JP6320259B2 - 情報表示装置、プロジェクタ装置、および情報表示方法、および情報表示プログラム - Google Patents

情報表示装置、プロジェクタ装置、および情報表示方法、および情報表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報表示装置、プロジェクタ装置、および情報表示方法、および情報表示プログラムに関する。
従来、時刻に関連する情報を直感的に認識することができるように、所定の情報を針式のアナログ時計と組み合わせて表示する技術が知られている。例えば、列車などの発車時刻を、針式のアナログ時計の文字盤周りに表示するものがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2014−76782号公報
しかしながら、従来の技術は、あくまでも、時刻関連情報である列車の発車時刻を、アナログ時計の分針に関連させて表示するだけにとどまっていた。これでは、時刻関連情報を直感的に認識できるとはいえ、情報発信力に限界がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、情報発信力をより向上させることのできる情報表示装置、プロジェクタ装置、および情報表示方法、および情報表示プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報表示装置は、第1および第2の時刻針と、第1および第2の情報取得手段と、第1および第2の情報表示手段とを備える。第1および第2の時刻針は、互いに異なる単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する。第1の情報取得手段は、前記第1の時刻針に対応し、当該第1の時刻針が示す時刻単位で変動する第1の情報を取得する。第2の情報取得手段は、前記第2の時刻針に対応し、当該第2の時刻針が示す時刻単位で変動する第2の情報を取得する。第1の情報表示手段は、前記第1の情報を、前記第1の時刻針の先端が描く円軌跡の内側に設けられる円状の第1の表示領域に表示する。第2の情報表示手段は、前記第2の情報を、前記第1の表示領域の外側に設けられる第2の表示領域に表示する
実施形態の一態様によれば、情報発信力を、より向上させることのできる情報表示装置、プロジェクタ装置、および情報表示方法、および情報表示プログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報表示装置による情報表示態様の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る情報表示装置における情報表示の概要の一例を示す説明図である。 図3Aは、実施形態に係る情報表示装置の機能的な構成の一例を示す説明図である。 図3Bは、実施形態に係る情報表示装置の機能的な構成の他の例を示す説明図である。 図4は、表示部一体型の情報表示装置の機能的な構成の一例を示す説明図である。 図5は、実施形態に係るプロジェクタ装置の機能的な構成の一例を示す説明図である。 図6は、実施形態に係るプロジェクタ装置による情報表示態様の一例を示す説明図である。 図7は、実施形態に係る情報表示装置における情報表示処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、情報表示装置による情報表示態様の一例を示す説明図である。 図9は、情報表示装置による情報表示態様の一例を示す説明図である。 図10は、情報表示装置による情報表示態様の一例を示す説明図である。 図11は、他の実施形態に係る情報表示装置による情報表示態様の一例を示す説明図である。 図12は、他の実施形態に係る情報表示装置による情報表示態様の一例を示す説明図である。 図13は、情報表示装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報表示装置、プロジェクタ装置、および情報表示方法を実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報表示装置、プロジェクタ装置、および情報表示方法が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.情報表示装置の概要]
以下、実施形態に係る情報表示装置の概要について説明する。実施形態に係る情報表示装置は、例えば、それぞれ同軸で回転する時針と分針を備えるアナログ時計上に、時針に対応する情報を時針に対応する領域に、分針に対応する情報を分針に対応する領域にそれぞれ独立して表示できるようにしたものである。このように、時刻に関連する複数の情報が、時針と分針とにそれぞれ対応して、各針の進行方向に沿ってアナログ的に表示されるため、時間の経過や進行との関連を直感的に認識することができる。
アナログ時計は、動力が機械式や電気式の時計であってもよいし、アナログ時計機能を液晶画面などに画像表示したものであってもよい。すなわち、情報表示装置としては、詳しくは後述するが、例えば、一般的な壁掛式のアナログ時計に向けて情報画像を投射するプロジェクタタイプのものや、アナログ時計を画像表示する表示装置が別体であるもの、かかる表示装置を一体的に備えるものなどがある。
以下、実施形態に係る情報表示装置について、図面を参照しながらより具体的に説明する。図1は、実施形態に係る情報表示装置による情報表示態様の一例を示す説明図、図2は、実施形態に係る情報表示装置における情報表示の概要の一例を示す説明図である。
図1に示すように、情報表示装置によれば、第1の時刻針としての時針11、および第2の時刻針としての分針12を有するアナログ時計1を視認することができる。そして、アナログ時計1に相当する部分とその周囲に位置する部分にかけて情報表示領域2が視認可能となっている。ここで、情報表示領域2には、時針11に対応する第1の表示領域21と、分針12に対応する第2の表示領域22とが含まれる。そして、時針11に対応する第1の表示領域21上に、これも時針11に対応する第1の情報31が重畳表示される。一方、分針12に対応する第2の表示領域22上には、やはり分針12に対応する第2の情報32が重畳表示される。
なお、図1に示した例においては、第1の表示領域21は円状に、第2の表示領域22はドーナツ状に表示される。また、第1の情報31および第2の情報32は、例えば、ネットワーク通信網などを介して取得することができる。
図1に示した例では、時針11に対応する第1の情報31は、時間毎に示される天気予報の情報であり、情報を直感的に認識できるように、太陽、星、雲、雨などのようにピクトグラム化されて表示される。分針12に対応する第2の情報32は、同じカテゴリに属するもので、やはり天気に関する情報ではあるが、第1の情報31よりも細かい情報、例えば、気温、降水確率などがテキスト表示される。
このように、第1の情報31と第2の情報32とは、互いに異なる形態で表示されるため、識別性および視認性が向上する。なお、情報の表示形態としては、上記の例の他、記号や符号などを適宜用いることができる。
このように、実施形態に係る情報表示装置は、第1の情報31を取得する第1の情報取得手段と、第2の情報32を取得する第2の情報取得手段を備えることになる。また、情報表示装置は、第1の情報31を時針11に対応する第1の表示領域21に表示する第1の情報表示手段と、第2の情報32を、分針12に対応する第2の表示領域22に表示する第2の情報表示手段を備えることになる。
図1に示した例で表示された第1の情報31によれば、現在時刻は16時、天気は曇り(雲の図柄で表示)であることが分かる。そして、天気予報によれば、徐々に雲が多くなり、20時頃には雨が降り出し(雨の図柄で表示)、21〜22時には雨量が増加しそうであることも分かる(雨を示す縦線が増加した図柄で表示)。23時頃から天気は回復し、午前1時頃からは晴天(星の図柄で表示)になると予測される。
他方、分針12に対応する第2の情報32からは、現在の気温27度で、徐々に気温が下がり、雨の予報である20時以降は22度〜21度になり、夜中には20度〜19度になると予想されることが分かる。また、降水確率も現在の20%から徐々に高くなり、雨の予報である20時〜22時は80〜90%であることが示される。
また、天気予報が雨の場合、降水量が気になることが多い。そこで、図1に示すように、例えば第2の情報32の中に、他の第2情報32よりも強調表示された強調情報33を表示することもできる。ここでは、第1の情報31で雨の予報を示す情報がなされた時間帯において、降水雨量の情報が強調情報33として表示されている。なお、強調情報33としては、第2の情報32のみに限らず、第1の情報31に設定してもよい。また、強調表示の態様として、図1に示す例では矩形枠で囲み表示したが、色を変えたりするなど、適宜設定可能である。
なお、上述した例では、第2の時刻針(分針12)に対応する第2の情報32を、第1の時刻針(時針11)に対応する第1の情報31と同カテゴリで、なおかつ第1の情報31よりも細かい情報として説明した。しかし、分針12に対応する第2の情報32としては、あくまでも分単位で変動する情報を表示することもできる。
例えば、図1に示す例(現在時刻:16時)において、第2の表示領域22に「ゲリラ豪雨発生予測時刻−16:15〜16:35」と表示したり、あるいは、地震などが発生した場合には、「津波到達予測時刻−16:50」などと表示したりすることができる。かかる第2の情報32であれば、同じ天気のカテゴリに属する情報であって、なおかつ分針12に対して時間的にも対応する情報となり、視覚的にも認識し易くなる。
ところで、図1に示すように、本実施形態における第1の情報31が重畳表示される第1の表示領域21は、時針11の先端が描く円軌跡の内側に設けられ、第2の情報32が重畳表示される第2の表示領域22は、第1の表示領域21の外側に設けられる。なお、第1の表示領域21を規定する時針11の先端が描く円軌跡の内側とは、図示するように、アナログ時計1の外縁1aの内側をも含む概念である。そして、図1に示す例では、第2の表示領域22は、アナログ時計1の外縁1aの外側において、第1の表示領域21と同心円的に環帯状に表示される。
また、アナログ時計1は、過去から未来までが連続表示されることになる。そのため、たとえば、図1に示すように、現時刻が16時(あるいは4時)である場合、時針11が14時(あるいは2時)を示す目盛の位置の情報は、2時間前なのか、あるいは10時間後なのか認識し難い。
そこで、第1の表示領域21内において、現時刻を境にして過去と未来とを区分するための境界を視認できるようにすることが望ましい。ここでは、図示するように、時針11が現時刻である16時を示す目盛から60度分だけ反時計回りさせた目盛(ここでは14時を示す目盛)までの領域に境界領域23(網目で示す)を設けている。かかる境界領域23は、視覚的に識別しやすいように、隣接する領域と色などを異ならせている。
このように、実施形態に係る情報表示装置によれば、複数の時刻関連情報を直感的に認識することができる。
また、ここでは、第1の情報31と第2の情報32とを同じカテゴリに含まれるものとして、同一カテゴリの情報を異なった切り口から把握することが可能となっている。しかし、もちろん、情報のカテゴリとしては第1の情報31と第2の情報32とで異ならせても構わない。また、情報としては天気予報に限るものではなく、様々なカテゴリの情報を時刻関連情報として時針11および分針12に関連付けて表示することが可能である。
図1に示すような情報の表示は、以下の手順によってなされる。すなわち、図2に示すように、情報表示装置は、先ず、現在時刻を示す時刻情報を取得する(S1)。次に、時刻に応じた情報を取得する(S2)。図1に示す例では、天気予報に関する情報である。そして、例えば、液晶画面などで情報表示するものであれば、時刻に応じた時刻針を表示する(S3)。図1に示す例では、時針11と分針12を表示する。次いで、時刻に応じた第1の情報31を表示し(S4)、さらに時刻に応じた第2の情報32を表示する(S5)。なお、図2に示した手順は一例であって、順序がこれに限定されるものではない。
図1および図2に示した例から、実施形態に係る情報表示装置は、互いに異なる単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する第1の時刻針および第2の時刻針(時針11および分針12)を備える。また、情報表示装置は、第1の時刻針(時針11)に対応する第1の情報31を取得する第1の情報取得手段と、第2の時刻針(分針12)に対応する第2の情報32を取得する第2の情報取得手段とを備える。さらに、情報表示装置は、第1の情報31を、第1の時刻針(時針11)に対応する第1の表示領域21に表示する第1の情報表示手段と、第2の情報32を、第2の時刻針(分針12)に対応する第2の表示領域22に表示する第2の情報表示手段とを備える。
[2.情報表示装置の構成]
次に、上述した情報表示を行う情報表示装置の具体的な構成について説明する。図3Aは、実施形態に係る情報表示装置の機能的な構成の一例を示す説明図、図3Bは、同情報表示装置の機能的な構成の他の例を示す説明図である。また、図4は、表示部一体型の情報表示装置の機能的な構成の一例を示す説明図である。そして、図5は、実施形態に係るプロジェクタ装置の機能的な構成の一例を示す説明図である。
先ず、表示装置5と別体に構成された情報表示装置4について、図3Aを用いて説明する。図3Aに示すように、実施形態に係る情報表示装置4は、例えば液晶画面などを有する適宜の表示装置5と電気的に接続している。なお、表示装置5としては、例えば、ディスプレイ、テレビや、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォンなどの端末装置などを用いることができる。ここで、情報表示装置4と表示装置5との電気的な接続は、有線であっても無線であっても構わない。
また、情報表示装置4は、制御部41と、記憶部42とを有する。制御部41は、情報表示装置4を制御するデバイスであり、表示装置5への情報画像などのデータ送信などを含む表示制御処理を行う。なお、制御部41は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
記憶部42は、各種情報を記憶するデバイスである。例えば、記憶部42としては、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。記憶部42は、制御部41で実行されるOS(Operating System)や表示制御プログラムなどの各種のプログラム421を記憶する。さらに、記憶部42は、アナログ時計1の形状などを示す様々なデータや、第1の情報31や第2の情報32などを画像表示するための各種ピクトグラムなどが格納された画像データ422を有する。
制御部41は、内部のCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)によって、表示制御プログラムなどのプログラム421がRAMを作業領域として実行されることによって、各種の機能部としての役割を果たす。例えば、制御部41は、表示制御用のプログラム421がRAMを作業領域として実行されることにより、表示制御部411、第1情報取得部412a、第2情報取得部412bとして機能する。
なお、本実施形態における表示制御部411は、第1の情報表示手段および第2の情報表示手段に相当する。また、第1情報取得部412aは第1の情報取得手段に、第2情報取得部412bは第2の情報取得手段に相当する。かかる表示制御部411により、例えば、第1の情報31と第2の情報32とについて、テキスト表示にするか、あるいは適当なピクトグラムを用いるかなども決定し、例えば両者で互いに異なる形態で表示することができる。
なお、第1、第2情報取得部412a、412bは、通信ネットワーク6との間で情報の送受信を行う通信インターフェースを備える。情報表示装置4は、インターネットなどの通信ネットワーク6を介して各種の情報を得ることができる。例えば、第1情報取得部412aは、時針11に対応する第1の情報31を受信し、第2情報取得部412bは、分針12に対応する第2の情報32を受信する。また、第1情報取得部412aおよび第2情報取得部412bのうち、少なくともいずれか一方は時刻情報を受信することができる。
図3Bに示す情報表示装置4は、基本的な構成は図3Aに示したものと同じである。異なる点は、図3Aに示した情報表示装置4では、第1、第2情報取得部412a、412bは、第1、第2の情報31,32を通信ネットワーク6を介して取得したが、ここでは、各種の記録媒体98から取得するようにしている(図13を参照)。
上述した構成により、情報表示装置4は、第1、第2情報取得部412a、412bによって第1、第2の情報31,32を取得する。そして、表示制御部411により、時針11および分針12を有し、アナログ時計1として機能するアナログ時計画像を生成する。さらに、第1の表示領域21に第1の情報31が重畳し、第2の表示領域22に第2の情報32が重畳する情報画像を生成する。そして、これらのアナログ時計画像および情報画像を合成して表示装置5に表示する。
次に、図4に示す表示部一体型の情報表示装置4について説明する。この情報表示装置4は、図示するように、表示部50が一体的に組み込まれており、例えば、壁掛け式の時計型筐体(図示せず)の前面に、液晶画面などを有する表示部50が設けられて構成される。制御部41や記憶部42などの構成は、上述したものと略同じである。
こうして、表示装置5や表示部50には、例えば、図1に示した態様で、アナログ時計1と、時針11に対応する第1の表示領域21上に重畳表示された第1の情報31、分針12に対応する第2の表示領域22上に重畳表示された第2の情報32が表示される。
このように、例えば、表示部50を、制御部41や記憶部42などと一つの筐体に一体的に組み込んだ場合、スタンドアローンでの利用で、複数の時刻関連情報を簡便に得ることができる。
次に、図5に示すプロジェクタタイプの情報表示装置として機能するプロジェクタ装置7について説明する。プロジェクタ装置7は、アナログ時計1に向けて所定の情報画像を投射することができる(図6を参照)。アナログ時計1は、前述したように、互いに異なる時間単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する第1および第2の時刻針、すなわち、時針11および分針12を有する。ここでは、例えば壁掛け式のアナログ時計1とする。
また、プロジェクタ装置7は、制御部71と、記憶部72とを有する。制御部71は、情報表示装置4を制御するデバイスであり、情報画像300(図6を参照)を生成するとともに、生成した情報画像300を投射部70に投射させる処理を行う。なお、制御部71は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
記憶部72は、各種情報を記憶するデバイスであり、上述の情報表示装置4が備える記憶部41と基本的な構成は同様である。すなわち、記憶部42としては、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。記憶部42は、制御部71で実行されるOS(Operating System)や投影プログラムや表示処理プログラムなどの各種のプログラム721を記憶する。さらに、記憶部72は、アナログ時計1の形状などを示す様々なデータや、第1の情報31や第2の情報32などを画像表示するための各種ピクトグラムなどが格納された画像データ722を有する。
制御部71は、内部のCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)によって、必要なプログラム721がRAMを作業領域として実行されることによって、各種の機能部としての役割を果たす。例えば、制御部71は、画像生成部711、第1情報取得部712a、第2情報取得部712bとして機能する。
画像生成部711は、時針11に対応する第1の表示領域21に投影される第1の情報画像と、分針12に対応する第2の表示領域22に投影される第2の情報画像とを含む情報画像300(図6を参照)を生成する。
第1の情報取得部712aは、時針11に対応する第1の情報31を取得し、第2の情報取得部712bは、分針12に対応する第2の情報32を取得する。これらは、図示は省略したが、上述してきた情報表示装置4と同じように、第1、第2の情報31,32を通信ネットワーク6を介して、あるいは各種の記憶媒体98から取得することができる。
また、プロジェクタ装置7は、画像生成部711で生成した情報画像300をアナログ時計1に向けて投射可能な投射部70を備える。この投射部70は、周知のプロジェクタに備えられた機構で構わない。
かかるプロジェクタ装置7で投射された情報画像300について、図6を用いて説明する。図6は、プロジェクタ装置7による情報表示態様の一例を示す説明図である。図示するように、壁面100に取付けられたアナログ時計1に向けて、所定位置に設置されたプロジェクタ装置7から情報画像300が投射される。プロジェクタ装置7は、情報画像300が明瞭に視認できるように位置調整されて設置される。
情報画像300は、図1に示した表示態様と同様に、アナログ時計1の盤面上において、時針11に対応する第1の表示領域21が投射されるとともに、第1の表示領域21には、第1の情報31が表示される。他方、アナログ時計1の盤面外であって、アナログ時計1の外縁1aの外側の壁面100には、分針12に対応する第2の表示領域22が投射されるとともに、第2の表示領域22には、第2の情報32が表示される。なお、ここでも、第1の表示領域21には、境界領域23(網目で示す)が表示され、過去と未来との区別がつきやすくなっている。この例では、現時刻がおよそ14時であるため、時針11が現時刻である2時を指し示す目盛から60度分だけ反時計回りさせた零時に対応する目盛までを境界領域23としている。
ところで、上述したプロジェクタ装置7に代えて、所定の情報表示用のアプリケーションプログラム(以下、情報表示アプリとする)を用いることで、汎用のプロジェクタ(不図示)に同様の機能を付与することができる。
その場合の情報表示アプリは、例えば、プロジェクタに以下の手順を実行させる。すなわち、互いに異なる時間単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する時針11(第1の時刻針)および分針12(第2の時刻針)を表示する手順と、時針11に関連付けられた第1の情報31を表示する手順と、分針12に関連付けられた第2の情報32を表示する手順とを実行させる。
このように、プロジェクタ装置7は、ディスプレイなどの表示装置が不要であり、一般家屋の壁面100などをスクリーンとして、時刻に関連する複数の情報を表示することができる。なお、本実施形態では、アナログ時計1を機械式、電機式の壁掛け時計とし、投射する情報画像300には、第1、第2の表示領域21,22および第1、第2の情報31,32を含む構成とした。しかし、壁掛け時計を使用せずに、アナログ時計1の機能を有するアナログ時計画像を情報画像300に含ませる構成としてもよい。
[3.情報表示制御の一例]
ここで、実施形態に係る情報表示装置4の情報表示処理の流れについて説明する。図7は、実施形態に係る情報表示装置4における情報表示処理の一例を示すフローチャートである。かかる情報表示処理の動作は、例えば、情報表示装置4の制御部41、プロジェクタ装置7の制御部71において繰り返し実行される処理である。
図7に示すように、情報表示装置4の制御部41は、表示処理開始信号が入力されるまで待機しており(ステップS101:No)、表示処理開始信号を受け付けると(ステップS101:Yes)、先ず、現時刻情報を取得する(ステップS102)。なお、表示処理開始信号は、例えば、情報表示装置4が備える起動スイッチなどの操作により生成される。
次いで、制御部41は、生成したアナログ時計画像の第1の時刻針である時針11および第2の時刻針である分針12を、ステップS102で取得した現時刻情報に応じて更新する(ステップS103)。次いで、制御部41は、時針11(第1の時刻針)に対応する第1の表示領域21を示す画像を生成する(ステップS104)とともに、分針12(第2の時刻針)に対応する第2の表示領域22を示す画像を生成する(ステップS105)。
続いて制御部41は、現時刻に対する第1の情報31を取得するとともに(ステップS106)、現時刻に対する第2の情報32を取得する(ステップS107)。続いて制御部41は、第1、第2の情報を示す画像を生成する(ステップS108)。
次いで、制御部41は、ステップS108において生成した第1の情報31を示す画像を、ステップS104で生成した第1の表示領域21を示す画像に重畳する(ステップS109)。さらに制御部41は、ステップS108において生成した第2の情報32を示す画像を、ステップS105で生成した第2の表示領域21を示す画像に重畳する(ステップS110)。
そして、制御部41は、ステップS111において、表示処理終了信号が入力されるまでステップS102〜ステップS110の処理を繰り返す(ステップS111:No)。そして、表示処理終了信号が入力されたと判定すると(ステップS111:Yes)、制御部41は、情報表示処理を終了する。
上述の処理において、表示処理開始信号や表示処理終了信号の入力受付(ステップS101、ステップS111を参照)については、起動スイッチなどの操作ではなく、例えば、音声に反応してオン・オフする音声スイッチなどによるものとしてもよい。
上述してきたことから、本実施形態に係る情報表示方法は、少なくとも、以下の第1の工程〜第3の工程を有することが分かる。すなわち、第1の工程は、互いに異なる時間単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する時針11および分針12を表示する工程である。第2の工程は、時針11に関連付けられた第1の情報31を表示する工程である。第3の工程は、分針12に関連付けられた第2の情報32を表示する工程である。
[4.情報画像の変形例]
ところで、第1の表示領域21に表示される第1の情報31、第2の表示領域22に表示される第2の情報32を含む情報画像は、上述してきた例に限定されるものではない。以下、情報画像の変形例について、図面を参照しながら説明する。図8〜図10は、それぞれ情報表示装置による情報表示態様の一例を示す説明図である。
図8に示す例は、第1の情報31をスケジュール、第2の情報32を、利用駅における電車の発車時刻としたものである。第2の情報32となる電車の発車時刻は、現在時刻(ここでは8時)を含む1時間の時間帯の範囲で示される。すなわち、電車の発車時刻は、すべて8時台のもので、分針12に対応して表示される。
図8に示す例であれば、8時台には、3分、10分、20分、25分、35分、45分発の6本の電車があることが分かる。各電車の発車時刻間は、時間に応じた距離があけられて表示されるため、どの程度の待ち時間となるかなども認識しやすい。そして、例えば、始業が9時の会社員であって、通勤時間が30分とした場合、現在時刻が8時00分のため、遅くとも25分発の電車に乗ればよいことなども直感的に認識することができる。
なお、時針11に対応する第1の情報31が利用者のスケジュールであれば、分針12に対応する第2の情報32は、第1の情報31であるスケジュールと関連した情報とすることもできる。
例えば、18時からは買物の予定になっているが、時刻が18時になると、第2の表示領域22には、買物リストや特売情報などが表示されるようにしてもよい。
次に、図9に示す情報画像について説明する。ここでは、第1の情報31および第2の情報32を、丸の記号や三角の記号で代用して表しているが、ピクトグラムやアイコンなどの図柄、あるいは記号やテキストなどの適宜の態様で表示可能である。
時針11や分針12に対応して表示される第1の情報31や第2の情報32の数が多い場合がある。その場合、図示するように、ずらし重ねした状態で複数の情報を略同位置に表示するとともに、重なっている複数の情報(第1の情報31a,31b,31cや第2の情報32a,32b,32c)を、例えば、表側から順次入れ替わるようにアニメーション表示することができる。
このように、第1の情報31や第2の情報32を、必要に応じて動的にアニメーション表示することで、より多くの情報表示が可能になるとともに、注目度も高めることができる。
次に、図10に示す例について説明する。図10に示す情報画像は、情報表示装置としても機能するアナログ時計1の表示画面内に表示される。ここで示したアナログ時計1は、例えば正方形の液晶画面を表示画面として前面に備えたものである。表示画面が矩形形状であるため、第2の表示領域22は環帯状ではなく、比較的広い表示面積を有する。
かかる表示画面に時針11や分針12などを有するアナログ時計画像が表示されるとともに、第1の表示領域21に第1の情報31が、第2の表示領域22には第2の情報32が表示される。このように、情報表示装置4として、例えば表示部50が前面に設けられたアナログ時計型とすれば、壁掛け時計のような時計機能にプラスして、複数の時刻関連情報を容易に視認することが可能となる。
また、この図10に示した例では、第1の情報31が第1の表示領域21の中を起点31aとした吹き出し31bが第2の表示領域22まで延在している。このように、他方の領域に対応した情報を当該他方の領域から一方の領域まで引き出して表示するなど、第1の表示領域21と第2の表示領域22との間で、相対的に広い表示領域を有効利用することもできる。
なお、図10においては、第1の情報31については吹き出しの中はテキスト表示としているが、ピクトグラムやアイコンなど、適宜図案化したものを用いることができる。また、ここで三角の記号で代用した第2の情報32についても、適宜の態様で表示可能である。
さらに、図10に示した例では、例えば光や色の濃淡などで過去と未来とが識別できる時間環部24を設けている。時間環部24は、所定の幅を有する帯状に形成されており、時刻を示す目盛の外側に、時針11や分針12の中心を共有する同心円的に設けられる。そして、現時刻から12時間後までが明から暗へと漸次変化するようにグラデーション表示される。このように、現時刻を境にして、表示される情報がどの程度先のものなのかが視覚的に容易に認識でき、しかも、アナログ時計1としての意匠性も高まるため、表示される情報画像とともに、時計としての付加価値を大きく高めることができる。
[5.他の実施形態]
スマートフォンなどの端末装置を表示装置5として利用可能であることについては先に述べたが、これら端末装置は、いわゆる表示部一体型の情報表示装置として用いることもできる。以下、他の実施形態として、スマートフォンなどの端末装置を情報表示装置として用いた場合について説明する。図11および図12は、他の実施形態に係る情報表示装置による情報表示態様の一例を示す説明図である。
スマートフォンなどでは、電子メール、ショートメッセージサービス(SMS)、拡張メッセージサービス(EMS)などを利用することが多い。これらを利用して、複数の相手と手軽にコミュニケーションをとることができる。そのため、短時間の間に何通ものメッセージ交換が行われることも多い。
そこで、ここでは、図11に示すように、スマートフォン500の表示画面200内にメッセージおよびそのやりとりに関する情報を第1の情報31、第2の情報32として表示する場合について説明する。
図11において、時針11に対応する第1の情報31としては、メッセージ件数を数字で表示し、分針12に対応する第2の情報32としては、実際のメッセージが含まれる吹き出しを表示するようにしている。すなわち、第1の情報31は、1時間毎の時間帯に含まれるメッセージ件数を示し、第2の情報32は、現在時刻(ここでは10時40分)を含む1時間の時間帯の範囲で示され、10時何分にメッセージのやりとりがなされたかを直感的に把握することができる。この場合も、図9を用いて説明したように、情報が密集している場合は、複数の第2の情報32をずらし重ねして表示することができる。また、第1の情報32については、数字そのものではなく、その数量の大きさをグラフ化して表示することもできる。
なお、第2の情報32としての吹き出し内には、メッセージそのものを表示する必要はない。内容を確認したいメッセージがあれば、それに対応する吹き出し部分をタップすれば、画面が切り替わって、あるいは拡大されてメッセージが表示されるようにしておくとよい。
また、同じくスマートフォン500を情報表示装置として用いた場合、図12に示すような態様で情報表示することができる。
例えば、スマートフォン500の表示画面200内に、第1の情報31としてTV番組表を、第2の情報32としては、TV番組個別の内容に関する情報を表示する場合について説明する。
図示するように、表示画面200における初期画面としては、第1の表示領域21に、自分が視聴したい番組が第1の情報31として、時針11と関連付けられて環状に表示される。番組名の脇には、例えば放映チャンネルなどが第1の情報31に含まれるサブ情報として併せて表示される。
この初期画面では、第1の情報31のみが表示されている。そこで、ある番組についてより詳しい情報を知りたい場合、その番組名をタップすることにより、第2の表示領域21に、第1の情報31である番組の詳しい内容である第2の情報32が表示される。
図示するように、例えば、第1の情報31である複数の番組名の中からワイドショーを選択してタップすると、第1の表示領域21においては他の番組名は消えてワイドショーのみが表示され、現在、ワイドショーが選択されていることが明瞭になる。
そして、第1の表示領域21の外側に位置する第2の表示領域22に、ワイドショーの内容に関する詳しい情報が第2の情報32として表示される。例えば、図示するように、今回の特集は何なのか、ゲストは誰なのか、ワイドショー内で何時何分頃にどのようなコーナーがあるのか、などの情報が表示される。なお、ここでは、第2の情報32が見易くなるように、第2の表示領域22を左側領域22aと右側領域22bとに左右分割している。
このように、情報表示装置4においては、時針11に対応する第1の情報31と分針12に対応する第2の情報32とを、第1の表示領域21あるいは第2の表示領域22に選択的に表示させることも可能である。
[6.ハードウェア構成]
なお、実施形態における情報表示装置4やプロジェクタ装置7は、例えば、図13に示すような構成のコンピュータ90によって実現される。図13は、情報表示装置4の機能を実現するコンピュータ90の一例を示すハードウェア構成図である。
コンピュータ90は、CPU(Central Processing Unit)91、RAM(Random Access Memory)92、ROM(Read Only Memory)93、HDD(Hard Disk Drive)94、通信インターフェース(I/F)95、入出力インターフェース(I/F)96、およびメディアインターフェース(I/F)97を備える。
CPU91は、ROM93またはHDD94に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM93は、コンピュータ90の起動時にCPU91によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ90のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD94は、CPU91によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェース95は、第1情報取得部412aや第2情報取得部412bに対応し、通信ネットワーク6を介して他の機器からデータを受信してCPU91へ送り、CPU91が生成したデータを、通信ネットワーク6を介して他の機器へ送信することができる。
CPU91は、入出力インターフェース96を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU91は、入出力インターフェース96を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU91は、生成したデータを、入出力インターフェース96を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェース97は、記録媒体98に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM92を介してCPU91に提供する。CPU91は、当該プログラムを、メディアインターフェース97を介して記録媒体98からRAM92上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体98は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ90が情報表示装置4として機能する場合、コンピュータ90のCPU91は、RAM92上にロードされたプログラムを実行することにより、表示制御部411、第1情報取得部412a、第2情報取得部412bの各機能を実現する。また、HDD94は、記憶部42の機能を実現し、各種のプログラム421や画像データ422などが格納される。
コンピュータ90のCPU91は、これらのプログラムを、記録媒体98から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信ネットワーク6を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[7.効果]
上述したように、実施形態に係る情報表示装置4は、第1の時刻針(例えば時針11)および第2の時刻針(例えば分針12)と、第1の情報取得手段(例えば第1情報取得部412a)および第2の情報取得手段(例えば第2情報取得部412b)と、第1および第2の情報表示手段(例えば表示装置5、表示部50、表示画面200)とを備える。第1および第2の時刻針は、互いに異なる単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する。第1の情報取得手段は、前記第1の時刻針に対応する第1の情報を取得する。第2の情報取得手段は、前記第2の時刻針に対応する第2の情報を取得する。第1の情報表示手段は、前記第1の情報を、前記第1の時刻針に対応する第1の表示領域に表示する。第2の情報表示手段は、前記第2の情報を、前記第2の時刻針に対応する第2の表示領域に表示する。
かかる構成としたことにより、情報表示装置4は、複数の時刻関連情報を、時刻針に対応させて直感的に認識できるように表示することができる。したがって、時刻針に関連させた情報の発信力を向上させることができる。
また、上述の情報表示装置4において、第1の表示領域21は、第1の時刻針の先端が描く円軌跡の内側に設けられ、第2の表示領域22は、第1の表示領域21の外側に設けられるものとした。
したがって、時刻針と、これに関連する情報を表示する領域とを視覚的に容易に認識することができる。すなわち、複数の情報が表示されていても、例えば時針11に関連する情報と分針12に関連する情報との識別が容易となる。
また、上述の情報表示装置4において、第1の情報31と第2の情報32とは同一のカテゴリに含まれることとした。
これにより、同じカテゴリに含まれる情報について、異なった切り口で区分された第1の情報31と第2の情報32とに分けて情報表示することができるため、情報の理解度を深めることができる。
また、上述の情報表示装置4において、第1の情報31と第2の情報32とは、互いに異なる形態で表示されることとした。
そのため、同時に複数の情報が表示されている中で、第1の情報31と第2の情報32との識別性や視認性が向上する。なお、情報の表示形態としては、テキスト表示、図案化表示を含め、適宜用いることができる。
また、上述の情報表示装置4において、表示部50と、第1および第2の時刻針(例えば時針11および分針12)を有するアナログ時計画像と、第1の表示領域21に第1の情報31が重畳し、第2の表示領域22に第2の情報32が重畳する情報画像とを生成し、表示部50に表示する制御部41とを備える構成とした。
例えば、表示部50を、他の機能部の共通の筐体に一体的に備えた情報表示装置4とすれば、スタンドアローンでの利用で、複数の時刻関連情報を簡便に得ることができる。また、表示部50が前面に設けられたアナログ時計型の情報表示装置4とすれば、壁掛け時計のような時計機能にプラスして、複数の時刻関連情報を容易に視認することが可能となる。
また、情報表示装置4として、互いに異なる時間単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する第1および第2の時刻針(例えば時針11および分針12)を有するアナログ時計1に向けて所定の情報画像を投射するプロジェクタ装置7を提供することができる。
したがって、家屋内の壁面を表示部の一部として広く使用することができる。また、必要に応じて情報表示を行うとともに、一般のアナログ式壁掛け時計上に情報が表示されるため、いわゆるアート的な3Dマッピングの良さを取り入れつつ、より生活に密着した有用なマッピングとして利用することができる。
[8.その他]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した情報表示装置4では、第1の時刻針を時針11、第2の時刻針を分針12として説明したが、これらを入れ替えても構わない。また、時針11、分針12のみならず、秒針を備えた構成であってもよい。そして、その際に、秒針に対応する情報を必要に応じて表示してもよい。
ところで、前述したように、情報表示装置4やプロジェクタ装置7において、表示処理開始信号や表示処理終了信号の入力受付については、音声スイッチなどでもよいとしたが、かかる音声スイッチに、さらに音声認識の機能を付与させることもできる。かかる構成により、ユーザの音声による指示に基づいて、第1、第2の表示領域21,22や第1、第2の情報31.32を示す画面を切り替えることもできる。
例えば、情報表示装置4やプロジェクタ装置7は、“天気”というユーザの発声に反応して、図1や図6に示すような天気予報に関する情報を表示する。そして、このように天気予報に関する情報が表示されているときに、“電車”などと発声すると、それに反応して電車の発車時刻などを含む路線情報に切り替わるようにすることができる。
1 アナログ時計
2 情報表示領域
4 情報表示装置
5 表示装置
7 プロジェクタ装置
11 時針(第1の時刻針)
12 分針(第2の時刻針)
21 第1の表示領域
22 第2の表示領域
31 第1の情報
32 第2の情報
41 制御部
70 投射部
71 制御部

Claims (9)

  1. 互いに異なる単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する第1および第2の時刻針と、
    前記第1の時刻針に対応し、当該第1の時刻針が示す時刻単位で変動する第1の情報を取得する第1の情報取得手段と、
    前記第2の時刻針に対応し、当該第2の時刻針が示す時刻単位で変動する第2の情報を取得する第2の情報取得手段と、
    前記第1の情報を、前記第1の時刻針の先端が描く円軌跡の内側に設けられる円状の第1の表示領域に表示する第1の情報表示手段と、
    前記第2の情報を、前記第1の表示領域の外側に設けられる第2の表示領域に表示する第2の情報表示手段と
    を備える
    ことを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記第1の情報と前記第2の情報とは同一のカテゴリに含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記第2の情報は、前記第1の情報よりも詳細である
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  4. 前記第1の情報と前記第2の情報とは、互いに異なる形態で表示される
    ことを特徴とする請求項に記載の情報表示装置。
  5. 表示部と、
    前記第1および第2の時刻針を有するアナログ時計画像と、前記第1の表示領域に前記第1の情報が重畳し、前記第2の表示領域に前記第2の情報が重畳する情報画像とを生成し、前記表示部に表示する制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の情報表示装置。
  6. 前記第1の時刻針は時針、前記第2の時刻針は分針であり、
    前記時針および前記分針によりアナログ表示される現時刻に対して過去と未来とを視覚的に識別可能な識別手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の情報表示装置。
  7. 互いに異なる時間単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する第1および第2の時刻針を有するアナログ時計に向けて所定の情報画像を投射するプロジェクタ装置であって、
    前記第1の時刻針に対応し、当該第1の時刻針が示す時刻単位で変動する第1の情報を取得する第1の情報取得部と、
    前記第2の時刻針に対応し、当該第2の時刻針が示す時刻単位で変動する第2の情報を取得する第2の情報取得部と、
    前記第1の時刻針の先端が描く円軌跡の内側に設けられる円状の第1の表示領域に投影される、前記第1の情報に対応する第1の情報画像と、前記第1の表示領域の外側に設けられる第2の表示領域に投影される、前記第2の情報に対応する第2の情報画像とを含む情報画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部で生成した前記情報画像を前記アナログ時計に向けて投射可能な投射部と
    を備え
    ことを特徴とするプロジェクタ装置。
  8. コンピュータが実行する情報表示方法であって、
    互いに異なる時間単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する第1および第2の時刻針を表示する工程と、
    前記第1の時刻針に関連付けられ、当該第1の時刻針が示す時刻単位で変動する第1の情報を、前記第1の時刻針の先端が描く円軌跡の内側に設けられる円状の第1の表示領域に表示する工程と、
    前記第2の時刻針に関連付けられ、当該第2の時刻針が示す時刻単位で変動する第2の情報を、前記第1の表示領域の外側に設けられる第2の表示領域に表示する工程と
    を含
    ことを特徴とする情報表示方法。
  9. コンピュータに、
    互いに異なる時間単位で時刻を指し示し、かつ、それぞれ同軸で回転する第1および第2の時刻針を表示する手順と、
    前記第1の時刻針に関連付けられ、当該第1の時刻針が示す時刻単位で変動する第1の情報を、前記第1の時刻針の先端が描く円軌跡の内側に設けられる円状の第1の表示領域に表示する手順と、
    前記第2の時刻針に関連付けられ、当該第2の時刻針が示す時刻単位で変動する第2の情報を、前記第1の表示領域の外側に設けられる第2の表示領域に表示する手順と
    を実行させ
    とを特徴とする情報表示プログラム。
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