JP6313668B2 - パイロット孔削孔治具及び更生管の接続口削孔方法 - Google Patents

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Description

この発明は、既設管を更生する更生管に既設管と取付管との取付管口に対応してパイロット孔を形成するパイロット孔削孔治具、及び更生管に形成されたパイロット孔に基づいて更生管に接続口を形成する更生管の接続口削孔方法に関するものである。
従来より、老朽化した既設管、例えば、下水道管等を更生するため、両側縁部に接合部が形成された帯状部材を既設管内に引込み、螺旋状に巻き回して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管するとともに、製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成することが実施されている。
一方、既設管に地上側のマス等から取付管が接続されている場合には、既設管を更生する更生管に取付管を接続する必要がある。この場合、マス等からホールソーを取付管内に挿入し、ホールソーを回転させて更生管に目印となる仮孔であるパイロット孔を削孔した後、更生管内に削孔刃を搭載した削孔装置を搬入し、パイロット孔の周囲を削孔して既設管と取付管との取付管口に連通する接続口を形成するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−15509号公報
ところで、取付管は、マス等から屈曲して既設管に接続されていることが多く、取付管の屈曲部を通過させるためには、ホールソーの外径は取付管の内径の約1/2程度に制約される。また、取付管は、既設管に対して管軸方向および周方向に設定角度傾斜して接続されている場合には、既設管と取付管との取付管口は楕円形状となっている。したがって、取付管よりも小径のホールソーをフレキシブルシャフトを利用して回転させ、楕円形状の取付管口の中心に位置して更生管にパイロット孔を削孔することは容易でない。
一方、既設管と更生管との隙間にモルタルを充填して更生管とともに形成される複合管の強度を向上させるため、鋼板等の金属製補強材を装着した補強材付き帯状部材を螺旋状に巻き回して更生管を製管した場合には、更生管の周囲に金属製補強材が螺旋状に装着される。このような更生管にパイロット孔を形成する場合、回転するホールソーが更生管の金属製補強材に接触すると、衝撃により取付管とホールソーとの内外径差分飛び跳ねてテレビカメラ等によって設定した中心位置から逸脱することが多く、中心位置に確実にパイロット孔を削孔することは極めて困難である。仮に、楕円形状の取付管口の中心を外れて更生管にパイロット孔が削孔されると、更生管に搬入された削孔装置がパイロット孔を目印として更生管に接続口を形成するため、更生管とともに既設管と取付管との接続部分を切削することになり、更生管と取付管との接続に支障を来すことになる。この結果、熟練した作業者によっても試行錯誤しつつパイロット孔を削孔せざるを得ないことから、多くの時間を必要とし、作業効率が低いという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、補強材付き帯状部材によって製管された更生管であっても、既設管と取付管との取付管口の略中心に位置してパイロット孔を確実に形成することのできるパイロット孔削孔治具を提供するとともに、パイロット孔削孔治具によって形成されたパイロット孔に基づいて更生管に取付管口に連通する接続口を効率よく形成することのできる更生管の接続口削孔方法を提供することを目的としている。
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、取付管が接続された既設管を更生した更生管に、既設管と取付管との取付管口に対応してパイロット孔を形成するパイロット孔削孔治具であって、内周面に回転機能および摺動機能を備えるベアリングが設けられた支持筒部材と、前記支持筒部材に取り付けられた固定材と、前記固定材を介して前記支持筒部材の外周面に取り付けられた円筒状のパッカーと、切削刃を有する筒状本体および筒状本体に連結されたシャフトを有するホールソーとを備えて構成される。前記ホールソーは、前記シャフトが、前記支持筒部材にベアリングを介して回転自在に、かつ軸心方向に移動自在に支持され、前記固定材にはパッカーの内側に連通する流路が設けられ、前記流路には押し込み管状体が接続され、この押し込み管状体には、少なくとも取付管の配管延長に対応する長さを有する圧力空気の供給配管が接続されてなる。また、前記押し込み管状体は、前記支持筒部材を取付管の軸心方向に押し込む押込み力を前記固定材に伝達する硬さを備えた管状体であり、前記支持筒部材を軸心方向に押し込み、ホールソーを取付管口位置させるように構成されている。
本発明によれば、圧力空気を供給することによりパッカーが膨張して、取付管に対して取付管の軸心とホールソーの軸心とを一致させてホールソーを支持することができる。また、ホールソーは、支持筒部材に設けられた回転機能および摺動機能を備えるベアリングによって回転自在に、かつ、軸心方向に移動自在に支持されている。これにより、既設管を更生管によって更生した後、取付管内にパイロット孔削孔治具を挿入し、既設管と取付管との取付管口の近傍に位置してパイロット孔削孔治具を支持するとともに、フレキシブルシャフトを介してホールソーを回転させて押し込むことにより、取付管口の略中心に位置して更生管にパイロット孔を確実に形成することができる。また、取付管口までの管路に挿入する際に、圧力空気の供給配管と押し込み管状体とを介して支持筒部材を押し込むことができ、多様な配管経路に対応させて挿入することが可能となり、作業性が高められる。
また、前記構成のパイロット孔削孔治具において、支持筒部材は、前記筒状本体を内側に収納しうる収納部を備えて、前記シャフトが軸心方向に移動することにより、該筒状本体が前記支持筒部材の収納部から出没自在とされてもよい。
このように構成されることによって、支持筒部材の内側にホールソーの筒状本体が収納されたときには、パイロット孔削孔治具をコンパクトな状態に形成することができ、パイロット孔を設ける取付管口までの管路に、パイロット孔削孔治具を挿入しやすくすることができる。また、ホールソーの筒状本体は支持筒部材の収納部から出没自在であるので、取付管口の削孔時には支持筒部材から押し出されて回転し、取付管口にパイロット孔を形成することができる。
また、前記パイロット孔削孔治具を用いた更生管の接続口削孔方法も本発明の技術的思想の範疇である。すなわち、本発明の更生管の接続口削孔方法は、前記パイロット孔削孔治具を用いて、取付管が接続された既設管を更生した更生管に、既設管と取付管との取付管口に連通する接続口を形成する接続口削孔方法であって、前記パイロット孔削孔治具の固定材の流路に前記押し込み管状体を接続し、少なくとも取付管の配管延長に対応する長さを有する前記供給配管を前記押し込み管状体に接続し、前記供給配管を介して前記押し込み管状体を押し込み操作しながら、前記支持筒部材を地上側から取付管内に挿入し、前記パッカーの内側に圧力空気を供給し、膨張させたパッカーを取付管の内周面に密着させて、取付管の軸心と前記ホールソーの軸心とを一致させ、前記ホールソーを回転させながら押し込んで更生管にパイロット孔を形成し、次いで、中心部に識別マークを有する削孔刃を搭載した削孔装置を更生管からパイロット孔を臨む位置まで搬送し、パイロット孔を通して削孔刃の識別マークを視認した状態で削孔刃を介してパイロット孔の周縁部を複数回削孔し、更生管に取付管口に連通する接続口を形成することを特徴としている。
これにより、パイロット孔削孔治具を地上側から取付管内に挿入して支持し、次いで、ホールソーを回転させながら押し込んで更生管にパイロット孔を形成する。更生管にパイロット孔を形成したならば、パイロット孔削孔治具を地上側に引き上げた後、中心部に識別マークを有する削孔刃を搭載した削孔装置を更生管からパイロット孔を臨む位置まで搬送し、取付管内に挿入されたTVカメラ等によってパイロット孔を通して削孔刃の識別マークを視認した状態で、削孔刃を介してパイロット孔の周縁部を複数回削孔して更生管に取付管口に連通する接続口を形成する。これにより、既設管と取付管との取付管口の略中心に位置して更生管に形成されたパイロット孔の周縁部を周方向に場所を変えて順に削孔することができ、取付管口に連通する接続口を効率よく形成することができる。
本発明のパイロット孔削孔治具によれば、補強材付き帯状部材によって製管された更生管であっても、既設管と取付管との取付管口の略中心に位置してパイロット孔を確実に形成することができる。
また、本発明の更生管の接続口削孔方法によれば、パイロット孔削孔治具によって形成
されたパイロット孔に基づいて更生管に取付管口に連通する接続口を効率よく形成することができる。
参考例に係るパイロット孔削孔治具を示す半断面図である。 前記参考例に係るパイロット孔削孔治具を用いて更生管にパイロット孔を削孔する方法の一工程を示す説明図である。 図2の後工程を示す説明図である。 図3の後工程を示す説明図である。 図4の取付管口を臨む更生管に形成されたパイロット孔と削孔刃との関係を説明する平面図である。 図4の後工程を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るパイロット孔削孔治具を示す半断面図である。 実施形態に係るパイロット孔削孔治具の変形例を示す半断面図である。 実施形態に係るパイロット孔削孔治具を用いて更生管にパイロット孔を削孔する方法の一工程を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態に係るパイロット孔削孔治具、およびパイロット孔削孔治具を用いた更生管の接続口削孔方法について、図面を参照しつつ説明する。
参考例
図1は、実施形態1に係るパイロット孔削孔治具1を示す半断面図である。
このパイロット孔削孔治具1は、支持筒部材2と、支持筒部材2の外周面に配設されたパッカー3と、支持筒部材2の内周面にブッシュ21を介して固定された回転機能および摺動機能を備えるベアリング4と、回転機能および摺動機能を備えるベアリング4によって回転自在に、かつ、軸心方向に移動自在に支持されたホールソー5とから構成されている。
ここで、パッカー3は、ゴム等を円筒状に形成したものであり、その一端縁部が支持筒部材2の一端面に固定材31を介して挾着されるとともに、他端部が支持筒部材2の他端部外周面に固定バンド32を介して止着されている。これにより、支持筒部材2に形成された流路2aにエア配管6(図2参照)を接続し、図示しないコンプレッサー等の空気源を作動させて圧力空気を供給することにより、両端が固定されたパッカー3を膨張させて拡径させることができる。
また、回転機能および摺動機能を備えるベアリング4は、市販品(日本ベアリング株式会社の製造販売に係る商品名:ストロークブッシュ参照)であって、保持器41に多数の鋼球42を回転自在に支持して外筒43内に挿入して構成され、支持筒部材2の内周面にCリングを介して固定されたブッシュ21に外筒43がはめあいにより嵌合されている。これにより、外筒43に対して保持器41が多数の鋼球42に支持されて回転し、かつ、軸心方向に移動することができる。なお、外筒43の前後各端部には、保持器41の抜け出しを防止するストッパ431が設けられている。
さらに、ホールソー5は、開口端に周方向に間隔をおいて複数個の超硬チップ刃511を設けた筒状本体51と、シャフト52とを一体に備えて構成されている。ホールソー5は、筒状本体51を支持筒部材2の先端部の外方に突出させた状態で、シャフト52の先端部に筒状本体51が連結されている。シャフト52は、支持筒部材2に固定された回転機能および摺動機能を備えるベアリング4に支持され、シャフト52の後端部にフレキシブルシャフト7が着脱自在に連結される。
この場合、詳細には図示しないが、ホールソー5に、その中心に位置して筒状本体51から突出する先導刃としてのドリル刃が設けられてもよい。
次に、このように構成されたパイロット孔削孔治具1を用いて既設管Kを更生する更生管Sに取付管Tとの取付管口Kaに連通する接続口Saを形成する削孔方法について、図2〜図6を参照しつつ説明する。
既設管Kは、その内部において更生管Sが製管され、既設管Kと更生管Sとの間隙にモルタルMが充填され、更生管SおよびモルタルMからなる複合管によって更生されている。既設管Kを更生するための更生管Sとしては、金属製補強材が装着された補強材付き帯状部材を、螺旋状に巻き回すことによって製管された管状体であって、高い自立強度を有するものであってもよい。この場合にも、既設管Kと更生管Sとの間に、モルタルMが間詰め材として充填される。
既設管Kと取付管Tとの取付管口Kaは、図示しない保護部材によって保護された状態でモルタルMが充填される。このため、取付管口Kaは開口されている。ただし、更生管Sを製管する帯状部材のリブ間にモルタルMは回り込むため、リブの高さに略相当する厚みのモルタルMが更生管Sの外周面に積層されている。
まず、地上において、パイロット孔削孔治具1の支持筒部材2に先端側からホールソー5のシャフト52を挿通し、回転機能および摺動機能を備えるベアリング4に支持させる。また、シャフト52の後端部にフレキシブルシャフト7を連結し、さらに、支持筒部材2の流路2aにエア配管6を接続した後、パイロット孔削孔治具1をマス91等を通して取付管T内に挿入する(図2参照)。
次いで、TVカメラVによりパイロット孔削孔治具1が設定位置に達したことを確認したならば、エア配管6を通して圧力空気をパッカー3に供給し、パッカー3を膨張させて取付管Tの内周面に密着させ、パイロット孔削孔治具1を取付管Tに支持する。すなわち、パイロット孔削孔治具1のホールソー5の軸心を取付管Tの軸心に一致させてパイロット孔削孔治具1を取付管Tの取付管口Kaの近傍に固定する(図3参照)。なお、TVカメラVは取付管Tから引き上げておく。
そして、パイロット孔削孔治具1を取付管Tの取付管口Kaの近傍に固定した状態で、図示しないモータを介してフレキシブルシャフト7を回転させるとともに、押し込むことにより、ホールソー5が回転し、超硬チップ刃511が、既設管Kと取付管Tとの取付管口Kaの中心に略対応する位置の更生管S(外周面に積層されたモルタルMを含む)にホールソー5の筒状本体51の直径に略相当する径のパイロット孔Paを形成する。この際、膨張したパッカー3を介して取付管Tに対して支持筒部材2が固定され、ホールソー5が支持筒部材2に設けられた回転機能および摺動機能を備えるベアリング4によって回転自在に、かつ、軸線方向に移動自在に支持されていることにより、更生管Sが金属製補強材を装着した補強材付き帯状部材を螺旋状に巻き回すことによって製管された場合であっても、ホールソー5を飛び跳ねることなく確実に支持してパイロット孔Paを安定的に形成することができる。
このようにして、既設管Kと取付管Tとの取付管口Kaの中心に略対応して更生管Sにパイロット孔Paを形成したならば、パッカー3に供給された圧力空気をエア配管6を通して排気することにより、パッカー3を縮径させてパイロット孔削孔治具1を取付管Tからマス91等を経て引き出す。
次いで、パイロット孔Paの近傍位置まで取付管T内にTVカメラVを挿入するとともに、中心部に識別マーク8a(図5参照)を有する削孔刃(筒状体の先端部にダイヤモンド粒子を蒸着等によって付着させたもの)81を搭載した削孔装置8をマンホール等から更生管S内に搬入し、パイロット孔Paを臨む位置まで搬送する。そして、更生管Sに形成されたパイロット孔PaをTVカメラVで確認しつつ、削孔装置8の削孔刃81を回転させながら上昇させ、パイロット孔Paの周縁部を周方向に間隔をおいて複数回にわたって切削し、取付管口Kaに連通する接続口Saを形成する。すなわち、更生管Sに形成されたパイロット孔Paは、既設管Kと取付管Tとの取付管口Kaの中心に略対応する位置に形成されていることにより、ホールソー5の筒状本体51の外径よりも若干大きな外径を有する削孔装置8の削孔刃81をパイロット孔Paの周縁に沿って順に移動させて切削することにより、取付管口Kaに連通する接続口Saを更生管Sに効率よく形成することができる。
具体的には、呼び径150mmの取付管Tが既設管Kに軸心に対して60度の角度で接続されて、短径154mm、長径178mmの楕円状の取付管口Kaの中心に略対応する位置の更生管Sにホールソー5によって直径80mmのパイロット孔Paを形成した。次いで、TVカメラVにより削孔装置8の直径100mmの削孔刃81における直径40mmの識別マーク8aをパイロット孔Paを通して視認しつつ、削孔刃81をパイロット孔Paの周縁部において周方向にほぼ90度の間隔をおいて4回切削することにより、取付管口Kaに連通する接続口Saを更生管Sに形成することができた(図5参照)。
すなわち、短径154mm、長径178mmの楕円状の取付管口Kaの略中心に位置して直径80mmのパイロット孔Paが形成されると、取付管口Kaとパイロット孔Paとの間隔は、長径側において49mm、短径側において37mmとなる。したがって、TVカメラVによってパイロット孔Pa内に削孔刃81の直径40mmの識別マーク8aを視認できるならば、直径100mmの削孔刃81は、パイロット孔Paの周縁から30mmの範囲を切削することから、取付管口Kaを損傷させることを確実に防止して更生管Sに接続口Saを形成することができる。
なお、削孔刃81によってパイロット孔Paの周縁部を切削した際の残余部分については、削孔刃81の先端部外周面のダイヤモンド粒子によって削り落とすことができる。
更生管Sに既設管Kと取付管Tとの取付管口Kaに連通する接続口Saを形成したならば、接続口Saの周縁部を仕上げ加工した後、詳細には図示しないが、更生管Sと同一材料からなるチーズ状補修部材を補修用パッカーを介して接続口Saまで搬送し、補修用パッカーに加熱空気を供給して拡径させ、その首部を接続口Saを通して取付管T内に突出させ、補修部材の首部分を取付管Tの下端部内周面に密着させるとともに、補修部材の胴部分を更生管Sの内周面に密着させる。この際、補修部材は、加熱空気によって加熱されることにより、軟化溶融して取付管Tの下端部内周面および接続口Sa近傍の更生管Sの内周面にそれぞれ密着状態で貼着する。
これにより、取付管Tの下端部が更生管Sと接続口Saを通して補修部材によって補修されて接続される。そして、更生管Sと取付管Tとが補修部材を介して接続されたならば、加熱空気に代えて冷却空気を供給して補修部材を硬化させた後、空気の供給を中止して補修用パッカーを縮径させ、更生管Sを通して引き出せばよい。
(実施形態)
図7は、本発明の実施形態に係るパイロット孔削孔治具1を示す半断面図である。
本実施形態に係るパイロット孔削孔治具1は、前記参考例に対して、支持筒部材2に収納部23が備えられ、硬質管状体36を介してエア配管が接続される点に特徴を有している。以下では、パイロット孔削孔治具1におけるこれらの特徴部分について詳細に説明し、他の構成については前記参考例と共通の符号を用いて説明を省略する。
支持筒部材2の外周面に配設されたパッカー3は、一端部の外周面に固定バンド32が係止されて、支持筒部材2の先端側外周面に固定されている。また、パッカー3の他端部は、支持筒部材2の後端部に固定材33により挾着されて固定されている。固定材33は、支持筒部材2の後端部に一体に取り付けられている。固定材33の外周面は、後端部ほど縮径した円錐台形状に形成され、取付管Tへの挿入抵抗を生じず、スムーズに取付管口Kaの近傍まで到達するように構成されている。
また、支持筒部材2は、外周側に開放された環状の凹溝22を有する。この凹溝22は、外周面に備えられたパッカー3の内面との間に、圧縮空気を導入するための空間部を形成している。支持筒部材2の流路2aは、支持筒部材2の後端部を貫通して軸心方向に設けられ、支持筒部材2の凹溝22に連通されている。固定材33にも、支持筒部材2の流路2aと同径の流路34が軸心方向に貫通して設けられている。固定材33は、この流路34を支持筒部材2の流路2aに連続させるように配置され、支持筒部材2の後端部に接続されている。
固定材33の流路34には、金属製の接続部材35を介して、硬質管状体36が接続される。硬質管状体36は、耐衝撃性を有する硬質の可撓管であり、合成樹脂系複合管や油圧配管用の補強ゴムホース等を好適に利用することができる。硬質管状体36には、圧縮空気を供給するためのエア配管(図9における符号6)が連結される。これにより、エア配管から供給される圧縮空気は、硬質管状体36から、固定材33の流路34と支持筒部材2の流路2aとを経由して凹溝22に到達し、拡散されてパッカー3を膨張させる。
また、硬質管状体36は、耐衝撃性を有する硬質の可撓管であることから、軸心方向の外力を固定材33に伝達し得る。そのため、硬質管状体36は、軸心方向の外力を受けて、パイロット孔削孔治具1を取付管Tの奥部へと押し込む作用をなす。すなわち、地上からエア配管を介して硬質管状体36を押し込む操作をすることにより、パイロット孔削孔治具1が挿入方向に押し込まれ、容易に設定位置まで到達させることが可能となる。
例示の形態に係るパイロット孔削孔治具1では、さらに支持筒部材2に収納部23が設けられている。収納部23は、支持筒部材2の先端側に配設されている。また、収納部23は、ホールソー5の筒状本体51の円筒部512に対応して、円筒部512の外径と略同等または円筒部512の外径よりも大きい略円柱状の内部空間を備えて、支持筒部材2の先端方向に開放して形成されている。これにより、図7に示すように、筒状本体51は、支持筒部材2の収納部23の内側に収められている。
前述のとおり、ホールソー5は、支持筒部材2の内周面に固定されたベアリング4によって、支持筒部材2の内側で回転自在に、かつ、軸心方向に移動自在に支持されている。そのため、ホールソー5のシャフト52の軸心方向の移動にともなって、筒状本体51は支持筒部材2の収納部23から出没自在とされている。すなわち、シャフト52がベアリング4を介して支持筒部材2の先端方向に移動することで、筒状本体51は収納部23から突出する。また、シャフト52が支持筒部材2の後端方向に移動することで、筒状本体51は収納部23の内側に収納される。
これにより、ホールソー5の筒状本体51が収納された状態のとき、パイロット孔削孔治具1は全体として極めてコンパクトに形成され、狭い管路であっても容易に挿入することが可能とされる。また、パイロット孔削孔治具1を設定位置まで挿入して、パイロット孔Paを削孔する際には、筒状本体51を支持筒部材2の先端から突出させて使用することができる。
図8は、パイロット孔削孔治具1の変形例を示す半断面図である。このパイロット孔削孔治具1は、図示するように、ホールソー5として、図7とは大きさの異なる筒状本体51を備えている。この筒状本体51は、図7に示した筒状本体51と同等の外径を有する一方、円筒部512が軸心方向に長く延設して形成されている。この場合、かかる筒状本体51に対応して、支持筒部材2の収納部23も図7に示す形態よりも軸心方向に拡張された略円柱状の内部空間を有して形成されている。
これにより、図8に示すパイロット孔削孔治具1は、より大きな筒状本体51を有するものの、図7に示したパイロット孔削孔治具1と同等の外形状を保持し、全体として極めてコンパクトに形成することができる。加えて、筒状本体51が支持筒部材2の収納部23から突出すると、支持筒部材2からの筒状本体51の突出量は図7に示した形態よりも大きく確保することができる。したがって、回転する筒状本体51の超硬チップ刃511を、支持筒部材2から、より遠くに到達させることができ、多様な管路に対応させて良好にパイロット孔Paを削孔することが可能となる。
図9は、実施形態に係るパイロット孔削孔治具1を用いて行うパイロット孔Paの削孔方法の一工程を示す説明図である。
この実施形態に係るパイロット孔削孔治具1は、図2に示されるような管路を挿通させてパイロット孔Paを形成する場合だけでなく、さらに図9に例示するような管路にあっても好適に使用することができる。
すなわち、図9に示す管路は、マス91が比較的小型のサイズである立上り管(例えば、φ200mm)により形成され、マス91より小径の横引き管92(例えば、φ150mm)に接続されている。横引き管92には、取付管Tが接続され、取付管Tの下流端が下水道本管である既設管Kに接続されている。既設管Kは、更生管Sにより更生され、既設管Kと更生管Sとの間にモルタルMが充填されている。
小型のマス91と横引き管92とは、互いに直交するように接続され、管路が90°曲がっている。このように、小口径であって比較的狭い曲がり部を有する管路に対しても、実施形態に係るパイロット孔削孔治具1はコンパクトに形成されているので、曲がり部をスムーズに挿通させて、取付管Tへ挿入することができる。
パイロット孔削孔治具1には、シャフト52の後端部にフレキシブルシャフト7を連結し、支持筒部材2の流路2aに接続した硬質管状体36にエア配管6を連結する。硬質管状体36の長さは特に限定されるものではないが、図9に示すような管路の場合、例えば30cmの長さを有するゴムホース等の硬質管状体36を支持筒部材2の流路2aに連結する。さらに、この硬質管状体36に、配管延長に対応する長さを有する耐衝撃性硬質塩化ビニル管からなるエア配管6を連結する。
かかるパイロット孔削孔治具1を、図9に示すように、地上からマス91を通して、横引き管92、さらには取付管Tへと挿入していく。ホールソー5の筒状本体51は、支持筒部材2の内側の収納部23に収納されている。この間、エア配管6に接続された硬質管状体36を介して、地上からパイロット孔削孔治具1の向きを操作し、軸心方向に押し込む。これにより、押込み力が硬質管状体36を介して固定材33に伝達され、小口径の狭い曲がり部においても、パイロット孔削孔治具1をスムーズに挿通させて、管路の奥部へと容易に挿入することができる。
TVカメラVにより確認しながら、パイロット孔削孔治具1が設定位置に達したことを確認したならば、エア配管6を通して圧力空気をパッカー3の内側へ供給し、パッカー3を膨張させる。これにより、パイロット孔削孔治具1を取付管Tの内周面に密着させ、取付管Tに固定することができる(図3参照)。パイロット孔削孔治具1は、ホールソー5の軸心を取付管Tの軸心に一致させて、取付管Tの取付管口Kaの近傍に固定される。
次いで、モータを駆動してフレキシブルシャフト7を回転させるとともに、押し込むことにより、ホールソー5を回転させ、支持筒部材2の先端方向へ移動させる。ホールソー5の筒状本体51は、支持筒部材2の先端部から押し出される。筒状本体51の先端部の超硬チップ刃511は、その回転によって、更生管Sにパイロット孔Paを形成する。パイロット孔Paは、既設管Kと取付管Tとの取付管口Kaの中心に略対応する位置の更生管Sに、筒状本体51の直径に略相当する径の開口として形成される。
パイロット孔削孔治具1としては、既設管Kと取付管Tとの接続角度に応じて、図7または図8に示すように、好ましい大きさの筒状本体51を備えたものを選択して使用することで、多様な管路に対応させて、良好にパイロット孔Paを形成することができる。
パイロット孔Paを形成したならば、パッカー3を縮径させてパイロット孔削孔治具1を地上まで引き上げる。その後、図4〜図6に示した工程と同様に、更生管Sの内側からパイロット孔Paの周縁部を切削し、取付管口Kaに連通する接続口Saを形成する。パイロット孔Paは、既設管Kと取付管Tとの取付管口Kaの中心に略対応する位置に形成されているので、このパイロット孔Paを目安にして、接続口Saを更生管Sに効率よく形成することができる。
以上説明したように、本発明に係るパイロット孔削孔治具1は、従来の問題点を解消して、多様な管路に対応させて用いることができ、補強材付きの帯状部材によって製管された更生管Sに対しても、既設管Kと取付管Tとの取付管口Kaの略中心に位置するパイロット孔Paを確実かつ容易に形成することを可能にする。また、パイロット孔削孔治具1によって形成されたパイロット孔Paに基づいて、更生管Sには、取付管口Kaに連通する接続口Saを極めて効率よく形成することが可能となる。
1 パイロット孔削孔治具
2 支持筒部材
21 ブッシュ
23 収納部
3 パッカー
31 固定材
32 固定バンド
36 硬質管状体
4 回転機能および摺動機能を備えるベアリング
41 保持器
42 鋼球
43 外筒
431 ストッパ
5 ホールソー
51 筒状本体
511 超硬チップ刃
512 円筒部
52 シャフト
6 エア配管
7 フレキシブルシャフト
8 削孔装置
8a 識別マーク
81 削孔刃
K 既設管
Ka 取付管口
Pa パイロット孔
S 更生管
Sa 接続口
T 取付管

Claims (3)

  1. 取付管が接続された既設管を更生した更生管に、既設管と取付管との取付管口に対応してパイロット孔を形成するパイロット孔削孔治具であって、
    周面に回転機能および摺動機能を備えるベアリングが設けられた支持筒部材と、
    前記支持筒部材に取り付けられた固定材と、
    前記固定材を介して前記支持筒部材の外周面に取り付けられた円筒状のパッカーと、
    切削刃を有する筒状本体および筒状本体に連結されたシャフトを有するホールソーとを備え、
    前記ホールソーは、前記シャフトが、前記支持筒部材にベアリングを介して回転自在に、かつ軸心方向に移動自在に支持され、
    前記固定材にはパッカーの内側に連通する流路が設けられ、
    前記流路には押し込み管状体が接続され、この押し込み管状体には、少なくとも取付管の配管延長に対応する長さを有する圧力空気の供給配管が接続され、
    前記押し込み管状体は、前記支持筒部材を取付管の軸心方向に押し込む押込み力を前記固定材に伝達する硬さを備えた管状体であり、前記支持筒部材を軸心方向に押し込んで前記ホールソーを取付管口に位置させることを特徴とするパイロット孔削孔治具。
  2. 請求項1に記載のパイロット孔削孔治具において、
    前記支持筒部材は、前記筒状本体を内側に収納しうる収納部を備え、
    前記シャフトが軸心方向に移動することにより、該筒状本体が前記支持筒部材の収納部から出没自在とされたことを特徴とするパイロット孔削孔治具。
  3. 請求項1または2に記載のパイロット孔削孔治具を用いて、取付管が接続された既設管を更生した更生管に、既設管と取付管との取付管口に連通する接続口を形成する接続口削孔方法であって、
    前記パイロット孔削孔治具の固定材の流路に前記押し込み管状体を接続し、少なくとも取付管の配管延長に対応する長さを有する前記供給配管を前記押し込み管状体に接続し、
    前記供給配管を介して前記押し込み管状体を押し込み操作しながら、前記支持筒部材を地上側から取付管内に挿入し、
    前記パッカーの内側に圧力空気を供給し、膨張させたパッカーを取付管の内周面に密着させて、取付管の軸心と前記ホールソーの軸心とを一致させ、
    前記ホールソーを回転させながら押し込んで更生管にパイロット孔を形成し、
    次いで、中心部に識別マークを有する削孔刃を搭載した削孔装置を更生管からパイロット孔を臨む位置まで搬送し、パイロット孔を通して削孔刃の識別マークを視認した状態で削孔刃を介してパイロット孔の周縁部を複数回削孔し、更生管に取付管口に連通する接続口を形成することを特徴とする更生管の接続口削孔方法
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