JP6318824B2 - コンバインの原動部構造 - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明は、エンジンルーム(8)内に配置されるエンジン(E)と、該エンジン(E)の冷却水を冷却するラジエータ(50)と、前記エンジン(E)とラジエータ(50)の間に配置され、駆動状態と停止状態に切換可能な外気吸入用のラジエータファン(20)及び排気用の排塵ファン(30)と、前記エンジン(E)の駆動力が伝達される中間伝動部(150)と、該中間伝動部(150)から駆動力が伝達され、前記ラジエータファン(20)及び排塵ファン(30)を駆動するファン伝動部(160)とを備え、前記ラジエータファン(20)の回転軸心方向から見て、前記中間伝動部(150)が、ラジエータファン(20)の回転軌跡の外側に配置され、エンジン(E)の回転動力が出力される出力軸(60)における、エンジン(E)に対してラジエータ(50)とは反対側の部位から、エンジン(E)の回転動力が前記中間伝動部(150)に伝動され、前記中間伝動部(150)は、前記エンジン(E)の回転動力が伝達される伝動軸(110)を有し、この伝動軸(110)が、エンジンルーム(8)の後部に配置されたフレーム(1B)の後側に近接して配置され、前記ラジエータファン(20)の駆動状態において排塵ファン(30)を停止状態に切換え、前記ラジエータファン(20)の停止状態においては排塵ファン(30)を駆動状態に切換える駆動状態切換手段(45)を備え、前記中間伝動部(150)は、エンジン(E)の回転が伝達される伝動軸(10,110)と、該伝動軸(10,110)に設けられた前記ラジエータファン(20)伝動用の第1プーリ(21,121)、及び、排塵ファン(30)伝動用の第3プーリ(31,131)を有し、前記ファン伝動部(160)は、前記ラジエータファン(20)の回転軸(24)に設けられた第2プーリ(23)と、前記排塵ファン(30)の筒状回転軸(34)に設けられた第4プーリ(33)と、前記第1プーリ(21,121)及び第2プーリ(23)に巻き掛けられた第1ベルト(22,122)と、前記第3プーリ(31,131)及び第4プーリ(33)に巻き掛けられた第2ベルト(32,132)を有し、第1ベルト(22,122)を緊張及び弛緩させる第1テンションローラ(26)と、第2ベルト(32,132)を緊張及び弛緩させる第2テンションローラ(36)が、前記駆動状態切換手段(45)に連繋され、前記伝動軸(110)の中間部に配置された伝動ギヤボックス(70)において、前記エンジン(E)の回転動力が、前記ファン伝動部(160)と、穀粒排出装置に伝動する排出伝動部(170)とに分岐して伝動され、前記回転軸(24)および前記筒状回転軸(34)は、ブラケット(140)に支持され、このブラケット(140)の後アーム部(142)が、後方へ延びて前記フレーム(1B)と連結され、第1テンションローラ(26)と第2テンションローラ(36)が、前記後アーム部(142)に設けられたピン(86)に回転自在に支持されているコンバインの原動部構造である。
請求項3に係る発明は、前記ラジエータファン(20)と排塵ファン(30)が、同一軸心上に配置されている請求項1または請求項2に記載のコンバインの原動部構造である。
また、中間伝動部(150)の機体前後方向での幅を小さくして、エンジンルーム(8)の後側に配置される他の部材との干渉を防止することができる。
〈原動部の第1の態様〉
エンジンルーム8の内側には、図3,4に示すように、エンジンEが配置され、エンジンEの外気を吸入する上流側である右側には、一定の間隔を隔てて、エンジンEによって加熱された冷却水を冷却するラジエータ50が配置されている。
上側回転軸10に伝動された回転は、上側回転軸10の右側端部に取付けられた第1プーリ21と、第1プーリ21と第2プーリ23に巻回された第1ベルト22を介して、エンジンルーム8の上下方向の中間部に左右方向に向かって延設された回転軸24の左側端部に取付けられた第2プーリ23に伝動される。
ラジエータファン20の回転時には、カバー8Aの濾過体8Bを介して、外気をエンジンルーム8の内側に吸入して、ラジエータ50等の表面に送風することにより、ラジエータ50の冷却効率を高めることができる。なお、便宜上、ラジエータファン20の回転時を駆動状態といい、ラジエータファン20の回転の停止時を停止状態という。
排塵ファン30の回転時には、カバー8Aの濾過体8Bを介して、内気を外部に排気して、内気を濾過体8Bに送風することにより、濾過体8Bに付着した粉塵を除去することができ、ラジエータファン20による外気の吸入効率を一定に維持することができる。なお、便宜上、排塵ファン30の回転時を駆動状態といい、排塵ファン30の回転の停止時を停止状態という。
次に、ラジエータファン20について説明する。ラジエータファン20は、図3,4に示すように、羽根20Aと、羽根20Aの基部を支持する中心部20Dから形成され、中心部20Dは、回転軸24の右側端部に取付けられている。
次に、排塵ファン30について説明する。排塵ファン30は、図3,4に示すように、ラジエータファン20の外気の吸入効率の低下を防止するために、ラジエータファン20の左側に配置されている。
ラジエータファン20の外気の吸入効率の低下を防止するために、羽根30Aの外径は、ラジエータファン20の羽根20Aの外径よりも小さく形成されている。
次に、回転軸24と筒状回転軸34を、支持部25を介して配置した構成について説明する。回転軸24を軸支する支持部25の左側部の外周部は、図3,6に示すように、背面視において第2プーリ23と第4プーリ33の間に、上下方向に延設されたブラケット40の連結部43に取付けられている。
(ラジエータファン等への伝動の切換え)
次に、エンジンEの回転をラジエータファン20または排塵ファン30に切換えて伝動する構成について説明する。
エンジンEの回転をラジエータファン20に伝動してラジエータファン20を回転するには、第1プーリ21と第2プーリ23に巻回された第1ベルト22の上下方向の略中間部に、第1テンションローラ26のローラ26Aを押圧させることにより第1ベルト22の張力を所定以上にすることにより行なう。すなわち、第1ベルト22の張力を所定以上の張力にすることにより、第1ベルト22と第1プーリ21の間、及び第1ベルト22と第2プーリ23の間での滑りを防止し、第1プーリ21に伝動されたエンジンEの回転を、第1ベルト22を介して第2プーリ23に伝動する。
エンジンEの回転を排塵ファン30に伝動して排塵ファン30を回転するには、第3プーリ31と第4プーリ33に巻回された第2ベルト32の上下方向の略中間部に、第2テンションローラ36のローラ36Aを押圧させることにより第2ベルト32の張力を所定以上にすることにより行なう。すなわち、第2ベルト32の張力を所定以上の張力にすることにより、第2ベルト32と第3プーリ31の間、及び第2ベルト32と第4プーリ33の間での滑りを防止し、第3プーリ31に伝動されたエンジンEの回転を、第2ベルト32を介して第4プーリ33に伝動する。
次に、図8〜図16を参照して、第2の態様に係る原動部について説明する。第2の態様に係る原動部は、主に、回転軸24と筒状回転軸34へエンジンEの動力を伝達する伝動軸がエンジンEの後方に配置されている点や、駆動状態切換手段45がエンジンルーム8の外側に配置されている点で、第1の態様に係る原動部と異なっている。なお、以下の説明において、第1の態様と共通する構成、作用及び効果についての重複する説明は省略する。
エンジンEの回転動力は、エンジンEの回転動力の出力軸であるクランクシャフト(請求項における「出力軸」)60の機体外側(右側)の端部から、エンジンEの後方に配置された中間伝動部150へ伝達される。この中間伝動部150に伝達された動力は、この中間伝動部150において、ファン伝動部160と排出伝動部170に分岐して伝達される。なお、ファン伝動部160は、ラジエータファン20と排塵ファン30を含むファン装置を駆動する伝動部であり、排出伝動部170は、排出筒7を含む穀粒排出装置を駆動する伝動部である。
中間伝動部150は、クランクシャフト60のプーリ61に巻き掛けられたベルト62と、このベルト62が巻き掛けられるプーリ63と、このプーリ63と一体回転する後部伝動軸(請求項における「伝動軸」)110と、後部伝動軸110の機体外側(右側)部に設けられ、後部伝動軸110と一体回転する第1プーリ121及び第3プーリ131と、後部伝動軸110の機体内側(左側)端部が入り込む伝動ギヤボックス70と、この伝動ギヤボックス70に設けられ、プーリ72を有する軸71を含む。なお、伝動ギヤボックス70の内部では、後部伝動軸110に設けられたベベルギヤと軸71に設けられたベベルギヤが噛合っている。
図16(a)は、プーリ63の位置が左側の位置に設定された状態であり、図16(b)は、プーリ63の位置が右側の位置に設定された状態である。このようにプーリ63の位置を変更する際には、第1カラー112と第2カラー113を入れ替えて後部伝動軸110に装着する。また、プーリ63の位置変更に伴って、プーリ62に巻き掛けられるベルト62に張力を付与するテンションローラ115を付け替える。
(排出伝動部)
排出伝動部170は、軸71のプーリ72に巻き掛けられるベルト73と、このベルト73が巻き掛けられるプーリ74と、このプーリ74と一体回転する排出螺旋軸75を含む。この排出螺旋軸75は、グレンタンク5内の下部に配置されており、貯留された穀粒を排出筒7側へ移送すると共に、排出筒7に内装される螺旋軸を駆動するものである。なお、ベルト73には穀粒排出装置の伝動を接続及び遮断するテンションクラッチ(図示省略)が設けられている。
ファン伝動部160は、前記第1プーリ121に巻き掛けられる第1ベルト122と、この第1ベルト122が巻き掛けられる第2プーリ23と、この第2プーリ23からラジエータファン20に到る前述の各伝動部材と、第3プーリ131に巻き掛けられる第2ベルト132と、この第2ベルト132が巻き掛けられる第4プーリ33と、この第4プーリ33から排塵ファン30に到る各伝動部材を含む。
中間伝動部150は、エンジンルーム8の後側に配置され、更に、少なくともその一部が、前記後側フレーム1Bと後述する左後側フレーム1Dよりも後側に配置されている。また、中間伝動部150は、エンジンルーム8とグレンタンク5の前壁5Aの間に形成される空間Sに配置されている。
ファン伝動部160は、ラジエータファン20及び排塵ファン30と、エンジンEの間に形成される空間である間隔部Bに配置されている。すなわち、ファン伝動部160は、エンジンルーム8の後側に配置される中間伝動部から、間隔部Bに入り込んで、ラジエータファン20及び排塵ファン30に至る。
回転軸24と筒状回転軸34は、支持部25に回転自在に支持されている。支持部25は、溶接等の手段によりブラケット140と一体化されている。回転軸24の軸心方向から見て、ブラケット140は、支持部25から放射方向に延伸する3つのアーム部を有する三又形状に形成されている。すなわち、ブラケット140は、前方かつ、やや上方へ延びる前アーム部141と、後方へ延びる後アーム部142と、下方へ延びる下アーム部143を有する。
更に、ブラケット140は、図12〜14に示すとおり、前アーム部141と下アーム部143が、その先端側ほど機体外側(右側)へ向うように傾斜している。また、後アーム部142は、回転軸24と直交する方向へ延伸している。後アーム部142の先端側の部位には、機体外側及び内側(右側及び左側)へ突出するピン86が設けられ、このピン86に、第1テンションローラ26と第2テンションローラ36の基部が回転自在に支持されている。
(駆動状態切換手段)
駆動状態切換手段45は、エンジンルーム8の外(後側)に配置されている。駆動状態切換手段45は、エンジンルーム8の左後側フレーム1Dの後部に取り付けられている。ここで、左後側フレーム1Dとは、エンジンルーム8の左後方において、機体フレーム1から立ち上げられたフレームである。また、前側フレーム1A、後側フレーム1Bと、エンジンルーム8の左前部に配置される左前側フレーム1Cと共に、操縦席6を支持する構造部材である。
上記の構成により、駆動状態切換手段45は、電動機を駆動して、出力軸45Dを一定角度回転させる。このとき、ピン45Cは、出力軸45D回りに公転して、連繋手段80のインナーケーブル80Bを押し引きし、第1テンションローラ26,第2テンションローラ36によるベルトの張力を変化させる。すなわち、駆動状態切換手段45は、一方のテンションローラに接続されたインナーケーブル80Bを駆動状態切換手段45側へ引き付け、トルク・スプリング85の付勢力に抗してベルトの張力を減少させると共に、他方のテンションローラに接続されたインナーケーブル80Bを押し出すことでテンションローラの引き付け力を減少させて、ベルトの張力を増加させる。
第2の態様の原動部において、中間伝動部150は、エンジンルーム8の外(後側)に配置されている。このことにより、エンジンEとラジエータファン20及び排塵ファン30の間の間隔部Bに位置する伝動部材を少なくすることができ、エンジンEと2つのファンを接近させて送風による冷却効率を高めることができる。また、中間伝動部150のメンテナンスが容易になる。
次に、図17〜図18を参照して、第1テンションローラ26及び第2テンションローラ36と、これらのテンションローラへの連繋手段80の接続形態の変形例について説明する。第1テンションローラ26は、ピン86を基準として、ローラ26A,36Aが設けられた側とは反対側へ向って延在するベルトストッパ102を備えている。また、第2テンションローラ36はベルトストッパ103を備えている。これらのベルトストッパ102,103は、丸棒状に形成され、溶接などの接合手段により夫々ローラ支持部26B、36Bに固定されている。
次に、図19〜図21を参照して、第3の態様に係る原動部について説明する。第3の態様に係る原動部は、主に、エンジンEの回転動力が、クランクシャフト60の機体外側(左側)の端部から中間伝動部150へ伝達される点で、第1,第2の態様に係る原動部と異なっている。なお、以下の説明において、第1,第2の態様と共通する構成、作用及び効果についての重複する説明は省略する。
エンジンEの回転動力は、エンジンEの回転動力の出力軸であるクランクシャフト60の機体内側(左側)の端部から、エンジンEの後方に配置された中間伝動部150へ伝達される。中間伝動部150の後部伝動軸110の機体内側(左側)の端部には、プーリ63Aを備えている。プーリ(請求項における「入力プーリ」であり、第2の態様のプーリ63に相当)63Aと、クランクシャフト60のプーリ(請求項における「出力プーリ」であり、第2の態様のプーリ61に相当)61Aにはベルト62Aが巻きかけられている。
中間伝動部150は、エンジンルーム8の後側に配置されている。また、後部伝動軸110は、左後側フレーム1Dよりも後側において、左後側フレーム1Dに近接して配置されている。そして、後部伝動軸110に設けられたプーリ63A、第1プーリ121及び第3プーリ131の前端部は、左後側フレーム1Dよりも前側に位置している。換言すると、後部伝動軸110の軸心方向から見て(機体の側方から見て)、プーリ63A、第1プーリ121及び第3プーリ131は、左後側フレーム1Dと重なるように配置されている。
なお、図示は省略するが、後側フレーム1Bと左後側フレーム1Dの間には、エンジンルーム8の後部を閉塞するためのカバーが設けられている。このカバーの下部には、中間伝動部150を覆う為に、後方へ膨らんだ形状に形成されている。また、カバーの下部における伝動ギヤボックスを覆う部位には、軸71を後方へ通すための切り欠きが形成されている。
20 ラジエータファン
21 第1プーリ
22 第1ベルト
23 第2プーリ
24 回転軸
26 第1テンションローラ
30 排塵ファン
31 第3プーリ
32 第2ベルト
33 第4プーリ
34 筒状回転軸
36 第2テンションローラ
43 連結部
45 駆動状態切換手段
50 ラジエータ
60 クランクシャフト(出力軸)
61A プーリ(出力プーリ)
63A プーリ(入力プーリ)
110 伝動軸(後部伝動軸)
121 第1プーリ
122 第1ベルト
131 第3プーリ
132 第2ベルト
150 中間伝動部
160 ファン伝動部
E エンジン
Claims (6)
- エンジンルーム(8)内に配置されるエンジン(E)と、
該エンジン(E)の冷却水を冷却するラジエータ(50)と、
前記エンジン(E)とラジエータ(50)の間に配置され、駆動状態と停止状態に切換可能な外気吸入用のラジエータファン(20)及び排気用の排塵ファン(30)と、
前記エンジン(E)の駆動力が伝達される中間伝動部(150)と、
該中間伝動部(150)から駆動力が伝達され、前記ラジエータファン(20)及び排塵ファン(30)を駆動するファン伝動部(160)とを備え、
前記ラジエータファン(20)の回転軸心方向から見て、前記中間伝動部(150)が、ラジエータファン(20)の回転軌跡の外側に配置され、
エンジン(E)の回転動力が出力される出力軸(60)における、エンジン(E)に対してラジエータ(50)とは反対側の部位から、エンジン(E)の回転動力が前記中間伝動部(150)に伝動され、
前記中間伝動部(150)は、前記エンジン(E)の回転動力が伝達される伝動軸(110)を有し、この伝動軸(110)が、エンジンルーム(8)の後部に配置されたフレーム(1B)の後側に近接して配置され、
前記ラジエータファン(20)の駆動状態において排塵ファン(30)を停止状態に切換え、前記ラジエータファン(20)の停止状態においては排塵ファン(30)を駆動状態に切換える駆動状態切換手段(45)を備え、
前記中間伝動部(150)は、エンジン(E)の回転が伝達される伝動軸(10,110)と、該伝動軸(10,110)に設けられた前記ラジエータファン(20)伝動用の第1プーリ(21,121)、及び、排塵ファン(30)伝動用の第3プーリ(31,131)を有し、
前記ファン伝動部(160)は、前記ラジエータファン(20)の回転軸(24)に設けられた第2プーリ(23)と、前記排塵ファン(30)の筒状回転軸(34)に設けられた第4プーリ(33)と、前記第1プーリ(21,121)及び第2プーリ(23)に巻き掛けられた第1ベルト(22,122)と、前記第3プーリ(31,131)及び第4プーリ(33)に巻き掛けられた第2ベルト(32,132)を有し、
第1ベルト(22,122)を緊張及び弛緩させる第1テンションローラ(26)と、第2ベルト(32,132)を緊張及び弛緩させる第2テンションローラ(36)が、前記駆動状態切換手段(45)に連繋され、
前記伝動軸(110)の中間部に配置された伝動ギヤボックス(70)において、前記エンジン(E)の回転動力が、前記ファン伝動部(160)と、穀粒排出装置に伝動する排出伝動部(170)とに分岐して伝動され、
前記回転軸(24)および前記筒状回転軸(34)は、ブラケット(140)に支持され、このブラケット(140)の後アーム部(142)が、後方へ延びて前記フレーム(1B)と連結され、
第1テンションローラ(26)と第2テンションローラ(36)が、前記後アーム部(142)に設けられたピン(86)に回転自在に支持されているコンバインの原動部構造。 - 前記中間伝動部(150)が、エンジンルーム(8)の外側に配置されている請求項1に記載のコンバインの原動部構造。
- 前記ラジエータファン(20)と排塵ファン(30)が、同一軸心上に配置されている請求項1または請求項2に記載のコンバインの原動部構造。
- 前記排塵ファン(30)の羽根(30A)の翼角が、前記ラジエータファン(20)の羽根(20A)の翼角と反対の角度に設定されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンバインの原動部構造。
- 前記ラジエータファン(20)の回転軸心方向から見て、前記第1テンションローラ(26)と第2テンションローラ(36)が、ラジエータファン(20)の回転軌跡の外側に配置されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコンバインの原動部構造。
- 前記駆動状態切換手段(45)は、エンジンルーム(8)の外側に配置されている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコンバインの原動部構造。
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