JP6310208B2 - ユーザ装置、及び動作制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、端末間(D2D)通信に関するものであり、特に、端末(以下、ユーザ装置UEと呼ぶ)が移動する場合に、ユーザ装置UEが適切に動作するよう制御を行う技術に関連するものである。
移動体通信では、ユーザ装置UEと基地局eNBが通信を行うことによりユーザ装置UE間で通信を行うことが一般的であるが、近年、ユーザ装置UE間で直接に通信を行うD2D通信(装置対装置通信とも呼ぶ)ついての種々の技術が検討されている。
ユーザ装置UE間で通信を行う際に、一方のユーザ装置UEは、近隣の他方のユーザ装置UEを発見することが必要である。ユーザ装置UEを発見する手法として、各ユーザ装置UEが、自身のID(識別情報)を含む発見信号(discovery signal)を送信(ブロードキャスト)する手法がある。例えば、図1に示すように、ユーザ装置UE−Aが、自身の識別情報を含む発見信号を送出し、当該発見信号をユーザ装置UE−Bが受信した場合、ユーザ装置UE−Bは、発見信号の中にユーザ装置UE−Aの識別情報があることを判別することにより、ユーザ装置UE−Aを発見する。
図2は、発見信号を送信するための無線リソース(以下、リソースと呼ぶ)の一例を示す図である。図2の例では、発見信号の送受信を行うことでユーザ装置UEの発見(及び被発見)を行う発見リソース(例:発見サブフレーム:discovery subframe)が周期的に訪れるように定められている。図2に示すように、ある発見信号送受信のための期間(発見期間とも呼ぶ)と次の発見期間との間の時間長を発見信号間隔(discovery signal interval)と呼ぶ。このような発見リソースは、例えば、当該ユーザ装置UEが同期している無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局eNBにより割り当てられ、ユーザ装置UEは、発見リソースを発見信号間隔で使用することにより発見信号の送受信を行う。
図2の各発見期間におけるリソースの中には複数のブロック(時間−周波数リソースのブロック)が存在し、各ユーザ装置UEは、例えば、複数のブロックのうちのいずれかのブロックを選択することにより発見信号の送信を行い、いずれかのブロックで発見信号を受信する。図2において、発見期間以外の部分は、通常の基地局eNBを介した通信に用いられる。
特開2013−034165号公報
上記のようなD2D通信において、ユーザ装置UEが発見信号を送信するタイミングは、当該ユーザ装置UEが受信する同期信号(synchronization reference、同期の基準となる信号)に基づいて決められる。当該同期信号は、基地局eNBから受信する場合もあるし、他の装置から受信する場合もある。例えば、各ユーザ装置UEは、接続セル(serving cell)から受信する同期信号に基づいて同期をとり、D2D通信を行う。
ユーザ装置UEは、複数の同期信号を受信し得る。例えば、ユーザ装置UEがセル端に存在する場合、当該ユーザ装置UEは、接続セルからの同期信号に加えて、隣接セルからも同期信号を受信できる場合がある。このようなセルラー環境においては、ユーザ装置UEは、それが移動する場合に、適切な同期信号を選択し、適切な同期信号に切り替えることができる必要がある。
例えば、図3に示す状況を考える。図3には、基地局eNB−A(セルA)と基地局eNB−B(セルB)が存在するセルラー環境において、ユーザ装置UEが、図示するように移動することが示されている。図3に示すように、ユーザ装置UEは最初に位置1に存在し、そのとき基地局eNB―Aから同期信号を受信する。ユーザ装置UEは移動して最終的に位置3に到達し、そのときには基地局eNB―Bから同期信号を受信する。その途中の位置2において、ユーザ装置UEは基地局eNB―Aと基地局eNB―Bの両方から同期信号を受信できる可能性がある。
セル間非同期である無線通信システムの場合、異なるセル(基地局eNB)から受信する複数の同期信号も非同期である。したがって、ユーザ装置UEが図3の位置2に存在し、D2D通信を行う場合において、D2D通信の相手はセルAに存在するとともに、セルBにも存在するから、ユーザ装置UEは、例えば、セルAに同期したD2D通信を行うことに加えて、セルBの同期信号に同期して、セルBのユーザ装置UEとの間でD2D通信を行うことが必要になる。また、セルBへの移動の過程では、セルBでのD2D通信を行うために、適切なタイミングでセルBの同期信号に切り替えることが必要である。
また、上記のようなセル間非同期であるセルラー環境では、D2D発見信号とセルラー通信信号との間にセル間干渉が生じ得る。例えば、図4(a)、(b)に示すように、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bが存在するセル間非同期環境において、セル端付近にいるユーザ装置UE1から送信された発見信号が、セルBに在圏するユーザ装置UE3の上り信号に対する干渉になり得る。このような干渉を低減するために、例えばセル端付近に存在するユーザ装置UEに対して、自セルでの発見信号送信を抑制する等の適切な制御が必要である。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、セル間非同期のセルラー環境において、ユーザ装置UEが存在するエリアに応じて、ユーザ装置UEを適切に動作させることを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、セルを形成する基地局を備える無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置であって、
在圏セルの基地局から、所定の閾値を受信する情報受信部と、
前記所定の閾値に関する測定対象信号の測定を行い、当該測定対象信号の測定値前記所定の閾値よりも小さいか否かを判定する条件判定部と、
前記条件判定部により、前記測定値が前記所定の閾値よりも小さいと判定された場合に、同期信号と発見信号を隣接セルに対して送信する動作実行部と
を備えることを特徴とするユーザ装置が提供される。
本発明の実施の形態によれば、セル間非同期のセルラー環境において、ユーザ装置UEが存在するエリアに応じて、ユーザ装置UEを適切に動作させることを可能とする技術を提供することが可能となる。
D2D通信でユーザ装置UEを発見する技術を説明するための図である。 発見リソースの例を示す図である。 ユーザ装置UEが位置1から位置3まで移動する状況を示す図である。 セル間非同期環境における干渉の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムの全体構成例を示す図である。 第1の実施の形態の概要を示す図である。 例1−1を説明するための図である。 例1−1を説明するための図である。 隣接セルとの間での発見信号送受信方法の例を説明するための図である。 隣接セルとの間での発見信号送受信方法の例を説明するための図である。 隣接セルとの間での発見信号送受信方法の例を説明するための図である。 例1−2を説明するための図である。 例1−2を説明するための図である。 第2の実施の形態の概要を説明するための図である。 例2−1を説明するための図である。 例2−1を説明するための図である。 例2−2を説明するための図である。 例2−2を説明するための図である。 第1、第2の実施の形態におけるユーザ装置UEの構成例である。 第1、第2の実施の形態における基地局eNBの構成例である。 例3−1を説明するための図である。 例3−1の具体例を示す図である。 例3−2を説明するための図である。 第3の実施の形態における基地局eNBの構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する各実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。なお、本実施の形態における無線通信システムは、LTE(LTE−Advancedを含む)に準拠した機能を含むが、本発明を適用可能な通信方式はLTEに限られるわけではなく、本発明は他の通信方式にも適用可能である。
(実施の形態の概要)
本実施の形態では、ユーザ装置UEが、セル中央エリアに存在するか、セル端エリアに存在するか等に依存して、その動作(behaviour)を変えるよう制御がなされる。本実施の形態では、ユーザ装置UEが動作を変えるための条件(判断基準)が設定される。条件は、例えば、同期信号の強度(受信電力)と閾値との比較結果に基づき所定の動作を行うというものである。また、条件及び条件を満たした場合のユーザ装置UEの動作は基地局eNBからの制御信号により制御が可能である。
図5に、本実施の形態に係る無線通信システム(第1、第2、第3の実施の形態に共通)におけるシステム全体構成例を示す。図5に示すように、本実施の形態では、基地局eNB−Aと基地局eNBが存在する環境(非同期であるとする)において、ユーザ装置UEが移動することを想定している。
図5を参照して本実施の形態の概要を説明する。本実施の形態では、例えば、セルAの中央エリアに在圏しているユーザ装置UEは、条件(図5の例では条件1、条件2)を設定する制御信号を受信する。ユーザ装置UEはセルBの方向へ移動するが、図5に示す区間1においては、条件1が満たされない場合に対応する動作1を行う。移動の途中で条件1を満たし、その後の区間2では、ユーザ装置UEは、条件1を満たした場合に対応する動作2を行う。そして、条件2が満たされた後の区間3において、条件2を満たした場合に対応する動作3を行う。
以下、本実施の形態のより具体的な実施の形態として、第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、同期信号(synchronization reference)の切り替え等を行うための条件が定められ、条件が満たされた場合に、ユーザ装置UEは、当該条件が満たされた場合に行うべき動作として予め定められた動作を行う。
より具体的には、本実施の形態では、図6に示すように、ユーザ装置UEが同期をとっているセル(基地局eNB)ではない他のセルの同期信号のサーチを開始する条件1と、当該他の同期信号を用いた同期へ切り替える条件2を定義している。
本実施の形態において、同期信号は、例えばD2D通信を行うためにシステムで定められた所定の期間(サブフレーム等)を正確に認識するために用いられる。例えば、システム全体でサブフレーム3が発見信号送受信のための期間として定められていた場合、各ユーザ装置UEは、接続セルから受信する同期信号に基づき、当該セルにおけるサブフレーム3の時間位置を把握し、サブフレーム3になったら発見信号送受信の動作を行う。
本実施の形態では、基本的に、ユーザ装置UEは、基地局eNBから受信する下り信号(これを測定対象信号と呼ぶ)を測定し、測定値を得る。そして、測定値と閾値とが比較され、比較結果に応じて条件が満たされたかどうかが判定され、判定結果に応じてユーザ装置UEの動作が制御される。
このような制御を行うために、条件1と条件2のそれぞれについて、例えば、測定対象信号の種類、測定値の種類(測定対象信号の測定内容)、閾値、条件の内容("閾値>測定値"等)が定められている。
測定対象信号は、基地局eNB(接続基地局eNB及び/又は隣接基地局eNB)から受信する下り信号である。当該下り信号は、例えば、PSS/SSS、PRS、CSI−RS、CRS等であり、下り信号が上述した同期信号であってもよい。また、測定対象信号は、自セルもしくは隣接セルのユーザ装置UEから送信される上り信号、発見信号等であってもよい。
測定値は、受信信号電力、受信信号品質等であり、より具体的には、例えば、RSRP、RSRQ、RSSI等である。また、例えば測定対象信号が、隣接セルのユーザ装置UEから送信される上り信号、発見信号等である場合、測定値は、当該上り信号等が自セルに及ぼす干渉量の値や、発見信号の混雑度を表す値であってもよい。
条件の内容としては、例えば、条件1において、測定値の種類が受信信号電力である場合に、測定値が所定の閾値よりも小さい場合に、条件1が満たされたと判断する等がある。
また、条件2に関しては、本実施の形態では、測定対象信号を同期動作のために使用している同期信号(現同期信号と呼ぶ)と、条件1満足後の同期信号サーチにより得られた他の同期信号としている。そして、例えば、現同期信号の測定値と他の同期信号の測定値との差を閾値と比較することで条件2を満たすかどうかが決定される。例えば、他の同期信号の受信信号電力が3dB以上、現同期信号よりも大きい場合に条件2を満たすと判断する。
本実施の形態では、基地局eNBは、RRCアイドル状態のユーザ装置UEに対しては例えばSIB等の報知信号(broadcast signaling)にて、条件1、条件2に対応するパラメータを通知し、RRC接続状態のユーザ装置UEに対してはRRCシグナリング、制御シグナリング(PDCCH等)にて制御信号等を送信する。
以下では、ユーザ装置UEがRRCアイドル状態である場合の具体例を例1−1として説明し、ユーザ装置UEがRRC接続状態である場合の具体例を例1−2として説明する。
<例1−1>
ユーザ装置UEがRRCアイドル状態である場合における動作例を図7、図8を参照して説明する。
本例では、図7に示すように、ユーザ装置UE1が、基地局eNB−AのセルAから基地局eNB−BのセルBに移動する際の動作を説明する。以下、図8に示すフローチャートの手順に沿って例1−1を説明する。図7に示すステップ番号は、図8に示すステップ番号に対応する。
セルAに在圏するユーザ装置UEは、基地局eNBから条件1と条件2に関するパラメータを取得する(ステップ101)。ここでは、基地局eNBは、上記パラメータを含む下り信号を送信し、ユーザ装置UEがその下り信号を受信することによりパラメータを取得する。下り信号は特定の種類に限定されないが、例えば、RRCシグナリングの信号、報知信号(システム情報)をパラメータ通知のための信号として利用できる。これらの信号として、LTEで規定されている既存の信号を用いてもよいし、新たに信号を定義してもよい。
パラメータは、例えば、条件1と条件2のそれぞれについて、測定対象信号、測定内容、閾値、条件の内容を含む。ただし、測定対象信号、測定内容、条件の内容等が予め定められ、ユーザ装置UEに設定されている場合には、基地局eNBは、条件1と条件2のそれぞれについての閾値をパラメータとして送信することとしてもよい。
ユーザ装置UEは、条件1に関する測定対象信号の測定を行い(ステップ102)、測定値に基づいて、条件1が満たされるかどうか判定する(ステップ103)。図7は、測定対象信号が同期信号である例を示している。例えば、条件1が、「同期信号の受信電力が閾値1以下である」という条件である場合、ステップ103において、ユーザ装置UEは、同期信号の受信電力と閾値1を比較し、受信電力が閾値1以下であるかどうかを判定することにより、条件1が満たされるかどうかを判定する。
ステップ103における判定により、条件1が満たされると判定された場合にはステップ104に進み、条件1が満たされない場合はステップ102からの処理が繰り返される。図7に示すように、本例では、ユーザ装置UEがセルAとセルBの境界付近に位置する場合に条件1が満たされると想定される。
条件1が満たされた後のステップ104において、ユーザ装置UEは他の同期信号のサーチを開始する。サーチは、例えば、所定の期間毎にブラインドで他の同期信号を検出することにより行われる。また、ユーザ装置UEは、他の同期信号を検出すると、例えば周期的に当該他の同期信号の測定を行う(ステップ105)。
更に、ユーザ装置UEは、例えば隣接セルBとの間で発見信号送受信(cross cell discovery)を行うために所定の契機で他の同期信号に同期してもよい(ステップ106)。
<セル間でのD2D通信の方法例>
ここで、隣接セルとの間での発見信号送受信方法の例について図9〜図11を参照して説明する。
図9に示すように、基地局eNB−Aと基地局eNBが存在する環境(非同期であるとする)において、基地局eNB−AのセルA内のユーザ装置UE1と、基地局eNB−BのセルB内のユーザ装置UE2とがD2D通信を行う場合について説明する。
基地局eNB−AのセルA内のユーザ装置UE1は基地局eNB−Aと同期し、基地局eNB−BのセルB内のユーザ装置UE2は基地局eNB−Bと同期する。しかし、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bは同期していないため、ユーザ装置UE1はユーザ装置UE2と同期していない。
このような環境において、例えば図10に示すように、ユーザ装置UE2が、隣接セルA(ユーザ装置UE1)における発見期間(発見サブフレーム)の時刻を把握し、当該期間において発見信号を受信する動作を行う。
上記の動作を実現するために、ユーザ装置UE2は、隣接セルAからの発見信号が存在し得る(ラフな)リソース範囲(例:時間−周波数範囲、時間範囲)を決定する。
ここでの決定では、自セルBにおける基地局eNB(もしくはユーザ装置UE)から受信する信号を利用する。すなわち、自セルBの基地局eNB(もしくはユーザ装置UE)が、隣接セルAからの発見信号が現れ得るラフな(おおよその)リソース範囲を決定し、自身のタイミングでユーザ装置UE2に通知する。
その具体的な方法としては、例えば2種類があり、第1の方法では、基地局eNB−Bが隣接セルAから送信された発見信号を観測し、その観測に基づいて隣接セルAにおける発見信号のリソース範囲を検出し、その情報を配下のユーザ装置UE2に通知する。
第2の方法では、セルBのセル端のユーザ装置UEが隣接セルAの基地局eNB−Aから下り信号を受信することにより、自セルBと隣接セルAとの間のサブフレームのタイミングの差分を検出し、その差分の情報を自セルBの基地局eNB−Bに通知する。そして、当該基地局eNB−Bは、配下のユーザ装置UE2に差分の情報を通知する。これにより、当該ユーザ装置UE2は、隣接セルにおける発見期間の範囲を把握することができる。
上記のようにして隣接セルAから発見信号が送信され得るリソースの範囲を通知されたユーザ装置UE2は、当該範囲において、隣接セルAにおけるタイミングと同期をとり、隣接セルAのユーザ装置UE1から送信された発見信号を受信(検出)する。
隣接セルAと同期をとるためにユーザ装置UE2は隣接セルAから同期信号を受信する。その具体的な方法としては、例えば3種類あり、第1の方法では、ユーザ装置UE2は隣接セルAの基地局eNB−Aから送信された同期信号を受信する。第2の方法では、ユーザ装置UE2は、隣接セルAにおいて選択されたユーザ装置UE(anchor UE)から同期信号を受信する。第3の方法では、ユーザ装置UE2は、隣接セルにおいて発見信号を送信するユーザ装置UE1から同期信号を受信する。つまり、この場合、隣接セルAのユーザ装置UE1は、同期信号とともに発見信号を送信する。
また、図10の方法の他、図11に示すように、ユーザ装置UE1が、隣接セルB(ユーザ装置UE2)における発見期間(発見サブフレーム)の時刻を把握し、当該期間において発見信号を送信するようにしてもよい。
この動作を実現するために、ユーザ装置UE1は、隣接セルBからの発見信号が存在し得る(ラフな)リソース範囲(例:時間−周波数範囲、時間範囲)を決定する。つまり、隣接セルBで発見信号が検出され得るリソース範囲を決定する。ここでの決定方法は、上記の例と同様であり、第1の方法と第2の方法がある。第1の方法では、基地局eNB−Aが隣接セルBから送信された発見信号を観測し、その観測に基づいて隣接セルBにおける発見信号受信のリソース範囲を検出し、その情報を配下のユーザ装置UE1に通知する。
第2の方法では、セルAのセル端のユーザ装置UEが隣接セルBの基地局eNB−Bから下り信号を受信することにより、自セルAと隣接セルBとの間のサブフレームのタイミングの差分を検出し、その差分の情報を自セルAの基地局eNB−Aに通知する。そして、当該基地局eNB−Aは、配下のユーザ装置UE1に差分の情報を通知する。これにより、当該ユーザ装置UE1は、隣接セルBにおける発見期間の範囲(リソース範囲)を把握することができる。
上記のようにして、隣接セルBにおいて発見信号が検出され得るリソースの範囲を通知されたユーザ装置UE1は、当該範囲の期間において、隣接セルBにおけるタイミングと同期をとり、隣接セルBにおける発見サブフレームで、発見信号を送信する。
隣接セルBと同期をとるためにユーザ装置UE1は隣接セルBから同期信号を受信する。その具体的な方法としては、例えば2種類あり、第1の方法では、ユーザ装置UE1は隣接セルBの基地局eNB−Bから送信された同期信号を受信する。第2の方法では、ユーザ装置UE1は、隣接セルBにおいて選択されたユーザ装置UE(anchor UE)から同期信号を受信する。
図7、図8に戻り、ステップ107において、他の同期信号の測定を行うユーザ装置UEは、条件2が満たされるかどうかの判定を行う。前述したように、例えば、現同期信号(セルAの同期信号)の測定値と他の同期信号(セルBの同期信号)の測定値との間の差と、閾値とを比較することで条件2を満たすかどうかが判定される。
条件2が満たされないと判定された場合、ステップ103からの処理を繰り返し行う。条件2が満たされたと判定された場合、ステップ108に進む。ステップ108では、当該他の同期信号を新たな同期信号(現同期信号)として使用することを決定する。また、ユーザ装置UEは、必要に応じて、D2D通信のためのパラメータを受信する(ステップ109)。このパラメータは、例えば、前述したような隣接セルにおける発見期間の情報である。その後、ステップ101に戻り、当該セルBにおけるパラメータ受信を行う。
<例1−2>
ユーザ装置UEがRRC接続状態である場合の動作例を図12、図13を参照して説明する。
本例では、図12に示すように、ユーザ装置UEが、基地局eNB−AのセルAから基地局eNB−BのセルBに移動する際の動作を説明する。以下、図13のフローチャートの手順に沿って説明する。図13に示すステップ番号は、図12に示すステップ番号に対応する。
ユーザ装置UEがRRC接続状態にある場合、ユーザ装置UEが行う同期信号サーチや切り替えの動作はネットワーク(基地局eNB)から制御される。つまり、基地局eNBは、ユーザ装置UEから受信する測定値に基づいて、条件(条件1、条件2)についての閾値と比較を行い、条件を満足する場合に、所定の動作をユーザ装置UEに実行させるよう、制御信号をユーザ装置UEに送信する。
まず、ステップ111において、ユーザ装置UEは基地局eNB−Aから制御信号(測定要求)を受信し、その制御信号に基づいて測定対象信号の測定値等を基地局eNB−Aに報告する。
基地局eNB−Aは、ユーザ装置UEから受信した測定値に基づいて、条件1の判定を行い、他の同期信号のサーチの開始、停止等をユーザ装置UEに対して制御信号により指示する(ステップ112)。また、基地局eNB−Aは、ユーザ装置UEから受信した測定値に基づいて、例えば隣接セルとの間で発見信号送受信を行うために、他の同期信号への同期に切り替えるよう制御信号で通知を行うこととしてもよい(ステップ113)。
また、ユーザ装置UEがセルB側に移動した状況において、基地局eNB−Aは、ユーザ装置UEから受信する同期信号(セルAの同期信号、及びセルBの同期信号)の測定値に基づき、条件2が満足したかどうかを判定し、満足したと判定した場合に、他の同期信号へ切り替えるよう、制御信号で指示する(ステップ114)。また、ユーザ装置UEは、基地局eNB−Bから種々のパラメータを受信する(ステップ114)。当該パラメータは、例えば、隣接セルAとの間で発見信号送受信を行うために利用される隣接セルAにおける発見期間の情報である。
上記の処理において基地局eNBから送信される制御信号としては既存の下り信号を用いてもよいし、新たな下り信号を用いてもよい。当該下り信号は、例えば、RRCシグナリング、(e)PDCCH、PDSCH、報知信号(broadcast signaling)等である。また、ユーザ装置UEが測定値を報告する上り信号としては例えばRRCシグナリング、PUCCH、PUSCHを使用することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態では、隣接セル間での発見信号送受信(cross−cell discovery)のための条件が設定される。
図14に示すように、本実施の形態では、セルAに在圏するユーザ装置UEが隣接セルBにおけるユーザ装置UEとの間で発見信号の送受信を開始するための条件1と、ユーザ装置UEが隣接セルBにおけるユーザ装置UEとの間での発見信号の送受信を停止するための条件2が定義されている。図14に示すように、条件1は、ユーザ装置UEがセル端方向へ移動している中で満足されることが想定され、条件2は、ユーザ装置UEがセル端からセル中央側に移動する中で満足されることが想定される条件である。
第1の実施の形態と同様に、条件1と条件2のそれぞれについて、測定対象信号の種類、測定値の種類(測定対象信号の測定内容)、閾値、条件の内容("閾値>測定値"等)が定められている。
測定対象信号は、基地局eNB(接続基地局eNB及び/又は隣接基地局eNB)から受信する下り信号である。当該下り信号は、例えば、PSS/SSS、PRS、CSI−RS、CRS等であり、下り信号が同期信号であってもよい。測定対象信号は、自セルもしくは隣接セルのユーザ装置UEから送信される上り信号、発見信号等であってもよい。
測定値は、受信信号電力、受信信号品質等であり、より具体的には、例えば、RSRP、RSRQ、RSSI等である。また、例えば測定対象信号が、隣接セルのユーザ装置UEから送信される上り信号、発見信号等である場合、測定値は、当該上り信号が自セルに及ぼす干渉量の値や、発見信号の混雑度を表す値であってもよい。
条件1の適用の具体例としては、例えば、隣接基地局eNBからの同期信号の受信電力が所定の閾値より大きく、在圏基地局eNBからの同期信号の受信電力が所定の閾値よりも小さい場合に隣接セルとの間で発見信号送受信を行う等がある。また、条件1の適用の具体例として、例えば、隣接基地局eNBからの同期信号の受信電力が所定の閾値より大きい場合に隣接セルとの間で発見信号送受信を行うようにしてもよい。
また、条件2の適用の具体例としては、例えば、隣接基地局eNBからの同期信号の受信電力が所定の閾値より小さく、在圏基地局eNBからの同期信号の受信電力が所定の閾値よりも大きい場合に隣接セルとの間での発見信号送受信を停止する等がある。また、条件2の適用の具体例として、例えば、隣接基地局eNBからの同期信号の受信電力が所定の閾値より小さい場合に隣接セルとの間での発見信号送受信を停止するようにしてもよい。
なお、開始/停止の動作が頻繁に繰り返されるピンポン効果を回避するために、条件の一部(パラメータ)として、ヒステリシス、オフセット、トリガー時間を設けてもよい。
本実施の形態では、基地局eNBは、RRCアイドル状態のユーザ装置UEに対しては例えばSIB等の報知信号(broadcast signaling)にて、条件1、条件2に対応するパラメータを通知し、RRC接続状態のユーザ装置UEに対してはRRCシグナリング、制御シグナリング(PDCCH等)にて制御信号等を送信する。
以下では、ユーザ装置UEがRRCアイドル状態である場合の具体例を例2−1として説明し、ユーザ装置UEがRRC接続状態である場合の具体例を例2−2として説明する。
<例2−1>
ユーザ装置UEがRRCアイドル状態である場合における動作例を図15、図16を参照して説明する。
図15は、ユーザ装置UEが、基地局eNB−AのセルAのセル端付近からセルB側に向かって移動する状況、及びユーザ装置UEが、セルAのセル端付近からセルAの中央側に向かう状況を示している。
以下、図16のフローチャートの手順に沿って例2−1の動作を説明する。図15に示すステップ番号は、図16に示すステップ番号に対応する。
ユーザ装置UEは、基地局eNB−Aから条件1と条件2に関するパラメータを取得する(ステップ201)。ここでは、基地局eNB−Aは、上記パラメータを含む下り信号を送信し、ユーザ装置UEがその下り信号を受信することによりパラメータを取得する。下り信号は特定の種類に限定されないが、例えば、RRCシグナリングの信号、報知信号(システム情報)をパラメータ通知のための信号として利用できる。これらの信号として、LTEで規定されている既存の信号を用いてもよいし、新たに信号を定義してもよい。
パラメータは、例えば、条件1と条件2のそれぞれについて、測定対象信号、測定内容、閾値、条件の内容を含む。ただし、測定対象信号、測定内容、条件の内容等が予め定められ、ユーザ装置UEに設定されている場合には、基地局eNB−Aは、条件1と条件2のそれぞれについての閾値をパラメータとして送信することとしてもよい。
ユーザ装置UEは、条件1に関する測定対象信号の測定を行い(ステップ202)、測定値に基づいて、条件1が満たされるかどうかを判定する(ステップ203)。
ステップ203における判定により、条件1が満たされると判定された場合にはステップ204に進み、条件1が満たされない場合はステップ202からの処理が繰り返される。図15に示すように、本例では、ユーザ装置UEが、セルAの側からセルAのセル端かつセルBのセル端であるエリアに移動した場合に条件1が満たされると想定される。
条件1が満たされた後のステップ204において、ユーザ装置UEは、セルAでの発見信号の送受信を行うとともに、前述した方法により、隣接セルBとの間で発見信号の送受信を行う(ステップ204)。
また、ユーザ装置UEは、条件2に関する測定対象信号の測定を行い(ステップ205)、測定値を取得し、条件2が満たされるかどうかの判定を行う(ステップ206)。条件2が満たされないと判定された場合、ステップ203からの処理を繰り返し行う。条件2が満たされたと判定された場合、隣接セルとの間の発見信号送受信を停止し、ステップ202に戻る。本例では、条件1を満たして隣接セルBとの間の発見信号送受信を行っているユーザ装置UEが、セルAの中心側に移動した場合に条件2が満たされると想定される。
<例2−2>
ユーザ装置UEがRRC接続状態である場合の動作例を図17、図18を参照して説明する。
ユーザ装置UEがRRC接続状態にある場合、ユーザ装置UEの動作はネットワーク(基地局eNB)から制御される。以下で説明する例では、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bは同様の動作を行うので、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bを区別せずに基地局eNBと記述する。図17に示すステップ番号は、図18に示すステップ番号に対応する。
ステップ211において、ユーザ装置UEは基地局eNBから制御信号を受信し、その制御信号に基づいて測定対象信号の測定を行って、測定値(例:接続基地局eNBからの同期信号の受信電力と隣接基地局eNBからの同期信号の受信電力)を基地局eNBに報告する。
基地局eNBは、ユーザ装置UEから受信した測定値に基づいて、隣接セルとの間での発見信号送受信の開始、停止等の条件(条件1、条件2)を満たしたかどうかを判定し(ステップ212)、条件を満たしたと判定した場合はステップ213に進み、条件を満たしていないと判定した場合はステップ211からの処理を繰り返す。
条件を満たした場合のステップ213において、基地局eNBは、隣接セルとの間での発見信号送受信の開始、停止等を指示する制御信号をユーザ装置UEに送信する。つまり、条件1を満たした場合に、隣接セルとの間での発見信号送受信の開始を指示し、条件1を満たした後に条件2を満たした場合に、隣接セルとの間での発見信号送受信の停止を指示する。
上記の処理において基地局eNBからユーザ装置UE送信される制御信号としては既存の下り信号を用いてもよいし、新たな下り信号を用いてもよい。当該下り信号は、例えば、RRCシグナリング、(e)PDCCH、PDSCH、報知信号(broadcast signaling)等である。また、ユーザ装置UEが測定値を報告する上り信号としては例えばRRCシグナリング、PUCCH、PUSCHを使用することができる。
(第1、第2の実施の形態における装置構成例)
以下、第1、第2の実施の形態に共通の装置構成を説明する。以下で説明する各装置は、第1及び第2の実施の形態で説明した全ての例の動作を実行可能であるものとする。また、以下で示す構成は、第3の実施の形態に適用されてもよい。基地局eNBについては、以下で説明する機能に、第3の実施の形態での動作に対応する機能が追加されたものになる。
<ユーザ装置UEの構成例>
まず、ユーザ装置UEについて説明する。図19に示すように、ユーザ装置UEは、受信部101、パラメータ取得部102、パラメータ格納部103、測定部104、条件判定部105、動作実行部106、送信部107を備える。
受信部101は、基地局eNBからの下り信号(測定対象信号、測定を指示する信号、パラメータを含む制御信号等)を受信する。パラメータ取得部102は、基地局eNBから受信する制御信号から、条件1、条件2に関するパラメータ(閾値等)を取得し、当該パラメータをパラメータ格納部103に格納する。測定部104は、基地局eNBから受信する測定対象信号を測定し、測定値を取得する。条件判定部105は、パラメータ格納部103に格納されているパラメータと、測定部104により得られた測定値とに基づいて、条件(例:条件1、条件2)が満たされたかどうかを判定する。
判定結果は動作実行部106に通知され、動作実行部106は判定結果に基づいて動作を行う。例えば、例1−1において、条件1が満たされたと判定された場合、動作実行部106は、他の同期信号をサーチする動作を開始する。また、例えば例2−1において、条件1が満たされたと判定された場合、動作実行部106は、隣接セルとの間で発見信号を送受信するための動作を実行する。
送信部107は、発見信号、制御信号等の各種信号の送信を行う。例えば例1−2において、送信部107は、測定値を含む制御信号を基地局eNBに送信する。
<基地局eNBの構成例>
次に、基地局eNBについて説明する。図20に示すように、基地局eNBは、送信部201、測定要求部202、受信部203、条件判定部204、パラメータ格納部205、動作制御部206を備える。
送信部201は、測定指示の信号、パラメータを含む制御信号、動作を指示する制御信号等の各種信号をユーザ装置UEに送信する。測定要求部202は、ユーザ装置UEに対して測定を要求する信号を作成し、送信部201を介して送信する。受信部203は、ユーザ装置UEから測定値を含む制御信号を受信し、測定値を条件判定部204に渡す。
パラメータ格納部205には、条件に対応する閾値等のパラメータが予め格納されており、条件判定部204は、測定値とパラメータとから条件が満たされたかどうかを判定し、判定結果を動作制御部206に渡す。動作制御部206は、判定結果に応じて、動作を指示する制御信号を作成し、送信部201を介してユーザ装置UEに送信する。例えば、例2−2において、条件1を満たしたと判定された場合に、動作制御部206は、ユーザ装置UEに対し、隣接セルとの間で発見信号送受信を行うよう指示する制御信号を作成し、送信部201を介して送信する。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態では、干渉回避のための制御方法の例を示す。以下では、基地局eNB間通信を用いてセル間干渉を制御する例として例3−1を説明し、基地局eNB間での調整を含まない例を例3−2として説明する。
<例3−1>
例3−1での動作例を図21を参照して説明する。図21の例では、まず、ユーザ装置UE2がセルAのセル端付近に存在し、セルAに同期して発見信号の送受信を行っている。セルBの基地局eNB−Bは、隣接するセルAにおけるD2D通信が自セルBに及ぼす干渉量を測定する。例えば、基地局eNB−Bは、セルAのユーザ装置UE(例:ユーザ装置UE2)から送信される発見信号の受信電力を干渉量として測定し、所定の閾値と比較する(ステップ301)。基地局eNB−Bは、干渉量が所定の閾値よりも大きくなったことを検知すると、隣接する基地局eNB−AにD2D干渉を低減することを指示するための通知を行う(ステップ302)。
通知を受けた基地局eNB−Aは、関連するパラメータを変更し、変更したパラメータを含む制御信号を配下のユーザ装置UE1に送信する。このようなパラメータは、例えば、前述した閾値や、発見信号送受信のためのリソース割り当て情報等である。リソース割り当て情報としては、例えば、隣接セルBにおいて使用されていないリソースをユーザ装置UE1に割り当てるための情報である。
上記パラメータが前述した閾値である場合の例として、干渉を抑圧するために、第1の実施の形態で説明したパラメータを調整する例を図22(上図)、(下図)を参照して説明する。
本例では、(上図)に示すように、基地局eNB−AのセルAにおいて、他の同期信号に同期を切り替える条件2として旧条件2が設定されているものとする。(上図)に示すように、旧条件2では、セルAのユーザ装置UE1が、旧条件2に対応する境界からセルB側に移動しなければ、セルBへの同期を行わないものとされる。
この前提の下、基地局eNB−Bは、セルAからの干渉量を測定し、閾値を超えたと判断すると(ステップ311)、干渉抑圧要求を基地局eNB−Aに送信する(ステップ312)。干渉抑圧要求を受信した基地局eNB−Aは、同期信号を切り替えるための条件2における閾値を、新条件2に対応する閾値とする(ステップ313)。そして、基地局eNB−Aは、新条件2に対応する閾値等のパラメータをユーザ装置UE1に送信する(ステップ314)。
新条件2は、(上図)に図示する新条件2の境界に対応するものであり、この場合、ユーザ装置UE1は、旧条件2よりもセルAの側にいる場合でも、新条件2よりもセルB側にいればセルB側に同期を切り替えるようにする(ステップ315)。ユーザ装置UE1がセルBと同期するようになれば、ユーザ装置UE1は、セルBにおけるタイミングで発見信号を送信するので、セルBにおける干渉にはならず、セルBにおける干渉が低減する。
<例3−2>
図23を参照して、例3−2を説明する。例3−1同様に、基地局eNB−BはセルAからのD2D通信による干渉量を測定し、それが閾値を超えたと判定する(ステップ321)。すると、基地局eNB−Bは配下のユーザ装置UE3に対して発見信号に"ビジー"を含めて送信するよう指示する(ステップ322)。ユーザ装置UE3は、"ビジー"を含む発見信号を送信する(ステップ323)。"ビジー"を含む発見信号を受信したセルAのユーザ装置UE2は、発見信号の送信を抑制する。これにより、セルAからセルBへの干渉が低減する。
(第3の実施の形態の装置構成)
次に、第3の実施の形態における基地局eNBの構成例を説明する。図24に示すように、基地局eNBは、受信部301、干渉判定部302、基地局間通信部303、動作制御部304、送信部305を備える。
受信部301は、隣接セルからの発見信号等の各種信号を受信する。干渉判定部302は、例えば、隣接セルからの発見信号の受信電力が所定の閾値を超えるかどうかを判定することにより、隣接セルからの発見信号による干渉を抑制するか否かを判定する。基地局間通信部303は、干渉判定部302により、隣接セルからの発見信号による干渉を抑制すると判定された場合に、隣接基地局eNBに対して干渉抑制要求を送信する。また、基地局間通信部303は隣接基地局eNBから干渉抑制要求を受信する。
動作制御部304は、例3−1において、隣接基地局eNBから干渉抑制要求を受信した場合に、配下のユーザ装置UEに対して、隣接セルに対して干渉となる発見信号の送信を抑制する制御信号を送信する。例えば、図23で説明したように、パラメータ(閾値)を調整し、セル端付近での発見信号の送信を抑制するための制御信号を送信する。また、例3−2において、干渉判定部302により、隣接セルからの発見信号による干渉を抑制すると判定された場合に、動作制御部304は、配下のユーザ装置UEに対して"ビジー"を含む発見信号を送信するよう指示する制御信号を送信する。
第3の実施の形態における基地局eNBは、第1及び第2の実施の形態における基地局eNBに、干渉判定部302、基地局間通信部303を追加し、動作制御部206に、第3の実施の形態における動作を行う機能を追加したものとして構成することも可能である。
また、本発明の実施の形態におけるユーザ装置UE及び基地局eNBの構成はこれまでに説明した構成に限られるわけではなく、実施の形態で説明した動作を実現できる装置構成であればどのような構成でもよい。
例えば、本発明の実施の形態によれば、セルを形成する基地局eNBを備える無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置UEであって、在圏セルの基地局eNBから、所定の条件に関するパラメータを受信する情報受信部と、前記所定の条件に関する測定対象信号の測定を行い、当該測定対象信号の測定値と前記パラメータとに基づいて、前記所定の条件が満たされたか否かを判定する条件判定部と、前記条件判定部により、前記所定の条件が満たされたと判定された場合に、所定の動作を実行する動作実行部とを備えることを特徴とするユーザ装置UEが提供される。
第1の実施の形態で説明したように、前記所定の条件は、例えば第1の条件と第2の条件を有し、前記動作実行部は、第1の条件が満たされたと判定された場合に、前記在圏セルの基地局eNBとは異なる他の基地局eNBと同期をとるために使用する同期信号のサーチを開始し、第1の条件が満たされた後に、第2の条件が満たされたと判定された場合に、前記在圏セルの基地局eNBから前記他の基地局eNBへ同期を切り替える。
このように、条件に応じて同期信号のサーチ及び切り替えに係る動作を制御可能としたことで、例えば、ユーザ装置UEが存在するエリア(セル中央、セル端等)に応じて、ユーザ装置UEは、適切な同期信号と同期して、発見信号送受信動作を行うことができる。
また、第2の実施の形態で説明したように、前記所定の条件は、例えば第1の条件と第2の条件を有し、前記動作実行部は、第1の条件が満たされたと判定された場合に、隣接セルとの間で装置対装置通信の発見信号送受信を開始し、第1の条件が満たされた後に、第2の条件が満たされたと判定された場合に、当該発見信号送受信を停止する。
このように、条件に応じて隣接セルとの間での発見信号送受信動作を制御可能としたことで、例えば、ユーザ装置UEが存在するエリア(セル中央、セル端等)に応じて、隣接セルとの間で発見信号送受信を行うか否かを適切に制御できる。
また、本発明の実施の形態によれば、無線通信システムにおいてユーザ装置UEと通信する基地局eNBであって、前記ユーザ装置UEに対して測定対象信号の測定を行うことを指示する測定要求を送信する測定要求部と、前記測定要求に基づく測定値を前記ユーザ装置UEから受信し、当該測定値と所定の条件に関するパラメータとに基づいて、当該所定の条件が満たされたか否かを判定する条件判定部と、前記条件判定部により、前記所定の条件が満たされたと判定された場合に、前記ユーザ装置UEに所定の動作を実行させるための制御信号を当該ユーザ装置UEに送信する動作制御部とを備えたことを特徴とする基地局eNBが提供される。
第1の実施の形態で説明したように、前記所定の条件は、例えば第1の条件と第2の条件を有し、前記動作制御部は、第1の条件が満たされたと判定された場合に、前記基地局eNBとは異なる他の基地局eNBと同期をとるために使用する同期信号のサーチを前記ユーザ装置UEに開始させるための制御信号を当該ユーザ装置UEに送信し、第1の条件が満たされた後に、第2の条件が満たされたと判定された場合に、前記ユーザ装置UEに前記基地局eNBから前記他の基地局eNBへ同期を切り替えさせるための制御信号を当該ユーザ装置UEに送信する。
このように、条件に応じて同期信号のサーチ及び切り替えに係る動作を制御可能としたことで、例えば、ユーザ装置UEが存在するエリア(セル中央、セル端等)に応じて、ユーザ装置UEは、適切な同期信号と同期して、発見信号送受信動作を行うことができる。
また、第2の実施の形態で説明したように、前記所定の条件は、例えば第1の条件と第2の条件を有し、前記動作制御部は、第1の条件が満たされたと判定された場合に、前記ユーザ装置UEに隣接セルとの間で装置対装置通信の発見信号送受信を開始させるための制御信号を当該ユーザ装置UEに送信し、第1の条件が満たされた後に、第2の条件が満たされたと判定された場合に、前記ユーザ装置UEに前記発見信号送受信を停止させるための制御信号を当該ユーザ装置UEに送信する。
このように、条件に応じて隣接セルとの間での発見信号送受信動作を制御可能としたことで、例えば、ユーザ装置UEが存在するエリア(セル中央、セル端等)に応じて、隣接セルとの間で発見信号送受信を行うか否かを適切に制御できる。
また、第3の実施の形態(例3−1)で説明したように、前記基地局eNBは、他の基地局eNBのセルに在圏するユーザ装置UEから送信される装置対装置通信の発見信号を受信することにより、当該発見信号による干渉量を測定し、当該干渉量が所定の閾値を超えるか否かを判定する干渉判定部と、前記干渉量が前記所定の閾値を超えると判定された場合に、干渉抑圧要求を他の基地局eNBに送信する干渉抑圧要求送信部とを更に備え、前記動作制御部は、前記他の基地局eNBから干渉抑圧要求を受信した場合に、他のセルに対して干渉となる発見信号の送信を抑制するための制御信号を前記基地局eNBに在圏するユーザ装置UEに送信する。
また、第3の実施の形態(例3−2)で説明したように、前記基地局eNBは、他の基地局eNBのセルに在圏するユーザ装置UEから送信される装置対装置通信の発見信号を受信することにより、当該発見信号による干渉量を測定し、当該干渉量が所定の閾値を超えるか否かを判定する干渉判定部を更に備え、前記干渉量が前記所定の閾値を超えると判定された場合に、前記動作制御部は、前記基地局eNBに在圏するユーザ装置UEに、隣接セルからの干渉があることを示す情報(例:前述した"ビジー"を示す識別情報)を含む発見信号を送信させるための制御信号を当該ユーザ装置UEに送信する。
上述したように、他の基地局eNBのセルに在圏するユーザ装置UEから送信される装置対装置通信の発見信号に基づき干渉量を測定し、干渉量が大きい場合に干渉を抑制する制御を行うことで、隣接セルからの干渉を低減することができる。
(実施の形態の効果)
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、セル間非同期のセルラー環境において、ユーザ装置UEが存在するエリア(位置)に応じて、ユーザ装置UEを適切に動作させることを可能とする技術を提供することが可能となる。
明細書には以下の事項が開示されている。
(第1項)
セルを形成する基地局を備える無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置であって、
在圏セルの基地局から、所定の条件に関するパラメータを受信する情報受信部と、
前記所定の条件に関する測定対象信号の測定を行い、当該測定対象信号の測定値と前記パラメータとに基づいて、前記所定の条件が満たされたか否かを判定する条件判定部と、
前記条件判定部により、前記所定の条件が満たされたと判定された場合に、所定の動作を実行する動作実行部と
を備えることを特徴とするユーザ装置。
(第2項)
前記所定の条件は、第1の条件と第2の条件を有し、
前記動作実行部は、第1の条件が満たされたと判定された場合に、前記在圏セルの基地局とは異なる他の基地局と同期をとるために使用する同期信号のサーチを開始し、第1の条件が満たされた後に、第2の条件が満たされたと判定された場合に、前記在圏セルの基地局から前記他の基地局へ同期を切り替える
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第3項)
前記所定の条件は、第1の条件と第2の条件を有し、
前記動作実行部は、第1の条件が満たされたと判定された場合に、隣接セルとの間で装置対装置通信の発見信号送受信を開始し、第1の条件が満たされた後に、第2の条件が満たされたと判定された場合に、当該発見信号送受信を停止する
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第4項)
無線通信システムにおいてユーザ装置と通信する基地局であって、
前記ユーザ装置に対して測定対象信号の測定を行うことを指示する測定要求を送信する測定要求部と、
前記測定要求に基づく測定値を前記ユーザ装置から受信し、当該測定値と所定の条件に関するパラメータとに基づいて、当該所定の条件が満たされたか否かを判定する条件判定部と、
前記条件判定部により、前記所定の条件が満たされたと判定された場合に、前記ユーザ装置に所定の動作を実行させるための制御信号を当該ユーザ装置に送信する動作制御部と
を備えたことを特徴とする基地局。
(第5項)
前記所定の条件は、第1の条件と第2の条件を有し、
前記動作制御部は、
第1の条件が満たされたと判定された場合に、前記基地局とは異なる他の基地局と同期をとるために使用する同期信号のサーチを前記ユーザ装置に開始させるための制御信号を当該ユーザ装置に送信し、
第1の条件が満たされた後に、第2の条件が満たされたと判定された場合に、前記ユーザ装置に前記基地局から前記他の基地局へ同期を切り替えさせるための制御信号を当該ユーザ装置に送信する
ことを特徴とする第4項に記載の基地局。
(第6項)
前記所定の条件は、第1の条件と第2の条件を有し、
前記動作制御部は、
第1の条件が満たされたと判定された場合に、前記ユーザ装置に隣接セルとの間で装置対装置通信の発見信号送受信を開始させるための制御信号を当該ユーザ装置に送信し、
第1の条件が満たされた後に、第2の条件が満たされたと判定された場合に、前記ユーザ装置に前記発見信号送受信を停止させるための制御信号を当該ユーザ装置に送信する
ことを特徴とする第4項に記載の基地局。
(第7項)
他の基地局のセルに在圏するユーザ装置から送信される装置対装置通信の発見信号を受信することにより、当該発見信号による干渉量を測定し、当該干渉量が所定の閾値を超えるか否かを判定する干渉判定部と、
前記干渉量が前記所定の閾値を超えると判定された場合に、干渉抑圧要求を他の基地局に送信する干渉抑圧要求送信部とを備え、
前記動作制御部は、前記他の基地局から干渉抑圧要求を受信した場合に、他のセルに対して干渉となる発見信号の送信を抑制するための制御信号を前記基地局に在圏するユーザ装置に送信する
ことを特徴とする第4項ないし第6項のうちいずれか1項に記載の基地局。
(第8項)
他の基地局のセルに在圏するユーザ装置から送信される装置対装置通信の発見信号を受信することにより、当該発見信号による干渉量を測定し、当該干渉量が所定の閾値を超えるか否かを判定する干渉判定部を備え、
前記干渉量が前記所定の閾値を超えると判定された場合に、前記動作制御部は、前記基地局に在圏するユーザ装置に、隣接セルからの干渉があることを示す情報を含む発見信号を送信させるための制御信号を当該ユーザ装置に送信する
ことを特徴とする第4項ないし第6項のうちいずれか1項に記載の基地局。
(第9項)
セルを形成する基地局を備える無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置が実行する動作制御方法であって、
在圏セルの基地局から、所定の条件に関するパラメータを受信する情報受信ステップと、
前記所定の条件に関する測定対象信号の測定を行い、当該測定対象信号の測定値と前記パラメータとに基づいて、前記所定の条件が満たされたか否かを判定する条件判定ステップと、
前記条件判定ステップにより、前記所定の条件が満たされたと判定された場合に、所定の動作を実行する動作実行ステップと
を備えることを特徴とする動作制御方法。
(第10項)
無線通信システムにおいてユーザ装置と通信する基地局が実行する動作制御方法であって、
前記ユーザ装置に対して測定対象信号の測定を行うことを指示する測定要求を送信する測定要求ステップと、
前記測定要求に基づく測定値を前記ユーザ装置から受信し、当該測定値と所定の条件に関するパラメータとに基づいて、当該所定の条件が満たされたか否かを判定する条件判定ステップと、
前記条件判定ステップにより、前記所定の条件が満たされたと判定された場合に、前記ユーザ装置に所定の動作を実行させるための制御信号を当該ユーザ装置に送信する動作制御ステップと
を備えたことを特徴とする動作制御方法。
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、ユーザ装置UE及び基地局eNBは機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明に従って動作するソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
UE ユーザ装置
eNB 基地局
101 受信部
102 パラメータ取得部
103 パラメータ格納部
104 測定部
105 条件判定部
106 動作実行部
107 送信部
201 送信部
202 測定要求部
203 受信部
204 条件判定部
205 パラメータ格納部
206 動作制御部
301 受信部
302 干渉判定部
303 基地局間通信部
304 動作制御部
305 送信部

Claims (2)

  1. セルを形成する基地局を備える無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置であって、
    在圏セルの基地局から、所定の閾値を受信する情報受信部と、
    前記所定の閾値に関する測定対象信号の測定を行い、当該測定対象信号の測定値前記所定の閾値よりも小さいか否かを判定する条件判定部と、
    前記条件判定部により、前記測定値が前記所定の閾値よりも小さいと判定された場合に、同期信号と発見信号を隣接セルに対して送信する動作実行部と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  2. セルを形成する基地局を備える無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置が実行する動作制御方法であって、
    在圏セルの基地局から、所定の閾値を受信する情報受信ステップと、
    前記所定の閾値に関する測定対象信号の測定を行い、当該測定対象信号の測定値前記所定の閾値よりも小さいか否かを判定する条件判定ステップと、
    前記条件判定ステップにより、前記測定値が前記所定の閾値よりも小さいと判定された場合に、同期信号と発見信号を隣接セルに対して送信する動作実行ステップと
    を備えることを特徴とする動作制御方法。
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