JP6324797B2 - 体外循環装置及び体外循環装置の制御方法 - Google Patents

体外循環装置及び体外循環装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6324797B2
JP6324797B2 JP2014087600A JP2014087600A JP6324797B2 JP 6324797 B2 JP6324797 B2 JP 6324797B2 JP 2014087600 A JP2014087600 A JP 2014087600A JP 2014087600 A JP2014087600 A JP 2014087600A JP 6324797 B2 JP6324797 B2 JP 6324797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
information
extracorporeal circulation
drive motor
time information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014087600A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015205056A (ja
Inventor
知明 橋本
知明 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRUMO KABUSHIKI KAISHA filed Critical TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP2014087600A priority Critical patent/JP6324797B2/ja
Publication of JP2015205056A publication Critical patent/JP2015205056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6324797B2 publication Critical patent/JP6324797B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Description

本発明は、例えば、患者等の血液の体外循環を行う体外循環装置及び体外循環装置の制御方法に関するものである。
従来から例えば、手術中等には、経皮的心肺補助法(Parcutaneous cardiopulmonary support(PCPS)が用いられている。この経皮的心肺補助法は、一般的に遠心ポンプと膜型人工肺を用いた閉鎖回路の人工心肺装置により、大腿動静脈経由で心肺補助を行うものである。
このため、手術中等において患者に対する血液の供給が必要なとき、患者の血液を体外で循環させるため人工心肺装置等を有する体外循環装置が用いられている(例えば、特許文献1)。
このような体外循環装置において重要な役割を果たす遠心ポンプは、ドライブモータ等のモータの駆動により制御されており、このモータの故障等は人命に直結する重大なトラブルとなる。
特開2006―325750号公報
しかしながら、このようなモータの劣化等を未然に正確に把握することは困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、モータの劣化等を正確に把握し、その状態を使用者等に報知することができる体外循環装置及び体外循環管理装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的は、本発明にあっては、モータ部と、前記モータ部で駆動されるポンプ部と、人工心肺部と、を有する対象者の血液の体外循環を行う体外循環装置であって、前記モータ部の動作内容を判断する動作内容判断部を有し、前記動作内容の相違によって相違する前記モータ部の負担程度情報に基づき、前記モータ部の劣化情報であるモータ劣化情報を生成し、このモータ劣化情報に基づき、警報の報知の可否を判断する構成となっており、
前記負担程度情報が、患者に対する心肺補助機能の実行時間情報である通常稼働時間情報及び体外循環装置の回路内の異物及び空気等を除去するオートプライミングを含む動作の実行時間情報である特殊稼働時間情報を含み、前記モータ劣化情報が、前記通常稼働時間情報及び前記特殊稼働時間情報に基づく総稼働時間情報を含むことを特徴とする体外循環装置により達成される。
前記構成によれば、モータ部の動作内容を判断する動作内容判断部を有し、動作内容の相違によって相違するモータ部の負担程度情報に基づき、モータ部の劣化情報であるモータ劣化情報を生成する。
したがって、モータ部の正確な劣化情報を生成することができる。
また、前記構成では、このモータ劣化情報に基づき、警報の報知の可否を判断するので、モータ部の使用者は、適切なタイミングで、モータ部に関する警報を知ることができる。また、使用者は、この警報に基づき、迅速にモータ部の交換等の対応をすることできるので、モータ部の故障等に基づく人命に関わるようなトラブル等の発生を未然に防ぐことができる。
また、前記構成によれば、負担程度情報が、通常稼働時間情報及び特殊稼働時間情報を含み、モータ劣化情報が、これらに基づく総稼働時間情報を含む構成となっている。
このため、モータの劣化情報を、モータ部の稼働時間に基づいて、容易且つ精度良く判断することができる。
好ましくは、前記体外循環の動作を管理する体外循環管理装置を有し、前記体外循環管理装置は、前記モータ劣化情報を生成し、前記モータ劣化情報を前記体外循環管理装置から受信し、管理する管理装置を備え、この管理装置が前記警報の可否を判断する構成となっていることを特徴とする。
前記構成によれば、モータ部を制御等する体外循環管理装置が、モータ劣化情報を生成するので、精度の高いモータ劣化情報を生成することができる。
また、管理装置がモータ部への警報の可否を判断する構成となっているので、全てのモータ部を統一的に管理し、判断することが可能となる。
好ましくは、前記管理装置は、複数の前記モータ部の各前記モータ劣化情報を有し、各前記モータ部について前記警報の報知の可否を判断する構成となっていることを特徴とする。
前記構成によれば、管理装置は、複数の前記モータ部の各モータ劣化情報を有し、各モータ部について警報の報知の可否を判断する構成となっている。
このため、各モータ部のモータ劣化情報や警報の報知の有無等の情報を管理装置が統一的に管理することができる。
前記目的は、本発明によれば、モータ部と、前記モータ部で駆動されるポンプ部と、人工心肺部と、前記モータ部を制御する管理装置と、を有する対象者の血液の体外循環を行う体外循環装置の制御方法であって、前記管理装置が、前記モータ部の動作内容を判断する動作内容判断部を有し、前記動作内容の相違によって相違する前記モータ部の負担程度情報に基づき、前記モータ部の劣化情報であるモータ劣化情報を生成し、このモータ劣化情報に基づき、警報の報知の可否を判断し、前記負担程度情報が、患者に対する心肺補助機能の実行時間情報である通常稼働時間情報及び体外循環装置の回路内の異物及び空気等を除去するオートプライミングを含む動作の実行時間情報である特殊稼働時間情報を含み、前記モータ劣化情報が、前記通常稼働時間情報及び前記特殊稼働時間情報に基づく総稼働時間情報を含む構成となっていることを特徴とする体外循環装置の制御方法により達成される。
以上説明したように、本発明によれば、モータの劣化等を正確に把握し、その状態を使用者等に報知することができる体外循環装置及び体外循環管理装置の制御方法を提供することができる。
本発明の体外循環装置の主な構成を示す概略図である。 図1のコントローラの主な構成を示す概略ブロック図である。 コントローラ側第1の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 コントローラ側第2の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 図1の管理装置の主な構成を示す概略ブロック図である。 管理装置側第1の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 管理装置側第2の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 図1の体外循環装置の主な動作例等を示す概略フローチャートである。 図1の体外循環装置の主な動作例等を示す他の概略フローチャートである。 図1の体外循環装置の主な動作例等を示す他の概略フローチャートである。
以下、この発明の好適な実施の形態を、添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の体外循環装置1の主な構成を示す概略図である。
図1に示す体外循環装置1は、図1に示す患者Pの血液の体外循環を行う装置であるが、この「体外循環」には「体外循環動作」と「補助循環動作」が含まれる。
「体外循環動作」は、体外循環装置1の適用対象である患者(被術者)Pの心臓に血液が循環しないため患者Pの体内でガス交換ができない場合に、この体外循環装置1により、血液の循環動作と、この血液に対するガス交換動作(酸素付加及び/又は二酸化炭素除去)を行うことである。
また、「補助循環動作」とは、体外循環装置1の適用対象である患者(被術者)Pの心臓に血液が循環し、患者Pの肺でガス交換を行える場合で、体外循環装置1によっても血液の循環動作の補助を行うことである。装置によっては血液に対するガス交換動作を行う機能を持つものもある。
ところで、本実施の形態に係る図1に示す体外循環装置1では、例えば患者Pの心臓外科手術を行う場合やその後の病室等で用いられる。具体的には、体外循環装置1のポンプ部である例えば、遠心ポンプ3を作動させ、患者Pの静脈(大静脈)から脱血して、人工心肺部である例えば、人工肺2により血液中のガス交換を行って血液の酸素化を行った後に、この血液を再び患者Pの動脈(大動脈)に戻す「人工肺体外血液循環」を行う。すなわち、体外循環装置1は、患者Pに対する心肺補助機能である心臓と肺の代行を行う装置となる。
また、体外循環装置1は、以下のような構成となっている。すなわち、図1に示すように、体外循環装置1は、血液を循環させる「循環回路1R」を有し、循環回路1Rは、「人工肺2」、「遠心ポンプ3」、モータ部である例えば、「ドライブモータ4」、「静脈側カテーテル(脱血側カテーテル)5」と、「動脈側カテーテル(送血側カテーテル)6」と、体外循環管理装置である例えば、コントローラ100を有している。なお、遠心ポンプ3は、血液ポンプとも称し、遠心式以外のポンプも利用できる。
すなわち、遠心ポンプ3は、血液を循環させるための重要な役割を果たすが、この遠心ポンプ3は、コントローラ100の指令(SG)を受けて、ドライブモータ4が駆動することで、動作する構成となっている。
このように、ドライブモータ4は、体外循環装置1において、極めて重要な構成要素となっている。
また、図1の静脈側カテーテル(脱血側カテーテル)5は、大腿静脈より挿入され、静脈側カテーテル5の先端が右心房に留置される。動脈側カテーテル(送血側カテーテル)6は、大腿動脈より挿入される。静脈側カテーテル5は、脱血チューブ11を用いて遠心ポンプ3に接続されている。脱血チューブ(「脱血ライン」とも称す。)11は、血液を送る管路である。
上述のように、ドライブモータ4がコントローラ100の指令SGにより稼働して、遠心ポンプ3を動作させると、遠心ポンプ3は、脱血チューブ11から脱血して人工肺2に通した血液を、送血チューブ12(「送液ライン」とも称する。)を介して患者Pに戻す構成となっている。
人工肺2は、遠心ポンプ3と送血チューブ12の間に配置されている。人工肺2は、この血液に対するガス交換動作(酸素付加及び/又は二酸化炭素除去)を行う。人工肺2は、例えば、膜型人工肺であるが、特に好ましくは中空糸膜型人工肺を用いる。送血チューブ12は、人工肺2と動脈側カテーテル6を接続している管路である。
脱血チューブ11と送血チューブ12は、例えば、塩化ビニル樹脂やシリコーンゴム等の透明性が高く、可撓性を有する合成樹脂製の管路が使用できる。
脱血チューブ11内では、血液はV方向に流れ、送血チューブ12内では、血液はW方向に流れる。
また、体外循環装置1は、その脱血チューブ11に、「血液流量センサ14」を有している。この血液流量センサ14は、患者Pから脱血チューブ11を介して流れてくる血液の流量の値を検知する構成となっている。
また、送血チューブ12の患者P側には、「圧力センサ15」が配置されている。
この「圧力センサ15」は、送血チューブ12内の血液の圧力値を検知する構成となっている。すなわち、圧力センサ15は、管路を通る血液の圧力を測定するセンサであり、血液の異常な圧力を検知するためのセンサである。
血液の圧力異常は、循環管路1Rのチューブのキンク、人工肺2の詰まり、遠心ポンプ3の詰まり等で生じることが多く、この圧力異常により、溶血(赤血球の破壊)が発生するおそれがある。また、圧力の上昇でチューブが外れて血液の漏洩等が生じるおそれもある。
そこで、体外循環装置1は、圧力センサ15を有し、管路内の血液の圧力を測定し、循環異常情報である例えば、圧力異常があったときは、一定の条件下で「警告」や「警報」を発するための警報装置(図示せず)がコントローラ100に備えられている。
また、血液流量センサ14は、管路を通る血液の流量値を測定するセンサであり、流量値の異常を検知するためのセンサである。
流量値の異常は、循環管路1Rのチューブのキンク、ドライブモータ4及び遠心ポンプ3の回転数が低下、圧力損失の増大等で生じ、循環管路1R内の血液の循環不良を発生させ、これにより、患者に低酸素症等を招来させるおそれもある。
そこで、体外循環装置1は、血液流量センサ14を有し、管路内の血液の流量を測定し、流量異常があったときは、一定の条件下で「警報」を発するための警報装置(図示せず)がコントローラ100に備えられている。
なお、血液流量センサ14としては,例えば、超音波流量センサ等が用いられる。
また、管路内の血液に流量異常等が生じたときに、かかる異常な状態のままで血液が患者Pに送られるのを阻止するときは、図1の送血チューブ12の圧力センサ15のコントローラ100側で鉗子を使用して緊急に閉塞することができる構成となっている。
なお、コントローラ100には、図1に示すように「入力機能付きディスプレイ(タッチパネル)102が形成されている。
この入力機能付きディスプレイ102は、各種情報を表示すると共に、操作者が画面に触れることで、各種情報の入力が可能なタッチパネル構造となっている。
また、図1に示すように、体外循環装置1は、コントローラ100とLAN等により通信可能に接続されている管理装置200を有している。この管理装置200は、後述するように、コントローラ100からドライブモータ4等の情報を取得し、管理する機能を発揮する構成となっている。
なお、コントローラ100と管理装置200とは、有線のみならず無線で接続されていてもよく、また、コントローラ100のドライブモータ4等の情報をUSB等の記録媒体に記憶させ、その後、記憶媒体から管理装置200へ情報を入力する構成としても構わない。
図1に示す体外循環装置1のコントローラ100や管理装置200等は、コンピュータを有し、コンピュータは、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、これらは、バスを介して接続されている。
図2は、図1のコントローラ100の主な構成を示す概略ブロック図である。図2に示すように、コントローラ100は、「コントローラ制御部101」を有し、コントローラ制御部101は、管理装置200と通信するための「コントローラ側通信装置103」を制御する。また、コントローラ制御部101は、タッチパネル102を制御する構成となっている。
また、コントローラ制御部101は、時刻情報を生成する「計時装置104」や「コントローラ本体105」も制御する構成となっている。このコントローラ本体105は、体外循環装置1の血液の循環等を制御する装置である。
さらに、コントローラ制御部101は、図2に示す「コントローラ側第1の各種情報記憶部110」及び「コントローラ側第2の各種情報記憶部120」も制御する。
図3及び図4は、それぞれコントローラ側第1の各種情報記憶部110及びコントローラ側第2の各種情報記憶部120の主な構成を示す概略ブロック図である。これらの具体的な内容は後述する。
図5は、図1の管理装置200の主な構成を示す概略ブロック図である。図5に示すように、管理装置200は、「管理装置制御部201」を有し、管理装置制御部201は、コントローラ100と通信するための「管理装置側通信装置202」や、各種情報を表示する「管理装置側ディスプレイ203」、そして、各種情報を入力する「管理装置側入力装置204」等を制御する。
さらに、管理装置制御部201は、図5示す「管理装置側第1の各種情報記憶部210」及び「管理装置側第2の各種情報記憶部220」も制御する。
図6及び図7は、それぞれ管理装置側第1の各種情報記憶部210及び管理装置側第2の各種情報記憶部220の主な構成を示す概略ブロック図である。これらの具体的な内容は後述する。
図8乃至図10は、図1の体外循環装置1の主な動作例等を示す概略フローチャートである。以下、これらのフローチャートに沿って説明すると共に、図1乃至図7等の構成等についても説明する
また、本実施の形態では、図1に示す体外循環装置1で使用されているドライブモータ4の動作時間等を取得することで、当該ドライブモータ4の交換等が必要な程度に劣化しているか否かを判断し、交換等が必要な場合、その旨をコントローラ100のタッチパネル102に表示する例を用いて以下説明する。
先ず、図8のステップST(以下「ST」とする。)1では、図1のコントローラ100が、図1に示すようにドライブモータ4が適切に接続されたか否かを判断する。
すなわち、患者Pに対して体外循環装置1を設置するときは、病院等の医療従事者が、コントローラ100、人工肺2、ドライブモータ4等の各部品を組み合わせて、当該患者P用の体外循環装置1を組み立てることになる。このため、ST1では、かかる体外重患装置1の組み立てが実行されたか否かを判断する。
ST1で、ドライブモータ4が接続されたと判断されたときは、ST2へ進む。ST2では、図3のコントローラ100の「シリアル番号取得部(プログラム)111」が動作し、当該ドライブモータ4の識別番号であるシリアル番号、製造年月日及び当該ドライブモータ4の限界稼働時間を取得して、ドライブモータ4を特定し、図3の「シリアル番号記憶部112」に記憶する。
この限界稼働時間は、各ドライブモータ4固有の限界稼働時間であり、この情報により、各ドライブモータ4の稼働時間の限界を正確に把握することができる。
これで、コントローラ100は、現在、コントローラ100に接続されているドライブモータ4のシリアル番号を特定できることになる。また、当該ドライブモータ4の製造年月日も特定することができることになる。
次いで、ST3へ進む。ST3では、コントローラ100は、接続されているドライブモータ4が動作状態となったか否かを判断する。
ここで、ドライブモータ4の動作内容について説明する。ドライブモータ4は、上述のように、遠心ポンプ3を動作させるための稼働、すなわち、患者Pの血液を体外循環させ、心肺機能の補助動作を行う「通常稼働」がある。また、ドライブモータ4は、通常稼働以外に、脱血チューブ11や送液チューブ12等の血液回路(管路)内に「プライミング液(例えば、生理食塩水等)」を導入、充填して、ドライブモータ4の回転と停止を繰り返すことで、血液回路内の異物及び空気を除去する処理(プライミング)を自動的に行う、オートプライミング等の「特殊稼働」も行う。
このオートプライミング等の特殊稼働は、ドライブモータ4の回転と停止を繰り返すため、通常稼働に比べ、ドライブモータ4への負担が大きく、ドライブモータ4を劣化させ易い動作となっている。
したがって、「通常稼働」及び「特殊稼働」がドライブモータ4の負担程度情報の一例となっている。ここでは、所定の稼働に比べ、発生熱などによるモータへの負担が大きい稼働の場合を特殊稼働、一方、モータへの負担が同等または小さい稼働の場合を通常稼働としている。言い換えると、所定の負担係数より大きいモータの稼働を特殊稼働とし、所定の負担係数と同等または小さいモータの稼働を通常稼働としている。
ところで、ST3で、ドライブモータ4が動作状態となったと判断されたときは、ST4へ進む。ST4では、図2の計時装置104を用いて、ドライブモータ4の稼働時間の計測を開始すると共に、コントローラ100からドライブモータ4への動作指示内容(例えば、「通常稼働」又は「特殊稼働」等)を図3の「動作履歴情報記憶部113」に記憶する。
次いで、ST5へ進む。ST5では、コントローラ100が、ドライブモータ4の動作が終了したか否かを判断する。
ST5で、ドライブモータ4の動作が終了したと判断したときは、ST6へ進む。ST6では、図3の「動作内容判断部(プログラム)114」が動作し、動作履歴情報記憶部113を参照して、当該動作が「通常稼働」であるか否かを判断する。
ST6で、ドライブモータ4の当該動作が通常稼働であるときは、ST7へ進み、計時装置104の動作時間を「通常稼働時間情報」として、図3の「通常稼働時間情報記憶部115」に記憶させる。
一方、ST6で、当該動作が通常稼働でないと判断されたときは、ST8へ進む。ST8では、計時装置104の動作時間を「特殊稼働時間情報」として、図4の「特殊稼働時間情報記憶部121」に記憶させる。
なお、本実施の形態では、ドライブモータ4の動作時間を実際に動作した時間が計時装置104を用いて計測されるが、本発明では、これに限らず、予め定められた1回分の「通常稼働」時間又は「特殊稼働」時間を記憶する構成としても構わない。
次いで、ST9へ進む。ST9では、図4の「ドライブモータ総稼働時間演算部(プログラム)122」が動作し、「通常稼働時間情報記憶部115」及び「特殊稼働時間情報記憶部121」を参照すると共に、図4の「ドライブモータ総稼働時間算出情報記憶部123」のドライブモータ総稼働時間算出情報(ドライブモータ総稼働時間算出式)を参照する。
このドライブ稼働時間算出情報(ドライブ稼働時間算出式)は、例えば、総稼働時間(Tt)=通常稼働時間(Tn)+(特殊稼働時間(Ts)×想定負担係数(α、例えば、2.5)となっている。
すなわち、オートプライミング等の特殊稼働では、ドライブモータ4への負担が通常稼働より大きいので、同じ時間稼働していた場合でも特殊稼働の場合は、通常稼働より2.5倍の負担増して計算する。換言すれば、特殊稼働はドライブモータ4の劣化へより貢献するものとして計算する構成となっている。
したがって、ST9では、コントローラ100は、このドライブモータ総稼働時間算出式に、「通常稼働時間情報記憶部115」の通常稼働時間情報及び「特殊稼働時間情報記憶部121」の特殊稼働時間情報を代入して、ドライブモータ総稼働時間を算出する。
このようにして算出された「ドライブモータ総稼働時間」がモータ劣化情報の一例となっている。
また、本実施の形態では、ドライブモータ4の劣化情報を、その稼働で負担が異なる通常稼働や特殊稼働等の稼働の種類に分けて、その稼働時間を判断する。
したがって、例えば、ドライブモータ4への負担が大きい特殊稼働については、通常稼働より例えば、2.5倍の時間を換算して計算するので、より正確な劣化情報を生成することができる。
また、本実施の形態では、全て時間情報を基準に劣化情報を生成するので、その劣化の程度を容易且つ明確に判断することができる。
さらに、本実施の形態では、ドライブモータ総稼働時間は、ドライブモータ4に近いコントローラ100で生成するので、精度の高い劣化情報を生成することができる。
なお、本実施の形態では、「特殊稼働時間」の例として、上述のオートプライミングの動作時間を用いて説明しているが、本発明はこれに限らず、「特殊稼働時間」の対象には、「ドライブモータ4の稼働による発生熱がドライブモータ4に影響する係数β」に基づく特殊稼働時間や、「ドライブモータ4の使用環境の気温による係数γ」に基づく特殊稼働時間等も含まれる。
「ドライブモータ4の稼働による発生熱がドライブモータ4に影響する係数β」の場合は、ドライブモータの稼働時間と係数βで演算等することで、発生する熱を求め、これを「特殊稼働時間」に換算するものである。
また、「ドライブモータ4の使用環境の気温による係数γ」は、ドライブモータ4の稼働時間と、その際の使用環境の気温データ、並びに係数γで、ドライブモータ4に対する劣化程度等を「特殊稼働時間」で示すものである。
また、ST9では、上述のように算出したドライブモータ総稼働時間を図4の「ドライブモータ総稼働時間情報記憶部124」に記憶させるが、その際、図3のシリアル番号記憶部112を参照して、ドライブモータ総稼働時間を当該ドライブモータのシリアル番号、製造年月日及び限界稼働時間と関連付けて記憶する。
次いで、ST10へ進む。ST10では、コントローラ100が、コントローラ側通信装置103を介して、ドライブモータ総稼働時間情報記憶部124の当該シリアル番号、製造年月日及び限界稼働時間付きドライブモータ総稼働時間情報を、図1の管理装置200に送信する。
次いで、ST11へ進む。ST11では、管理装置200が、管理装置側通信装置202を介して、当該シリアル番号、製造年月日及び限界稼働時間付きドライブモータ総稼働時間情報を受信する。
そして、図6の「使用履歴有無判断部(プログラム)211」が動作し、受信した「当該シリアル番号等付きドライブモータ総稼働時間情報」の「当該シリアル番号が図6の「使用履歴情報記憶部212」に記憶されているか否かを判断する。
この使用履歴情報記憶部212には、シリアル番号毎に、各ドライブモータ4のドライブモータ総稼働時間の累積時間である「ドライブモータ総稼働累積時間情報」、「製造年月日」及び「限界稼働時間」が記憶されている。
このように、管理装置200は、例えば、病院内で使用されている各ドライブモータ4のシリアル番号、製造年月日、限界稼働時間及びドライブモータ総稼働累積時間情報が記憶されているので、管理装置200は、全てのドライブモータ4の状況を統一的且つ集中して管理することが可能となる。したがって、各ドライブモータ4の劣化情報も同一基準等で精度良く判断することが可能となっている。
なお、このドライブモータ総稼働累積時間情報も劣化情報の一例である。
ST11で、受信した「当該シリアル番号等付きドライブモータ総稼働時間情報」の「当該シリアル番号が、使用履歴情報記憶部212に記憶されているときは、ST12へ進む。
ST12では、「ドライブモータ総稼働時間累積時間生成部(プログラム)213」が動作し、「当該シリアル番号」に記憶されている「ドライブモータ総稼働累積時間」に当該シリアル番号の「ドライブモータ総稼働時間」を足して、新ドライブモータ総稼働累積時間を生成し、「ドライブモータ総稼働累積時間」として、図6の「使用履歴情報記憶部212」に記憶する。
したがって、管理装置200は、当該ドライブモータ4の最新のドライブモータ総稼働累積時間情報を管理することができる。
一方、ST11で、受信した「当該シリアル番号等付きドライブモータ総稼働時間情報」の「当該シリアル番号が、使用履歴情報記憶部212に記憶されていないときは、ST13へ進む。
ST13では、図6の「シリアル番号登録処理部(プログラム)214」が動作し、「当該シリアル番号」を登録して、当該シリアル番号の「ドライブモータ総稼働時間」を「ドライブモータ総稼働累積時間」として、図6の使用履歴情報記憶部212に記憶する。また、当該ドライブモータ4の「製造年月日」及び「限界稼働時間」も使用履歴情報記憶部212に記憶する。
したがって、今まで、管理装置200で管理していなかった、例えば、新しいドライブモータ4も自動的に管理することが可能となる。
このように、管理装置200は、病院の全てのドライブモータ4の現状を最新の状態で管理することができる。
次いで、ST14へ進む。ST14では、図7の「警告可否判断処理部(プログラム)221」が動作し、図6の「使用履歴情報記憶部212」と図6の「警告情報記憶部215」を参照する。
この警告情報記憶部215には、ドライブモータ4の耐用年数情報及び耐用稼働時間情報が記憶されている。
したがって、「使用履歴情報記憶部212」に記憶されているドライブモータ総稼働累積時間が、耐用稼働時間を超えているか否かを判断することができる。
また、「使用履歴情報記憶部212」に記憶されている製造年月日から、当該ドライブモータ4が、耐用年数を超えているか否かも判断することができる。
さらに、「使用履歴情報記憶部212」に記憶されている当該ドライブモータ4の限界稼働時間から、「使用履歴情報記憶部212」に記憶されているドライブモータ総稼働累積時間が、限界稼働時間を超えているか否かも判断することができる。
そこで、ST14では、「耐用年数」及び/又は「耐用稼働時間」及び/又は「限界稼働時間」を超えたドライブモータ4(シリアル番号)が存在するか否かを判断する。
ST14で、「耐用年数」及び/又は「耐用稼働時間」及び/又は「限界稼働時間」を超えたドライブモータ4(シリアル番号)が存在すると判断されたときは、ST15へ進む。ST15では、耐用年数及び/又は耐用稼働年数及び/又は「限界稼働時間」を超えたドライブモータ4のシリアル番号と、「耐用年数及び/又は耐用稼働年数及び/又は「限界稼働時間」を超えた事実」を図7の「警告対象シリアル番号及び警告事実記憶部222」に記憶する。
次いで、ST16へ進む。ST16では、図7の「警告報知部(プログラム)223」が動作し、「警告対象シリアル番号及び警告事実記憶部222」を参照し、該当するシリアル番号のドライブモータ4を使用しているコントローラ100へ警告(使用年数及び/又はドライブモータ総稼働累積時間及び/又は限界稼働時間、交換のお知らせ)を送信する。
次いで、ST17へ進む、ST17では、コントローラ100は、タッチパネル102に、警告(使用年数及び/又はドライブモータ総稼働累積時間及び/又は限界稼働時間、交換のお知らせ)を表示する。
したがって、この警告を視認した臨床工学技士、看護師及び医師等は、体外循環装置1の重要な部品であるドライブモータ4の交換時期等を正確に把握することができ、ドライブモータ4の故障等に基づく人命に関わるようなトラブルの発生を未然に防ぐことができる。
また、本実施の形態では、病院内の全ての複数のドライブモータ4を管理装置200が一元的に一括管理しているので、ドライブモータ4の交換時期等の判断を統一して行うことができるので、交換時期等の判断の精度が向上することになる。
ところで、本発明は、上述の実施の形態に限定されない。
1・・・体外循環装置、2・・・人工肺、3・・・遠心ポンプ、4・・・ドライブモータ、5・・・静脈側カテーテル(脱血側カテーテル)、6・・・動脈側カテーテル(送血側カテーテル)、10・・・コントローラ、11・・・脱血チューブ、12・・・送血チューブ、14・・・血液流量センサ、15・・・圧力センサ、100・・・コントローラ、101・・・コントローラ制御部、102・・・入力機能付きディスプレイ(タッチパネル)、103・・・コントローラ側通信装置、104・・・計時装置、105・・・コントローラ本体、110・・・コントローラ側第1の各種情報記憶部、111・・・シリアル番号取得部(プログラム)、112・・・シリアル番号記憶部、113・・・動作履歴情報記憶部、114・・・動作内容判断部(プログラム)、115・・・通常稼働時間情報記憶部、120・・・コントローラ側第2の各種情報記憶部、121・・・特殊稼働時間情報記憶部、122・・・ドライブモータ総稼働時間演算部(プログラム)、123・・・ドライブモータ総稼働時間算出情報記憶部、124・・・ドライブモータ総稼働時間情報記憶部、200・・・管理装置、201・・・管理装置制御部、202・・・管理装置側通信装置、203・・・管理装置側ディスプレイ、204・・・管理装置側入力装置、210・・・管理装置側第1の各種情報記憶部、211・・・使用履歴有無判断部(プログラム)、212・・・使用履歴情報記憶部、213・・・ドライブモータ総稼働時間累積時間生成部(プログラム)、214・・・シリアル番号登録処理部(プログラム)、215・・・警告情報記憶部、220・・・管理装置側第2の各種情報記憶部、221・・・警告可否判断処理部(プログラム)、222・・・警告対象シリアル番号及び警告事実記憶部、223・・・警告報知部(プログラム)、1R・・・循環回路、P・・・患者

Claims (4)

  1. モータ部と、
    前記モータ部で駆動されるポンプ部と、
    人工心肺部と、を有する対象者の血液の体外循環を行う体外循環装置であって、
    前記モータ部の動作内容を判断する動作内容判断部を有し、
    前記動作内容の相違によって相違する前記モータ部の負担程度情報に基づき、前記モータ部の劣化情報であるモータ劣化情報を生成し、このモータ劣化情報に基づき、警報の報知の可否を判断する構成となっており、
    前記負担程度情報が、患者に対する心肺補助機能の実行時間情報である通常稼働時間情報及び体外循環装置の回路内の異物及び空気等を除去するオートプライミングを含む動作の実行時間情報である特殊稼働時間情報を含み、
    前記モータ劣化情報が、前記通常稼働時間情報及び前記特殊稼働時間情報に基づく総稼働時間情報を含むことを特徴とする体外循環装置。
  2. 前記体外循環の動作を管理する体外循環管理装置を有し、
    前記体外循環管理装置は、前記モータ劣化情報を生成し、
    前記モータ劣化情報を前記体外循環管理装置から受信し、管理する管理装置を備え、
    この管理装置が前記警報の可否を判断する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の体外循環装置。
  3. 前記管理装置は、複数の前記モータ部の各前記モータ劣化情報を有し、各前記モータ部について前記警報の報知の可否を判断する構成となっていることを特徴とする請求項2に記載の体外循環装置。
  4. モータ部と、
    前記モータ部で駆動されるポンプ部と、
    人工心肺部と、
    前記モータ部を制御する管理装置と、を有する対象者の血液の体外循環を行う体外循環装置の制御方法であって、
    前記管理装置が、前記モータ部の動作内容を判断する動作内容判断部を有し、
    前記動作内容の相違によって相違する前記モータ部の負担程度情報に基づき、前記モータ部の劣化情報であるモータ劣化情報を生成し、このモータ劣化情報に基づき、警報の報知の可否を判断し、
    前記負担程度情報が、患者に対する心肺補助機能の実行時間情報である通常稼働時間情報及び体外循環装置の回路内の異物及び空気等を除去するオートプライミングを含む動作の実行時間情報である特殊稼働時間情報を含み、
    前記モータ劣化情報が、前記通常稼働時間情報及び前記特殊稼働時間情報に基づく総稼働時間情報を含む構成となっていることを特徴とする体外循環装置の制御方法
JP2014087600A 2014-04-21 2014-04-21 体外循環装置及び体外循環装置の制御方法 Active JP6324797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014087600A JP6324797B2 (ja) 2014-04-21 2014-04-21 体外循環装置及び体外循環装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014087600A JP6324797B2 (ja) 2014-04-21 2014-04-21 体外循環装置及び体外循環装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015205056A JP2015205056A (ja) 2015-11-19
JP6324797B2 true JP6324797B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=54602445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014087600A Active JP6324797B2 (ja) 2014-04-21 2014-04-21 体外循環装置及び体外循環装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6324797B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11083827B2 (en) * 2016-10-03 2021-08-10 Baxter International Inc. Medical fluid therapy machine including servicing regime therefore
WO2023228550A1 (ja) * 2022-05-24 2023-11-30 株式会社デンソー 再利用判定装置、再利用判定方法、及び再利用判定プログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08102241A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Toshiba Corp 負荷制御装置
US7004924B1 (en) * 1998-02-11 2006-02-28 Nxstage Medical, Inc. Methods, systems, and kits for the extracorporeal processing of blood
JP4440499B2 (ja) * 2001-08-29 2010-03-24 泉工医科工業株式会社 遠心ポンプ駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015205056A (ja) 2015-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10391224B2 (en) Pressure sensing extracorporeal circulation device
CN110913923B (zh) 用于调节血液泵支持的对心脏参数的确定
JP4822258B2 (ja) 血液透析装置
JP6915055B2 (ja) 保守形態を含む医療流体治療機械
JP6310467B2 (ja) 表示装置及び表示方法
US11923078B2 (en) Semi-autonomous medical systems and methods
JP6640095B2 (ja) 体外循環装置
JP6324797B2 (ja) 体外循環装置及び体外循環装置の制御方法
JP5997368B2 (ja) 循環装置及びその制御方法
JP6296815B2 (ja) 体外循環装置及び体外循環装置の制御方法
WO2015141622A1 (ja) 警報装置、体外循環装置及び警報装置の制御方法
US20210178040A1 (en) Extracorporeal circulation management device, extracorporeal circulation device, and extracorporeal circulation management program
JP6572059B2 (ja) 体外循環管理装置、体外循環装置及び体外循環管理装置の制御方法
WO2019181610A1 (ja) 体外循環装置および評価ユニット
JP6433132B2 (ja) 体外循環管理装置、体外循環装置及び体外循環管理装置の制御方法
JP6433212B2 (ja) 体外循環装置
US20230211057A1 (en) Method of monitoring blood circulation, dialysis device, and non-transitory computer-readable storage medium
US20240189573A1 (en) Estimating contractile reserve using a mechanical circulatory support device
JP6138643B2 (ja) 体外循環装置
WO2017163742A1 (ja) 体外循環管理装置、体外循環装置、体外循環管理システム、体外循環管理プログラム及び体外循環管理装置の制御方法
JP2019069149A (ja) 透析装置、制御装置、流路構造体、流路形成方法、制御プログラム、および記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6324797

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250