JP6326965B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置に関するものであって、詳しくは、複数の電源モジュールを並列に接続して構成する電源装置に関するものである。
従来から、複数の電源モジュールを並列接続して構成する電源装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような電源装置は、並列に接続された電源モジュールのそれぞれから電力が供給されるので、電源モジュール1台当たりの出力を抑えることができる。したがって、電源モジュール1台当たりの放熱を抑えることができる。また、特定の電源モジュールが故障した場合でも、電源装置全体の出力を継続させることができる。すなわち、冗長性を持たせることができる。以上のとおり、電源モジュールを並列接続して構成する電源装置は、動作の継続性や故障への耐性を向上させることができる。
特許文献1の電源装置のようにスイッチング電源装置は、商用電源等から供給される電圧をスイッチング素子によって所望する電圧に変換して供給する(出力する)。このときの変換効率は、電源装置に接続される負荷の大きさ(重さ)に応じて変動する。例えば、大きい負荷(重い負荷)が接続されたとき、スイッチング素子やインダクタの抵抗による損失の影響が大きくなるので、変換効率は低下する。また、小さい負荷(軽い負荷)が接続されたときは、スイッチング素子を駆動させるために消費される電力の影響が大きくなり、変換効率が低下する。したがって、スイッチング電源装置の変換効率は、最も高くなる負荷条件がある。
スイッチング素子を備える電源モジュールを複数並列に接続して構成される電源装置の変換効率を最も高める方法として、電源装置に接続されている負荷が小さい(軽い)ときには、並列に接続されている複数の電源モジュールのうち、一部の電源モジュールから負荷への電力供給を停止させる方法がある。すなわち、電源装置から電力が供給される負荷の大小に応じて各電源モジュールの出力を停止・開始する方法が知られている。この方法によれば、負荷の大きさに応じて、電源モジュール1つ当たりにおける変換効率が最も高くなる領域で使用することができ、電源装置全体としての変換効率を高めることができる。
上記のような電源装置は、接続されている負荷の状態が変化して大きく(重く)なったとき、出力を停止していた電源モジュールからの出力を再開させる。電源モジュールは、電力を出力しない状態から出力する状態へと遷移するときに、その出力が所定の値で安定するまでに時間を要する。この間、電源装置全体の出力電圧制御は安定しない。言い換えると、複数の電源モジュールを並列接続した従来の電源装置の場合、負荷状態の変動によって電源モジュールの動作状態が変化した後、出力電圧が安定するまで時間を要し、その間、出力電圧には大きな変動が現れる。
上記のような出力電圧の変動は、急激な負荷状態の変動時においても安定した定電圧が供給される必要がある用途では、許容できない。そこで、急激な負荷状態の変動時においても安定した定電圧が供給される必要がある負荷に用いるとき、電源装置全体の変換効率はある程度低下しても、常に全ての電源モジュールの出力を維持し続ける必要がある。すなわち、従来の電源装置では、負荷が軽い状態であっても、全ての電源モジュールは常に出力状態を維持して、部分的に電源モジュールを停止状態に遷移させることはできなかった。
ところで、電源装置を構成する電源モジュールのうち、1つを主たる電源モジュール(マスター電源モジュール)として、その他をマスター電源モジュールに追従するスレーブ電源モジュールとして動作させる方法がある。
ここで、マスター電源モジュールは、出力状態を常に維持し、スレーブ電源モジュールは、負荷条件に応じて、出力状態か又は停止状態のいずれかの状態になるように制御される。すなわち、スレーブモジュール電源モジュールは、出力状態から停止状態、または、停止状態から出力状態、のように状態が遷移する。各々のスレーブ電源モジュールは、その出力電圧を目標値に一致させるよう制御すると同時に、平行して各々の電源モジュールの出力電流が均一になるように制御する。
しかし、出力を停止していた各スレーブ電源モジュールを出力状態に移行した時、出力電流を均等にする制御が安定するまでの間、各電源モジュール間の目標値電圧のわずかな差に起因する誤差により、負荷への供給電圧にリップルが生ずる。
すなわち、電源装置の変換効率を高めつつ、負荷変動への追従性を高めるには、さらなる工夫が求められる。
そこで本発明は、複数の電源モジュールを並列接続して構成する電源装置において、接続される負荷が軽い状態から重い状態に変化しても、電源装置全体の出力電圧制御及び電源モジュール間で電流を均等化させる制御を短時間で安定化させ、出力電圧の変動を小さくする電源装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数の電源モジュールを並列接続してなる電源装置であって、前記電源モジュールのそれぞれは、基準電圧を発生させる基準電圧発生手段と、前記基準電圧を調整する調整基準電圧を発生させる基準電圧調整手段と、前記電源装置の出力電圧と前記調整基準電圧により調整された前記基準電圧との誤差を示す誤差電圧を発生させる誤差アンプと、前記誤差電圧に基づいてスイッチング素子を駆動する駆動回路と、前記スイッチング素子からの出力電流を検出する電流検出手段と、デジタル−アナログ変換器と、を備え、前記電源モジュールは、前記電源装置の動作中において、出力電流を発生させる1つのマスターモジュールと、出力電流を発生させる動作状態と出力電流を発生させない休止状態のいずれかの状態になるスレーブモジュールと、のいずれかであり、前記動作状態のスレーブモジュールにおいて、前記デジタル−アナログ変換器は出力値が調整される調整状態になり、前記デジタル−アナログ変換器の出力は前記誤差電圧と等しくなるように調整され、前記休止状態のスレーブモジュールにおいて、前記デジタル−アナログ変換器は出力値が維持される維持状態になり、前記基準電圧調整手段は、前記デジタル−アナログ変換器の出力と前記誤差電圧との差に応じて調整基準電圧を発生させる、ことを最も主な特徴とする。
本発明によれば、接続される負荷が軽い状態から重い状態に変化しても、電源装置全体の出力電圧制御及び電源モジュール間で電流を均等化させる制御を短時間で安定化させ、出力電圧の変動を小さくすることができる。
本発明に係る電源装置の実施例を示すブロック図である。 上記電源装置を構成する電源モジュールの詳細な構成を示すブロック図である。 上記電源モジュールのうち、マスターモジュールとして機能する電源モジュールの詳細な機能ブロック図である。 上記電源モジュールのうち、スレーブモジュールとして機能し、動作状態にある電源モジュールの詳細な機能ブロック図である。 上記電源モジュールのうち、スレーブモジュールとして機能し、休止状態にある電源モジュールの詳細な機能ブロック図である。 上記電源モジュールが備える誤差アンプの詳細な構成を示す回路図である。
●電源装置の全体構成
以下、本発明に係る電源装置の実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係る電源装置100の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、電源装置100は、4つの電源モジュールと、各電源モジュールの出力端子(Vout端子)に接続されるインダクタと、各インダクタに接続されるキャパシタ30と、を有してなる。4つの電源モジュールは、それぞれ、第1モジュール11、第2モジュール12、第3モジュール13、第4モジュール14である。また、各電源モジュールの出力端子(Vout端子)に接続されるインダクタは、第1インダクタ21、第2インダクタ22、第3インダクタ23、第4インダクタ24である。
各インダクタとキャパシタ30によりフィルタ回路が構成される。このフィルタ回路の作用により、各電源モジュールのVout端子から出力される電圧は平滑化される。平滑化された電圧(出力電圧Vout5)が、負荷40に供給される。
各電源モジュールは、入力端子であるVin端子を備えている。各Vin端子には、電力供給源50が接続されている。この電力供給源50から供給される電圧を、入力電圧Vinとする。電源装置100は、入力電圧Vinを所望する電圧である出力電圧Vout5に変換して出力する。電力供給源50は、たとえば電池である。出力電圧Vout5は、たとえば携帯電子機器に供給する電圧である。すなわち、電源装置100は、たとえば電池(3V〜4V)から携帯電子機器に用いる電圧(1V)を生成する。なお、以下の説明において、電源装置100は、いわゆる「降圧型」を前提としている。しかし、本発明は、降圧型に限られるものではない。
4つの電源モジュールは、いずれも同じ構成からなる。電源装置100は、並列された複数の電源モジュールのうち、一つをマスターモジュールとして機能させて、その他をスレーブモジュールとして機能させる。マスターモジュールとして機能する電源モジュールは、電源装置100の動作中(電源装置100から負荷40に出力電圧Vout5が供給されている間)は常に出力電流Iout4を発生させる状態にある。
スレーブモジュールとして機能する電源モジュールは、電源装置100の動作中において、出力電流Iout4を発生させる動作状態(動作状態)と、出力電流Iout4を発生させない状態(休止状態)と、を負荷40に応じて遷移して切り替えられる。
すなわち、電源装置100が動作中であれば、マスターモジュールは負荷40の状態(大きさ)に関係なく、出力電流Iout4を常に発生させる。一方、スレーブモジュールは、電源装置100が動作中であっても、負荷40の状態に応じて、出力電流Iout4を発生するか停止するかの状態を遷移する。スレーブモジュールは、負荷40が大きいときは、すべてのスレーブモジュールにおいて出力電流Iout4を発生させる。負荷40が小さいときは、一部のスレーブモジュールにおいて出力電流Ioutを発生させ、その他のスレーブモジュールは出力電流Iout4を発生させない。
各電源モジュールは、それぞれが発生させる出力電流Iout4の大きさ(電流値)を内部で検出できる構成を備えている。また、各電源モジュールは、出力電圧Vout5も検出できる構成を備えている。
図1に示されるように、第1モジュール11から第4モジュール14は、それぞれクロック端子(CLK端子)を備えている。各CLK端子は、配線により接続されている。マスターモジュールである第1モジュール11は、同期用のクロック信号を生成する。第1モジュール11で生成されたクロック信号は、CLK端子を介して、各スレーブモジュール(第2モジュール12、第3モジュール13、第4モジュール14)にそれぞれ供給される。各電源モジュールは、クロック信号に応じて電力変換処理(スイッチング処理)を実行する。すなわち、並列接続されている各電源モジュールは、クロック信号によって同期して動作する。
また、図1に示されるように、第1モジュール11から第4モジュール14のVsence端子は、配線により接続されている。第1モジュール11は、自らの出力電流Iout4を検出して、この出力電流Iout4の大きさを示す信号(例えば、電圧信号)を生成する。以下において、「出力電流Iout4の大きさを示す電圧信号」をVsense信号6という。マスターモジュールのVsense信号6は、Vsence端子から出力されて、スレーブモジュールのVsence端子へと入力される。
スレーブモジュールである第2モジュール12から第4モジュール14は、第1モジュール11からのVsense信号6によって、マスター電源モジュールである第1モジュール11の出力電流Iout5の値を検知する。
また、スレーブモジュールである第2モジュール12から第4モジュール14は、第1モジュール11からのVsense信号6を受信すると同時に、自らの出力電流Iout4を検出する。
スレーブモジュールである第2モジュール12から第4モジュール14は、各々の出力電流Iout4と、第1モジュール11のVsense6とを比較する。これによって、スレーブモジュールである第2モジュール12から第4モジュール14は、自らの出力電流Iout4を第1モジュール11の出力電流Iout4に一致させるように動作する。この制御動作によって、全ての電源モジュールの出力電流Iout4は等しい値になる。
また、第1モジュール11から第4モジュール14は、それぞれ、Isink端子とIsrc端子を有していて、配線で接続されている。すなわち、第1モジュール11のIsink端子と第2モジュール12のIsrc端子、第2モジュール12のIsink端子と第3モジュール13のIsrc端子、第3モジュール13のIsink端子と第4モジュール14のIsrc端子は接続されている。
このように隣接する電源モジュールのIsink端子とIsrc端子を配線で接続することで、各電源モジュールは並列に接続される。なお、第1モジュール11のIsrc端子は、電力供給源50に配線で接続されている。また、第4モジュール14のIsinkは、接地されている。この配線によって、第1モジュール11はマスターモジュールとして動作するようになり、第2モジュール12から第4モジュール14はスレーブモジュールとして動作する。
隣接し合う電源モジュールのIsrc端子からIsink端子へと入力される電流の値によって、各電源モジュール間において様々な情報が伝達される。各電源モジュールにおいて伝達される情報は、例えば、接続されている電源モジュールの数、動作状態にあるスレーブモジュールの数、何番目の電源モジュールに当たるのか、などである。なお、Isink端子とIsrc端子によって実現される機能の詳細な説明は省略する。
以上のように、各電源モジュールは、電力供給源50と接続するVin端子、負荷40にフィルタ回路を介して接続されるVout端子、及び、CLK端子、Vsense端子、Isink端子、Isrc端子を備えている。
すでに説明したとおり、電源装置100を構成する各電源モジュールの内部構成は同じである。しかし、電源モジュール相互の接続のされ方によって、マスターモジュールとスレーブモジュールに区別される。なお、電源装置100は、図1に例示したように、4台の電源モジュールを並列に接続する構成に限られるものではなく、1台の電源モジュールで構成してもよいし、任意の台数を並列接続してもよい。
●電源モジュールの詳細構成
次に、電源装置100を構成する各電源モジュールの詳細な構成について図2を用いて説明する。図2は、各電源モジュールのブロック図である。なお、図2では、Isink端子、Isrc端子及びそれらを使って並列接続されている電源モジュールの数を検知する手段、電力を出力する状態にある電源モジュールの数を検知する手段、各々の電源モジュールの順番を検知する手段については省略している。
図2に示されるように、電源モジュールである第1モジュール11、第2モジュール12、第3モジュール13、第4モジュール14は、それぞれ同様の構成を備えている。これら電源モジュールは、基準電圧生成回路68と、誤差アンプ61と、PWM波形生成回路63と、発振回路77と、クロックスイッチ76と、三角波発生回路62と、を備えている。また、駆動回路であるドライバ回路64と、第1出力スイッチ65と、第2出力スイッチ66と、を備えている。さらに、出力電流検出回路67と、第3比較器91と、デジタル制御回路92と、デジタル−アナログ変換器であるDAC93と、第1切替スイッチ75と、第2切替スイッチ74と、第1比較器72と、第2比較器73と、積分回路71と、を備えている。
基準電圧生成回路68は、予め決められた基準電圧Vref1を生成して出力する。
誤差アンプ61は、基準電圧生成回路68から供給される第1基準電圧Vref1と電圧調整値Vadjust10の和である第2基準電圧Vref2と出力電圧Vout5とを比較し、その誤差を積分した電圧を示す第1誤差電圧Verror3を発生させる。電圧調整値Vadjust10は、調整基準電圧であって、その詳細は後述する。また、第2基準電圧Vref2は、調整基準電圧により調整された基準電圧である。
発振回路77は、クロック信号(CLK信号)を生成して出力する。発振回路77は、マスターモジュールとして機能する電源モジュールにおいて動作し、スレーブモジュールでは動作しない。
クロックスイッチ76は、発振回路77から出力されるCLK信号を、三角波発生回路62に入力し、また、マスターモジュールのCLK端子から出力させるためのスイッチである。クロックスイッチ76は、マスターモジュールではオン状態であって、スレーブモジュールでは、電力を出力する状態にあるか否かに関わらずオフ状態である。
三角波発生回路62は、発振回路77から供給されるクロック信号(CLK信号)に応じて、予め決められた周波数及び振幅を有する三角波を発生する。
PWM波形生成回路63は、誤差アンプ61の出力(第1誤差電圧Verror3)と三角波発生回路62の出力(三角波)とを比較し、比較結果を示す信号をドライバ回路64に送る。PWM波形生成回路63が出力する信号は、PWM(Pulse Width Modulation)信号である。
ドライバ回路64は、PWM信号に応じて、第1出力スイッチ65と第2出力スイッチ66のオン・オフを制御する制御信号を出力する駆動回路である。
第1出力スイッチ65は、PchMOSFETスイッチである。第1出力スイッチ65は、スイッチング素子であって、ドライバ回路64からの制御信号に応じてオン・オフが制御される。
第2出力スイッチ66は、NchMOSFETスイッチである。第2出力スイッチ66は、スイッチング素子であって、ドライバ回路64からの制御信号に応じてオン・オフが制御される。
出力電流検出回路67は、第1出力スイッチ65と第2出力スイッチ66から出力される出力電流Iout4を検出して、出力電流Iout4の大きさを示す情報(出力電流値に比例した電圧を示す信号)であるVsense信号6を出力し伝達する。マスターモジュールのVsense信号6は、Vsense端子を介して、スレーブモジュールに伝達される。また、スレーブモジュールのVsense信号6は、第1比較器72に入力される。
第1比較器72は、スレーブモジュールとして機能する電源モジュールにおいて動作する。第1比較器72は、スレーブモジュールが動作状態のときに動作し、休止状態のときには動作しない。第1比較器72は、Vsense端子を介して通知されるマスターモジュールのVsense6と、自らの出力電流Iout4に係るVsense6とを比較し、比較結果を出力する。
第1切替スイッチ75は、Vsense端子を介してVsense信号6を他の電源モジュールに向けて出力するか、他の電源モジュールからVsense信号6を受け取るか、を切り替えるスイッチである。
第1切替スイッチ75は、マスターモジュールとして機能する電源モジュールでは、常にオン状態である。第1切替スイッチ75がオン状態であるとき、出力電流検出回路67の出力とVsense端子は結線される。第1切替スイッチ75は、スレーブモジュールとして機能する電源モジュールでは、では、動作状態であるか休止状態であるかに関わらず、オフ状態である。
第2比較器73は、スレーブモジュールとして機能する電源モジュールにおいて動作する。第2比較器73は、スレーブモジュールが休止状態のときに動作する。第2比較器73は、誤差アンプ61から出力される誤差電圧Verror3と、DAC93から出力されるアナログ電圧Vaimとを比較し、比較結果を出力する。
DAC93は、マスターモジュールとして機能する電源モジュールでは、動作しない。DAC93は、スレーブモジュールとして機能する電源モジュールにおいて動作する。その動作モードは2つある。スレーブモジュールが動作状態のとき、DAC93は、その出力値を調整する「調整状態」で動作する。この「調整状態」は、DAC93の出力が誤差アンプ61からの出力と等しくなるように調整される動作である。また、スレーブモジュールが休止状態のとき、DAC93は、その出力値を維持する「維持状態」で動作する。この「維持状態」は、DAC93の出力が変更されずに同じ値を出力し続ける動作である。
「調整状態」にあるDAC93は、デジタル制御回路92からの制御信号に応じて、アナログ電圧Vaimの値を増減して出力する。
第3比較器91は、誤差アンプ61から出力される第1誤差電圧Verror3の値と、DAC93から出力されるアナログ電圧Vaimの値を比較し、比較結果を出力する。第3比較器91が出力する比較結果は、アナログ電圧VaimがVerror3に対して「大きい」「小さい」を示す2値の信号である。
デジタル制御回路92は、第3比較器91の出力に応じて、DAC93が出力するアナログ電圧Vaimの値を「増加」または「減少」させる制御信号を出力する。
積分回路71は、第1比較器72と第2比較器73の出力を積分して出力する。積分回路71からの出力は、第1基準電圧Vref1を補正して調整する電圧補正値Vadjust10である。電圧補正値Vadjust10は、調整基準電圧である。積分回路71、第1比較器72、第2比較器73により基準電圧調整手段が構成されている。
●マスターモジュールの説明
次に、マスターモジュールとして機能するときの電源モジュールの動作について説明する。図3は、マスターモジュールとして機能する第1モジュール11において動作する構成のみを示した機能ブロック図である。
マスターモジュールとして機能するとき、第1モジュール11が備える構成のうちの幾つかの構成は、動作しない状態(非動作状態)になる。図3において図示を省略しているDAC93、第1比較器72、第2比較器73、第3比較器91、デジタル制御回路92、積分回路71がそれに当たる。なお、マスターモジュールとして機能するとき、オフ状態になる第2切替スイッチ74も図示を省略している。マスターモジュールとして機能するときはオン状態になる第1切替スイッチ75とクロックスイッチ76は、配線のみを示している。
マスターモジュールとして機能する第1モジュール11は、動作中は常に出力電流Iout4を生成して出力している。この出力電流Iout4は、出力電流検出回路67によって検出されて、Vsense信号6が生成される。出力電流検出回路67はVsense端子と配線により接続されているので、生成されたVsense信号6は、Vsense端子を介して、スレーブモジュールへと伝達される。
誤差アンプ61には、第2基準電圧Vref2と出力電圧Vout5が入力される。第2基準電圧Vref2は、第1基準電圧Vref1に対して電圧補正値Vadjust10を加算したものである。マスターモジュールとして機能する第1モジュール11では、電圧補正値Vadjust10は生成されない。したがって、第2基準電圧Vref2は、第1基準電圧Vref1と同値になる。
誤差アンプ61は、第2基準電圧Vref2(第1基準電圧Vref1)と出力電圧Vout5とを比較して、その差を積分する。誤差アンプ61からは第1誤差電圧Verror3が生成されて出力される。
発振回路77で生成されたクロック信号は、三角波発生回路62に入力され、かつ、CLK端子を介してスレーブモジュールへ向けて出力される。三角波発生回路62は、入力されたクロック信号に応じて三角波信号を生成して出力する。
第1誤差電圧Verror3と三角波信号は、PWM波形生成回路63に入力される。PWM波形生成回路63は、第1誤差電圧Verror3と三角波信号の比較結果に基づくPWM波形信号を生成して出力する。
このPWM波形信号は、ドライバ回路64に入力される。ドライバ回路64は、入力されたPWM波形信号に基づいて、第1出力スイッチ65と第2出力スイッチ66を駆動する駆動信号を生成する。第1出力スイッチ65と第2出力スイッチ66は、駆動信号に応じてオン・オフが制御される。第1出力スイッチ65と第2出力スイッチ66のオン・オフ制御によって、負荷40(図3において不図示)に所定の電圧(出力電圧Vout5)が供給される。
以上のとおり、マスターモジュールは、出力電圧Vout5が基準電圧生成回路68から供給される電圧と等しくなるようフィードバック制御される。また、マスターモジュールからの出力電流Iout4の値は、Vsense端子を介してスレーブモジュールに伝達される。これによって、スレーブモジュールの出力電流Iout4はマスターモジュールの出力電流Ioutt4と同値になるよう制御される。すなわち、電源装置100を構成する複数の電源モジュールの出力電圧Vout5は一定の値になり、複数の電源モジュール間で基準電圧生成回路68の出力電圧にわずかな誤差があっても、負荷を均等に分散させることができる。
●スレーブモジュールの説明
次に、スレーブモジュールとして機能するときの電源モジュールについて説明する。 スレーブモジュールとして機能するとき、第2モジュール12から第4モジュール14が備える構成の幾つかは、非動作状態になる。非動作状態になる構成は、スレーブモジュールが出力電流Iout4を発生する状態(動作状態)であるか、出力電流Iout4を発生しない状態(休止状態)であるか、により異なる。
図4は、スレーブモジュールとして機能する第2モジュール12から第4モジュール14が、動作状態であるときに動作する構成のみを示した機能ブロック図である。図4に示されるように、動作状態では、第2比較器73と発振回路77が非動作状態になる。また、第2切替スイッチ74はオン状態になり、第1切替スイッチ75とクロックスイッチ76はオフ状態になる。図4は、非動作状態になる構成の図示を省略している。また、オン状態になるスイッチは配線のみを示し、オフ状態になるスイッチは、図示を省略している。
スレーブモジュールは、出力電圧Vout5が一定の値になるように、自らの基準電圧生成回路68から出力される第1基準電圧Vref1を補正する。マスターモジュールと同様に、電力を出力する状態のスレーブモジュールは、出力電流Iout4を生成して出力する。この出力電流Iout4は、出力電流検出回路67によって検出されて、Vsense信号6が生成される。生成されたVsense信号6は、第1比較器72へと入力される。第1比較器72には、Vsense端子を介して、マスターモジュールからのVsense信号6も入力される。第1比較器72は、スレーブモジュールのVsense信号6とマスターモジュールのVsense信号6とを比較して、両者の誤差を増幅し、第2誤差電圧Verror9を出力する。
第2誤差電圧Verror9は、積分回路71に入力される。積分回路71は、入力された第2誤差電圧Verror9を積分して、電圧補正値Vadjust10を出力する。この電圧補正値Vadjust10と基準電圧生成回路68から出力される第1基準電圧Vref1が加算されて、第2基準電圧Vref2が生成される。
第2基準電圧Vref2は、スレーブモジュールの第1基準電圧Vref1を、マスターモジュールの出力電流Iout4に応じて補正したものである。すなわち、第2基準電圧Vref2は、スレーブモジュールの第1基準電圧Vref1が、マスターモジュールの第1基準電圧Vref1と同値になるように、マスターモジュールからの出力に応じて補正したものである。これによって、基準電圧生成回路68から出力される第1基準電圧Vref1のばらつきを補正することができる。
誤差アンプ61には、第2基準電圧Vref2と出力電圧Vout5が入力される。
第2基準電圧Vref2は、第1基準電圧Vref1に対して電圧補正値Vadjust10を加算したものである。スレーブモジュールの電圧補正値Vadjust10は、マスターモジュールの第1基準電圧Vref1とスレーブモジュールの第1基準電圧Vref1との誤差を補正する値である。スレーブモジュールの電圧補正値Vadjust10は、スレーブモジュールの出力電流Iout4とマスターモジュールの出力電流Iout4との誤差に基づく値である。
誤差アンプ61は、第2基準電圧Vref2と出力電圧Vout5とを比較して、その差を積分し、第1誤差電圧Verror3を出力する。すなわち、誤差アンプ61は、第2基準電圧Vref2と出力電圧Vout5に基づいて、第1誤差電圧Verror3を生成する。
スレーブモジュールでは、CLK端子を介してマスターモジュールの発振回路77で生成されたクロック信号が取り込まれて、三角波発生回路62に入力される。三角波発生回路62は入力されたクロックに基づく三角波信号を生成して出力する。
以上のように生成された第1誤差電圧Verror3と三角波信号がPWM波形生成回路63に入力される、PWM波形信号が生成される。このPWM波形信号がドライバ回路64に入力されて、第1出力スイッチ65と第2出力スイッチ66が駆動され、負荷40(図3において不図示)に所定の電圧(出力電圧Vout5)が供給される。
以上のように第1出力スイッチ65と第2出力スイッチ66の駆動制御により発生する出力電流Iout4に基づいて、第2誤差電圧Verror9が生成され、出力電圧Vout5との比較に用いられる第2基準電圧Vref2が生成される。
以上のとおり、スレーブモジュールでは、出力電圧Vout5が基準電圧生成回路68から供給される電圧を補正した電圧になるようフィードバック制御される。
また、動作状態にあるスレーブモジュールでは、DAC93から出力されるアナログ電圧Vaimが第1誤差電圧Verror3と同値になるように制御される。誤差アンプ61で生成されて出力された第1誤差電圧Verror3は、第3比較器91に入力される。また、DAC93から出力されるアナログ電圧Vaimも第3比較器91に入力される。
第3比較器91は、第1誤差電圧Verror3とアナログ電圧Vaimの大小を2値化する。2値化された情報は、デジタル制御回路92に入力される。
デジタル制御回路92は、第3比較器91から入力された2値化された信号に基づいて、DAC93を制御する信号を生成する。
第3比較器91における比較結果が「第1誤差電圧Verror3>アナログ電圧Vaim7」であるとき、デジタル制御回路92はDAC93の出力をインクリメントするように制御する。一方、第3比較器91における比較結果が「第1誤差電圧Verror3<アナログ電圧Vaim7」であるとき、デジタル制御回路92はDAC93の出力をデクリメントするように制御する。
以上の制御によって、スレーブモジュールが動作状態にあるとき、その電源モジュールでは、DAC93の出力(アナログ電圧Vaim7)が第1誤差電圧Verror3と同値になるように制御される。
図5は、休止状態にあるスレーブモジュールを示している。スレーブモジュールが休止状態にあるとき、第1比較器72、三角波発生回路62、PWM波形生成回路63、ドライバ回路64、第1出力スイッチ65、第2出力スイッチ66、出力電流検出回路67、第3比較器91、発振回路77は非動作状態になる。また、第1切替スイッチ75、第2切替スイッチ74、クロックスイッチ76はオフ状態になる。
休止状態にあるスレーブモジュールは、第2基準電圧Vref2を生成するための補正電圧である電圧補正値Vadjust10を、自己の出力電流Iout4に基づいて得ることができない。そこで、DAC93から出力されるアナログ電圧Vaimを用いて、電圧補正値Vadjust10を生成し、これによって誤差アンプ61への入力(第2基準電圧Vref2)を得る。
休止状態にあるスレーブモジュールは、誤差アンプ61から出力される第1誤差電圧Verror3とDAC93から出力されるアナログ電圧Vaimが第2比較器73に入力される。第2比較器73は、入力された第1誤差電圧Verror3とアナログ電圧Vaimとを比較して、両者の誤差を増幅し、第3誤差電圧Verror8を出力する。
第3誤差電圧Verror8は、積分回路71に入力されて積分され、電圧補正値Vadjust10が出力される。この電圧補正値Vadjust10と基準電圧生成回路68から出力される第1基準電圧Vref1が加算されて、新たな第2基準電圧Vref2が生成される。
第2基準電圧Vref2は、スレーブモジュールの第1基準電圧Vref1を、DAC93から出力されるアナログ電圧Vaimによって補正したものである。
以上のとおり、休止状態にあるスレーブモジュールでは、誤差アンプ61の出力(第1誤差電圧Verror3)を、DAC93が出力する一定の値のアナログ電圧Vaimと一致するようにフィードバック制御をする。これによって、第1基準電圧Vref1の誤差は常に補正され、また誤差アンプ61の動作点は常に同じ状態が保たれる。このため、スレーブモジュールが休止状態から動作状態へと遷移したとき、当該スレーブモジュールの出力を、早期に定常状態へと収束させることができる。
●誤差アンプ61の構成
次に誤差アンプ61の詳細な構成について説明する。図6は、誤差アンプ61の詳細な構成を示す回路図である。図4に示されるように、誤差アンプ61は、第1分圧抵抗611と、第2分圧抵抗612と、第1補償抵抗613と、第1補償容量614と、充電容量615と、第2補償抵抗616と、第2補償容量617と、オペアンプ618と、を備えている。
オペアンプ618には、第1分圧抵抗611と第2分圧抵抗612により構成される抵抗回路において、出力電圧Vout5から分圧された電圧と、第2基準電圧Vref2が入力される。オペアンプ618の出力(入力された2つの電圧の差に対応した出力)により充電容量615に電荷が充電されて積分される。これによって第1誤差電圧Verror3が生成される。第1補償抵抗613と第1補償容量614、および、第2補償抵抗616と第2補償容量617は、位相補償の役割を果たす。
上記の構成により、誤差アンプ61は、電源装置100の出力電圧Vout5と第2基準電圧Vref2との誤差を検出し、この誤差を増幅して積分し、第1誤差電圧Verror3を出力する。
上記の誤差アンプ61において、第1補償容量614と、充電容量615と、第2補償容量617とは、比較的容量が大きなものが用いられる。例えば、数pFの容量が用いられる。これら容量の充放電には相応の時間が掛かる。この時間は、系の線形モデルで現した場合の積分定数に相当する。したがって、電源装置100を起動した際は、積分定数に相当する電荷を容量に充電するための時間が必要となる。この時間は、電源装置100の出力が安定し、定常状態に収束するまでの時間(安定化に要する時間)に相当する。
この「安定化に要する時間」は、スレーブモジュールが動作状態と休止状態のいずれに遷移する際においても同様に必要である。すなわち、スレーブモジュールが動作状態から休止状態、または、その逆に遷移するとき、誤差アンプ61が備える第1補償容量614、充電容量615、第2補償容量617の充放電時間に相当する時間だけ安定化に要する。
電源装置100は、動作状態にあるスレーブモジュールの第1誤差電圧Verror3と、休止状態にあるスレーブモジュールの第1誤差電圧Verror3が等しくなるように、第2基準電圧Vref2を調整する。すなわち、上記の積分定数は、動作状態と休止状態では違いがないように調整される。
したがって、電源装置100は、電源モジュールが備える誤差アンプ61の静電容量における充放電に時間を要することなく、出力電圧Vout5を早期に安定状態へと収束させることができる。これによって出力電圧Vout5の変動を小さくすることができる。
61 誤差アンプ
62 三角波発生回路
63 PWM波形生成回路
64 ドライバ回路
65 第1出力スイッチ
66 第2出力スイッチ
67 出力電流検出回路
68 基準電圧生成回路
71 積分回路
72 第1比較器
73 第2比較器
74 第2切り替えスイッチ
75 第1切り替えスイッチ
76 クロックスイッチ
77 発振回路
91 第3比較器
92 デジタル制御回路
93 DAC
特開2009−219184号公報

Claims (4)

  1. 複数の電源モジュールを並列接続してなる電源装置であって、
    前記電源モジュールのそれぞれは、
    基準電圧を発生させる基準電圧発生手段と、
    前記基準電圧を調整する調整基準電圧を発生させる基準電圧調整手段と、
    前記電源装置の出力電圧と前記調整基準電圧により調整された前記基準電圧との誤差を示す誤差電圧を発生させる誤差アンプと、
    前記誤差電圧に基づいてスイッチング素子を駆動する駆動回路と、
    前記スイッチング素子からの出力電流を検出する電流検出手段と、
    デジタル−アナログ変換器と、
    を備え、
    前記電源モジュールは、前記電源装置の動作中において、出力電流を発生させる1つのマスターモジュールと、出力電流を発生させる動作状態と出力電流を発生させない休止状態のいずれかの状態になるスレーブモジュールと、のいずれかであり、
    前記動作状態のスレーブモジュールにおいて、
    前記デジタル−アナログ変換器は出力値が調整される調整状態になり、
    前記デジタル−アナログ変換器の出力は前記誤差電圧と等しくなるように調整され、
    前記休止状態のスレーブモジュールにおいて、
    前記デジタル−アナログ変換器は出力値が維持される維持状態になり、
    前記基準電圧調整手段は、前記デジタル−アナログ変換器の出力と前記誤差電圧との差に応じて調整基準電圧を発生させる、
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記スレーブモジュールは、
    前記デジタル−アナログ変換器の出力と前記誤差電圧とを比較して2値化する比較手段と、
    前記2値化された比較結果に基づいて前記デジタル−アナログ変換器の出力が前記誤差電圧と等しくなるように制御する制御回路と、を有し、
    前記比較手段と前記制御回路は、前記の動作状態において動作する、
    請求項1記載の電源装置。
  3. 前記マスターモジュールは、前記電流検出手段が検出した出力電流値を示す情報を前記スレーブモジュールに伝達し、
    前記スレーブモジュールは、前記電流検出手段が検出した出力電流値を示す情報と、前記マスターモジュールから伝達された情報と、に基づいて、前記調整基準電圧を発生させる、
    請求項1または2に記載の電源装置。
  4. 前記誤差アンプは、
    前記出力電圧を分圧する抵抗回路と、
    前記分圧された電圧と前記調整基準電圧により調整された基準電圧を入力とするオペアンプと、
    前記オペアンプの出力を積分して出力する積分回路と、
    を備える、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の電源装置。
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