JP6311035B1 - 口腔ケア具 - Google Patents

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Abstract

口腔のケアを充分に行うことのできる口腔ケア具を提供する。口腔ケア具1は、袋体10、及び嵌装部材20を備えている。袋体10には、口腔用の薬剤が収容されている。袋体10には、嵌装部材20も収容されている。嵌装部材20は、手指に嵌装される。嵌装部材20の外面には、歯を磨くための歯磨き部が設けられている。

Description

本発明は、口腔のケアに用いられる口腔ケア具に関する。
従来の口腔ケア具としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された口腔ケア具は、洗口液が充填された袋体を備えている。袋体の上部には、洗口液を吸引するための口部が設けられている。
特開2014−30518号公報
上述の口腔ケア具によれば、袋体から吸引した洗口液で口内を洗浄することにより、口腔のケアをすることができる。しかしながら、歯磨きをするには、歯ブラシ等の歯磨き具を別に用意しなければならない。それゆえ、この口腔ケア具だけでは、口腔のケアを充分に行うことができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、口腔のケアを充分に行うことのできる口腔ケア具を提供することを目的とする。
本発明による口腔ケア具は、口腔用の薬剤が収容された袋体と、上記袋体に収容され、手指に嵌装される嵌装部材と、を備え、上記嵌装部材の外面には、歯を磨くための歯磨き部が設けられていることを特徴とする。
この口腔ケア具においては、袋体に、口腔用の薬剤が収容されている。このため、袋体から取り出した薬剤で口内を洗浄することができる。さらに、袋体には、手指に嵌装される嵌装部材も収容されている。嵌装部材の外面には、歯磨き部が設けられている。このため、嵌装部材を手指に嵌めて歯磨き部で歯を擦ることにより、歯磨きを行うことができる。このように、本発明の口腔ケア具によれば、薬剤による口内の洗浄だけでなく、歯磨きをも行うことができる。
本発明によれば、口腔のケアを充分に行うことのできる口腔ケア具が実現される。
本発明による口腔ケア具の第1実施形態を示す正面図である。 図1の口腔ケア具における嵌装部材20を示す斜視図である。 図2のIII−III線に沿った端面図である。 本発明による口腔ケア具の第2実施形態を示す正面図である。 図4の口腔ケア具における嵌装部材20を示す斜視図である。 図5のVI−VI線に沿った端面図である。 嵌装部材20の一変形例を説明するための図である。 嵌装部材20の他の変形例を説明するための図である。 図8の嵌装部材20が手指に嵌装された状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による口腔ケア具の第1実施形態を示す正面図である。口腔ケア具1は、口腔のケアに用いられる口腔ケア具であって、袋体10、及び嵌装部材20を備えている。袋体10は、正面視で矩形をしている。袋体10の長さd1は、例えば、5〜10cm程度である。また、袋体10の幅d2は、例えば、3〜6cm程度である。ここで、長さd1は、袋体10を平坦にした状態(後述する薬剤及び嵌装部材20が収容されていない状態)における上端から下端までの距離として定義される。幅d2も、同様の状態における左端から右端までの距離として定義される。
袋体10には、口腔用の薬剤(図示せず)が収容されている。本実施形態においては、液体状の薬剤(薬液)が収容されている。液体状の薬剤としては、例えば、マウスウォッシュ(洗口液)、液体歯磨き等が挙げられる。袋体10は、薬剤が外に漏れないように密封されている。
袋体10の上端の近傍には、開封予定部12が存在している。開封予定部12は、袋体10を開封する位置の目安となる部分である。開封予定部12は、袋体10の左端から右端まで延在している。開封予定部12の端部には、袋体10の開封を容易にするための切り口13が形成されている。切り口13の延長線上に開封予定部12が存在する。
袋体10は、繰り返し開閉可能である。ここで、繰り返し開閉可能とは、テープやクリップ等の道具を使用することなく、袋体10が開封された状態と密封された状態とを交互に何度も切り替えられることをいう。本実施形態において袋体10は、ジッパー14を有している。ジッパー14は、開封予定部12に沿って、開封予定部12の下側に設けられている。切り口13から袋体10を開封した後も、ジッパー14を閉じることにより、袋体10を再び密封することができる。袋体10の材料としては、例えば、プラスチック又はアルミニウムを用いることができる。
袋体10には、嵌装部材20も収容されている。本実施形態においては、複数の嵌装部材20が袋体10に収容されている。嵌装部材20は、袋体10の内面に剥離可能に貼着されていてもよい。ここで、剥離可能とは、袋体10又は嵌装部材20を損傷することなく、嵌装部材20を袋体10から手で容易に剥がせることをいう。
図2は、各嵌装部材20を示す斜視図である。嵌装部材20は、手指に嵌装される。嵌装部材20は、使用時、先端部20aが閉塞されるとともに後端部20bが開放された筒状をしている。先端部20aは、嵌装部材20の頂点を含む一定面積の領域であり、嵌装部材20が手指に嵌装されているときに当該手指の指先を覆う。後端部20bは、手指の挿入口となる環状の部分である。
嵌装部材20の長さd3は、例えば、3〜8cm程度である。また、嵌装部材20の径d4は、例えば、1〜2cm程度である。複数の嵌装部材20の全てが同一の長さを有していてもよいし、複数の嵌装部材20のうち少なくとも2つが相異なる長さを有していてもよい。また、複数の嵌装部材20の全てが同一の径を有していてもよいし、複数の嵌装部材20のうち少なくとも2つが相異なる径を有していてもよい。嵌装部材20は、柔軟性を有しており、潰れた状態(嵌装部材20の内面どうしが接触した状態)で袋体10に収容されている。嵌装部材20は、伸縮性も有していることが好ましい。
図3は、図2のIII−III線に沿った端面図である。嵌装部材20は、内面層22及び外面層24からなる。内面層22は、嵌装部材20の内面を構成する層である。内面層22は、嵌装部材20の内面の全体にわたって設けられている。内面層22は、防水性を有する材料からなり、薬剤を透過させたり吸収したりしない。内面層22の材料としては、例えば、プラスチックを用いることができる。
外面層24は、嵌装部材20の外面を構成する層である。外面層24は、嵌装部材20の外面の全体にわたって設けられている。外面層24は、吸水性を有する材料からなり、薬剤を吸収する。外面層24は、後述するように、歯を磨くための歯磨き部として機能する。すなわち、本実施形態においては、嵌装部材20の外面の全体に歯磨き部が設けられている。ただし、歯ブラシと異なり、嵌装部材20にブラシは設けられていない。外面層24の摩擦係数は、嵌装部材20の内面(内面層22)の摩擦係数よりも大きい。外面層24の表面粗さ(Ra)は、嵌装部材20の内面の表面粗さよりも大きい。外面層24には、凹凸が形成されていることが好ましい。また、外面層24は、内面層22よりも柔らかい材料からなることが好ましい。外面層24の材料としては、例えば、不織布、コットン(ガーゼ)、レーヨン、ラテックス、又は合成繊維を用いることができる。合成繊維としては、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン等が挙げられる。
図1に戻って、口腔ケア具1の使用方法の一例を説明する。まず、切り口13から袋体10を開封する。このとき、概ね開封予定部12に沿って袋体10が切断されるようにする。その後、ジッパー14を開けて、袋体10から取り出した薬剤で口をゆすぐ。さらに、袋体10から取り出した嵌装部材20を手指(例えば人差し指)に被せる。このように手指に嵌装された嵌装部材20の歯磨き部(外面層24)で歯を擦ることにより、歯を磨くことができる。
口腔ケア具1の効果を説明する。口腔ケア具1においては、袋体10に、口腔用の薬剤が収容されている。このため、袋体10から取り出した薬剤で口内を洗浄することができる。さらに、袋体10には、手指に嵌装される嵌装部材20も収容されている。嵌装部材20の外面には、歯磨き部が設けられている。このため、嵌装部材20を手指に嵌めて歯磨き部で歯を擦ることにより、歯磨きを行うことができる。このように、口腔ケア具1によれば、薬剤による口内の洗浄だけでなく、歯磨きをも行うことができる。したがって、口腔のケアを充分に行うことのできる口腔ケア具1が実現されている。かかる口腔ケア具1は、人の歯に限らず、ペット等の動物の歯を磨くのにも好適に使用することができる。
このように口腔ケア具1によれば、歯ブラシ等の歯磨き具を別に用意しなくても、口内の洗浄から歯磨きまでの一連の口腔ケアを実行することができる。それゆえ、口腔ケア具1を携帯していれば、外出先でも充分な口腔ケアを行うことが可能である。例えば、旅行先は勿論、飛行機や列車の中でも口腔ケア具1を用いて口腔ケアを行うことができる。かかる口腔ケア具1は、避難所においても好適に用いることができるため、防災グッズとしても役立つ。
嵌装部材20は、筒状をしている。かかる形状の嵌装部材20は、手指にフィットさせやすいという利点がある。特に嵌装部材20は、先端部20aが閉塞されている。これにより、指先が先端部20aで覆われることになる。このため、歯磨き部で歯を磨く際、当該指先が口内に触れるのを防ぐことができ、衛生的である。
嵌装部材20が伸縮性を有する場合、手指に対して嵌装部材20を一層フィットさせやすくなる。また、袋体10内に嵌装部材20をコンパクトに収容できるという利点もある。嵌装部材20をコンパクトに収容できれば、袋体10を過度に大きくしなくても、袋体10に多数(例えば10個程度)の嵌装部材20を収容しやすくなる。
外面層24の摩擦係数は、内面層22の摩擦係数よりも大きい。このように歯磨き部である外面層24の摩擦係数を大きくすることにより、歯磨き効果を高めることができる。ただし、外面層24の摩擦係数を内面層22のそれよりも大きくすることは、必須でない。
外面層24の表面粗さは、内面層22の表面粗さよりも大きい。このように歯磨き部である外面層24の表面粗さを大きくすることによっても、歯磨き効果を高めることができる。ただし、外面層24の表面粗さを内面層22のそれよりも大きくすることは、必須でない。
外面層24は、吸水性を有する材料からなっている。この場合、歯磨き部である外面層24に薬剤が含浸した状態で歯を磨くことができるため、歯磨き効果を高めることができる。ただし、外面層24に吸水性をもたせることは、必須でない。
嵌装部材20は、内面層22及び外面層24を有している。このように嵌装部材20の内面を構成する層と外面を構成する層とを別々に設けることにより、各層の機能に応じて最適な材料を選択しやすくなる。例えば、内面層22には防水に適した材料を用いる一方で、外面層24には歯磨きに適した材料を用いることができる。
内面層22は、防水性を有する材料からなっている。この場合、嵌装部材20の外面から内面に薬剤が浸透するのを確実に阻止することができる。これにより、歯磨き部で歯を磨く際、嵌装部材20が嵌装された手指に薬剤が付着するのを防ぐことができる。
嵌装部材20が袋体10の内面に剥離可能に貼着されている場合、開封前の袋体10内において嵌装部材20を所定の位置に固定しておくことができる。これにより、嵌装部材20が袋体10の底部に片寄る等して、袋体10から嵌装部材20を取り出しにくくなる事態を防ぐことができる。
袋体10には、複数の嵌装部材20が収容されている。これにより、新しい嵌装部材20を用いて複数回にわたって歯磨きを行うことができる。さらに、2つの嵌装部材20を用いて2本の指で挟むようにして歯を磨くこともできるため、歯の表裏を磨きやすくなる。また、2本の指で同時に歯を磨くことができるため、歯磨きを効率良く行うことができる。
複数の嵌装部材20のうち少なくとも2つが相異なる長さを有している場合、異なる長さを有する手指に対して嵌装部材20をフィットさせやすくなる。すなわち、比較的小さい長さを有する嵌装部材20を比較的短い指(例えば親指)に被せる一方で、比較的大きい長さを有する嵌装部材20を比較的長い指(例えば中指)に被せることにより、それぞれの指に嵌装部材20をフィットさせやすくなる。
複数の嵌装部材20のうち少なくとも2つが相異なる径を有している場合、異なる太さを有する手指に対して嵌装部材20をフィットさせやすくなる。すなわち、比較的小さい径を有する嵌装部材20を比較的細い指(例えば中指)に被せる一方で、比較的大きい径を有する嵌装部材20を比較的太い指(例えば親指)に被せることにより、それぞれの指に嵌装部材20をフィットさせやすくなる。
袋体10は、繰り返し開閉可能である。これにより、袋体10から一部の嵌装部材20を取り出した後も、残りの嵌装部材20を袋体10に密閉状態で保管しておくことが容易となる。袋体10は、ジッパー14を有している。これにより、簡易な構造で、繰り返し開閉可能な袋体10を実現することができる。ただし、袋体10が繰り返し開閉可能であることは、必須でない。
(第2実施形態)
図4は、本発明による口腔ケア具の第2実施形態を示す正面図である。口腔ケア具2は、口腔のケアに用いられる口腔ケア具であって、袋体10、及び嵌装部材20を備えている。袋体10の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
図5は、各嵌装部材20を示す斜視図である。また、図6は、図5のVI−VI線に沿った端面図である。嵌装部材20は、内面層22及び外面層24からなる。本実施形態において外面層24は、内面層22の一部にのみ積層されている。このように、歯磨き部(外面層24)は、嵌装部材20の外面の一部にのみ設けられている。
外面層24は、嵌装部材20の後端部20bよりも先端部20a寄りに設けられている。すなわち、外面層24から先端部20aまでの距離の方が、外面層24から後端部20bまでの距離よりも短い。外面層24は、嵌装部材20の先端部20aまで達する一方で、後端部20bには達しないように設けられている。すなわち、外面層24は、後端部20bを避けるようにして、嵌装部材20の外面の一部にのみ設けられている。
嵌装部材20の外面における外面層24以外の部分には、内面層22が露出している。すなわち、内面層22の一方の面は嵌装部材20の内面を構成し、内面層22の他方の面の一部(外面層24が積層されていない部分)は、外面層24と共に、嵌装部材20の外面を構成している。外面層24の摩擦係数は、嵌装部材20の外面における外面層24以外の部分(内面層22が露出している部分)の摩擦係数よりも大きい。また、外面層24の表面粗さは、嵌装部材20の外面における上記部分の表面粗さよりも大きい。口腔ケア具2のその他の構成は、口腔ケア具1と同様である。
口腔ケア具2の効果を説明する。歯磨き部(外面層24)は、嵌装部材20の外面の一部にのみ設けられている。これにより、歯磨き部を触ることなく、嵌装部材20を手指に嵌装しやすくなる。つまり、嵌装部材20を一方の手の指に被せる際、嵌装部材20の外面における外面層24以外の部分を他方の手で持つことにより、当該他方の手が歯磨き部に触れてしまうのを回避することができる。このように歯磨き部に手が触れないことは、衛生上の観点から好ましい。
外面層24は、嵌装部材20の後端部20bよりも先端部20a寄りに設けられている。このため、外面層24が後端部20b寄りに設けられている場合に比して、嵌装部材20を口内に浅く入れた状態で歯を磨くことができる。嵌装部材20の後端部20b付近は、嵌装部材20を手指に嵌装する際に手が触れる部分である。それゆえ、衛生上の観点から、嵌装部材20を口内に深く入れすぎないようにすることが好ましい。
外面層24は、嵌装部材20の先端部20aまで達するように設けられている。このため、嵌装部材20の先端部20a付近でも歯を磨くことができる。これにより、嵌装部材20が口内に深く入りすぎるのを一層防ぎやすくなる。
外面層24の摩擦係数は、嵌装部材20の外面における外面層24以外の部分の摩擦係数よりも大きい。このように歯磨き部である外面層24の摩擦係数を大きくすることにより、歯磨き効果を高めることができる。
外面層24の表面粗さは、嵌装部材20の外面における外面層24以外の部分の表面粗さよりも大きい。このように歯磨き部である外面層24の表面粗さを大きくすることによっても、歯磨き効果を高めることができる。口腔ケア具2のその他の効果は、口腔ケア具1と同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、嵌装部材20の後端部20bが使用前から開放されている場合を例示した。しかし、嵌装部材20は、図7に示すように、使用前は後端部20bが閉塞されており、使用時に後端部20bが開放されるように構成されていてもよい。同図においては、左側が使用前の嵌装部材20を示し、右側が使用時の嵌装部材20を示している。かかる構成の嵌装部材20は、例えば、使用前に後端部20bにおいて嵌装部材20の内面どうしを仮着しておくことにより実現することができる。ここで、仮着とは、嵌装部材20を損傷することなく手で容易に剥がせる程度の力で、嵌装部材20の内面どうしを貼着することをいう。
このように後端部20bが閉塞されている場合、袋体10内において後端部20bから嵌装部材20の内部に薬剤が入り込むのを阻止することができる。これにより、嵌装部材20が嵌装された手指に薬剤が付着するのを防ぐことができる。
上記実施形態においては、嵌装部材20の先端部20aが閉塞されている場合を例示した。しかし、嵌装部材20は、図8に示すように、先端部20aが開放された筒状をしていてもよい。この場合、図9に示すように、嵌装部材20が嵌装された手指90においては、指先が先端部20aから突出してもよい。
上記実施形態においては、嵌装部材20が複数の層(内面層22及び外面層24)からなる場合を例示した。しかし、嵌装部材20は、単一の層からなっていてもよい。その場合、例えば、嵌装部材20の外面の全体又は一部に表面処理(例えば粗面化処理)を施すことにより、歯磨き部を形成してもよい。嵌装部材20の材料としては、例えば、不織布、コットン、レーヨン、ラテックス又は合成繊維を用いることができる。また、伸縮ネットを用いて嵌装部材20を構成してもよい。
上記実施形態においては、袋体10に複数の嵌装部材20が収容されている場合を例示した。しかし、袋体10には、嵌装部材20が1つだけ収容されていてもよい。
上記実施形態においては、口腔用の薬剤と嵌装部材20とが別々に袋体10に収容されている場合を例示した。すなわち、薬剤の少なくとも一部は、嵌装部材20から離れた状態で袋体10内に存在する場合を例示した。しかし、袋体10に収容された薬剤の全てが、嵌装部材20に含浸又は付着した状態で袋体10内に存在していてもよい。
上記実施形態においては、口腔用の薬剤が液体状である場合を例示した。しかし、かかる薬剤は、ペースト状又は粉末状であってもよい。
1 口腔ケア具
2 口腔ケア具
10 袋体
12 開封予定部
13 切り口
14 ジッパー
20 嵌装部材
20a 先端部
20b 後端部
22 内面層
24 外面層(歯磨き部)
90 手指

Claims (19)

  1. 口腔用の薬剤が収容された袋体と、
    前記袋体に収容され、手指に嵌装される嵌装部材と、を備え、
    前記嵌装部材の外面には、歯を磨くための歯磨き部が設けられており、
    前記嵌装部材は、使用時、先端部が閉塞されるとともに後端部が開放された筒状をしており、
    前記嵌装部材の前記後端部は、使用前、閉塞されており、
    前記薬剤と前記嵌装部材とは、前記袋体内の同一空間において別々に収容されていることを特徴とする口腔ケア具。
  2. 請求項に記載の口腔ケア具において、
    前記嵌装部材は、使用前、前記後端部において内面どうしが仮着されている口腔ケア具。
  3. 請求項1又は2に記載の口腔ケア具において、
    前記嵌装部材は、伸縮性を有する口腔ケア具。
  4. 請求項1乃至の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記歯磨き部の摩擦係数は、前記嵌装部材の内面の摩擦係数よりも大きい口腔ケア具。
  5. 請求項1乃至の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記歯磨き部の表面粗さは、前記嵌装部材の内面の表面粗さよりも大きい口腔ケア具。
  6. 請求項1乃至の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記歯磨き部は、前記嵌装部材の前記外面の一部にのみ設けられている口腔ケア具。
  7. 請求項に記載の口腔ケア具において、
    前記歯磨き部の摩擦係数は、前記嵌装部材の前記外面における当該歯磨き部以外の部分の摩擦係数よりも大きい口腔ケア具。
  8. 請求項又はに記載の口腔ケア具において、
    前記歯磨き部の表面粗さは、前記嵌装部材の前記外面における当該歯磨き部以外の部分の表面粗さよりも大きい口腔ケア具。
  9. 請求項1乃至の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記歯磨き部は、吸水性を有する材料からなる口腔ケア具。
  10. 請求項1乃至の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記歯磨き部は、不織布、コットン、レーヨン、ラテックス又は合成繊維からなる口腔ケア具。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記嵌装部材は、当該嵌装部材の内面を構成する内面層と、当該嵌装部材の前記外面を構成する外面層とを有する口腔ケア具。
  12. 請求項11に記載の口腔ケア具において、
    前記内面層は、防水性を有する材料からなる口腔ケア具。
  13. 請求項12に記載の口腔ケア具において、
    前記内面層は、プラスチックからなる口腔ケア具。
  14. 請求項1乃至13の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記嵌装部材は、前記袋体の内面に剥離可能に貼着されている口腔ケア具。
  15. 請求項1乃至14の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記袋体には、複数の前記嵌装部材が収容されている口腔ケア具。
  16. 請求項15に記載の口腔ケア具において、
    前記複数の嵌装部材のうち少なくとも2つは、相異なる長さを有する口腔ケア具。
  17. 請求項15又は16に記載の口腔ケア具において、
    前記複数の嵌装部材のうち少なくとも2つは、相異なる径を有する口腔ケア具。
  18. 請求項1乃至17の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記袋体は、繰り返し開閉可能である口腔ケア具。
  19. 請求項18に記載の口腔ケア具において、
    前記袋体は、ジッパーを有する口腔ケア具。
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