JP6317394B2 - 粗塵および細塵を収容するための硬質床用ノズル - Google Patents

粗塵および細塵を収容するための硬質床用ノズル Download PDF

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Description

本発明は、ハウジング、ハウジング内に成形された吸込室、吸込室に繋がる吸込気流を案内するための吸込管および吸込室の床側の開口部として形成される吸込口を有する、吸込気流を使って汚れおよび/または埃を床から吸込む掃除機用の吸込ノズルに関する。
取り付け工具でもあり、ノズルと略され、または使用目的に関連し硬質床用ノズルまたはカーペット用ノズルと呼ばれる吸込ノズルは、実用の場で知られており、通常汚れおよび/または埃を床から吸込む掃除機とともに使用される。このような吸込ノズルを有する掃除機は通常中に電気駆動される吸込気流を生成するための吸込ファンモータが配置された基本体を有する。吸込ノズルは典型的に柔軟な吸込ホースおよび/または操作管を介して気密に掃除機と接続されている。吸込ロボットの場合吸込ノズルは一般に基本体そのものに統合されている。吸込ノズルには汚れおよび/または埃を床から取除するための幾層ものブラシ毛の列またはそれに準ずるものが設けられる。そのようにして床から取り除かれた埃および/または汚れは吸込気流に引きさらわれ大部分基本体中に配置された集塵室中の塵フィルターバックに隔離される。
床から取除されるべき汚れあるいは埃は、それぞれ粒子の大きさにより粗塵と細塵に区別される。従来技術から一方で粗塵の収容に最適化された吸込ノズルが公知である一方、別の吸込ノズルはまた細塵をとりわけ良好に収容するように設計されている。例えば硬質床用ノズルの多くは粗塵の吸込みのためには形成されていない一方、手動でフットスイッチにより粗塵と細塵の収容の間を切り換えることができるさらなる吸込ノズルが存在する。フットスイッチの操作により多くはブラシ毛の列が吸込ノズルから延び、それらによって吸込ノズルの床への間隔が拡大するため、粗塵がより良好に収容あるいは吸引されることができる。しかし最終的には従来技術から公知の吸込ノズルは競合し、その限りで対抗する要求の1つのみを満たすか、則ち粗塵または細塵の何れかの収容を提供するか、しかしまたは使用者が異なる運転モードを手動で切り替えなければならない。
それを起端とする本発明の課題は異なる粒子の大きさの汚れおよび/または埃の収容に自在に使用でき、とりわけ良好な粗塵の収容に特に優れた吸込ノズルを提供することである。とりわけ吸込ノズルは、そのために吸込ノズルの運転モードを手動で切り換える必要なしに粗塵も細塵も収容することを許すべきである。そのことからこのような吸込ノズルがわずかな推力および/またはわずかな騒音放出によって特徴付けられることが望ましい。
本発明の課題は、本発明により独立請求項の特徴によって解決される。本発明による他の好ましい形態は、従属請求項から読み取ることができる。
それによると、ハウジング、ハウジング内に成形された吸込室、吸込室に繋がる吸込気流を案内するための吸込管および吸込室の床側の開口部として形成される吸込口を有し、吸込口が中央吸込口部分および中央吸込口部分の側方にある2つの側方吸込口部分を有し、中央吸込口部分が、中央吸込口部分の幅が吸込管から吸込ノズルの前面に向かって拡大し、中央吸込口部分の高さが吸込管から吸込ノズルの前面に向かって≧6°および≦10°の角度で縮小するように形成される、吸込気流を使って汚れおよび/または埃を床から吸込む掃除機用の吸込ノズルによって課題は解決される。
本発明の本質的な点は、吸込口を中央吸込口部分と2つの側方吸込口部分に分離したことにあり、分離された領域は、とりわけ側方吸込口部分による細塵の収容のために、およびとりわけ中央吸込口部分による粗塵の収容のために設けられる。吸込管から吸込ノズルの前面に向かって拡大する幅を有し、例えば上面図でV字型の形態、および≧6°および≦10°の角度で縮小する高さを有する中央吸込口部分の提案された形態により、粗塵は有利なことに往き行程で、それが付加的に気流方向に機械的にも吸込管に供給されるように偏移される。このような「漏斗効果」の他に中央吸込口部分はその流れ拡散器としての縮小する高さによって、従来技術から公知の形態と比較し実質的により良好な粗塵の収容を達成するように作用する。側方吸込口部分および中央吸込口部分を通して流入した吸込気流は吸込管の領域で合流し、そこから吸込気流は床から吸い上げられた汚れあるいは埃とともに例えば管継ぎ手によって吸込ノズルから排出される。ここで吸込ノズルの部品配置の記述のために選択された専門用語は、その中で吸込ノズルが床上に置かれその上を動く、それが床上を吸引する運転中にどのようであるかという、吸込ノズルの位置および方向付けを前提として使用されている。
吸込ノズルの好ましい発展形態によると、中央吸込口部分の幅が直線的、段階的および/またはカーブ状に拡大され、中央吸込口部分の高さが直線的、段階的および/またはカーブ状に縮小し、および/または高さが8°の角度で縮小することが企図される。直線的に8°の角度で縮小する高さの組み合わせがとりわけ有利であることが実証された。
他の好ましい発展形態によると、吸込ノズルは吸込気流の音遮断手段を有し、これは吸込ノズルの前面と吸込管の間の吸込気流方向の中央吸込口部分の中に配置される。さらなる好ましい発展形態によると、前方気流シール手段が設けられ、これは中央吸込口部分を吸込ノズルの前面で少なくとも部分的に画成するために実施され配置される。とりわけ中央吸込口部分の開放的な形態において、音遮断手段および/または前方気流シール手段の設置によって吸込ノズルの騒音放出の低減が達成される。好ましくは音遮断手段および/または前方気流シール手段の構成および/または寸法が、吸込ノズルが掃除機のためのエコデザイン指令(EU)No.666/2013の要件を満たし、および/または床用ノズルの吸込動作の中で吸込気流によって発生する音量が80dB(A)を越えないように設定される。
同様に好ましい発展形態では、前方気流シール手段が2つに別れて形成され、音遮断手段は2つの部分の間に吸込ノズルの前面に沿って配置される。例えば音遮断手段は2つの約5cmの長さで延びるブラシ毛の列によって形成され、それらは互いに約30°の角度でずれてハウジングに配置される。往き行程に対して垂直な延在方向に音遮断手段は好ましくは両面が前方気流シール手段のそれぞれ1つの部分によって、直接の放音が吸込管から前面に向かって低減され、望ましくは防止されるように囲まれる。
とりわけ好ましい発展形態によると、側方吸込口部分はそれぞれ吸込管から吸込ノズルの側面に延びる内側および外側の側方気流シール手段によって、中央吸込口部分がそれぞれの側方吸込口部分の内側の側方気流シール手段によって画成されるように画成される。内側および外側の気流シール手段は基本的に任意に吸込気流を密封するために形成され、しかし好ましくは側方気流シール手段がブラシ毛の列、毛房の1列または多数列の配置、シールリップおよび/またはそれらの組み合わせとして形成される。さらに側方気流シール手段は少なくとも一部ハウジング、例えばハウジングから床方向に突出する突起または壁によって形成されることができる。さらに好ましくは内側および外側の側方気流シール手段が吸込管と吸込ノズルの側面の間に、互いに対しておよそ平行または略平行に延びる。
好ましくは側方吸込口部分(吸気管)の断面は吸込管の領域で幅≦60mm、≦50 mm、≦40mm、≦35mm、33mm、≧30mmまたは≧20mmの排出口を有し、排出口の高さは好ましくは≦50mm、≦40mm、≦30mm、22mm、≧20mmまたは≧10mmである。ハウジングの基礎面の側面では側方吸気管の吸込口の幅が好ましくは≦50mm、≦40mm、≦35mm、25mm、≧20mmまたは≧10mmであり、吸込口の高さが好ましくは≦20mm、≦10mm、7.6mm、≧5mm、または≧2mmである。幅および/または高さが小さいほどより良好な吸込効果が達成される。さらに好ましくは2つの側方吸込口部分の間の吸込管に空気通路が形成され、それを通して吸込気流の≧40%および≦65%の部分が中央吸込口部分を通して流れる。空気通路の開口幅は好ましくは25mm、30mm、32mm、37mm、40mmまたは45mmである。吸込ノズル前面の中央吸込部分の幅は好ましくは吸込ノズルの幅と同様またはほぼ同様である。中央吸込口部分と側方吸込口部分間での吸込気流のこのような分配の場合、細塵と粗塵両方のとりわけ良好な収容が達成される。
さらに好ましくは側方吸込口部分(吸気管)がほぼ直線的に吸込管から離れて基礎面あるいは吸込室の側面に向かって延び、吸込口部分(吸気管)が折れ曲がっておよび/またはカーブ状に吸込管から離れて基礎面の側面に向かって延びることも可能になる。ブラシ毛あるいはシールリップは好ましくはハウジングから垂直に離れるように床の方向に延び、柔軟に形成されるため、吸込ノズルの通常の移動方向への移動のとき、ブラシ毛あるいはシールリップの下の床上にある粗塵または細塵がこれらを通して中央吸込口部分および/または側方吸込口部分に到達することができる。2つの内側気流シール手段は好ましくは吸込管と中央吸込口部分間の吸込気流の通路を画成する。
さらなる好ましい実施形態では、前方気流シール手段が吸込室の中へと旋回可能に形成され、前方気流シール手段が内側の側方気流シール手段に触れることなく完全に吸込室の中へと旋回可能であるような寸法を有するように企図される。このようにして粗塵の通過後、前方気流シール手段が妨害なしに旋回しない開始位置に戻れることが確実になる。
さらに別の好ましい実施形態では、前方気流シール手段が長方形のような形を有し、前方気流シール手段がハウジングから、床上に置かれた吸込ノズルの場合、床まで延び、側方気流シール手段の1つおよび/またはハウジングとは逆の側で丸みを帯び、前方気流シール手段がハウジングから床へ延びる第1の領域およびそれに繋がる第2の領域を有し、第2の領域は第1の領域に対してより小さな強度によって特徴付けられ、および/または前方気流シール手段が、床上に置かれた吸込ノズルの場合、吸込室の方向に向かって延び、床の垂線に対して(屈曲してという意味で)曲がって配置される。好ましくは前方気流シール手段がその旋回しない状態で往き行程方向での角度において、中央吸込口部分の外にある粗塵が所定の吸込気流がなくとも、吸込ノズルの往き行程方向への動きのみによって中央吸込口部分の中に移送されることができるように曲がって実施される。またさらに好ましくは前方気流シール手段が、前方気流シール手段と2つの内側の側方気流シール手段の間にそれぞれ1つの隙間が成形されるように形成される。隙間は好ましくは少なくとも50mm延びる。
音遮断手段の形態には基本的に様々な可能性が存在する。しかしとりわけ好ましくは、音遮断手段がV字型または部分円状に、吸込ノズルの裏側に向かって開放的な形を有し、および/または音遮断手段は合成樹脂から形成され、および/または1つの前方気流シール手段が設けられる限り、前方気流シール手段に対してより固い材料で形成される。さらに好ましい実施形態によると、前方気流シール手段は複数の吸込気流の音遮断手段として形成され、吸込気流の音遮断手段はハウジングの前面に沿って配置される。さらに好ましい実施形態では前方気流シール手段が吸込管とハウジングの前面の間に前面と離れて配置され、またはハウジングの縁の前面に配置され、および/または前面に平行に延びる。
好ましい発展形態では、吸込口および/または中央吸込口部分が二等辺三角形のような形を有し、好ましくは吸込管が三角形の辺の間の頂点領域で吸込室に繋がり、この吸込室は、中央吸込口部分が吸込管から二等辺三角形の底辺まで延び、側方吸込口部分が吸込管から二等辺三角形のそれぞれの辺に沿って頂点の反対側に配置された二等辺三角形の角まで延びるように成形される。提案された形態により中央吸込口部分によって形成された吸込ノズルの往き行程の粗塵領域は、実質的に側方吸込口部分によって形成された細塵領域の前に配置され、このとき二等辺三角形の頂点の反対側に配置された角における側方吸込口部分が中央吸込口部分を画定する。このように細塵収容は有利には少なくとも吸込ノズルの角領域および吸込ノズルの前面まで可能である。
さらなる好ましい形態によると、2つの側方吸込口部分は吸込管からそれぞれ1つの吸込ノズルの側面へ離れるように、2つの側方吸込口部分の長手延在方向の間の角αが45°≦α≦160°、好ましくは90°≦α≦135°、とりわけ好ましくはαがおよそ135°に等しくなるように延びるか、または2つの側方吸込口部分が吸込管から曲線を描いて互いから離れるように延びる。2つの側方吸込口部分が吸込管と吸込ノズルの側面の間を直線的にまたはほぼ直線的に例えば二等辺三角形のように形成された吸込口の辺に沿って延びるならば、中央吸込口部分は好ましくは二等辺三角形のような三角形を有し、その底辺は吸込ノズルの前面の方向に向けられる。
好ましい発展形態によると、吸込口はさらなる中央吸込口部分およびさらなる中央吸込口部分の側方にある2つのさらなる側方吸込口部分を有し、中央吸込口部分およびさらなる中央吸込口部分は吸込管から離れるように反対側の方向に、2つの側方吸込口部分および2つのさらなる側方吸込口部分がX字型の配置を形成するように延びる。このように形成される吸込ノズルは往き行程でも戻り行程でも粗塵を収容することができる。好ましくは吸込ノズルが往き行程および戻り行程で対称に、とりわけ鏡対称に構成される。さらに好ましくは吸込管がこの形態の中心を成し、そこから離れるように中央吸込口部分が2つの側方吸込口部分とともに、およびとりわけ鏡対称に向かい合いながらさらなる中央吸込口部分がさらなる側方吸込口部分とともに延びる。このような形態では使用者が従来技術から公知の吸込ノズルを手動で180°回転させる代わりに、往き行程でも戻り行程でも粗塵を収容するためにただ吸込ノズルを前後に動かすのみである。
本発明の好ましい実施形態による吸込ノズルを吸込ノズルの下面図で示す。 図1の吸込ノズルの透視図を示す。
以下、図を参照し、好ましい実施形態を元に本発明を詳しく説明する。
図1および図2は本発明の好ましい実施形態による床用ノズルとも呼ばれる吸込ノズルの概略下面図を示す。吸込ノズルは合成樹脂から成るハウジング1を有し、その床側に底板2が形成される。底板2の下に吸込室3が形成され、それに吸込管4が繋がり、それは床側の開口部として吸込口5を形成する。図1でわかるように、底板2および吸込口5は二等辺三角形のような形を有し、その底辺6aは往き行程方向に吸込ノズルの前面を形作る。
吸込管4は気密にハウジング1の上面に設けられた図示されない管継ぎ手と接続される。管継ぎ手に操作管および/または柔軟なホースが気密に掃除機の基本体と接続され、その中には電気駆動される吸込気流を生成するための吸込ファンモータが配置される。基本体に配置された集塵室の中で掃除されるべき床から吸込気流によって引きさらわれた汚れおよび/または埃を塵フィルターバック中に隔離できる。
吸込口5は中央吸込口部分6および中央吸込口部分6の側方にある、あるいはこれを囲む2つの側方吸込口部分7を有する。側方吸込口部分7は吸込管4から直線的にそれぞれ二等辺三角形の角7aに向かって延び、角αは2つの側方吸込口部分7の長手延在方向の間で135°になる。側方吸込口部分7は気流技術的に内側および外側の側方気流シール手段8によって画成される。外側の側方気流シール手段8は二等辺三角形のそれぞれの角7aからそれぞれの辺に沿って延び、吸込管4を一部画成する2つの辺の間で部分円形に融合する。
それに対応して吸込ノズルの背面全体が、ここではブラシ毛の列として形成される外側の側方気流シール手段8によって画定される。内側の側方気流シール手段8は外側の側方気流シール手段8にほぼ平行して吸込管4から離れるように角7aの方向に、2つの内側の側方気流シール手段8の間の吸込管4に吸込気流のための空気通路9が形成されるように延びる。空気通路9がここでは約32mmの幅を有する一方、2つの側方吸込口部分7は吸込管4の領域でそれぞれ約33mmの幅を有する。上記の寸法によって、吸込気流の約45%が吸込管4から中央吸込口部分6を通して流れる一方、残りの約55%が均等に2つの側方吸込口部分7に分配されることが達成される。
吸込口5および底板2と同様に中央吸込口部分6は二等辺三角形のような形を有し、2つの内側の側方気流シール手段8が中央吸込口部分6の辺を気密に画成する。すでに言及したように中央吸込口部分6の頂点には空気通路9が吸込管4に向かって配置される一方、底辺6aに向き合い吸込ノズルの前面と合体して前方気流シール手段11が中央吸込口部分6の少なくとも一部の密閉のために設けられる。
中央吸込口部分6は一方で漏斗あるいはV字型にその幅において吸込管4から直線的に底辺6aあるいは吸込ノズルの前面に向かって拡大し、もう一方で中央吸込口部分6の高さは吸込管4から直線的に底辺6aあるいは吸込ノズルの前面に向かって約8°の角度で縮小する。このように中央吸込口部分6は一種の流れ拡散器としての役目をするため、このように形成された中央吸込口部分6によって粗塵がとりわけ良好に収容できる。
前方気流シール手段11は柔軟なシールリップとして、粗塵がシールリップを通過できるように形成される。中央吸込口部分6に到達した粗塵は吸込気流に捉えられ吸込管4を通して吸込まれる。前方気流シール手段11は底板2から床まで届くが、それぞれ前方気流シール手段11と吸込ノズルの角7aの間の側方に約50mmの隙間が形成される。このようにシールリップとして形成された前方気流シール手段11は粗塵の吸込室3中への引き渡しのとき内側の側方気流シール手段8に触れることなく旋回できる。
前方気流シール手段11によってすでに吸込気流によって引き起こされた騒音放出の発生が低減される一方、騒音放出のさらなる低減のために音遮断手段12が設けられ、それは図1、図2でハウジング1と一体的に形成されたV字型の枠縁として形成され、それは床に触れることなく底板2から床に向けられる。このように形成された音遮断手段12は吸込ノズルの前面を成形する底辺6aと吸込管4との間の吸込気流方向中の中央吸込口部分6に配置される。代換的な図示されない実施形態で音遮断手段12は中央吸込口部分6の前面あるいは前方気流シール手段11の部分の間の吸込ノズルの前面に配置されることもできる。同様に前方気流シール手段11は複数の音遮断手段12によって形成されることもでき、それは中央吸込口部分6の前面に往き行程方向を横断して相前後して配置される。
前方気流シール手段11と音遮断手段12の間の間隔は約15mmである一方、音遮断手段12と内側の側方気流シール手段8との間隔はそれぞれ約22mmである。代換的に音遮断手段12は2つの約5cmの長さで延びるブラシ毛の列によって実施されることもでき、それらは互いに約30°の角度でずれ、吸込管4から吸込ノズルの前面への直接の放音が少なくとも制限されるように底板2に配置される。
吸込管から吸込ノズルの前面に向かって拡大する幅および≧6°および≦10°の角度で縮小する高さを有する中央吸込口部分の提案された形態により、従来技術から公知の実施形態におけるような細塵と粗塵の間の手動切り替えの必要なく、細塵でも粗塵でもとりわけ効率的に吸込むことが可能になる。側方吸込口部分7の実験で確認された寸法によって、さらに高気流速度およびそれによって高体積流量が達成され、それはさらに非常に良好で効率的な細塵収容をもたらす。吸込口5が比較的小さな負圧の加わる面を有するため、前述の実施形態はわずかな推力によって特徴付けられる。もう一方で中央吸込口部分6はそれに対して開放的に形成されるため、吸込ノズルはここで非常に効率的な粗塵収容を発揮し、音遮断手段12および前方気流シール手段11によってわずかな騒音放出のみが記録される。
1 ハウジング
2 底板
3 吸込室
4 吸込管
5 吸込口
6 中央吸込口部分
6a 底辺
7 側方吸込口部分
7a 角
8 気流シール手段
9 空気通路
11 前方気流シール手段
12 音遮断手段

Claims (14)

  1. ハウジング(1)、前記ハウジング(1)内に成形された吸込室(3)、前記吸込室(3)に繋がる吸込気流を案内するための吸込管(4)および前記吸込室(3)の床側の開口部として形成される吸込口(5)を有する吸込気流を使って汚れおよび/または埃を床から吸込む掃除機用の吸込ノズルであって、
    前記吸込口(5)が中央吸込口部分(6)および前記中央吸込口部分(6)の側方にある2つの側方吸込口部分(7)を有し、
    前記中央吸込口部分(6)が、前記中央吸込口部分(6)の幅が前記吸込管(4)から前記吸込ノズルの前面に向かって拡大し、前記中央吸込口部分(6)の高さが前記吸込管(4)から前記吸込ノズルの前面に向かって≧6°および≦10°の角度で縮小するように形成される
    吸込ノズルにおいて、
    前記吸込ノズルの前面と前記吸込管(4)の間の吸込気流方向にある前記中央吸込口部分(6)の中に配置される吸込気流の音遮断手段(12)を有し、前記音遮断手段(12)がV字型または部分円状に、前記吸込ノズルの後ろ側に向かって開放的な形を有する吸込ノズル。
  2. 前記中央吸込口部分(6)の幅が直線的、段階的および/またはカーブ状に拡大され、前記中央吸込口部分(6)の高さが直線的、段階的および/またはカーブ状に縮小し、および/または高さが8°の角度で縮小する請求項1に記載の吸込ノズル。
  3. 前記中央吸込口部分(6)を前記吸込ノズルの前面で少なくとも部分的に画成するために実施され配置される前方気流シール手段(11)を備える請求項1または2に記載の吸込ノズル。
  4. 前記前方気流シール手段(11)が2つに別れて形成され、前記音遮断手段(12)が2つの部分の間に前記吸込ノズルの前面に沿って配置される請求項3に記載の吸込ノズル。
  5. 前記側方吸込口部分(7)がそれぞれ前記吸込管(4)から前記吸込ノズルの前記側面(9a)に延びる内側および外側の側方気流シール手段(8)によって画成され、前記中央吸込口部分(6)がそれぞれの前記側方吸込口部分(7)の前記内側の側方気流シール手段(8)によって画成される請求項1〜の何れか一項に記載の吸込ノズル。
  6. 前記前方気流シール手段(11)が前記吸込室(3)の中へと旋回可能に形成され、前記前方気流シール手段(11)が内側の側方気流シール手段(8)に触れることなく完全に前記吸込室(3)の中へと旋回可能であるような寸法を有する請求項およびに記載の吸込ノズル。
  7. 前記前方気流シール手段(11)が長方形のような形を有し、前記前方気流シール手段(11)が前記ハウジング(1)から、床上に置かれた吸込ノズルの場合、床まで延び、前記側方気流シール手段(8)の1つおよび/または前記ハウジング(1)とは逆の側で丸みを帯び、前記前方気流シール手段(11)が前記ハウジング(1)から床へ延びる第1の領域およびそれに繋がる第2の領域を有し、前記第2の領域は前記第1の領域に対してより小さな強度によって特徴付けられ、および/または前記前方気流シール手段(11)が、床上に置かれた吸込ノズルの場合、吸込室(3)の方向に向かって延び、床の垂線に対して曲がって配置される請求項およびまたは請求項に記載の吸込ノズル。
  8. 前記前方気流シール手段(11)が、前記前方気流シール手段(11)と前記2つの内側の側方気流シール手段(8)の間にそれぞれ1つの隙間が成形されるように形成される請求項およびまたは請求項またはに記載の吸込ノズル。
  9. 記音遮断手段(12)が合成樹脂から形成され、および/または1つの前方気流シール手段(11)が請求項に従って設けられる限り、前記前方気流シール手段(11)に対してより固い材料で形成される請求項1〜8の何れか一項に記載の吸込ノズル。
  10. 前記前方気流シール手段(11)が複数の吸込気流の音遮断手段(12)として形成され、前記吸込気流の音遮断手段(12)が前記ハウジング(1)の前面に沿って配置される請求項または請求項と組み合わされた請求項の何れか一項に記載の吸込ノズル。
  11. 前記前方気流シール手段(11)が前記吸込管(4)と前記ハウジング(1)の前面の間に前面と離れて配置され、または前記ハウジング(1)の縁の前面に配置され、および/または前面に平行に延びる請求項または請求項と組み合わされた請求項10の何れか一項に記載の吸込ノズル。
  12. 前記吸込口(5)および/または前記中央吸込口部分(6)が二等辺三角形のような形を有し、好ましくは前記吸込管(4)が三角形の辺の間の頂点領域で前記吸込室(3)に繋がり、前記吸込室(3)は、中央吸込口部分(6)が前記吸込管(4)から二等辺三角形の底辺(6a)まで延び、前記側方吸込口部分(7)が前記吸込管(4)から二等辺三角形のそれぞれの辺に沿って頂点の反対側に配置された二等辺三角形の角(7a)まで延びるように成形される請求項1〜11の何れか一項に記載の吸込ノズル。
  13. 前記2つの側方吸込口部分(7)が前記吸込管(4)から離れるように前記吸込ノズルのそれぞれ1つの側面(9a)に、前記2つの側方吸込口部分(7)の長手延在方向間の角αが45°≦α≦160°、好ましくは90°≦α≦135°、とりわけ好ましくはαが135°に等しいか実質的に等しくなるように延びるか、または前記2つの側方吸込口部分(7)が前記吸込管(4)から曲線を描いて互いから離れるように延びる請求項1〜12の何れか一項に記載の吸込ノズル。
  14. 前記吸込口(5)がさらなる中央吸込口部分および前記さらなる中央吸込口部分の側方にある2つのさらなる側方吸込口部分を有し、前記中央吸込口部分(6)および前記さらなる中央吸込口部分が前記吸込管(4)から逆の方向に、前記2つの側方吸込口部分(7)および前記2つのさらなる側方吸込口部分がX字型のような配置を形成するように、離れるように延びる請求項1〜13の何れか一項に記載の吸込ノズル。
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