JP6328563B2 - 無線通信のための方法及び装置 - Google Patents

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Description

本出願は、参照することによりその全体がここに援用される、2012年1月18日に中国特許庁に出願された中国特許出願第201210016308.6“METHOD AND APPARATUS FOR WIRELESS COMMUNICATIONS”に対する優先権を主張する。
本発明は、通信の分野に関し、特に無線通信のための方法及び装置に関する。
スマートフォンの普及及びモバイルインターネット技術の急速な発達によって、無線ブロードバンドアクセス技術がエンドレスに出現している。現在、無線通信のためのシステムは主として、LTE(Long Term Evolution)システム、LTE−A(Long Term Evolution−Advanced)システム、3Gモバイル通信システム(3rd−generation mobile communication system)及びWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)システムを含む。同一の無線リソースに対して同時に実行される双方向データ送信がサポートされる場合、データ送信は、データ受信に対して重大な干渉を生じさせる可能性がある。従って、無線通信のためのシステムでは、指定された無線リソースに対して、無線リソースの時間領域リソースと周波数領域リソースとの双方が同じである場合、基地局とUE(User Equipment)との間には一方向の送信しか許可されず、すなわち、同一の無線リソース上では、基地局はUEにダウンリンクデータを送信するしかできず、又はUEにより送信されるアップリンクデータを受信することしかできない。例えば、FDD(Frequency Division Duplexing)システムでは、異なる周波数領域リソースが、UEにダウンリンクデータを送信し、UEにより送信されたアップリンクデータを受信するため基地局に対して要求され、TDD(Time Division Duplexing)システムでは、異なる時間領域リソースが、UEにダウンリンクデータを送信し、UEにより送信されたアップリンクデータを受信するため基地局に対して要求される。
無線スペクトルリソースは、大変希少で高価なものであり、双方向データ送信は、既存の通信システムでは固定されたスペクトルリソース上では同時に実現することはできず、スペクトルリソースの低い利用率と通信システムの低いデータスループットを生じさせる。スペクトルリソースの利用率を向上させるため、学問は“アドバンスト全二重通信技術”を提案している。ここでは、基地局、UEなどを含む通信装置が通信データの双方向送信を実現可能となるように、通信装置が信号を同時に送受信するときに生成される干渉を低減するため、ある技術的手段(例えば、複数の送信アンテナからの信号が受信アンテナにおいて互いに取り除かれ、あるいは、送信回路により送信される既知の信号が、干渉キャンセレーションなどを実行するため受信回路において利用される)が採用される。アドバンスト全二重通信は、ここでは具体的に、基地局及びUEが同一の時間周波数領域において双方向データ送信を実行可能であることを参照していることに留意すべきである。
本発明の実現中、発明者は、アドバンスト全二重通信技術が少なくとも以下の問題を有することに気付いた。
アドバンスト全二重通信技術における通信装置は、信号を同時に送受信するときに生成される干渉を低減するため、ある技術的手段を採用する。通信システムが徐々に進化されるに従って、ネットワークには通常のUEが存在することになる。これら通常のUEは、通信データの双方向送信をサポートせず、当該通常のUEはアドバンスト全二重通信技術を用いて通信情報を送信することが通常できなくなる。他の側面では、装置における信号の受信と送信との間に干渉を低減するための追加的な技術的手段が採用されるが、干渉の影響は、完全にキャンセルされる代わりにある程度までしか低減できず、全二重通信法によりもたらすことが可能なゲインを低減し、この結果、重要な信号が送信されるとき、複数の再送回数が送信成功のため求められ、通信品質が低下する。
本発明の実施例は、アドバンスト全二重通信技術が古いバージョンのUEと互換的でなく、相対的に低い通信品質を有する問題を解決可能な無線通信のための方法及び装置を提供する。
上記課題を解決するため、本発明の実施例は、以下の技術的手段を採用する。
一態様によると、本発明の実施例は、無線通信のための方法であって、
通信システムにおける利用可能な無線リソースを第1無線リソースと第2無線リソースとに分割するステップであって、前記第1無線リソースと前記第2無線リソースとは異なる無線リソースを占有する、分割するステップと、
前記第1無線リソースを介しユーザ装置と通信情報の双方向送信を同時に実行するステップと、
前記第2無線リソースを介し前記ユーザ装置と通信情報の一方向送信を実行するステップと、
を有する方法を提供する。
他の態様によると、本発明の実施例は更に、無線通信のための方法であって、
第1無線リソースと第2無線リソースとを取得するステップであって、前記第1無線リソースと前記第2無線リソースとは異なる無線リソースを占有する、取得するステップと、
前記第1無線リソースを介し基地局と通信情報の双方向送信を同時に実行するステップと、
前記第2無線リソースを介し前記基地局と通信情報の一方向送信を実行するステップと、
を有する方法を提供する。
更なる他の態様によると、本発明の実施例は更に、
通信システムにおける利用可能な無線リソースを第1無線リソースと第2無線リソースとに分割するよう構成される無線リソース設定部と、
前記第1無線リソースを介しユーザ装置と通信情報の双方向送信を同時に実行し、前記第2無線リソースを介し前記ユーザ装置と通信情報の一方向送信を実行するするよう構成される第1データ送信部と、
を有する基地局を提供する。
更なる他の態様によると、本発明の実施例は更に、
第1無線リソースと第2無線リソースとを取得するよう構成される無線リソース取得部であって、前記第1無線リソースと前記第2無線リソースとは異なる無線リソースを占有する、無線リソース取得部と、
前記第1無線リソースを介し基地局と通信情報の双方向送信を同時に実行し、前記第2無線リソースを介し前記基地局と通信情報の一方向送信を実行するよう構成される第2データ送信部と、
を有するユーザ装置を提供する。
本発明の実施例により提供される無線通信のための方法及び装置では、通信システムにおける利用可能な無線リソースが、第1無線リソースと第2無線リソースとに分割可能であり、基地局は、第1無線リソース上でUEと通信情報の双方向送信を実行し、基地局は、第2無線リソース上でUEと通信情報の一方向送信を実行してもよい。基地局は第2無線リソース上でUEと通信情報の一方向送信しか実行できないため、信号を同時に送受信することにより生じる干渉は、同一の時間周波数リソース上で存在しない。従って、第2無線リソース上で送信される通信情報の通信品質は相対的に高く、第2無線リソースは、通信品質を向上させるため、相対的に重要な通信情報を送信するのに利用されてもよい。本発明の実施例により提供される方法及び装置を採用することによって、通常のUEは、第2無線リソースを介し基地局と通信情報の送信を実行し、新たなバージョンのUEは、第1無線リソースを介し基地局と通信情報の双方向送信を実行してもよく、この結果、通信システムは、新たなバージョンのUEと通常のUEと互換的とすることができる。より重要には、相対的に重要な通信信号の送信成功レートが通信プロセスにおいて確保可能であり、通信品質が向上する。
本発明の実施例による又は従来技術による技術的手段をより明確に説明するため、実施例又は従来技術を説明するのに求められる添付した図面が、以下において簡単に紹介される。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明の実施例の一部しか示しておらず、当業者は、創作的な労力なく添付した図面に従って他の図面を取得できる。
図1は、本発明の実施例1による無線通信のための方法の概略的なフローチャートである。 図2は、本発明の実施例2による無線通信のための方法の概略的なフローチャートである。 図3は、本発明の実施例3による無線通信のための方法の概略的なフローチャートである。 図4は、本発明の実施例3による無線リソースの分割の概略図である。 図5は、本発明の実施例3による無線リソースの分割の概略図である。 図6は、本発明の実施例3による無線通信のための方法における基地局がUEにサブフレーム分散レシオ情報及び無線フレームヘッダオフセット情報を通知することを示す概略図である。 図7は、本発明の実施例4による基地局の概略的な構成図である。 図8は、本発明の実施例4による基地局の概略的な構成図である。 図9は、本発明の実施例5によるユーザ装置の概略的な構成図である。 図10は、本発明の実施例5による無線通信のためのシステムにおける通信データの送信の概略図である。
本発明の技術的手段が、添付した図面を参照して以下において明確に説明される。説明される実施例は本発明の実施例の全てでなく一部のみであることは明らかである。創作的な労力なく本発明の実施例に基づき当業者により取得される他の全ての実施例は、本発明の保護範囲内に属する。
本発明の実施例の技術的手段は、例えば、GSM(登録商標)(Global System of Mobile communication)、符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、略して“CDMA”)システム、ワイドバンド符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access、略して“WCDMA(登録商標)”)システム、GPRS(General Packet Radio Service)、LTE(Long Term Evolution)システム、LTE FDD(Frequency Division Duplex)システム、LTE TDD(Time Division Duplex)システム、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システムなどの各種通信システムにおいて適用されてもよいことが理解されるべきである。
さらに、本発明の実施例では、ユーザ装置(User Equipment、略して“UE”)は、端末(Terminal)、移動局(Mobile Station、略して“MS”)、移動端末(Mobile Terminal)などと呼ばれ、ユーザ装置は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、略して“RAN”)を介し1以上のコアネットワークと通信可能であることが理解されるべきである。例えば、ユーザ装置は、携帯電話(又は“セルラ”電話と呼ばれてもよい)、移動端末を備えたコンピュータなどであってもよいし、あるいは、無線アクセスネットワークと音声及び/又はデータをやりとりするポータブル、ポケットサイズ、携帯、コンピュータビルトイン又は車両に搭載された移動装置であってもよい。
本発明の実施例では、基地局は、GSM(登録商標)又はCDMAにおける基地局(Base Transceiver Station、略して“BTS”)であってもよく、さらにWCDMA(登録商標)における基地局(NodeB、略して“NB”)であってもよく、さらにLTEにおける進化型基地局(Evolutional NodeB、略して“ENB又はe−NodeB”)であってもよく、本発明はこれらに限定されない。説明の簡単化のため、以下の実施例は、一例として基地局eNB及びユーザ装置UEを用いることによって説明される。
[実施例1]
本発明の実施例は、無線通信のための方法を提供する。図1に示されるように、本方法は、以下のステップを含む。
101.基地局は、通信システムにおける利用可能な無線リソースを第1無線リソースと第2無線リソースとに分割し、第1無線リソースと第2無線リソースとは異なる時間周波数リソースを占有し、第1無線リソースは、UEとの通信情報の双方向通信を同時に実行するため基地局のために利用され、第2無線リソースは、UEとの通信情報の一方向送信を実行するため基地局のために利用される。
本発明の実施例においてUEは、アドバンスト全二重通信技術をサポートするUEであってもよく、更にアドバンスト全二重通信技術をサポートしないUEであってもよいことが留意されるべきである。
アドバンスト全二重通信技術をサポートするUEについて(新たなバージョンのUE)、UEが指定された時間周波数リソース上で基地局との通信情報の双方向送信を同時に実行できるように、ユーザ装置による信号の送受信間の同一チャネル干渉を低減するため、ある技術的手段(例えば、複数の送信アンテナからの信号が受信アンテナにおいて互いに取り除かれ、あるいは、送信回路により送信された既知の信号が干渉キャンセレーションなどを実行するため、受信回路において利用されるように、アンテナがUE上で適切に配置されるなど)が採用される。
アドバンスト全二重通信技術をサポートしないUEについて(通常のUE)、基地局との通信情報の一方向送信は、第2無線リソースを介し実行されてもよく、必要な場合、基地局との通信情報の一方向送信は更に、通信システムにおけるUEの互換性を確保するため、第1無線リソースを介し実行されてもよい。
102.基地局は、第1無線リソースを介しUEとの通信情報の双方向送信を同時に実行し、第2無線リソースを介しUEとの通信情報の一方向送信を実行する。
第1無線リソースは、基地局とUEとの間の双方向情報通信をサポートする。ランダムに与えられた第1無線リソースについて、基地局は、同一のUE又は異なるUEとの間で情報を送受信してもよい。例えば、所与の第1無線リソース上で、基地局は、アドバンスト全二重通信技術をサポートしない異なるUEとの間で情報を別々に送信及び受信してもよい。
第2無線リソース上で、信号を同時に送受信することによって生じる干渉が同一の時間周波数リソース上に存在せず、通信情報の送信品質が相対的に高くなるように、基地局は、UEとの通信情報の一方向送信のみを実行可能である。好ましくは、基地局は、通信品質を確保するため、第2無線リソース上でUEとのある通信プロセスにおいて相対的に重要な通信情報を送信してもよい。具体的には、相対的に重要な通信情報は、同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングにより少なくとも1つのタイプの情報を含む。相対的に重要な通信情報に加えて、基地局は更に、第2無線リソース上でUEとのデータパケットを送信してもよい。
本発明の実施例において提供される無線通信のための方法では、通信システムにおける利用可能な無線リソースは、第1無線リソースと第2無線リソースとに分割可能であり、基地局は、第1無線リソース上でUEとの通信情報の双方向送信を実行し、基地局は、第2無線リソース上でUEとの通信情報の一方向送信を実行してもよい。第2無線リソース上で、基地局は、UEとの通信情報の一方向送信しか実行可能でなく、このため、信号を同時に送受信することによって生じる干渉は、同一の時間周波数リソース上では存在せず、従って、第2無線リソース上で送信される通信データの通信品質は相対的に高く、第2無線リソースは、通信品質を向上させるため、相対的に重要な通信情報を送信するのに利用されてもよい。本発明の実施例により提供される方法を採用することによって、通常のUEは、第2無線リソースを介し基地局との通信情報の送信を実行してもよく、新たなバージョンのUEは、第1無線リソースを介し基地局との通信情報の双方向送信を実行してもよく、この結果、通信システムは、異なるUEと互換的であることが可能である。より重要には、相対的に重要な通信信号の送信成功レートが通信プロセスにおいて確保可能であり、通信品質が向上する。
[実施例2]
本発明の実施例は、無線通信のための方法を提供する。図2に示されるように、本方法は以下のステップを含む。
201.UEは、第1無線リソースと第2無線リソースとを取得する。ここで、第1無線リソースと第2無線リソースとは異なる時間周波数リソースを占有し、第1無線リソースは、基地局との通信情報の双方向送信を同時に実行するため、現在のUEのために利用され、第2無線リソースは、基地局との通信情報の一方向送信を実行するため、現在のUEのために利用される。
本発明の実施例においてUEは、アドバンスト全二重通信技術をサポートするUEであり、すなわち、ユーザ装置が指定された時間周波数リソース上で基地局との通信情報の双方向送信を同時に実行できるように、ユーザ装置による信号の送受信間の同一チャネル干渉を低減するため、ある技術的手段(具体的な技術的手段については、実施例1が参照されてもよい)が採用される。
202.UEは、第1無線リソースを介し基地局との通信情報の双方向送信を同時に実行し、第2無線リソースを介し基地局との通信情報の一方向送信を実行する。
UEが第2無線リソース上で基地局との通信情報の一方向送信を実行するとき、信号を同時に送受信することによって生じる干渉は、同一の時間周波数リソース上では存在せず、この結果、通信情報の送信品質は相対的に高くなることに留意すべきである。好ましくは、UEは、通信品質を確保するため、第2無線リソース上で基地局とのある通信プロセスにおいて相対的に重要な通信情報を送信してもよい。具体的には、相対的に重要な通信情報は、同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングにより少なくとも1つのタイプの情報を含む。相対的に重要な通信情報に加えて、基地局は更に、第2無線リソース上でUEとのデータパケットを送信してもよい。
本発明の実施例により提供される無線通信のための方法では、UEは、第1無線リソースと第2無線リソースとを取得し、第1無線リソース上で基地局との通信情報の双方向送信を実行し、これによりスペクトルリソースの利用レートを向上することが可能であり、更に第2無線リソース上で基地局との通信情報の一方向送信を実行可能であり、この結果、信号を同時に送受信することによって生じる干渉は、同一の時間周波数リソース上で存在せず、第2無線リソース上で送信された通信情報の通信品質は相対的に高くなり、第2無線リソースは、通信品質を向上させるため、相対的に重要な通信情報を送信するのに利用されてもよい。本発明の実施例により提供される方法を採用することによって、スペクトルリソースの利用レートを向上させることの前提として、通信プロセスにおける重要な通信信号の送信成功レートがまた確保され、通信品質が向上する。
[実施例3]
本発明の実施例は、無線通信のための方法を提供する。図3に示されるように、本方法は以下のステップを含む。
301.基地局は、通信システムにおいて利用可能な無線リソースを第1無線リソースと第2無線リソースとに分割し、第1無線リソースと第2無線リソースとは異なる時間周波数リソースを占有し、第1無線リソースは、ユーザ装置との通信情報の双方向送信を同時に実行するため基地局のために利用され、第2無線リソースは、ユーザ装置との一方向情報送信を実行するため基地局のために利用される。
第1無線リソースと第2無線リソースとは、互いに重複しない時間周波数リソースである。
基地局が第2無線リソース上でUEとの通信情報の一方向送信を実行するとき、信号を同時に送受信することによって生じる干渉は、同一の時間周波数リソース上に存在せず、この結果、通信情報の送信品質は相対的に高くなる。好ましくは、基地局は、通信品質を確保するため、第2無線リソース上でUEとのある通信プロセスにおいて相対的に重要な通信情報を送信してもよい。具体的には、相対的に重要な通信情報は、同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングにより少なくとも1つのタイプの情報を含む。
理解の簡単化のため、本発明の実施例では、UEは、アドバンスト全二重通信技術がサポートされているかに従って、新たなバージョンのUEと通常のUEとに分割され、新たなバージョンのUEは、アドバンスト全二重通信技術をサポートするUEであり、すなわち、ユーザ装置が指定された時間周波数リソース上で基地局との通信情報の双方向送信を同時に実行できるように、UEによる信号の送受信間の同一チャネル干渉を低減するための技術的手段が採用され、通常のUEは、アドバンスト全二重通信技術をサポートせず、すなわち、指定された時間周波数リソース上で基地局との同時に実行される通信情報の双方向送信をサポートしない。
理解の簡単化のため、LTEシステムは、本発明の実施例において説明のための具体例として利用される。
LTEシステムでは、通信システムにおける利用可能な無線リソースは、主として2つの次元、すなわち、時間領域と周波数領域とに分割され、基地局は、限定することなく、以下の方法を採用することによって無線リソースを分割してもよい。
(1)基地局は、通信システムにおいて利用可能な無線リソースを時間領域において分割し、第1無線リソースと第2無線リソースとを取得し、第1無線リソースと第2無線リソースとは異なるサブフレームを占有するか、又は
(2)基地局は、通信システムにおいて利用可能な無線リソースを周波数領域において分割し、第1無線リソースと第2無線リソースとを取得し、第1無線リソースと第2無線リソースとは異なる周波数リソースを占有する。
具体的には、基地局が方法(1)を採用して時間領域において無線リソースを分割する場合、具体的な方法について以下の説明を参照されたい。
FDD(Frequency Division Duplexing)システムについて、基地局は、無線フレームの10サブフレームのサブフレームの一部を全二重サブフレームFDに予め設定してもよい。FDDシステムのダウンリンク周波数バンドについて、当該無線リソースの残りのサブフレームは、基地局がUEにデータを送信するのに利用されるダウンリンクサブフレームDLに設定されるか、又はFDDシステムのアップリンク周波数バンドについて、無線リソースの残りのサブフレームは、基地局がUEにより送信されたデータを受信するのに利用されるアップリンクサブフレームULに設定される。
TDDシステムについて、基地局は、無線フレームの10サブフレームの一部のサブフレームを全二重サブフレームFDに予め設定し、無線フレームの残りのサブフレームをダウンリンクサブフレームDL、アップリンクサブフレームUL及び/又はフレキシブルサブフレームに設定してもよい。フレキシブルサブフレームは、各送信時点においてリンクにより必要とされるようなアップリンクサブフレーム又はダウンリンクサブフレームとして動的に利用されてもよい。
具体的には、図4に示されるように、LTE FDDシステムのダウンリンク周波数バンドでは、基地局は、各無線フレームのサブフレーム0,1,5,6をダウンリンクサブフレームDLに予め設定し、残りのサブフレームを全二重サブフレームFDに予め設定し、LTE TDDシステムでは、基地局は、各無線フレームのサブフレーム0,1,5,6をダウンリンクサブフレームDLに予め設定し、サブフレーム2,7をアップリンクサブフレームULに予め設定し、残りのサブフレームを全二重サブフレームFDに予め設定する。LTE TDDシステムでは、サブフレーム1は特別なサブフレームとして参照され、サブフレーム6もまた特別なサブフレームとして参照されることに留意すべきである。本発明では、特段の断りがない場合、特別なサブフレームは、ダウンリンクサブフレームとして一般に処理される。
具体的には、基地局が方法(2)を採用して周波数領域において無線リソースを分割する場合、具体的な方法について以下の説明を参照されたい。
LTEシステムが一例として利用され、システム帯域幅は20MHzであり、100RB(Resource Block)が含まれる。基地局は、第2無線リソースとしてシステム帯域幅の中央の25RBを利用し、第1無線リソースとして残りの75RBを利用してもよい。具体的な分割状況について、図5が参照されてもよい。
明らかに、基地局は更に、第1無線リソースと第2無線リソースとを取得するため、時間領域と周波数領域との双方において無線リソースを分割してもよい。すなわち、第1無線リソースと第2無線リソースとは、時間領域と周波数領域との少なくとも1つの次元において異なるリソースを占有する。例えば、サブフレーム0,1,5,6の中央の25RBが第2無線リソースとして利用され、残りの全ての無線リソースが第1無線リソースとして利用される。
無線リソースを分割する上述した方法に加えて、基地局とUEとは、所定のプロトコルの規定に従って、所定の指定された通信情報を送信するための無線リソースを第2無線リソースとして自動的にマーク付けしてもよいことに留意すべきである。指定された通信情報は、相対的に重要な通信情報の送信成功レートを確保するため、ある通信プロセスにおいて同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングを含む相対的に重要な通信情報であってもよい。例えば、所定のプロトコルでは、それは、同期信号及び報知メッセージを送信するための無線リソースは第2無線リソースであり、基地局はUEにより送信された通信情報を受信できないことを提供してもよい。この場合、第1無線リソースと第2無線リソースとが時間領域のみによる分割によって取得される場合、基地局とUEとの双方は、同期信号及び報知メッセージが第2無線リソースとして配置されるサブフレーム(すなわち、LTEシステムについてサブフレーム0,1,5,6)を自動的にマーク付けし、第1無線リソースと第2無線リソースととが周波数領域のみによる分割によって取得される場合、基地局とUEとの双方は、同期信号及び報知メッセージが第2無線リソースとして配置される周波数バンド(すなわち、LTEシステムについてシステム帯域幅の中央の6RB)を自動的にマーク付けしてもよい。
指定された通信情報を送信するための無線リソースが、プロトコルの規定に従って第2無線リソースとして自動的にマーク付けされた後、残りの無線リソースは全て、第1無線リソースとして自動的にマーク付けされ、基地局によって第1無線リソースと第2無線リソースとに更に分割されてもよい。例えば、標準的なプロトコルでは、それは、リファレンス信号を送信するための無線リソースは第2無線リソースであることを提供してもよく、基地局とUEとの双方は、第1無線リソースとしてリファレンス信号を送信するための無線リソース以外の無線リソースを自動的にマーク付けするか、又は基地局は、各無線フレームのサブフレーム3,4,8,9を時間領域において全二重サブフレームに分割し、この場合、リファレンス信号を送信するための無線リソースがサブフレーム3,4,8,9に存在する場合、無線リソースの当該部分は依然として第2無線リソースである。
あるいは、通信システムが他のタイプのシステム(例えば、3G通信システム、WiMAXシステム又はMIMO(Multiple−In Multiple−Out)システムなど)である場合、無線リソースは、時間領域及び周波数領域に分散されることに加えて、符号領域又は空間領域に分散されてもよく、無線リソースは対応する次元に分割されてもよい。例えば、対応する第1無線リソースと第2無線リソースとを取得するため、無線リソースは符号領域に分割されるか、又は無線リソースは空間領域に分割される。第1無線リソースと第2無線リソースとは、少なくとも1つの次元において異なるリソースを占有する。
好ましくは、基地局は、第1無線リソース上にアップリンクアイドルリソースを設定してもよく、UEはアップリンクアイドルリソース上でアップリンク信号を送信できず、すなわち、アップリンクアイドルリソースは、通信品質を確保するため、基地局が相対的に重要なダウンリンク通信情報をUEに送信するのに利用される。異なるUEについて、基地局は、同一のアップリンクアイドルリソース又は異なるアップリンクアイドルリソースを設定してもよい。基地局は、報知メッセージ又は専用のシグナリングを介しアップリンクアイドルリソースのコンフィギュレーション情報をUEに送信してもよい。例えば、第1無線リソース上で、UEがUE2からの強い干渉を受けているとき、基地局は、UE1における干渉を低減するため、UE2がアップリンクアイドルリソース上でアップリンク信号を送信できないUE2のアップリンクアイドルリソースとして、ダウンリンクリファレンス信号をUE1に送信する際に占有される時間周波数リソースを設定してもよい。具体的には、UE2について、アップリンク信号を送信するためUE2に割り当てられた無線リソースが、ダウンリンク信号を送信するためUE1に割り当てられた無線リソースを含む場合、これらのリソースはアップリンクアイドルリソースに属するため、UE2はアップリンク信号を送信せず、UE1について、アップリンク信号を送信するためUE1に割り当てられた無線リソースが、ダウンリンク信号を送信するためUE1に割り当てられた無線リソースを含む場合、UE1は、ダウンリンク信号を受信するための無線リソース上でアップリンク信号を送信しない。
あるいは、時間周波数リソース上で区別されることに加えて、異なる符号リソースを介しリファレンス信号が更に区別されてもよい。例えば、アップリンクリファレンス信号は、LTEシステムにおいてZC(Zadoff−Chu)シーケンスを利用し、異なるZCルートシーケンス又は同一のZCルートシーケンスの異なるサイクリックシフトの割当を介して、複数のセル又は複数のUEのアップリンクリファレンス信号が、符号分割多重法により同一の時間周波数リソースに多重され、この結果、リファレンス信号はまた、第1無線リソースを用いることによって送信されてもよい。異なるUEがリファレンス信号(異なるユーザ装置からのリファレンス信号、同一のユーザ装置からの異なるタイプのリファレンス信号などを含む)を送信するため同一の時間周波数リソースに割り当てられる場合、UEは、異なる符号リソースに割り当てられる必要がある。異なるルートシーケンスのZCシーケンス間の符号領域直交性は、同一のルートシーケンスのZCシーケンスの異なるサイクリックシフトの間の符号領域直交性より不良であることを考慮すると、少なくとも1つのダウンリンクリファレンス信号と少なくとも1つのアップリンクリファレンス信号とが同一の時間周波数リソースに割り当てられ、リファレンス信号がZCシーケンスを採用する場合、同一のZCルートシーケンスの異なるサイクリックシフトは、好ましくは、ダウンリンクリファレンス信号とアップリンクリファレンス信号とに割り当てられる。
302.基地局は、新たなバージョンのUEが第1無線リソースと第2無線リソースとを決定するように、無線リソースの分割情報を新たなバージョンのUEに通知する。
具体的には、基地局は、報知メッセージ又は専用のシグナリングを介し無線リソースの分割情報を新たなバージョンのUEに通知してもよく、ここで、専用のシグナリングは、無線リソース制御RRC(Radio Resource Control)シグナリング又は物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH(Physical Downlink Control Channel)シグナリングなどを含む。
好ましくは、基地局が新たなバージョンのUEに専用のシグナリングを介し無線リソースの分割情報を通知する場合、基地局は、異なる新たなバージョンのUEに、ここで限定することなく、無線リソースの同一の分割情報又は無線リソースの異なる分割情報を通知してもよい。
さらに、TDD(Time Division Duplexing)システムが一例として利用される。基地局は、サブフレームコンフィギュレーション情報を受信したUEが基地局とのやりとり中に各サブフレームの使用を決定するように、新たなバージョンのUEに無線リソースの分割情報を通知する際、専用のシグナリングを介し異なる新たなバージョンのUEに異なるサブフレームコンフィギュレーション情報を送信してもよい。
具体的には、基地局は、専用のRRCシグナリングを介し無線フレームの各サブフレームの使用を通知し、例えば、10ビット長のビットマップ(Bitmap)を介し無線フレームの各サブフレームがダウンリンクサブフレーム又はアップリンクサブフレームであるか通知してもよい。
基地局は更に、新たなバージョンのUEにサブフレーム分散レシオ情報と無線フレームヘッダオフセット情報とを通知してもよく、例えば、基地局は、ユーザ装置に報知メッセージ又は専用のRRCシグナリングを介しサブフレーム分散レシオ情報を通知し、ユーザ装置に専用のRRCシグナリングを介し無線フレームヘッダオフセット情報を通知してもよい。図6に示されるように、基地局側で用いられるサブフレームコンフィギュレーションは、{DL,DL,FD,FD,FD,DL,DL,FD,FD,FD}であり、UE1,UE2及びUE3に通知されるサブフレームコンフィギュレーションは、{DL,DL,UL,DL,DL,DL,DL,UL,DL,DL}であり、さらに、基地局によってUE1,UE2及びUE3に通知されるレシオフレームヘッダオフセット情報はそれぞれ、オフセットなし、基地局に対して1サブフレームの遅延及び基地局に対して2サブフレームの遅延である。図6に示される例では、基地局は、サブフレーム0,1,5,6により同期信号と報知チャネルとを搬送することによって、同期信号と報知チャネルとを新たなバージョンのUEに送信してもよく、新たなバージョンのUEは、同期信号と報知チャネルとを検出すると、各サブフレームの使用を取得するため、基地局によってUEに通知されるサブフレーム分散レシオ情報と無線フレームヘッダオフセット情報とを取得する。基地局がユーザ装置にサブフレーム分散レシオ情報と無線フレームヘッダオフセット情報とを通知することを示す図6によると、異なる新たなバージョンのUEのアップリンクサブフレームが配置されてもよい。ユーザ装置がアップリンクサブフレーム上で物理アップリンク制御情報を基地局に送信することを考えると、ユーザ装置は、干渉を更に低減するため、異なるサブフレームにおいてシステムの全てのユーザの物理アップリンク制御情報を送信してもよい。
あるいは、高いシステム帯域幅を有する通信システムについて、当該システムの利用可能なキャリアリソースは更に、第1キャリアと第2キャリアとに分割され、通知されたサブフレーム分散レシオ情報と無線フレームヘッダオフセット情報とは、第1キャリアを同時に第2キャリアと反対の送信方向を常時有するようにさせるのに利用されてもよい。例えば、通信システムは、第1キャリアと第2キャリアとがUEに対して同時に設定される場合、20MHzの帯域幅により2つの双方のキャリアを有し、UEに通知される第1キャリアのサブフレームコンフィギュレーション情報は、何れかのサブフレームが第1キャリア上のダウンリンクサブフレームである場合、無線フレームの当該何れかのサブフレームを第2キャリア上のアップリンクサブフレームにするのに利用され、何れかのサブフレームが第1キャリア上のアップリンクサブフレームである場合、無線フレームの当該何れかのサブフレームを第2キャリア上のダウンリンクサブフレームにするのに利用されてもよい。第1キャリアと第2キャリアとの無線フレームヘッダは揃えられず、第1キャリアが各サブフレーム上で第2キャリアと反対の送信方向を常時有するように、あるオフセットを有してもよいことに留意すべきである。本方法を利用することによって、無線フレームの各サブフレームはあるキャリア上のアップリンクサブフレームであり、他のキャリア上のダウンリンクサブフレームであり、これにより、データ送信のハイブリッド自動再送リクエストのタイミング設計を簡単化する。
303.新たなバージョンのUEは、第1無線リソースと第2無線リソースとを取得する。
具体的には、新たなバージョンのUEは、報知メッセージ又は専用のシグナリングを介し、基地局により送信された無線リソースの分割情報を受信し、当該分割情報に従って第1無線リソースと第2無線リソースとを取得してもよい。
基地局から無線リソースの分割情報を取得することに加えて、新たなバージョンのUEは更に以下の方法を介して無線リソースの分割情報を取得してもよいことに留意すべきである。
UEは、所定のプロトコルの規定に従って所定の指定された通信情報を送信するための無線リソースを第2無線リソースとして自動的にマーク付けし、残りの無線リソースを第1無線リソースとしてマーク付けしてもよい。指定された通信情報は、相対的に重要な通信情報の送信成功レートを確保するため、ある通信プロセスにおいて同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ、物理レイヤ制御シグナリングなどを含む相対的に重要な通信情報であってもよい。この場合、基地局により通知される無線リソースの分割情報は、所定のプロトコルの規定に従って自動的にマーク付けされる第2無線リソース以外の無線リソースについて通知されることが検討されてもよい。例えば、標準的なプロトコルでは、それは、リファレンス信号を送信するための無線リソースは第2無線リソースであり、リファレンス信号を送信するための無線リソース以外の無線リソースについて、基地局は、各無線フレームのサブフレーム3,4,8,9を時間領域において全二重サブフレームに分割し、この場合、リファレンス信号を送信するための無線リソースがサブフレーム3,4,8,9に存在する場合、当該リソース部分は依然として第2無線リソースである。
好ましくは、本発明の実施例は更に、新たなバージョンのUEが第1無線リソースと第2無線リソースとを取得する方法を提供し、具体的な実現方法は以下である。
新たなバージョンのUEは、所定のプロトコルの規定に従って、所定の指定された通信情報を送信するための無線リソースを第2無線リソースとしてマーク付けし、ここで、指定された通信情報は、同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングの少なくとも1つのタイプの通信情報を含む。
指定されない通信情報を送信するための無線リソースについて、第1無線リソースと第2無線リソースとを取得するため、基地局から取得した無線リソースの分割情報に従って、更なる分割が実行されてもよい。
304.新たなバージョンのUEは、第1無線リソースを介し基地局との通信情報の双方向送信を同時に実行し、第2無線リソースを介し基地局との通信情報の一方向送信を実行する。
通常のUEが同一の時間周波数リソース上で信号を送受信する間に生成される干渉を低減するための干渉キャンセレーション手段を採用しないとき、すなわち、通常のUEが同一の時間周波数リソース上で同時に実行される通信情報の双方向送信をサポートしないとき、通常のUEに無線リソースの分割情報を通知することは求められず、これにより、不要なデータ量の送信を低減し、またネットワークの送信負荷を低下させることに留意すべきである。明らかに、通常のUEは、第1無線リソースと第2無線リソースとにより基地局との通信情報の一方向送信を実行してもよい。
通信データの一方向送信しか第2無線リソース上で実行されないとき、UEが第2無線リソース上でデータを送受信する際に同一チャネル干渉は生成されず、通信品質は相対的に高くなることに留意すべきである。第2無線リソースは、基地局が新たなバージョンのUEと通常のUEと相対的に重要な通信情報を送信するのに利用され、相対的に重要な通信情報は、限定することなく、同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングを含む。
同期信号と報知メッセージとは、UEがデータ通信のため基地局にアクセスするのに大変重要である。同期信号は、UEが時間及び周波数領域においてセルとの同期を取得し、同期を維持し、セル識別子を取得するのに利用される。報知メッセージは、基地局がセルのシステム帯域幅などのシステムコンフィギュレーション情報をUEに報知するのに利用される。
リファレンス信号は、一般にチャネル測定及びチャネル評価に利用される。チャネル測定及びチャネル評価の精度はデータの受信パフォーマンスに直接的な影響を与えるため、リファレンス信号の正確な送信がまた重要である。
ランダムアクセスメッセージは、UEが適切なセルを選択し、セルに在圏した後、当該セルが属する基地局にアクセスするためのランダムアクセスプロセスを開始するのに利用される。通信システムのアップリンク同期後にのみ、ランダムアクセスメッセージはアップリンクデータを送信するため通信システムによりスケジューリング可能である。
基地局とUEとの間のデータ送信中、データ送信に利用されるリソース及びフォーマットを制御し、通信データの正確な送信を保証するため、物理レイヤ制御シグナリングにより送信されるデータのスケジューリング情報を搬送することが求められる。例えば、アクノリッジメントメッセージは、あるタイプの通常の物理レイヤ制御シグナリングである。無線通信では、データ受信機は、データが正しく受信されたか判断するのに利用されるアクノリッジメントメッセージをデータ送信元に送信する必要があり、アクノリッジメントメッセージの送信が成功しない場合、データ送信元に当該データを再送させることになり、無線リソースの浪費を招く。
本発明の実施例により提供される無線通信のための方法では、新たなバージョンのUEは、所定のプロトコルに従って基地局から第1無線リソースと第2無線リソースとを取得し、第1無線リソースにより基地局との通信情報の双方向送信を実行し、第2無線リソースにより基地局との通信情報の一方向送信を実行できる。さらに、第2無線リソース上で、基地局がUEとの通信情報の一方向送信しか実行できないため、信号を同時に送受信することによって生じる干渉は同一の時間周波数リソース上では存在しない。従って、第2無線リソース上で送信される通信情報の通信品質は相対的に高く、第2無線リソースは、通信品質を向上させるため、相対的に重要な通信情報を送信するのに利用されてもよい。本発明の実施例により提供される方法を採用することによって、通常のUEは、第2無線リソースを介し基地局との通信情報の送信を実行し、新たなバージョンのUEは、第1無線リソースを介し基地局との通信情報の双方向送信を実行してもよく、この結果、通信システムは、新たなバージョンのUEと通常のUEと互換的なものにすることができる。より重要には、スペクトルリソースの利用レートを向上させる前提として、相対的に重要な通信信号の送信成功レートが通信プロセスにおいて確保でき、通信品質が向上する。
[実施例4]
本発明の実施例は、上述した方法の実施例における基地局側で方法を実現可能な基地局を提供する。図7に示されるように、基地局は、
通信システムにおける利用可能な無線リソースを第1無線リソースと第2無線リソースとに分割するよう構成される無線リソース設定部71と、
第1無線リソースを介しユーザ装置と通信情報の双方向送信を同時に実行し、第2無線リソースを介し通常のユーザ装置と通信情報の一方向送信を実行するするよう構成される第1データ送信部72と、
を有する。
あるいは、無線リソース設定部71は、所定のプロトコルの規定に従って、所定の指定された通信情報を送信するための無線リソースを第2無線リソースとしてマーク付けし、残りの無線リソースを第1無線リソースとしてマーク付けするよう更に構成される。指定された通信情報は、同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングの少なくとも1つのタイプの情報を含む。
第2無線リソースは、ユーザ装置と共に、相対的に重要な通信情報を送信するため基地局のために利用され、相対的に重要な通信情報は、同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングによる少なくとも1つのタイプの通信情報を含む。
具体的には、無線リソース設定部71により実行された分割によって取得される第1無線リソースと第2無線リソースとは、時間領域と周波数領域との少なくとも1つの次元において異なるリソースを占有する。図8に示されるように、無線リソース設定部71は時間領域分割サブ部711及び/又は周波数領域分割サブ部712を有し、基地局は更に無線リソース通知部73を有する。
時間領域分割サブ部711は、通信システムにおける利用可能な無線リソースを時間領域において分割し、第1無線リソースと第2無線リソースとを取得するよう構成され、ここで、第1無線リソースと第2無線リソースとは異なるサブフレームを占有する。
周波数領域分割サブ部712は、通信システムにおける利用可能な無線リソースを周波数領域において分割し、第1無線リソースと第2無線リソースとを取得するよう構成され、ここで、第1無線リソースと第2無線リソースとは異なるスペクトルリソースを占有する。
無線リソース設定部71により実行された分割によって取得される第1無線リソースは、少なくとも1つの全二重サブフレームを含み、第2無線リソースは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレーム、アップリンクサブフレーム又はフレキシブルサブフレームを含む。
無線リソース通知部73は、ユーザ装置が第1無線リソースと第2無線リソースとを決定するように、ユーザ装置に無線リソースの分割情報を通知するよう構成される。
図8に示される基地局によると、無線リソース通知部73は、ユーザ装置が第1無線リソースと第2無線リソースとを決定するように、ユーザ装置に報知情報又は専用のシグナリングを介し無線リソースの分割情報を通知するよう構成され、ここで、専用のシグナリングは、無線リソース制御RRCシグナリング、メディアアクセス制御レイヤMACシグナリング、又は物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHシグナリングを含む。
あるいは、無線リソース設定部73は更に、サブフレームコンフィギュレーション情報を受信したユーザ装置が基地局とのやりとり中に各サブフレームの使用を決定するように、通信システムが時分割二重TDDシステムである場合、異なるサブフレームコンフィギュレーション情報を専用のシグナリングを介し異なるユーザ装置に送信するよう構成される。
あるいは、無線リソース設定部71は更に、第1無線リソース上でアップリンクアイドルリソースを設定するよう構成され、アップリンクアイドルリソースは、アップリンク信号を送信不可である。
あるいは、無線リソース設定部71は更に、少なくとも1つのダウンリンクリファレンス信号と少なくとも1つのアップリンクリファレンス信号とが同一の時間周波数リソースに割り当てられ、リファレンス信号がZadoff−Chu(ZC)シーケンスの形式を採用する場合、第1無線リソースにおいて、同一のZadoff−Chuシーケンスのルートシーケンスの異なるサイクリックシフトをダウンリンクリファレンス信号とアップリンクリファレンス信号とに割り当てるよう構成される。
本発明の実施例により提供される基地局では、無線リソース設定部71は、通信システムにおける利用可能な無線リソースを第1無線リソースと第2無線リソースとに分割する。基地局は、第1無線リソース上でUEとの通信データの双方向送信を実行し、第2無線リソース上でUEとの通信データの一方向送信を実行してもよい。基地局が第2無線リソース上でUEとの通信情報の一方向送信しか実行できないため、信号を同時に送受信することにより生じる干渉は、同一の時間周波数リソース上に存在しない。従って、第2無線リソース上で送信される通信データの通信品質は相対的に高くなり、通信品質を向上させるため、第2無線リソースは、相対的に重要な通信情報を送信するのに利用されてもよい。本発明の実施例により提供される基地局を採用することによって、新たなバージョンのUEと通常のUEとが互換的なものにすることが可能である。より重要には、相対的に重要な通信信号の送信成功レートが通信プロセスにおいて確保でき、通信品質が向上する。
[実施例5]
本発明の実施例は、上述された方法の実施例においてUE側において方法を実現可能なユーザ装置を提供する。図9に示されるように、ユーザ装置は、
第1無線リソースと第2無線リソースとを取得するよう構成される無線リソース取得部91であって、第1無線リソースと第2無線リソースとは異なる無線リソースを占有する、無線リソース取得部91と、
第1無線リソースを介し基地局と通信情報の双方向送信を同時に実行し、第2無線リソースを介し基地局と通信情報の一方向送信を実行するよう構成される第2データ送信部92と、
を有する。
あるいは、無線リソース取得部91は、報知メッセージ又は専用のシグナリングを介し、基地局により送信された無線リソースの分割情報を受信し、分割情報に従って第1無線リソースと第2無線リソースとを取得するよう具体的に構成される。第1無線リソースと第2無線リソースとは、時間領域と周波数領域との少なくとも1つの次元において異なるリソースを占有し、専用のシグナリングは、RRCシグナリング、メディアアクセス制御レイヤMACシグナリング、又は物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHシグナリングを含む。
無線リソース取得部91により取得される第1無線リソースと第2無線リソースとが時間領域における分割によって取得される場合、第1無線リソースと第2無線リソースとは、異なるサブフレームを占有する。
無線リソース取得部91により取得される第1無線リソースと第2無線リソースとが周波数領域における分割によって取得される場合、第1無線リソースと第2無線リソースとは、異なるスペクトルリソースを占有する。
あるいは、報知メッセージ又は専用のシグナリングを介し基地局により送信された無線リソースの分割情報を受信することに加えて、無線リソース取得部91は更に、所定のプロトコルの規定に従って、所定の指定された通信情報を送信するための無線リソースを第2無線リソースとしてマーク付けし、残りの無線リソースを第1無線リソースとしてマーク付けするよう構成され、ここで、指定された通信情報は、同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングによる少なくとも1つのタイプの情報を有する。
あるいは、無線リソース取得部91は更に、所定のプロトコルの規定に従って、所定の指定された通信情報を送信するための無線リソースを第2無線リソースとしてマーク付けし、基地局から取得した無線リソースの分割情報に従って、指定されていない通信情報を送信するための無線リソースを更に分割し、第1無線リソースと第2無線リソースとを決定するよう構成され、ここで、指定された通信情報は、同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングによる少なくとも1つのタイプの通信情報を有する。
あるいは、無線リソース取得部91は更に、第1無線リソース上に設定されたアップリンクアイドルリソースを取得するよう構成され、ここで、アップリンクアイドルリソースは、アップリンク信号を送信不可である。
本発明の実施例により提供されるユーザ装置は、第1無線リソースと第2無線リソースとを取得し、第1無線リソース上で基地局との通信データの双方向送信を実行し、第2無線リソース上で基地局との通信データの一方向送信を実行可能である。さらに、基地局は第2無線リソース上でUEとの通信情報の一方向送信しか実行できないため、信号を同時に送受信することにより生じる干渉は、同一の時間周波数リソース上には存在しない。従って、第2無線リソース上で送信される通信データの通信品質は相対的に高く、第2無線リソースは、通信品質を向上させるため、相対的に重要な通信情報を送信するのに利用されてもよい。本発明の実施例により提供されるユーザ装置を採用することによって、スペクトルリソースの利用レートを向上させる前提として、通信プロセスにおける相対的に重要な通信信号の送信成功レートが確保可能であり、通信品質が向上する。
本発明の実施例は更に、図7又は8に示される基地局と図9に示されるユーザ装置とを含む無線通信のためのシステムを提供する。図10に示されるように、無線通信のためのシステムでは、基地局とユーザ装置とは、第1無線リソース上で通信データの双方向送信を同時に実行し、第2無線リソース上で通信データの一方向送信を実行する。
上述した実施例の説明を通じて、当業者は、本発明がソフトウェアと必要な汎用的なハードウェアとを利用して実現可能であり、またハードウェアによって更におそらく実現可能であることを明確に認識するであろう。しかしながら、大部分の場合、前者は好ましい実現方法である。このような理解に基づき、従来技術に対する貢献となる本発明又はその一部の技術的手段は、ソフトウェアプロダクトの形態により実質的に具体化できる。コンピュータソフトウェアプロダクトは、コンピュータのフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスクなどの可読記憶媒体に格納され、本発明の実施例による方法を実行するようコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置などであってもよい)に指示するのに用いられる複数の命令を含む。
上述した説明は、本発明の単なる特定の実施例であり、本発明の保護範囲を限定することを意図していない。本発明に開示される技術的範囲内に属すると当業者により容易に理解される何れかの変形又は置換は、本発明の保護範囲内に属する。従って、本発明の保護範囲は、添付した請求項の保護範囲に従う。

Claims (3)

  1. 無線通信のための方法であって、
    基地局が、通信システムにおける利用可能な無線リソースにおける第1無線リソースと第2無線リソースとを設定するステップであって、前記第1無線リソースと前記第2無線リソースとは異なる無線リソースを占有し、前記第1無線リソースは前記第1無線リソースの同一の時間周波数リソースを介しユーザ装置と通信情報の双方向送信が可能とされ、前記第2無線リソースは前記第2無線リソースを介し前記ユーザ装置と通信情報の一方向送信が可能とされる、設定するステップを有し、
    前記設定するステップは、
    同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングの少なくとも1つを送信する無線リソースを前記第2無線リソースとして設定し、残りの無線リソースを前記第1無線リソースとして設定することを含む方法。
  2. 前記基地局が、前記第1無線リソース上でアップリンクアイドルリソースを設定するステップを更に有し、
    前記アップリンクアイドルリソースは、アップリンク信号を送信不可である、請求項1記載の方法。
  3. 通信システムにおける利用可能な無線リソースにおける第1無線リソースと第2無線リソースとを設定するよう構成される無線リソース設定部であって、前記第1無線リソースと前記第2無線リソースとは異なる無線リソースを占有し、前記第1無線リソースは前記第1無線リソースの同一の時間周波数リソースを介しユーザ装置と通信情報の双方向送信が可能とされ、前記第2無線リソースは前記第2無線リソースを介し前記ユーザ装置と通信情報の一方向送信が可能とされる、無線リソース設定部を有する基地局であって、
    前記無線リソース設定部は更に、同期信号、報知メッセージ、リファレンス信号、ランダムアクセスメッセージ及び物理レイヤ制御シグナリングの少なくとも1つを送信する無線リソースを前記第2無線リソースとして設定し、残りの無線リソースを前記第1無線リソースとして設定するよう構成される基地局。
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