JP6316031B2 - ロッド挿入具及び挿入チューブ - Google Patents

ロッド挿入具及び挿入チューブ Download PDF

Info

Publication number
JP6316031B2
JP6316031B2 JP2014049649A JP2014049649A JP6316031B2 JP 6316031 B2 JP6316031 B2 JP 6316031B2 JP 2014049649 A JP2014049649 A JP 2014049649A JP 2014049649 A JP2014049649 A JP 2014049649A JP 6316031 B2 JP6316031 B2 JP 6316031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument
axis
arms
rod
spinal rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014049649A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014176678A (ja
Inventor
ジョシュア・スタイン
チャールズ・エル・ブッシュ,ジュニア
Original Assignee
ストライカー・ユーロピアン・ホールディングス・I,リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ストライカー・ユーロピアン・ホールディングス・I,リミテッド・ライアビリティ・カンパニー filed Critical ストライカー・ユーロピアン・ホールディングス・I,リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
Publication of JP2014176678A publication Critical patent/JP2014176678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6316031B2 publication Critical patent/JP6316031B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7074Tools specially adapted for spinal fixation operations other than for bone removal or filler handling
    • A61B17/7083Tools for guidance or insertion of tethers, rod-to-anchor connectors, rod-to-rod connectors, or longitudinal elements
    • A61B17/7086Rod reducers, i.e. devices providing a mechanical advantage to allow a user to force a rod into or onto an anchor head other than by means of a rod-to-bone anchor locking element; rod removers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7074Tools specially adapted for spinal fixation operations other than for bone removal or filler handling
    • A61B17/7083Tools for guidance or insertion of tethers, rod-to-anchor connectors, rod-to-rod connectors, or longitudinal elements

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2013年 3月14日に出願された米国仮特許出願第61/781,985号に基づく優先権を主張するものであり、その開示内容は参照することによって本明細書に組み込まれるものとする。
[発明の分野]
本発明は、矯正デバイスの凹部内に矯正ロッドを付勢するように構成された器具に関し、より詳細には、背骨ロッド(spinal rod)を結合要素に取り付けるように構成された器具に関する。
一般的に脊柱固定術と呼ばれる外科技術では、脊椎骨の2つ以上の椎体を結合するために外科移植及び/又は機械的固定が行われている。脊柱固定術は、隣接する椎体の互いに対する調節状態(アライメント)を変化させて脊椎骨全体の調節状態を変えることにもまた使用できる。このような技術は、多くの場合では痛みを軽減することを目的として、多くの脊椎骨障害の治療に効果的に利用されている。
脊柱固定術の1つは、背骨に対して略平行に配置される背骨ロッド(spine rod、スパインロッド、脊柱ロッド)と一般的に呼ばれる矯正安定化ロッド(orthopedic stabilizing rod)を用いて背骨を固定することを伴っている。これは、背骨を後方側に露出させて椎体の椎弓根に骨接合用ネジを締結することによって達成することができる。これらの椎弓根用ネジ(pedicle screw)は、一般的に1つの椎体に対して2つ用いられ、背骨ロッドのための固定点(アンカーポイント)として機能するようになっている。さらに、背骨ロッドを椎弓根用ネジに接合するために、その中を通って背骨を受けるように構成された結合要素又はインプラントが使用されている。そして、留めネジ又は締結具によって、背骨ロッドが結合要素の着座部位内に締結されるようになっている。
矯正デバイスの定位置に背骨ロッドを挿入するために、結合要素等の器具が利用されている。外科医は、結合要素の着座部位に背骨ロッドを挿入するためにこれらの器具を使用することを試み、さらに、背骨ロッドを結合要素に固定するために締結具を挿入する際に、大きな困難に直面している。これらの器具の多くは、最初に、背骨ロッドを結合要素に挿入して、次いで、この構造に対して器具を位置決めすることを必要としており、これによって、背骨ロッドが適切に配置されることとなる。結合要素に締結具を挿入することによって固定するために、通常では別の器具が使用されている。現在の器具の多くにおいては、片方の手がインプラントをクランプしながら器具を保持し、かつもう片方の手がインプラント内で背骨ロッドを適切に位置決めするために別の位置決め手段を操作するので、両手が必要となり、使用には難易性が伴っている。しばしば、締結具を挿入するために全く別の器具がさらに必要とされている。
矯正デバイス内の定位置まで背骨ロッドを付勢するか又は前進させるため、及びロッドを定位置で固定するための改善された器具に対する要求が依然として存在している。さらに、ロッドを操作して位置決めするため、さらには、その移植位置でロッドを保持するようにその後に締結具を定着させることを容易にするための器具が必要とされている。
本発明に係る第1の態様によれば、近位端部及び遠位端部を有する中空のモノリシックボディ(一体型本体)を含む背骨ロッド挿入器具において、中空のモノリシックボディが近位端部及び遠位端部間で第1の軸に沿って延びる通路を画定し、遠位端部が第1及び第2のアームを有し、第1及び第2のアームがそれらの間にスロットを画定し、第1及び第2のアームがそれらの間で背骨ロッドを着脱可能に保持するように構成されている。
第1の態様に係る別の実施形態によれば、スロットが、第1の軸に対して垂直な第2の軸に沿って延びる保持開口を画定でき、保持開口は、器具に対する基準としての取付位置にて、背骨ロッドを着脱可能に取り付けるように構成されている。保持開口は、第2の軸に対して垂直な平面上に略円形の断面を有することができる。各アームが、保持開口の遠位側に配置される突出部を有することができ、これらの突出部は互いに対向するように配置されていてもよい。器具が静止状態にある場合、保持開口が直径を定めるように位置することができ、突出部が第1の軸に対して垂直な方向の第1の寸法によって分離でき、ここでは、直径が第1の寸法よりも大きくなっている。第1及び第2のアームがスロットの遠位端部の位置に面取り縁部を有することができ、これらの面取り縁部は第1の軸に対して垂直な方向の第2の寸法によって分離でき、ここでは、器具が静止状態にある場合に、第2の寸法が直径よりも大きくなっている。
ボディは略円筒形となっていてもよい。ボディの通路は遠位側部及び近位側部を有することができ、遠位側部は近位側部の内径よりも大きな内径を有している。器具は、通路の遠位側部及び近位側部間における接合部の位置に配置される環状ショルダをさらに有することができる。アームは、互いに向かうように、及び互いから離れるように移動可能であってよい。ボディは、近位端部の位置にリブを有する外側表面を含んでいてもよい。保持開口は、背骨ロッドの外側輪郭に実質的に適合するように構成することができる。器具が静止状態にある場合、ボディは、円筒形表面を画定する外側表面を有することができる。ボディは、第1の軸に対して垂直な平面上に略円形の断面を有することができる。第1及び第2のアームが、スロットの遠位端部の位置に面取り縁部を有することができる。
背骨ロッド挿入キットが、第1の態様に係る器具と、締結具を挿入するための駆動ツールとを有することができる。
背骨ロッド挿入キットが第1の態様に係る複数の器具を有することができ、これらの器具の各々が異なるサイズの保持開口を有することができる。
背骨ロッド挿入キットが、第1の態様に係る器具と、背骨ロッドと、椎弓根用ネジ、結合要素、及び締結具を有するネジ組立体とを含んでいてもよい。キットは、締結具を挿入するための駆動ツールをさらに有することができる。
本発明に係る第2の態様によれば、近位端部及び遠位端部を有する中空のモノリシックボディを含む背骨ロッド挿入器具において、中空のモノリシックボディが略円筒形であり、中空のモノリシックボディが近位端部及び遠位端部間で第1の軸に沿って延びる通路を画定し、遠位端部が第1及び第2のアームを有し、第1及び第2のアームがそれらの間にスロットを画定し、第1及び第2のアームがそれらの間で背骨ロッドを着脱可能に保持するように構成されている。スロットが、第1の軸に対して垂直な第2の軸に沿って延びる保持開口を画定し、保持開口が、器具に対する基準としての取付位置にて、背骨ロッドを着脱可能に取り付けるように構成され、器具が静止状態にある場合に、保持開口が直径を定めるように位置する構成となっている。各アームが、保持開口の遠位側に配置される突出部を有し、これらの突出部は互いに対向するように配置され、器具が静止状態にある場合に、これらの突出部は第1の軸に対して垂直な方向の第1の寸法によって分離され、直径が第1の寸法よりも大きくなっている。ボディの通路は遠位側部及び近位側部を有し、遠位側部は近位側部の内径よりも大きな内径を有している。
第2の態様に係る別の実施形態によれば、第1及び第2のアームがスロットの遠位端部の位置に面取り縁部を有することができ、これらの面取り縁部は第1の軸に対して垂直な方向の第2の寸法によって分離でき、ここでは、器具が静止状態にある場合に、第2の寸法が直径よりも大きくなっている。保持開口は、第2の軸に対して垂直な平面上に略円形の断面を有することができる。器具は、通路の遠位側部及び近位側部間における接合部の位置に配置される環状ショルダをさらに有することができる。アームは互いに向かう方向及び互いから離れる方向に移動可能であってもよい。
ボディは、近位端部の位置にリブを有する外側表面を含んでいてもよい。保持開口は、背骨ロッドの外側輪郭に実質的に適合するように構成することができる。器具が静止状態にある場合、ボディは、円筒形表面を画定する外側表面を有することができる。ボディは、第1の軸に対して垂直な平面上に略円形の断面を有することができる。第1及び第2のアームが、スロットの遠位端部の位置に面取り縁部を有することができる。
背骨ロッド挿入キットが、第2の態様に係る器具と、締結具を挿入するための駆動ツールとを有することができる。
背骨ロッド挿入キットが第2の態様に係る複数の器具を有することができ、これらの器具の各々が異なるサイズの保持開口を有することができる。
背骨ロッド挿入キットが、第2の態様に係る器具と、背骨ロッドと、椎弓根用ネジ、結合要素、及び締結具を有するネジ組立体とを含んでいてもよい。キットは、締結具を挿入するための駆動ツールをさらに有することができる。
本発明に係る第3の態様は、椎弓根用ネジを用いて取り付けられる結合要素に対して、背骨ロッドを取り付けるための方法に関し、本方法は、挿入器具の遠位端部の位置における第1のアーム及び第2のアーム間に画定されるスロット内で背骨ロッドを着脱可能に保持するステップであって、挿入器具が、近位端部及び遠位端部間で第1の軸に沿って延びる通路を画定する中空のモノリシックボディを有している、ステップと、結合要素の通路内で背骨ロッドを位置決めするために、椎弓根用ネジを有するネジ組立体の結合要素に挿入器具を接触させるステップとを含んでいる。
第3の態様に係る別の実施形態によれば、第1及び第2のアーム間で背骨ロッドを着脱可能に保持するステップが、スロットによって画定される保持開口内の取付位置にて、背骨ロッドを着脱可能に取り付ける段階であって、保持開口が第1の軸に対して垂直な第2の軸に沿って延びている、段階を含んでいる。本方法は、結合要素と締結具との間で背骨ロッドを取り付けるために結合要素の通路内に締結具を係合させるステップをさらに含むことができる。結合要素の通路内に締結具を係合させるステップは、ボディの通路を通して駆動ツールを挿入する段階を含むことができる。締結具は、結合要素の通路に係合される前に駆動ツール上に着脱可能に装着することができる。第1及び第2のアーム間で背骨ロッドを着脱可能に保持するステップが、背骨ロッドを、スロットを通すと共に各アームの遠位端部の位置にある面取り縁部を通過させ、各アーム上に配置される突出部を通過させて、保持開口内に移動させる段階をさらに含むことができる。第1及び第2のアーム間で背骨ロッドを着脱可能に保持するステップが、第1及び第2のアームを互いに離すように弾性的に曲げることを可能にする段階を含むことができる。着脱可能に保持するステップは、外科手技の前に実施することができる。
本発明に係る別の態様によれば、上記の態様に係る背骨ロッド挿入器具であって、椎弓根用ネジを用いて取り付けられる結合要素に対して背骨ロッドを取り付けるための背骨ロッド挿入器具の使用を対象とする。
本発明の一実施形態に係るロッド挿入器具を示す正面図である。 図1のロッド挿入器具の遠位端部を示す正面図である。 ロッドに係合される図1のロッド挿入器具の遠位端部を示す斜視図である。 ロッドに係合される図1のロッド挿入器具の遠位端部を示す正面図である。 ロッド及びネジに取り付けられる結合要素に係合される図1のロッド挿入器具を示す正面図である。 図5の構成を示す拡大正面断面図である。 図5の構成を示す拡大側面図である。 締結具及び駆動ツールを備える図5の構成を示す拡大正面断面図である。 駆動ツールを備える図5の構成を示す正面図である。 本発明の別の実施形態に係るロッド挿入器具を示す斜視図である。 図10のロッド挿入器具の遠位端部を示す拡大側面図である。 図10のロッド挿入器具を示す側面図である。 図10のロッド挿入器具を示す上面図である。
本発明の一実施形態に係るロッド挿入器具100が図1〜図9に示されている。器具100は、図5〜図9でより明確に示されるように、ネジ90に接続される結合要素80に対してロッド70を挿入することに使用される構成となっている。ネジ90は、通常では椎弓根用ネジであり、少なくとも最初は結合要素80に多軸的に接続されている。
器具100は、近位端部10及び遠位端部12を有する実質的に中空の円筒形ボディであり、スロット20によって第1のアーム30及び第2のアーム40へと分離されている。スロット20の遠位端部がロッド捕捉機構22を形成し、これは、ロッド70を受け入れて一時的に保持するように構成されるスロット20の一部分となっている。
スロット20は、遠位端部12から近位端部10に向かって器具100に沿って軸方向に延びている。スロット20は遠位端部12の位置にて開いており、それによって、器具100の遠位端部12の一部としてアーム30,40が形成されている。ロッド捕捉機構22は、第1のアーム30及び第2のアーム40上に誘導用面取り部31,41を備えるように構成されたスロット20の輪郭部分となっており、これは、ロッド70との容易な係合及びロックを可能にしている。各アーム30,40上には面取り部32,42に隣接して突出部34,44が設けられ、これらは、近位側にてスロット20の保持開口24内に向かって開いている。保持開口24は近位側にて通路26に繋がっており、通路26は近位側にてスロット端部28に繋がっている。
スロット20が中空円筒形ボディ内でアーム30,40を分離するので、当然それによって、スロット20が円筒形ボディの各側の一部を画定することになる。スロット20の任意の位置を参照することは、円筒形ボディの各側におけるその両方の形状形態を参照することを意味し、これらの形状形態においては実質的に寸法が等しいと好ましい。アームによって引き起こされる動作又はアームによって加えられる力を変化させるために、スロットの対向する部分が異なる寸法を有し得ることも企図されている。
器具100を構成する材料が弾性を有することによって、また、スロット20の構成によって、アーム30,40は互いに向かうように及び互いから離れるように移動可能である。アーム30,40の移動可能な性能は、ロッド70を保持開口24内に装着することを可能とするように、また、ロッド70を、器具100のボディを基準としたアーム30,40の側方におけるバネの力によりロッド70を把持し続ける締まり嵌めを介して、保持開口24内で着脱可能に保持及び固定できるようにするものとなっている。これは、ロッド70の外側輪郭に実質的に適合するように構成された保持開口24によって強化されている。
以下の相対寸法は、図1及び図2に描かれるような静止状態にある器具100を基準としている。図2に示されるように、面取り部32,42は、遠位端部12の位置でそれらの間の寸法D1を有するように輪郭を形成され、寸法D1は、器具100を共に使用するように構成されたロッド70の直径よりも大きく、また、隣接する突出部34,44の間の寸法D2よりも大きくなっている。これによって、ロッド70を、面取り部32,42に接触させながら保持開口24に向かわせるように誘導することが可能となる。突出部34,44はロッド70の直径よりも小さな距離D2によって分離され、それによって、ロッド70が突出部34,44を通過して保持開口24内に配置されて、その結果、締まり嵌め又はプレス嵌合が形成されることになる。保持開口24は、ロッド70の円周部に緊密に適合する円形の縁部を有している。開口24の直径D3は突出部34と突出部44との間の寸法D2よりも大きくなっている。
図6に示されるように、遠位端部12の内側区域が、主孔14と、この主孔14の内径よりも僅かに大きな内径を有する遠位側孔16とを画定している。ショルダ18が、主孔14及び遠位側孔16の接合部の位置における環状の着座部位として構成されている。結合要素80が、円筒形に構成され、遠位側孔16の内径に等しいか又はそれより僅かに小さくかつ主孔14の内径のよりも大きな外径を有している。このようにして、器具100が、図6に示されるように結合要素80上をショルダ18まで挿入することができる。ショルダ18が結合要素80の上側部分に接触することで、結合要素80の挿入が停止することとなる。遠位端部12の内側区域における遠位側孔16の位置には別の特徴も配置されてよく、結合要素80上で器具100をグリップすることを強化するために結合要素80上の協働する突出部若しくはノッチと相互作用する突出部又はノッチ等が配置されていてもよい。
図6〜図8に示されるように、各アーム30,40は、器具の遠位端部12の位置に配置されてもう一方の窓部の方を向く窓部36,46を有している。窓部36,46は、外科医が器具100内に配置される構成要素を視認可能とするように構成されている。具体的には、締結具95の適切な配置を決定することを目的として、窓部36,46を介して蛍光透視法により結合要素80上の器具100及び結合要素80に入る締結具95の適切な配置を可視化することとなる。従って、窓部の配置及び構成は多様であってよく、このような視認目的を容易にするように選択され得る。器具100では、窓部36,46は円形に構成され、各アーム30,40上で中央に位置している。望まれる場合には、追加の窓部が設けられていてもよく、また、アームのいずれか又は両方が窓部を有さなくてもよい。別の実施形態では、スロット20は、窓部として機能する部分を有する構成とすることができる。
器具100の近位端部10が、外科医のための人間工学的なノンスリップグリップ表面(スリップしないグリップの表面)を提供するために、その外側表面上にリブ11を有している。加えて又は別法として、同様のタイプである別のグリップ表面が使用されていてもよい。
ロッド挿入器具100aの第2の実施形態が図10〜図13に示されている。器具100aは、器具100と同様に構成されるが、アーム30aの遠位端部12aの位置に比較的大きな垂直方向長方形窓部36aを有している。同様に構成される窓部46aがアーム40a内に配置されている。これらの窓部は、使用時にそれを通して蛍光透視法によって器具100a内の構成要素を視認するためのより大きな開口領域を提供することができる。
使用時、外科手技の前にロッド70が器具100の保持開口24内に装着可能である。これは患者から離れた準備台で行われてもよく、それによって、それ以外の場合では実際の外科手技中に実施する必要があるようなステップが排除されることとなる。ロッド70が、誘導用面取り部32,42の間におけるスロット20内に配置され、突出部34,44を通過して保持開口24内に入ることによって押圧嵌合(プレス嵌合)される。このステップ中、ロッド70が保持開口24内に配置されると、アーム30,40が互いから離れるように弾性的に曲げられ得るようになり、また、定位置へとスナップバック(snap back)され得るようになる。この「スナップ(snap)」によって、ロッド70が定位置にあることを示す触知可能フィードバックを外科医が得ることができ、場合によっては、触知可能かつ可聴のフィードバックを得ることができる。また、このステップ中、スロット端部28は、器具100のいかなる近位側部にも応力を与えることなく通路26が拡がり静止状態に戻ることを可能するように構成されている。従って、器具100は、滅菌処理可能となり、交換を必要とするまで何度も再使用可能となる。ロッド70は、器具100をロッド70に押し付けるように操作するか、ロッド70を操作して静止している器具100内に配置するか、又はその両方の組み合わせによって、器具100内に装着可能となる。
ロッド70が器具100の保持開口24内に配置された状態で、器具100を結合要素80上に配置でき、結合要素80がネジ90を介して患者に接続されることとなる。器具の遠位端部12が結合要素80上に配置され、最終的に、結合要素80がショルダ18に接触することとなる。器具100が配置されてこの位置まで移動させられると、捕捉されたロッド70が結合要素80のU形通路81内で自動的に位置決めされる。
この時点で、器具はロッド70をこの所望の位置で維持するために定位置で保持されており、この間、ロッド70が締結具95を介して定位置で保持されることとなる。締結具95を挿入することもまた器具100の構造によって容易にすることができ、それによって、外科医がこの外科手技の時点で別の器具を使用するように切り替えることの必要性が排除されることとなる。スプリットヘックスヘッドツール(split hex−head tool、分割式六角ヘッド付工具)等の駆動ツール92は、器具を通るように挿入されて結合要素80までアクセス可能とするような寸法を有している。器具の主孔14の内径は好適にはツール92の外径及び締結具95の外径よりも少なくとも僅かに大きくなっており、それによって、挿入中に締結具95を結合要素80内へと適切に誘導することが容易になる。締結具95は好適にはツール92の端部上に着脱可能に装着することができ、器具100を通って結合要素80に隣接する位置まで挿入される。締結具95は、結合要素80のU形通路81の雌ネジに係合されるように外側がネジ切りされている。当然、複数の実施形態において、しばしば、外側をネジ切りした結合要素、及び内側をネジ切りした締結具が含まれてもよい。
器具100は、少なくとも締結具95を一時的に締めるためのガイドとして機能するようになっている。ツール92を操作することによって締結具95が結合要素80内にネジ込まれると、ロッド70が、ネジ90と、結合要素80と、締結具95とに対して定位置で固定されることとなる。ロッド70及び締結具95を挿入するためのこのような任意のプロセス又はすべてのプロセスにおいて、結合要素80に対して器具100及び別の構成要素を適切に配置することを可視化することが蛍光透視法により可能となる。窓部36,46によって、この視認中における器具100内の構成要素を視認するための外科医の能力を向上させることができる。
締結具95が少なくとも一時的に固定されるか又は完全に固定されると、ツール92が器具100から取り外される。締結具95が結合要素80内にネジ込まれるとき、一時的に締めるときに締結具95により結合要素80へと伝達される荷重によって、器具100のアーム30,40が外側に広がることに留意されたい。これによって、ロッド70上でのアーム30,40の力が低減又は排除され、それによって、器具100のグリップからロッド70を解放することが容易となる。次いで、外科医により器具100が近位側に引っ張られ、器具100が結合要素80及びロッド70から取り外される。締結具95がツール92の端部に対して固く固定されている場合があるので、器具100を取り外すことによって、ツール92を締結具95から取り外すことを補助することも可能である。器具95を取り外すとき、アーム30,40をロッド70上でスナップさせるためのバネの力は同様にロッド70を保持開口24から摺動させて外すことを可能にするように作用し、それによって、移植された構成から器具100が解放されるようになる。次いで、器具100が手術部位から取り外される。
その後、望まれる場合には、結合要素80に対して締結具95を継続的に締めることにツール92を使用してもよい。器具100を、患者の中に配置される別の結合要素80上に位置付けて、ロッド70をその結合要素のU形通路81に対して位置決めすることを補助することもできる。その場合であっても、器具100によって、外科医はロッド70をその別の結合要素80内へと操作する能力を得ることができ、このような後続の場所にて、締結具95を挿入すること及び少なくとも一時的に締めることを容易にすることができる。結果として、ロッド70を結合要素80に最初に接続させるとき又はロッド70を後続の結合要素に接続させるときのいずれであっても、外科医が締結具95を結合要素80内へと誘導するための別個の器具へと切り替える必要性が排除されることとなる。このように、器具100は、ロッドを挿入することを準備するためにロッドを捕捉及び保持することに加えて、締結具を挿入してその後で一時的及び最終的に締めるためのガイドとしても機能するように構成されている。
器具100は特定の直径のロッド70と共に使用されるように構成されているが、複数の異なる器具のキットが関連するサイズの保持開口24を備えることができることも企図されている。器具100及びスロット20の他の寸法は異なるサイズの多数のロッドに対応するように相応に変化することができる。また、ロッドの他の断面構成にも、そのような断面を保持開口24の構成に適合させることによって対応することができる。器具100内の主孔14及び遠位側孔16の直径は異なるサイズの結合要素80と協働するように多様であってよい。このようにして、各々が本発明の新規の態様を有するように構成される器具の万能キットが提供可能となり、多くの異なる外科手技の任意の1つにおいて外科医により適切な寸法を有する器具が選択及び使用可能となる。器具の構成によって滅菌処理すること及び再使用することが可能となり、それによって、器具及びキットの寿命を延ばすことができる。
器具100の特定の一実施形態は、3.5mmの直径を有するロッドと共に使用されるように構成されている。図2を参照すると、保持開口24の直径D3もまた約3.5mmとなっている。寸法D2は約3.0mmとなっている。遠位端部12の位置における器具100の外径は約11.1mmとなっており、外径の他のより近位側の部分は約14.0mmとなっており、外科医が握持することが容易となっている。これによって、器具100をロープロファイル構造とすることが可能となり、それによって、器具のサイズ及び構成を低減することができ、多くの患者に対する外科手技に広く適用可能となる。
本明細書では、本発明を特定の実施形態を参照しながら説明してきたが、これらの実施形態が本発明の原理及び適用を単に説明するためのものであることを理解されたい。従って、これらの説明的な実施形態に対して多くの変更がなされ得ること、及び添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の精神及び範囲から逸脱することなく別の構成が案出され得ることを理解されたい。
10 近位端部
12 遠位端部
14 主孔
16 遠位側孔
18 ショルダ
20 スロット
22 ロッド捕捉機構
24 保持開口
26 通路
28 スロット端部
30 第1のアーム
30a アーム
31 誘導用面取り部
32 誘導用面取り部
34 突出部
36 窓部
36a 窓部
40 第2のアーム
40a アーム
41 誘導用面取り部
42 誘導用面取り部
44 突出部
46 窓部
46a 窓部
70 ロッド
80 結合要素
81 U形通路
90 ネジ
92 駆動ツール
95 締結具
100 ロッド挿入器具
100a ロッド挿入器具

Claims (21)

  1. 近位端部及び遠位端部を有する中空のモノリシックボディであって、モノリシックボディが前記近位端部及び前記遠位端部間で第1の軸に沿って延びる通路を画定し、前記遠位端部が第1のアーム及び第2のアームを有し、かつ前記第1及び第2のアームがそれらの間にスロットを画定している、モノリシックボディを備え、
    前記第1及び第2のアームがそれらの間で背骨ロッドを着脱可能に保持するように構成されている、背骨ロッド挿入器具。
  2. 前記スロットが、前記第1の軸に対して垂直な第2の軸に沿って延びる保持開口を画定しており、前記保持開口が、前記器具に対する基準としての取付位置にて、前記背骨ロッドを着脱可能に取り付けるように構成されている、請求項1に記載の器具。
  3. 前記保持開口が前記第2の軸に対して垂直な平面上に略円形の断面を有している、請求項2に記載の器具。
  4. 各アームが、前記保持開口の遠位側に配置される突出部を有し、
    前記突出部が互いに対向するように配置されている、請求項2に記載の器具。
  5. 前記器具が静止状態にある場合に、前記保持開口が直径を定めるように位置し、
    前記突出部が前記第1の軸に対して垂直な方向の第1の寸法により分離され、
    前記直径が前記第1の寸法よりも大きくなっている、請求項4に記載の器具。
  6. 前記第1及び第2のアームが前記スロットの遠位端部の位置に面取り縁部を有し、
    前記面取り縁部が前記第1の軸に対して垂直な方向の第2の寸法によって分離されており、
    前記器具が前記静止状態にある場合に、前記第2の寸法が前記直径よりも大きくなっている、請求項5に記載の器具。
  7. 前記ボディが略円筒形となっている、請求項1に記載の器具。
  8. 前記ボディの通路が遠位側部及び近位側部を有し、
    前記遠位側部が前記近位側部の内径よりも大きな内径を有している、請求項1に記載の器具。
  9. 前記通路の遠位側部及び近位側部間における接合部の位置に配置される環状ショルダをさらに備えている請求項8に記載の器具。
  10. 前記アームが互いに向かうように、及び互いから離れるように移動可能に構成されている、請求項1に記載の器具。
  11. 前記ボディが、前記近位端部の位置にリブを有する外側表面を含んでいる、請求項1に記載の器具。
  12. 前記保持開口が、前記背骨ロッドの外側輪郭に実質的に適合するように構成されている、請求項2に記載の器具。
  13. 前記器具が静止状態にある場合に、前記ボディが、円筒形表面を画定する外側表面を有するように構成されている、請求項1に記載の器具。
  14. 前記ボディが、前記第1の軸に対して垂直な平面上に略円形の断面を有している、請求項1に記載の器具。
  15. 前記第1及び第2のアームが、前記スロットの遠位端部の位置に面取り縁部を有している、請求項1に記載の器具。
  16. 請求項1に記載の器具と、締結具を挿入するための駆動ツールとを備えている背骨ロッド挿入キット。
  17. 異なるサイズである前記保持開口をそれぞれ有するように請求項2に記載の器具を複数備えている背骨ロッド挿入キット。
  18. 請求項1に記載の器具と、前記背骨ロッドと、椎弓根用ネジ、結合要素、及び締結具を有するネジ組立体とを備えている背骨ロッド挿入キット。
  19. 前記締結具を挿入するための駆動ツールをさらに備えている請求項18に記載のキット。
  20. 近位端部及び遠位端部を有する中空のモノリシックボディであって、モノリシックボディが略円筒形になっており、モノリシックボディが前記近位端部及び前記遠位端部間の第1の軸に沿って延びる通路を画定し、前記遠位端部が第1及び第2のアームを有し、前記第1及び第2のアームがそれらの間にスロットを画定し、かつ前記第1及び第2のアームがそれらの間で背骨ロッドを着脱可能に保持するように構成されている、モノリシックボディを備え、
    前記スロットが、前記第1の軸に対して垂直な第2の軸に沿って延びる保持開口を画定し、前記器具が静止状態にある場合に、前記保持開口が直径を定めるように位置し、前記保持開口が、背骨ロッド挿入器具に対する基準としての取付位置にて、前記背骨ロッドを着脱可能に取り付けるように構成され、
    各アームが、前記保持開口の遠位側に配置される突出部を有し、前記突出部が互いに対向するように配置され、前記器具が前記静止状態にある場合に、前記突出部が前記第1の軸に対して垂直な方向の第1の寸法によって分離され、前記直径が前記第1の寸法よりも大きくなっており、
    前記モノリシックボディの通路が遠位側部及び近位側部を有し、前記遠位側部が前記近位側部の内径よりも大きな内径を有している、背骨ロッド挿入器具。
  21. 前記第1及び第2のアームが前記スロットの遠位端部の位置に面取り縁部を有し、
    前記面取り縁部が前記第1の軸に対して垂直な方向の第2の寸法によって分離されており、
    前記器具が前記静止状態にある場合に、前記第2の寸法が前記直径より大きくなるように構成されている、請求項20に記載の器具。
JP2014049649A 2013-03-14 2014-03-13 ロッド挿入具及び挿入チューブ Expired - Fee Related JP6316031B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361781985P 2013-03-14 2013-03-14
US61/781,985 2013-03-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014176678A JP2014176678A (ja) 2014-09-25
JP6316031B2 true JP6316031B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=50238199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014049649A Expired - Fee Related JP6316031B2 (ja) 2013-03-14 2014-03-13 ロッド挿入具及び挿入チューブ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10206723B2 (ja)
EP (1) EP2777568B1 (ja)
JP (1) JP6316031B2 (ja)
AU (1) AU2014201149A1 (ja)
CA (1) CA2845437A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9827020B2 (en) * 2013-03-14 2017-11-28 Stryker European Holdings I, Llc Percutaneous spinal cross link system and method
EP2886074B1 (en) * 2013-12-20 2016-09-14 Biedermann Technologies GmbH & Co. KG Rod insertion device
US10779866B2 (en) 2016-12-29 2020-09-22 K2M, Inc. Rod reducer assembly
US11616844B2 (en) 2019-03-14 2023-03-28 Sphero, Inc. Modular electronic and digital building systems and methods of using the same
JP6885450B2 (ja) * 2019-12-17 2021-06-16 株式会社三洋物産 遊技機

Family Cites Families (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4347845A (en) 1981-03-23 1982-09-07 Mayfield Jack K Hook inserter device
US4927425A (en) * 1988-12-21 1990-05-22 Zimmer, Inc. Surgical rod pusher instrument
ATE174777T1 (de) 1990-09-25 1999-01-15 Innovasive Devices Inc Knochenfixiervorrichtung
US5020519A (en) 1990-12-07 1991-06-04 Zimmer, Inc. Sagittal approximator
DE9202587U1 (de) 1992-02-28 1992-04-16 Howmedica GmbH, 2314 Schönkirchen Repositions-Instrument
US5370646A (en) 1992-11-16 1994-12-06 Reese; H. William Bone clamp and installation tool
US5364397A (en) 1993-06-01 1994-11-15 Zimmer, Inc. Spinal coupler seater with dual jaws and an independent plunger
US5782830A (en) 1995-10-16 1998-07-21 Sdgi Holdings, Inc. Implant insertion device
DE29606468U1 (de) 1996-04-09 1997-08-07 Waldemar Link GmbH & Co, 22339 Hamburg Wirbelsäulenfixateur
US5720751A (en) 1996-11-27 1998-02-24 Jackson; Roger P. Tools for use in seating spinal rods in open ended implants
US5810878A (en) 1997-02-12 1998-09-22 Sdgi Holdings, Inc. Rod introducer forceps
US5910141A (en) 1997-02-12 1999-06-08 Sdgi Holdings, Inc. Rod introduction apparatus
DE19717977A1 (de) 1997-04-23 1998-05-28 Rainer Prof Dr Dr Schmelzeisen Zielgerät
DE29806563U1 (de) 1998-04-09 1998-06-18 Howmedica GmbH, 24232 Schönkirchen Pedikelschraube und Montagehilfe dafür
US6123707A (en) 1999-01-13 2000-09-26 Spinal Concepts, Inc. Reduction instrument
US6440133B1 (en) 2001-07-03 2002-08-27 Sdgi Holdings, Inc. Rod reducer instruments and methods
US6660006B2 (en) 2002-04-17 2003-12-09 Stryker Spine Rod persuader
US7004947B2 (en) 2002-06-24 2006-02-28 Endius Incorporated Surgical instrument for moving vertebrae
US6648888B1 (en) 2002-09-06 2003-11-18 Endius Incorporated Surgical instrument for moving a vertebra
ES2629625T3 (es) 2002-10-30 2017-08-11 Zimmer Spine, Inc. Sistema de estabilización espinal por inserción
FR2860138A1 (fr) * 2003-09-26 2005-04-01 Stryker Spine Assemblage et procede de fixation d'os
US8152810B2 (en) * 2004-11-23 2012-04-10 Jackson Roger P Spinal fixation tool set and method
US7465306B2 (en) * 2004-08-13 2008-12-16 Warsaw Orthopedic, Inc. System and method for positioning a connecting member adjacent the spinal column in minimally invasive procedures
US7909830B2 (en) * 2005-08-25 2011-03-22 Synthes Usa, Llc Methods of spinal fixation and instrumentation
US7988694B2 (en) * 2005-09-29 2011-08-02 K2M, Inc. Spinal fixation system having locking and unlocking devices for use with a multi-planar, taper lock screw
US8114085B2 (en) * 2006-04-13 2012-02-14 General Electric Company Percutaneous registration-and-access tool for minimally invasive spinal surgery
US7922731B2 (en) * 2006-12-22 2011-04-12 Aesculap Ag Surgical instrument and osteosynthesis device
US8308774B2 (en) 2007-02-14 2012-11-13 Pioneer Surgical Technology, Inc. Spinal rod reducer and cap insertion apparatus
US8043343B2 (en) 2007-06-28 2011-10-25 Zimmer Spine, Inc. Stabilization system and method
US8048129B2 (en) 2007-08-15 2011-11-01 Zimmer Spine, Inc. MIS crosslink apparatus and methods for spinal implant
US8540718B2 (en) 2007-10-23 2013-09-24 Aesculap Implant Systems, Llc Rod persuader
EP2296569B1 (en) * 2008-06-11 2014-04-09 K2M, Inc. Rod reduction device
EP2334262B1 (en) * 2008-06-27 2015-02-25 K2M, Inc. System for performing spinal surgery
US8197512B1 (en) 2008-07-16 2012-06-12 Zimmer Spine, Inc. System and method for spine stabilization using resilient inserts
US8317796B2 (en) * 2008-09-12 2012-11-27 Synthes Usa, Llc Reduction tool
US9161787B2 (en) * 2009-04-23 2015-10-20 The Johns Hopkins University Vertebral body reduction instrument and methods related thereto
US8277453B2 (en) * 2009-10-30 2012-10-02 Warsaw Orthopedic, Inc. Instruments and systems for vertebral column manipulation
BR112012025806A2 (pt) * 2010-04-23 2017-11-28 Synthes Gmbh conjuntos de instrumentos e métodos para cirurgias de coluna
CN102293680B (zh) 2010-06-24 2014-04-16 华沙整形外科股份有限公司 共面变形矫正***
US8603094B2 (en) * 2010-07-26 2013-12-10 Spinal Usa, Inc. Minimally invasive surgical tower access devices and related methods
US9393049B2 (en) 2010-08-20 2016-07-19 K2M, Inc. Spinal fixation system
US8439924B1 (en) * 2012-04-02 2013-05-14 Warsaw Orthopedic, Inc. Spinal implant system and method
DE102012107056A1 (de) * 2012-08-01 2014-05-15 Aesculap Ag Chirurgisches Instrumentarium
US9066758B2 (en) * 2012-08-17 2015-06-30 Warsaw Orthopedic, Inc. Spinal implant system and method

Also Published As

Publication number Publication date
US20140277205A1 (en) 2014-09-18
AU2014201149A1 (en) 2014-10-02
JP2014176678A (ja) 2014-09-25
EP2777568B1 (en) 2024-01-10
CA2845437A1 (en) 2014-09-14
US10206723B2 (en) 2019-02-19
EP2777568A1 (en) 2014-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11779377B2 (en) Systems and methods for percutaneous spinal fusion
JP6316031B2 (ja) ロッド挿入具及び挿入チューブ
JP5912056B2 (ja) 多軸椎弓根スクリューおよびそれを備えた固定システムキット
US8246625B2 (en) Reducing instrument for spinal surgery
JP6532867B2 (ja) 整形外科用アンカー組立体
US8491590B2 (en) System and method of manipulating spinal constructs
WO2014196531A1 (ja) 脊椎用インプラント及び脊椎固定用装置
JP2006528028A (ja) 脊椎骨の保持伸延器具およびその使用方法
US20150173809A1 (en) Orthopedic Fixation Devices and Instruments for Installation Thereof
KR20070012706A (ko) 로드 퍼스웨이더
JP2011041802A (ja) 骨固定装置、骨固定装置を組立てるためのツールおよび方法、ならびに骨固定装置を挿入するためのツール
JP2015173983A (ja) 受け部品を骨アンカー要素の頭部上に配置するための装置、および骨アンカー要素を椎骨ロッドに接続するための受け部品
KR20160134546A (ko) 척추 수술에서 뼈 고정 장치로 사용하기 위한 기구, 그러한 기구를 포함하는 시스템, 및 뼈 고정 장치
US20200323567A1 (en) Clip-on reducer
KR101111666B1 (ko) 최소 침습적 척추수술장치
KR101451019B1 (ko) 척추경 나사못 캡 삽입기
JP2021079094A (ja) ロッドを骨アンカーに連結するための受け部材、多軸骨固定装置、およびシステム
KR101594991B1 (ko) 정형외과 수술용 고정기구
KR101542438B1 (ko) 정형외과 수술용 고정기구
KR101377575B1 (ko) 척추고정나사의 롱암헤드 커터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170220

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6316031

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees