JP6317127B2 - 階層構造構築装置、階層構造構築方法及びプログラム - Google Patents

階層構造構築装置、階層構造構築方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、階層構造を構築する階層構造構築装置、階層構造構築方法及びプログラムに関する。
従来、設備(機場(工場)、施設、棟屋、階、部屋など)及び機器(装置、部品など)の建築図面、機械図面、電気図面などは、設備及び機器を納入するそれぞれの業者により作成されるため、図面それぞれの関連づけがされていない。そのため、対象とする設備及び機器に関する図面を探すために、ユーザは多くの時間を要している。
そこで、同じ用途で利用する設備及び機器の図面を電子データにし、同じフォルダに記憶することや電子データのファイル名などをルールに従い決めておくことで、ユーザが図面を探すための時間を短縮する提案がされている。
関連する技術として、設備及び機器類に関する管理情報を、文字情報からの探索だけに頼らず、文字情報と視覚情報とを相互に関連づけたフォルダ階層構造を用いて探索可能とし、科学的管理と人間的な感覚面的を併せ持った調和のとれた管理手法が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−99605号公報
しかしながら、特許文献1に記載の管理手法では、電子データを管理する階層構造を自動的に構築することができないため、階層構造の構築に手間がかかる。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、図面に記載される領域及び図面から抽出される文字列を用いて、図面等の情報を管理する階層構造を自動的に構築することで、ユーザが一から階層構造を構築する手間を省くことができる階層構造構築装置、階層構造構築方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る階層構造構築装置は、複数の領域と、前記複数の領域のそれぞれと対応する複数の文字列とが記載される図面から、前記文字列を抽出する抽出部と、前記図面における前記複数の領域の包含関係に従って、前記複数の領域のそれぞれと対応する前記文字列を前記複数の領域のそれぞれに関連させた階層構造を構築する階層構造構築部と、を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、階層構造構築装置の前記階層構造構築部は、図面から抽出される文字列と前記階層構造における階層位置とを関連づけて記憶する記憶手段を参照し、前記文字列の階層位置を決定することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、階層構造構築装置の前記抽出部は、複数の図面から文字列を抽出し、階層構造構築装置の前記階層構造構築部は、前記複数の図面から同一の文字列を抽出した場合に、前記複数の図面を関連づけ、前記複数の図面から抽出される文字列を用いて階層構造を構築することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、前記階層構造構築装置は更に、関連づけられた前記複数の図面の表示を、前記同一の文字列に対する選択操作によって切り替えさせる制御部を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、前記階層構造構築装置は更に、前記図面の所定の位置から抽出した文字列を図面名称として決定する図面名称決定部と、図面名称と図面の種別とを関連づけて記憶する記憶手段を参照して前記図面の種別を決定し、前記図面を種別ごとに管理する図面種別決定部とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、階層構造構築装置の前記抽出部は、抽出した文字列が特定の領域に囲まれている又は領域の境界線から決められた距離内にある場合に、前記領域と前記文字列とが対応すると判定して前記文字列を抽出することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、階層構造構築装置によって構築された前記階層構造において、前記階層構造を構成する特定のフォルダが選択された場合、選択された当該フォルダの情報に加え当該フォルダの下位の階層のフォルダの情報も閲覧可能であることを特徴とする。
更に、上記課題を解決するため、本発明に係る階層構造構築方法は、複数の領域と、前記複数の領域のそれぞれと対応する複数の文字列とが記載される図面から、前記文字列を抽出する抽出部によるステップと、前記図面における前記複数の領域の包含関係に従って、前記複数の領域のそれぞれと対応する前記文字列を前記複数の領域のそれぞれに関連させた階層構造を構築する階層構造構築部によるステップと、を有することを特徴とする。
更に、上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、コンピュータに、複数の領域と、前記複数の領域のそれぞれと対応する複数の文字列とが記載される図面から、前記文字列を抽出する手順と、前記図面における前記複数の領域の包含関係に従って、前記複数の領域のそれぞれと対応する前記文字列を前記複数の領域のそれぞれに関連させた階層構造を構築する手順と、を実行させる。
本実施の態様によれば、図面に記載される領域及び図面から抽出される文字列を用いて階層構造を自動的に構築することで、ユーザが一から階層構造を構築する手間を省くことができる。
システムの一実施形態を示す図である。 情報処理装置1のハードウェアの一実施形態を示す図である。 端末2のハードウェアの一実施形態を示す図である。 第1の図面の一実施形態を示す図である。 第2の図面の一実施形態を示す図である。 図面種別決定DB601のデータ構造の一実施形態を示す図である。 第1の図面に示されている設備及び機器の領域を設定する場合の表示の一実施形態を示す図である。 第2の図面に示されている設備及び機器の領域を設定する場合の表示の一実施形態を示す図である。 階層位置決定DB901のデータ構造の一実施形態を示す図である。 構築された階層構造を説明するための図である。 情報処理装置1の動作フローの一実施形態を示す図である。 情報処理装置1の階層位置決定部110の動作フローの一実施形態を示す図である。
以下図面に基づいて、実施形態について詳細を説明する。図1は、システムの一実施形態を示す図である。図1に示すシステムは、例えば、水道設備、下水道設備、環境設備それぞれを管理するシステムまたは水道設備、下水道設備、環境設備を総合管理するシステムなどが考えられる。
水道設備は、例えば、浄水場の濾過設備、濾過の過程で発生した汚泥の処理設備などの各種機械設備、ならびにプラントを運転するための受変電設備、計装設備、監視制御設備などの各種電気設備などである。下水道設備は、例えば、水処理用散気装置、汚泥脱水機、汚泥焼却炉、下水汚泥のガス化・燃料化システムに加え高速雨水処理システムなどの各種機械設備、ならびに、プラントを運転するための受変電設備、計装設備、監視制御設備などの各種電気設備などである。環境設備は、例えば、都市ゴミのリサイクル、資源化などの都市環境に不可欠なゴミ処理プラント、ガス化溶融炉やリサイクルプラザ、ゴミ炭化プラント、バイオマス発電システム、廃棄プラスチック破袋選別装置などである。
ただし、本システムは水道設備、下水道設備、環境設備を管理するシステムに限定されるものではなく、他の各種プラントを管理するシステムでもよい。図1の情報処理装置(階層構造構築装置)は、例えば、クラウドコンピューティングを提供する側のデータセンタに設けられている情報処理装置(1つ以上のサーバコンピュータから構成される装置)が考えられる。端末2a〜2nは、例えば、携帯情報端末(携帯電話機、Personal Handy−phone System(PHS)、スマートフォン、タブレットパーソナルコンピュータなど)、据え置き型の情報端末などが考えられる。ネットワーク3は、例えば、有線または無線を用いた通信に利用される回線などが考えられる。
情報処理装置と端末について説明をする。図2及び図3は、情報処理装置及び端末のハードウェアの一実施形態を示す図である。
図2に示す情報処理装置1のハードウェアは、例えば、制御部101、記憶部(記憶手段)102、記録媒体読取装置103、通信部105、抽出部107、図面名称決定部108、図面種別決定部109及び階層位置決定部(階層構造構築部)110などを備えている。また、各構成部はバス106によりそれぞれ接続されている。
図3に示す端末2a〜2n(以降、端末2と呼ぶ)のそれぞれのハードウェアは、例えば、制御部201、記憶部202、記録媒体読取装置203、入出力制御部204、通信部205などを備えている。また、各構成部はバス206によりそれぞれ接続されている。
制御部101及び201は、Central Processing Unit(CPU)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(Field Programmable Gate Array(FPGA)、Programmable Logic Device(PLD)など)を用いることが考えられる。
記憶部102及び202は、例えばRead Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)などのメモリやハードディスクなどが考えられる。なお、記憶部102及び202はパラメータ値、変数値などのデータを記録してもよいし、実行時のワークエリアとして用いられてもよい。なお、情報処理装置1の記憶部102は外部に設けたデータベースなどの記憶装置でもよい。
記録媒体読取装置103及び203は、制御部101又は201の制御に従って記録媒体104又は207に対するデータのリード/ライトを制御する。そして、記録媒体読取装置103及び203は、記録媒体104又は207にデータを記録させたり、記録媒体104又は207に記録されたデータを読み取らせたりする。また、着脱可能な記録媒体104又は207は、コンピュータで読み取り可能なnon−transitory(非一時的)な記録媒体として、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)などがある。光ディスクには、Digital Versatile Disc(DVD)、Digital Versatile Disc−Random Access Memory(DVD−RAM)、Compact Disc−Read Only Memory(CD−ROM)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、Magneto−Optical Disc(MO)などがある。なお、記憶部102又は202もnon−transitory(非一時的)な記録媒体に含まれる。
入出力制御部204には、入出力I/F208(表示装置、キーボード、マウス、タッチパネル等)が接続され、入出力制御部204は、入出力I/F208から入力された情報を受信し、バス206を介してその情報を制御部201に送信する。また、入出力制御部204は、制御部201から送信されたデータに従って入出力I/F208の出力装置(表示部)の画面に表示をさせる。
通信部105及び205はネットワーク3に接続され、通信を行う。
図4は、第1の図面の一実施形態を示す図である。第1の図面は、設備及び機器の描かれている地図又は設計図などであり、図4には、第1の図面の例として、地図図面401、機場1全体平面図図面402、B棟フロアマップ図面403が示されている。図面401は、機場1などの位置が示されている地図である。ただし、地図は図面を電子化したものでなくてもよく、電子データとして作成されたものでもよい。設計図は、機場、施設、棟屋、階、部屋などの設備の寸法、設備及び機器の位置関係などが分かるように示された図面である。例えば、図面は全体平面図、全体立体図、フロアマップ(例えば、平面図、立体図、概要図)、イラストなどである。設計図は図面を電子化したものでなくてもよく、電子データとして作成された図面でもよい。
図5は、第2の図面の一実施形態を示す図である。第2の図面は、設備及び機器の描かれている系統図(例えば、給水系統図)又はフロー図(例えば、プラントフロー図)などである。図5には、第2の図面の例として、給水系統図図面501、プラントフロー図図面502が示されている。系統図及びプラントフロー図は、例えば、設備及び機器の繋がりを示す図で、例えば、平面図、立体図、イラストなどが考えられる。給水系であれば水の流れが分かる図面などである。
[図面取得処理及び抽出処理]
抽出部107は、ユーザによって登録された第1の図面及び第2の図面を図面情報として対応付けて記憶する記憶部102から、図面情報を取得する。抽出部107は、図面情報に対して文字列を抽出する画像処理を行い、第1の図面及び第2の図面に描かれている文字列を抽出する。抽出部107は、例えば、画像入力装置(スキャナなど)により読み取られた図面(図面情報)に対して、画像処理(例えば、Optical Character Recognition(OCR)、文字認識技術)を行うことで、図面上の文字列を抽出する。抽出部107は、記憶部102に対応付けて記憶されている2つの図面を取得し、その図面に描かれている文字列を抽出する。ユーザの登録によって対応付けて記憶される図面の数は2つに限られない。
[図面名称決定処理]
図面名称決定部108は、図面の決められた位置に描かれている文字列を図面名称として決定する。図面上の決められた位置とは、例えば、図面の右下の位置や下の位置などを指すが、任意の位置に設定可能である。例えば、図面名称決定部108が図4の表題欄406の文字列「B棟フロアマップ」を抽出した場合、「B棟フロアマップ」を図面名称にする。図面名称決定部108は、決定した図面名称と図面とを関連づけて記憶部102に記憶する。
抽出部107が文字列を抽出できなかった場合には、端末2の入出力I/F208(キーボード、タッチパネル等)などからユーザに図面名称を入力させ、入力された図面名称を図面に関連づけて記憶部202に記憶する。さらに、ユーザは図面名称を、端末2を用いて編集することもできる。ユーザは、「B棟フロアマップ」だけでは名称が不明である場合などに、例えば、「B棟フロアマップ」を「○○○機場のB棟の1階のフロアマップ」などと編集することができる。
[図面種別決定処理]
続いて、図面種別決定部109は、第1の図面の名称として用いられると想定される文字列と、第2の図面の名称として用いられると想定される文字列とを関連づけて記憶する図面種別決定DB601を参照し、図面名称として抽出した文字列から、その文字列を抽出した図面が第1の図面であるか第2の図面であるかを決定する。図面種別決定DB601は例えば、記憶部102に記憶されている。
図4、図5の場合、図4の表題欄404、405、406、図5の表題欄503、504に記載されている文字列を抽出し、抽出した文字列からその図面が第1の図面であるか第2の図面であるかを決定する。
図6は、図面種別決定DB601のデータ構造の一実施形態を示す図である。図面種別決定DB601は、第1の図面でよく用いられると想定される文字列と第2の図面でよく用いられると想定される文字列を、第1の図面と第2の図面を識別するための図面種別識別情報(図示せず)(本実施形態では、図面種別識別情報は「1」又は「2」)と関連づけて記憶する。図面種別決定DB601の「第1の図面」に記憶されている情報は、第1の図面の名称で用いられる、特徴的な位置を示す文字列である。本実施形態では、「地図」、「全体平面図」、「フロアマップ」、「装置図面」などの情報が図面種別決定DB601に記憶されている。図面種別決定DB601の「第2の図面」に記憶されている情報は、第2の図面の名称で用いられる、処理の流れを示す文字列である。本実施形態では、「系統図」、「プラントフロー図」などの情報が記憶されているがこれらに限られない。
例えば、図5の図面502の表題欄504の文字列「プラントフロー図」を抽出した場合、図面種別決定部109は、図面種別決定DB601に「プラントフロー図」が第2の図面であることが記憶されていることから、図面502が第2の図面であると決定する。図面種別決定部109は、図面種別識別情報と図面とを関連づけて記憶部102に記憶する。
なお、図面から抽出した文字列と図面種別決定DB601に記憶されている文字列が一致しない場合には、端末2は、入出力I/F208などからユーザに図面種別識別情報を入力させ、入力された図面種別識別情報を図面に関連づけて記憶部102に記憶する。
上述した図面名称決定処理及び図面種別決定処理は、ユーザによって対応付けて登録された2つの図面両方に対して行われる。図面、図面名称及び図面種別識別情報は関連づけて記憶部102に記憶される。更に、例えば、図面401と図面501とは対応付けて記憶部102に登録される。
[階層位置決定(階層構造構築)処理]
階層位置決定部110は、抽出部107によって抽出された文字列を、記憶部102から取得する。図4の機場1全体平面図図面402の場合、階層位置決定部110は、図面上に記載されている文字列「機場1」、「A棟」、「B棟」、「部屋1」、「部屋2」、「部屋3」及び「P1」を取得する。なお、階層位置決定部110が文字列を取得できなかった場合には、端末2は、入出力I/F208(キーボード、タッチパネル等)などからユーザに設備・機器名称を入力させるために、端末2の入出力I/F208(表示部)に設備・機器名称の入力を促す表示をさせる。その後、階層位置決定部110は、入力された設備・機器名称を取得する。
更に、端末2は、設備・機器名称を端末2の入出力I/F208に表示して、間違いがある場合にはユーザに編集させてもよい。
階層位置決定部110は、抽出部107によって抽出された文字列が、特定の領域に囲まれている、又は領域の境界線から決められた距離内にあるか否かを判定する。そうであると判定された場合には、抽出した文字列はその特定の領域を示す設備・機器名称であるとしてその領域に対応づける。
一方、抽出部107によって抽出された文字列が、特定の領域に囲まれておらず、且つ領域の境界線から決められた距離内にもないと判定される場合には、抽出された文字列とその特定の領域とは対応づけない。
図7は、第1の図面に示されている設備及び機器の領域を設定するための表示の一実施形態を示す図である。図8は、第2の図面に示されている設備及び機器の領域を設定する表示の一実施形態を示す図である。
図7の機場1全体平面図図面402を用いて領域の設定について説明する。図面に示されている設備及び機器を示す領域の設定方法は、図面に対して画像処理を行い、輪郭線(境界線)を抽出して行う。範囲の設定は、例えば、図面に対応付けられた座標を用いて行う。それには、例えばX軸とY軸を用いた座標を用いることが考えられる。また、図面の外側から順番に、範囲を設定していくことが望ましい。ただし、上記方法に限定されるものではない。
まず、階層位置決定部110は、「機場1」の領域701を領域として設定する。続いて、階層位置決定部110は、領域701に包含される「A棟」及び「B棟」の領域702及び703を、領域として設定する。階層位置決定部110は次に、「部屋1」、「部屋2」及び「部屋3」の領域704、705及び706を、領域として設定する。
なお、領域が設定された場合には、端末2は、入出力I/F208に、図7及び図8に示した点線を表示させてもよい。また、領域が設定されない場合には、端末2は入出力I/F208などにユーザに範囲の設定をさせる指示を表示させ、図面上の設備及び機器が描かれた領域を端末2から設定させてもよい。なお、領域を点線で示したが実線等の別の種類の線であってもよい。
また、端末2の表示部に表示させた設備及び機器の範囲が、適切な位置に設定されていない場合には、端末2は、図面上の設備及び機器が描かれた領域を、ユーザに編集させる指示をして、領域の再設定をさせてもよい。
次に、階層位置決定部110は、領域の包含関係を決定する。図7を例に説明すると、領域701は、領域702、703及び707を含み、領域702は領域704及び705を含む。更に、領域703は領域706を含む。この包含関係は、階層構造における上下関係を規定する。例えば、図7で説明すると、機場1はA棟より上位であり、A棟は部屋1より上位である。
図9は、階層位置決定DB901のデータ構造の一実施形態を示す図である。階層位置決定DB901は、「階層位置」及び「設備・機器名称」の情報を有する。階層位置決定DB901の「階層位置」は上位から下位までの階層位置を示す数値を記憶している。本実施形態では、一例として「階層位置」は、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」及び「8」である。「設備・機器名称」は「階層位置」に関連づけられた設備及び機器を示す文字列を記憶する。本実施形態では、階層位置決定DB901は、「階層位置」に関連づけて「自治体」「流域」・・・、「機場」・・・、「施設」「浄水場」・・・、「棟」「事務所」・・・、「階」「1階」「屋上」・・・、「部屋」「中央制御室」・・・、「装置」「ポンプ」「計測器」・・・、「部品」・・・を記憶する。ただし、「階層位置」に関連づけられる「設備・機器名称」の文字列は上記に限定されるものでない。
階層位置決定DB901は、抽出した文字列の一部又は全部が、「1」から「8」までの階層位置を示す数値と、設備・機器名称として用いられると想定される文字列とを関連付けて記憶する階層位置決定DB901の、設備・機器名称に一致するか否かを判定する。一致した場合、階層位置決定部110は、その文字列を、一致した設備・機器名称に関連する階層位置に関連づける。
例えば、設備・機器名称「機場1」が抽出された場合には、階層位置決定部110は、階層位置決定DB901を参照して、設備・機器名称に含まれる「機場」に対応する階層位置「2」を取得し、設備・機器名称「機場1」と階層位置「2」とを関連づけて記憶部102に記憶する。その後、階層位置決定部110は、階層位置を反映して、図10に示すような階層構造を構築する。
さらに、階層位置決定部110は、ある図面から抽出された設備・機器名称が、異なる図面から抽出された設備・機器名称と一致した場合に、それらの図面を関連づける。階層位置決定部110は、この関連づけを図面が追加される度に行うことができる。
例えば、図4の機場1全体平面図図面402に描かれている設備・機器名称「B棟」と、B棟フロアマップ図面403に描かれている「B棟」とが一致するため、階層位置決定部110は、機場1全体平面図図面402とB棟フロアマップ図面403とを関連づける。このように複数の図面が関連づけられた場合、階層位置決定部110は、その複数の図面に含まれる文字列を用いて階層構造を構築する。
端末2は、関連づけられた図面を、切り替えて入出力I/F208(表示部)に表示させることができる。例えば、ユーザが図面402の「B棟」を選択すると、図面403が表示される。図面402の「B棟」の上の位置にアイコンを表示させて、選択可能であることを示してもよい。
続いて、階層位置決定部110は、図面名称に設備・機器名称と一致する文字列がある場合、一致した設備・機器名称に図面名称を関連づけ、記憶部102に記憶する。例えば、図4の機場1全体平面図図面402に描かれている図面名称「機場1全体平面図」に設備・機器名称の「機場」が存在するため、一致した「機場」を有する設備・機器名称「機場1」に図面名称を関連づけ、記憶部102に記憶する。
図10は、構築された階層構造を説明するための図である。図10では階層が上位から下位までの8つの場合について示している。ただし、階層数は8つに限定されるものではない。本実施形態では、「階層位置1」に「自治体」が、「階層位置2」に「機場1」が、「階層位置3」に「施設」が、「階層位置4」に「棟屋」が、「階層位置5」に「階」が、「階層位置6」に「部屋」が、「階層位置7」に「装置」が、「階層位置8」に「部品」が関連付けられている。
また、図10では「自治体」に設備及び機器を識別するための作業上の識別情報「123」が、「機場1」に作業上の識別情報「151」が、「棟A」に作業上の識別情報「01」が、「棟B」に作業上の識別情報「02」が、「部屋1」に作業上の識別情報「47」が、「部屋2」に作業上の識別情報「48」が、「部屋3」に作業上の識別情報「49」が、「P3」に作業上の識別情報「51」が、「P4」に作業上の識別情報「52」が、「P1」に作業上の識別情報「50」が関連づけられている。作業上の識別情報はランダムでもよいし、ユーザが指定することもできる。作業上の識別情報の桁数は決まっていてもよく、例えば階層位置1の桁数は4桁、階層位置2の桁数は3桁、それより下の階層位置の桁数は2桁とすることができる。なお作業上の識別情報は必ずしも付与されなくてもよい。
[階層構造の利用]
上述のように領域と文字列とが関連付けられた階層構造は例えば、記録媒体のフォルダ構造に適用される。この場合、構築された階層構造を用いて、ユーザは設備及び機器等に関する図面等の情報を管理することができる。例えば、ユーザは、部屋3のポンプP3に対して行った作業についての情報(図面、コメント、写真、画像、ドキュメント、音声等)を図10のフォルダ51に格納する。格納する方法としては、フォルダ構造を上位から検索し、目的とするフォルダにアクセスして格納する方法や、ポンプP3に貼り付けたバーコードを端末2によりスキャンすることでフォルダ51に直接アクセスして格納する方法や、フォルダ検索画面で「51」を入力してフォルダ51に直接アクセスして格納する方法がある。
別のユーザが部屋3のポンプP3についての情報を必要とする場合、その別のユーザは、フォルダ構造を上位から検索していくことで、目的とするフォルダ51に容易に到達することができる。他にも、その別のユーザは、上述した通り、バーコードをスキャンする方法やフォルダ検索の方法によって目的とするフォルダ51に到達することができる。情報は、時系列に沿って表示することもできるし、アクセス権限を有するユーザにのみ表示することもできる。
階層構造と図4の図面とを連携させることで、ユーザは目的とする情報を図面から探すこともできる。例えば、ユーザが部屋3のポンプP3についての情報を必要とする場合、ユーザは、端末2の入出力I/F208(表示部)に図面403を表示させ、図面403のポンプP3を選択(クリック又はタップ等)することでポンプP3についての情報を取得する。
選択の方法によって表示される内容を変更することもできる。例えば、ユーザが図面に記載された設備及び機器をシングルクリックした場合とダブルクリックした場合とで処理の内容を変更することが考えられる。
関連づけられた相互の図面の表示を切り替えることも可能である。例えば、図面403を閲覧しているユーザがポンプP1の情報を必要とする場合、図面403に表示されるアイコン(図示せず)を選択することで入出力I/F208に表示される図面を、図面403から図面402へ切り替える。その後ユーザは、表示された図面402に描かれたポンプP1を選択することで、P1についての情報を取得することができる。
対応付けて管理される第1の図面と第2の図面は、図面種別情報によって種別ごとに分けて管理される。自身が慣れている方法で設備及び機器に関する情報を探すことが可能である。例えば、地図や平面図を日常的に使用するユーザであれば、図面401、402及び403を用いて設備及び機器を検索し、系統図やプラントフロー図を日常的に使用するユーザであれば、図面501及び502を用いて設備及び機器を検索する。第1の図面と第2の図面とは切り替えて表示することが可能である。ユーザは自身が慣れた方法で設備及び機器に関する情報を取得することができるため、情報を探す時間を短縮できる。
表示される情報の量を設定によって変更することも可能である。例えば、ユーザが図405のB棟を選択した場合、B棟に関連づけられた情報(図面やコメント等)のみを表示してもよいし、それだけでなくB棟に含まれる部屋3、ポンプP3及びポンプP4に関連づけられた情報をも表示して閲覧可能にしてもよい。
領域と文字列とが関連付けられた階層構造は、記録媒体のフォルダ構造だけでなく、リレーショナルデータベース等のデータベース構造に適用することも可能である(フォルダ構造に適用した場合と共通する内容の説明は省略する)。具体的には、上述した作業上の識別情報を用いて各設備及び機器にユニーク識別情報を付与し、各設備及び機器に関する図面等の情報を管理する方法である。例えば、作業上の識別情報が「01」の「棟A」のユニーク識別情報は、「棟A」の上位の設備及び機器のそれぞれの作業上の識別情報を最上位から連結して決定する。つまり、「棟A」のユニーク識別子は、「棟A」よりも上位に属する「自治体」の作業上の識別情報「1234」と、「機場1」の作業上の識別情報「151」と、図10には図示されていない階層位置3の施設の作業上の識別情報「00」とを最上位から連結して「12341510001」となる。設備・機器名称と、作業上の識別情報と、ユニーク識別子とは関連付けて記憶部102に記憶される。
「棟A」に対して図面等の情報を関連付けたい場合は、ユーザは、端末2の入出力I/F208(表示部)に表示された検索画面で、設備・機器名称、作業上の識別情報又はユニーク識別子を用いて「棟A」を検索し、検索された「棟A」に対し図面等の情報を登録する。登録した図面等の情報にも例えば作業上の識別情報として「17」を付与し「棟A」のユニーク識別子と連結する。この場合、登録した図面等の情報のユニーク識別子は「1234151000117」であり、後にユーザがその情報を検索するときに利用することができる。
データベース構造に新たな設備及び機器を追加することも可能である。追加する場合、ユーザは、追加した設備及び機器の直近上位の設備及び機器を検索し、「追加」を選択する。端末2の入出力I/F208(表示部)は、追加対象の設備及び機器の作業上の識別情報と名称と階層位置の入力を要求する旨を表示する。ユーザがそれらの情報を入力し「更新」を選択すると、新たな設備及び機器が階層構造に追加される。設備及び機器の情報を追加後に編集することや、設備及び機器を削除することも可能である。なお、設備及び機器の位置を移動するような編集を行う場合、移動対象の設備及び機器の下位にある設備及び機器も連動して移動される。移動した先に移動対象の設備及び機器の作業上の識別情報と同じ番号の設備及び機器が存在する場合は、移動は不可能である。また、階層位置の上下関係に反した移動も不可能である。
[動作フロー]
図11は、情報処理装置1の動作フローの一実施形態を示す図である。情報処理装置1の抽出部107は、第1の図面又は第2の図面を電子データにした図面を取得し(ステップS1101)、その図面から文字列を抽出する(ステップS1102)。
情報処理装置1の図面名称決定部108は、図面の決められた位置に描かれている文字列を図面名称として決定する(ステップS1103)。そして、情報処理装置1の図面種別決定部109は、図面種別決定DB601を参照し、図面名称として決定した文字列から、その文字列を抽出した図面の図面種別(第1の図面又は第2の図面)を決定する(ステップS1104)。
情報処理装置1の階層位置決定部110は、階層位置を決定する(ステップS1105)。情報処理装置1の階層位置決定部110は、同様の処理を行うべき図面が他に存在すればその図面についてステップS1101から処理を行い(ステップS1106のYes)、そうでなければ階層構造を構築した上で処理を終了する(ステップS1106のNo)。処理を行うか否かの判定は、端末2にユーザによって入力される、処理を継続するか停止するかを示す情報を用いて行ってもよい。また、構築した階層構造を端末2に表示して、それで問題がないかどうかユーザに確認を求めることや、問題がある場合にユーザに訂正させるようにすることが可能である。ステップS1105については後述する。
図12は、情報処理装置1の階層位置決定部110の詳細な動作フローを示す図である。情報処理装置1の階層位置決定部110は、図面に対して画像処理を行って輪郭線(境界線)を抽出することで、図面に描かれた設備及び機器の領域を設定する(ステップS1201)。情報処理装置1の階層位置決定部110は、抽出された文字列が特定の領域に囲まれているか又は領域の境界線から決められた距離内にあるかを判定する(ステップS1202)。その条件を満たせば(ステップS1202のYes)、階層位置決定部110は、その抽出された文字列をその特定の領域に関連づける(ステップS1203)。一方でその条件を満たさなければ、階層位置決定部110はステップS1203を行わない(ステップS1202のNo)。
階層位置決定部110は、次に、階層位置決定部110は、領域の包含関係を決定する(ステップS1204)。図7の例で説明すると、階層位置決定部110は、領域701が領域702、703及び707を包含していると決定する。この包含関係は、領域間の上下関係を規定し、領域に対応するフォルダの上下関係をも規定する。階層位置決定部110は、階層位置決定DB901を参照して、抽出した文字列の一部又は全部に対応する設備・機器名称があるかどうか判定し、あれば、その文字列と、対応する階層位置とを関連付ける。階層位置決定部110は、抽出した文字列と対応するフォルダの階層位置を決定し、階層構造を構築する(ステップS1205)。
上記図11及び図12に示した処理により、図面に記載される領域及び図面から抽出される文字列を用いて階層構造を構築することで、ユーザが一から階層構造を構築する手間を省くことができる。
これらの本発明に係る情報処理装置1及び端末2をコンピュータで構成した場合、各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、当該コンピュータの内部又は外部の記憶部に格納しておき、当該コンピュータの中央演算処理装置(CPU)によってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。また、このようなプログラムは、例えばDVD又はCD−ROM等の可搬型記録媒体の販売、譲渡、貸与等により流通させることができるほか、そのようなプログラムを、例えばネットワーク上にあるサーバの記憶部に記憶しておき、ネットワークを介してサーバから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、流通させることができる。また、そのようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶部に記憶することができる。また、このプログラムの別の実施態様として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、更に、このコンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。従って、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において組み合わせたり一部削除したりするなどして種々変更可能である。
1 情報処理装置
2、2a〜2n 端末
3 ネットワーク
101 制御部
102 記憶部
103 記録媒体読取装置
104 記録媒体
105 通信部
106 バス
107 抽出部
108 図面名称決定部
109 図面種別決定部
110 階層位置決定部
201 制御部
202 記憶部
203 記録媒体読取装置
204 入出力制御部
205 通信部
206 バス
207 記録媒体
208 入出力I/F
601 図面種別決定DB
901 階層位置決定DB

Claims (10)

  1. 複数の領域と、前記複数の領域のそれぞれと対応する複数の文字列とが記載される図面から、前記文字列を抽出する抽出部と、
    前記図面における前記複数の領域の包含関係に従って、前記複数の領域のそれぞれと対応する前記文字列を前記複数の領域のそれぞれに関連させた階層構造を構築する階層構造構築部と、
    前記図面の所定の位置から抽出した文字列を図面名称として決定する図面名称決定部と、
    図面名称と図面の種別とを関連づけて記憶する記憶手段を参照して前記図面の種別を決定し、前記図面を種別ごとに管理する図面種別決定部と、
    を有し、
    前記図面種別決定部は、前記抽出された文字列と、前記記憶手段に記憶された文字列とが一致しないとき、ユーザから図面種別識別情報の入力を受け付け、入力された図面種別識別情報を前記図面に関連付けて記憶することを特徴とする階層構造構築装置。
  2. 複数の領域と、前記複数の領域のそれぞれと対応する複数の文字列とが記載される第1の図面から、前記文字列を抽出する抽出部と、
    前記第1の図面における前記複数の領域の包含関係に従って、前記複数の領域のそれぞれと対応する前記文字列を前記複数の領域のそれぞれに関連させた階層構造を構築する階層構造構築部と、
    を有し、
    前記抽出部は、第2の図面が追加される度に、当該第2の図面から文字列を抽出し、
    前記階層構造構築部は、前記第1の図面と前記第2の図面とから同一の文字列を抽出した場合に、前記第1の図面と前記第2の図面とを関連づけ、前記第1の図面と前記第2の図面とから抽出される文字列を用いて階層構造を構築することを特徴とする階層構造構築装置。
  3. 請求項1又は2に記載の階層構造構築装置において、
    前記階層構造構築部は、図面から抽出される文字列と階層位置とを関連づけて記憶する記憶手段を参照し、前記文字列の階層位置を決定することを特徴とする階層構造構築装置。
  4. 請求項に記載の階層構造構築装置において、
    前記階層構造構築装置は更に、関連づけられた複数の図面の表示を、前記同一の文字列に対する選択操作によって切り替えさせる制御部を有することを特徴とする階層構造構築装置。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載の階層構造構築装置において、
    前記抽出部は、抽出した文字列が特定の領域に囲まれている又は領域の境界線から決められた距離内にある場合に、前記領域と前記文字列とが対応すると判定して前記文字列を抽出することを特徴とする階層構造構築装置。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の階層構造構築装置において、
    構築された前記階層構造においては、前記階層構造を構成する特定のフォルダが選択された場合、選択された当該フォルダの情報に加え当該フォルダの下位の階層のフォルダの情報も閲覧可能であることを特徴とする階層構造構築装置。
  7. 複数の領域と、前記複数の領域のそれぞれと対応する複数の文字列とが記載される図面から、前記文字列を抽出する抽出部によるステップと、
    前記図面における前記複数の領域の包含関係に従って、前記複数の領域のそれぞれと対応する前記文字列を前記複数の領域のそれぞれに関連させた階層構造を構築する階層構造構築部によるステップと、
    前記図面の所定の位置から抽出した文字列を図面名称として決定する図面名称決定部によるステップと、
    図面名称と図面の種別とを関連づけて記憶する記憶手段を参照して前記図面の種別を決定し、前記図面を種別ごとに管理する図面種別決定部によるステップと、
    を有し、
    前記図面種別決定部によるステップでは、前記抽出された文字列と、前記記憶手段に記憶された文字列とが一致しないとき、ユーザから図面種別識別情報の入力を受け付け、入力された図面種別識別情報を前記図面に関連付けて記憶することを特徴とする階層構造構築方法。
  8. 複数の領域と、前記複数の領域のそれぞれと対応する複数の文字列とが記載される第1の図面から、前記文字列を抽出する抽出部によるステップと、
    前記第1の図面における前記複数の領域の包含関係に従って、前記複数の領域のそれぞれと対応する前記文字列を前記複数の領域のそれぞれに関連させた階層構造を構築する階層構造構築部によるステップと、
    を有し、
    前記抽出部によるステップでは、第2の図面が追加される度に、当該第2の図面から文字列を抽出し、
    前記階層構造構築部によるステップでは、前記第1の図面と前記第2の図面とから同一の文字列を抽出した場合に、前記第1の図面と前記第2の図面とを関連づけ、前記第1の図面と前記第2の図面とから抽出される文字列を用いて階層構造を構築することを特徴とする階層構造構築方法。
  9. コンピュータに、
    複数の領域と、前記複数の領域のそれぞれと対応する複数の文字列とが記載される図面から、前記文字列を抽出する手順と、
    前記図面における前記複数の領域の包含関係に従って、前記複数の領域のそれぞれと対応する前記文字列を前記複数の領域のそれぞれに関連させた階層構造を構築する手順と、
    前記図面の所定の位置から抽出した文字列を図面名称として決定する手順と、
    図面名称と図面の種別とを関連づけて記憶する記憶手段を参照して前記図面の種別を決定し、前記図面を種別ごとに管理する手順と、
    を実行させ
    前記図面を種別ごとに管理する手順では、前記抽出された文字列と、前記記憶手段に記憶された文字列とが一致しないとき、ユーザから図面種別識別情報の入力を受け付け、入力された図面種別識別情報を前記図面に関連付けて記憶するためのプログラム。
  10. コンピュータに、
    複数の領域と、前記複数の領域のそれぞれと対応する複数の文字列とが記載される第1の図面から、前記文字列を抽出する手順と、
    前記第1の図面における前記複数の領域の包含関係に従って、前記複数の領域のそれぞれと対応する前記文字列を前記複数の領域のそれぞれに関連させた階層構造を構築する手順と、
    を実行させ、
    前記文字列を抽出する手順では、第2の図面が追加される度に、当該第2の図面から文字列を抽出し、
    前記階層構造を構築する手順では、前記第1の図面と前記第2の図面とから同一の文字列を抽出した場合に、前記第1の図面と前記第2の図面とを関連づけ、前記第1の図面と前記第2の図面とから抽出される文字列を用いて階層構造を構築するためのプログラム。
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