つの粒状度で包括してサポートするように設計されることができる。
以下、表13〜表15では80MHzで最小粒状度が10MHzであり、40MHz及び20MHzの各々で最小粒状度が5MHzである場合、80MHz、40MHz、20MHz帯域幅の各々でのリソース割当が開示される。
以下の表13では80MHz帯域幅で10MHzを最小粒状度として有する場合が開示される。
以下の表14では40MHz帯域幅で5MHzを最小粒状度として有する場合が開示される。
以下の表15では20MHz帯域幅で5MHzを最小粒状度として有する場合が開示される。
表13乃至表15を参照すると、基本リソース割当粒状度の単位と1個のRRUサイズは同じである。
具体的に、80MHzの帯域幅で最小粒状度(または、基本リソース割当粒状度)は10MHz(114トーン)であり、1個のRRUサイズは114トーン、IRUサイズは7トーンである。このとき、RRUは8個、IRUは14個が帯域幅上に割り当てられることができる。論理的2IRUが最小割当単位として使われることもできる。また、左側ガードトーンは6個、右側ガードトーンは5個、DCトーンは3個である。
また、40MHzの帯域幅で最小粒状度は5MHz(56トーン)であり、1個のRRUサイズは56トーン、IRUサイズは7トーンである。このとき、RRUは8個、IRUは6個が帯域幅上に割り当てられることができる。論理的2IRUが最小割当単位として使われることもできる。また、左側ガードトーンは6個、右側ガードトーンは5個、DCトーンは11個である。
また、20MHzの帯域幅で最小粒状度は5MHz(56トーン)であり、1個のRRUサイズは56トーン、IRUサイズは7トーンである。このとき、RRUは4個、IRUは2個が帯域幅上に割り当てられることができる。論理的2IRUが最小割当単位として使われることもできる。また、左側ガードトーンは6個、右側ガードトーンは5個、DCトーンは7個である。
図4の左側は、80MHzに割り当てられたRRU/IRUを開示する。
図4の左側を参照すると、左側ガードトーン/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/IRU(7)/DC/IRU(7)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/論理的2IRU(14)/RRU(114)/右側ガードトーンが全体帯域幅上で割り当てられることができる。
図4の中間は、40MHzに割り当てられたRRU/IRUを開示する。
図4の中間を参照すると、左側ガードトーン/RRU(56)/RRU(56)/論理的2IRU(14)/RRU(56)/RRU(56)/IRU(7)/DC/IRU(7)/RRU(56)/論理的2IRU(14)/RRU(56)/RRU(56)/RRU(56)/右側ガードトーンが全体帯域幅上で割り当てられることができる。
図4の右側は、20MHzに割り当てられたRRU/IRUを開示する。
図4の右側を参照すると、左側ガードトーン/RRU(56)/RRU(56)/IRU(7)/DC/IRU(7)/RRU(56)/RRU(56)/右側ガードトーンが全体帯域幅上で割り当てられることができる。
図4で開示された全体帯域幅上でRRUの割当位置及びIRUの割当位置は例示的な位置に過ぎない。IRUの各々は、物理的に離れたサブキャリア(または、トーン)に多様に割り当てられることができ、論理的に一つのリソース割当単位として使われることができる。
または、本発明の実施例によると、80MHzでは最小粒状度が5MHz(56トーン)、40MHzでは最小粒状度が2.5MHz(26トーン)、20MHzでは最小粒状度が2.5MHz(26トーン)に設定されることができる。
以下の表16、表17及び表18は、80MHz、40MHz、20MHzの各々でのRRU及び論理的2IRU単位のリソース割当を示す。以下の表16乃至表18において、14個のトーンに割り当てられるIRUは、論理的2IRUを指示することもできるが、一つの物理的IRUを指示することもできる。
表16を参照すると、80MHz帯域幅上で8個の114トーンのRRU及び7個の論理的2IRUが割り当てられることができる。
表17を参照すると、40MHz帯域幅上で8個の56トーンのRRU及び3個の論理的2IRUが割り当てられることができる。
表18を参照すると、20MHz帯域幅上で8個の26トーンのRRU及び2個の論理的2IRUが割り当てられることができる。
以下の表19、表20及び表21は、20MHz帯域幅でその他の追加的なRRU及びIRUの組み合わせを示す。以下の表19乃至表20において、14個のトーンに割り当てられるIRUは、論理的2IRUを指示することもできるが、一つの物理的IRUを指示することもできる。
以下の表22は、56トーンに割り当てられるRRU及び13トーンに割り当てられるIRUに基づく20MHz帯域幅上でのリソース割当が開示される。26トーンに対応される論理的2IRUが最小リソース割当単位として使われることができる。
以下の表23は、28トーンに割り当てられるRRU及び13トーンに割り当てられるIRUに基づく40MHz帯域幅上でのリソース割当が開示される。26トーンに対応される論理的2IRUが最小リソース割当単位として使われることができる。
以下の表24は、56トーンに割り当てられるRRU及び13トーンに割り当てられるIRUに基づく80MHz帯域幅上でのリソース割当が開示される。26トーンに対応される論理的2IRUが最小リソース割当単位として使われることができる。
以下の表25は、57トーンに割り当てられるRRU及び26トーンに割り当てられるIRUに基づく80MHz帯域幅上でのリソース割当が開示される。
また、本発明の実施例によると、20MHz、40MHz、80MHzの各々でのRRU、IRUの各々が下記のように割り当てられることができる。20MHz帯域幅に対して{RRU、IRU}={56トーン、7トーン}、40MHz帯域幅に対して{RRU、IRU}={56トーン、7トーン}(または、={114トーン、7トーン}、80MHz帯域幅に対して{RRU、IRU}={114トーン、7トーン}が割り当てられることができる。
図5は、本発明の実施例に係るリソース割当を示す概念図である。
図5では、以下の表26で開示した20MHz帯域幅に対する{RRU、IRU}={56トーン、7トーン}のリソース割当が開示される。
図5の左側を参照すると、20MHz帯域幅上で左側ガードトーン/IRU(7)/RRU(56)/RRU(56)/DCトーン/RRU(56)/RRU(56)/IRU(7)/右側ガードトーンが割り当てられることができる。
図5の右側を参照すると、20MHz帯域幅上で左側ガードトーン/RRU(56)/IRU(7)/RRU(56)/DCトーン/RRU(56)/RRU(7)/RRU(56)/右側ガードトーンが割り当てられることができる。
前記のようなRRU及びIRUの割当は、ユーザ(または、STA)の数によって変わることができる。以下ではユーザの数が1、2、3、4、5の場合、それぞれのユーザに割り当てられるリソースが例示的に開示される。割当順序は変更されることができ、基本的に全体帯域幅上で全てのリソースがユーザに割り当てられることが仮定される。
1名のユーザ(割当個数(the number of allocation)が1の場合):既存の80MHz帯域に使われる256FFTのヌメロロジー(242tones)が20MHzに適用されて使われることができる。8個のパイロットトーンが含まれることができる。即ち、一つのユーザのために242トーンが割り当てられることができる。
2名のユーザ(割当個数が2の場合):ユーザ1に4個のRRU(2RRU+2RRU)が割り当てられ、ユーザ2に2個のIRU(2IRU)が割り当てられることができる。4個のRRUは、2個のRRUで構成される2RRUが2個である構造である。2RRUは、データトーン108個及びパイロットトーン4個を含む112個トーンに割り当てられることができる。2IRUは、データトーン12個、パイロットトーン2個を含む14個トーンに割り当てられることができる。全体帯域幅が2名のユーザに割り当てられる場合、ユーザ1にデータを送信するために、既存の108サイズのインターリーバーを使用した2ブロックデータインターリービングが実行されることができる。
3名のユーザ(割当個数が3の場合):ユーザ1に2RRUが割り当てられ、ユーザ2に他の2RRUが割り当てられ、ユーザ3に2IRUが割り当てられることができる。2RRUは、データトーン108個及びパイロットトーン4個を含む112個トーンに割り当てられることができる。2IRUは、データトーン12個、パイロットトーン2個を含む14個トーンに割り当てられることができる。ユーザ1及びユーザ2の各々にデータを送信するために、既存の108サイズのインターリーバーを使用したブロックデータインターリービングが実行されることができる。
4名のユーザ(割当個数が4の場合):ユーザ1にRRUが割り当てられ、ユーザ2にRRUが割り当てられ、ユーザ3に2RRUが割り当てられ、ユーザ4に2IRUが割り当てられることができる。2RRUは、データトーン108個及びパイロットトーン4個を含む112個トーンに割り当てられることができる。RRUは、データトーン52個及びパイロットトーン4個を含む56個トーンに割り当てられることができる。2IRUは、データトーン12個、パイロットトーン2個を含む14個トーンに割り当てられることができる。ユーザ1及びユーザ2の各々にデータを送信するために、既存の52サイズのインターリーバーを使用したブロックデータインターリービングが実行され、ユーザ3にデータを送信するために、108サイズのインターリーバーを使用したブロックデータインターリービングが実行されることができる。
5名のユーザ(割当個数が5の場合):ユーザ1にRRUが割り当てられ、ユーザ2にRRUが割り当てられ、ユーザ3にRRUが割り当てられ、ユーザ4にRRUが割り当てられ、ユーザ5に2IRUが割り当てられることができる。RRUは、データトーン52個及びパイロットトーン4個を含む56個トーンに割り当てられることができる。2IRUは、データトーン12個、パイロットトーン2個を含む14個トーンに割り当てられることができる。ユーザ1乃至ユーザ4の各々にデータを送信するために、既存の52サイズのインターリーバーを使用したブロックデータインターリービングが実行されることができる。
即ち、ユーザが1〜5名である場合、各々に対して既存のインターリーバー(データインターリーバー)が使われることができる。
前記のような20MHz帯域幅上でユーザの数によるRRU/IRUの割当は例示に過ぎず、多様な方法で割り当てられることができ、このような実施例も本発明の権利範囲に含まれる。
図6は、本発明の実施例に係るリソース割当を示す概念図である。
図6では以下の表27で開示した40MHz帯域幅に対する{RRU、IRU}={56トーン、7トーン}のリソース割当が開示される。
図6を参照すると、40MHz帯域幅上で左側ガードトーン/RRU(56)/IRU(7)/RRU(56)/IRU(7)/RRU(56)/IRU(7)/RRU(56)/DCトーン/RRU(56)/IRU(7)/RRU(56)/IRU(7)/RRU(56)/IRU(7)/RRU(56)/右側ガードトーンが割り当てられることができる。
前記のようなRRU及びIRUの割当は、ユーザの数によって変わることができる。以下ではユーザの数が1、2、3、4、5の場合、それぞれのユーザに割り当てられるリソースが例示的に開示される。割当順序は変更されることができ、基本的に全体帯域幅上で全てのリソースがユーザに割り当てられることが仮定される。
1名のユーザ:既存の80MHz帯域に使われる256FFTのヌメロロジー(242tones)が40MHzに適用されて使われることができる。8個のパイロットトーンが含まれることができる。または、8個のRRU(8RRU)+6個のIRU(6IRU)を組み合わせた1490トーンがユーザに割り当てられることができる。
2名のユーザ:ユーザ1に8個のRRU(8RRU)が割り当てられ、ユーザ2に6個のIRU(6IRU)が割り当てられることができる。各RRUは、データトーン52個及びパイロットトーン4個を含む56個トーンに割り当てられることができる。したがって、8RRUは、データトーンとして416(52*8)トーン、パイロットトーンとして32(4*8)トーンに割り当てられることができる。各IRUは、データトーン6個及びパイロットトーン1個を含む7個トーンに割り当てられることができる。したがって、6IRUは、データトーンとして36(6*6)トーン、パイロットトーンとして6(1*6)トーンに割り当てられることができる。
3名のユーザ:ユーザ1に4RRUが割り当てられ、ユーザ2に4RRUが割り当てられ、ユーザ3に6IRUが割り当てられることができる。または、ユーザ1に6RRUが割り当てられ、ユーザ2に2RRUが割り当てられ、ユーザ3に6IRUが割り当てられることができる。各RRUは、データトーン52個及びパイロットトーン4個を含む56個トーンに割り当てられることができる。各IRUは、データトーン6個及びパイロットトーン1個を含む7個トーンに割り当てられることができる。または、IRUが一層細分化されて各ユーザに割り当てられることもできる。
4名のユーザ〜7名のユーザ:RRUサイズが56トーンであるため、従来のインターリーバーサイズを容易にサポートする構造である。したがって、複数のユーザの各々に多様な組み合わせでRRU及びIRUが割り当てられることができる。
前記のような40MHz帯域幅上でユーザの数によるRRU/IRUの割当は例示に過ぎず、多様な方法で割り当てられることができ、このような実施例も本発明の権利範囲に含まれる。
図7は、本発明の実施例に係るリソース割当を示す概念図である。
図7では以下の表28で開示した40MHz帯域幅に対する{RRU、IRU}={114トーン、7トーン}のリソース割当が開示される。
図7の左側を参照すると、40MHz帯域幅上で左側ガードトーン/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/DCトーン/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/右側ガードトーンが割り当てられることができる。
図7の右側を参照すると、40MHz帯域幅上で左側ガードトーン/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/DCトーン/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/右側ガードトーンが割り当てられることができる。
前記のようなRRU及びIRUの割当は、ユーザの数によって変わることができる。以下ではユーザの数が1、2、3、4、5の場合、それぞれのユーザに割り当てられるリソースが例示的に開示される。割当順序は、変更されることができ、基本的に全体帯域幅上で全てのリソースがユーザに割り当てられることが仮定される。
1名のユーザ:既存の80MHz帯域に使われる256FFTのヌメロロジー(242tones)が40MHzに適用されて使われることができる。8個のパイロットトーンが含まれることができる。または、4個のRRU(4RRU)+4個のIRU(4IRU)を組み合わせた484トーンがユーザに割り当てられることができる。
2名のユーザ:ユーザ1に4個のRRU(4RRU)が割り当てられ、ユーザ2に6個のIRU(6IRU)が割り当てられることができる。各RRUは、データトーン108個及びパイロットトーン6個を含む114個トーンに割り当てられることができる。したがって、4RRUは、データトーンとして432(108*4)トーン、パイロットトーンとして24(6*4)トーンに割り当てられることができる。各IRUは、データトーン6個及びパイロットトーン1個を含む7個トーンに割り当てられることができる。したがって、6IRUは、データトーンとして36(6*6)トーン、パイロットトーンとして6(1*6)トーンに割り当てられることができる。
3名のユーザ:ユーザ1にRRUが割り当てられ、ユーザ2に3RRUが割り当てられ、ユーザ3に6IRUが割り当てられることができる。または、ユーザ1に2RRUが割り当てられ、ユーザ2に2RRUが割り当てられ、ユーザ3に6IRUが割り当てられることができる。各RRUは、データトーン108個及びパイロットトーン6個を含む114個トーンに割り当てられることができる。各IRUは、データトーン6個及びパイロットトーン1個を含む7個トーンに割り当てられることができる。または、IRUが一層細分化されて各ユーザに割り当てられることもできる。
4名のユーザ〜7名のユーザ:RRUサイズが114トーンであるため、従来のインターリーバーサイズを容易にサポートする構造である。したがって、複数のユーザの各々に多様な組み合わせでRRU及びIRUが割り当てられることができる。
前記のような40MHz帯域幅上でユーザの数によるRRU/IRUの割当は例示に過ぎず、多様な方法で割り当てられることができ、このような実施例も本発明の権利範囲に含まれる。
図8は、本発明の実施例に係るリソース割当を示す概念図である。
図8では以下の表29で開示した80MHz帯域幅に対する{RRU、IRU}={114トーン、7トーン}のリソース割当が開示される。
図8の左側を参照すると、80MHz帯域幅上で左側ガードトーン/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/DCトーン/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/右側ガードトーンが割り当てられることができる。
図8の右側を参照すると、80MHz帯域幅上で左側ガードトーン/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/DCトーン/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/IRU(7)/IRU(7)/RRU(114)/左側ガードトーンが割り当てられることができる。
前記のようなRRU及びIRUの割当はユーザの数によって変わることができる。以下ではユーザの数が1、2、3、4、5の場合、それぞれのユーザに割り当てられるリソースが例示的に開示される。割当順序は変更されることができ、基本的に全体帯域幅上で全てのリソースがユーザに割り当てられることが仮定される。
80MHz帯域幅上でユーザに割り当てられる割当数(または、ユーザ数)による割当方法は、20MHz、40MHzの場合と類似するように適用されることができる。基本的に従来の108データトーン(または、データサブキャリア)単位のインターリービングのための108サイズのインターリーバーを活用する方式によりユーザに対するリソース割当が実行されることができる。
1名のユーザ:既存の80MHz帯域に使われる256FFTのヌメロロジー(242tones)が80MHzに適用されて使われることができる。8個のパイロットトーンが含まれることができる。または、8個のRRU(8RRU)+14個のIRU(14IRU)を組み合わせた1010トーンがユーザに割り当てられることができる。
2名のユーザ:ユーザ1に8個のRRU(8RRU)が割り当てられ、ユーザ2に14個のIRU(14IRU)が割り当てられることができる。各RRUは、データトーン108個及びパイロットトーン6個を含む114個トーンに割り当てられることができる。したがって、8RRUは、データトーンとして864(108*8)トーン、パイロットトーンとして48(6*8)トーンに割り当てられることができる。各IRUは、データトーン6個及びパイロットトーン1個を含む7個トーンに割り当てられることができる。したがって、14IRUは、データトーンとして84(6*14)トーン、パイロットトーンとして14(1*14)トーンに割り当てられることができる。
3名のユーザ:ユーザ1に4RRUが割り当てられ、ユーザ2に4RRUが割り当てられ、ユーザ3に14IRUが割り当てられることができる。各RRUは、データトーン108個及びパイロットトーン6個を含む114個トーンに割り当てられることができる。各IRUは、データトーン6個及びパイロットトーン1個を含む7個トーンに割り当てられることができる。または、IRUが一層細分化されて各ユーザに割り当てられることができる。
4名のユーザ〜7名のユーザ:RRUサイズが114トーンであるため、従来のインターリーバーサイズを容易にサポートする構造である。したがって、複数のユーザの各々に多様な組み合わせでRRU及びIRUが割り当てられることができる。
前記のような80MHz帯域幅上でユーザの数によるRRU/IRUの割当は例示に過ぎず、多様な方法で割り当てられることができ、このような実施例も本発明の権利範囲に含まれる。
以下、本発明の実施例ではRRU/IRUベースのリソース割当に対する情報をシグナリング方法が開示される。
図9は、本発明の実施例に係るRRU/IRUベースのリソース割当に対する情報をシグナリングする方法を示す概念図である。
図9ではユーザへのダウンリンク送信及び/またはユーザのアップリンク送信のために割り当てられたRRU/IRUに対する情報をシグナリングする方法が開示される。
図9を参照すると、二つの異なるリソースユニット(例えば、RRU、IRU)に対する情報を効果的にシグナリングするために、まず、同じ種類のRUが論理ドメイン(logical domain)上でグルーピングされて羅列(または、オーダリング(ordering)されることができる。
本発明の実施例によると、論理ドメイン上でサイズが相対的に大きいRRUに対するグループであるグループ1 900が優先し、サイズが相対的に小さいIRUに対するグループであるグループ2 950が後続する構造を有することができる。一つのグループ内では割り当てられたサブバンドまたは割り当てられたインデックスによって羅列されることができる。システム環境及びサポートするトラフィック状況によって論理ドメイン上での割当順序は変わることができる。
リソース割当情報をシグナリングするビットマップ(以下、リソース割当シグナリングビットマップ)は、グループ1 900に対する指示子1とグループ2 950に対する指示子2を含むことができる。指示子1及び指示子2は、リソース割当シグナリングビットマップ上に個別ビットマップに分かれて含まれることができる。
例えば、特定STAがRRU2 920とRRU3 930の割当を受ける場合、グループ1 900に対する指示子1として‘01100...’がリソース割当のために使われることができる。また、特定STAがIRU1 960とIRU2 970の割当を受ける場合、グループ2 950に対する指示子2として‘1100...’がリソース割当のために使われることができる。
グループ1 900及びグループ2 950の各々に対するシグナリングは、一つの構造で構成されたリソース割当シグナリングビットマップを介して送信されることができる。このような場合、一つのリソース割当シグナリングビットマップ上でグループ1 900のためのビット及びグループ2 950のためのビットに対する境界(boundary)情報に基づいてリソース割当シグナリングビットマップが解釈されることができる。
例えば、RRUが先に羅列される場合、RRU個数に対する情報及びRRUの終了位置に対する情報などがリソース割当シグナリングビットマップ解釈情報としてリソース割当シグナリングビットマップを送信する以前にあらかじめシグナリングフィールドを介して送信されることができる。
具体的な例として、PPDU(physical protocol data unit)のPPDUヘッダに含まれる第2のシグナルフィールド(例えば、HE(high efficiency)−SIG(signal)2フィールド)でリソース割当情報を含むリソース割当シグナリングビットマップが送信される場合、第2のシグナルフィールド以前に送信される第1のシグナルフィールド(例えば、HE−SIG 1フィールド)で前述したようなリソース割当シグナリングビットマップ解釈情報が送信されることができる。
第1のシグナルフィールドを介してリソース割当シグナリングビットマップ解釈情報が送信される場合、第2のシグナルフィールドを介して送信されるリソース割当シグナリングビットマップのデコーディング複雑度(decoding complexity)が減少されることができる。または、第2のシグナルフィールドにリソース割当シグナリングビットマップ解釈情報及びリソース割当シグナリングビットマップが両方とも送信されることができ、情報パーシング(information parsing)時、第2のシグナルフィールド上でリソース割当シグナリングビットマップ解釈情報が先にデコーディングされ、以後、デコーディングされたビットマップ解釈情報に基づいてリソース割当シグナリングビットマップがデコーディングされることができる。
リソース割当シグナリングビットマップが使われる場合、ビットマップによるオーバーヘッドが問題になることができる。したがって、本発明の実施例によると、オーバーヘッドを減らすために、RUの個数は、インデクシング方法に基づいて指示されることもできる。例えば、全体帯域幅上で4個のRRU及び2個のIRUが割り当てられた場合、4個のRRUに対する割当は、インデクシング方式により指示されることができる。例えば、4個のRRUは、RU個数インデクシングのためのビットが2ビットである場合、11(0個である場合、00)で表現され、RU個数インデクシングのためのビットが3ビットである場合、011で表現され、RU個数インデクシングのためのビットが4ビット(80MHzの帯域幅まで一つの構造でサポート可能)である場合、0011で表現されることができる。
また、本発明の実施例によると、ユーザが割当を受けるリソース割当情報は、オフセット情報と長さ情報に基づいて指示されることもできる。例えば、STAのためにRRU2とRRU3が割り当てられる場合、開始オフセット(offset)(=1)に対する情報と長さ(length)(=2)に対する情報に基づいてリソース割当情報がSTAにシグナリングされることができる。STAは、開始オフセットに対する情報と長さに対する情報に基づいてSTAのために割り当てられたRRUに対する情報を取得することができる。
全体帯域幅が20MHzの場合、開始オフセットに対する情報は2ビットであり、長さに対する情報は2ビットである。開始オフセットが1で、且つ長さが2である前記のような例示では、開始オフセットに対する情報はビット値で‘01’で表現され、長さに対する情報はビット値で‘10’で表現されることができる。
全体帯域幅が80MHzである場合まで考慮すると、開始オフセットに対する情報は4ビットであり、長さに対する情報は4ビットである。開始オフセットが1で、且つ長さが2である前記のような例示では、開始オフセットに対する情報はビット値で‘0001’で表現され、長さに対する情報はビット値で‘0010’で表現されることができる。同様に、IRUに対するシグナリングも開始オフセットに対する情報と長さに対する情報に基づいて実行されることができる。
56個のトーン(または、サブキャリア)に割り当てられるRRU1と26個のトーン(または、サブキャリア)に割り当てられるRRU2に基づいて帯域幅の大きさによって最小粒状度を異なるように設定してリソース割当がサポートされることができる。
即ち、帯域幅の大きさと独立的に全体スケーラビリティ(full scalability)の利得は有し、帯域幅の大きさによって従属的に最小粒状度が設定されることによってシグナリングオーバーヘッドが減少されることができる。例えば、20MHz、40MHz、80MHzの各々の最小粒状度は、26トーンのRRU、56トーンのRRU、56トーンのRRUである。また、他の例として、20MHz、40MHz、80MHzの各々の最小粒状度は、26トーンのRRU、26トーンのRRU、56トーンのRRUである。
以下、本発明の実施例ではRRU及びIRUを構成するデータトーン及びパイロットトーン及びデータトーンのインターリービングのためのインターリーバーサイズに対して開示する。本発明の実施例によると、割り当てられるRRUの個数によって1個のRRUに含まれるパイロットトーンの個数が変わることができる。即ち、ユーザに割り当てられるRRUの個数によって1個のRRU内のデータトーンの個数及びパイロットトーンの個数が変わることができる。
56トーンベースのRRU、8トーンベースのIRUが使われる場合、20MHの帯域幅上で以下の表30のようにユーザに割り当てられたRRUの個数によって1個のRRUに割り当てられるデータトーン及びパイロットトーンの個数が変わることができる。
RUサイズが56トーンである場合(または、56サブキャリアベースのRRU構造である場合)、データトーンとパイロットトーンは、前記のように割り当てられることができる。基本的に既存の無線LANシステムで使われたインターリーバーサイズ(108、52等)を活用するために割り当てられた少なくとも1個のRRU上でデータトーンとパイロットトーンが割り当てられることができる。参照として、既存無線LANでは20MHzの帯域幅に対して64FFTが使われ、52サイズのインターリーバーに基づくデータトーンのインターリービングが実行された。また、既存無線LANでは40MHzの帯域幅に対して128FFTが使われ、108サイズのインターリーバーに基づくデータトーンのインターリービングが実行された。
具体的に、STAに割り当てられたRRUの個数が1の場合、RRUに割り当てられた56トーンのうち52個のトーンがデータトーンとして使われ、残りの4個のトーンがパイロットトーンとして使われることができる。このようなデータトーン及びパイロットトーンの割当が使われる場合、52サイズのインターリーバーに基づく52個のデータトーンのためのインターリービングが実行されることができる。
また、STAに割り当てられたRRUの個数が2の場合、RRUの各々に対して割り当てられた56トーンのうち54個のトーンがデータトーンとして使われ、残りの2個のトーンがパイロットトーンとして使われることができる。即ち、2RRUは、108個のデータトーン及び4個のパイロットトーンに割り当てられることができる。このようなデータトーン及びパイロットトーンの割当が使われる場合、108サイズのインターリーバーに基づく108個のデータトーンのためのインターリービングが実行されることができる。
また、STAに割り当てられたRRUの個数が3の場合、割り当てられた56トーンのうち52個のトーンがデータトーンとして使われ、残りの4個のトーンがパイロットトーンとして使われるRRU1と、割り当てられた56トーンのうち54個のトーンがデータトーンとして使われ、残りの2個のトーンがパイロットトーンとして使われるRRU2と、が使われることができる。具体的に、3個のRRUのうち1個のRRUは、RRU1(52データトーン及び4パイロットトーン)であり、3個のRRUのうち残りの2個のRRUは、RRU2(54データトーン及び2パイロットトーン)である。
即ち、3RRUは、160データトーン(108データトーン+52データトーン)及び8個のパイロットトーンに割り当てられることができる。このようなデータトーン及びパイロットトーンの割当が使われる場合、2−ブロックインターリービングが実行されることができる。具体的に、108サイズのインターリーバーに基づく108個のデータトーンのためのインターリービング及び52サイズのインターリーバーに基づく52個のデータトーンのためのインターリービングが実行されることができる。
また、STAに割り当てられたRRUの個数が4の場合、RRUの各々に対して割り当てられた56トーンのうち54トーンがデータトーンとして使われ、残りの2個のトーンがパイロットトーンとして使われることができる。即ち、4RRUは、216個のデータトーン(108個のデータトーン+108個のデータトーン)及び8個のパイロットトーンに割り当てられることができる。このようなデータトーン及びパイロットトーンの割当が使われる場合、2−ブロックインターリービングが実行されることができる。具体的に、108サイズのインターリーバーに基づく1番目の108個のデータトーンのためのインターリービング及び108サイズのインターリーバーに基づく2番目の108個のデータトーンのためのインターリービングが実行されることができる。
または、STAに割り当てられたRRUの個数が4の場合、既存の80MHz帯域幅に対する256IFFT/FFTが使われることもできる。即ち、234個のデータトーン、8個のパイロットトーンが使われることができ、既存の80MHz帯域幅に対する256IFFT/FFTのために使われたインターリーバーが234個のデータトーンのためのインターリービングを実行することができる。
前記のような20MHの帯域幅上でRRUの割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンの割当に基づいて40MHz、80MHzの帯域幅上でRRUの割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンの割当が実行されることができる。
本発明の実施例によると、40MHzの帯域幅でRRU割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンの各々の割当個数は、表30で前述した20MHzの帯域幅でRRU割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンの割当に基づいて決定されることができる。
まず、40MHzの帯域幅上でRRU割当個数が1個乃至4個である場合、20MHzの帯域幅でRRU割当個数が1個乃至4個である場合と同じ方法でデータトーン及びパイロットトーンが割り当てられることができる。
40MHz帯域幅上でRRU割当個数が5個乃至7個である場合、20MHzでRRU割当個数が1個乃至4個である場合のデータトーン及びパイロットトーンの割当方法が使われることができる。
例えば、40MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が5個である場合、4個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で4個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当(オプション1またはオプション2)が適用され、残りの1個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で1個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が適用されることができる。
また、40MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が6個である場合、4個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で4個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当(オプション1またはオプション2)が適用され、残りの2個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で2個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が適用されることができる。
また、40MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が7個である場合、4個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で4個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当(オプション1またはオプション2)が適用され、残りの3個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で3個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が適用されることができる。
また、40MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が8個である場合、8個のRRUに対して前述した20MHzの帯域幅で4個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当(オプション1またはオプション2)が繰り返されて適用されることができる。
また、本発明の実施例によると、80MHzの帯域幅でRRU割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンは、前述した40MHzの帯域幅でRRU割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンを繰り返して適用できる。
まず、80MHzの帯域幅上でRRU割当個数が1個乃至8個である場合、40MHzの帯域幅でRRU割当個数が1個乃至8個である場合と同じ方法でデータトーン及びパイロットトーンが割り当てられることができる。
80MHzの帯域幅上でRRU割当個数が9個乃至15個である場合、8個のRRUに対しては、前述した40MHzの帯域幅で8個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が適用され、残りのRRUに対しては、前述した40MHzの帯域幅で1個乃至7個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が適用されることができる。
また、80MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が16個である場合、16個のRRUに対して、前述した40MHzの帯域幅で8個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が繰り返されて適用されることができる。
26トーンベースのRRU、8トーンベースのIRUが使われる場合、20MHの帯域幅上で以下の表31のようにユーザに割り当てられたRRUの個数によって1個のRRUに割り当てられるデータトーン及びパイロットトーンの個数が変わることができる。
RUサイズが24トーンである場合(または、24サブキャリアベースのRRU構造である場合)、データトーンとパイロットトーンは、前記のように割り当てられることができる。基本的に既存の無線LANシステムで使われたインターリーバーサイズ(108、52、24等)を活用するために割り当てられた少なくとも1個のRRU上でデータトーンとパイロットトーンが割り当てられることができる。
具体的に、STAに割り当てられたRRUの個数が1の場合、RRUに割り当てられた26トーンのうち24個のトーンがデータトーンとして使われ、残りの2個のトーンがパイロットトーンとして使われることができる。このようなデータトーン及びパイロットトーンの割当が使われる場合、24サイズのインターリーバーに基づく24個のデータトーンのためのインターリービングが実行されることができる。
また、STAに割り当てられたRRUの個数が2の場合、RRUの各々に対して割り当てられた26トーンのうち24個のトーンがデータトーンとして使われ、残りの2個のトーンがパイロットトーンとして使われることができる。即ち、2個のRRU(2RRU)は、48個のデータトーン及び4個のパイロットトーンに割り当てられることができる。このようなデータトーン及びパイロットトーンの割当が使われる場合、2RRUの各々に含まれる24個のデータトーンに対して24サイズのインターリーバーに基づく2ブロックインターリービングが実行されることができる。
また、STAに割り当てられたRRUの個数が3の場合、RRUの各々に対して割り当てられた26トーンのうち24個のトーンがデータトーンとして使われ、残りの2個のトーンがパイロットトーンとして使われることができる。即ち、3個のRRU(3RRU)は、72個のデータトーン及び6個のパイロットトーンに割り当てられることができる。このようなデータトーン及びパイロットトーンの割当が使われる場合、3RRUの各々に含まれる24個のデータトーンに対して24サイズのインターリーバーに基づく3ブロックインターリービングが実行されることができる。
また、STAに割り当てられたRRUの個数が4の場合、RRUの各々に対して割り当てられた26トーンのうち24個のトーンがデータトーンとして使われ、残りの2個のトーンがパイロットトーンとして使われることができる。即ち、4個のRRU(4RRU)は、96個のデータトーン及び8個のパイロットトーンに割り当てられることができる。このようなデータトーン及びパイロットトーンの割当が使われる場合、4RRUの各々に含まれる24個のデータトーンに対して24サイズのインターリーバーに基づく4ブロックインターリービングが実行されることができる。
同じ方式により、RRUの個数が5個乃至8個である場合に対してデータトーン/パイロットトーンに対する割当が実行されることができる。
STAに割り当てられたRRUの個数が8個である場合、RRUの各々に対して割り当てられた26トーンのうち24個のトーンがデータトーンとして使われ、残りの2個のトーンがパイロットトーンとして使われることができる。即ち、8個のRRU(8RRU)は、192個のデータトーン及び16個のパイロットトーンに割り当てられることができる。このようなデータトーン及びパイロットトーンの割当が使われる場合、8RRUの各々に含まれる24個のデータトーンに対して24サイズのインターリーバーに基づく8ブロックインターリービングが実行されることができる。
または、STAに割り当てられたRRUの個数が8の場合、既存の80MHz帯域幅に対する256FFTが使われることもできる。即ち、234個のデータトーン、8個のパイロットトーンが使われることができ、既存の80MHz帯域幅に対する256FFTのために使われたインターリーバーが234個のデータトーンに対するインターリービングのために使われることもできる。
前記のような20MHの帯域幅上でRRUの割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンの割当に基づいて40MHz、80MHzの帯域幅上でRRUの割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンの割当が実行されることができる。
本発明の実施例によると、40MHzの帯域幅でRRU割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンの各々の割当個数は、表31で前述した20MHzの帯域幅でRRU割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンの割当に基づいて決定されることができる。
まず、40MHzの帯域幅上でRRU割当個数が1個乃至8個である場合、20MHzの帯域幅でRRU割当個数が1個乃至8個である場合と同じ方法でデータトーン及びパイロットトーンが割り当てられることができる。
40MHz帯域幅上でRRU割当個数が9個乃至15個である場合、20MHzでRRU割当個数が1個乃至8個である場合のデータトーン及びパイロットトーンの割当方法が使われることができる。
例えば、40MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が9個である場合、8個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で8個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当(オプション1またはオプション2)が適用され、残りの1個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で1個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が適用されることができる。
また、40MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が10個である場合、8個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で8個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当(オプション1またはオプション2)が適用され、残りの2個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で2個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が適用されることができる。また、40MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が11個である場合、8個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で8個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当(オプション1またはオプション2)が適用され、残りの3個のRRUに対しては、前述した20MHzの帯域幅で3個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が適用されることができる。
前記のような方式により40MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が12個、13個、14個及び15個である場合、8個のRRUに対しては20MHzの帯域幅で8個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当(オプション1またはオプション2)が適用され、残りの4個、5個、6個及び7個のRRUの各々に対しては20MHzの帯域幅で4個、5個、6個、7個のRRUの各々に対するデータトーン及びパイロットトーンの割当(オプション1またはオプション2)が適用されることができる。
また、40MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が16個である場合、20MHzの帯域幅で8個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当(オプション1またはオプション2)が繰り返されて適用されることができる。
また、本発明の実施例によると、80MHzの帯域幅でRRU割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンは、前述した40MHzの帯域幅でRRU割当個数によるデータトーン及びパイロットトーンを繰り返して適用できる。
まず、80MHzの帯域幅上でRRU割当個数が1個乃至16個である場合、40MHzの帯域幅でRRU割当個数が1個乃至16個である場合と同じ方法でデータトーン及びパイロットトーンが割り当てられることができる。
80MHzの帯域幅上でRRU割当個数が17個乃至31個である場合、16個のRRUに対しては、前述した40MHzの帯域幅で16個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が適用され、残りのRRUに対しては、前述した40MHzの帯域幅で1個乃至15個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が適用されることができる。
また、80MHzの帯域幅上で割り当てられたRRUの個数が32個である場合、32個のRRUに対して前述した40MHzの帯域幅で16個のRRUに対するデータトーン及びパイロットトーンの割当が繰り返されて適用されることができる。
IRUサイズが8トーンである場合(8個のサブキャリアベースのIRUである場合)、データトーンの個数は7個であり、パイロットトーンの個数は1個である。全体帯域幅上で割り当てられる個数に関係なくIRUに対してこのようなヌメロロジー(numerology)が適用されることができる。一つのIRUサイズが8トーン(または、8サブキャリア)である場合、最小IRU粒状度(minimum IRU granularity)は8トーンである。または、16トーンに対応される論理的2IRUが最小IRU粒状度として使われることもできる。このような場合、データトーンのサイズは14の倍数である。
IRUサイズが9トーンである場合(9個のサブキャリアベースのIRUである場合)、データトーンの個数は8個であり、パイロットトーンの個数は1個である。全体帯域幅上で割り当てられる個数に関係なくIRUに対してこのようなヌメロロジー(numerology)が適用されることができる。一つのIRUサイズが9トーン(または、9サブキャリア)である場合、最小IRU粒状度(minimum IRU granularity)は9トーンである。または、18トーンに対応される論理的2IRUが最小IRU粒状度として使われることもできる。このような場合、データトーンのサイズは16の倍数である。
また、本発明の実施例によると、いくつかのリソース単位の組み合わせに基づいてリソース割当が実行されることもできる。
具体的に、56トーンの大きさを有する第1のリソース単位、26トーンの大きさを有する第2のリソース単位、14トーンの大きさを有する第3のリソース単位が定義されることができる。
20MHz帯域幅でリソース単位のための242トーンを基準にして40MHz帯域幅及び80MHz帯域幅上でのリソース単位のためのトーンがスケーラブルに増加されることができる。具体的に、40MHz帯域幅に対して484トーン(242トーン*2)、80MHz帯域幅に対して968トーン(242トーン*4)が第1のリソース単位及び第2のリソース単位のためのトーンとして使われることができる。
また、20MHz帯域幅では256トーンのうち242トーンを除外した残りの14トーンがDCトーン(3トーン)、左側ガードトーン(6トーン)及び右側ガードトーン(5トーン)をために割り当てられることができる。
DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンのための14トーンの大きさと第3のリソース単位の大きさが同じであり、第1のリソース単位の大きさ(56トーン)が第3のリソース単位の大きさ(14トーン)の倍数であるため、多様なスケーラブルなデザインが実行されることができる。
以下、具体的な、20MHz、40MHz、80MHz帯域幅上でのリソース割当が開示される。
表32は、20MHz帯域で第1のリソース単位及び第2のリソース単位に基づくリソース割当を開示する。
表33は、40MHz帯域で第1のリソース単位、第2のリソース単位及び第3のリソース単位に基づくリソース割当を開示する。
表34は、80MHz帯域で第1のリソース単位、第2のリソース単位及び第3のリソース単位に基づくリソース割当を開示する。
以下、具体的な、20MHz、40MHz、80MHz帯域幅上での他のリソース割当が開示される。
表35は、20MHz帯域で第1のリソース単位及び第2のリソース単位に基づくリソース割当を開示する。
表36は、40MHz帯域で第1のリソース単位、第2のリソース単位及び第3のリソース単位に基づくリソース割当を開示する。
表37は、80MHz帯域で第1のリソース単位、第2のリソース単位及び第3のリソース単位に基づくリソース割当を開示する。
また、20MHz帯域に対して以下の表38のような組み合わせも可能である。
このとき、一つの第1のリソース単位の56トーンは、28トーンずつ分けられ、28トーンの2個のリソース単位で分割されて使われることもでき、2個の第2のリソース単位13トーンは加えられて26トーンのリソース単位として使われることもできる。それだけでなく、第1のリソース単位及び第2のリソース単位が加えられて242トーンが一つのリソース単位として使われることもできる。
また、40MHz帯域に対して以下の表39乃至表42のような組み合わせも可能である。
表41を参照すると、2個の第2のリソース単位13トーンは加えられて26トーンのリソース単位として使われることもできる。また、表42を参照すると、2個の第1のリソース単位57トーンが加えられて114トーンが一つのリソース単位として使われることもできる。
また、80MHz帯域に対して以下の表43乃至表46のような組み合わせも可能である。
表43及び表44を参照すると、2個の第2のリソース単位13トーンは加えられて26トーンのリソース単位として使われることもできる。また、表45を参照すると、2個の第1のリソース単位57トーンが加えられて114トーンが一つのリソース単位として使われることもできる。
本発明の実施例に係る無線LANシステムでは既存の無線LANシステムよりN倍(例えば、N=4)大きいIFFTサイズに基づいてPPDUを生成し、N倍大きいFFTサイズに基づいてPPDUをデコーディングすることができる。このようなN倍大きいFFTサイズ/IFFTサイズは、PPDUでPPDUヘッダを除外した残りの部分(ペイロード)(MPDU(MAC protocol data unit))に適用され、またはPPDUヘッダの一部フィールド及びペイロードに適用されることができる。N倍大きいIFFTが使われる場合、PPDUの送信のための有効シンボルの長さは、N倍増加されることができる。また、PPDUのHE−SIGを送信するOFDMシンボルに対してはN倍大きいIFFTが適用されなくても、長いCP(longer cyclic prefix)が適用されてHE−SIGの送信カバレッジが向上することができる。
本発明の実施例に係る無線LANシステムでは多様なCP長さが使われることができる。例えば、CPの長さは、0.4μs、0.8μs、1.6μs、2.4μs、3.2μsなどである。通信環境によって互いに異なるCPが使われることができる。複数のCPが選択的に使われる場合、無線LANシステムの処理量が向上し、特に、室外環境で無線LANシステムの性能が向上することができる。例えば、無線LANシステムの処理量の増加のために0.8μsのCPが使われ、室外環境で無線LANシステムの性能の向上のために3.2μsのCPが使われることができる。また、本発明の実施例に係る無線LANシステムは、UL MU(uplink multi−user)送信をサポートすることができる。UL MU送信に基づいて複数のSTAの各々により重なった時間リソース上でのアップリンクデータの送信が実行されることができる。アップリンクは、STAからAPへの送信リンクを指示し、ダウンリンクは、APからSTAへの送信リンクを指示する。
また、本発明の実施例に係る無線LANシステムにおいて、パイロット(パイロット信号またはパイロットトーン(または、パイロットサブキャリア))は、一般パイロット(common pilot)と指定パイロット(dedicated pilot)とに区分されることができる。一般パイロットは、全てのユーザと共有され、主にダウンリンクで使われることができる。指定パイロットは、特定ユーザのためのパイロットであり、主にアップリンクで使われることができる。指定パイロットもダウンリンクで使われることもできる。
パイロットの個数と位置は、リソース割当方法及びサブバンド粒状度(subband granularity)によって決定されることができる。
具体的に、本発明の実施例に係る無線LANシステムでは最小リソース粒状度(minimum resource granularity)によってスケーラブルなリソース割当(scalable resource allocation)がサポートされることができる。パイロットは、ダウンリンク送信である場合、各リソース単位の外部に割り当てられることもでき、アップリンク送信である場合、各リソース単位の内部に割り当てられることができる。既存の無線LANシステムで使われたパイロット構造が活用されることもできる。
リソース割当(サブバンド粒状度)のために二つの異なる方法が論議されることができる。
方法1は、以前のリソース単位の大きさ再使用したリソース単位及び追加的に新しい最小リソース単位を定義することができる。例えば、256FFT/IFFTが使われる場合、以前のリソース単位の大きさである26トーン、56トーン、114トーン、242トーンのリソース単位及び新しい最小リソース単位である14トーンのリソース単位が定義されることができる。このようなリソース単位は、既存の無線LANシステムのエンコーディング手順及びインターリービング手順によりサポートされることができる。各リソース単位は、データトーンとパイロットトーンを含む。
方法2は、最小リソース粒状度単位のスケーラブルなデザインが可能なようにリソース単位が定義することができる。例えば、リソース単位の最小粒状度がXトーンである場合、割当可能なリソース単位の大きさは、Xの倍数、X*{1、2、3、4、...}である。例えば、最小粒状度に対応されるリソース単位は、12個のデータトーンを含むことができる。12個の倍数単位のデータトーンがリソース単位に含む場合、多様なMCSがリソース単位でサポートされることができる。
パイロットは、一般使用(common usage)か、または指定使用(dedicated usage)かによって含まれ、または含まれない。このようなスケーラブルなデザインが使われる場合、最小リソース粒状度が適切によく採択されると、データユニットの大部分に流動的に適用されることができる。また、多様なトラフィックデータのサイズによって最小リソース粒状度に基づくリソース単位が容易にスケジューリングされることができる。
方法2のようなスケーラブルなデザインが可能なように定義されたリソース単位は、下記の事項を追加的に考慮して決定されることができる。
ダウンリンクのカバレッジとアップリンクのカバレッジとの間の不一致を避けるために、ダウンリンクリソース及びアップリンクリソースとの間に共通性を有するようにリソース単位が定義されることができる。
また、あまり小さいリソース粒状度は、スケジューリング及びシグナリングのためのオーバーヘッドを増加させることができる。したがって、このようなスケジューリング及びシグナリングのためのオーバーヘッドを考慮して最小リソース粒状度を決定しなければならない。
それだけでなく、パイロットによるオーバーヘッドも共に考慮されなければならない。一般パイロットに対してはN倍のIFFTサイズが適用される場合、トーンの個数がN倍増加されてパイロットによる相対的なオーバーヘッドは減少されることができる。
以下では指定リソース単位(dedicated resource unit)のリソース割当方法及び一般リソース単位(common resource unit)のリソース割当方法が開示される。指定リソース単位は、パイロットトーンを含むリソース単位であり、一般リソース単位は、パイロットトーンを含まないリソース単位である。
まず、指定リソース単位に基づくスケーラブルなリソース割当が開示される。
例えば、指定リソース単位は、14トーンのリソース単位である。14トーンの指定リソース単位は、12個のデータトーンと2個のパイロットトーンを含むことができる。20MHz帯域幅上で全体256トーンのうち238トーン(14*17)に対して17個の指定リソース単位が割り当てられることができ、残りの18トーンに対してはDCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、40MHz帯域幅上で全体512トーンのうち490トーン(14*35)に対して35個の指定リソース単位が割り当てられることができ、残りの22トーンに対してはDCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、80MHz帯域幅上で全体1024トーンのうち1008トーン(14*72)に対して72個の指定リソース単位が割り当てられることができ、残りの16トーンに対してはDCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。
他の例として、指定リソース単位は、26トーンのリソース単位である。26トーンの指定リソース単位は、24個のデータトーンと2個のパイロットトーンを含むことができる。20MHz帯域幅上で全体256トーンのうち234トーン(26*9)に対して9個の指定リソース単位が割り当てられることができ、残りの22トーンに対してはDCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、40MHz帯域幅上で全体512トーンのうち494トーン(26*19)に対して19個の指定リソース単位が割り当てられることができ、残りの18トーンに対してはDCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、80MHz帯域幅上で全体1024トーンのうち988トーン(26*38)に対して38個の指定リソース単位が割り当てられることができ、残りの36トーンに対してはDCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。
他の例として、指定リソース単位は、56トーンのリソース単位である。56トーンの指定リソース単位は、52個のデータトーンと4個のパイロットトーンを含むことができる。20MHz帯域幅上で全体256トーンのうち224トーン(56*4)に対して4個の指定リソース単位が割り当てられることができ、残りの32トーンに対してはDCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、40MHz帯域幅上で全体512トーンのうち448トーン(56*8)に対して8個の指定リソース単位が割り当てられることができ、残りの64トーンに対してはDCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、80MHz帯域幅上で全体1024トーンのうち1008トーン(56*18)に対して18個の指定リソース単位が割り当てられることができ、残りの16トーンに対してはDCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。
帯域幅によって互いに異なる指定リソース単位大きさが使われることもできる。例えば、20MHz、40MHzの帯域幅では14トーンまたは26トーンの指定リソース単位が使われ、80MHzでは56トーンの指定リソース単位が使われることができる。
以下、一般リソース単位に基づくスケーラブルなリソース割当が開示される。
例えば、一般リソース単位は、12トーンのリソース単位である。12トーンの一般リソース単位は、12個のデータトーンを含むことができる。20MHz帯域幅上で全体256トーンのうち228トーン(12*19)に対して19個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの28トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、40MHz帯域幅上で全体512トーンのうち480トーン(12*40)に対して40個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの32トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、80MHz帯域幅上で全体1024トーンのうち996トーン(12*83)に対して83個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの28トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。
他の例として、指定リソース単位は、24トーンのリソース単位である。24トーンのリソース単位は、24個のデータトーンを含むことができる。20MHz帯域幅上で全体256トーンのうち216トーン(24*9)に対して9個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの40トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、40MHz帯域幅上で全体512トーンのうち480トーン(24*20)に対して20個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの32トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、80MHz帯域幅上で全体1024トーンのうち984トーン(24*41)に対して41個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの40トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。
他の例として、指定リソース単位は、36トーンのリソース単位である。36トーンのリソース単位は、36個のデータトーンを含むことができる。20MHz帯域幅上で全体256トーンのうち216トーン(36*6)に対して6個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの40トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、40MHz帯域幅上で全体512トーンのうち468トーン(36*13)に対して13個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの44トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、80MHz帯域幅上で全体1024トーンのうち972トーン(36*27)に対して27個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの52トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。
他の例として、指定リソース単位は、48トーンのリソース単位である。48トーンのリソース単位は、48個のデータトーンを含むことができる。20MHz帯域幅上で全体256トーンのうち192トーン(48*4)に対して4個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの64トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、40MHz帯域幅上で全体512トーンのうち480トーン(48*10)に対して10個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの32トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。また、80MHz帯域幅上で全体1024トーンのうち960トーン(48*20)に対して20個の一般リソース単位が割り当てられることができ、残りの64トーンに対してはパイロットトーン、DCトーン、左側ガードトーン及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。
以下、本発明の実施例ではBSS内に多様な帯域幅を介して通信するSTAが存在する場合、IRU(または、STU(small tone unit))をガードトーンやDCトーンのためのリソースとして活用する方法が開示される。
図10は、本発明の実施例に係るリソース割当を示す概念図である。
図10では、80MHzの帯域幅(または、フロントエンド(front−end))をサポートするBSS(または、AP)で、20MHzまたは40MHzの帯域幅(または、フロントエンド)に基づいて通信するSTAをサポートする方法が開示される。
図10を参照すると、80MHzの帯域幅をサポートするBSS(または、BSA(basic service area))内に20MHzまたは40MHzの帯域幅をサポートするSTAが位置できる。このような場合、20MHzまたは40MHzの帯域幅をサポートするSTAへの干渉を防止するために、80MHz帯域上で送信されるOFDMAパケット(または、PPDU)のための一部の帯域が20MHzまたは40MHzのフロントエンドを有するSTAのためのガードトーンまたはDCトーンとして使われることができる。
80MHz帯域幅上で一部の周波数リソースを20MHzまたは40MHzの帯域幅をサポートするSTAのためのガードトーンまたはDCトーンとして使用するために、80MHz帯域幅上に割り当てられたリソース単位のうち、20MHzまたは40MHzの帯域幅をサポートするSTAのためのガードトーンまたはDCトーンに対応される位置に対応される特定リソース単位(例えば、IRU)(または、周波数リソース)をデータ送信のためのリソースとして使用せずにガードトーンまたはDCトーンとして使用することができる。
図10のように80MHzの帯域幅上にリソース単位(RRU(または、BTU(basic tone unit))、IRU(または、STU(small tone unit)))が割り当てられた場合、リソース単位のうち一部(例えば、IRU)1000をDCトーン1020及びガードトーン1010、1030の領域に割り当てることができる。具体的に、図10のように、20MHzの帯域幅のDCトーン及びガードトーンに対応される80MHz帯域幅のリソース単位1000がDCトーン1020及びガードトーン1010、1030に割り当てられることができる。同様に、40MHzの帯域幅のDCトーン及びガードトーンに対応される80MHz帯域幅のリソース単位がDCトーン及びガードトーンに割り当てられることもできる。
このようなDCトーン及びガードトーンの割当方法は、BSSが40MHzの帯域幅(フロントエンド)をサポートし、該当BSS(または、BSA)内の20MHzの帯域幅に基づいて通信するSTAが存在する場合にも同様に適用されることができる。即ち、40MHzの帯域幅上にリソース単位(RRU(または、BTU)、IRU(または、STU))が割り当てられた場合、リソース単位のうち一部(例えば、IRU)をDCトーン及びガードトーンの領域に割り当てることができる。具体的に、20MHzの帯域幅のDCトーン及びガードトーンに対応される40MHz帯域幅のリソース単位がDCトーン及びガードトーンに割り当てられることができる。
即ち、本発明では第1の帯域幅のDCトーン及びガードトーンに対応される第2の帯域幅のリソース単位がデータトーンでないDCトーン及びガードトーンに割り当てられ、第2の帯域幅は、第1の帯域幅より大きい。または、本発明では第1の帯域幅のDCトーン及びガードトーンに対応される第2の帯域幅のリソース単位が単純に使われないこともある。または、本発明では第1の帯域幅のDCトーン及びガードトーンに対応される第2の帯域幅の周波数リソースが単純に使われないこともある。説明の便宜上、主に、第1の帯域幅のDCトーン及びガードトーンに対応される第2の帯域幅のリソース単位がDCトーン及びガードトーンに割り当てられる場合が仮定される。
以下、データ送信リソース(または、データトーン)として活用されずに干渉防止のためのDCトーン/ガードトーンとして使われるリソース単位は、DCトーン送信単位/ガードトーン送信単位という用語で表現されることができる。干渉防止のためにリソース単位で区分されないデータトーンとして使われた一部の周波数リソースがDCトーン/ガードトーンとして使われることもできる。
本発明の実施例によると、APは、特定リソース単位をデータ送信リソースとして活用せずに干渉防止のためのDCトーン/ガードトーンとして使用することを指示する情報(以下、DCトーン/ガードトーン割当情報)をBSSに含まれるSTAに送信することができる。
図11は、本発明の実施例に係るDCトーン/ガードトーン割当情報を送信する方法を示す概念図である。
図11を参照すると、APは、DCトーン/ガードトーン割当情報1100を送信することによって互いに異なる帯域幅をサポートするSTAが共存する環境(または、多様なBW capability環境)で特定リソース単位がデータ送信のために使われないということをSTAに指示することができる。
STAは、DCトーン/ガードトーン割当情報1100を受信し、DCトーン送信単位/ガードトーン送信単位に対応される周波数帯域に対するチャネルフィードバック情報を送信しないこともある。即ち、DCトーン送信単位/ガードトーン送信単位は、APによるデータ送信/STAによるデータ送信のために使われないため、STAは、DCトーン送信単位/ガードトーン送信単位に対する別途のフィードバック情報を送信しない。
また、RRU(BTU)及びIRU(STU)は、周波数帯域上で多様に位置できる。APは、多様な組み合わせでリソース単位(RRU、IRU)を全体帯域幅上で割り当てることができる。このような場合、リソース割当の組み合わせによってDCトーン送信単位及びガードトーン送信単位の位置が変更されることができる。したがって、APは、このようなリソース単位の割当に対する情報をSTAに送信することができる。STAは、リソース単位の割当に対する情報及びDCトーン/ガードトーン割当情報1100に基づいてどの送信単位(または、周波数帯域)がDCトーン送信単位/ガードトーン送信単位かに対して決定できる。
無線LANシステムでは帯域幅の大きさによってリソース単位を割り当てる方法があらかじめ定義されることもでき、帯域幅の大きさによってリソース単位を割り当てる方法がテーブル上で特定の指示子で定義され、APは、指示子に基づいてリソース単位の割当に対する情報を送信することができる。
このようなリソース単位の割当に対する情報及び/またはDCトーン/ガードトーン割当情報1100は、APにより送信されるPPDUのシグナルフィールドに基づいてBSSに含まれる複数のSTAに一般情報として送信されることができる(または、ブロードキャストに基づいて送信されることができる)。
具体的に、APは、BSSに含まれるSTAにリソース単位の割当に対する情報及び/またはDCトーン/ガードトーン割当情報1100を一般情報を送信するシグナルフィールド(例えば、HE−SIG 1(または、HE−SIG A))を介して送信することができる。
例えば、DCトーン/ガードトーン割当情報1100がシグナルフィールドのxビットに割り当てられ、xビットは、特定リソース単位(または、特定帯域)(例えば、IRU)がDCトーン送信単位/ガードトーン送信単位として使われることを指示することができる。このとき、xの大きさは、リソース単位の数と関連した関数で決定されることができる。
または、20MHz、40MHzをサポートするSTAがBSSに含まれる場合、APは、STAによりサポートされる帯域幅の大きさに対応されるリソース単位の割当に対する情報を送信することもできる。例えば、リソース単位の割当に対する情報は、STAによりサポートされる帯域幅の大きさに対応されるIRU割当構造(即ち、特定IRUは、使われないことに対する情報)であり、1ビットまたは2ビットに割り当てられることができる。
図12は、本発明の実施例に係るトーン割当方法を示す概念図である。
図12では、図10及び図11で前述したDCトーン送信単位/ガードトーン送信単位の割当を考慮して全体帯域幅上でのリソース割当が開示される。STAによりサポートされる最小帯域幅(または、フロントエンド)の大きさは、20MHzであると仮定される。また、複数のSTAの各々によりサポートされる互いに異なるフロントエンドの大きさは、20MHz、40MHzまたは80MHzであると仮定する。また、複数のSTAの各々によりサポートされる互いに異なるフロントエンドの大きさは、80+80MHz、160MHzなどに拡張可能である。前記のようなSTAによりサポートされる最小帯域幅の大きさ、STAによりサポートされる複数の帯域幅の大きさは、例示に過ぎず、他の多様な値に設定されることもでき、このような実施例も本発明の権利範囲に含まれることができる。また、リソース単位としてRRU(他の表現として、BTU)、IRU(他の表現としてSTU)が使われる場合が仮定される。
基本的には、20MHzの帯域幅単位で中心にDCトーンが位置し、帯域幅の両終端に左側ガードトーン/右側ガードトーンが存在するように設計されることができる。
具体的に、DCトーン送信単位/ガードトーン送信単位がIRUであると仮定される場合、20MHz単位で左側ガードトーン/IRU/RRU/IRU/RRU/IRU/右側ガードトーンの形態(structure)で設計されることができる。このような形態は、帯域幅の大きさによってスケーリングされて適用され、40MHz、80MHzの帯域幅の各々に対して適用されることができる。
APは、割り当てられたリソース単位のうちIRUをDCトーン送信単位/ガードトーン送信単位として使用するか、またはデータを送信するためのデータトーンとして使用するかに対して決定できる。APは、IRUをDCトーン送信単位/ガードトーン送信単位として使用するかどうかに対して決定結果をSTAに送信することができる。例えば、複数の互いに異なる帯域幅をサポートするSTAがBSS内に含まれる場合、APは、割り当てられたリソース単位のうちIRUのDCトーン送信単位/ガードトーン送信単位への使用を決定することができる。
このようなIRUをDCトーン送信単位/ガードトーン送信単位として使用するかどうかに対し、APの決定結果は、シグナルフィールド(例えば、HE−SIG A(または、HE−SIG 1))を介してBSS内のSTAに一般情報として送信されることができる(または、ブロードキャストに基づいて送信されることができる)。
図12を参照すると、DCトーン送信単位/ガードトーン送信単位を設定するための例示的なリソース割当方法が開示される。
例えば、RRUは、56トーンに割り当てられ、IRUは、7トーンに割り当てられることができる。2個のIRUが束ねられた14トーンのリソース単位が最小リソース単位として割り当てられることもできる。
図12の左側を参照すると、20MHzの帯域幅に対して、左側ガードトーン(6トーン)/IRU/RRU/RRU/IRU(DCトーンとして使用可能)/RRU/RRU/IRU/右側ガードトーン(5トーン)が割り当てられることができる。
また、図12の中間を参照すると、40MHzの帯域幅に対して、左側ガードトーン(6トーン)/IRU/RRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/RRU/IRU/DC(11トーン、40MHzフロントエンドのためのDCトーンまたは20MHzフロントエンドのための右側ガードトーン(5トーン)+左側ガードトーン(6トーン)の役割)/IRU/RRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/RRU/IRU/右側ガードトーン(5トーン)が割り当てられることができる。
即ち、20MHzの帯域幅をサポートするSTAに対する干渉を減少させるために、40MHzの帯域幅内に含まれる2個の20MHz帯域幅の各々のためにDCトーン送信単位(または、DCトーン)/ガードトーン送信単位(または、ガードトーン)が使われることができる。
また、図12の右側を参照すると、80MHzの帯域幅に対して、左側ガードトーン(6トーン)/IRU/RRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/RRU/IRU/DC(11トーン、40MHzフロントエンドのためのDCトーンまたは20MHzフロントエンドのための右側ガードトーン(5トーン)+左側ガードトーン(6トーン)の役割)/IRU/RRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/RRU/IRU/DC(11トーン、80MHzフロントエンドのためのDCトーンまたは40MHzフロントエンドのための右側ガードトーン(5)+左側ガードトーン(6))/IRU/RRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/RRU/IRU/DC(11トーン、40MHzフロントエンドのためのDCトーンまたは20MHzフロントエンドのための右側ガードトーン(5トーン)+左側ガードトーン(6トーン)の役割)/IRU/RRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/RRU/IRU/右側ガードトーン(5トーン)が割り当てられることができる。
前述した帯域の各々の大きさによる組み合わせで左側ガードトーン/右側ガードトーン及びDCトーンは、他の組み合わせを有することができる。
以下、DCトーン送信単位/ガードトーン送信単位を設定するための他の例示的なリソース割当方法が開示される。
20MHzの帯域幅に対して、左側ガードトーン(7トーン)/IRU/RRU/RRU/DCトーン(5トーン)/RRU/RRU/IRU/右側ガードトーン(6トーン)が割り当てられることができる。
40MHzの帯域幅に対して、左側ガードトーン(7トーン)/IRU/RRU/RRU/DC(5トーン、20MHzフロントエンドのためのDCガードトーンとして使われることができる)/RRU/RRU/IRU/DC(13トーン、40MHzフロントエンドのためのDCガードトーンまたは20MHzフロントエンドのための右側ガードトーン(6トーン)+左側ガードトーン(7トーン))/IRU/RRU/RRU/DC(5トーン、20MHzフロントエンドのためのDCガードトーンとして使われることができる)/RRU/RRU/IRU/右側ガードトーン(6トーン)が割り当てられることができる。
80MHzの帯域幅に対して、左側ガードトーン(7トーン)/IRU/RRU/RRU/DC(5トーン、20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/RRU/IRU/DC(13トーン、40MHzフロントエンドのためのDCトーンまたは20MHzフロントエンドのための右側ガードトーン(6トーン)+左側ガードトーン(7トーン)の役割)/IRU/RRU/RRU/DC(5トーン、20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/RRU/IRU/DC(13トーン、80MHzフロントエンドのためのDCトーンまたは40MHzフロントエンドのための右側ガードトーン(6トーン)+左側ガードトーン(7トーン))/IRU/RRU/RRU/DC(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/RRU/IRU/DC(13トーン、40MHzフロントエンドのためのDCトーンまたは20MHzフロントエンドのための右側ガードトーン(6トーン)+左側ガードトーン(7トーン)の役割)/IRU/RRU/RRU/DC(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/RRU/IRU/右側ガードトーン(6トーン)が割り当てられることができる。
混合されたフロントエンドがどのように混合されているかによって、DCトーン送信単位(または、DCトーン)/ガードトーン送信単位(または、ガードトーン)で割り当てられた無線リソースは、データ送信のために使われることもできる。
本発明の実施例によると、複数のリソース単位が結合されることで他のリソース単位を形成することができ、複数のリソース単位が結合されて形成された他のリソース単位が一つのリソース単位として使われることができる。以下、複数のリソース単位が結合されて形成された他のリソース単位は、論理的な結合リソース単位という用語で表現されることができる。
例えば、複数のIRUが結合されてRRUの大きさと同じ大きさを有する一つの論理的な結合リソース単位を形成することができる。IRUサイズが14トーンである場合、4個が束ねられて一つの論理的な結合リソース単位を形成すると、一つの論理的な結合リソース単位は、56トーンに対応されることができる。56トーンは、RRUサイズに対応されることができる。
また、56トーンのRRUが2個結合されることで112トーンに対応される一つの論理的な結合リソース単位が形成されることもできる。112トーンに対応される一つの論理的な結合リソース単位は、統合的にインターリービングされ、または2個の56トーンのRRUの各々に対するインターリービングが実行されることができる。
または、2個の56トーンのRRUと14トーンの少なくとも一つのIRUを結合することで114トーンに対応される一つの論理的な結合リソース単位を形成することができる。2個の56トーンのRRUと少なくとも一つのIRUが結合される場合、126トーンになることができる。126トーンのうち、114トーンのみが論理的な結合リソース単位を形成するために使われることができ、残りの12トーンは使われない。114トーンは、既存の無線LANシステムで使われたリソース単位と同じサイズであるため、既存のパイロット割当とインターリービング方法が活用されることができる。例えば、114トーンのうち、6トーンにパイロットトーンが割り当てられ、残りの108トーンに対してデータトーンが割り当てられることができる。108トーンのデータトーンに対して108サイズのインターリーバーに基づいているインターリービングが実行されることができる。
または、4個の56トーンのRRUの結合に基づいて224トーンに対応される一つの論理的な結合リソース単位が形成されることができる。224トーンに対応される論理的な結合リソース単位に対して一つのインターリーバーに基づいているインターリービングが実行され、または個別56トーンに対応されるリソース単位に対して個別的にインターリービングが実行されることができる。個別56トーンに対応されるリソース単位に対して個別的にインターリービングが実行される場合、52サイズのインターリーバーに基づいている4ブロックインターリービングが使われることができる。
または、4個の56トーンのRRU及び3個のIRUの結合に基づいて242トーンに対応される一つの論理的な結合リソース単位が形成されることができる。4個の56トーンのRRU及び3個のIRUの結合で生成されたトーン(266トーン)のうち、論理的な結合リソース単位のための242トーンを除外した残りの24トーンは使われない。242トーンは、既存の無線LANシステムで使われたリソース単位と同じサイズであるため、既存のパイロット割当とインターリービング方法が活用されることができる。例えば、242トーのうち、8トーンにパイロットトーンが割り当てられ、残りの234トーンに対してデータトーンが割り当てられることができる。234トーンのデータトーンに対して234サイズのインターリーバーに基づいているインターリービングが実行されることができる。
または、242トーンより大きいサイズで論理的な結合単位を割り当てる時は、242トーンの倍数に対応されるトーンが論理的な結合単位に割り当てられることができる。例えば、80MHzの帯域幅では242トーンの2倍である484トーンに対応される一つの論理的な結合単位が使われることができる。
図13は、本発明の実施例に係るトーン割当方法を示す概念図である。
図13では、RRUサイズが114トーンであり、IRUサイズが7トーンである場合、DCトーン送信単位/ガードトーン送信単位を考慮したリソース単位の割当が開示される。2個のIRUが結合されて一つの論理的な結合リソース単位を形成して使われることもできる。
図13の左側を参照すると、40MHz帯域幅に対して、左側ガードトーン(6トーン)/IRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/IRU/DC(40MHzフロントエンドのためのDCトーン、3トーン)/IRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/IRU/右側ガードトーン(5トーン)が割り当てられることができる。
図13の右側を参照すると、80MHz帯域幅に対して、左側ガードトーン(6トーン)/IRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/IRU/DC(3トーン、40MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/IRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/IRU/DC(11トーン、80MHzフロントエンドのためのトーンまたは40MHzフロントエンドのための右側ガードトーン(5トーン)+左側ガードトーン(6トーン))/IRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/IRU/DC(3トーン、40MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/IRU/RRU/IRU(20MHzフロントエンドのためのDCトーン送信単位として使われることができる)/RRU/IRU/右側ガードトーン(5トーン)が割り当てられることができる。
混合されたフロントエンドがどのように混合されているかによって、DCトーン送信単位(または、DCトーン)/ガードトーン送信単位(または、ガードトーン)で割り当てられた無線リソースは、データ送信のために使われることもできる。帯域幅による前記のような組み合わせで左側ガードトーン、右側ガードトーン、DCトーンに対して下記のように他の組み合わせが可能である。
40MHz帯域幅に対して、左側ガードトーン(6トーン)/IRU/RRU/DC(5トーン、20MHzフロントエンドのためのDCトーンとして使われることができる)/RRU/IRU/DC(7トーン、40MHzフロントエンドのためのDCトーン)/IRU/RRU/DC(5トーン、20MHzフロントエンドのためのDCトーンとして使われることができる)/RRU/IRU/右側ガードトーン(5トーン)が割り当てられることができる。
80MHz帯域幅に対して、左側ガードトーン(6トーン)/IRU/RRU/DC(5トーン、20MHzフロントエンドのためのDCトーンとして使われることができる)/RRU/IRU/DC(7トーン、40MHzフロントエンドのためのDCトーンとして使われることができる)/IRU/RRU/DC(5トーン、20MHzフロントエンドのためのDCトーンとして使われることができる)/RRU/IRU/DC(11トーン、80MHzフロントエンドのためのDCトーンまたは40MHzフロントエンドのための右側ガードトーン(5トーン)+左側ガードトーン(6トーン))/IRU/RRU/DC(5トーン、20MHzフロントエンドのためのDCトーンとして使われることができる)/RRU/IRU/DC(7トーン、40MHzフロントエンドのためのDCとして使われることができる)/IRU/RRU/DC(3トーン、20MHzフロントエンドのためのDCとして使われることができる)/RRU/IRU/右側ガードトーン(5トーン)が割り当てられることができる。
混合されたフロントエンドがどのように混合されているかによって、DCトーン送信単位(または、DCトーン)/ガードトーン送信単位(または、ガードトーン)で割り当てられた無線リソースは、データ送信のために使われることもできる。帯域幅による前記のような組み合わせで左側ガードトーン、右側ガードトーン、DCトーンに対して図13のように他の組み合わせが可能である。
RRUサイズが114トーンである場合、2個のRRUが結合されて228トーンに対応される論理的な結合リソース単位を形成することができる。228トーンに対応される一つの論理的な結合リソース単位は、統合的にインターリービングされ、または114トーンに対応される個別RRU毎にインターリービングが実行されることもできる。
また、2個のRRU及び2個のIRUが結合されて242トーンに対応される一つの論理的な結合リソース単位が定義されることができる。剰余(remaining)トーンは使われない。242トーンは、既存の無線LANシステムで使われたリソース単位と同じサイズであるため、既存のパイロット割当とインターリービング方法が活用されることができる。例えば、242トーンのうち、8トーンにパイロットトーンが割り当てられ、残りの234トーンに対してデータトーンが割り当てられることができる。234トーンのデータトーンに対して234サイズのインターリーバーに基づいているインターリービングが実行されることができる。
また、242トーンより大きいサイズで論理的な結合単位を割り当てる時は、242トーンの倍数に対応されるトーンが論理的な結合単位に割り当てられることができる。例えば、80MHzの帯域幅では242トーンの2倍である484トーンに対応される一つの論理的な結合単位が使われることができる。
図14は、本発明の実施例に係るPPDUフォーマットを示す概念図である。
図14では、本発明の実施例に係るPPDUフォーマットに対して開示する。
図14の上段を参照すると、ダウンリンクPPDUのPPDUヘッダは、L−STF(legacy−short training field)、L−LTF(legacy−long training field)、L−SIG(legacy−signal)、HE−SIG A(high efficiency−signal A)、HE−STF(high efficiency−short training field)、HE−LTF(high efficiency−long training field)、HE−SIG B(high efficiency−signal−B)を含むことができる。PHYヘッダにおいて、L−SIGまではレガシ部分(legacy part)と、L−SIG以後のHE(high efficiency)部分(HE part)と、に区分されることができる。
L−STF1400は、短いトレーニングOFDMシンボル(short training orthogonal frequency division multiplexing symbol)を含むことができる。L−STF1400は、フレーム探知(frame detection)、AGC(automatic gain control)、ダイバーシティ探知(diversity detection)、コース周波数/時間同期化(coarse frequency/time synchronization)のために使われることができる。
L−LTF1410は、長いトレーニングOFDMシンボル(long training orthogonal frequency division multiplexing symbol)を含むことができる。L−LTF1410は、ファイン周波数/時間同期化(fine frequency/time synchronization)及びチャネル予測のために使われることができる。
L−SIG1420は、制御情報を送信するために使われることができる。L−SIG1420は、データ送信率(rate)、データ長さ(length)に対する情報を含むことができる。
HE−SIG A1430は、PPDUを受信するSTAを指示するための情報を含むことができる。例えば、HE−SIG A1430は、PPDUを受信する特定STA(または、AP)の識別子、特定STAのグループを指示するための情報を含むことができる。また、HE−SIG A1430は、PPDUがOFDMAまたはMIMOに基づいて送信される場合、STAに対するリソース割当情報も含まれることができる。
また、HE−SIG A1430は、BSS識別情報のためのカラービット(color bits)情報、帯域幅(bandwidth)情報、テールビット(tail bit)、CRCビット、HE−SIG B1460に対するMCS(modulation and coding scheme)情報、HE−SIG B1460のためのシンボル個数情報、CP(cyclic prefix)(または、GI(guard interval))長さ情報を含むこともできる。
HE−SIG A1430は、HE−SIG 1(または、第1のシグナルフィールド)という用語で表現されることもできる。
HE−STF1440は、MIMO(multilple input multiple output)環境またはOFDMA環境で自動利得制御推定(automatic gain control estimation)を向上させるために使われることができる。
HE−LTF1450は、MIMO環境またはOFDMA環境でチャネルを推定するために使われることができる。
HE−SIG B1460は、各STAに対するPSDU(Physical layer service data unit)の長さMCSに対する情報及びテールビットなどを含むことができる。また、HE−SIG B1460は、PPDUを受信するSTAに対する情報、OFDMAベースのリソース割当(resource allocation)情報(または、MU−MIMO情報)を含むことができる。HE−SIG B1460にOFDMAベースのリソース割当情報(または、MU−MIMO関連情報)が含まれる場合、HE−SIG A1430にはリソース割当情報が含まれないこともある。
HE−SIG B1460は、HE−SIG 2(または、第2のシグナルフィールド)という用語で表現されることもできる。
本発明の実施例によると、前述したように、HE−SIG B1460でリソース割当情報を含むリソース割当シグナリングビットマップが送信される場合、HE−SIG B1460以前に送信されるHE−SIG A1430で前述したようなリソース割当シグナリングビットマップ解釈情報が送信されることができる。HE−SIG A1430を介してリソース割当シグナリングビットマップ解釈情報が送信される場合、HE−SIG B1460を介して送信されるリソース割当シグナリングビットマップのデコーディング複雑度(decoding complexity)が減少されることができる。または、HE−SIG B1460にリソース割当シグナリングビットマップ解釈情報及びリソース割当シグナリングビットマップが両方とも送信されることができ、情報パーシング(information parsing)時、HE−SIG B1460上でリソース割当シグナリングビットマップ解釈情報が先にデコーディングされ、以後、デコーディングされたビットマップ解釈情報に基づいてリソース割当シグナリングビットマップがデコーディングされることができる。
HE−STF1440及びHE−STF1440以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさとHE−STF1440以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさは、互いに異なる。例えば、HE−STF1440及びHE−STF1440以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさは、HE−STF1440以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさより4倍大きい。STAは、HE−SIG A1430を受信し、HE−SIG A1430に基づいてダウンリンクPPDUの受信指示を受けることができる。このような場合、STAは、HE−STF1440及びHE−STF1440以後フィールドから変更されたFFTサイズに基づいてデコーディングを実行することができる。それに対し、STAがHE−SIG A1430に基づいてダウンリンクPPDUの受信指示を受けていない場合、STAは、デコーディングを中断し、NAV(network allocation vector)を設定することができる。HE−STF1440のCP(cyclic prefix)は、他のフィールドのCPより大きい大きさを有することができ、このようなCP区間中、STAは、FFTサイズを変化させてダウンリンクPPDUに対するデコーディングを実行することができる。
図14の上段で開示されたPPDUのフォーマットを構成するフィールドの順序は、変わることができる。例えば、図14の中段に開示されたように、HE部分のHE−SIG B1415がHE−SIG A1405の直後に位置することもできる。STAは、HE−SIG A1405及びHE−SIG B1415までデコーディングし、必要な制御情報を受信し、NAVを設定することができる。同様に、HE−STF1425及びHE−STF1425以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさは、HE−STF1425以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさと異なる。
STAは、HE−SIG A1405及びHE−SIG B1415を受信することができる。HE−SIG A1405に基づいてPPDUの受信が指示される場合、STAは、HE−STF1425からはFFTサイズを変化させてPPDUに対するデコーディングを実行することができる。それに対し、STAは、HE−SIG A1405を受信し、HE−SIG A1405に基づいてダウンリンクPPDUの受信が指示されない場合、NAV(network allocation vector)を設定することができる。
図14の下段を参照すると、DL(downlink)MU(multi−user)OFDMA送信のためのPPDUフォーマットが開示される。本発明の実施例によると、APは、DL MU OFDMA送信のためのPPDUフォーマットを使用してダウンリンクフレームまたはダウンリンクPPDUを複数のSTAに送信することができる。複数のダウンリンクPPDUの各々は、互いに異なる送信リソース(周波数リソースまたは空間的ストリーム)を介して複数のSTAの各々に送信されることができる。PPDU上でHE−SIG B1445の以前フィールドは、互いに異なる送信リソースの各々でデュプリケートされた形態で送信されることができる。HE−SIG B1445の場合、一部のサブチャネル(例えば、サブチャネル1、サブチャネル2)で送信されるHE−SIG B1445は、個別的な情報を含む独立的なフィールドであり、残りのサブチャネル(例えば、サブチャネル3、サブチャネル4)で送信されるHE−SIG B1445は、他のサブチャネル(例えば、サブチャネル1、サブチャネル2)で送信されるHE−SIG B1445をデュプリケートしたフォーマットである。または、HE−SIG B1445は、全体送信リソース上でエンコーディングされた形態で送信されることができる。HE−SIG B1445以後のフィールドは、PPDUを受信する複数のSTAの各々のための個別情報を含むことができる。
例えば、HE−SIG A1435は、ダウンリンクデータを受信する複数のSTAに対する識別情報及び複数のSTAのダウンリンクデータが送信されるチャネルに対する情報を含むことができる。
PPDUに含まれるフィールドが送信リソースの各々を介して各々送信される場合、フィールドの各々に対するCRCがPPDUに含まれることができる。それに対し、PPDUに含まれる特定フィールドが全体送信リソース上でエンコーディングされて送信される場合、フィールドの各々に対するCRCがPPDUに含まれない。したがって、CRCに対するオーバーヘッドが減少されることができる。
DL MU送信のためのPPDUフォーマットも同様に、HE−STF1455及びHE−STF1455以後のフィールドは、HE−STF1455以前のフィールドと異なるIFFTサイズに基づいてエンコーディングされることができる。したがって、STAは、HE−SIG A1435及びHE−SIG B1445を受信し、HE−SIG A1435に基づいてPPDUの受信指示を受けた場合、HE−STF1455からはFFTサイズを変化させてPPDUに対するデコーディングを実行することができる。
図15は、本発明の実施例が適用されることができる無線装置を示すブロック図である。
図15を参照すると、無線装置1500は、前述した実施例を具現することができるSTAであり、AP1500または非AP STA(non−AP station)(または、STA)1550である。
AP1500は、プロセッサ1510、メモリ1520及びRF部(radio frequency unit)1530を含む。
RF部1530は、プロセッサ1510と連結して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ1510は、本発明で提案された機能、過程及び/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1510は、前述した本発明の実施例に係るAPの動作を実行するように具現されることができる。プロセッサは、図1乃至図14の実施例で開示したAPの動作を実行することができる。
例えば、プロセッサ1510は、全体帯域幅上でBSS(basic service set)に含まれる複数のSTA(station)の各々のための複数の無線リソースの各々を割り当て、複数のSTAの各々に複数の無線リソースの各々を介してPPDU(physical protocol data unit)を送信するように具現されることができる。複数の無線リソースの各々は、周波数軸上で互いに異なる大きさで定義された複数の無線リソース単位の組み合わせである。また、複数の無線リソースの各々は、複数のSTAのうち全体帯域幅の大きさより小さい大きさの帯域幅をサポートする少なくとも一つのSTAの帯域幅の大きさを考慮して決定されることができる。そのとき、複数の無線リソースの各々は、全体帯域幅上でDC(direct current)トーン送信単位及びガードトーン送信単位を除いて決定されることができる。DCトーン送信単位は、少なくとも一つのSTAの帯域幅上でDCトーンの位置に対応される無線リソース単位である。また、ガードトーン送信単位は、少なくとも一つのSTAの帯域幅上でガードトーンの位置に対応される無線リソース単位である。DCトーン送信単位及びガードトーン送信単位は、少なくとも一つのSTAの帯域幅の大きさによって変更されることができる。APにより送信されるPPDUは、前記DCトーン送信単位及び前記ガードトーン送信単位に対する情報を含むことができる。
APにより複数のSTAに割り当てられる複数の無線リソースを構成する複数の無線リソース単位は、第1の無線リソース単位及び第2の無線リソース単位を含むことができる。第1の無線リソース単位に割り当てられるトーンの数は、第2の無線リソース単位に割り当てられるトーンの数より大きい。APにより複数のSTAに割り当てられる複数の無線リソースの各々は、少なくとも一つの前記第1の無線リソース単位及び少なくとも一つの前記第2の無線リソース単位の組み合わせに基づいて定義された一つの論理的な結合リソース単位を含むことができる。
STA1550は、プロセッサ1560、メモリ1570及びRF部(radio frequency unit)1580を含む。
RF部1580は、プロセッサ1560と連結して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ1560は、本発明で提案された機能、過程及び/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1560は、前述した本発明の実施例に係るSTAの動作を実行するように具現されることができる。プロセッサは、図1乃至図14の実施例でSTAの動作を実行することができる。
例えば、プロセッサ1560は、APにより送信されるPPDUを介してDCトーン送信単位及びガードトーン送信単位に対する情報を取得し、STAのために割り当てられたリソースを決定するために具現されることができる。また、プロセッサ1560は、リソース割当のためにAPにあらかじめサポート可能な帯域幅(または、フロントエンド)に対する情報を送信するように具現されることができる。
プロセッサ1510、1560は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置及び/またはベースバンド信号及び無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。メモリ1520、1570は、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。RF部1530、1580は、無線信号を送信及び/または受信する一つ以上のアンテナを含むことができる。
実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリ1520、1570に格納され、プロセッサ1510、1560により実行されることができる。メモリ1520、1570は、プロセッサ1510、1560の内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサ1510、1560と連結されることができる。