JP6323764B2 - 二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器 - Google Patents

Description

本発明は、二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器に関することで、より詳細には、回転体の回転によってパフが結合された昇下降部材が昇下降され、昇下降部材が上昇時には、ノズルが露出されず、昇下降部材が下降時には、ノズルが露出されるように構成されることで、使用者の選択によって、パフまたはノズルを利用して、顔の広い部位または局所部位に内容物を容易に塗布することが可能なので、使用者に便宜を提供することができる二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器に関することである。

化粧品容器には、スキン、ローション、アイクリームなどが収容される。特に、ローション、アイクリームなどのジェル（ＧＥＬ）タイプの化粧品には、使用が簡便で製造原価が安いチューブ型化粧品容器が広く使われている。

このような既存の化粧品容器は、ジェル（ＧＥＬ）タイプの化粧品をさらに便利に塗布することが可能なように、内容物を吸収して外部に排出するパフまたはブラシのような排出手段が具備され、肌に直接こすり、化粧を進行することとなる。

しかし、従来のパフまたはブラシが付着されたチューブ型化粧品容器の場合、顔の広い部分には、化粧をすることが容易ものの、局所部分を化粧する場合には、他の部分まで一緒に内容物がひっつき、局所部位の化粧を進行するための別途の化粧手段を備えるなど、使用者に不便をもたらすようになる問題点があった。

本発明は、上述した問題点を解決しようと案出されたもので、本発明の目的は、回転体の回転によってパフが結合された昇下降部材が昇下降され、昇下降部材が上昇時には、ノズルが露出されず、昇下降部材が下降時には、ノズルが露出されるように構成されることで、使用者の選択によって、パフまたはノズルを利用して、顔の広い部位または局所部位に内容物を容易に塗布することが可能なので、使用者に便宜を提供することができる二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器を提供することである。

前記のような問題点を解決するために、本発明に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器は、内容物が収容され、上部に排出部が形成される容器本体；前記容器本体の上部に結合される本体と、前記排出部と連通され、前記本体の中央部から上方向へ延長形成されるノズルを含むノズル部と；前記ノズル部の上部に回転可能なように結合される回転体；および前記回転体の回転によって昇下降され、前記ノズルを隠したり露出させ、前記ノズルを通じて排出される内容物を吸収する排出部材が具備される昇下降部材；を含むことを特徴とする。

また、前記回転体および昇下降部材は楕円形で形成され、回転体の回転によって昇下降部材が一緒に回転するように構成されることを特徴とする。

また、前記ノズルの両側面には、前記回転体の回転時に昇下降部材を昇下降させる一対のガイド突起が形成されることを特徴とする。

また、前記昇下降部材の中央部には、前記ノズルを覆う円筒形で形成され、前記一対のガイド突起がそれぞれ挿入されて移動するように内周面に沿って螺旋状溝が形成される昇下降案内部が具備されることを特徴とする。

また、前記ノズルの下部には、前記回転体の離脱を防止する離脱防止部が形成されることを特徴とする。

また、前記回転体の内側下部には、前記離脱防止部の下端に位置して前記回転体の離脱を防止する固定板が具備されることを特徴とする。

また、前記離脱防止部の上端は、前記回転体の結合時、固定板との干渉を防止するように緩やかな傾斜面を形成することを特徴とする。

上述したように、本発明によれば、回転体の回転によってパフが結合された昇下降部材が昇下降され、昇下降部材が上昇時には、ノズルが露出されず、昇下降部材が下降時には、ノズルが露出されるように構成されることで、使用者の選択によって、パフまたはノズルを利用して、顔の広い部位または局所部位に内容物を容易に塗布することが可能なので、使用者に便宜を提供することができる長所がある。

本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器の構成を示す分解斜視図である。 本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器の構成を示す結合斜視図である。 本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器の構成を示す断面図である。 本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器の作動状態を示す状態図である。 本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器の作動状態を示す状態図である。

以下、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図面に提示された同一な参照符号は同一な部材を示す。

図１は、本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器の構成を示す分解斜視図であり、図２は、本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器の構成を示す結合斜視図であり、図３は、本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器の構成を示す断面図である。

図１〜３を参照すると、本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器は、容器本体（１００）、ノズル部（２００）、回転体（３００）、昇下降部材（４００）が含まれる。

前記容器本体（１００）は、化粧品のような内容物が収容されるもので、その上部には、収容された内容物の排出が可能なように排出部（１１０）が形成される。前記容器本体（１００）は、使用者の加圧によって内容物が排出されることが可能なようにチューブ材質で構成されることが好ましい。

前記ノズル部（２００）は、前記容器本体（１００）の上部に結合され、内容物を外部へ排出するもので、本体（２１０）、ノズル（２２０）が含まれる。

前記本体（２１０）は、前記容器本体（１００）の上部から排出部（１１０）を覆って結合されるもので、その内側には排出部（１１０）との結合が可能なように結合部（２１１）が形成される。前記結合部（２１１）は、排出部（１１０）に固定され、ノズル部（２００）の回転を防止するように構成されることが好ましい。

前記ノズル（２２０）は、前記本体（２１０）の中央部から上方向へ延長形成され、前記容器本体（１００）に収容された内容物を外部へ排出させることで、内容物の排出が可能なように、前記排出部（１１０）と連通されるように構成される。

本発明において、前記ノズル（２２０）の両側面には、後述する回転体（３００）の回転時に昇下降部材（４００）を乗下降させるように、一対のガイド突起（２２１）が形成されることが特徴で、前記一対のガイド突起（２２１）が昇下降部材（４００）の螺旋状溝（４１１）に挿入され、昇下降部材（４００）の回転によって昇下降部材（４００）が上昇または下降するようにガイドすることとなる。

一方、前記ノズル（２２０）の下部には、前記回転体（３００）の離脱を防止する離脱防止部（２２２）が形成され、前記離脱防止部（２２２）の上端は回転体（３００）の結合時、固定板（３１０）との干渉が発生せず、容易に結合されることができるように緩やかな傾斜面を形成することが好ましい。

前記回転体（３００）は、前記ノズル部（２００）の上部に回転可能なように結合されるもので、その内側下部に前記離脱防止部（２２２）の上部から下方向に押し込み型で結合される固定板（３１０）が具備されることが特徴である。

前記固定板（３１０）は、前記離脱防止部（２２２）に押し込み型で結合され、離脱防止部（２２２）の下端に支持されることで、前記回転体（３００）が上方向に移動することを遮断することとなり、これによって回転体（３００）がノズル部（２００）から離脱されることを防止することとなる。

一方、前記回転体（３００）は楕円形で形成され、使用者の操作によって回転時に、後述する昇下降部材（４００）を一緒に回転させるように構成される。

前記昇下降部材（４００）は、前記回転体（３００）の回転によって昇下降され、前記ノズル（２２０）を隠したり露出させるように構成されるもので、前記回転体（３００）の回転時に、一緒に回転することが可能なように回転体（３００）の形状と対応される楕円形で形成される。

本発明において、前記昇下降部材（４００）の中央部には、前記ノズル（２２０）を覆って円筒形で形成される昇下降案内部（４１０）が具備されることが特徴で、前記昇下降案内部（４１０）には、前記ガイド突起（２２１）が挿入されるように内周面に沿って螺旋状溝（４１１）が形成され、昇下降部材（４００）の一側または他側の回転によって昇下降部材（４００）の上昇または下降が行われることとなる。

前記螺旋状溝（４１１）は、平行に位置する前記一対のガイド突起（２２１）がそれぞれ挿入されるよう双ネジ山に形成されることが好ましい。

一方、前記昇下降部材（４００）は、前記ノズル（２２０）を通じて排出される内容物を吸収して、外部へ排出することができるように排出部材（４２０）が具備され、前記排出部材（４２０）は、内容物を吸収して使用可能なパフまたはブラシなどで構成されることができる。前記排出部材（４２０）の上端中央部には、前記ノズル（２２０）の出入りが可能なように出入孔（４２１）が形成される。

前記昇下降部材（４００）は、回転体（３００）の一側回転による上昇時には、排出部材（４２０）により前記ノズル（２２０）が外部へ露出されないようにすることで、ノズル（２２０）から排出される内容物を、排出部材（４２０）を通じて吸収して使用することを可能として、回転体（３００）の他側回転による下降時には、前記ノズル（２２０）が外部へ露出されるようにすることで、ノズル（２２０）を通じて内容物を使用することを可能とする。

これにより、使用者が化粧をしようとする顔の範囲によって、幅広い部分には、排出部材（４２０）を通じて化粧を進行することができ、局所部分にはノズル（２２０）を通じて化粧を進行することができるようになる。

以下では、図４および５を参照して、本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器の作動状態を説明する。図４および５は、本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器の作動状態を示す状態図である。
図４および５を参照すると、本発明の好ましい実施例に係る二重排出手段を備えるチューブ型の化粧品容器は、最初、昇下降部材（４００）が上昇された状態では、排出部材（４２０）によってノズル（２２０）が外部に露出されないように位置することとなり、この時、容器本体（１００）を加圧するようになれば、ノズル（２２０）を通じて排出される内容物が排出部材（４２０）に吸収され、排出部材（４２０）を通じる内容物の使用が可能となる。

次に、昇下降部材（４００）が上昇した状態で、回転体（３００）を一側方向へ回転させると、回転体（３００）と一緒に昇下降部材（４００）の回転が行われるようになり、この時、昇下降部材（４００）に形成された螺旋状溝（４１１）に沿ってガイド突起（２２１）が移動し、昇下降部材（４００）の下降が行われることとなる。

前記のように、昇下降部材（４００）の下降が行われると、昇下降部材（４００）に結合された排出部材（４００）が一緒に下降してノズル（２２０）を外部へ露出させるようになり、これによってノズル（２２０）を通じて内容物の使用が可能となる。

図面と明細書で最適の実施例が開示された。ここで特定の用語らが用いられたが、これは単に本発明を説明するための目的で用いられたものであり、意味の限定や特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するために用いられたのではない。従って、当該技術分野の通常の知識を持つ者であれば、多様な変形および均等な他の実施例が可能であることを理解すべきである。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、添付された特許請求の範囲の技術的思想によって定められるべきである。

Claims (4)

1. 内容物が収容され、上部に排出部が形成される容器本体；
   前記容器本体の上部に結合される本体と、前記排出部と連通され、前記本体の中央部から上方向へ延長形成されるノズルを含むノズル部と；
   前記ノズル部の上部に回転可能なように結合される回転体と；および
   前記回転体の回転によって昇下降され、前記ノズルを隠したり露出させ、前記ノズルを通じて排出される内容物を吸収する排出部材が具備される昇下降部材と；を含み、
   前記回転体および昇下降部材は楕円形に形成され、回転体の回転によって昇下降部材が一緒に回転されるように構成され、
   前記ノズルの両側面には、前記回転体の回転時に昇下降部材を昇下降させる一対のガイド突起が形成され、
   前記昇下降部材の中央部には、前記ノズルを覆う円筒形で形成され、前記一対のガイド突起がそれぞれ挿入されて移動するように、内周面に沿って螺旋状溝が形成される昇下降案内部が具備されることを特徴とする二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器。
2. 前記ノズルの下部には、前記回転体の離脱を防止する離脱防止部が形成されることを特徴とする請求項１に記載の二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器。
3. 前記回転体の内側下部には、前記離脱防止部の下端に位置して前記回転体の離脱を防止する固定板が具備されることを特徴とする請求項２に記載の二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器。
4. 前記離脱防止部の上端は、前記回転体の結合時、固定板との干渉を防止するように緩やかな傾斜面を形成することを特徴とする請求項３に記載の二重排出手段を備えるチューブ型化粧品容器。

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