JP6314595B2 - 測位装置、測位システム、測位方法および測位プログラム - Google Patents

測位装置、測位システム、測位方法および測位プログラム Download PDF

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Description

本発明は、端末の位置を検出する測位装置、測位システム、測位方法および測位プログラムに関する。
通信端末の位置や移動軌跡を計測する方法としては、屋外の開けた空間では GPS(Global Positioning System)が利用されている。しかし、屋内や高層ビルが林立する都市部ではGPSの利用は困難な為、屋内での測位(位置、移動軌跡の計測)を、情報端末を用いて高速かつ安価に実現できる手法が開発されている。
屋内の携帯用通信端末の位置を検出するシステムとして、無線LAN(Local Area Network)、携帯電話、RFID(Radio Frequency IDentification)などの無線機を用いたシステムが提案されている。例えば、据置型の送信装置から送信される識別子を通信端末が受信し、この識別子を据置型の送信装置に返信することで、通信端末の位置を検出するシステムが開示されている(非特許文献1参照)。
更に、測位結果が示す位置と、一つ以上の過去の測位情報が示す位置間の距離が所定値以内であるか判定し、測位の信頼性を評価する手法が開示されている(特許文献1参照)。
特開2013−131890号公報
P. Bahl and V. N. Padmanabhan著,「RADAR: An In-Building RF-based User Location and Tracking System」,IEEE INFOCOM 2000, Vol. 2, 775-784ページ, 2000年
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、過去の測位情報との距離で測位の信頼性を判定するものの、あくまで通信端末の居場所を信頼した条件下で判定しており、通信端末が居場所を詐称する場合については記載がなかった。
非特許文献1に記載のシステムでは、実際には受信しない別の場所に設置された据置型送信装置の識別子を測位サーバへ送ることによって、端末が自身の位置を詐称可能であるという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、端末の位置の詐称を防止する測位装置、測位システム、測位方法および測位プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本発明の第1の特徴は、測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置であって、測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する設定手段と、所定間隔に送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間に、測位端末より受信するIDが記憶部に格納されるIDと一致する場合、測位端末がIDに対応する領域に所在することを示す信号を出力する判定手段とを備える測位装置であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置であって、測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する設定手段と、送信するIDを格納する記憶部と、所定間隔に送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間以外に、測位端末より受信するIDが記憶部に格納されるIDと一致する場合、測位端末がIDに対応する領域に所在しないことを示す信号を出力する判定手段とを備える測位装置であることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、上記の測位装置と、少なくとも1つの測位端末とを備え、測位端末は測位装置が生成し、一定間隔で送信するIDを受信し、このIDを含む情報を測位装置に送信する測位システムであることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置が行う測位方法であって、測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する工程と、送信するIDを記憶部に格納する工程と、所定間隔に送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間に、測位端末より受信するIDが記憶部に格納されるIDと一致する場合、測位端末がIDに対応する領域に所在することを示す信号を出力する工程とを備える測位方法であることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置が行う測位方法であって、測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する工程と、送信するIDを記憶部に格納する工程と、所定間隔に送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間以外に、測位端末より受信するIDが記憶部に格納されるIDと一致する場合、測位端末がIDに対応する領域に所在しないことを示す信号を出力する工程とを備える測位方法であることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置が測位を行うための測位プログラムであって、測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する手順と、送信するIDを記憶部に格納する手順と、所定間隔に送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間に、測位端末より受信するIDが記憶部に格納されるIDと一致する場合、測位端末がIDに対応する領域に所在すると判定する手順とを有し、測位装置の有する各手順をコンピュータに機能させるための測位プログラムであることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置が測位を行うための測位プログラムであって、測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する手順と、送信するIDを記憶部に格納する手順と、所定間隔に送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間以外に、測位端末より受信するIDが記憶部に格納されるIDと一致する場合、測位端末がIDに対応する領域に所在しないと判定する手順とを有し、測位装置の有する各手順をコンピュータに機能させるための測位プログラムであることを要旨とする。
上述した測位装置、測位システム、測位方法および測位プログラムによれば、測位対象端末から受信IDに基づいて当該測位対象端末の位置の正当性を判定し、端末の位置が詐称されることを防止することができる。
第一の実施形態に係る測位システムの構成図である。 第一の実施形態に係る測位システムの内部ブロック構成図である。 第一の実施形態に係る測位システムの動作を示すフロー図である。 第一の実施形態に係る測位システムの動作を示すフロー図である。 第二の実施形態に係る測位システムの各部の内部ブロック構成図である。 第二の実施形態に係る測位システムの動作を示すフロー図である。 第二の実施形態に係る測位システムの動作を示すフロー図である。 第三の実施形態に係る測位装置の構成図である。
次に図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。更に以下に記載される実施形態は一例であり、その本質を同一とする範囲において適宜変更可能であることに留意すべきである。
以下の実施形態の前提となるビジネスモデルとしては、スタンプラリー等の所定の少なくとも一つの巡回位置を、測位対象端末を備えたユーザが移動して回った結果、当該巡回位置以外の場所において所定の特典を得られるサービスである。以下の実施形態では、このようなサービスにおいて巡回位置を回らずに測位対象端末の位置が詐称されることを防止するシステム等について説明する。
<第一の実施形態>
(測位システム)
本発明に係る第1の実施形態の測位システム100について図1を参照して説明する。測位システム100は、固定ID(Identifier)送信装置1、可変ID送信装置2、測位対象端末3および測位装置4を備える。測位対象端末3と測位装置4は、有線又は無線のネットワーク6にて接続されている。尚、図1においては、固定ID送信装置1および可変ID送信装置2は各々1つしか存在していないが、これらは上記の一つ以上の巡回位置毎に各々一つ以上存在するものとする。
固定ID送信装置1は、環境に設置され装置を識別するための識別情報であるIDを含む信号を無線通信により送信する。固定ID送信装置1は、少なくとも1つ以上存在し、自身のIDを含む信号を、無線通信により送信する。尚、固定ID送信装置1のIDは、他の固定ID送信装置1および可変ID送信装置2から識別可能とする識別情報のIDを有している。
例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11無線LANシステムを用いた測位システムの場合、アクセスポイントを固定ID送信装置1として使用できる。このとき、アクセスポイントは、自身のMAC(Media Access Control)アドレスとSSID(Service Set Identifier)のどちらかもしくは両方の組み合わせを自身のIDとし、自身のIDを含むビーコン信号を定期的に送信する。無線LAN端末である測位対象端末3は、この無線ビーコンを受信し、測位装置4に返信する。これにより測位装置4は測位対象端末3の位置や、移動軌跡を計測する。尚、アクセスポイントは、測位対象端末3からの問い合わせに対する返信として、自身のIDを送信してもよい。
可変ID送信装置2は、自身のIDを含む信号を、無線通信により発信する。可変ID送信装置2のIDは、測位装置4によって設定される、他の固定ID送信装置1および可変ID送信装置2と自身を識別可能な識別情報であるIDを有している。固定ID送信装置1と同様に、IEEE802.11規格の無線LANシステムを用いた測位システムの場合、アクセスポイントを可変ID送信装置2として使用できる。可変ID送信装置2は、固定ID送信装置1と基本的に同様の構造を備えるが、異なる点は、自身のIDを適宜変更させながら、自身のIDを含むビーコン信号を定期的に測位対象端末3に送信することである。
測位対象端末3は、ユーザ等が備える無線LAN通信可能な携帯通信端末であり、図2に示すように、ID受信手段31と、受信ID送信手段32を備える。ID受信手段31は、可変ID送信装置2、または固定ID送信装置1および可変ID送信装置2が発信するビーコン信号等を無線通信にて受信し、この信号に含まれる可変ID送信装置2のID、または固定ID送信装置1および可変ID送信装置2のIDを取得する。受信ID送信手段32は、取得した1つ以上のIDを測位装置4へ送信する。ここで、測位対象端末3は、信号を受信した際の受信強度を計測し、取得したIDに含めて測位装置4へ送信する。
例えば、IEEE802.11無線LANシステムを用いた測位システムの場合、測位対象端末3は、自身が使用する通信チャネルを切り替えながらアクセスポイントが定期的に送信するビーコン信号を受信し、信号に含まれるアクセスポイントのMACアドレスとSSIDのどちらかもしくは両方の組み合わせをIDとして取得するか、もしくは、自身が使用する通信チャネルを切り替えながら周囲のアクセスポイントに対して問い合わせ信号を送信すると共に返信された信号を受信し、信号に含まれるアクセスポイントのMACアドレスとSSIDのどちらかもしくは両方の組み合わせをIDとして取得する。
(測位装置)
測位装置4は、可変ID送信装置2の各々が発信するビーコン信号を含むIDを各々生成し、可変ID送信装置2に送信する。また測位対象端末3から受信した1つ以上のIDに基づいて測位対象端末3の位置を検出すると共に、検出した位置の正当性を判定する。測位装置4は、図2に示すように、可変ID記憶部41、可変ID設定手段42、受信ID取得手段43、受信ID正当性判定手段44、測位手段45および固定ID記憶部46等を備える。
可変ID記憶部41は、可変ID送信装置2のIDを保持する。この他IDの送信履歴を記録してもよい。
可変ID設定手段42は、可変ID送信装置2のIDを所定間隔毎に変更すると共に、そのIDを可変ID記憶部41に格納する。
受信ID取得手段43は、測位対象端末3が受信した少なくとも一つ以上の固定ID送信装置1もしくは可変ID送信装置2のIDを受信する。可変ID設定手段42は、通し番号を付したID、あらかじめ決められたルールに従って生成されるID、またはランダムに生成したIDを、可変ID送信装置2のIDとして設定してもよい。また、このとき、可変ID送信装置2が、周辺に存在する他の固定ID送信装置1や可変ID送信装置2が送信するIDを受信した上で、これらの装置が使用していないIDを自身のIDとして設定してもよい。
受信ID正当性判定手段44は、受信ID取得手段43で取得した少なくとも1つのIDと可変ID記憶部41に記憶されたIDとから、受信ID取得手段43で取得した受信IDの正当性を判定する。判定の際に、取得した受信IDと固定ID記憶部46に記録されたIDの比較結果も考慮して、取得した受信IDの正当性の判定をしてもよい。
尚、「取得した少なくとも1つのID」とは、少なくとも1つの可変ID送信装置2のID、またはこれに少なくとも1つの固定ID送信装置のIDを含めたID(以下「受信ID群」と記載)を指す。尚、受信ID群は数が多い方が位置検出の精度が良くなり、更にビーコン信号の強度が強いものを含む可能性も高くなるが、少なくとも1つは可変ID送信装置2のIDを含む必要がある。尚、固定ID送信装置1のIDは、測位対象端末3の位置検出に使用される。可変ID送信装置2のIDは、測位対象端末3の位置検出と、測位対象端末3の位置の正当性の判断に使用される。
受信ID正当性判定手段44は、所定間隔毎に変更されるIDの内、現在送信中のIDと同一のIDが可変ID記憶部41内の最新の送信ID履歴に記録されている場合には、現在の可変IDとして記録された最新の可変IDを受信している「正当なID」と判定する。尚、一つのIDが、測位装置4から可変ID送信を経由して測位対象端末3に送信され、測位対象端末3から測位装置4に返ってくるには所定の通信時間が必要なため、所定間隔におけるIDの一致を判断するにはこの通信時間を考慮する必要があることに留意する。例えば、あるIDの送信開始時刻が0:00:00で、所定間隔が5秒で、通信時間が0.5秒の場合、受信ID正当性判定手段44は0:00:05から0:00:55までの間はこのIDが正当であると判断する。尚、送信ID履歴内に、過去のIDとして記録された可変IDを受信している場合「不当なID」と判定する。記録された可変IDを受信していない場合、「正当性判定不可能」と判定する。尚、これらの正当性の判断結果は、測位対象端末3の画面上等に表示させ、ユーザ等に認識させることが好ましい。
測位手段45は、受信ID取得手段43で取得した1つ以上のIDから測位対象端末3の位置を検出する。更に測位手段45は、受信ID正当性判定手段44で判定された受信IDの正当性を取得する。測位手段45は、予め設定した検出位置(固定ID送信装置1または可変ID送信装置2の位置)とIDの対応関係に基づいて位置を検出する。または、予め収集した検出位置と受信されるIDの組み合わせの対応関係に基づいて位置を検出する。この他、測位手段45は、予め収集した位置と受信されるIDおよび受信強度の組み合わせの対応関係に基づいて位置を検出する。
固定ID記憶部46は、固定ID送信装置1のIDを記憶する。
尚、測位装置4が備える可変ID記憶部41、可変ID設定手段42、受信ID取得手段43、受信ID正当性判定手段44および測位手段45は、同一の装置で実現されても、複数の装置で実現されてもよい。測位装置4が備える可変ID記憶部41、可変ID設定手段42、受信ID取得手段43、受信ID正当性判定手段44および測位手段45は、各手段同士が有線もしくは無線の通信路で接続されていれば、複数の装置に分けて実装されてもよい。
(測位システムの動作)
測位システム100における、測位装置4の可変ID設定処理の動作について図3のフロー図を参照して説明する。
(a)まずステップS101において、可変ID設定手段42は、ある可変ID送信装置2に対応するIDを生成し、その可変ID送信装置2に送信する。
(b)ステップS102においては、可変ID設定手段42は、生成されたIDを可変ID記憶部41に記録する。全ての可変ID送信装置2への可変ID送信と可変ID記録が完了するまでステップS101とS102を繰り返す。
(c)ステップS103において、全ての可変ID送信装置2への可変ID設定と可変ID記録が完了後、一定時間もしくは不定時間だけ待機する。その後、再び全ての可変ID送信装置2の可変ID設定と可変ID記録を開始する。このようにして、可変ID送信装置2が送信するIDを定期的もしくは不定期的に変化させる。尚、固定ID送信装置1はこの間も同じIDを送信している。
次に測位システム100における、測位装置4の通信端末の正当性判定処理の動作について図4のフロー図を参照して説明する。
(a)ステップS201において、受信ID取得手段43は、測位対象端末3が受信した受信ID群を受信する。
(b)ステップS202において、受信ID正当性判定手段44は、受信ID取得手段43で取得した受信ID群の正当性を判定する。受信ID群に含まれる可変ID送信装置2のIDは定期的もしくは不定期的に変化しているので、適宜IDを正しく受信したかどうかに基づき、測位対象端末で得られた受信結果の正当性を判定できる。所定間隔毎に変更されるIDの内、現在送信中のIDと同一のIDが可変ID記憶部41内の最新の送信ID履歴に記録されている場合には、現在の可変IDとして記録された最新の可変IDを受信している「正当なID」と判定する。更に、受信ID正当性判定手段44は、送信ID履歴内に、過去のIDとして記録された可変IDを受信している場合「不当なID」と判定し、送信履歴内に記録された可変IDを受信していない場合、「正当性判定不可能」と判定する。
(c)ステップS203において、測位手段45は、受信ID取得手段43で取得した受信ID群の各々のIDが含むビーコン信号やその電波強度の情報から、測位対象端末3の位置を検出する。尚、測位手段45は、受信ID正当性判定手段44で「正当なID」と判定されたIDを含む受信ID群からのみ位置検出処理を行っても構わない。逆に測位手段45は、受信ID正当性判定手段44で「不当なID」または「正当性判定不可能」と判定されたIDを含む受信ID群からのみ位置検出処理を行っても構わない。
このように第一の実施形態に係る測位システムでは、受信ID正当性判定手段が取得した受信IDの正当性を判定する。これにより検出された位置の正当性を判定でき、測位端末の位置が詐称されることを防止できる。
又、第一の実施形態に係る測位システムでは、受信ID群の内、詐称防止の為の可変ID送信装置は少なくとも1つあればよく、残りのIDは市場に一般的に流通する固定ID送信装置を複数使用することができるため、低い予算で詐称防止システムを構築することができる。
この他、検出された位置を測位端末のユーザもしくはそれ以外の第三者へ表示する際に、検出された位置の正当性を合わせて表示して、検出された位置の正当性もしくは詐称されていないかどうかを提示することも可能である。更に、検出された位置が正当であると判定されたときにだけ、利用者に対して広告やクーポンを配信したり、利用者に対して検出された位置に対応する情報を提示したりすることもできる。
<第二の実施形態>
本発明の第二の実施形態の測位システム200について図5を用いて説明する。測位システム200は、固定ID送信装置10、可変ID送信装置20、測位対象端末30および測位装置40を備える。測位対象端末30と測位装置40は、有線又は無線のネットワークにて接続されている。
可変ID送信装置20は、周辺環境に設置される装置を識別するための識別情報であって、あらかじめ設定されたルールに従って逐次変更するIDを含む信号を、無線通信により送信する。
測位装置40は、可変ID記憶部410、可変ID設定手段420、受信ID取得手段430、受信ID正当性判定手段440および測位手段450等を備える。可変ID設定手段420は、あらかじめ設定されたルールに従って逐次変更される可変ID送信装置20のIDを取得し可変ID記憶部410に記録する。
可変ID送信装置20および可変ID設定手段420にあらかじめ設定されるIDの変更ルールとしては、変更前のIDを入力とした、簡単な計算式だが逆関数の計算が非常に困難な一方向性関数や、乱数生成関数等の算出式の出力を変更後のIDとするものがある。このとき、最初のIDと変更する時刻とを変更ルールとしてあらかじめ設定しておいてもよい。またはこれにタイムスタンプを付加したものをIDとしてもよい。
その他の装置および手段等については、第一の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
(測位システムの動作)
測位システム200における、測位装置40の可変ID設定処理の動作について図6のフロー図を参照して説明する。
(a)まずステップS301において、可変ID設定手段420は、可変ID送信装置20に、初期IDおよびその後の可変IDを生成する算出式を可変ID送信装置20に送信する。
(b)ステップS302においては、可変ID設定手段420は、上記の算出式を可変ID記憶部410に記録する。算出後のIDは予め算出されて可変ID記憶部410に記憶させてもよいし、ID変更の為の所定時間経過前に算出式にて算出して使用してもよい。全ての可変ID送信装置20への初期ID設定と算出式記録が完了するまでステップS301とS302を繰り返す。
(c)ステップS303において、全ての可変ID送信装置20への初期ID設定と算出式記録が完了後、一定時間もしくは不定時間だけ待機する。その後再び、全ての可変ID送信装置2の初期IDまたは前回送信済みのIDをパラメータとし、所定の算出式にて算出された新たな可変IDを可変ID記憶部410に記録する。このようにして、可変ID送信装置2が送信するIDを定期的もしくは不定期的に変化させる。
次に測位システム200における、測位装置40の通信端末の正当性判定処理の動作について図7のフロー図を参照して説明する。
(a)ステップS401において、受信ID取得手段430は、測位対象端末3が受信した受信ID群を受信する。
(b)ステップS402において、受信ID正当性判定手段440は、取得した受信ID群に含まれる可変ID送信装置20のIDと、可変ID記憶部410に記録された最新の送信履歴IDが一致するかによって、取得した受信IDの正当性を判定する。
その他の処理は第一の実施形態と同様であるため省略する。
第二の実施形態に係る測位システムにおいては、受信ID正当性判定手段が取得した受信IDの正当性を判定する。これにより検出された位置の正当性を判定でき、測位端末の位置が詐称されることを防止できる。更に可変ID設定手段による可変IDの生成に算出式を使用することで、ID生成処理が簡易となる。
<第三の実施形態>
(測位装置)
本発明の第三の実施形態に係る測位装置5は、図8に示すように、ユーザ等の携帯用通信端末である測位端末に通信可能に接続されている。測位装置5は、設定手段51、記憶部52および判定手段53等を備える。
設定手段51は、測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する。記憶部52は、当該送信するIDを格納する。判定手段53は、所定間隔に、測位端末より受信するIDが記憶部52に格納されるIDと一致する場合、その測位端末が正当な位置に存在すると判定する。逆に、所定間隔外に、測位端末より受信するIDが記憶部52に格納されるIDと一致する場合、その測位端末が正当な位置に存在しないと判定する。
このように第三の実施形態に係る測位装置では、判定手段が取得した受信IDの正当性を判定することで、測位端末の位置の正当性を判定できる。これにより、測位端末の位置が詐称されることを防止できる。
1、10 固定ID送信装置
2、20 可変ID送信装置
3、30 測位対象端末
31、310 ID受信手段
32、320 受信ID送信手段
4、5、40 測位装置
41、410 可変ID記憶部
42、420 可変ID設定部
43、430 受信ID取得手段
44、440 受信ID正当性判定手段
45、450 測位手段
46、460 固定ID記憶部
100、200 測位システム

Claims (10)

  1. 測位の対象である測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する設定手段と、
    前記送信するIDを格納する記憶部と、
    前記所定間隔に前記送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間に、前記測位端末より受信するIDが前記記憶部に格納されるIDと一致する場合、前記測位端末が前記IDに対応する領域に所在することを示す信号を出力する判定手段
    とを備えることを特徴とする測位装置。
  2. 測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置であって、
    前記測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する設定手段と、
    前記送信するIDを格納する記憶部と、
    前記所定間隔に前記送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間以外に、前記測位端末より受信するIDが前記記憶部に格納されるIDと一致する場合、前記測位端末が前記IDに対応する領域に所在しないことを示す信号を出力する判定する判定手段
    とを備えることを特徴とする測位装置。
  3. 前記判定手段は、前記測位端末より受信するIDが前記記憶部に格納されるIDと一致しない場合、前記測位端末の位置が測位不可能であることを示す信号を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の測位装置。
  4. 上記請求項1乃至3のいずれか1つに記載の測位装置と、
    少なくとも1つの前記測位端末
    とを備え、
    前記測位端末は前記測位装置が生成し、一定間隔で送信するIDを受信し、このIDを前記測位装置に送信する
    ことを特徴とする測位システム。
  5. 測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置が行う測位方法であって、
    前記測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する工程と、
    前記送信するIDを記憶部に格納する工程と、
    前記所定間隔に前記送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間に、前記測位端末より受信するIDが前記記憶部に格納されるIDと一致する場合、前記測位端末が前記IDに対応する領域に所在することを示す信号を出力する工程
    とを備えることを特徴とする測位方法。
  6. 測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置が行う測位方法であって、
    前記測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する工程と、
    前記送信するIDを記憶部に格納する工程と、
    前記所定間隔に前記送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間以外に、前記測位端末より受信するIDが前記記憶部に格納されるIDと一致する場合、前記測位端末が前記IDに対応する領域に所在しないことを示す信号を出力する工程
    とを備えることを特徴とする測位方法。
  7. 前記出力する工程は、前記測位端末より受信するIDが前記記憶部に格納されるIDと一致しない場合、前記測位端末の位置が測位不可能であることを示す信号を出力すること
    を特徴とする請求項5又は6に記載の測位方法。
  8. 測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置が測位を行うための測位プログラムであって、
    前記測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する手順と、
    前記送信するIDを記憶部に格納する手順と、
    前記所定間隔に前記送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間に、前記測位端末より受信するIDが前記記憶部に格納されるIDと一致する場合、前記測位端末が前記IDに対応する領域に所在すると判定する手順
    とを有し、前記測位装置の有する前記各手順をコンピュータに機能させるための測位プログラム。
  9. 測位の対象である測位端末に通信可能に接続された測位装置が測位を行うための測位プログラムであって、
    前記測位端末に送信するIDを所定間隔で変更する手順と、
    前記送信するIDを記憶部に格納する手順と、
    前記所定間隔に前記送信の時間に対応する所定期間を加えた時間が経過するまでの間以外に、前記測位端末より受信するIDが前記記憶部に格納されるIDと一致する場合、前記測位端末が前記IDに対応する領域に所在しないと判定する手順
    とを有し、前記測位装置の有する前記各手順をコンピュータに機能させるための測位プログラム。
  10. 前記判定する手順は、前記測位端末より受信するIDが前記記憶部に格納されるIDと一致しない場合、前記測位端末の位置を測位不可能と判定することを特徴とする請求項8又は9に記載の測位プログラム。
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