JP6328691B2 - バルブ構造及びそれを備えた雌型及び雄型管継手 - Google Patents

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本発明は、貫通孔におけるバルブ構造及びそれを備えた管継手に関する。
貫通孔におけるバルブとバルブシートからなるバルブ構造においては、バルブ及びバルブシートの一方に、他方との密封係合を可能とするシールリングが設けられるようになっている。通常では、シールリングはゴムなどの弾性変形可能な部材により形成され、バルブのバルブシートに向かう面に設けられた環状の溝に嵌合設定され、バルブが管路を閉止した状態においては、該バルブを管路閉止位置に付勢するバネなどにより当該シールリングがバルブシート面に押圧され弾性変形されるようにすることにより該バルブ及びバルブシート間の密封を行うようになっている(特許文献1及び2)。
しかし、管路を閉止した状態では、例えば周囲温度の上昇などの種々の要因により当該管路内の流体圧が上昇することがあり、その圧力上昇が一定以上になるとバルブが直接シートバルブに当接するようになり(いわゆる「金属当たり」が生じ)、間に挟まれているシールリングが過剰に変形される場合がある。そのような場合、シールリングが焼き付けなどでバルブの環状溝の壁面に固着されているものにあっては、環状溝の壁面との固着面が同溝の壁面から剥離されたりする虞がある。そのような剥離が生じると当該バルブ構造における密封性能が低下してしまう。
特開2004−353833号公報 特開2008−151195号公報
本発明は、バルブとバルブシートとの間で上述のような「金属当たり」が生じるような状態になっても、それらの間に挟まれているシールリングを嵌合設定している環状溝の壁面から剥離させたりするような過大な応力が掛からないようにすることを可能とするバルブ構造を提供することを目的としている。
すなわち本発明は、
貫通孔内に設けられるバルブシートと、該貫通孔の長手軸線方向で変位可能で、該バルブシートに近接して該貫通孔を閉止する閉止位置と、該バルブシートから離れて該貫通孔を開放する開放位置との間で変位可能なバルブとからなるバルブ構造であって、
該貫通孔を閉止するための該バルブシートのシール面と、
該貫通孔の閉止状態において該シール面に近接する該バルブの対向シール面と、
該シール面及び対向シール面の一方に該貫通孔の長手軸線のまわりで環状に延在するように設けられた環状溝であって、底面と、該長手軸線方向で相互に間隔があけられ該底面から半径方向に延びるバルブ近位側側面及びバルブ遠位側側面とを有し、該バルブ近位側側面が該バルブ遠位側側面よりも該バルブに近い位置にあり且つ半径方向長さが該バルブ遠位側側面よりも短くされている環状溝と
該環状溝に嵌合された弾性変形可能な材料からなるシールリングであって、該環状溝の該底面、該バルブ近位側側面、及び該バルブ遠位側側面のそれぞれに当接する底面側リング面、近位側リング面、及び遠位側リング面、並びに該底面側リング面から半径方向で離れ該近位側リング面及び遠位側リング面との間に延在するシール側リング面とを有し、該近位側リング面が該環状溝の該バルブ近位側側面よりも半径方向長さが長く該環状溝から延出して該シール側リング面との間にシール部を画成し、該貫通孔の閉止状態においては、該シール部が該シール面及び該対向シール面の他方に押圧されて該シール面及び該対向シール面間を密封するようにされているシールリングと、
を備え、
該シールリングが、該近位側リング面における、該シール側リング面から半径方向でずれた位置から、該シールリングの位置を基準として該バルブと該バルブシートが相対的に近づく方向で該長手軸線方向に延びる突出部を有し、
該シール面と対向シール面の他方がそれに連続して該長手軸線方向で延びる押圧面を有し、該開放位置から該閉止位置に該長手軸線方向で変位された該バルブが更に該長手軸線方向で変位されるときに、該押圧面が該突出部と半径方向で重なり、該突出部を該シール面及び該対向シール面の該一方との間で挟着するようにされていることを特徴とするバルブ構造を提供する。
ここで、環状溝における底面、バルブ近位側側面、バルブ遠位側側面、シールリングの底面側リング面、近位側リング面、遠位側リング面、シール側リング面は、必ずしも平面である必要はなく例えば湾曲したものであってもよい。また、上述した相互に当接する環状溝における底面とシールリングの底面側リング面などの間は、必ずしもそれらの全面で当接する必要はない。
このバルブ構造においては、開放位置から閉止位置に長手軸線方向で変位されたバルブが更に長手軸線方向で変位されるときに、押圧面が突出部と半径方向で重なり、突出部をシール面及び対向シール面の前記一方との間で挟着するようにされているので、当該バルブ構造が管路閉止状態にあるときに何らかの原因によりバルブが上記変位された位置から更に変位されて当該シールリングに通常の管路閉止状態よりも大きな応力がかかったとしてもシールリング全体としての変形は抑制され、当該シールリングが環状溝の壁面に固着されているような場合でも、固着面が壁面から剥離されるのを抑制することができる。
具体的には、該シール面と対向シール面の該一方に、該環状溝の該バルブ近位側側面から連続して設けられ該突出部を受け入れる凹部を設けることができる。
この場合、前記押圧面は、この凹部の底面との間で突出部を押圧することになる。
以上のようなバルブ構造においては、該長手軸線を含む平面で見た該シールリングの断面形状が矩形状とされ、該環状溝が対応する断面形状とすることができる。前記シール部は、近位側リング面とシール側リング面とによって画定される角部により構成される。
この場合、該突出部が該シールリングの近位側リング面に対して直角方向に突出し、前記長手軸線を含む平面で見て矩形状の断面形状を有し、該凹部が対応する断面形状とされ、その半径方向深さが該突出部の半径方向高さに等しくなるようにすることができる。
この場合、該シール面及び該対向シール面の該他方が、該突出部とほぼ接するように延在する円筒状面と、該円筒状面を基準にして該バルブと該バルブシートが相対的に近接する方向で径が大きくなる円錐形状面とを有し、該円筒状面が該押圧面とされ、該円錐形状面が該シールリングのシール部を押圧するようにすることができる。
以上のバルブ構造においては、該シールリングの該底面側リング面、近位側リング面、及び遠位側リング面がそれぞれ当接する該環状溝の該底面、該バルブ近位側側面、及び該バルブ遠位側側面に固着されるようにすることができる。
本発明では、以上のような構成を有するバルブ構造体を備える雌型管継手及び雄型管継手も提供する。
以下、本発明に係るバルブ構造を添付図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るバルブ構造を備える雌型管継手及び該雌型管継手に取り外し可能に連結される雄型管継手の縦断面図であり、雌型管継手及び雄型管継手が連結されていない状態を示している。 図2は、図1の雌型管継手及び雄型管継手が相互に連結された状態を示す縦断面図である。 図3は、図1に示した雌型管継手のバルブ構造における要部を拡大して示す図である。 図4は、図3と同様の要部拡大図であるが、図1に示した雌型管継手の内部の流体圧力の上昇によりバルブが、バルブシートに対して相対的に前方に(図における右方に)変位された状態を示す。
図1は、雌型管継手12と雄型管継手14とを連結するときに、周囲のエアが管路内に入り込まないような構造となっている、いわゆるエアレス型の管継手10に本発明に係るバルブ構造16を適用した例が示されている。以下、この管継手10に基づき本発明に係るバルブ構造16を説明するが、本発明はエアレス型でない管継手のバルブ構造や、管路の端部に設けられて同端部の開閉を行うためのバルブ構造などにも適用可能なものである。また、雌型及び雄型管継手12、14のそれぞれの後端には図示していない管を螺合するための雄ネジ12a、12bが設けられているが、管は適宜の手段により連結することができる。
雌型管継手12は、雄型管継手14を受け入れる前端開口18から後端開口20まで貫通する貫通孔22を有する継手本体24と、貫通孔22の長手(中心)軸線Aに沿って配置され、継手本体24の後端近くの内周面から半径方向内方に延びる複数の支持部材23によって継手本体24に固定されたバルブシート部材26と、貫通孔22の内周面に沿って長手軸線方向で変位可能とされたバルブ28と、バルブ28をバルブシート部材26の前端に設けられたバルブシート30に押圧係合させるコイルバネ32とを有している。雄型管継手14は、雌型管継手12に向かう前端開口34から後端開口36まで貫通する貫通孔38を有する筒状の継手本体40と、前端開口34を閉じる図示の前方位置から前端開口34を開放する後方位置との間で変位可能なバルブ42と、バルブ42を前方位置に付勢するコイルバネ44と、後端開口36から挿入され継手本体40に螺合連結されて、コイルバネ44をバルブヘッド46との間に圧縮保持すると共にバルブ42の後方に延びるバルブシャンク48を摺動可能に保持してバルブ42を前後方向でガイドする筒状保持部材50とを有する。
雄型管継手14は、その前端から雌型管継手12の貫通孔22内に挿入されると、雌型管継手12のバルブ28が雄型管継手14の継手本体40よって押され、同時に、雄型管継手14のバルブ42が雌型管継手12のバルブシート30によって押されて、図2に示すように、雌型及び雄型管継手12及び14が連通されて雌型管継手12のボール形施錠子52が雄型管継手14の外周面にある環状施錠凹部54に嵌合して、施錠スリーブ56がコイルバネ57によって該ボール形施錠子52を半径方向外側から押さえる位置とされ、雌型及び雄型管継手12及び14の連結施錠が行われる。この点についての技術は当業者にはよく知られているので詳細は省略する。なお、コイルバネ57の図で見て左端を保持するバネ保持体59が設けられているが、このバネ保持体59は外部から見えるようにしてあるので、管継手のサイズ等に応じて特定の色にしておくことにより、管継手の誤接続防止機能をもたせることができる。
雌型継手部材12に適用した本願発明に係るバルブ構造16の特徴は、図3及び図4に拡大して示されている。バルブ構造16は、その基本的構造としては、通常のバルブ構造と同様に、雌型管継手12の貫通孔22を閉止するためのバルブシート30のシール面30Aと、図1に示す雌型及び雄型管継手12及び14の非連結時において、貫通孔22を閉止するためにシール面30Aに近接するバルブ28の対向シール面28Aと、シール面30Aに貫通孔22の長手軸線Aのまわりで環状に設けられた環状溝30Bと、環状溝30Bに嵌合されたゴムなどの弾性変形可能な材料からなるシールリング60とを有している。
環状溝30Bは、底面30aと、長手軸線A方向で相互に間隔があけられ底面30aから半径方向に延びるバルブ近位側側面30b及びバルブ遠位側側面30cとを有し、バルブ近位側側面30bがバルブ遠位側側面30cよりもバルブ28に近い位置にあり且つ半径方向長さがバルブ遠位側側面30cよりも短くされている。シールリング60は、環状溝30Bの底面30a、バルブ近位側側面30b、及びバルブ遠位側側面30cのそれぞれに焼き付けなどで固着される底面側リング面60a、近位側リング面60b、及び遠位側リング面60c、並びに底面側リング面60から半径方向で離れ近位側リング面60b及び遠位側リング面60cとの間に延在するシール側リング面60dとを有し、近位側リング面60bが環状溝30Bのバルブ近位側側面30bよりも半径方向長さが長く環状溝30Bから延出してシール側リング面60dとの間にシール部60eを画成し、図1及び図3に示す貫通孔22の閉止状態においては、シール部60eがバルブ28の対向シール面28Aに押圧されてシール面30A及び対向シール面28A間を密封するようにされている。
シールリング60は、近位側リング面60bにおける、シール側リング面60dから半径方向でずれた位置から、シールリング60の位置を基準としてバルブ28と該バルブシートが相対的に近づく方向(図における左方)で長手軸線A方向に延びる円筒状の突出部60fを有し、シール面30Aには環状溝30Bのバルブ近位側側面30bから連続して設けられて突出部60fを受け入れる凹部30dが設けられている。シールリング60は、上述の通り、環状溝30Bを画定している壁面に固着されているが、突出部60fは凹部30dを画定している面には固着されないようになされている。
バルブ28の対向シール面28Aは後方に向かうに従って径が小さくなる円錐形状面28aと、それに連続して長手軸線方向で延びる円筒状の押圧面28bとを有し、図2に示す開放位置から図1に示す閉止位置に長手軸線A方向で変位されたバルブ28が、雌型管継手内部の流体圧の上昇などによって更に長手軸線A方向で変位されるときに、押圧面28bが突出部60fと半径方向で重なり、突出部60fを凹部30dの底面30eとの間で押圧するようにされている。
以上、本発明のバルブ構造の一実施形態につき説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば環状溝30B、シールリング60、突出部60f及び凹部30dは、いずれも長手軸線Aを含む平面で見た断面は略矩形状とされているが、これに限定されるものではない。例えば、突出部60fは、バルブ28の対向シール面8Aにおける押圧面28bと接する円筒状の面と、図3及び図4で見てその左端縁からシールリング60の近位側リング面60bまで斜め下方に延びる傾斜面とからなる全体として断面三角形状のものとし、凹部30dをそれに対応する横断面を有するものとすることができる。また、シールリング60は環状溝30Bの壁面に焼き付けなどで固着したものとしたが、必ずしも固着される必要はない。また、環状溝30B及びシールリング60をバルブシート30のシール面30Aに設ける例を示したが、それらをバルブ28の対向シール面28Aに設けるようにすることができる。また、図示の例ではバルブシート30を管継手の長手軸線に沿って設け、バルブ28をバルブシート30よりも半径方向外側位置で管継手の内周面に沿って変位するものとしたが、半径方向での位置関係を逆にすることもできる。
管継手10
雌型管継手12
雄型管継手14
バルブ構造16
前端開口18
後端開口20
貫通孔22、
支持部材23
継手本体24
バルブシート部材26
バルブ28
対向シール面28A
円錐形状面28a
押圧面28b
バルブシート30
シール面30A
環状溝30B
底面30a
バルブ近位側側面30b
バルブ遠位側側面30c
凹部30d
底面30e
コイルバネ32
前端開口34
後端開口36
貫通孔38
継手本体40
バルブ42
コイルバネ44
バルブヘッド46
バルブシャンク48
筒状保持部材50
ボール形施錠子52
環状施錠凹部54
施錠スリーブ56
シールリング60
底面側リング面60a
近位側リング面60b
遠位側リング面60c
シール側リング面60d
シール部60e
突出部60f
長手軸線A





Claims (8)

  1. 貫通孔内に設けられるバルブシートと、該貫通孔の長手軸線方向で変位可能で、該バルブシートに近接して該貫通孔を閉止する閉止位置と、該バルブシートから離れて該貫通孔を開放する開放位置との間で変位可能なバルブとからなるバルブ構造であって、
    該貫通孔を閉止するための該バルブシートのシール面と、
    該貫通孔の閉止状態において該シール面に近接する該バルブの対向シール面と、
    該シール面及び対向シール面の一方に該貫通孔の長手軸線のまわりで環状に延在するように設けられた環状溝であって、底面と、該長手軸線方向で相互に間隔があけられ該底面から半径方向に延びるバルブ近位側側面及びバルブ遠位側側面とを有し、該バルブ近位側側面が該バルブ遠位側側面よりも該バルブに近い位置にあり且つ半径方向長さが該バルブ遠位側側面よりも短くされている環状溝と
    該環状溝に嵌合された弾性変形可能な材料からなるシールリングであって、該環状溝の該底面、該バルブ近位側側面、及び該バルブ遠位側側面のそれぞれに当接する底面側リング面、近位側リング面、及び遠位側リング面、並びに該底面側リング面から半径方向で離れ該近位側リング面及び遠位側リング面との間に延在するシール側リング面とを有し、該近位側リング面が該環状溝の該バルブ近位側側面よりも半径方向長さが長く該環状溝から延出して該シール側リング面との間にシール部を画成し、該貫通孔の閉止状態においては、該シール部が該シール面及び該対向シール面の他方に押圧されて該シール面及び該対向シール面間を密封するようにされているシールリングと、
    を備え、
    該シールリングが、該近位側リング面における、該シール側リング面から半径方向でずれた位置から、該シールリングの位置を基準として該バルブと該バルブシートが相対的に近づく方向で該長手軸線方向に延びる突出部を有し、
    該シール面と該対向シール面の他方がそれに連続して該長手軸線方向で延びる押圧面を有し、該開放位置から該閉止位置に該長手軸線方向で変位された該バルブが更に該長手軸線方向で変位されるときに、該押圧面が該突出部と半径方向で重なり、該突出部を該シール面及び該対向シール面の該一方との間で挟着するようにされていることを特徴とするバルブ構造。
  2. 該シール面と対向シール面の該一方が、該環状溝の該バルブ近位側側面から連続して設けられ該突出部を受け入れる凹部を有している請求項1に記載のバルブ構造。
  3. 該長手軸線を含む平面で見た該シールリングの断面形状が矩形状とされ、
    該環状溝が対応する断面形状とされている請求項1又は2に記載のバルブ構造。
  4. 該突出部が該シールリングの近位側リング面に対して直角方向に突出する該平面で見て矩形状の断面形状を有し、
    該凹部が対応する断面形状とされ、その半径方向深さが該突出部の半径方向高さに等しくされている請求項3に記載のバルブ構造。
  5. 該シール面及び該対向シール面の該他方が、該突出部とほぼ接するように延在する円筒状面と、該円筒状面を基準にして該バルブと該バルブシートが相対的に近接する方向で径が大きくなる円錐形状面とを有し、該円筒状面が該押圧面とされ、該円錐形状面が該シールリングのシール部を押圧するようにされている請求項4に記載のバルブ構造。
  6. 該シールリングの該底面側リング面、近位側リング面、及び遠位側リング面がそれぞれ当接する該環状溝の該底面、該バルブ近位側側面、及び該バルブ遠位側側面に固着されている請求項1乃至5に記載のバルブ構造。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のバルブ構造を備える雌型管継手。
  8. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のバルブ構造を備える雄型管継手。

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