JP6327942B2 - 路車間通信システム、路側機、車載装置およびサーバへの接続方法 - Google Patents

路車間通信システム、路側機、車載装置およびサーバへの接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、車載装置または携帯端末からサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)、道の駅等のウェブサイトにアクセスする方法に関し、特に、SAやPA等の設置された路側機から提供される情報を利用してウェブページにアクセスする方法に関する。
現在、カーナビゲーション装置などの車載装置が、道路交通情報やインターネット上の情報を受信し、車両移動中においても、車両内で様々な情報を閲覧できるようになっている。特に、一般道や高速道路を走る車両にとっては、リアルタイムの道路交通情報やSAやPA、道の駅等のサービス情報を閲覧することは極めて有用である。
道路交通情報、あるいはSA、PA、道の駅等のサービス情報は、高速道路等に設置されているITS(intelligent Transport Systems)スポット路側機から配信されることが多い。ITSスポット路側機は、車両がITSスポット路側機付近を通過する際に、狭域通信にてデータの送受を行っている。
ITSスポット路側機は、ウェブページなどを保存しているサーバとネットワーク接続され、車載装置は、ITSスポット路側機を介して、ウェブページのURL情報などを受信し、そこから様々な情報を得ることができる。
ITSスポット路側機と車載装置間の通信には、狭域通信であるDSRC(Dedicated Short Range Communication)が普及されている。DSRCを備えたITSスポット路側機の通信可能な距離は、数メートル〜数十メートルと短いが、4Mbps程度の高速通信が可能であり、その有用性から様々な用途での使用が期待されている。特許文献1には、ドライバー等に広告情報をスポット的に提供するシステムが記載されている。また、特許文献2には、DSRC通信と携帯電話通信方式の切り替え制御について記載されている。
特開2001−101578号公報 特開2010−268334号公報
ITSスポット路側機からのアクセス情報によりウェブページを閲覧するには、ウェブブラウザが必要であるため、従来の車載装置は、車載装置にウェブブラウザが搭載されていなければ、ウェブページのアクセス情報を取得するような構成になっていなかった。それ故、仮に、ユーザーが携帯端末を所持していても、アクセス情報を知ることができないため、ウェブページを簡単に閲覧することができなかった。特に、SA、PA等のウェブページは、イントラネットのアクセスを対象にしているところが多いため、インターネットからウェブサイトを検索することも容易ではなかった。
他方、車載装置にウェブブラウザを搭載させるとコストがかかってしまい、また、さらには、ウェブブラウザを備えた車載装置からウェブページを閲覧できたとしても、車外からウェブページを閲覧することができず、SAやPA、道の駅等の情報を必要とするユーザーにとっては、利便性に欠けるものであった。
本発明は、このような課題を解決するものであり、路側機から提供されたアクセス情報を利用してサーバに容易にアクセスすることができる路車間通信システム、路側機、車載装置およびサーバへの接続方法を提供することを目的とする。
本発明に係る路車間通信システムは、路側機と、当該路側機と無線通信可能な車載装置とを備えたものであって、前記路側機は、前記車載装置との無線通信を可能にする第1の通信手段と、少なくとも携帯端末から情報を提供するサーバへアクセスするためのアクセス情報を前記第1の通信手段を介して前記車載装置へ送信する送信手段とを有し、前記車載装置は、前記路側機との無線通信を可能にする第2の通信手段と、前記第2の通信手段を介して前記路側機に対して前記アクセス情報を要求する要求手段と、前記要求手段に応答して前記送信手段から送信された前記アクセス情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたアクセス情報を出力する出力手段とを有する。
好ましくは前記車載装置は、表示部をさらに備え、前記出力手段は、前記表示部に前記アクセス情報を表示する。好ましくは前記車載装置は、前記携帯端末を接続するための外部インターフェイス部をさらに備え、前記出力手段は、前記アクセス情報を前記外部インターフェイス部を介して前記携帯端末に送信する。好ましくは前記路側機はさらに、前記第1の通信手段を介して通信される車両を識別する識別手段を含み、前記送信手段は、前記識別手段によって識別された車両に固有のアクセス情報を送信する。好ましくは前記路側機は、パーキングエリアまたはサービスエリアに設置され、前記アクセス情報は、パーキングエリアまたはサービスエリアが提供するサービスに関する情報のURL情報である。好ましくは前記路側機は、パーキングエリアまたはサービスエリアに設置され、前記アクセス情報は、パーキングエリアまたはサービスエリアで利用可能なネットワークに接続するためのログイン情報である。好ましくは前記アクセス情報は、前記URL情報またはログイン情報を含むQRコード(登録商標)情報である。好ましくは路車間通信システムはさらに、前記路側機とデータ通信可能なサーバを含み、前記サーバは、外部からアクセス可能なウェブページとを記憶する記憶手段と、前記ウェブページのアクセス情報を前記路側機に提供する提供手段とを備え、前記路側機の送信手段は、前記ウェブページにアクセスするためのアクセス情報を前記車載装置に送信する。好ましくは前記路側機は、前記識別手段により識別された車両の識別情報とこれに対応する固有のアクセス情報を前記サーバに送信し、前記サーバはさらに、携帯端末から前記固有のアクセス情報を用いたアクセスがあったとき、前記携帯端末の識別情報と車両の識別情報とを関連付けする手段を有する。好ましくは前記要求手段は、前記車載装置がウェブページを閲覧、検索するためのブラウザを搭載していない場合であっても、前記路側機に対してアクセス情報を要求する。好ましくは前記第1および第2の通信手段は、DSRCによる狭域の双方向通信である。
本発明に係る路側機は、車載装置との無線通信を可能にする通信手段と、少なくとも携帯端末から情報を提供するサーバへアクセスするためのアクセス情報の要求を、前記車載装置から前記通信手段を介して受け取る手段と、前記要求に応答して前記アクセス情報を前記通信手段を介して前記車載装置へ送信する送信手段とを有する。
本発明に係る車載装置は、路側機との無線通信を可能にする通信手段と、前記通信手段を介して前記路側機に対して、少なくとも携帯端末から情報を提供するサーバへアクセスするためのアクセス情報を要求する要求手段と、前記要求に応答して前記路側機から送信された前記アクセス情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記アクセス情報を出力する出力手段とを有する。
本発明に係るサーバへの接続方法は、路側機と、前記路側機と無線通信可能な車載装置と、前記路側機とデータ通信可能なサーバとを備えた路車間通信システムにおけるものであって、前記路側機に車載装置が接近されたとき、前記路側機と前記車載装置との無線通信を開始するステップと、前記車載装置から前記路側機に対し少なくとも携帯端末から情報を提供する前記サーバへアクセスするためのアクセス情報を要求するステップと、前記要求に応答して前記路側機から前記車載装置へ前記アクセス情報を送信するステップと、前記車載装置において前記アクセス情報を受信するステップと、前記車載装置において受信された前記アクセス情報を出力するステップとを有する。
好ましくは前記路側機は、パーキングエリアまたはサービスエリアに設置され、前記サーバは、パーキングエリアまたはサービスエリアが提供するサービスに関する情報を提供し、前記アクセス情報は、前記サービスに関する情報をアクセスするための情報である。好ましくは接続方法はさらに、前記路側機が車両を識別する識別ステップを含み、前記送信するステップは、前記識別された車両に固有のアクセス情報を送信する。好ましくは前記アクセス情報は、パーキングエリアまたはサービスエリアで利用可能なネットワークに接続するためのログイン情報を含む。好ましくは接続方法はさらに、外部からアクセス可能なウェブページのアクセス情報を前記サーバから前記路側機に提供するステップを含み、前記送信するステップは、前記ウェブページをアクセスするためのアクセス情報を車載装置に送信する。好ましくは接続方法はさらに、車両の識別情報とこれに対応する固有のアクセス情報を前記路側機から前記サーバに送信するステップと、前記サーバにおいて携帯端末から前記固有のアクセス情報を用いたアクセスがあったとき、当該携帯端末の識別情報と車両の識別情報とを関連付けするステップとを有する。
本発明によれば、車載装置からの要求に応答して路側機からサーバへのアクセス情報を送信するようにしたので、当該アクセス情報を用いてサーバへのアクセスを簡単に行うことが可能になる。
図1は、本発明の実施例に係る路車間通信システムの全体の概略構成を示す図である。 図2は、本発明の実施例に係るサーバの構成例を示す図である。 図3は、本発明の実施例に係る路側機の構成例を示す図である。 図4は、DSRCによる双方向通信の例を説明する図である。 図5は、本発明の実施例に係る車載装置の構成例を示すブロック図である。 図6は、本発明の実施例に係るサーバ接続プログラムの機能的な構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る車載システムのサーバ接続動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施例によるアクセス情報の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施例の変形例を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施例に係る車載システムのサーバ接続動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施例による車載装置管理情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施例による車載装置管理情報の他の例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の好ましい実施の態様は、車両に搭載された車載装置が、パーキングエリア(PA)やサービスエリア(SA)、道の駅等に設置されたITSスポットの路側機と無線通信を行うときに、車載装置もしくは携帯端末から、PAやSA等で提供している情報を提供するサーバに接続することができるシステムに関する。
好ましい態様では、車載装置は、車両に搭載される電子装置であり、電子装置は、種々の機能を搭載することができる。例えば、電子装置は、オーディオデータやビデオデータを再生する機能、ラジオ/テレビ放送を受信して視聴する機能、目的地までの経路を案内するナビゲーション機能、インターネットなどのネットワークに接続する通信機能などを搭載することができる。さらに電子装置は、種々の外部機器、例えば、スマートフォンなどの携帯端末との接続が可能である。例えば、電子装置は、USB(登録商標)ケーブル等の有線、あるいは無線LAN(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の無線によって外部機器と接続することが可能である。
本明細書で言う携帯端末は、例えば、多機能型携帯電話機(スマートフォン)、携帯電話機、ノート型PC、タブレット型PC、その他の同様の端末であることができる。
図1は、本発明の実施例に係る路車間通信システムの全体構成の概略図である。本実施例の路車間通信システム10は、種々の情報を提供するサーバ100と、サーバ100とネットワーク600等を介してデータ通信可能に接続された路側機200と、路側機200とDSRC等の双方向通信500によって無線通信可能な車載装置300とを含んで構成される。
図2に、本実施例のサーバの構成例を示す。サーバ100は、種々の情報やデータを記憶する記憶部102と、路側機200やその他のクライアント端末と有線および/または無線によるデータ通信を行うデータ通信部104と、クライアント端末からの要求により種々の処理を行うアプリケーション部106と、各部を制御する制御部108とを備える。
好ましい態様では、記憶部102は、路側機200を介して車載装置300からアクセスされる車載装置用ウェブページと、携帯端末からアクセスされる携帯端末用ウェブページとを含む。例えば、車載装置用ウェブページは、イントラネットによってアクセスされるURLを有し、携帯端末用ウェブページは、インターネットによってアクセスされるURLを有する。但し、イントラネットおよびインターネットに共通のウェブページを持つことも可能であり、その場合には、共通のURLとなる。
車載装置用ウェブページや携帯端末用ウェブページは、例えば、SA、PA、道の駅等が提供している情報(地元の名産、お土産情報、レストラン情報、施設利用情報、付近のリアルタイム交通情報など)を含むことができる。後述するように、車載装置300がSAやPA等の路側機200を通過するとき、車載装置300は、路側機200からサーバ100の車載装置用および/または携帯端末用ウェブページのアクセス情報(例えば、URL情報)を取得することができる。車載装置300または携帯端末は、取得したアクセス情報を用いてサーバのURLを検索し、ウェブページを閲覧することができる。記憶部102はさらに、上記ウェブページの情報を記憶する他に、アプリケーション部106で実行されるプログラムやデータ、データ通信部104を介して路側機200から受信した車両の識別情報等を記憶することができる。
データ通信部104は、路側機200やその他のクライアント端末と通信を行い、必要なデータの送受を行う。例えば、データ通信部104は、サーバ100のウェブページにアクセスするためのアクセス情報(例えば、URL情報)を路側機200に送信する。記憶部102が車載装置用ウェブページと携帯端末用ウェブページとをそれぞれ個別に記憶している場合には、データ通信部104は、各々のURL情報を送信することができる。さらにデータ通信部104は、路側機200および車載装置300がネットワークをともに形成しているとき、車載装置300に車載装置用ウェブページの情報を送信したり、あるいはインターネットを介してアクセスされた携帯端末に携帯端末用ウェブページの情報を送信することができる。
アプリケーション部106は、クライアント端末からの要求により種々の処理を行い、その処理結果をクライアント端末に返す役割を持つ。例えば、路側機200を介して車載装置300からウェブページへのアクセスがあれば、該当するウェブページの情報を車載装置300に送信する。さらにアプリケーション部106は、路側機200が設置されているSA、PA、道の駅等が提供するサービスに関連するアプリケーションを実行することができる。例えば、パーキングエリア等においてバッテリー充電設備が併設されている場合に、バッテリー充電設備からの情報に基づきバッテリー充電を監視したり、あるいは駐車場に駐車された車両を監視する撮像カメラからの撮像情報に基づき駐車時間を監視する。
制御部108は、マイクロコントローラやマイクロプロセッサ等を含んで構成され、好ましくは、予め用意されたプログラムを実行することにより各部を制御する。本実施例では、制御部108は、路側機200から車載装置300に対して、車載装置300に固有のアクセス情報が通知されたとき、車載装置300と携帯端末との関連付けを行う機能を有する。1つの態様では、固有のアクセス情報を用いた携帯端末がサーバ100をアクセスしたとき、携帯端末の識別情報と車載装置300の識別情報とが関連付けされる。これにより、サーバ100において実行されるアプリケーションは、携帯端末のユーザーに車載装置(または車両)に関するサービスを提供することができる。例えば、駐車場に駐車した車両の駐車料金を、車両に関連付けされた携帯端末に対して通知する。駐車場に駐車した車両の識別は、例えば、撮像カメラが車両のナンバープレートを撮像することにより行うことができる。
図3は、路側機200の構成例を示すブロック図である。路側機200は、種々の情報を記憶する記憶部202と、サーバ100とのデータ通信を行うデータ通信部204と、車載装置300と無線通信を行う無線通信部206と、無線通信部206によって無線通信された車両または車載装置300を識別する識別部208と、各部を制御するコントローラ210とを含む。
記憶部202は、サーバ100の車載装置用および/または携帯端末用のウェブページのURL情報を記憶する。このURL情報は、サーバ100から路側機200に適切なタイミングで送信される。さらに記憶部202は、ウェブページのURL情報の他に、路側機200と通信した車載装置300またはその車両の識別情報などを記憶することができる。
路側機200は、SA、PA、道の駅等に設置され、これら複数の路側機200は、それぞれのデータ通信部204を介してサーバ100に接続される。データ通信部204は、コントローラ210の制御下において、サーバ100と必要な情報の送受を行う。
無線通信部206は、車載装置300との間で無線通信を可能にする。好ましい態様では、無線通信部206は、路側機200から一定の範囲内にある車載装置300とDSRC(Dedicated Short Range Communication)による双方向の狭域通信を行う。無線通信部206は、車載装置300とDSRCによる通信を開始したとき、車載装置300に固有の識別情報を取得し、これを識別部208へ提供する。
図4は、DSRCによる双方向通信500の例を示している。路側機200は、SA、PA、道の駅等に設置され、車載装置300を搭載した車両700が路側機200付近の狭域通信が可能なエリア212に入ると、路側機200と車載装置300は、DSRCによる双方向通信500を開始する。双方向通信500は、車両700がエリア212に入ったときに自動的に接続しても良いし、エリア212に入ったことをユーザーに通知し、双方向通信500を行うか否かを選択させても良い。無線通信部206は、DSRCによる双方向通信500の開始に伴い、車載装置300の識別情報または車両の識別情報(以下、車載装置識別情報という)を取得することができる。また、路側機200が無線通信部206により車載装置300と接続されたとき、サーバ100、路側機200および車載装置300は、ネットワーク600を構築することも可能である。
識別部208は、無線通信部206から車載装置識別情報を受け取り、これを管理する。ある実施態様では、識別部208は、車載装置識別情報に対応する固有のアクセス情報を設定し、無線通信部206が固有のアクセス情報を車載装置300に送信することができる。例えば、車両Aと無線通信が開始されたとき、車載装置識別情報ID−Aに対応する固有のアクセス情報URL−Aが設定され、無線送信部206は、車載装置300からのアクセス情報の要求に応じて、固有のアクセス情報URL−Aを車両Aに送信する。同様に、他の車両Bと無線通信が開始された場合には、車載装置識別情報ID−Bに対応する固有のアクセス情報URL−Bが設定され、無線通信部206は、固有のアクセス情報URL−Bを車両Bに送信する。識別部208は、逐次、無線通信部206による通信が確立されるたびに、車載装置識別情報と固有のアクセス情報とを管理し、これを保持する。さらに、識別部208は、車載装置識別情報と固有のアクセス情報との関係が発生すると、これをサーバ100へ送信する。サーバ100の制御部108は、車載装置識別情報と固有のアドレス情報を保持し、携帯端末が固有のアドレス情報を利用してウェブページをアクセスしたとき、携帯端末の識別情報と車載装置識別情報とを関連付けする。
コントローラ210は、路側機200が車載装置300と無線通信を行うとき、種々の動作を制御する。例えば、路側機200が車載装置300と無線通信を開始するとき、車載装置300から車載装置識別情報を取得させたり、車載装置300からのアクセス情報の要求に応じてアクセス情報または固有のアクセス情報を送信する。さらに固有のアクセス情報を送信した場合には、識別部208に車載装置識別情報と固有のアクセス情報とを管理させ、それらの情報をサーバ100へ送信させる。
図5は、本実施例の車載装置300の構成例を示すブロック図である。車載装置300は、路側機200、ETC、その他のネットワーク機器と無線による通信を可能にする通信部302と、ナビゲーション部304と、音声出力部306と、表示部308と、ユーザーからの入力を受け取る入力部310と、外部インターフェイス312と、プログラムやデータ等を記憶する記憶部314と、プログラムを実行することで各部を制御する制御部316を含んで構成される。
通信部302は、路側機200とDSRCによる狭域通信を可能にする。また、DSRCによる通信が開始されると、通信部302は、車載装置識別情報を路側機200へ送信する。通信部302さらには、料金所に設置されたETCゲートとのDSRCによる通信や、無線LAN、Wi−Fiなどの通信を可能にする。
ナビゲーション部304は、自車位置を測定し、目的地までの案内経路を算出する機能を有する。自車位置の測定は、ジャイロセンサや加速度センサなどの測定結果と、GPS情報などの情報が総合的に判断され、測定される。ナビゲーションは、音声による音声案内や、記憶部314に保存されている地図データを表示部308に表示することにより、ユーザーへ認識される。
音声出力部306は、記憶部314から読み出された楽曲などの音楽データやナビゲーション機能によるナビ音声データなどを出力する。出力内容の切り替えは、制御部316によって行われる。
表示部308は、ナビゲーション画像、メディア再生画像など、入力インターフェイスを含む表示画像をディスプレイに表示することができる。さらに本実施例では、通信部302が路側機200からサーバ100のアクセス情報を受け取ったとき、表示部308は、アクセス情報を表示する。
入力部310は、タッチパネルや操作キーなど、車載装置300を使用するユーザーが実行する機能を選択したり、各種設定を変更したりする際に使用する入力インターフェイスを有する。
外部インターフェイス312は、車内に持ち込んだ携帯端末との無線または有線による接続を可能にする。外部インターフェイス312を介して携帯端末が接続されたとき、例えば、携帯端末内にある音楽データを音声出力部306から出力させたり、画像データを表示部308に表示させることができる。さらに本実施例では、通信部302が路側機200からサーバ100のアクセス情報を受け取ったとき、当該アクセス情報を携帯端末に送信させることができる。
記憶部314は、ナビゲーション部304に必要な道路地図データを記憶する。好ましくは、道路地図データには、SA、PA、道の駅などに路側機が設定されているか否かの情報(路側機の識別情報とこれに対応する位置情報)と、路側機が設置されている場合には、当該路側機を介してサーバへIP接続が可能であるか否か(すなわち、情報を提供するサーバが存在するか否か)のIP接続情報が含まれる。さらに記憶部314は、車載装置300の各機能を制御するためのプログラムや各機能部で使用されるアプリケーションやデータなどを記憶する。例えば、TCP/IPによりURLのウェブページを検索したり、閲覧をすることが可能なブラウザなどを記憶することができる。
制御部316は、例えば、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどから構成され、記憶部314に記憶されたプログラムを実行することにより、各部を制御することができる。本実施例では、制御部316は、図6に示すようなサーバ接続プログラムを包含する。
サーバ接続プログラム400は、路側機200とDSRCによる通信接続が行われたか否かを判定する通信接続判定部410と、IP接続情報に基づきIP接続が可能か否か(情報を配信するサーバが存在するか否か)を判定するIP接続判定部420と、TCP/IPによるURLのウェブページの検索、閲覧するためのブラウザが搭載されているか否かを判定するブラウザ判定部430と、路側機200に対してアクセス情報を要求するアクセス情報要求部440と、路側機200からのアクセス情報を受信するアクセス情報受信部450と、受信されたアクセス情報を表示するアクセス情報表示部460と、外部インターフェイスに携帯端末が接続されているか否かを判定する携帯端末判定部470と、受信したアクセス情報を携帯端末に送信させるアクセス情報送信部480とを含む。
次に、本実施例に係る路車間通信システム10のサーバへの接続動作について図7のフローチャートを参照して説明する。高速道路等のSAやPAのITSスポットの路側機200と通信が可能なエリア212に車両700が進入すると、路側機200と車載装置300間のDSRCによる双方向通信500が開始される(S100)。通信接続判定部410によってDSRCの通信開始が判定されると、IP接続判定部420は、ナビゲーション部304からの位置情報に基づき路側機200の位置を特定し、特定された路側機200がIP接続可能であるか否かを記憶部314に記憶されたIP接続情報に基づき判定する(S102)。また、路側機200は、通信開始に伴い、車載装置識別情報を車載装置300から取得する。
IP接続が可能であると判定されると、次に、ブラウザ判定部430は、車載装置300がブラウザを搭載しているか否かを判定する(S104)。この判定結果は、アクセス情報要求部440へ提供される。アクセス情報要求部440は、ブラウザが未搭載と判定された場合には、仮想的に内部設定をブラウザが搭載に変更する(S106)。次に、アクセス情報要求部440は、通信部302を介して路側機200に対してアクセス情報を要求する(S108)。具体的には、ブラウザを有している旨を含んだクライアントインフォメーション(Client Information)を路側機200に送信する。路側機200は、車載装置300からアクセス情報の要求を受信すると、記憶部202に記憶されたアクセス情報、例えば、SAやPA、道の駅等の特有のウェブサイト(以下、専用サイトと呼ぶ)に係るURL情報を疑似プッシュで車載装置300に送信する(S110)。通信部302を介して路側機200からのアクセス情報がアクセス情報受信部450によって受信されると、アクセス情報表示部460は、表示部308に専用サイトがある旨を表示し(S112)、かつ専用サイトの閲覧を希望するか否かをユーザーに選択させる(S114)。ユーザーが専用サイトの閲覧を希望した場合には、アクセス情報表示部460は、さらに表示部308に、受信したURL情報を表示させる(S116)。
図8(A)は、専用サイトが存在するときの表示部308の表示例である。専用サイトの存在とともに、専用サイトの閲覧を選択するための選択ボタン330が同時に表示される。ユーザーが専用サイトの閲覧を希望する旨を入力すると、図8(B)に示すように、アクセス情報に含まれるURL情報318が表示される。好ましい態様では、URL情報318と併せて、URLを含むQRコード(登録商標)情報320が表示される。なお、このコードは、他の二次元的なコード情報あるいはバーコード等に置換されてもよい。さらに、アクセス情報は、PA、SA等にワイヤレスネットワークの環境があれば、当該ネットワークにログインするためのログイン情報を含むことができ、これらのログイン情報332を表示するようにしてもよい。ログイン情報は、例えば、SSID、パスワードなどを含む。
ユーザーは、表示部308に表示されたURL情報318またはQRコード情報320を携帯端末400に入力し、携帯端末510からサーバ100の専用サイトにアクセスし、ウェブページの情報を閲覧することができる。特に、SA、PA等のサーバのウェブページは、イントラネットによるアクセスを対象にしている場合が多いので、本実施例のようにアクセス情報を取得することにより、そのようなイントラネットの対象のウェブページであっても容易に閲覧することができる。
従来の車載装置300にブラウザが搭載されていなければ、サーバ100のアクセス情報を取得し、かつ専用サイトを閲覧することができなかったが、本実施例では、車載装置300がブラウザを搭載しているか否かにかかわらず、専用サイトのアクセス情報を取得し、携帯端末から閲覧することができる。さらに、ユーザーは、車外からでも、携帯端末510を利用して専用サイトを閲覧することができる。
なお、上記実施例では、車載装置300がブラウザを搭載しているか否かを判定するようにしたが(S104)、これは必ずしも必須ではない。すなわち、ブラウザの搭載の有無に関わらず、路側機200に対してアクセス情報を要求するようにしてもよい。さらに上記実施例では、IP接続が可能か否かを判定するようにしたが(S102)、これは必ずしも必須ではない。すなわち、車載装置からのアクセス情報の要求に対して、路側機200は、IP接続が可能であれば、そのアクセス情報を送信し、IP接続が不可能であれば、アクセス情報を送信しないようにしてもよい。
次に、上記実施例の変形例について説明する。図7に示す動作では、アクセス情報を表示部308に表示させる例を示したが、これに限らず、携帯端末510へ自動的に送信させるようにしてもよい。図9は、このときのフローを示し、ステップS100〜S114までは同一であるので説明を省略する。
ユーザーによって専用サイトの閲覧希望が入力されると(S114)、携帯端末判定部470は、外部インターフェイス312にスマートフォン等の携帯端末が接続されているか否かを判定する(S118)。この接続は、有線に限らず、車載装置300による無線接続であってもよい。携帯端末が接続されていると判定された場合には、アクセス情報送信部480は、携帯端末へアクセス情報を送信する(S120)。この際、表示部308にアクセス情報を併せて表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザーは、携帯端末で受信されたアクセス情報を利用してサーバの専用サイトにアクセスすることができる。
さらに他の態様として、車載装置300に、アクセス情報を自動送信する送信先を予め登録しておくようにしてもよい。送信先は、例えば、携帯端末のメールアドレスである。これにより、携帯端末が必ずしも車載装置に接続されていなくても、携帯端末にアクセス情報を提供することができる。
次に、本発明の第2の実施例を図10のフローチャートに示す。第2の実施例は、第1の実施例で示したときと同様に、車載装置300を搭載した車両700が、ITSスポットのエリア212に入ると、DSRCによる通信が開始される(S200)。次に、アクセス情報要求部440からの要求に応答して路側機200は、プッシュ通知で車両に固有のアクセス情報を送信し、車載装置300は、固有のアクセス情報を受信する(S202)。固有のアクセス情報は、車載装置毎に異なるURL情報を含む。また、固有のアクセス情報は、施設内のネットワークに接続するためのログイン情報(SSIDおよびパスワード)を含むことも可能である。
路側機200の識別部208は、車載装置300に固有のアクセス情報を与えると、車載装置識別情報とこれに対応する固有のアクセス情報(以下、車載装置管理情報と称す)を記憶部202に記憶するとともに(S204)、車載装置管理情報をサーバ100に送信する。サーバ100は、受信した車載装置管理情報を記憶部102に保持する(S206)。
一方、車載装置300は、第1の実施例のときと同様に、専用サイトの閲覧を希望するか否かをユーザーに選択させ、閲覧希望が選択された場合には、固有のアクセス情報に含まれる固有のURL情報を表示部308に表示させる(S208)。また、第1の実施例のときと同様に、車載装置300に携帯端末510が接続されていれば、固有のアクセス情報を携帯端末510に自動的に転送するようにしてもよい。
携帯端末510において、固有のURL情報が取得されると(S210)、携帯端末510は、固有のURL情報を用いてサーバ100をアクセスする。携帯端末510は、通常の無線公衆回線網を利用してサーバ100にアクセスしてもよいし、あるいは、SA、PAの施設内のワイヤレスネットワークを利用する場合には、上記したログイン情報を用いてワイヤレスネットワークを介してアクセスすることも可能である。
サーバ100の制御部108は、携帯端末510からのアクセスがあると、固有のURL情報に一致する車載装置管理情報を検索し、携帯端末510の識別情報(例えば、携帯端末のIPアドレスや電話番号)を車載装置管理情報に関連付けする(S212)。つまり、車載装置300と携帯端末510とが関連付けられる。サーバ100のアプリケーション部106は、この関連付けされた情報を利用して種々のサービスをユーザーに提供することができる。例えば、駐車場料金、EV電気料金、レストランの順番待ち状況などのサービスをユーザー個別に提供することができる。
次に、携帯端末510と車載装置300の関連付けについて詳細に説明する。図11は、路側機200の記憶部202に記憶される車載装置管理情報800を示している。車載装置管理情報800は、車載装置に固有のURL情報802と、それに対応する車載装置管理番号804とを含む。路側機200の識別部208は、例えば、車載装置300との通信が行われるたびに、車載装置300から取得された車載装置管理番号804に、順次、固有のURL情報を割り当てることができる。車載装置管理番号804は、例えば、車載装置300の固有の識別情報、および車載装置300が搭載された車両700の固有の識別情報の双方を含むことができる。路側機200は、例えば、車載装置管理情報800が更新されるたびに、更新された車載装置管理情報800をサーバ100へ送信する。
次に、車載装置と携帯端末との関連付けの他の例について説明する。図12に示す車載装置管理情報900は、ワイヤレスLANに入るためのパスワードを管理する項目902と、ワイヤレスLANのSSIDを管理する項目904と、車載装置管理番号を管理する項目906を有する。これらの車載装置管理情報900は、路側機200の記憶部202に記憶され、かつ、サーバ100に送信される。
本例の場合は、パスワードが各車載装置に対して固有であり、施設内のワイヤレスLANに携帯端末510がログインする際に入力されたパスワードに一致する車載装置管理情報900が検索される。そして、一致するパスワードもつ車載装置管理情報と携帯端末510の識別情報とが関連付けされる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (21)

  1. 路側機と、当該路側機と無線通信可能な車載装置とを備えた路車間通信システムであって、
    前記路側機は、
    前記車載装置との無線通信を可能にする第1の通信手段と、
    少なくとも携帯端末から情報を提供するサーバへアクセスするためのアクセス情報を前記第1の通信手段を介して前記車載装置へ送信する送信手段と、を有し、
    前記車載装置は、
    前記路側機との無線通信を可能にする第2の通信手段と、
    前記路側機がインターネットプロトコルを利用した接続が可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて前記第2の通信手段を介して前記路側機に対して前記アクセス情報を要求する要求手段と、
    前記要求手段に応答して前記送信手段から送信された前記アクセス情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたアクセス情報を出力する出力手段と、
    を有し、
    前記要求手段は、前記車載装置がウェブページを閲覧、検索するためのウェブブラウザを搭載していない場合であっても、前記路側機に対してアクセス情報を要求する、路車間通信システム。
  2. 前記車載装置はさらに、路側機がインターネットプロトコルを利用した接続が可能であるか否かを予め記憶する記憶手段を有し、前記判定手段は、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて判定を行う、請求項1に記載の路車間通信システム。
  3. 前記要求手段は、前記車載装置がウェブブラウザを搭載しない場合であっても、ウェブブラウザの有無を示す設定内容を仮想的にウェブブラウザ有に変更して要求を行う、請求項1または2に記載の路車間通信システム。
  4. 前記車載装置は、表示部をさらに備え、
    前記出力手段は、前記表示部に前記アクセス情報を表示する、請求項1ないし3いずれか1つに記載の路車間通信システム。
  5. 前記車載装置は、前記携帯端末を接続するための外部インターフェイス部をさらに備え、
    前記出力手段は、前記アクセス情報を前記外部インターフェイス部を介して前記携帯端末に送信する、請求項1ないし3いずれか1つに記載の路車間通信システム。
  6. 前記路側機はさらに、前記第1の通信手段を介して通信される車両を識別する識別手段を含み、
    前記送信手段は、前記識別手段によって識別された車両に固有のアクセス情報を送信する、請求項1ないし3いずれか1つに記載の路車間通信システム。
  7. 前記路側機は、パーキングエリアまたはサービスエリアに設置され、前記アクセス情報は、パーキングエリアまたはサービスエリアが提供するサービスに関する情報のURL情報である、請求項1ないしいずれか1つに記載の路車間通信システム。
  8. 前記路側機は、パーキングエリアまたはサービスエリアに設置され、前記アクセス情報は、パーキングエリアまたはサービスエリアで利用可能なネットワークに接続するためのログイン情報である、請求項1ないしいずれか1に記載の路車間通信システム。
  9. 前記アクセス情報は、前記URL情報またはログイン情報を含むQRコード情報である、請求項またはいずれか1つに記載の路車間通信システム。
  10. 路車間通信システムはさらに、前記路側機とデータ通信可能なサーバを含み、
    前記サーバは、
    外部からアクセス可能なウェブページとを記憶する記憶手段と、
    前記ウェブページのアクセス情報を前記路側機に提供する提供手段とを備え、
    前記路側機の送信手段は、前記ウェブページにアクセスするためのアクセス情報を前記車載装置に送信する、請求項1ないしいずれか1つに記載の路車間通信システム。
  11. 前記路側機は、前記識別手段により識別された車両の識別情報とこれに対応する固有のアクセス情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバはさらに、携帯端末から前記固有のアクセス情報を用いたアクセスがあったとき、前記携帯端末の識別情報と車両の識別情報とを関連付けする手段を有する、請求項10に記載の路車間通信システム。
  12. 前記第1および第2の通信手段は、DSRCによる狭域の双方向通信である、請求項1ないし11いずれか1つに記載の路車間通信システム。
  13. 路側機との無線通信を可能にする通信手段と、
    前記路側機がインターネットプロトコルを利用した接続が可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて前記通信手段を介して前記路側機に対して、少なくとも携帯端末から情報を提供するサーバへアクセスするためのアクセス情報を要求する要求手段と、
    前記要求に応答して前記路側機から送信された前記アクセス情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記アクセス情報を出力する出力手段と、
    を有し、
    前記要求手段は、前記車載装置がウェブページを閲覧、検索するためのウェブブラウザを搭載していない場合であっても、前記路側機に対してアクセス情報を要求する、車載装置。
  14. 路側機と、前記路側機と無線通信可能な車載装置と、前記路側機とデータ通信可能なサーバとを備えた路車間通信システムにおけるサーバへの接続方法であって、
    前記路側機に車載装置が接近されたとき、前記路側機と前記車載装置との無線通信を開始するステップと、
    前記路側機がインターネットプロトコルを利用した接続が可能であるか否かを判定するステップと、
    判定結果に基づいて前記車載装置から前記路側機に対し少なくとも携帯端末から情報を提供する前記サーバへアクセスするためのアクセス情報を要求するステップと、
    前記要求に応答して前記路側機から前記車載装置へ前記アクセス情報を送信するステップと、
    前記車載装置において前記アクセス情報を受信するステップと、
    前記車載装置において受信された前記アクセス情報を出力するステップと、
    を有し、
    前記要求するステップは、前記車載装置がウェブページを閲覧、検索するためのウェブブラウザを搭載していない場合であっても、前記路側機に対してアクセス情報を要求する、接続方法。
  15. 前記出力するステップは、前記車載装置の表示部に前記アクセス情報を表示する、請求項14に記載の接続方法。
  16. 前記出力ステップは、携帯端末を接続するための外部インターフェイス部を介して前記アクセス情報を前記携帯端末に送信する、請求項14に記載の接続方法。
  17. 前記路側機は、パーキングエリアまたはサービスエリアに設置され、前記サーバは、パーキングエリアまたはサービスエリアが提供するサービスに関する情報を提供し、前記アクセス情報は、前記サービスに関する情報をアクセスするための情報である、請求項14ないし15いずれか1つに記載の接続方法。
  18. 接続方法はさらに、前記路側機が車両を識別する識別ステップを含み、
    前記送信するステップは、前記識別された車両に固有のアクセス情報を送信する、請求項14に記載の接続方法。
  19. 前記アクセス情報は、パーキングエリアまたはサービスエリアで利用可能なネットワークに接続するためのログイン情報を含む、請求項14ないし17いずれか1つに記載の接続方法。
  20. 接続方法はさらに、外部からアクセス可能なウェブページのアクセス情報を前記サーバから前記路側機に提供するステップを含み、
    前記送信するステップは、前記ウェブページをアクセスするためのアクセス情報を車載装置に送信する、請求項14ないし18いずれか1つに記載の接続方法。
  21. 接続方法はさらに、車両の識別情報とこれに対応する固有のアクセス情報を前記路側機から前記サーバに送信するステップと、
    前記サーバにおいて携帯端末から前記固有のアクセス情報を用いたアクセスがあったとき、当該携帯端末の識別情報と車両の識別情報とを関連付けするステップとを有する、請求項14ないし19いずれか1つに記載の接続方法。
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