JP6315181B2 - 運動解析方法、運動解析装置、運動解析システム及びプログラム - Google Patents

運動解析方法、運動解析装置、運動解析システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、被験者の運動を解析する、運動解析方法、運動解析装置、運動解析システム及びプログラムに関する。
従来、ゴルフのスイングをカメラで撮影し、撮影画像をもとにスイングを解析するカメラシステムが知られているが、このようなカメラシステムでは、大掛かりな装置が必要な上に設置場所を選ぶため、簡易に計測することができず利便性が悪い。これに対して、特許文献1では、ゴルフクラブに3軸の加速度センサーと3軸のジャイロセンサーを装着し、これらのセンサーの出力を用いてスイングを解析する装置が提案されており、この装置を用いればカメラが不要となり利便性が向上する。また、センサーを用いたゴルフスイング解析装置では、インパクト時の情報を提示することができるため、被験者は狙った方向に打球できる理想的なスイングになっているか否かを知ることができる。
特開2008−73210号公報
しかしながら、スイングの癖は個人差が大きいため理想的なスイングも個々に異なり、被験者はインパクト時の情報から理想的なスイングになっていないことがわかっても自分に合った理想的なスイングを試行錯誤しながら見つけなければならないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、被験者がスイングを改善するために有益な情報を提示することが可能な運動解析方法、運動解析装置、運動解析システム及びプログラムを提供することができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る運動解析方法は、慣性センサーの出力を用いて、被験者が運動器具を用いて行ったスイング動作における理想的な打球位置に関する第1位置情報を生成する第1位置情報生成工程と、前記慣性センサーの出力を用いて、前記被験者の打球時における前記運動器具の打撃部の位置に関する第2位置情報を生成する第2位置情報生成工程と、前記第1位置情報と前記第2位置情報とを用いて、前記理想的な打球位置と前記打球時における前記打撃部の位置との差に関する位置差情報を生成する位置差情報生成工程と、を含む。
運動器具は、例えば、ゴルフクラブ、テニスラケット、野球のバット、ホッケーのスティック等の打球に用いられる器具である。
慣性センサーは、加速度や角速度等の慣性量を計測可能なセンサーであればよく、例えば、加速度や角速度を計測可能な慣性計測ユニット(IMU:Inertial Measurement Uni
t)でもよい。また、慣性センサーは、脱着可能であってもよいし、例えば、運動器具に内蔵されるなど、固定されていて取り外すことができないものでもよい。
第1位置情報は、例えば、スイング動作における、理想的な打球位置の座標及び運動器具が理想的な打球位置となる時刻の少なくとも一方を含んでもよい。また、第2位置情報は、例えば、打球時における打撃部の座標及び被験者が打球した時刻の少なくとも一方を含んでもよい。
本適用例に係る運動解析方法によれば、被験者がスイングを改善するために有益な情報である、理想的な打球位置と実際の打球位置との差の情報を提示し、被験者にスイングの改善を促すことができる。
また、本適用例に係る運動解析方法によれば、運動器具に装着された慣性センサーの出力を用いて姿勢差情報を生成することができるので、カメラ等の大型の測定具を用意する必要がなく、計測する場所が大きく制限されない。
[適用例2]
上記適用例に係る運動解析方法において、前記理想的な打球位置は、前記スイング動作において前記打撃部の高度が最も低い位置であってもよい。
本適用例に係る運動解析方法によれば、打撃部の打球位置に対する鉛直方向の入射角がほぼ0°になる位置と実際の打球位置との差の情報を提供し、被験者に、スイングの軌道が打球時に水平となるようにスイングの改善を促すことができる。
[適用例3]
上記適用例に係る運動解析方法は、前記第1位置情報生成工程において、前記慣性センサーの出力を用いて、前記スイング動作における前記運動器具の軌跡情報を生成し、前記軌跡情報を用いて前記第1位置情報を生成してもよい。
本適用例に係る運動解析方法によれば、運動器具の軌跡情報を用いて、理想的な打球位置を比較的容易に特定することができる。
[適用例4]
上記適用例に係る運動解析方法は、前記第2位置情報生成工程において、前記慣性センサーの出力の合成値を計算し、当該合成値に基づいて前記打球時を特定してもよい。
本適用例に係る運動解析方法によれば、慣性センサーの出力の合成値に基づき、被験者が打球したタイミングを比較的容易に特定することができる。
[適用例5]
上記適用例に係る運動解析方法は、前記位置差情報を用いて、前記打球時における前記打撃部の位置が前記理想的な打球位置となるための前記被験者のアドレス位置に関するアドバイス情報を生成するアドバイス情報生成工程を含んでもよい。
本適用例に係る運動解析方法によれば、被験者は、アドバイス情報に基づいて、理想的なアドレス位置を具体的に知ることができる。
[適用例6]
上記適用例に係る運動解析方法において、前記慣性センサーは、前記運動器具に装着されてもよい。
[適用例7]
上記適用例に係る運動解析方法において、前記運動器具は、ゴルフクラブであってもよい。
本適用例に係る運動解析方法によれば、被験者にゴルフスイングの改善を促すことができる。
[適用例8]
本適用例に係る運動解析装置は、慣性センサーの出力を用いて、被験者が運動器具を用いて行ったスイング動作における理想的な打球位置に関する第1位置情報を生成する第1位置情報生成部と、前記慣性センサーの出力を用いて、前記被験者の打球時における前記運動器具の打撃部の位置に関する第2位置情報を生成する第2位置情報生成部と、前記第1位置情報と前記第2位置情報とを用いて、前記理想的な打球位置と前記打球時における前記打撃部の位置との差に関する位置差情報を生成する位置差情報生成部と、を含む。
本適用例に係る運動解析装置によれば、理想的な打球位置と実際の打球位置との差の情報を提示し、被験者にスイングの改善を促すことができる。
また、本適用例に係る運動解析装置によれば、運動器具に装着された慣性センサーの出力を用いて姿勢差情報を生成することができるので、カメラ等の大型の測定具を用意する必要がなく、計測する場所が大きく制限されない。
[適用例9]
本適用例に係る運動解析システムは、上記の運動解析装置と、前記慣性センサーと、を含む。
本適用例に係る運動解析システムによれば、理想的な打球位置と実際の打球位置との差の情報を提示し、被験者にスイングの改善を促すことができる。
[適用例10]
本適用例に係るプログラムは、慣性センサーの出力を用いて、被験者が運動器具を用いて行ったスイング動作における理想的な打球位置に関する第1位置情報を生成する第1位置情報生成工程と、前記慣性センサーの出力を用いて、前記被験者の打球時における前記運動器具の打撃部の位置に関する第2位置情報を生成する第2位置情報生成工程と、前記第1位置情報と前記第2位置情報とを用いて、前記理想的な打球位置と前記打球時における前記打撃部の位置との差に関する位置差情報を生成する位置差情報生成工程と、をコンピューターに実行させる。
本適用例に係るプログラムによれば、理想的な打球位置と実際の打球位置との差の情報を提示し、被験者にスイングの改善を促すことができる。
また、本適用例に係るプログラムによれば、運動器具に装着された慣性センサーの出力を用いて姿勢差情報を生成することができるので、カメラ等の大型の測定具を用意する必要がなく、計測する場所が大きく制限されない。
本実施形態の運動解析システムの概要の説明図。 センサーユニットの装着位置及び向きの一例を示す図。 本実施形態において被験者が行う動作の手順を示す図。 アタック角について説明するための図。 本実施形態の運動解析システムの構成例を示す図。 本実施形態におけるアドバイス情報生成処理の手順の一例を示すフローチャート図。 ゴルフクラブ3のヘッドの軌跡と実際の打球点との関係の一例を示す図。 ゴルフクラブ3のヘッドの軌跡と実際の打球点との関係の他の一例を示す図。 被験者が打球したタイミングを検出する処理の手順の一例を示すフローチャート図。 図10(A)はスイング時の3軸角速度をグラフ表示した図、図10(B)は3軸角速度のノルムの計算値をグラフ表示した図、図10(C)は3軸角速度のノルムの微分の計算値をグラフ表示した図。 センサーユニットの姿勢を計算する処理の手順の一例を示すフローチャート図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
以下では、ゴルフスイングの解析を行う運動解析システム(運動解析装置)を例に挙げて説明する。
1.運動解析システム
[運動解析システムの概要]
図1は、本実施形態の運動解析システムの概要について説明するための図である。本実施形態の運動解析システム1は、センサーユニット10(慣性センサーの一例)及び運動解析装置20を含んで構成されている。
センサーユニット10は、3軸の各軸方向に生じる加速度と3軸の各軸回りに生じる角速度を計測可能であり、ゴルフクラブ3(運動器具の一例)のシャフトに装着される。シャフトは、ゴルフクラブ3のヘッドを除いた柄の部分であり、グリップ部も含まれる。
本実施形態では、図2に示すように、センサーユニット10は、3つの検出軸(x軸,y軸,z軸)のうちの1軸、例えばy軸をシャフトの長軸方向に合わせるように装着される。
被験者2は、あらかじめ決められた手順に従って、ゴルフボール4を打球するスイング動作を行う。図3は、被験者2が行う動作の手順を示す図である。図3に示すように、被験者2は、まず、ゴルフクラブ3を握って、アドレスの姿勢をとり、所定時間以上(例えば、1秒以上)静止する(S1)。次に、被験者2は、スイング動作を行い、ゴルフボール4を打球する(S2)。
被験者2が図3に示す手順に従ってゴルフボール4を打球する動作を行う間、センサーユニット10は、所定周期(例えば1ms)で3軸加速度と3軸角速度を計測し、計測したデータを順次、運動解析装置20に送信する。センサーユニット10は、計測したデータをすぐに送信してもよいし、計測したデータを内部メモリーに記憶しておき、被験者2のスイング動作の終了後などの所望のタイミングで計測データを送信するようにしてもよい。あるいは、センサーユニット10は、計測したデータをメモリーカード等の着脱可能な記録媒体に記憶しておき、運動解析装置20は、当該記録媒体から計測データを読み出
すようにしてもよい。
運動解析装置20は、センサーユニット10が計測したデータを用いて、被験者2がゴルフクラブ3を用いて行ったスイング動作における理想的な打球位置(理想的な打球点)に関する情報(第1位置情報)及び被験者2の打球時におけるゴルフクラブ3のヘッドの位置(実際の打球点)に関する情報(第2位置情報)を生成する。第1位置情報は、例えば、理想的な打球点の位置座標(後述するXYZ座標系での3次元座標等)を含んでもよいし、スイング動作において理想的な打球点となる時刻を含んでもよい。第2位置情報は、例えば、実際の打球点の位置座標を含んでもよいし、実際の打球点の時刻(インパクトの時刻)を含んでもよい。
また、運動解析装置20は、第1位置情報と第2位置情報とを用いて、理想的な打球位置(理想的な打球点)と打球時におけるゴルフクラブ3のヘッドの位置(実際の打球点)との差に関する情報(位置差情報)を生成する。位置差情報は、例えば、理想的な打球点の位置座標と実際の打球点の位置座標との差であってもよく、当該位置座標の差が0に近いほど理想的なスイングと言える。
さらに、運動解析装置20は、位置差情報を用いて、被験者2の打球時におけるゴルフクラブ3のヘッドの位置が理想的な打球位置となるために、被験者2のアドレス位置に関するアドバイス情報を生成し、当該アドバイス情報を画像、音声、振動等により被験者2に提示する。
なお、センサーユニット10と運動解析装置20との間の通信は、無線通信でもよいし、有線通信でもよい。
本実施形態では、アタック角がほぼ0°となる位置を理想的な打球点とする。図4は、アタック角の定義について説明するための図である。本実施形態では、打球方向を示すターゲットラインをX軸、X軸に垂直な水平面上の軸をY軸、鉛直上方向(重力加速度の方向と逆方向)をZ軸とするXYZ座標系を定義し、図4にはX軸、Y軸、Z軸が表記されている。ターゲットラインとは、例えば、ボールをまっすぐ飛ばす方向を指す。図4において、点Rはゴルフクラブ3のヘッドがゴルフボールに当たった打球点であり、曲線L1はXZ平面におけるゴルフクラブ3のヘッドのスイング時の軌道の一部であり、直線L2はXZ平面における打球点Rでの曲線L1の接線である。図4に示すように、アタック角は、XY平面SXYに対する直線L2の角度αとして定義される。本実施形態では、直線L2の傾きが負の値の場合(図4に示す場合)はアタック角αが負の値、直線L2の傾きが正の値の場合はアタック角αが正の値とする。すなわち、ヘッドが打球点Rに対して斜め下方向に入射するダウンブローの時はアタック角α<0°であり、ヘッドが打球点Rに対して水平に入射するレベルブローの時はアタック角α=0°であり、ヘッドが打球点Rに対して斜め上方向に入射するアッパーブローの時はアタック角α>0°である。
打球点Rが、スイング動作におけるゴルフクラブ3のヘッドの軌跡上の最も低い(Z座標が最も小さい)位置(最下点)と一致する時に、アタック角αがほぼ0°となる。すなわち、本実施形態では、ゴルフクラブ3のヘッドの軌跡上の最下点を理想的な打球点とする。
[運動解析システムの構成]
図5は、センサーユニット10及び運動解析装置20の構成例を示す図である。図5に示すように、本実施形態では、センサーユニット10は、加速度センサー100、角速度センサー110、信号処理部120及び通信部130を含んで構成されている。
加速度センサー100は、互いに交差する(理想的には直交する)3軸方向の各々の加速度を計測し、計測した3軸加速度の大きさ及び向きに応じたデジタル信号(加速度データ)を出力する。
角速度センサー110は、互いに交差する(理想的には直交する)3軸方向の各々の角速度を計測し、計測した3軸角速度の大きさ及び向きに応じたデジタル信号(角速度データ)を出力する。
信号処理部120は、加速度センサー100と角速度センサー110から、それぞれ加速度データと角速度データを受け取って時刻情報を付して不図示の記憶部に記憶し、記憶した計測データ(加速度データと角速度データ)に時刻情報を付して通信用のフォーマットに合わせたパケットデータを生成し、通信部130に出力する。
加速度センサー100及び角速度センサー110は、それぞれ3軸が、センサーユニット10に対して定義される直交座標系の3軸(x軸、y軸、z軸)と一致するようにセンサーユニット10に取り付けられるのが理想的だが、実際には取り付け角の誤差が生じる。そこで、信号処理部120は、取り付け角誤差に応じてあらかじめ算出された補正パラメーターを用いて、加速度データ及び角速度データをxyz座標系のデータに変換する処理を行う。
さらに、信号処理部120は、加速度センサー100及び角速度センサー110の温度補正処理を行う。なお、加速度センサー100及び角速度センサー110に温度補正の機能が組み込まれていてもよい。
なお、加速度センサー100と角速度センサー110は、アナログ信号を出力するものであってもよく、この場合は、信号処理部120が、加速度センサー100の出力信号と角速度センサー110の出力信号をそれぞれA/D変換して計測データ(加速度データと角速度データ)を生成し、これらを用いて通信用のパケットデータを生成すればよい。
通信部130は、信号処理部120から受け取ったパケットデータを運動解析装置20に送信する処理や、運動解析装置20から制御コマンドを受信して信号処理部120に送る処理等を行う。信号処理部120は、制御コマンドに応じた各種処理を行う。
運動解析装置20は、処理部200、通信部210、操作部220、ROM230、RAM240、記録媒体250、表示部260、音出力部270を含んで構成されており、例えば、パーソナルコンピューター(PC)やスマートフォンなどの携帯機器であってもよい。
通信部210は、センサーユニット10から送信されたパケットデータを受信し、処理部200に送る処理や、処理部200からの制御コマンドをセンサーユニット10に送信する処理等を行う。
操作部220は、ユーザーからの操作データを取得し、処理部200に送る処理を行う。操作部220は、例えば、タッチパネル型ディスプレイ、ボタン、キー、マイクなどであってもよい。
ROM230は、処理部200が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムや、アプリケーション機能を実現するための各種プログラムやデータ等を記憶している。
RAM240は、処理部200の作業領域として用いられ、ROM230から読み出さ
れたプログラムやデータ、操作部220から入力されたデータ、処理部200が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する記憶部である。
記録媒体250は、処理部200の処理により生成されたデータのうち、長期的な保存が必要なデータを記憶する不揮発性の記憶部である。また、記録媒体250は、処理部200が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムや、アプリケーション機能を実現するための各種プログラムやデータ等を記憶していてもよい。
また、本実施形態では、ROM230、RAM240、あるいは記録媒体250には、ゴルフクラブ3の仕様情報(シャフトの長さ、重心の位置、ライ角、フェース角、ロフト角等の情報)、センサーユニット10の装着位置(ゴルフクラブ3のヘッドあるいはグリップエンドからの距離)の情報、被験者2の腕の長さや重心の位置等の情報が記憶されており、これらの情報は処理部200によって使用される。
表示部260は、処理部200の処理結果を文字、グラフ、表、アニメーション、その他の画像として表示するものである。表示部260は、例えば、CRT、LCD、タッチパネル型ディスプレイ、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)などであってもよい。なお、1つのタッチパネル型ディスプレイで操作部220と表示部260の機能を実現するようにしてもよい。
音出力部270は、処理部200の処理結果を音声やブザー音等の音として表示するものである。音出力部270は、例えば、スピーカーやブザーなどであってもよい。
処理部200は、ROM230あるいは記録媒体250に記憶されているプログラム、あるいはネットワークを介してサーバーから受信してRAM240や記録媒体250に記憶したプログラムに従って、センサーユニット10に制御コマンドを送信する処理や、センサーユニット10から通信部210を介して受信したデータに対する各種の計算処理や、その他の各種の制御処理を行う。特に、本実施形態では、処理部200は、当該プログラムを実行することにより、データ取得部201、第1位置情報生成部202、第2位置情報生成部203、位置差情報生成部204、アドバイス情報生成部205、記憶処理部206、表示処理部207及び音出力処理部208として機能する。
データ取得部201は、通信部210がセンサーユニット10から受信したパケットデータを受け取り、受け取ったパケットデータから時刻情報及び計測データを取得し、記憶処理部206に送る処理を行う。
記憶処理部206は、データ取得部201から時刻情報と計測データを受け取り、これらを対応づけてRAM240に記憶させる処理を行う。
第1位置情報生成部202は、センサーユニット10が出力する計測データ(加速度データ及び角速度データ)を用いて、理想的な打球位置(理想的な打球点)に関する第1位置情報を生成する処理を行う。本実施形態では、理想的な打球点はスイング動作中のゴルフクラブ3のヘッドの最下点であるものとする。
具体的には、第1位置情報生成部202は、まず、RAM240に記憶された時刻情報と計測データを用いて、被験者2がスイング動作を開始する前に行った静止動作(図3のステップS1の動作)を時刻と対応づけて検出する。そして、第1位置情報生成部202は、静止時の計測データを用いてオフセット量を計算し、計測データからオフセット量を減算してバイアス補正し、バイアス補正された計測データを用いて、被験者2のアドレス時(静止動作時)のセンサーユニット10の位置及び姿勢(初期位置及び初期姿勢)を計
算する。第1位置情報生成部202は、例えば、センサーユニット10の初期位置をXYZ座標系の原点(0,0,0)とし、被験者2のアドレス時(静止動作時)の加速度データと重力加速度の方向からセンサーユニット10の初期姿勢を計算することができる。センサーユニット10の姿勢は、例えば、X軸、Y軸、Z軸回りの回転角(ロール角、ピッチ角、ヨー角)、クオータ二オン(四元数)などで表現することができる。
さらに、第1位置情報生成部202は、RAM240に記憶された時刻情報と計測データを用いて、被験者2のスイング動作中(図3のステップS2の動作中)のセンサーユニット10の位置及び姿勢を計算する。第1位置情報生成部202は、加速度データを積分してセンサーユニット10の初期位置からの位置の変化を時系列に計算し、角速度データを用いた回転演算を行ってセンサーユニット10の初期姿勢からの姿勢の変化を時系列に計算することができる。そして、第1位置情報生成部202は、ゴルフクラブ3のシャフトの長さや重心の位置、センサーユニット10の装着位置、ゴルフクラブ3の特徴(剛体である等)や人体の特徴(関節の曲がる方向が決まっている等)を考慮した運動解析モデルを定義し、センサーユニット10の位置及び姿勢の情報、ゴルフクラブ3のシャフトの長さや重心の位置、センサーユニット10の装着位置、被験者2の特徴(腕の長さや重心の位置等)の情報を用いて、この運動解析モデルの軌跡を計算する。そして、第1位置情報生成部202は、運動解析モデルの軌跡から、ゴルフクラブ3のヘッドが最下点にくる時の位置座標を計算し、第1位置情報を生成する。
なお、センサーユニット10の信号処理部120が、計測データのオフセット量を計算し、計測データのバイアス補正を行うようにしてもよいし、加速度センサー100及び角速度センサー110にバイアス補正の機能が組み込まれていてもよい。これらの場合は、第1位置情報生成部202による計測データのバイアス補正が不要となる。
第2位置情報生成部203は、センサーユニット10が出力する計測データ(加速度データ及び角速度データの少なくとも一方)を用いて、被験者2の打球時におけるゴルフクラブ3のヘッドの位置(実際の打球点)に関する第2位置情報を生成する処理を行う。具体的には、第2位置情報生成部203は、RAM240に記憶された時刻情報と計測データを用いて、被験者2のスイング動作の期間において打球したタイミング(時刻)を検出し、運動解析モデルの軌跡から実際の打球点の位置座標を計算する。
位置差情報生成部204は、第1位置情報生成部202が生成した第1位置情報と第2位置情報生成部203が生成した第2位置情報とを用いて、理想的な打球点と実際の打球点との差に関する位置差情報を生成する処理を行う。具体的には、位置差情報生成部204は、ゴルフクラブ3のヘッドの最下点(理想的な打球点)の座標(例えばX座標及びZ座標)と実際の打球点の座標(例えばX座標及びZ座標)との差を計算し、当該座標の差の情報を含む位置差情報を生成する。
なお、第1位置情報生成部202は、運動解析モデルの軌跡からゴルフクラブ3のヘッドが最下点にくる時刻を計算して当該時刻を含む第1位置情報を生成し、第2位置情報生成部203は、運動解析モデルの軌跡から、最下点から実際の打球点までの(あるいは実際の打球点から最下点までの)時間差及びゴルフクラブ3のヘッドの速度ベクトルを計算し、これらを含む第2位置情報を生成してもよい。この場合、位置差情報生成部204は、最下点から実際の打球点までの(あるいは実際の打球点から最下点までの)時間差と速度ベクトルを掛け算して最下点の座標と実際の打球点の座標との差を計算し、当該座標の差の情報を含む位置差情報を生成してもよい。
アドバイス情報生成部205は、位置差情報生成部204が生成した位置差情報を用いて、被験者2の打球時におけるゴルフクラブ3のヘッドの位置が理想的な打球点となるた
めの被験者2のアドレス位置に関するアドバイス情報を生成する処理を行う。具体的には、ゴルフクラブ3のヘッドの最下点(理想的な打球点)と実際の打球点との座標の差を用いて、所定の演算を行い、打球時のゴルフクラブ3のヘッドの位置を理想的な打球点と一致させるために、被験者2がどの位置にアドレスすべきかを示すアドバイス情報を生成する。
アドバイス情報生成部205は、例えば、「3cm後退(前進)してアドレスしてください。」、「3cm右(左)にずれてアドレスしてください。」等のアドバイス情報を生成してもよい。また、例えば、センサーユニット10あるいは運動解析装置20にブザーやLEDを設けておいて、アドバイス情報生成部205は、「ブザーがなるまで(LEDが点灯するまで)後退(前進)してください。」、「ブザーがなるまで(LEDが点灯するまで)右(左)にずれてください」等のアドバイス情報を生成してもよい。
なお、被験者2の最適なアドレス位置はゴルフクラブ3の種類、被験者2の身体的特徴やスイングの癖等により異なるため、アドバイス情報生成部205は、ゴルフクラブ3の特徴や運動解析モデルの軌跡の情報等も考慮した所定の演算を行い、アドバイス情報を生成してもよい。
記憶処理部206は、ROM230、RAM240及び記録媒体250に対する各種プログラムや各種データのリード/ライト処理を行う。記憶処理部206は、データ取得部201から受け取った時刻情報と計測データを対応づけてRAM240に記憶させる処理の他、第1位置情報、第2位置情報、位置差情報、アドバイス情報等をRAM240に記憶させ、あるいは、記録として残したい場合は記録媒体250に記憶させる処理も行う。
表示処理部207は、表示部260に対して各種の画像(文字や記号等も含む)を表示させる処理を行う。例えば、表示処理部207は、被験者2のスイング運動が終了した後、自動的に、あるいは、所定の入力操作が行われたときに、RAM240あるいは記録媒体250に記憶されているアドバイス情報を読み出して表示部260にアドバイス用の画像を表示させる処理を行う。また、表示処理部207は、RAM240あるいは記録媒体250に記憶されている第1位置情報、第2位置情報、位置差情報等を読み出して表示部260に各種の画像を表示させてもよい。あるいは、センサーユニット10に表示部を設けておいて、表示処理部207は、通信部210を介してセンサーユニット10にアドバイス用の画像等を送信し、センサーユニット10の表示部にアドバイス用の画像等を表示させてもよい。
音出力処理部208は、音出力部270に対して各種の音(音声やブザー音等も含む)を出力させる処理を行う。例えば、音出力処理部208は、被験者2のスイング運動が終了した後、自動的に、あるいは、所定の入力操作が行われたときに、RAM240あるいは記録媒体250に記憶されているアドバイス情報を読み出して音出力部270にアドバイス用の音を出力させてもよい。また、音出力処理部208は、RAM240あるいは記録媒体250に記憶されている第1位置情報、第2位置情報、位置差情報等を読み出して音出力部270に各種の音を出力させてもよい。あるいは、センサーユニット10に音出力部を設けておいて、音出力処理部208は、通信部210を介してセンサーユニット10にアドバイス用の音等を送信し、センサーユニット10の音出力部にアドバイス用の音等を出力させてもよい。
なお、運動解析装置20あるいはセンサーユニット10の振動機構を設けておいて、当該振動機構によりアドバイス情報等を振動情報に変換して被験者2に提示してもよい。
[アドバイス情報生成処理]
図6は、本実施形態における処理部200によるアドバイス情報生成処理の手順の一例を示すフローチャート図である。
図6に示すように、まず、処理部200は、センサーユニット10の計測データを取得する(S10)。処理部200は、工程S10において、被験者2のスイング運動(静止動作も含む)における最初の計測データを取得するとリアルタイムに工程S20以降の処理を行ってもよいし、センサーユニット10から被験者2のスイング運動における一連の計測データの一部又は全部を取得した後に、工程S20以降の処理を行ってもよい。
次に、処理部200は、センサーユニット10から取得した計測データを用いて被験者2の静止動作(アドレス動作)(図4のステップS1の動作)を検出する(S20)。処理部200は、リアルタイムに処理を行う場合は、静止動作(アドレス動作)を検出した場合に、例えば、所定の画像や音を出力し、あるいは、センサーユニット10にLEDを設けておいて当該LEDを点灯させる等して、被験者2に静止状態を検出したことを通知し、被験者2は、この通知を確認した後にスイングを開始してもよい。
次に、処理部200は、センサーユニット10から取得した計測データを用いて、被験者2のアドレス時のセンサーユニット10の初期位置と初期姿勢を計算する(S30)。処理部200は、例えば、センサーユニット10の初期位置をXYZ座標系の原点とし、センサーユニット10が計測する加速度データから重力加速度の方向を特定し、XYZ座標系での初期姿勢を計算する。
次に、処理部200は、センサーユニット10から取得した計測データ(加速度データ又は角速度データ)を用いて、被験者2が打球したタイミングを検出する(S40)。打球時(インパクト時)には、センサーユニット10に非常に大きな加速度や角速度が加わるため、処理部200は、センサーユニット10の計測データを用いて被験者2が打球したタイミングを検出することができる。
また、処理部200は、工程S40の処理と並行して、被験者2のスイング動作中のセンサーユニット10の位置と姿勢を計算する処理(S50)、及び、センサーユニット10の位置と姿勢の変化から運動解析モデルの軌跡を計算する処理(S60)を行う。処理部200は、センサーユニット10が計測する加速度データを積分して位置を計算するとともに、センサーユニット10が計測する角速度データを用いて回転計算を行って姿勢を計算し、センサーユニット10の位置及び姿勢、ゴルフクラブ3の仕様情報、センサーユニット10の装着位置、被験者2の特徴情報等を用いて運動解析モデルの軌跡を計算する。
次に、処理部200は、スイング中の運動解析モデルの軌跡からゴルフクラブ3のヘッドの軌跡を求めてヘッドの最下点の位置座標を計算し、第1位置情報を生成する(S70)。
次に、処理部200は、運動解析モデルの軌跡と打球した時刻(インパクトの時刻)から実際の打球点の位置座標を計算し、第2位置情報を生成する(S80)。
次に、処理部200は、第1位置情報と第2位置情報を用いて、ゴルフクラブ3のヘッドの最下点の位置座標と打球点の位置座標との差を計算し、位置差情報を生成する(S90)。
最後に、処理部200は、位置差情報を用いて、実際の打球点が最下点となるための被験者2のアドレス位置に関するアドバイス情報を生成する(S100)。
なお、図6のフローチャートにおいて、可能な範囲で各工程の順番を適宜変えてもよい。
図7(A)及び図7(B)は、右打ちの被験者2がスイングを行った時のダウンスイングからフォロースイングまでのゴルフクラブ3のヘッドの軌跡と実際の打球点との関係の一例を示す図である。図7(A)はゴルフクラブ3の軌跡をXZ平面に投影した図であり、図7(B)はゴルフクラブ3の軌跡をXY平面に投影した図である。図7(A)及び図7(B)において、矢印付きの曲線Lはゴルフクラブ3のヘッドの軌跡であり、曲線Lの始点P0はダウンスイングの開始点、曲線Lの終点P1はフォロースイングの終了点である。また、点R0は曲線Lの最下点(Z座標が最小の位置)であり、点R1は実際の打球点である。最下点R0のXYZ座標を(a0,b0,c0)、実際の打球点R1のXYZ座標を(a1,b1,c1)とすると、最下点R0の位置座標と実際の打球点R1の位置座標との差は(a0−a1,b0−b1,c0−c1)である。図7(A)及び図7(B)の例では、ダウンスイングの開始後、実際の打球点R1に到達する時刻が、ゴルフクラブ3のヘッドが最下点R0に到達する時刻よりも前であり、a0−a1>0かつc0−c1<0の関係になっている。なお、図7(B)では、Z座標が最小の最下点R0でY座標が最大となっているが、この関係が常に成り立つとは限らない。図7(A)及び図7(B)の場合、被験者2が、X軸の正方向にa0−a1だけ移動し、かつ、Y軸の正方向にb0−b1だけ移動した位置で全く同じスイングをすれば、実際の打球点と最下点(理想的な打球点)が一致する。従って、処理部200は、被験者2に、a0−a1だけ左に移動し、かつ、b0−b1だけ前に進んだ位置でアドレスすることをアドバイスするためのアドバイス情報を生成してもよい。
図8(A)及び図8(B)は、右打ちの被験者2がスイングを行った時のダウンスイングからフォロースイングまでのゴルフクラブ3のヘッドの軌跡と実際の打球点との関係の他の一例を示す図である。図8(A)はゴルフクラブ3の軌跡をXZ平面に投影した図であり、図8(B)はゴルフクラブ3の軌跡をXY平面に投影した図である。図8(A)及び図8(B)において、矢印付きの曲線Lはゴルフクラブ3のヘッドの軌跡であり、曲線Lの始点P0はダウンスイングの開始点、曲線Lの終点P1はフォロースイングの終了点である。また、点R0は曲線Lの最下点(Z座標が最小の位置)であり、点R2は実際の打球点である。最下点R0のXYZ座標を(a0,b0,c0)、実際の打球点R2のXYZ座標を(a2,b2,c2)とすると、最下点R0の座標と実際の打球点R2の座標との差は(a0−a2,b0−b2,c0−c2)である。図8(A)及び図8(B)の例では、ダウンスイングの開始後、実際の打球点R2に到達する時刻が、ゴルフクラブ3のヘッドが最下点R0に到達する時刻よりも後であり、a0−a2<0かつc0−c1<0の関係になっている。なお、図8(B)では、Z座標が最小の最下点R0でY座標が最大となっているが、この関係が常に成り立つとは限らない。図8(A)及び図8(B)の場合、被験者2が、X軸の負方向にa2−a0だけ移動し、かつ、Y軸の正方向にb0−b2だけ移動した位置で全く同じスイングをすれば、実際の打球点と最下点(理想的な打球点)が一致する。従って、処理部200は、被験者2に、a2−a0だけ右に移動し、かつ、b0−b1だけ前に進んだ位置でアドレスすることをアドバイスするためのアドバイス情報を生成してもよい。
[インパクト検出処理]
図9は、被験者2が打球したタイミングを検出する処理(図6の工程S40の処理)の手順の一例を示すフローチャート図である。
図9に示すように、まず、処理部200は、取得した角速度データ(時刻t毎の角速度データ)を用いて各時刻tでの角速度のノルムn0(t)の値(慣性センサーの出力の合成値の一例)を計算する(S200)。例えば、時刻tでの角速度データをx(t)、y(t)、z(t)とすると、角速度のノルムn0(t)は、次の式(1)で計算される。
Figure 0006315181
被験者2がスイングを行ってゴルフボール4を打ったときの3軸角速度データx(t)、y(t)、z(t)の一例を、図10(A)に示す。図10(A)において、横軸は時間(msec)、縦軸は角速度(dps)である。
次に、処理部200は、各時刻tでの角速度のノルムn0(t)を所定範囲に正規化(スケール変換)したノルムn(t)に変換する(S210)。例えば、計測データの取得期間における角速度のノルムの最大値をmax(n0)とすると、次の式(2)により、角速度のノルムn0(t)が0〜100の範囲に正規化したノルムn(t)に変換される。
Figure 0006315181
図10(B)は、図10(A)の3軸角速度データx(t),y(t),z(t)から3軸角速度のノルムn0(t)を式(1)に従って計算した後に式(2)に従って0〜100に正規化したノルムn(t)をグラフ表示した図である。図10(B)において、横軸は時間(msec)、縦軸は角速度のノルムである。
次に、処理部200は、各時刻tでの正規化後のノルムn(t)の微分dn(t)を計算する(S220)。例えば、3軸角速度データの計測周期をΔtとすると、時刻tでの角速度のノルムの微分(差分)dn(t)は次の式(3)で計算される。
Figure 0006315181
図10(C)は、図10(B)の3軸角速度のノルムn(t)からその微分dn(t)を式(3)に従って計算し、グラフ表示した図である。図10(C)において、横軸は時間(msec)、縦軸は3軸角速度のノルムの微分値である。なお、図10(A)及び図10(B)では横軸を0〜5秒で表示しているが、図10(C)では、打球の前後の微分値の変化がわかるように、横軸を2秒〜2.8秒で表示している。
最後に、処理部200は、ノルムの微分dn(t)の値が最大となる時刻と最小となる時刻のうち、先の時刻を打球のタイミングとして検出する(S230)。通常のゴルフスイングでは、打球の瞬間にスイング速度が最大になると考えられる。そして、スイング速度に応じて角速度のノルムの値も変化すると考えられるので、一連のスイング動作の中で角速度のノルムの微分値が最大又は最小となるタイミング(すなわち、角速度のノルムの微分値が正の最大値又は負の最小値になるタイミング)を打球(インパクト)のタイミングとして捉えることができる。なお、打球によりゴルフクラブ3が振動するため、角速度のノルムの微分値が最大となるタイミングと最小となるタイミングが対になって生じると
考えられるが、そのうちの先のタイミングが打球の瞬間と考えられる。従って、例えば、図10(C)のグラフでは、T1とT2のうち、T1が打球のタイミングとして検出される。
なお、被験者2がスイング動作を行う場合、トップ位置でゴルフクラブを静止し、ダウンスイングを行い、打球し、フォロースルーを行うといった一連のリズムが想定される。従って、処理部200は、図9のフローチャートに従って、被験者2が打球したタイミングの候補を検出し、検出したタイミングの前後の計測データがこのリズムとマッチするか否かを判定し、マッチする場合には、検出したタイミングを被験者2が打球したタイミングとして確定し、マッチしない場合には、次の候補を検出するようにしてもよい。
また、図9のフローチャートでは、処理部200は、3軸角速度データを用いて打球のタイミングを検出しているが、3軸加速度データを用いて、同様に打球のタイミングを検出することもできる。
[センサーユニットの姿勢計算処理]
図11は、センサーユニット10の姿勢(初期姿勢及び時刻Nでの姿勢)を計算する処理(図6の工程S30及び工程S50の一部の処理)の手順の一例を示すフローチャート図である。
図11に示すように、まず、処理部200は、時刻t=0として(S300)、静止時の3軸加速度データから重力加速度の向きを特定し、センサーユニット10の初期姿勢(時刻t=0の姿勢)を表すクォータニオンp(0)を計算する(S310)。
また、回転を表すクォータニオンqは次の式(4)で表される。
Figure 0006315181
式(4)において、対象とする回転の回転角をθ、回転軸の単位ベクトルを(rx,ry,rz)とすると、w,x,y,zは、次の式(5)で表される。
Figure 0006315181
時刻t=0ではセンサーユニット10は静止しているのでθ=0として、時刻t=0での回転を表すクォータニオンq(0)は、式(5)にθ=0を代入した式(4)より、次の式(6)のようになる。
Figure 0006315181
次に、処理部200は、時刻tをt+1に更新する(S320)。ここでは、時刻t=0なので時刻t=1に更新する。
次に、処理部200は、時刻tの3軸角速度データから、時刻tの単位時間あたりの回転を表すクォータニオンΔq(t)を計算する(S330)。
例えば、時刻tの3軸角速度データをω(t)=(ωx(t),ωy(t),ωz(t))とすると、時刻tで計測された1サンプルあたりの角速度の大きさ|ω(t)|は、次の式(7)で計算される。
Figure 0006315181
この角速度の大きさ|ω(t)|は、単位時間当たりの回転角度となっているため、時刻tの単位時間あたりの回転を表すクォータニオンΔq(t+1)は、次の式(8)で計算される。
Figure 0006315181
ここでは、t=1なので、処理部200は、時刻t=1の3軸角速度データω(1)=(ωx(1),ωy(1),ωz(1))から、式(8)により、Δq(1)を計算する。
次に、処理部200は、時刻0からtまでの回転を表すクォータニオンq(t)を計算する(S340)。クォータニオンq(t)は、次の式(9)で計算される。
Figure 0006315181
ここでは、t=1なので、処理部200は、式(6)のq(0)と工程S330で計算したΔq(1)から、式(10)により、q(1)を計算する。
次に、処理部200は、t=Nになるまで工程S320〜S340の処理を繰り返し、t=Nになると(S350のY)、工程S310で計算した初期姿勢を表すクォータニオンp(0)と直近の工程S340で計算した時刻t=0からNまでの回転を表すクォータニオンq(N)とから、時刻Nでの姿勢を表すクォータニオンp(N)を計算し(S360)、処理を終了する。
処理部200は、図11のフローチャートの手順により、被験者2が打球した時刻を時刻Nとして、打球時のセンサーユニット10の姿勢を計算する。
以上に説明したように、本実施形態の運動解析システム1あるいは運動解析装置20に
よれば、被験者2に、スイング動作におけるゴルフクラブ3のヘッドの理想的な打球点と実際の打球点との差の情報に基づく理想的なアドレス位置に関するアドバイス情報を提示するので、被験者2は、アドバイス情報に基づいて、理想的なアドレス位置を具体的に知ることができる。これにより、被験者2にゴルフスイングの改善を促すことができる。
特に、本実施形態の運動解析システム1あるいは運動解析装置20によれば、スイング動作中のゴルフクラブ3のヘッドの最下点を理想的な打球点としてアドバイス情報を提示するので、被験者2は、アタック角をほぼ0にするための理想的なアドレス位置を知ることができる。これにより、被験者2に、スイングの軌道が打球時に水平となるようにスイングの改善を促すことができる。
また、本実施形態の運動解析システム1あるいは運動解析装置20によれば、ゴルフクラブ3に装着されたセンサーユニット10の計測データを用いてアドバイス情報を生成することができるので、カメラ等の大型の測定具を用意する必要がなく、計測する場所が大きく制限されない。
2.変形例
本発明は本実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、被験者2のスイング動作において、ゴルフクラブ3のヘッドの軌跡において、最下点(Z座標が最も小さい位置)を理想的な打球点としたが、これに限らず、例えば、被験者2から水平方向に最も遠い位置(Y座標が最も大きい位置)を理想的な打球点としてもよい。あるいは、ゴルフクラブ3のヘッドの軌跡において、Z座標が最も小さい位置とY座標が最も大きい位置との間のいずれかの位置(例えば中点の位置)を理想的な打球点としてもよい。あるいは、XZ平面において、ゴルフクラブ3のヘッドの軌跡の接線が0となる位置を理想的な打球点としてもよく、このようにすれば、運動解析装置20は、アタック角が正確に0°となるようなアドレス位置をアドバイスすることができる。
また、上述した実施形態では、ゴルフスイングに関するアドバイス情報を生成する運動解析システム(運動解析装置)を例に挙げたが、本発明は、被験者の静止時のテニスや野球などの様々な運動のスイングに関するアドバイス情報を生成する運動解析システム(運動解析装置)に適用することができる。
また、上述した実施形態では、運動解析装置20は、1つのセンサーユニット10の計測データを用いて運動解析モデルの軌跡の計算を行っているが、複数のセンサーユニット10の各々をゴルフクラブ3又は被験者2に装着し、運動解析装置20は、当該複数のセンサーユニット10の計測データを用いて運動解析モデルの軌跡の計算を行ってもよい。
また、上述した実施形態では、センサーユニット10と運動解析装置20が別体であるが、これらを一体化して運動器具又は被験者に装着可能な運動解析装置であってもよい。
上述した各実施形態および各変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することが
できる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1 運動解析システム、2 被験者、3 ゴルフクラブ、4 ゴルフボール、10 センサーユニット、20 運動解析装置、100 加速度センサー、110 角速度センサー、120 信号処理部、130 通信部、200 処理部、201 データ取得部、202 第1位置情報生成部、203 第2位置情報生成部、204 位置差情報生成部、205 アドバイス情報生成部、206 記憶処理部、207 表示処理部、208 音出力処理部、210 通信部、220 操作部、230 ROM、240 RAM、250
記録媒体、260 表示部、270 音出力部

Claims (10)

  1. 慣性センサーの出力を用いて、被験者が運動器具を用いて行ったスイング動作における理想的な打球位置に関する第1位置情報を生成する第1位置情報生成工程と、
    前記慣性センサーの出力を用いて、前記被験者の打球時における前記運動器具の打撃部の位置に関する第2位置情報を生成する第2位置情報生成工程と、
    前記第1位置情報と前記第2位置情報との置の差に関する位置差情報を生成する位置差情報生成工程と、を含む、運動解析方法。
  2. 前記理想的な打球位置は、
    前記スイング動作において前記打撃部の高度が最も低い位置である、請求項1に記載の運動解析方法。
  3. 前記第1位置情報生成工程において、
    前記慣性センサーの出力を用いて、前記スイング動作における前記運動器具の軌跡情報を生成し、前記軌跡情報を用いて前記第1位置情報を生成する、請求項1又は2に記載の運動解析方法。
  4. 前記第2位置情報生成工程において、
    前記慣性センサーの出力の合成値を計算し、当該合成値に基づいて前記打球時を特定する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の運動解析方法。
  5. 前記位置差情報を用いて、前記打球時における前記打撃部の位置が前記理想的な打球位置となるための前記被験者のアドレス位置に関するアドバイス情報を生成するアドバイス情報生成工程を含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の運動解析方法。
  6. 前記慣性センサーは、前記運動器具に装着される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の運動解析方法。
  7. 前記運動器具は、ゴルフクラブである、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の運動解析方法。
  8. 慣性センサーの出力を用いて、被験者が運動器具を用いて行ったスイング動作における理想的な打球位置に関する第1位置情報を生成する第1位置情報生成部と、
    前記慣性センサーの出力を用いて、前記被験者の打球時における前記運動器具の打撃部の位置に関する第2位置情報を生成する第2位置情報生成部と、
    前記第1位置情報と前記第2位置情報との置の差に関する位置差情報を生成する位置差情報生成部と、を含む、運動解析装置。
  9. 請求項8に記載の運動解析装置と、前記慣性センサーと、を含む、運動解析システム。
  10. 慣性センサーの出力を用いて、被験者が運動器具を用いて行ったスイング動作における理想的な打球位置に関する第1位置情報を生成する第1位置情報生成工程と、
    前記慣性センサーの出力を用いて、前記被験者の打球時における前記運動器具の打撃部の位置に関する第2位置情報を生成する第2位置情報生成工程と、
    前記第1位置情報と前記第2位置情報との置の差に関する位置差情報を生成する位置差情報生成工程と、をコンピューターに実行させる、プログラム。
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