JP6324154B2 - 歯科インプラントシステム - Google Patents
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Description
(1)略円柱状のフィクスチャー本体部、前記フィクスチャー本体部の上面に位置している凹部、および前記凹部の内壁部に位置しているフィクスチャー回旋防止部を有する歯科インプラント用フィクスチャーと、略棒状の器具本体部および前記器具本体部の先端部に位置しており前記フィクスチャー回旋防止部に嵌合する器具回旋防止部を有するフィクスチャー埋入用器具と、アバットメント本体部および前記アバットメント本体部の下面に位置しており前記フィクスチャー回旋防止部に嵌合するアバットメント回旋防止部を有するアバットメントと、を備え、前記フィクスチャー回旋防止部に外接する外接円の半径をD1、前記器具回旋防止部に外接する外接円の半径をD2、前記アバットメント回旋防止部に外接する外接円の半径をD3としたとき、前記D1〜前記D3が、D1≧D2>D3またはD1≧D3>D2の関係を有する、歯科インプラントシステム。
(2)前記D1〜前記D3が、D1≧D2>D3の関係を有する、前記(1)に記載の歯科インプラントシステム。
(3)前記フィクスチャー回旋防止部、前記器具回旋防止部および前記アバットメント回旋防止部のそれぞれの形状が、略多角形状および曲線状から選ばれる1種である、前記(1)または(2)に記載の歯科インプラントシステム。
(4)前記フィクスチャー回旋防止部、前記器具回旋防止部および前記アバットメント回旋防止部のそれぞれの形状が、略正多角形状であり、前記器具回旋防止部および前記アバットメント回旋防止部のうち一方の頂部をR付けまたは面取りしている、前記(1)または(2)に記載の歯科インプラントシステム。
(5)前記フィクスチャー回旋防止部および前記器具回旋防止部のそれぞれの形状が、正多角形状であり、前記アバットメント回旋防止部の形状が、頂部をR付けまたは面取りした略正多角形状である、前記(2)に記載の歯科インプラントシステム。
(6)前記フィクスチャー回旋防止部、前記器具回旋防止部および前記アバットメント回旋防止部のそれぞれの形状が、外方に凸の曲線状壁部と内方に凸の曲線状壁部とを交互に接続してなる曲線状である、前記(1)または(2)に記載の歯科インプラントシステム。
(7)前記器具回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径と、前記アバットメント回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径とが、互いに異なっている、前記(6)に記載の歯科インプラントシステム。
(8)前記器具回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径が、前記アバットメント回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径よりも小さい、前記(6)または(7)に記載の歯科インプラントシステム。
(9)前記器具回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径が、前記フィクスチャー回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径よりも小さい、前記(6)〜(8)のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
(10)前記外方に凸の曲線状壁部の個数および前記内方に凸の曲線状壁部の個数がいずれも、6個である、前記(6)〜(9)のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
(11)前記歯科インプラント用フィクスチャーは、前記内壁部のうち前記フィクスチャー回旋防止部よりも前記上面側に位置しており前記上面側から前記フィクスチャー回旋防止部側に向かうにつれて縮径する円錐台状の上内壁部をさらに有し、前記アバットメントは、前記アバットメント本体部の外周部のうち前記下面側に位置しており前記上内壁部にテーパ嵌合可能なテーパ領域をさらに有する、前記(1)〜(10)のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
以下、本発明の一実施形態に係る歯科インプラントシステムについて、図1〜図7を参照して詳細に説明する。
フィクスチャー1Aは、図2に示すように、アバットメント11Aと組み合わされて後述する歯科インプラント10を構成する部材である。本実施形態のフィクスチャー1Aは、図3(a)に示すように、略円柱状のフィクスチャー本体部2を有する。本実施形態のフィクスチャー本体部2は、その外周部に位置しているネジ部21を有する。このような構成によれば、歯槽骨にフィクスチャー1Aをセルフタップで螺入しつつ埋入することができる。
器具101Aは、フィクスチャー1Aを歯槽骨に埋入するときに使用する部材である。器具101Aとしては、例えばドライバー等が挙げられる。本実施形態の器具101Aは、図4(a)に示すように、略棒状の器具本体部102と、器具本体部102の先端部103に位置している器具回旋防止部104Aと、を有する。
アバットメント11Aは、フィクスチャー1Aの上述した凹部3を介してフィクスチャー1Aに取り付けられ、後述する人工歯とフィクスチャー1Aとを連結する部材である。本実施形態のアバットメント11Aは、図5(a)に示すように、アバットメント本体部12を有する。本実施形態のアバットメント本体部12は、略円筒状であり、その下端部に位置している下面13を有する。本実施形態の下面13は、アバットメント11Aをフィクスチャー1Aに取り付けたとき、フィクスチャー1A側に位置する面である。
その他の構成は、上述した一実施形態に係るフィクスチャー1A、器具101Aおよびアバットメント11Aを備える歯科インプラントシステム100と同様であるので、説明を省略する。
次に、本発明の一実施形態に係る歯科インプラント埋植手術について、上述したフィクスチャー1A、器具101Aおよびアバットメント11Aを備える歯科インプラントシステム100を使用する場合を例にとって、詳細に説明する。
2 フィクスチャー本体部
21 ネジ部
22 上面
3 凹部
31 内壁部
31a 上内壁部
31b 段差部
31c 下内壁部
32 ネジ孔
4A,4B フィクスチャー回旋防止部
41 外方に凸の曲線状壁部
42 内方に凸の曲線状壁部
10 歯科インプラント
11A アバットメント
12 アバットメント本体部
13 下面
14A,14B アバットメント回旋防止部
140 頂部
141 外方に凸の曲線状壁部
142 内方に凸の曲線状壁部
15 テーパ領域
16 アバットメントスクリュー
100 歯科インプラントシステム
101A,101B フィクスチャー埋入用器具
102 器具本体部
103 先端部
104A,104B 器具回旋防止部
1041 外方に凸の曲線状壁部
1042 内方に凸の曲線状壁部
Claims (11)
- 略円柱状のフィクスチャー本体部、前記フィクスチャー本体部の上面に位置している凹部、および前記凹部の内壁部に位置しているフィクスチャー回旋防止部を有する歯科インプラント用フィクスチャーと、
略棒状の器具本体部および前記器具本体部の先端部に位置しており前記フィクスチャー回旋防止部に嵌合する器具回旋防止部を有するフィクスチャー埋入用器具と、
アバットメント本体部および前記アバットメント本体部の下面に位置しており前記フィクスチャー回旋防止部に嵌合するアバットメント回旋防止部を有するアバットメントと、を備え、
前記フィクスチャー回旋防止部に外接する外接円の半径をD1、前記器具回旋防止部に外接する外接円の半径をD2、前記アバットメント回旋防止部に外接する外接円の半径をD3としたとき、前記D1〜前記D3が、D1≧D2>D3またはD1≧D3>D2の関係を有し、
前記器具回旋防止部が前記フィクスチャー回旋防止部に嵌合された状態で回旋したときに前記器具回旋防止部が前記フィクスチャー回旋防止部に接触する位置と、前記アバットメント回旋防止部が前記フィクスチャー回旋防止部に嵌合された状態で回旋したときに前記アバットメント回旋防止部が前記フィクスチャー回旋防止部に接触する位置とが、互いに異なる、歯科インプラントシステム。 - 前記D1〜前記D3が、D1≧D2>D3の関係を有する、請求項1に記載の歯科インプラントシステム。
- 前記フィクスチャー回旋防止部、前記器具回旋防止部および前記アバットメント回旋防止部のそれぞれの形状が、略多角形状および曲線状から選ばれる1種である、請求項1または2に記載の歯科インプラントシステム。
- 前記フィクスチャー回旋防止部、前記器具回旋防止部および前記アバットメント回旋防止部のそれぞれの形状が、略正多角形状であり、
前記器具回旋防止部および前記アバットメント回旋防止部のうち一方の頂部をR付けまたは面取りしている、請求項1または2に記載の歯科インプラントシステム。 - 前記フィクスチャー回旋防止部および前記器具回旋防止部のそれぞれの形状が、正多角形状であり、
前記アバットメント回旋防止部の形状が、頂部をR付けまたは面取りした略正多角形状である、請求項2に記載の歯科インプラントシステム。 - 前記フィクスチャー回旋防止部、前記器具回旋防止部および前記アバットメント回旋防止部のそれぞれの形状が、外方に凸の曲線状壁部と内方に凸の曲線状壁部とを交互に接続してなる曲線状である、請求項1または2に記載の歯科インプラントシステム。
- 前記器具回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径と、前記アバットメント回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径とが、互いに異なっている、請求項6に記載の歯科インプラントシステム。
- 前記器具回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径が、前記アバットメント回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径よりも小さい、請求項6または7に記載の歯科インプラントシステム。
- 前記器具回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径が、前記フィクスチャー回旋防止部における前記外方に凸の曲線状壁部の曲率半径よりも小さい、請求項6〜8のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
- 前記外方に凸の曲線状壁部の個数および前記内方に凸の曲線状壁部の個数がいずれも、6個である、請求項6〜9のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
- 前記歯科インプラント用フィクスチャーは、前記内壁部のうち前記フィクスチャー回旋防止部よりも前記上面側に位置しており前記上面側から前記フィクスチャー回旋防止部側に向かうにつれて縮径する円錐台状の上内壁部をさらに有し、
前記アバットメントは、前記アバットメント本体部の外周部のうち前記下面側に位置しており前記上内壁部にテーパ嵌合可能なテーパ領域をさらに有する、請求項1〜10のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
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JP2014065709A JP6324154B2 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | 歯科インプラントシステム |
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2014
- 2014-03-27 JP JP2014065709A patent/JP6324154B2/ja active Active
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