JP6307856B2 - 送信装置、広色域画像データ送信方法、受信装置、広色域画像データ受信方法およびプログラム - Google Patents

送信装置、広色域画像データ送信方法、受信装置、広色域画像データ受信方法およびプログラム Download PDF

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Description

本技術は、送信装置、広色域画像データ送信方法、受信装置、広色域画像データ受信方法およびプログラムに関し、詳しくは、ワイドカラーガンマ画像データなどの広色域画像データを送信する送信装置等に関する。
近年、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダや、セットトップボックス、その他のAVソース(Audio Visual Source)から、テレビ受信機、プロジェクタ、その他のディスプレイに対して、デジタル映像信号、すなわち、非圧縮(ベースバンド)の映像信号(画像データ)と、その映像信号に付随するデジタル音声信号(音声データ)とを、高速に伝送する通信インタフェースとして、HDMI(High Definition Multimedia Interface)が普及しつつある。なお、「HDMI」は登録商標である。
例えば、ソース機器としてのディスクプレーヤとシンク機器としてのテレビ受信機とを、HDMI接続したAVシステムなどが考えられるが、ディスクプレーヤに記録された画像データは、画像フォーマット毎に固定化された色域内で、表示装置で表示されることを想定しカラー調整されている。
一方、表示装置の色域はsRGBやxvYCC等、比較的色域が狭い。そのため、オリジナルの画像の色域が表示装置の画像信号処理により、画像制作者の意図を反映できない色域で表現されてしまう。
そこで、画像データを画像フォーマット毎に固定化された色域を超えて色域処理を行うワイドカラーガンマ(WCG:Wide Color Gamut)色域が提案され、ポスト処理では実用化されている。例えば、特許文献1には、カラースペース(色域)の設定におけるディスプレイとDVDプレイヤ間の操作性に関する提案がされている。
特許第422533号公報
従来、HDMI等のデジタルインタフェースでのワイドカラーガンマ画像データの伝送仕様については提案されている。しかし、RGB3点の色度情報のみが規定されており、その色域を超える色域の指定には対応できていなかった。
本技術の目的は、広色域画像データの伝送を良好に行い得るようにすることにある。
本技術の概念は、
広色域画像データを、伝送路を介して外部機器に送信するデータ送信部と、
上記データ送信部で送信される広色域画像データの付加情報および該付加情報の伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する情報送信部とを備える
送信装置にある。
本技術において、データ送信部により、広色域画像データが、伝送路を介して外部機器に送信される。例えば、データ送信部は、外部機器に、広色域画像データを、差動信号により、伝送路を介して送信する、ようにされてもよい。
情報送信部により、データ送信部で送信される広色域画像データの付加情報およびこの付加情報の伝送方式情報が、伝送路を介して外部機器に送信される。例えば、広色域画像データの付加情報は、この広色域画像データの白色度点の輝度レベル情報、白色度点のXYZ座標によるベクトル値、RGB色度点のXYZ座標によるベクトル値、RGB以外の1つ以上の色度点のXYZ座標によるベクトル値の少なくとも1つを含む、ようにされてもよい。
例えば、情報送信部は、データ送信部で送信される広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を、この広色域画像データのブランキング期間に挿入することで、外部機器に送信する、ようにされてもよい。また、例えば、情報送信部は、データ送信部で送信される広色域画像データの付加情報を、この広色域画像データのブランキング期間に挿入することで、外部機器に送信する、ようにされてもよい。
また、例えば、情報送信部は、伝送路の所定ラインを用いて構成される双方向通信路を介して、データ送信部で送信される広色域画像データの付加情報を外部機器に送信する、ようにされてもよい。そして、この場合、双方向通信路は一対の差動伝送路であり、この一対の差動伝送路のうち少なくとも一方は直流バイアス電位によって外部機器から接続状態の通知を受ける機能を有する、ようにされてもよい。
このように本技術においては、広色域画像データが伝送路を介して外部機器に送信されると共に、この広色域画像データの付加情報およびこの付加情報の伝送方式情報が同じ伝送路を介して外部機器に送信されるものであり、広色域画像データの伝送を良好に行うことができる。
なお、本技術において、例えば、外部機器から上記伝送路を介して送られてくる、この外部機器が対応可能な広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を受信する伝送方式情報受信部と、この伝送方式情報受信部で受信された伝送方式情報に基づいて、外部機器が対応可能な広色域画像データの付加情報の伝送方式から所定の伝送方式を選択する伝送方式選択部とをさらに備え、情報送信部は、広色域画像データの付加情報を、伝送方式選択部で選択された伝送方式で、伝送路を介して外部機器に送信する、ようにされてもよい。この場合、外部機器は、広色域画像データの付加情報を、確実に受信することが可能となる。
また、本技術の他の概念は、
外部機器から、伝送路を介して、広色域画像を表示するための広色域画像データを受信するデータ受信部と、
上記外部機器から、上記データ受信部で受信される広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を受信すると共に、該伝送方式情報に基づいて該広色域画像データの付加情報を受信する情報受信部と、
上記情報受信部で受信された広色域画像データの付加情報を用いて、上記データ受信部で受信された広色域画像データを処理するデータ処理部とを備える
受信装置にある。
本技術において、データ受信部により、外部機器から、伝送路を介して、広色域画像を表示するための広色域画像データが受信される。例えば、データ受信部は、外部機器から、差動信号により、伝送路を介して、広色域画像データを受信する、ようにされてもよい。
情報受信部により、外部機器から、データ受信部で受信される広色域画像データの付加情報の伝送方式情報が受信されると共に、この伝送方式情報に基づいてこの広色域画像データの付加情報が受信される。そして、データ処理部により、情報受信部で受信された広色域画像データの付加情報が用いられて、データ受信部で受信された広色域画像データが処理される。
例えば、情報受信部では、データ受信部で受信された広色域画像データのブランキング期間から、この広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を抽出する、ようにされてもよい。また、例えば、情報受信部は、データ受信部で受信された広色域画像データのブランキング期間から、この広色域画像データの付加情報を抽出する、ようにされてもよい。
また、例えば、情報受信部は、データ受信部で受信された広色域画像データの付加情報を、外部機器から、伝送路の所定ラインを用いて構成される双方向通信路を介して受信する、ようにされてもよい。そして、この場合、双方向通信路は一対の差動伝送路であり、この一対の差動伝送路のうち少なくとも一方は直流バイアス電位によって外部機器に接続状態を通知する機能を有する、ようにされてもよい。
このように本技術においては、送信側から送られてくる広色域画像データを、同様に送信側から送られてくる広色域画像データの付加情報に基づいて処理するものであり、受信された広色域画像データに対して適切な処理を容易に行うことができる。
なお、本技術において、例えば、自身が対応可能な広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を記憶しておく伝送方式情報記憶部と、この伝送方式情報記憶部に記憶されている伝送方式情報を、伝送路を介して外部機器に送信する伝送方式情報送信部とをさらに備える、ようにされてもよい。例えば、伝送方式情報記憶部に記憶されている伝送方式情報は、GBDパケット情報、VSIFパケット情報、AVIFパケット情報、HECパケット情報の少なくとも1つである、ようにされてもよい。このように自身が対応可能な広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を送信側に送ることで、送信側から自身が対応可能な伝送方式で広色域画像データの付加情報を送ってもらうことが可能となる。
本技術によれば、広色域画像データの伝送を良好に行うことができる。なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。
実施の形態としてのAVシステムの構成例を示すブロック図である。 ディスクプレーヤのHDMI送信部と、テレビ受信機のHDMI受信部の構成例を示すブロック図である。 TMDSチャネル#0,#1,#2において、横×縦が1920ピクセル×1080ラインの画像データが伝送される場合の、各種の伝送データの区間を示す図である。 sRGB、xvYCC、およびXYZの色域の概念図である。 AVシステムを構成するディスクプレーヤ(ソース機器)の構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するテレビ受信機(シンク機器)の構成例を示すブロック図である。 シンク機器(テレビ受信機)に記憶されているE−EDIDのデータ構造例を示す図である。 E−EDIDのVender Specific領域のデータ構造例を示す図である。 HDMIのVendor Specific InfoFrameパケットのデータ構造例を示す図である。 Vendor Specific InfoFrameパケットで伝送されるワイドカラーガンマ画像データの付加情報を説明するための図である。 HDMIのGamut Boundary Data(GBD)パケットのデータ構造例を示す図である。 ディスクプレーヤ(ソース機器)における、テレビ受信機(シンク機器)の接続時の処理例を説明するためのフローチャートである。 テレビ受信機(シンク機器)における、ディスクプレーヤ(ソース機器)からWCG画像データの受信が開始された時の処理例を説明するためのフローチャートである。 AVシステムを構成するデジタルカメラ(ソース機器)の構成例を示すブロック図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」とする)について説明する。なお、説明を以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
<1.実施の形態>
[AVシステムの構成例]
図1は、実施の形態としてのAV(Audio Visual)システム10の構成例を示している。このAVシステム10は、ソース機器としてのディスクプレーヤ11と、シンク機器としてのテレビ受信機12とを有している。ディスクプレーヤ11およびテレビ受信機12は、伝送路としてのHDMIケーブル13を介して接続されている。
ディスクプレーヤ11には、HDMI送信部(HDMITX)11bおよび高速バスインタフェース(高速バスI/F)11cが接続されたHDMI端子11aが設けられている。テレビ受信機12には、HDMI受信部(HDMI RX)12bおよび高速バスインタフェース(高速バスI/F)12cが接続されたHDMI端子12aが設けられている。HDMIケーブル13の一端はディスクプレーヤ11のHDMI端子11aに接続され、このHDMIケーブル13の他端はテレビ受信機12のHDMI端子12aに接続されている。
図1に示すAVシステム10において、ディスクプレーヤ11で再生されて得られた非圧縮の画像データはHDMIケーブル13を介してテレビ受信機12に送信され、このテレビ受信機12ではディスクプレーヤ11から送信された画像データによる画像が表示される。また、ディスクプレーヤ11で再生されて得られた非圧縮の音声データはHDMIケーブル13を介してテレビ受信機12に送信され、このテレビ受信機12ではディスクプレーヤ11から送信された音声データによる音声が出力される。
図2は、図1のAVシステム10における、ディスクプレーヤ11のHDMI送信部11bと、テレビ受信機12のHDMI受信部12bの構成例を示している。HDMI送信部11bは、一の垂直同期信号から次の垂直同期信号までの区間から、水平帰線区間15および垂直帰線区間16を除いた区間である有効画像区間14(以下、適宜、アクティブビデオ区間ともいう)(図3参照)において、非圧縮の1画面分の画像の画素データに対応する差動信号を、複数のチャネルで、HDMI受信部12bに一方向に送信する。また、HDMI送信部11bは、水平帰線区間15または垂直帰線区間16において、少なくとも画像に付随する音声データや制御データ、その他の補助データ等に対応する差動信号を、複数のチャネルで、HDMI受信部12bに一方向に送信する。
すなわち、HDMI送信部11bは、HDMIトランスミッタ21を有する。トランスミッタ21は、例えば、非圧縮の画像の画素データを対応する差動信号に変換し、複数のチャネルである3つのTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)チャネル#0,#1,#2で、HDMI受信部12bに、一方向にシリアル伝送する。
また、トランスミッタ21は、非圧縮の画像に付随する音声データ、さらには、必要な制御データその他の補助データ等を、対応する差動信号に変換し、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で、HDMI受信部12bに一方向にシリアル伝送する。さらに、トランスミッタ21は、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で送信する画素データに同期したピクセルクロックを、TMDSクロックチャネルで、HDMI受信部12bに送信する。ここで、1つのTMDSチャネル#i(i=0,1,2)では、ピクセルクロックの1クロックの間に、10ビットの画素データが送信される。
HDMI受信部12bは、アクティブビデオ区間14(図3参照)において、複数のチャネルで、HDMI送信部11bから一方向に送信されてくる、画素データに対応する差動信号を受信する。また、HDMI受信部12bは、水平帰線区間15(図3参照)または垂直帰線区間16(図3参照)において、複数のチャネルで、HDMI送信部11bから一方向に送信されてくる、音声データや制御データに対応する差動信号を受信する。
すなわち、HDMI受信部12bは、HDMIレシーバ22を有する。レシーバ22は、TMDSチャネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル13を介して接続されているHDMI送信部11bから一方向に送信されてくる、画素データに対応する差動信号と、音声データや制御データに対応する差動信号を、受信する。この際、同じくHDMI送信部11bからTMDSクロックチャネルで送信されてくるピクセルクロックに同期して受信する。
HDMIソース送信部11bとHDMI受信部12bとからなるHDMIシステムの伝送チャネルには、画素データおよび音声データを伝送するための伝送チャネルとしての3つのTMDSチャネル#0乃至#2と、ピクセルクロックを伝送する伝送チャネルとしてのTMDSクロックチャネルの他に、DDC(Display Data Channel)23やCEC(Consumer Electronics Control)ライン24と呼ばれる伝送チャネルがある。
DDC23は、HDMIケーブル13に含まれる2本の信号線からなり、HDMI送信部11bが、HDMIケーブル13を介して接続されたHDMI受信部12bから、E−EDID(Enhanced Extended Display Identification Data)を読み出すために使用される。すなわち、HDMI受信部12bは、HDMIレシーバ22の他に、自身の性能(Configuration・Capability)に関する性能情報であるE−EDIDを記憶している、EDID ROM(Read Only Memory)を有している。
HDMI送信部11bは、HDMIケーブル13を介して接続されているHDMI受信部12bから、当該HDMI受信部12bのE−EDIDを、DDC23を介して読み出す。そして、HDMI送信部11bは、そのE−EDIDに基づき、HDMI受信部12bの性能の設定、すなわち、例えば、HDMI受信部12bを有する電子機器が対応している画像のフォーマット(プロファイル)、例えば、RGB、YCbCr4:4:4、YCbCr4:2:2等を認識する。
CECライン24は、HDMIケーブル13に含まれる1本の信号線からなり、HDMI送信部11bとHDMI受信部12bとの間で、制御用のデータの双方向通信を行うために用いられる。また、HDMIケーブル13には、HPD(Hot Plug Detect)と呼ばれるピンに接続されるライン(HPDライン)25が含まれている。
ソース機器は、このライン25を利用して、直流バイアス電位により、シンク機器の接続を検出することができる。この場合、HPDラインは、ソース機器側から見ると、直流バイアス電位によってシンク機器から接続状態の通知を受ける機能を有するものとなる。一方、このHPDラインは、シンク機器側から見ると、直流バイアス電位によってソース機器に接続状態を通知する機能を有するものとなる。
また、HDMIケーブル13には、ソース機器からシンク機器に電源を供給するために用いられるライン(電源ライン)26が含まれている。さらに、HDMIケーブル13には、リザーブライン27が含まれている。HPDライン25とリザーブライン27を用いて、一対の差動伝送路を構成し、双方向通信路として用いる場合もある。
図3は、TMDSチャネル#0,#1,#2において、横×縦が1920ピクセル×1080ラインの画像データが伝送される場合の、各種の伝送データの区間を示している。HDMIの3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で伝送データが伝送されるビデオフィールド(Video Field)には、伝送データの種類に応じて、ビデオデータ区間17(Video Data Period)、データアイランド区間18(Data Island Period)、およびコントロール区間19(Control Period)の3種類の区間が存在する。
ここで、ビデオフィールド区間は、ある垂直同期信号の立ち上がりエッジ(Active Edge)から次の垂直同期信号の立ち上がりエッジまでの区間であり、水平帰線期間15(Horizontal Blanking)、垂直帰線期間16(Vertical Blanking)、並びに、ビデオフィールド区間から、水平帰線期間および垂直帰線期間を除いた区間である有効画素区間14(Active Video)に分けられる。
ビデオデータ区間17は、有効画素区間14に割り当てられる。このビデオデータ区間17では、非圧縮の1画面分の画像データを構成する1920ピクセル(画素)×1080ライン分の有効画素(Active Pixel)のデータが伝送される。データアイランド区間18およびコントロール区間19は、水平帰線期間15および垂直帰線期間16に割り当てられる。このデータアイランド区間18およびコントロール区間19では、補助データ(Auxiliary Data)が伝送される。
すなわち、データアイランド区間18は、水平帰線期間15と垂直帰線期間16の一部分に割り当てられている。このデータアイランド区間18では、補助データのうち、制御に関係しないデータである、例えば、音声データのパケット等が伝送される。コントロール区間19は、水平帰線期間15と垂直帰線期間16の他の部分に割り当てられている。このコントロール区間19では、補助データのうちの、制御に関係するデータである、例えば、垂直同期信号および水平同期信号、制御パケット等が伝送される。
この実施の形態において、ディクスプレーヤ11は、テレビ受信機12から、HDMIケーブル13を介して、このテレビ受信機12が対応可能な、ワイドカラーガンマ画像データの付加情報の伝送方式情報を受信する。以下、ワイドカラーガンマを、適宜、「WCG」と略記する。
この場合、テレビ受信機12は、自身が対応するWCG画像データの付加情報の伝送方式の情報を記憶部に記憶しており、この伝送方式情報を、HDMIケーブル13を介してディスクプレーヤ11に送信する。なお、従来は、WCG画像データの付加情報の伝送仕様に、sRGBまたはxvYCCによるRGB情報の伝送規定しかなく、RGB三原色で表現できる色域の外側の色度はメーカー間での色度圧縮の互換性がなかった。
ディスクプレーヤ11は、テレビ受信機12から受信したWCG画像データの付加情報の伝送方式情報に基づいて、テレビ受信機12が対応可能なWCG画像データの付加情報の伝送方式から所定の伝送方式を選択する。この場合、ディスクプレーヤ11は、例えば、テレビ受信機12が対応可能なWCG画像データの付加情報の伝送方式が複数ある場合には、テレビ受信機12での付加情報受信処理が最も容易な伝送方式を優先し、次に伝送スピードが速い伝送方式を選択する。
ディスクプレーヤ11は、WCG画像データを、HDMIケーブル13を介してテレビ受信機12に送信する。この際、ディスクプレーヤ11は、送信するWCG画像データの付加情報およびこの付加情報の伝送方式情報を、HDMIケーブル13を介してテレビ受信機12に送信する。
テレビ受信機12は、ディクスプレーヤ11から、HDMIケーブル13を介して、WCG画像データを受信すると共に、そのWCG画像データの付加情報およびその付加情報の伝送方式情報を受信する。テレビ受信機12は、受信したWCG画像データを、受信したWCG画像データの付加情報に基づいて、色域処理、例えば、テレビ受信機12の表示色域外にある色度点を表示色域内に変更する色域圧縮処理などを行う。
従来、例えば、ディスクプレーヤ11に記録されている画像データはsRGBやxvYCC等の表示装置で表示されることを想定して色域調整されている。つまり、従来は、自然界の色域に比べて画像データは色域が大幅に圧縮されている。また、表示装置の色域がsRGBやxvYCC以上のものが実用化されている。元々スタジオモニタの持つ色域で調整された画像データを表示装置でsRGBやxvYCC に合わせて色域処理を行うと画質に問題が生じる。
WCG画像データの付加情報は、RGB三原色で現わされる三角形の色域外の色域を規定するためにRGB三原色以外の色度点を少なくとも1つ以上規定するために提案されている。また、白レベル輝度の情報とそのときの色度ベクトルも合せて提案されている。つまり、WCG画像データの付加情報は、RGB三原色の色度ベクトル情報と、RGB三原色以外の少なくとも1つ以上の色度ベクトル情報と、白色度点の輝度情報と白色度点のベクトル情報で構成される。
図4は、従来のsRGB、xvYCC、およびXYZの色域の概念図を示している。RGB以外に3点の色度点4f、4g、4hを定め、波線で示す領域を指定する色域の例を示す。色度点4fと色度点4gは色度点Gと色度点Bの外側にあり、色度点4fと色度点G、色度点4fと色度点4gおよび色度点4gと色度点Bを結んで表現される色域が拡張されたことを示す。同様に、色度点Bと色度点4hおよび色度点4hと色度点Rを結んで表現される色域が拡張されたことを示す。
この様にして、色度点RGB以外の色度点を1つ以上指定することで、従来のsRGBやxvYCCで表現出来ない色域を表すことが可能となる。従来のsRGB色域外の色度点4aは、例えばテレビ受信機12の表示部の白色度点4b方向に色度圧縮されて4eに表示する処理を一般的に行うが、画像制作者が用いる表示装置の白色度点4cと色度圧縮された4dとは異なる可能性があり、その場合は異なる色度点に圧縮されることになる。
[ディスクプレーヤの構成例]
図5は、ディスクプレーヤ11の構成例を示している。このディスクプレーヤ11は、HDMI端子11aと、HDMI送信部11bと、高速バスインタフェース11cを有している。また、このディスクプレーヤ11は、CPU(Central Processing Unit)104と、内部バス105と、フラッシュROM(Read Only Memory)106と、SDRAM(Synchronous Random Access Memory)107と、リモコン受信部108と、リモコン送信機109を有している。
また、ディスクプレーヤ11は、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)インタフェース110と、BD(Blu-Ray Disc)ドライブ111と、イーサネットインタフェース(Ethernet I/F)112と、ネットワーク端子113を有している。また、ディスクプレーヤ11は、MPEG(Moving Picture Expert Group)デコーダ114と、グラフィック生成回路115と、映像出力端子116と、音声出力端子117を有している。
また、ディスクプレーヤ11は、表示制御部121と、パネル駆動回路122と、表示パネル123と、電源部124を有していてもよい。なお、「イーサネット」および「Ethernet」は登録商標である。高速バスインタフェース11c、CPU104、フラッシュROM106、SDRAM107、リモコン受信部108、SATAインタフェース110、イーサネットインタフェース112、MPEGデコーダ114、表示制御部121は、内部バス105に接続されている。
CPU104は、ディスクプレーヤ10の各部の動作を制御する。フラッシュROM106は、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行う。SDRAM107は、CPU104のワークエリアを構成する。CPU104は、フラッシュROM106から読み出したソフトウェアやデータをSDRAM107上に展開してソフトウェアを起動させ、ディスクプレーヤ11の各部を制御する。
リモコン受信部108は、リモコン送信機109から送信されたリモーコントロール信号(リモコンコード)を受信し、CPU104に供給する。CPU104は、リモコンコードに従ってディスクプレーヤ11の各部を制御する。なお、この実施の形態では、ユーザ指示入力部としてリモートコントロール部を示しているが、ユーザ指示入力部は、その他の構成、例えば、スイッチ、ホイール、近接/タッチにより指示入力を行うタッチパネル部、マウス、キーボード、カメラで指示入力を検出するジェスチャ入力部、音声により指示入力を行う音声入力部などであってもよい。
BDドライブ101は、ディスク状記録メディアとしてのBDディスク(図示せず)に対して、コンテンツデータを記録し、あるいは、このBDからコンテンツデータを再生する。このBDドライブ111は、SATAインタフェース110を介して内部バス105に接続されている。MPEGデコーダ114は、BDドライブ111で再生されたMPEG2ストリームに対してデコード処理を行って画像および音声のデータを得る。
グラフィック生成回路115は、MPEGデコーダ114で得られた画像データに対して、必要に応じてグラフィックスデータの重畳処理等を行う。映像出力端子116は、グラフィック生成回路115から出力される画像データを出力する。音声出力端子117は、MPEGデコーダ114で得られた音声データを出力する。
パネル駆動回路122は、グラフィック生成回路115から出力される映像(画像)データに基づいて、表示パネル123を駆動する。表示制御部121は、グラフィクス生成回路115やパネル駆動回路122を制御して、表示パネル123における表示を制御する。表示パネル123は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネル等で構成されている。
なお、この実施の形態では、CPU104の他に表示制御部121を有する例を示しているが、表示パネル123における表示をCPU104が直接制御するようにしてもよい。また、CPU104と表示制御部121は、1つのチップになっていても、複数コアであってもよい。電源部124は、ディスクプレーヤ11の各部に電源を供給する。この電源部124は、AC電源であっても、電池(蓄電池、乾電池)であってもよい。
HDMI送信部(HDMIソース)11bは、HDMIに準拠した通信により、ベースバンドの画像(映像)と音声のデータを、HDMI端子11aから送出する。高速バスインインタフェース11cは、HDMIケーブル13を構成する所定ライン(この実施の形態においては、リザーブライン、HPDライン)を用いて構成される双方向通信路のインタフェースである。
この高速バスインタフェース11cは、イーサネットインタフェース112とHDMI端子101との間に挿入されている。この高速バスインタフェース11cは、CPU104から供給される送信データを、HDMI端子101からHDMIケーブル13を介して相手側の機器に送信する。また、この高速バスインタフェース11cは、HDMIケーブル13からHDMI端子11aを介して相手側の機器から受信された受信データをCPU104に供給する。
図5に示すディスクプレーヤ11の動作を簡単に説明する。記録時には、図示されないデジタルチューナを介して、あるいはネットワーク端子113からイーサネットインタフェース112を介して、あるいはHDMI端子11aから高速バスインタフェース11cを介して、記録すべきコンテンツデータが取得される。このコンテンツデータは、SATAインタフェース110に入力され、BDドライブ111によりBDに記録される。場合によっては、このコンテンツデータは、SATAインタフェース110に接続された、図示されないHDD(ハードディスクドライブ)に記録されてもよい。
再生時には、BDドライブ111によりBDから再生されたコンテンツデータ(MPEGストリーム)は、SATAインタフェース110を介してMPEGデコーダ114に供給される。MPEGデコーダ114では、再生されたコンテンツデータに対してデコード処理が行われ、ベースバンドの画像および音声のデータが得られる。画像データは、グラフィック生成回路115を通じて映像出力端子116に出力される。また、音声データは、音声出力端子117に出力される。
また、再生時には、MPEGデコーダ114で得られた画像データが、ユーザ操作に応じて、グラフィック生成回路115を通じてパネル駆動回路122に供給され、表示パネル123に再生画像が表示される。また、MPEGデコーダ114で得られた音声データが、ユーザ操作に応じて、図示しないスピーカに供給され、再生画像に対応した音声が出力される。
また、この再生時に、MPEGデコーダ114で得られた画像および音声のデータをHDMIのTMDSチャネルで送信する場合には、これら画像および音声のデータは、HDMI送信部11bに供給されてパッキングされ、このHDMI送信部11bからHDMI端子11aに出力される。
また、再生時に、BDドライブ111で再生されたコンテンツデータをネットワークに送出する際には、このコンテンツデータは、イーサネットインタフェース112を介して、ネットワーク端子113に出力される。同様に、再生時に、BDドライブ111で再生されたコンテンツデータをHDMIケーブル13の双方向通信路に送出する際には、当該コンテンツデータは、高速バスインタフェース11cを介して、HDMI端子11aに出力される。ここで、画像データを出力する前に、著作権保護技術、例えばHDCP、DTCP、DTCP+などを用いて暗号化してから伝送してもよい。
[テレビ受信機の構成例]
図6は、テレビ受信機12の構成例を示している。このテレビ受信機12は、HDMI端子12aと、HDMI受信部12bと、高速バスインタフェース12cとを有している。また、テレビ受信機12は、アンテナ端子205と、デジタルチューナ206と、MPEGデコーダ207と、映像信号処理回路208と、グラフィック生成回路209と、パネル駆動回路210と、表示パネル211とを有している。
また、テレビ受信機12は、音声信号処理回路212と、音声増幅回路213と、スピーカ214と、内部バス220と、CPU221と、フラッシュROM222と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)223とを有している。また、テレビ受信機12は、イーサネットインタフェース(Ethernet I/F)224と、ネットワーク端子225と、リモコン受信部226と、リモコン送信機227とを有している。また、テレビ受信機12は、表示制御部231と、電源部232を有している。なお、「イーサネット」および「Ethernet」は登録商標である。
アンテナ端子205は、受信アンテナ(図示せず)で受信されたテレビ放送信号を入力する端子である。デジタルチューナ206は、アンテナ端子205に入力されたテレビ放送信号を処理して、ユーザの選択チャネルに対応した所定のトランスポートストリームから、パーシャルTS(Transport Stream)(映像データのTSパケット、音声データのTSパケット)を抽出する。
また、デジタルチューナ206は、得られたトランスポートストリームから、PSI/SI(Program Specific Information/Service Information)を取り出し、CPU221に出力する。デジタルチューナ206で得られた複数のトランスポートストリームから任意のチャネルのパーシャルTSを抽出する処理は、PSI/SI(PAT/PMT)から当該任意のチャネルのパケットID(PID)の情報を得ることで可能となる。
MPEGデコーダ207は、デジタルチューナ206で得られる映像データのTSパケットにより構成される映像PES(Packetized Elementary Stream)パケットに対してデコード処理を行って画像データを得る。また、MPEGデコーダ207は、デジタルチューナ206で得られる音声データのTSパケットにより構成される音声PESパケットに対してデコード処理を行って音声データを得る。
映像信号処理回路208およびグラフィック生成回路209は、MPEGデコーダ207で得られた画像データ、あるいはHDMI受信部202で受信された画像データに対して、必要に応じてスケーリング処理(解像度変換処理)、グラフィックスデータの重畳処理、WCG画像のガンマ補正等を行う。
パネル駆動回路210は、グラフィック生成回路209から出力される映像(画像)データに基づいて、表示パネル211を駆動する。表示制御部231は、グラフィクス生成回路209やパネル駆動回路210を制御して、表示パネル211における表示を制御する。表示パネル211は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネル等で構成されている。
なお、この実施の形態では、CPU221の他に表示制御部231を有する例を示しているが、表示パネル211における表示をCPU221が直接制御するようにしてもよい。また、CPU221と表示制御部231は、1つのチップになっていても、複数コアであってもよい。電源部232は、テレビ受信機12の各部に電源を供給する。この電源部232は、AC電源であっても、電池(蓄電池、乾電池)であってもよい。
音声信号処理回路212はMPEGデコーダ207で得られた音声データに対してD/A変換等の必要な処理を行う。音声増幅回路213は、音声信号処理回路212から出力される音声信号を増幅してスピーカ214に供給する。なお、スピーカ214は、モノラルでもステレオでもよい。また、スピーカ214は、1つでもよく、2つ以上でもよい。また、スピーカ214は、イヤホン、ヘッドホンでもよい。また、スピーカ214は、2.1チャネルや、5.1チャネルなどに対応するものであってもよい。また、スピーカ214は、テレビ受信機12と無線で接続してもよい。また、スピーカ214は、他機器であってもよい。
CPU221は、テレビ受信機12の各部の動作を制御する。フラッシュROM222は、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行う。DRAM223は、CPU221のワークエリアを構成する。CPU221は、フラッシュROM222から読み出したソフトウェアやデータをDRAM223上に展開してソフトウェアを起動させ、テレビ受信機12の各部を制御する。
リモコン受信部226は、リモコン送信機227から送信されたリモーコントロール信号(リモコンコード)を受信し、CPU221に供給する。CPU221は、このリモコンコードに基づいて、テレビ受信機12の各部を制御する。なお、この実施の形態では、ユーザ指示入力部としてリモートコントロール部を示しているが、ユーザ指示入力部は、その他の構成、例えば、スイッチ、ホイール、近接/タッチにより指示入力を行うタッチパネル部、マウス、キーボード、カメラで指示入力を検出するジェスチャ入力部、音声により指示入力を行う音声入力部などであってもよい。
ネットワーク端子225は、ネットワークに接続する端子であり、イーサネットインタフェース224に接続される。高速バスインタフェース12c、CPU221、フラッシュROM222、SDRAM223、イーサネットインタフェース224、MPEGデコーダ207および表示制御部231は、内部バス220に接続されている。
HDMI受信部(HDMIシンク)12bは、HDMIに準拠した通信により、HDMIケーブル13を介してHDMI端子12aに供給されるベースバンドの画像(映像)と音声のデータを受信する。高速バスインタフェース12cは、上述したディスクプレーヤ11の高速バスインタフェース11cと同様に、HDMIケーブル13を構成する所定ライン(この実施の形態においては、リザーブライン、HPDライン)を用いて構成される双方向通信路のインタフェースである。
この高速バスインタフェース12cは、イーサネットインタフェース224とHDMI端子201との間に挿入されている。この高速バスインタフェース12cは、CPU221から供給される送信データを、HDMI端子12aからHDMIケーブル13を介して相手側の機器に送信する。また、この高速バスインタフェース12cは、HDMIケーブル13からHDMI端子12aを介して相手側の機器から受信された受信データをCPU221に供給する。なお、例えば、受信されたコンテンツデータをネットワークに送出する際には、このコンテンツデータは、イーサネットインタフェース224を介して、ネットワーク端子225に出力される。同様に、受信されたコンテンツデータをHDMIケーブル13の双方向通信路に送出する際には、当該コンテンツデータは、高速バスインタフェース12cを介して、HDMI端子11aに出力される。ここで、画像データを出力する前に、著作権保護技術、例えばHDCP、DTCP、DTCP+などを用いて暗号化してから伝送してもよい。
図6に示すテレビ受信機12の動作を簡単に説明する。アンテナ端子205に入力されたテレビ放送信号はデジタルチューナ206に供給される。このデジタルチューナ206では、テレビ放送信号を処理して、ユーザの選択チャネルに対応した所定のトランスポートストリームが出力され、トランスポートストリームから、パーシャルTS(映像データのTSパケット、音声データのTSパケット)が抽出され、当該パーシャルTSはMPEGデコーダ207に供給される。
MPEGデコーダ207では、映像データのTSパケットにより構成される映像PESパケットに対してデコード処理が行われて映像データが得られる。この映像データは、映像信号処理回路208およびグラフィック生成回路209において、必要に応じて、スケーリング処理(解像度変換処理)、グラフィックスデータの重畳処理等が行われた後に、パネル駆動回路210に供給される。そのため、表示パネル211には、ユーザの選択チャネルに対応した画像が表示される。
また、MPEGデコーダ207では、音声データのTSパケットにより構成される音声PESパケットに対してデコード処理が行われて音声データが得られる。この音声データは、音声信号処理回路212でD/A変換等の必要な処理が行われ、さらに、音声増幅回路213で増幅された後に、スピーカ214に供給される。そのため、スピーカ214から、ユーザの選択チャネルに対応した音声が出力される。
また、ネットワーク端子225からイーサネットインタフェース224に供給される、あるいは、HDMI端子12aから高速バスインタフェース12cを介して供給されるコンテンツデータ(画像データ、音声データ)は、MPEGデコーダ207に供給される。以降は、上述したテレビ放送信号の受信時と同様の動作となり、表示パネル211に画像が表示され、スピーカ214から音声が出力される。
また、HDMI受信部12bでは、HDMI端子12aにHDMIケーブル13を介して接続されているディスクプレーヤ11から送信されてくる、画像データおよび音声データが取得される。画像データは、映像信号処理回路208に供給される。また、音声データは、直接、音声信号処理回路212に供給される。以降は、上述したテレビ放送信号の受信時と同様の動作となり、表示パネル211に画像が表示され、スピーカ214から音声が出力される。
なお、HDMI受信部12bで受信された画像データがWCG画像データである場合には、映像信号処理回路208において、WCG画像データを表示するための画像データが生成され、HDMI受信部12bまたは高速バスインタフェース12cで受信したWCG画像データの付加情報に基づき色域処理が行われる。そのため、表示パネル211には、WCG画像が表示される。
[EDIDのデータ構造例]
図7は、E−EDIDのデータ構造例を示している。このE−EDIDは、基本ブロックと拡張ブロックとからなっている。基本ブロックの先頭には、“E−EDID1.3 Basic Structure”で表されるE−EDID1.3の規格で定められたデータが配置され、続いて“Preferred timing”で表される従来のEDIDとの互換性を保つためのタイミング情報、および“2nd timing”で表される従来のEDIDとの互換性を保つための“Preferred timing”とは異なるタイミング情報が配置されている。
また、基本ブロックには、“2nd timing”に続いて、“Monitor NAME”で表される表示装置の名前を示す情報、および“Monitor Range Limits”で表される、アスペクト比が4:3および16:9である場合についての表示可能な画素数を示す情報が順番に配置されている。
拡張ブロックの先頭には、 “Short Video Descriptor”で表される、表示可能な画像サイズ(解像度)、フレームレート、インターレースであるかプログレッシブであるかを示す情報、アスペクト比などの情報が記述されたデータ、“Short Audio Descriptor”で表される、再生可能な音声コーデック方式、サンプリング周波数、カットオフ帯域、コーデックビット数などの情報が記述されたデータ、および“Speaker Allocation”で表される左右のスピーカに関する情報が順番に配置されている。
また、拡張ブロックには、“Speaker Allocation”に続いて、“Vender Specific”で表されるメーカーごとに固有に定義されたデータ、“3rd timing”で表される従来のEDIDとの互換性を保つためのタイミング情報、および“4th timing”で表される従来のEDIDとの互換性を保つためのタイミング情報が配置されている。
[VendorSpecificDataBlock(VSDB)領域のデータ構造例]
この実施の形態においては、このVSDB領域に、WCG画像データの付加情報の伝送方式情報を記憶するために拡張するデータエリアを定義する。図8は、VSDB領域のデータ構造例を示している。このVSDB領域には、1バイトのブロックである第0ブロック乃至第Nブロックが設けられている。
第8バイトの第4ビットおよび既に定義された第0バイトから第15+M−1バイトに続く第15+Mバイトに、シンク機器(この実施の形態では、テレビ受信機12)が記憶しておくべきWCG画像データの付加情報の伝送方式情報のデータ領域が定義される。
まず、第0バイトから第8バイトについて説明する。“Vender Specific”で表されるデータの先頭に配置された第0バイトには、“Vendor−Specific tag code(=3)”で表されるデータ領域を示すヘッダ、および“Length(=N)”で表されるVSDBデータの長さを示す情報が配置される。また、第1バイト乃至第3バイトには、“24bit IEEE Registration Identifier(0x000C03)LSB first”で表されるHDMI(R)用として登録された番号“0x000C03“を示す情報が配置される。
さらに、第4バイトおよび第5バイトには、”A“、”B“、”C“、および”D“のそれぞれにより表される、24bitのシンク機器の物理アドレスを示す情報が配置される。第6バイトには、“Supports−AI”で表されるシンク機器が対応している機能を示すフラグ、“DC−48bit”、“DC−36bit”、および“DC−30bit”のそれぞれで表される1ピクセル当たりのビット数を指定する情報のそれぞれ、“DC−Y444”で表される、シンク機器がYCbCr4:4:4の画像の伝送に対応しているかを示すフラグ、および“DVI−Dual”で表される、シンク機器がデュアルDVI(Digital Visual Interface)に対応しているかを示すフラグが配置されている。
また、第7バイトには、“Max−TMDS−Clock”で表されるTMDSのピクセルクロックの最大の周波数を示す情報が配置される。第8バイトには、Latencyフィールドの存在を指定する情報、Interlace Latencyフィールドの存在を指定する情報、3Dビデオフォーマットの拡張の存在を指定する情報、コンテンツタイプ(CNC)の機能の対応を指定する情報のフラグが配置されている。この第8バイトの第4ビットに、シンク機器が対応するWCG情報が存在するかどうかのフラグ“WCG_Extension”が新規に配置される。このフラグがTrue「1」の場合には、第15+MバイトにWCG画像データの付加情報の伝送方式情報(伝送方式のデータ)が存在することを示す。
次に、第15+Mバイトについて説明する。第15+Mバイトには、シンク機器が対応しているWCG画像の付加情報の伝送方式情報が書き込まれる。第7ビットには、シンク機器がデータアイランド区間19(図3参照)に挿入したGBDパケットの伝送に対応している場合、“GBD”にTrue「1」を設定する。第6ビットには、シンク機器がデータアイランド区間19に挿入したVSIFパケットの伝送に対応している場合、“VSIF”にTrue「1」を設定する。
第5ビットには、シンク機器がデータアイランド区間19に挿入したAVIFパケットの伝送に対応している場合、“AVIF”にTrue「1」を設定する。第4ビットには、シンク機器がWCG画像の付加情報を高速バスインタフェース12cの伝送に対応している場合、“HEC”にTrue「1」を設定する。第3ビットから第0ビットは、これ以外の方式が提案された場合に、割当が可能となっている。
ここでは、VSDB領域を用いてWCG画像データの付加情報の伝送方式情報を記憶させる方法を提案している。しかし、E−EDIDのデータ構造では、例えばVCDB(Video Capability Data Block)のように、これ以外のデータ領域でも実現可能なため、この方法に限定はされない。
図1に示すAVシステム10において、ディスクプレーヤ(ソース機器)11のCPU104は、HPDライン(図2参照)で、テレビ受信機(シンク機器)12の接続を確認する。その後、ディスクプレーヤ11のCPU104は、DDC23(図2参照)を用いて、テレビ受信機12からE−EDID、従ってWCG画像データの付加情報の伝送方式情報を読み出し、テレビ受信機12が対応するWCG画像データの付加情報の伝送方式を認識する。
図1に示すAVシステム10において、ディスクプレーヤ11は、WCG画像データをテレビ受信機12に伝送する際、上述したようにテレビ受信機12から読み出したWCG画像データの付加情報の伝送方式情報に基づいて、テレビ受信機12が対応可能なWCG画像データの付加情報の伝送方式のうちいずれかを選択する。そして、ディスクプレーヤ11は、テレビ受信機12に、現在伝送しているWCG画像データの付加情報とその付加情報の伝送方式情報をともに伝送する。
この場合、ディスクプレーヤ11は、テレビ受信機12に送信するWCG画像データ(映像信号)のブランキング期間にその情報を挿入することで、当該情報をテレビ受信機12に送信する。ここで、ディスクプレーヤ11は、例えば、HDMIのVendor Specific InfoFrame(以降、「VSIF」と呼ぶ)パケット等を用いて、現在伝送しているWCG画像データの付加情報とその付加情報の伝送方式情報を、WCG画像データのブランキング期間に挿入する。VSIFパケットは、上述したデータアイランド区間19に配置される。
[VSIFパケットのデータ構造例]
図9は、VSIFパケットのデータ構造例を示している。HDMIでは、このVSIFパケットにより、画像に関する付帯情報をソース機器からシンク機器に伝送可能となっている。第0バイトにデータのチェックサムが定義されている。第1バイトから第3バイトには、“24bit IEEE Registration Identifier(0x000C03)LSB first”で表されるHDMI(R)用として登録された番号“0x000C03“を示す情報が配置される。
第4バイトの第7ビットには、第4バイト以降の第5バイトから第7+Nバイトの3Dデータが存在するかどうかを示すフラグが指定される。続く第6ビットには、WCG画像の付加情報が第8+Nバイト以降に存在するかどうかを示す“WCG_Format”フラグが指定される。“WCG_Format”フラグがTrue「1」の場合は、第8+Nバイトから第18+N+2*MバイトにWCG画像に関する付帯情報が指定される。“WCG_Format”フラグがFalse「0」の場合は、VSIFパケットによるWCG画像の付加情報の伝送ではないことを示す。
第5ビットから第4ビットには、VSIFパケット以外のWCG画像の付加情報の伝送方式情報“WCG_Type”を示す。「0b10」の場合は、GBDパケットによる伝送を、「0b01」の場合は、高速バスインタフェース11cによる伝送を示す。
第8+Nバイトから第9+Nバイトには、白色度点のX軸ベクトル値“X_Vector_White”を指定する。第10+Nバイトから第11+Nバイトには、白色度点のY軸ベクトル値“X_Vector_White”を指定する。第12+Nバイトから第13+Nバイトには、白色度点の輝度値“Luminance_White_Value”を指定する。
第14+Nバイトには、指定される色度点の頂点の数“Number_Vertices(M)”を指定する。色度点の頂点の数は3以上となる。第15+Nバイトから第18+N+2*Mバイトには、それぞれの色度点のX軸ベクトル値“X_Vector_N”とY軸ベクトル値“Y_Vector_N”の情報を設定する。
シンク機器(この実施の形態では、テレビ受信機12)は、第4バイトの第6ビットから第4ビットのいずれかのビットがTrue「1」に設定されている場合に、WCG画像データの付加情報とその伝送方式が判定できる。
図10は、“X_Vector_N”のデータ構造例を示している。XYZ座標による“X_Vector_White”、“Y_Vector_White”、“X_Vector_N”、および“Y_Vector_N”は、0から1の正値を取る。そのため、色精度が8ビットの場合は、整数2ビットと端数5ビットの合計7ビットで現わすことができるため、必要となるバイト数はそれぞれ1バイトとなる。
また、色精度が10ビットの場合は、整数2ビットと端数7ビットの合計9ビットで現わすことができるため、必要となるバイト数はそれぞれ2バイトとなる。同様に、色精度が12ビットの場合は、整数2ビットと端数9ビットの合計11ビットで現わすことができるため、必要となるバイト数はそれぞれ2バイトとなる。図10のデータ構造例は、色精度が12ビットの場合を示している。
[GBDパケットのデータ構造例]
図11は、GBDパケットのデータ構造例を示している。HDMIでは、このGBDパケットにより、WCG画像に関する付帯情報をソース機器からシンク機器に伝送可能となっている。第0バイトの第7ビットには、ガンマ情報の記述方法を“Format_Flag”に設定する。色度点の頂点境界を記述する場合は「0」を設定する。第0バイトの第6ビットには、以下に続くガンマ情報に面データが存在するか否かのフラグ“Facet_Mode”が設定される。
現在のHDMI規格では面データの伝送規定が未定のため、この第6ビットは「0」を設定する。第0バイトの第5ビットから第4ビットには、ガンマ情報の精度“GBD_Color_Precision”を設定する。第4ビットから第3ビットが「0b00」に設定された場合は、その色精度は8ビットとなる。また、「0b01」に設定された場合は、その色精度は10ビットに、「0b10」に設定された場合は、その色精度は12ビットとなる。
第2ビットから第0ビットには、色空間の情報“GBD_Color_Space”を設定する。第2ビットから第0ビットが「0b000」に設定された場合、その色空間はITU-R BT.709(sRGB)となる。第2ビットから第0ビットが「0b001」に設定された場合、その色空間はIEC61966−2−4−SD(xvYCC601)に、「0b010」に設定された場合、その色空間はIEC61966−2−4−HD(xvYCC709)に、「0b011」に設定された場合、その色空間はXYZとなる。本発明は、色空間XYZによる色度点等の情報の伝送を新たに規定するため、第1バイト以降のデータ構造を以下の様に提案するものである。
第1バイトから第2バイトには、白色度点のX軸ベクトル値“X_Vector_White”を指定する。第3バイトから第4バイトには、白色度点のY軸ベクトル値“X_Vector_White”を指定する。第5バイトから第6バイトには、白色度点の輝度値“Luminance_White_Value”を指定する。第5バイトには、指定される色度点の頂点の数“Number_Vertices(N)”を指定する。色度点の頂点の数は3以上となる。
第6バイトから第2*N+5バイトには、それぞれの色度点のX軸ベクトル値“X_Vector_N”とY軸ベクトル値“Y_Vector_N”の情報を設定する。“X_Vector_White”、“Y_Vector_White”、“X_Vector_N”、および“Y_Vector_N”のデータ構造は、上記VSIFデータ構造で説明した図10と同様の構造をとる。
なお、ここでは、VSIFパケットを用いてWCG画像データの付加情報およびその付加情報の伝送方式情報を伝送する方法を提案しているが、例えばAV(Auxiliary Video) InfoFrameのように、これ以外のデータパケットでも実現可能なため、この方法に限定はされない。ただし、テレビ受信機(シンク機器)12のWCG画像データの付加情報の伝送方式情報をE−EDIDデータ領域のVSDB領域を用いてディスクプレーヤ(ソース機器)11に伝送する場合は、ディスクプレーヤ11のWCGに関する情報は、VSIFパケットで伝送することが望ましい。
[機器接続時のソース機器の処理例]
次に、図1に示すAVシステム10において、ディスクプレーヤ(ソース機器)11における、テレビ受信機(シンク機器)12の接続時の処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。
ディスクプレーヤ11は、ステップST1において、処理を開始し、その後に、ステップST2の処理に移る。このステップST2において、ディスクプレーヤ11は、HPD信号がハイレベル「H」にあるか否かを判定する。HPD信号がハイレベル「H」にないとき、ディスクプレーヤ11にテレビ受信機(シンク機器)12が接続されていない。このとき、ディスクプレーヤ11は、直ちに、ステップST8に進み、処理を終了する。
HPD信号がハイレベル「H」にあるとき、ディスクプレーヤ11は、ステップST3において、テレビ受信機12のE−EDIDを読み出す。そして、ディスクプレーヤ11は、ステップST4において、WCG画像データの付加情報の伝送方式情報があるか否かを判定する。WCG画像データの付加情報の伝送方式情報がないとき、ディスクプレーヤ11は、ステップST7において、VSIFパケットにWCG画像データの付加情報の非伝送を示すデータを設定し、その後に、ステップST8に進み、処理を終了する。ここで、WCG画像データの付加情報の非伝送を示すデータの設定とは、VSIFパケット(図9参照)の第4バイトの第6ビットから第4ビットをFalse「0」に設定することを意味する。
また、ステップST4でWCG画像データの付加情報の伝送方式情報があるとき、ディスクプレーヤ11は、ステップST5において、WCG画像データの付加情報の伝送方式を決定する。そして、ディスクプレーヤ11は、ステップST6において、VSIFパケットに、WCG画像データの付加情報の伝送方式を示すデータを設定し、伝送方式に応じたパケットに付加情報を設定する。その後に、ステップST8に進み、処理を終了する。ここで、WCG画像データの付加情報の伝送方式を示すデータの設定とは、VSIFパケット(図9参照)の第4バイトの第6ビットから第4ビットのうちいずれかのビットをTrue「1」に設定することを意味する。
[シンク機器のWCG画像データの付加情報受信の処理例]
次に、図1に示すAVシステム10において、テレビ受信機(シンク機器)12における、ディスクプレーヤ(ソース機器)11からWCG画像データの受信が開始された時の処理について、図13のフローチャートを参照して説明する。
テレビ受信機12は、ステップST10において、処理を開始し、その後に、ステップST11の処理に移る。このステップST11において、テレビ受信機12は、ディスクプレーヤ11から伝送されるVSIFパケットの第4バイトの第6ビットから第4ビットのいずれかがTrue「1」に設定されているか否かを判定する。第4バイトの第6ビットから第4ビットがTrue「1」に設定されていない場合は、WCG画像データの付加情報の非伝送と判断し、ステップST18に進み、処理を終了する。
ステップST11で第4バイトの第6ビットから第4ビットのいずれかがTrue「1」に設定されている場合は、テレビ受信機12は、次のステップST12に進む。このステップST12において、テレビ受信機12は、第4バイトの第6ビットがTrue「1」に設定されているか否かを判定する。第6ビットがTrue「1」に設定されている場合は、テレビ受信機12は、WCG画像データの付加情報がVSIFパケットを用いて伝送されると判断し、ステップST13に進む。第6ビットがFalse「0」に設定されている場合は、テレビ受信機12は、ステップST14に進む。
ステップST13において、テレビ受信機12は、VSIFパケットの第8+Nバイトから第18+N+2*Mバイトを受信し、次のステップST17に進む。
ステップST14において、テレビ受信機12は、第4バイトの第5ビットがTrue「1」に設定されているか否かを判定する。第5ビットがTrue「1」に設定されている場合は、テレビ受信機12は、WCG画像データの付加情報がGBDパケットを用いて伝送されると判断し、ステップST15に進む。第5ビットがFalse「0」に設定されている場合は、テレビ受信機12は、ステップST16に進む。
ステップST15において、テレビ受信機12は、GBDパケットの第1バイトから第11+2*(N−1)バイトを受信し、次のステップST17に進む。
ステップST16において、テレビ受信機12は、HEC伝送路で伝送される付加情報パケットを受信し、次のステップST17に進む。
ステップST17において、テレビ受信機12は、受信した付加情報を用いてWCG画像の色域処理を実施し、ステップST18に進み、処理を終了する。
以上説明したように、図1に示すAVシステム10においては、ディスクプレーヤ11からテレビ受信機12に、WCG画像データがHDMIケーブル13を介して送信されると共に、このWCG画像データの付加情報およびこの付加情報の伝送方式情報が同じHDMIケーブル13を介して送信されるものであり、広色域画像データの伝送を良好に行うことができる。例えば、テレビ受信機12は、受信される伝送方式情報に基づいて、WCG画像データの付加情報を確実に受信することが可能となる。
また、図1に示すAVシステム10においては、ディスクプレーヤ11は、WCG画像データの付加情報を送信する際に、送信するWCG画像データの付加情報の伝送方式を、テレビ受信機12が対応可能なWCG画像の付加情報の伝送方式から選択するものである。そのため、テレビ受信機12は、ディスクプレーヤ11から送られてくる広色域画像データの付加情報を、確実に受信することが可能となる。
<2.変形例>
なお、上述実施の形態においては、ディスクプレーヤ11は、WCG画像データの付加情報の伝送方式情報を、VSIFパケットを用いて、画像データ(映像信号)のブランキング期間に挿入することで、テレビ受信機12に送信している。
例えば、ディスクプレーヤ11は、WCG画像データの付加情報の伝送方式情報を、HDMIケーブル13のリザーブライン27およびHPDライン25で構成される双方向通信路を介して、テレビ受信機12に送信するようにしてもよい。
また、上述実施の形態においては、テレビ受信機12のE−EDIDには、当該テレビ受信機12が対応するWCG画像データの付加情報の伝送方式情報が含まれており、ディスクプレーヤ11は、HDMIケーブル13のDDC23を介してE−EDIDを読み出すことで、テレビ受信機12が対応するWCG画像データの付加情報の伝送方式情報を取得するようにしている。
しかし、ディスクプレーヤ11は、テレビ受信機12が対応するWCG画像の付加情報の伝送方式情報を、テレビ受信機12から、HDMIケーブル13のリザーブライン27およびHPDライン25で構成される双方向通信路を介して受信するようにしてもよい。
また、上述実施の形態においては、HDMIの伝送路を用いるものを示している。しかし、ベースバンドデジタルインタフェースとしては、HDMIの他に、MHL(Mobile High-definition Link)、DVI(Digital Visual Interface)インタフェース、60GHzミリ波を利用したワイヤレスインタフェース等がある。本技術は、これらのデジタルインタフェースで、WCG画像の付加情報を伝送する場合にも同様に適用できる。
また、上述実施の形態においては、送信装置(ソース機器)としてディスクプレーヤ11を使用し、受信装置(シンク機器)としてテレビ受信機12を使用した例としたが、その他の送信装置、受信装置を使用するものにも、本技術を同様に適用できることは勿論である。
図14は、送信装置(ソース機器)としてのデジタルカメラ310の構成例を示している。このデジタルカメラ310は、HDMI端子311と、HDMI送信部312と、高速バスインタフェース313と、イメージャ321と、イメージャドライバ322と、撮像信号処理回路323と、カメラ制御CPU324と、静止画像信号処理回路325と、動画像信号処理回路326と、記録再生部328と、メモリカード329を有している。
また、このデジタルカメラ310は、システム制御CPU330と、フラッシュROM331と、SDRAM332と、ユーザ操作部333と、マイクロホン334と、音声信号処理回路335と、グラフィック生成回路341と、パネル駆動回路336と、表示パネル337と、表示制御部342と、電源部343を有している。
イメージャ321は、例えば、CMOS撮像素子、あるいはCCD撮像素子により構成される。イメージャドライバ322は、イメージャ321を駆動する。撮像信号処理回路323は、イメージャ321で得られる撮像信号を処理して、被写体に対応した画像データ(撮像画像データ)を生成する。カメラ制御CPU324は、イメージャドライバ322および撮像信号処理回路323の動作を制御する。なお、この例では、システム制御CPU330の他にカメラ制御CPU324を有する例を示しているが、これらは1つのチップになっていても、複数コアであってもよい。
静止画像信号処理回路325は、静止画の撮像時、撮像信号処理回路323で得られた画像データに対して、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式の圧縮符号化処理を施して、静止画像データを生成する。
音声信号処理回路335は、マイクロホン334で得られた音声信号に対して、A/D変換等の処理を施して、撮像画像データに対応した音声データを得る。動画像信号処理回路326は、動画の撮像時、撮像信号処理回路323で得られた画像データに対して、音声信号処理回路325で得られた音声データと共に、記録メディアフォーマットに準じた圧縮符号化等の処理を施し、音声データが付加された動画像データを生成する。
記録再生部328は、静止画の撮像時、静止画信号処理回路325で生成された静止画像データを、装填されたメモリカード329に、あるいは、システム制御CPU330を経由してフラッシュROM331に書き込む。また、記録再生部328は、動画の撮像時、動画像信号処理回路326で生成された動画像データを、装填されたメモリカード329に、あるいは、システム制御CPU330を経由してフラッシュROM331に書き込む。さらに、記録再生部328は、静止画または動画の再生時、メモリカード329等から動画像データを読み出し、復号化処理等を施して、再生画像データを得る。
グラフィック生成回路341は、撮像信号処理回路323から出力された画像データ、または記録再生部328で生成された再生画像データに対して、必要に応じてグラフィックスデータの重畳処理等を行う。パネル駆動回路336は、グラフィック生成回路341の出力画像データに基づいて、表示パネル337を駆動し、当該表示パネル337に撮像画像(動画像)または再生画像(静止画像、動画像)を表示する。表示制御部342は、グラフィクス生成回路341やパネル駆動回路336を制御して、表示パネル337における表示を制御する。表示パネル337は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネル等で構成されている。
なお、この例では、システム制御CPU330の他に表示制御部342を有する例を示しているが、表示パネル337における表示をシステム制御CPU330が直接制御するようにしてもよい。また、システム制御CPU330と表示制御部342は、1つのチップになっていても、複数コアであってもよい。電源部343は、デジタルカメラ310の各部に電源を供給する。この電源部343は、AC電源であっても、電池(蓄電池、乾電池)であってもよい。
システム制御CPU330は、静止画像信号処理回路325、動画像信号処理回路326、記録再生部328等の動作を制御する。システム制御CPU330には、フラッシュROM331、SDRAM332およびユーザ操作部333が接続されている。フラッシュROM331は、システム制御CPU330の制御プログラム等を記憶している。また、SDRAM332は、システム制御CPU330の制御処理で必要なデータの一時記憶等に用いられる。
ユーザ操作部333は、ユーザインタフェースを構成している。なお、このユーザ操作部333は、例えば、スイッチ、ホイール、近接/タッチにより指示入力を行うタッチパネル部、マウス、キーボード、カメラで指示入力を検出するジェスチャ入力部、音声により指示入力を行う音声入力部、さらにはリモートコントロールなどであってもよい。システム制御CPU330は、ユーザ操作部333の操作状態を判断し、デジタルカメラ310の動作を制御する。ユーザは、ユーザ操作部333により、撮像(記録)操作、再生操作の他に、各種付加情報の入力操作等を行うことができる。
HDMI送信部(HDMIソース)312は、HDMIに準拠した通信により、ベースバンドの画像(映像)と音声のデータを、HDMI端子311からHDMIケーブルに送出する。HDMI送信部312の詳細は後述する。高速バスインタフェース313は、HDMIケーブルを構成する所定のラインを用いた双方向通信のインタフェースである。この高速バスインタフェース313は、システム制御CPU330とHDMI端子311との間に挿入されている。
この高速バスインタフェース313は、システム制御CPU330から供給される送信データを、HDMI端子311からHDMIケーブルに送出する。また、この高速バスインタフェース313は、HDMIケーブルからHDMI端子311を介して相手側の機器から受信された受信データを、システム制御CPU330に供給する。
図14に示すデジタルカメラ310の動作を簡単に説明する。イメージャ321で得られた撮像信号は撮像信号処理回路323に供給されて処理され、この撮像信号処理回路323からは被写体に対応した画像データ(撮像画像データ)が得られる。静止画撮像時には、静止画像信号処理回路325では、撮像信号処理回路323から出力される画像データに対して、圧縮符号化処理等が施されて、静止画像データが生成される。この静止画像データは、記録再生部328により、メモリカード329等に記録される。
また、動画撮像時には、動画像信号処理回路326では、撮像信号処理回路323から出力される画像データに対して、音声信号処理回路335から出力される音声データと共に、記録メディアフォーマットに準じた圧縮符号化等の処理が施され、音声データが付加された動画像データが生成される。この動画像データは、記録再生部328により、メモリカード329等に記録される。
静止画像の再生時には、メモリカード329等から静止画像データが読み出され、静止画像信号処理回路325で復号化等の処理が施されて再生画像データ得られる。この再生画像データはシステム制御CPU330および動画像信号処理回路326を介してパネル駆動回路336に供給され、表示パネル337に、静止画像が表示される。
動画像の再生時には、記録再生回路328によりメモリカード329等から動画像データが読み出され、動画像信号処理回路326で復号化等の処理が施されて再生画像データが得られる。そして、再生画像データはパネル駆動回路336に供給され、表示パネル337に、動画像が表示される。
メモリカード329等に記録されている静止画像データ、あるいは動画像データに係る画像、音声のデータを外部機器(シンク機器)に送信する場合、あるいはメモリカード329から静止画画像データ、あるいは動画像データが読み出されて処理回路325,326に供給され、復号化等の処理が施されて、ベースバンドの画像、音声のデータが得られる。そして、このベースバンドの画像、音声のデータがHDMI送信部312に供給され、HDMI端子311に接続されたHDMIケーブルに送出される。
また、撮像信号処理回路323、音声信号処理回路335から直接出力される静止画像データ、あるいは動画像データに係る画像、音声のデータを外部機器(シンク機器)に送信する場合、これらのベースバンドの画像、音声のデータがHDMI送信部312に供給され、HDMI端子311に接続されたHDMIケーブルに送出される。
また、上述実施の形態においては、広色域画像データとしてWCG画像データを取り扱う例を示した。しかし、本技術は、WCG画像データに限定されるものではなく、同様の広色域画像データを取り扱う送信装置(ソース機器)および受信装置(シンク機器)に適用できることは勿論である。
また、上述実施の形態においては、広色域画像データがWCG画像データである例を示した。しかし、本技術は、その他の広色域画像データを取り扱うソース機器、シンク機器に対しても、同様に適用できることは勿論である。
また、本技術は、以下のような構成を取ることもできる。
(1)広色域画像データを、伝送路を介して外部機器に送信するデータ送信部と、
上記データ送信部で送信される広色域画像データの付加情報および該付加情報の伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する情報送信部とを備える
送信装置。
(2)上記データ送信部は、上記外部機器に、上記広色域画像データを、差動信号により、上記伝送路を介して送信する
前記(1)に記載の送信装置。
(3)上記情報送信部は、上記データ送信部で送信される広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を、該広色域画像データのブランキング期間に挿入することで、上記外部機器に送信する
前記(2)に記載の送信装置。
(4)上記情報送信部は、上記データ送信部で送信される広色域画像データの付加情報を、該広色域画像データのブランキング期間に挿入することで、上記外部機器に送信する
前記(2)または(3)に記載の送信装置。
(5)上記情報送信部は、上記伝送路の所定ラインを用いて構成される双方向通信路を介して、上記データ送信部で送信される広色域画像データの付加情報を上記外部機器に送信する
前記(2)または(3)に記載の送信装置。
(6)上記双方向通信路は一対の差動伝送路であり、該一対の差動伝送路のうち少なくとも一方は直流バイアス電位によって上記外部機器から接続状態の通知を受ける機能を有する
前記(5)に記載の送信装置。
(7)上記広色域画像データの付加情報は、該広色域画像データの白色度点の輝度レベル情報、白色度点のXYZ座標によるベクトル値、RGB色度点のXYZ座標によるベクトル値、RGB以外の1つ以上の色度点のXYZ座標によるベクトル値の少なくとも1つを含む
前記(1)から(6)のいずれかに記載の送信装置。
(8)上記外部機器から上記伝送路を介して送られてくる、該外部機器が対応可能な広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を受信する伝送方式情報受信部と、
上記伝送方式情報受信部で受信された伝送方式情報に基づいて、上記外部機器が対応可能な広色域画像データの付加情報の伝送方式から所定の伝送方式を選択する伝送方式選択部とをさらに備え、
上記情報送信部は、上記広色域画像データの付加情報を、伝送方式選択部で選択された伝送方式で、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する
前記(1)から(7)のいずれかに記載の送信装置。
(9)データ送信部により、広色域画像データを、伝送路を介して外部機器に送信するデータ送信ステップと、
上記データ送信ステップで送信される上記広色域画像データの付加情報および該付加情報の伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する情報送信ステップとを有する
広色域画像データ送信方法。
(10)コンピュータを、
広色域画像データを、伝送路を介して外部機器に送信するデータ送信手段と、
上記データ送信手段で送信される上記広色域画像データの付加情報および該付加情報の伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する情報送信手段と
して機能させるプログラム。
(11)外部機器から、伝送路を介して、広色域画像を表示するための広色域画像データを受信するデータ受信部と、
上記外部機器から、上記データ受信部で受信される広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を受信すると共に、該伝送方式情報に基づいて該広色域画像データの付加情報を受信する情報受信部と、
上記情報受信部で受信された広色域画像データの付加情報を用いて、上記データ受信部で受信された広色域画像データを処理するデータ処理部とを備える
受信装置。
(12)上記データ受信部は、上記外部機器から、差動信号により、上記伝送路を介して、上記広色域画像データを受信する
前記(11)に記載の受信装置。
(13)上記情報受信部は、上記データ受信部で受信された広色域画像データのブランキング期間から、該広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を抽出する
前記(12)に記載の受信装置。
(14)上記情報受信部は、上記データ受信部で受信された広色域画像データのブランキング期間から、該広色域画像データの付加情報を抽出する
前記(12)または(13)に記載の受信装置。
(15)上記情報受信部は、上記データ受信部で受信された上記広色域画像データの付加情報を、上記外部機器から、上記伝送路の所定ラインを用いて構成される双方向通信路を介して受信する
前記(12)または(13)に記載の受信装置。
(16)上記双方向通信路は一対の差動伝送路であり、該一対の差動伝送路のうち少なくとも一方は直流バイアス電位によって上記外部機器に接続状態を通知する機能を有する
前記(15)に記載の受信装置。
(17)自身が対応可能な広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を記憶しておく伝送方式情報記憶部と、
上記伝送方式情報記憶部に記憶されている伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する伝送方式情報送信部とをさらに備える
前記(11)から(16)のいずれかに記載の受信装置。
(18)上記伝送方式情報記憶部に記憶されている伝送方式情報は、GBDパケット情報、VSIFパケット情報、AVIFパケット情報、HECパケット情報の少なくとも1つである
前記(17)に記載の受信装置。
(19)データ受信部により、外部機器から、上記伝送路を介して、広色域画像データを受信するデータ受信ステップと、
上記外部機器から、上記データ受信ステップで受信される広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を受信すると共に、該伝送方式情報に基づいて該広色域画像データの付加情報を受信する情報受信ステップと、
上記情報受信ステップで受信された広色域画像データの付加情報を用いて、上記データ受信ステップで受信された広色域画像データを処理するデータ処理ステップとを有する
広色域画像データ受信方法。
(20)コンピュータを、
外部機器から、伝送路を介して、広色域画像を表示するための広色域画像データを受信するデータ受信手段と、
上記外部機器から、上記データ受信手段で受信される広色域画像データの付加情報の伝送方式情報を受信すると共に、該伝送方式情報に基づいて該広色域画像データの付加情報を受信する情報受信手段と、
上記情報受信手段で受信された広色域画像データの付加情報を用いて、上記データ受信手段で受信された広色域画像データを処理するデータ処理手段と
して機能させるプログラム。
10・・・・AVシステム
11・・・・ディスクプレーヤ
11a・・・HDMI端子
11b・・・HDMI送信部
11c・・・高速バスインタフェース
12・・・・テレビ受信機
12a・・・HDMI端子
12b・・・HDMI受信部
12c・・・高速バスインタフェース
13・・・・HDMIケーブル
14・・・・有効画像区間
15・・・・水平帰線区間
16・・・・垂直帰線区間
17・・・・ビデオデータ区間
18・・・・データアイランド区間
19・・・・コントロール区間
21・・・・HDMIトランスミッタ
22・・・・HDMIレシーバ
23・・・・DDCライン
24・・・・CECライン
25・・・・HPDライン
26・・・・電源ライン
27・・・・リザーブライン
104・・・CPU
105・・・内部バス
106・・・フラッシュROM
107・・・SDRAM
108・・・リモコン受信部
109・・・リモコン送信機
110・・・SATAインタフェース
111・・・BDドライブ
112・・・イーサネットインタフェース
113・・・ネットワーク端子
114・・・MPEGデコーダ
115・・・グラフィック生成回路
116・・・映像出力端子
117・・・音声出力端子
121・・・表示制御部
122・・・パネル駆動回路
123・・・表示パネル
124・・・電源部
205・・・アンテナ端子
206・・・デジタルチューナ
207・・・MPEGデコーダ
208・・・映像信号処理回路
209・・・グラフィック生成回路
210・・・パネル駆動回路
211・・・表示パネル
212・・・音声信号処理回路
213・・・音声増幅回路
214・・・スピーカ
220・・・内部バス
221・・・CPU
222・・・フラッシュROM
223・・・DRAM
224・・・イーサネットインタフェース
225・・・ネットワーク端子
226・・・リモコン受信部
227・・・リモコン送信機
231・・・表示制御部
232・・・電源部
310・・・デジタルカメラ

Claims (18)

  1. 広色域画像データを、伝送路を介して外部機器に送信するデータ送信部と、
    上記データ送信部で送信される広色域画像データの所定フォーマットの付加情報および該付加情報の伝送の仕方を示す伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する情報送信部と
    上記外部機器から上記伝送路を介して送られてくる、該外部機器が対応可能な上記付加情報の伝送の仕方を示す伝送方式情報を受信する伝送方式情報受信部と、
    上記伝送方式情報受信部で受信された伝送方式情報に基づいて、上記外部機器が対応可能な伝送の仕方から所定の伝送の仕方を選択する伝送方式選択部を備え
    上記情報送信部は、上記付加情報を、上記伝送方式選択部で選択された伝送の仕方で、上記伝送路を介して上記外部機器に送信す
    送信装置。
  2. 上記データ送信部は、上記外部機器に、上記広色域画像データを、差動信号により、上記伝送路を介して送信する
    請求項1に記載の送信装置。
  3. 上記情報送信部は、上記伝送方式情報を、上記広色域画像データのブランキング期間に挿入することで、上記外部機器に送信する
    請求項2に記載の送信装置。
  4. 上記情報送信部は、上記付加情報を、上記広色域画像データのブランキング期間に挿入することで、上記外部機器に送信する
    請求項2に記載の送信装置。
  5. 上記情報送信部は、上記伝送路の所定ラインを用いて構成される双方向通信路を介して、上記付加情報を上記外部機器に送信する
    請求項2に記載の送信装置。
  6. 上記双方向通信路は一対の差動伝送路であり、該一対の差動伝送路のうち少なくとも一方は直流バイアス電位によって上記外部機器から接続状態の通知を受ける機能を有する
    請求項5に記載の送信装置。
  7. 上記付加情報は、該広色域画像データの白色度点の輝度レベル情報、白色度点のXYZ座標によるベクトル値、RGB色度点のXYZ座標によるベクトル値、RGB以外の1つ以上の色度点のXYZ座標によるベクトル値の少なくとも1つを含む
    請求項1に記載の送信装置。
  8. データ送信部、広色域画像データを、伝送路を介して外部機器に送信するデータ送信ステップと、
    情報送信部が、上記データ送信ステップで送信される広色域画像データの所定フォーマットの付加情報および該付加情報の伝送の仕方を示す伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する情報送信ステップと
    伝送方式情報受信部が、上記外部機器から上記伝送路を介して送られてくる、該外部機器が対応可能な上記付加情報の伝送の仕方を示す伝送方式情報を受信する伝送方式情報受信ステップと、
    伝送方式選択部が、上記伝送方式情報受信ステップで受信された伝送方式情報に基づいて、上記外部機器が対応可能な伝送の仕方から所定の伝送の仕方を選択する伝送方式選択ステップを有し、
    上記情報送信ステップでは、上記付加情報を、上記伝送方式選択ステップで選択された伝送の仕方で、上記伝送路を介して上記外部機器に送信す
    送信方法。
  9. コンピュータを、
    広色域画像データを、伝送路を介して外部機器に送信するデータ送信手段と、
    上記データ送信部で送信される広色域画像データの所定フォーマットの付加情報および該付加情報の伝送の仕方を示す伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する情報送信手段と
    上記外部機器から上記伝送路を介して送られてくる、該外部機器が対応可能な上記付加情報の伝送の仕方を示す伝送方式情報を受信する伝送方式情報受信手段と、
    上記伝送方式情報受信手段で受信された伝送方式情報に基づいて、上記外部機器が対応可能な伝送の仕方から所定の伝送の仕方を選択する伝送方式選択手段として機能させ
    上記情報送信手段は、上記付加情報を、上記伝送方式選択手段で選択された伝送の仕方で、上記伝送路を介して上記外部機器に送信す
    プログラム。
  10. 外部機器から、伝送路を介して、広色域画像を表示するための広色域画像データを受信するデータ受信部と、
    上記外部機器から、上記データ受信部で受信される広色域画像データの所定フォーマットの付加情報の伝送の仕方を示す伝送方式情報を受信すると共に、該伝送方式情報に基づいて該付加情報を受信する情報受信部と、
    上記情報受信部で受信された付加情報を用いて、上記データ受信部で受信された広色域画像データを処理するデータ処理部と
    自身が対応可能な上記付加情報の伝送方式情報を記憶しておく伝送方式情報記憶部と、
    上記伝送方式情報記憶部に記憶されている伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する伝送方式情報送信部を備える
    受信装置。
  11. 上記データ受信部は、上記外部機器から、差動信号により、上記伝送路を介して、上記広色域画像データを受信する
    請求項10に記載の受信装置。
  12. 上記情報受信部は、上記データ受信部で受信された広色域画像データのブランキング期間から、上記伝送方式情報を抽出する
    請求項11に記載の受信装置。
  13. 上記情報受信部は、上記データ受信部で受信された広色域画像データのブランキング期間から、上記付加情報を抽出する
    請求項11に記載の受信装置。
  14. 上記情報受信部は、上記付加情報を、上記外部機器から、上記伝送路の所定ラインを用いて構成される双方向通信路を介して受信する
    請求項11に記載の受信装置。
  15. 上記双方向通信路は一対の差動伝送路であり、該一対の差動伝送路のうち少なくとも一方は直流バイアス電位によって上記外部機器に接続状態を通知する機能を有する
    請求項14に記載の受信装置。
  16. 上記伝送方式情報記憶部に記憶されている伝送方式情報は、GBDパケット情報、VSIFパケット情報、AVIFパケット情報、HECパケット情報の少なくとも1つである
    請求項10に記載の受信装置。
  17. データ受信部、外部機器から、伝送路を介して、広色域画像を表示するための広色域画像データを受信するデータ受信ステップと、
    情報受信部が、上記外部機器から、上記データ受信部で受信される広色域画像データの所定フォーマットの付加情報の伝送の仕方を示す伝送方式情報を受信すると共に、該伝送方式情報に基づいて該付加情報を受信する情報受信ステップと、
    データ処理部が、上記情報受信ステップで受信された付加情報を用いて、上記データ受信ステップで受信された広色域画像データを処理するデータ処理ステップと
    伝送方式情報送信部が、伝送方式情報記憶部に記憶されている自身が対応可能な上記付加情報の伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する伝送方式情報送信ステップを有する
    広色域画像データ受信方法。
  18. コンピュータを、
    外部機器から、伝送路を介して、広色域画像を表示するための広色域画像データを受信するデータ受信手段と、
    上記外部機器から、上記データ受信手段で受信される広色域画像データの所定フォーマットの付加情報の伝送の仕方を示す伝送方式情報を受信すると共に、該伝送方式情報に基づいて該付加情報を受信する情報受信手段と、
    上記情報受信手段で受信された付加情報を用いて、上記データ受信手段で受信された広色域画像データを処理するデータ処理手段と
    伝送方式情報記憶部に記憶されている自身が対応可能な上記付加情報の伝送方式情報を、上記伝送路を介して上記外部機器に送信する伝送方式情報送信手段と
    して機能させるプログラム。
JP2013246799A 2013-11-28 2013-11-28 送信装置、広色域画像データ送信方法、受信装置、広色域画像データ受信方法およびプログラム Active JP6307856B2 (ja)

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