JP6305817B2 - 巻取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺の樹脂フィルムを長尺方向の一端側から巻き取る巻取装置に関する。
園芸用ビニ−ルトンネルハウスのビニ−ルフィルム(樹脂フィルム)を整然と巻き込まれたままの状態で収納でき、次の播種期が到来するまで風化させることなく保存することができるようにしたフィルム巻取り装置が知られている(特許文献1、特許文献2等参照)。例えば特許文献1に開示される園芸用ビニ−ルトンネルハウスのビニ−ルフィルム巻取り装置は、矩形に枠組みされた架台に、巻取り枠体が両端を回転自在に支持される。樹脂フィルムを巻取り収納するにあたっては、その巻取り始端側を巻取り枠体に巻きつけたのち、手動ハンドルによって巻取り枠体を回転させれば、その回転にともなって樹脂フィルムは順次整然と巻き込まれる。所望の巻込みが終わったのち、巻取り枠体に巻き込まれた樹脂フィルムを引き抜く。引き抜かれた樹脂フィルムは、整然と巻き込まれたままの状態で収納でき、次の播種期が到来するまで風化させることなく保存することができる。
特開平6−227754号公報 特開平6−255895号公報
しかしながら、従来のフィルム巻取り装置は、枠体及び巻取り枠体が樹脂フィルムの幅長に合せて伸縮調整可能な構成となる。巻取り枠体は、樹脂フィルムの幅方向両端が架台に回転自在且つ脱着可能に取り付けられ、手動ハンドルに直結され、一対一の回転比で回転されて、広げた状態の樹脂フィルムをその幅長のまま巻き取る。このため、樹脂フィルムを幅方向へ幅長分引き抜く広面積の設置場所が必要となる。また、手動ハンドルにて両端を支持されたのみの巻取り枠体を単に回転させるのみであり空気が抜かれないまま巻き取りが行われることで巻径が肥大化する。このことから、巻き取り作業及び巻き取り後の樹脂フィルムの取り扱い作業に多大な労力を要することが懸念される。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、樹脂フィルムを、空気を抜きながら小径に且つ容易に巻き取ることができる巻取装置を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の巻取装置11は、長尺方向の一端側から巻かれる樹脂フィルム33の外周が押しつけられるステージ35を上面に有する架台13と、
前記架台13に立設され前記ステージ35に沿う方向の支持軸43を支持する支持台15と、
中央部が前記支持軸43に回動自在に支持されて揺動自在な揺動フレーム17と、
前記支持軸43を挟んで前記揺動フレーム17の一端側に回転自在に設けられる前記支持軸43に沿う方向の巻取軸19と、
前記巻取軸19に固定されて前記巻取軸19とともに回転し前記巻取軸19の延在方向に片持ち状に突出して前記ステージ35の上方に配置される支持杆49を有する巻き付け部21と、
前記揺動フレーム17に設けられ前記巻取軸19を回転駆動する駆動部23と、
を具備することを特徴とする。
この巻取装置11では、最初に樹脂フィルム33の長尺方向の一端側が巻き付け部21の支持杆49に取り付けられ、駆動部23の駆動によって巻取軸19が回転されると、支持杆49が回転され、支持杆49の外周に樹脂フィルム33が一端側から巻き取られていく。所定量の樹脂フィルム33が支持杆49に巻かれると、樹脂フィルム33の重量により揺動フレーム17が支持軸43を中心に揺動し、その結果、巻かれた樹脂フィルム33がステージ35に着地する。この状態でさらに樹脂フィルム33が巻かれると、ステージ35と支持杆49との間隙で、巻装された樹脂フィルム33は空気が抜かれながら巻き取られる。これにより、空気を巻き込まない樹脂フィルム33の小径の巻き取りが可能となる。また、揺動フレーム17が揺動するので、架台13のステージ面35に対しての巻き取りの位置が変わらず、巻き径の増大に伴って巻き位置が変わる従来装置に比べ、巻き取りやすく、定位置での安定した巻き取り作業が可能となる。さらに、巻き取り後は、支持杆49が片持ち状であるので、巻装された樹脂フィルム33が容易に取り出せる。
本発明の請求項2記載の巻取装置11は、請求項1記載の巻取装置11であって、
前記支持杆49には外周に前記樹脂フィルム33が巻き付けられる巻装管55が着脱自在に外挿されることを特徴とする。
この巻取装置11では、樹脂フィルム33が巻装管55を介して支持杆49に巻き付けられ、巻かれた樹脂フィルム33が巻装管55ごと巻き付け部21から脱着可能となる。これにより、樹脂フィルム33が、支持杆49に直接巻き付けられる場合よりも、巻き締め力の加わらない小さい摩擦力で支持杆49から抜脱が可能となる。
本発明の請求項3記載の巻取装置11は、請求項1又は2記載の巻取装置11であって、
前記巻取軸19には回転中心軸53に直交方向の回転板51が固定され、
前記回転板51には前記回転中心軸53から半径方向外側で複数の前記支持杆49が円周方向に離間して固定されることを特徴とする。
この巻取装置11では、複数の支持杆49により巻き始める際の樹脂フィルム33の始端を係止しやすく、且つ巻き始めの径が小さくなく巻き取り開始を速やかに始められる。また、各支持杆49に巻装管55が外挿されている場合では、各巻装管55が、巻き取り終了の際、樹脂フィルム33ごと抜き取られることで、支持杆49による拘束が解かれ、巻装管55同士の間隔がフリーとなる。これにより、巻装管55同士が接近し、樹脂フィルム33の巻き取り中心側からの反力が消失して、巻き取り中心が巻き締めから解放される。すなわち、巻装管55を樹脂フィルム33から容易に抜き取ることができる。
本発明の請求項4記載の巻取装置11は、請求項1又は2又は3記載の巻取装置11であって、
前記駆動部23が、
前記支持軸43に沿う方向のハンドル軸63(61)によって前記揺動フレーム17に回転自在に設けられる回転ハンドル59と、
前記ハンドル軸63(61)の回転を減速して前記巻取軸19に伝達する減速機構部と、
を具備することを特徴とする。
この巻取装置11では、ハンドル軸63(61)に回転ハンドル59が装着され、装着された回転ハンドル59が手動により回転されると、ハンドル軸63(61)の回転が減速機構部によって減速されて巻取軸19に伝達される。減速回転される巻取軸19によって巻き付け部21の支持杆49が回転され、巻き取り負荷モーメントよりも小さい手動による駆動モーメントで樹脂フィルム33が巻き取り可能となる。
本発明の請求項5記載の巻取装置11は、請求項4記載の巻取装置11であって、
前記減速機構部が、
減速比の異なる少なくとも2つの低速ハンドル軸61と高速ハンドル軸63とを有し、
前記回転ハンドル59が前記低速ハンドル軸61または高速ハンドル軸63に着脱自在となって選択的に取り付けられることを特徴とする。
この巻取装置11では、回転ハンドル59が低速ハンドル軸61または高速ハンドル軸63に付け替えることができる。つまり、回転ハンドル59のギア比が変更可能となっている。回転ハンドル59の付け替えは、樹脂フィルム33の素材種類や、幅、長さ、厚さ、比重などの種々の状態に応じて行われる。例えば、重量のある樹脂フィルム33や柔軟性に乏しい樹脂フィルム33の場合には、高速ハンドル軸63に回転ハンドル59が取り付けられ、巻き付け部21においては低速、高トルクでの巻き取りが行われる。この際、回転ハンドル59は、高速、低トルクでの回転操作となる。
本発明の請求項6記載の巻取装置11は、請求項1,2,3,4,5のいずれか1つに記載の巻取装置11であって、
前記架台13には、前記巻き付け部21に巻き取られることで前記ステージ35に引き込まれる前記樹脂フィルム33を幅方向に移動規制して所定の巻取幅長にガイドする少なくとも一対の巻取幅ガイド79が設けられていることを特徴とする。
この巻取装置11では、巻き付け部21での巻き取りによってステージ35へ引き込まれる樹脂フィルム33が、巻取幅ガイド79によって幅方向に移動規制され、支持杆49の長手方向の同一位置に樹脂フィルム33が巻かれて行く。これにより、樹脂フィルム33の巻き取り側面に巻きずれ等による凹凸の生じない均一な巻き取りが可能となる。
本発明の請求項7記載の巻取装置11は、請求項6記載の巻取装置11であって、
前記巻取幅ガイド79が、巻き取り幅方向に移動自在となって前記架台13に取り付けられていることを特徴とする。
この巻取装置11では、各巻取幅ガイド79が、相互に接近離反方向に移動調整されることで、樹脂フィルム33の巻き取り幅に合せた巻取幅ガイド79が可能となる。
本発明の請求項8記載の巻取装置11は、請求項6又は7記載の巻取装置11であって、
一対の前記巻取幅ガイド79のそれぞれが、前記樹脂フィルム33の引き込み方向に交差する方向の回転ローラー中心軸85で回転するローラー87を備えることを特徴とする。
この巻取装置11では、樹脂フィルム33の引き込み時に、樹脂フィルム33に接したローラー87が連れ回りし、樹脂フィルム33と巻取幅ガイド79との摩擦抵抗が抑制され、スムースに且つ樹脂フィルム33への傷つきを防止して巻き取りが可能となる。
本発明に係る請求項1記載の巻取装置によれば、樹脂フィルムを、空気を抜きながら小径に且つ容易に巻き取ることができ、巻取作業性を向上させることができる。また巻取軸から巻取済みの樹脂フィルムを容易に取り出すことができる。
本発明に係る請求項2記載の巻取装置によれば、巻き取った樹脂フィルムを、巻装管ごと容易に支持杆から抜き取ることができる。
本発明に係る請求項3記載の巻取装置によれば、支持杆より脱着した樹脂フィルムから巻装管を容易に抜き取ることができる。
本発明に係る請求項4記載の巻取装置によれば、回転ハンドルを使用して、あまり力を必要とせずに容易に巻き取り作業を行うことができる。
本発明に係る請求項5記載の巻取装置によれば、巻き取る樹脂フィルムの素材や状態に応じて、すなわち巻き取り荷重に応じて作業効率または作業性の優先を選択できる。
本発明に係る請求項6記載の巻取装置によれば、巻き取り幅を略均一にして樹脂フィルムを巻き取ることができる。
本発明に係る請求項7記載の巻取装置によれば、種々の巻き取り幅で樹脂フィルムを均一に巻き取ることができる。
本発明に係る請求項8記載の巻取装置によれば、樹脂フィルムと巻取幅ガイドとの摩擦を低減させて、樹脂フィルムの傷つきを防止できる。
本実施形態に係る巻取装置の斜視図である。 図1に示した巻取装置の側面図である。 図1に示した巻取装置の平面図である。 (a)は駆動部の平面図、(b)は(a)のA−A矢視図である。 巻き取り手順の動作説明図であり、(a)は樹脂フィルムの斜視図、(b)は幅方向に纏められた樹脂フィルムの斜視図、(c)は巻装用シートにくるまれた樹脂フィルムの斜視図である。 樹脂フィルムが巻取幅ガイドに通された動作説明図である。 樹脂フィルムの始端側が折り返された動作説明図である。 樹脂フィルムの折り返された始端がステージに押しつけられている動作説明図である。 (a)(b)は回転ハンドルによる巻き取り開始時の動作説明図である。 巻き取り途中の動作説明図である。 巻き取り終了時の動作説明図である。 巻回状態の樹脂フィルムを結束体によって結わく動作説明図である。 巻装管ごと支持杆から樹脂フィルムを抜く動作説明図である。 巻かれた樹脂フィルムから巻装管を抜去する動作説明図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係る巻取装置の斜視図、図2は図1に示した巻取装置の側面図、図3は図1に示した巻取装置の平面図、図4(a)は駆動部の平面図、(b)は(a)のA−A矢視図である。
本実施形態に係る巻取装置11は、架台13と、支持台15と、揺動フレーム17と、巻取軸19と、巻き付け部21と、駆動部23と、を主要な構成として有している。架台13は、矩形枠状に形成される本体フレーム25の下に複数の脚部27が設けられ、脚部27の下面には移動のためのキャスター29が取り付けられている。本体フレーム25の上面には定盤31が固定され、定盤31は長尺方向の一端側から巻かれる樹脂フィルム33(図5参照)の巻取最外周が押しつけられるステージ35となっている。
また、本体フレーム25の少なくとも長手方向一端側には、ステージ35の形成されていない空間部37が開口する。この空間部37は、揺動フレーム揺動端39の干渉回避空間となる。また、本体フレーム25には、例えばアジャスタ機能を備えるストッパ41(図2参照)が垂設され、本体フレーム25の作業時における移動が規制できるようになっている。
本体フレーム25の長手方向一端側には支持台15が立設される。支持台15の上部にはステージ35に沿う方向とされる略水平な支持軸43が軸受45によって回転自在に支持されている。この支持軸43は、揺動フレーム17に固定される。なお、支持軸43は、その軸線がステージ35に沿い、すなわち本実施形態では略水平なステージ35に略水平な支持軸43とされて互いに平行となって構成されるもので、ステージ35が傾斜している場合では、支持軸35も同様に傾斜し、互いが略平行を保って構成されるものである。また、この支持軸43は、支持台15に固定されていてもよい。この場合、揺動フレーム17には軸受45が固定され、揺動フレーム17は軸受45を介して支持軸43に揺動自在に支持されることになる。本実施形態において、揺動フレーム17は、略直方体形状に形成され、長手方向の中央部が、支持軸43によって揺動自在となる。
揺動フレーム17には、支持軸43を挟んで揺動フレーム17の一端側に巻取軸19が回転自在に設けられる。巻取軸19は、支持軸43に沿う方向のものとなる。また、揺動フレーム17には、支持軸43を挟んで巻取軸19と反対側にバランスウエイト47が取り付けられている。バランスウエイト47は、例えば鋳物や複数枚の錘板等からなり、例えば円板状に形成され所望の重さのものと交換が可能に取り付けられる。
巻取軸19には巻取軸19とともに回転する巻き付け部21が固定される。巻き付け部21は、巻取軸19の延在方向に片持ち状に突出してステージ35の上方に配置される支持杆49を有する。本実施形態において、巻き付け部21は、回転板51と複数の支持杆49とからなる。すなわち、巻取軸19には回転中心軸53に直交方向の回転板51が固定され、回転板51には回転中心軸53から半径方向外側で複数、本実施形態では2つの支持杆49が円周方向に離間して略フォーク状となって固定されている。
それぞれの支持杆49には巻装管55が着脱自在に外挿される。巻装管55は、例えば紙管や樹脂管からなる。この巻装管55の外周には、樹脂フィルム33が巻き付けられることとなる。巻装管55の一端側には、支持杆49からの抜去を容易とするための把持リング57が設けられている。
揺動フレーム17には巻取軸19を回転駆動する駆動部23(図4参照)が設けられる。本実施形態において、駆動部23は、手動による駆動機構となる。すなわち、駆動部23は、図3に示すように、支持軸43に沿う方向のハンドル軸によって揺動フレーム17に回転自在に設けられる回転ハンドル59と、ハンドル軸の回転を減速して巻取軸19に伝達する減速機構部と、を備える。
減速機構部は、減速比の異なる少なくとも2つの低速ハンドル軸61と高速ハンドル軸63とを有する。これにより、回転ハンドル59が、低速ハンドル軸61または高速ハンドル軸63に着脱自在となって選択的に取り付けられるようになっている。
本実施形態において、減速機構部は、複数のスプロケットと、チェーンにより構成される。すなわち、図4に示すように、巻取軸受65によって回転自在に揺動フレーム17に支持された巻取軸19には出力スプロケット67が固定される。揺動フレーム17には、巻取軸19から順次離間して高速ハンドル軸63と、低速ハンドル軸61とが回転自在に支持される。高速ハンドル軸63には一次出力スプロケット69と一次入力スプロケット71が固定される。また、低速ハンドル軸61には二次入力スプロケット73が固定されている。出力スプロケット67と一次出力スプロケット69とには高速チェーン75が掛け渡されている。一次入力スプロケット71と二次入力スプロケット73とには低速チェーン77が掛け渡されている。
ここで、出力スプロケット67の歯数をN1、一次出力スプロケット69の歯数をN2、一次入力スプロケット71の歯数をN3、二次入力スプロケット73の歯数をN4とすると、それぞれの歯数は、N1>N2、N2<N3、N3>N4で設定されている。これにより、回転ハンドル59を、低速ハンドル軸61または高速ハンドル軸63の何れかに装着することで、回転操作力の大小、巻き取り速度の速さが選べるようになっている。
架台13には一対の巻取幅ガイド79が設けられている。巻取幅ガイド79は、巻き付け部21に巻き取られることでステージ35に引き込まれる樹脂フィルム33を幅方向に移動規制する。本実施形態において、巻取幅ガイド79は、巻き取り幅方向に移動自在となって架台13に取り付けられている。例えばそれぞれの巻取幅ガイド79は、架台13下面に設けられるレール部81に案内され、本体フレーム25に接している転動輪83(図3参照)によって移動自在となる。
また、一対の巻取幅ガイド79のそれぞれは、樹脂フィルム33の引き込み方向に交差する方向の回転ローラー中心軸85(図1参照)で回転するローラー87を備える。ローラー87は、巻取幅ガイド79のガイド本体板89に、回転ローラー中心軸85を介して回転自在に支持される。
次に、上記構成を有する巻取装置11を用いた樹脂フィルム33の巻き取り手順、及び作用を説明する。
図5は巻き取り手順の動作説明図であり、(a)は樹脂フィルム33の斜視図、(b)は幅方向に纏められた樹脂フィルム33の斜視図、(c)は巻装用シートにくるまれた樹脂フィルム33の斜視図、図6は樹脂フィルム33が巻取幅ガイド79に通された動作説明図、図7は樹脂フィルム33の始端側が折り返された動作説明図、図8は樹脂フィルム33の折り返された始端がステージ35に押しつけられている動作説明図、図9(a)(b)は回転ハンドル59による巻き取り開始時の動作説明図、図10は巻き取り途中の動作説明図、図11は巻き取り終了時の動作説明図、図12は巻回状態の樹脂フィルム33を結束体91によって結わく動作説明図、図13は巻装管55ごと支持杆49から樹脂フィルム33を抜く動作説明図、図14は巻かれた樹脂フィルム33から巻装管55を抜去する動作説明図である。
巻取装置11を用いて図5(a)に示す樹脂フィルム33を巻き取るには、先ず、架台13に結束体91(図7参照)を取り付ける。結束体91は、少なくとも一端である巻き方向の後側になる端部を架台13の一部、例えば本体フレーム25に結びつける。次に、図5(b)に示すように、樹脂フィルム33を所定の幅にまとめる。この幅方向のまとめは、折り畳む必要はなく、ラフな状態で幅方向を縮めることとする。次に、所定幅の樹脂フィルム33を、架台上へその始端を引き上げる。樹脂フィルム33は、所定幅にまとめる際、図5(c)に示すように、巻装用の帯状シート93にくるむ。
次に、図6に示すように、左右の巻取幅ガイド79の間に、帯状シート93にくるんだ樹脂フィルム33の始端を入れ、予め巻装管55が装着された2本の支持杆間に、樹脂フィルム33の始端を挿入する。この際、図7に示すように、樹脂フィルム33の先端側を一方の支持杆49にて上方から折り返す。これにより、巻き取り方向が決まることになる。
次に、図8に示すように、回転ハンドル59を回し、巻き取りを開始する。図例において、回転ハンドル59は、反時計回りに回転操作される。巻取幅ガイド79で幅長を一定にガイドしながら、樹脂フィルム33が始端側から順に巻き取られる。この巻き取り時、図9(a)及び(b)に示すように、支持杆49とステージ35との間に挟まれた樹脂フィルム33は、自重と巻き取り方向とによって、空気が絞り出されながら、巻き取られていく。すなわち、図10に示すように、空気を含んで幅長をまとめられた樹脂フィルム33が、空気が抜かれながら巻き付け部21に巻き取られることとなる。
図11に示すように、巻き取りがほぼ終了し、終端が近傍に接近した際、樹脂フィルム33の終端を持ち上げ、上方から折り返す。折り返された巻取終端を巻き内側に差し入れる。さらに回転ハンドル59を回し、巻き取る。終端が架台13との間に挟まった状態で回転ハンドル59を停止し、巻き取り作業が完了する。
次に、図12に示すように、結束体91を架台13から解く。結束体91の両端によって、巻かれた状態の樹脂フィルム33を緊締する。次に、図13に示すように、2つの巻装管55ごと把持リング57を把持して巻取状態の樹脂フィルム33を巻き付け部21から抜き取る。抜き取られた樹脂フィルム33には巻装管55が挿入されたままの状態となっているが、巻装管55は出荷時には不要なものとなるため、図14に示すように、把持リング57を把持して樹脂フィルム33から抜き取る。
この際、樹脂フィルム33は、巻き付け部21の支持杆49による幅方向の拘束がなくなっているので、巻き取り中心側が空洞となり、樹脂フィルム33から巻装管55が容易に引き抜きできる。最後に、巻かれた樹脂フィルム33を不図示の梱包用シートでくるみ、樹脂フィルム33の巻き取り作業を終了する。樹脂フィルム33から抜去した巻装管55は、次回の巻き取り作業に備えて再び支持杆49に戻しておく。
このように、巻取装置11では、最初に樹脂フィルム33の長尺方向の一端側が巻き付け部21の支持杆49に取り付けられ、駆動部23の駆動によって巻取軸19が回転されると、支持杆49が回転され、支持杆49の外周に樹脂フィルム33が一端側から巻き取られていく。所定量の樹脂フィルム33が支持杆49に巻かれると、樹脂フィルム33の重量により揺動フレーム17が支持軸43を中心に揺動し、その結果、巻かれた樹脂フィルム33がステージ35に着地する。この状態でさらに樹脂フィルム33が巻かれると、ステージ35と支持杆49との間隙、及び巻かれる方向によって、巻装された樹脂フィルム33は空気が抜かれながら巻き取られる。
これにより、空気を巻き込まない樹脂フィルム33の小径の巻き取りが可能となる。また、揺動フレーム17が揺動するので、架台13のステージ面35に対しての巻き取りの位置が変わらず、巻き径の増大に伴って巻き位置が変わる従来装置に比べ、巻き取りやすく、定位置での安定した巻き取り作業が可能となる。
この巻取装置11では、ハンドル軸に回転ハンドル59が装着され、装着された回転ハンドル59が手動により回転されると、ハンドル軸の回転が減速機構部によって減速されて巻取軸19に伝達される。減速回転される巻取軸19によって巻き付け部21の支持杆49が回転され、巻き取り負荷モーメントよりも小さい手動による駆動モーメントで樹脂フィルム33が巻き取り可能となる。これにより、回転ハンドル59を使用して、あまり力を必要とせずに容易に巻き取り作業を行うことができる。
また、樹脂フィルム33が巻装管55を介して支持杆49に巻き付けられ、巻かれた樹脂フィルム33が巻装管55ごと片持ち状の巻き付け部21の一端から取り外し可能となる。これにより、樹脂フィルム33が、支持杆49に直接巻き付けられる場合よりも、巻き締め力の加わらない小さい摩擦力、すなわち支持管49と巻装管55との摩擦力のみで支持杆49から抜脱が可能となる。その結果、巻き取った樹脂フィルム33を、巻装管55ごと容易に支持杆49から抜き取ることができる。
さらに、複数の支持杆49に外挿されていた巻装管55が、巻き取り終了の際、樹脂フィルム33ごと抜き取られることで、支持杆49による拘束が解かれ、巻装管55同士の間隔がフリーとなる。これにより、巻装管55同士が接近し、樹脂フィルム33の巻き取り中心側からの反力が消失して、巻き取り中心が巻き締めから解放される。その結果、支持杆49より取り外した樹脂フィルム33から巻装管55のみを容易に抜き取ることができる。
また、この巻取装置11によれば、回転ハンドル59が低速ハンドル軸61または高速ハンドル軸63に付け替えることができる。つまり、回転ハンドル59のギア比が変更可能となっている。回転ハンドル59の付け替えは、樹脂フィルム33の素材種類や、幅、長さ、厚さ、比重などの種々の状態に応じて行われる。例えば、重量のある樹脂フィルム33や柔軟性に乏しい樹脂フィルム33の場合には、高速ハンドル軸63に回転ハンドル59が取り付けられ、巻き付け部21においては低速、高トルクでの巻き取りが行われる。この際、回転ハンドル59は、高速、低トルクでの回転操作となる。これにより、巻き取り荷重に応じて作業効率または作業性の優先を選択できる。
さらに、巻き付け部21での巻き取りによってステージ35へ引き込まれる樹脂フィルム33が、幅方向に移動規制され、支持杆49の長手方向の同一位置に樹脂フィルム33が巻かれて行く。これにより、樹脂フィルム33の巻き取り側面に巻きずれ,偏り等による凹凸の生じない均一な巻き取りが可能となる。その結果、巻き取り幅を均一にして樹脂フィルム33を巻き取ることができる。
また、一対の巻取幅ガイド79が、相互に接近離反方向に移動調整されることで、樹脂フィルム33の巻き取り幅に合せて巻き取りが可能となる。これにより、種々の巻き取り幅で樹脂フィルム33を均一に巻き取ることができる。
さらに、樹脂フィルム33の引き込み時に、樹脂フィルム33に接したローラー87が連れ回りし、樹脂フィルム33と巻取幅ガイド79との摩擦抵抗が抑制される。これにより、樹脂フィルム33と巻取幅ガイド79との摩擦を低減させて、樹脂フィルム33の傷つきを防止できる。
従って、本実施形態に係る巻取装置11によれば、樹脂フィルム33を、空気を抜きながら小径に且つ容易に巻き取ることができる。
なお、上述した実施形態において、巻取軸19を回転駆動する駆動部23は手動による駆動機構とされ、回転ハンドル59が設けられる構成としたが、例えば電動モーターなどを設け、電動駆動で巻取軸19を回転する構成としてもよい。また、この回転ハンドル59については、図示したように環状のハンドルの他に、クランク状のレバーハンドルとして構成してもよく、さらには、手動と電動とをそれぞれ構成し、クラッチなどを介し切り替え可能な構成などとしてもよい。
また、上述した実施形態では、巻取幅ガイド79を左右一対として構成した例について述べたが、この巻取幅ガイド79は、さらに複数で構成することとしてもよく、例えば3つの巻取幅ガイド79を配置構成することで、それぞれの間で樹脂フィルム33の幅長をガイドすることが可能であり、すなわち2つの樹脂フィルム33を同時に巻き取ることが可能となる。また、これら3つ以上の巻取幅ガイド79は、その間隔長さを変更可能であることから、幅長の異なる樹脂フィルム33を巻き取ることが可能である。
さらに、上述した実施形態では、巻取幅ガイド79を、ローラー87を備える構成としたが、低摩擦性,滑り性の良い樹脂素材にて成形されるものなど、簡素な構成としてもよい。
11…巻取装置
13…架台
15…支持台
17…揺動フレーム
19…巻取軸
21…巻き付け部
23…駆動部
33…樹脂フィルム
35…ステージ
43…支持軸
49…支持杆
51…回転板
53…回転中心軸
55…巻装管
59…回転ハンドル
61…ハンドル軸(低速ハンドル軸)
63…ハンドル軸(高速ハンドル軸)
79…巻取幅ガイド
85…回転ローラー中心軸
87…ローラー

Claims (8)

  1. 長尺方向の一端側から巻かれる樹脂フィルムの外周が押しつけられるステージを上面に有する架台と、
    前記架台に立設され前記ステージに沿う方向の支持軸を支持する支持台と、
    中央部が前記支持軸に回動自在に支持されて揺動自在な揺動フレームと、
    前記支持軸を挟んで前記揺動フレームの一端側に回転自在に設けられる前記支持軸に沿う方向の巻取軸と、
    前記巻取軸に固定されて前記巻取軸とともに回転し前記巻取軸の延在方向に片持ち状に突出して前記ステージの上方に配置される支持杆を有する巻き付け部と、
    前記揺動フレームに設けられ前記巻取軸を回転駆動する駆動部と、
    を具備することを特徴とする巻取装置。
  2. 請求項1記載の巻取装置であって、
    前記支持杆には外周に前記樹脂フィルムが巻き付けられる巻装管が着脱自在に外挿されることを特徴とする巻取装置。
  3. 請求項1又は2記載の巻取装置であって、
    前記巻取軸には回転中心軸に直交方向の回転板が固定され、
    前記回転板には前記回転中心軸から半径方向外側で複数の前記支持杆が円周方向に離間して固定されることを特徴とする巻取装置。
  4. 請求項1又は2又は3記載の巻取装置であって、
    前記駆動部が、
    前記支持軸に沿う方向のハンドル軸によって前記揺動フレームに回転自在に設けられる回転ハンドルと、
    前記ハンドル軸の回転を減速して前記巻取軸に伝達する減速機構部と、
    を具備することを特徴とする巻取装置。
  5. 請求項4記載の巻取装置であって、
    前記減速機構部が、
    減速比の異なる少なくとも2つの低速ハンドル軸と高速ハンドル軸とを有し、
    前記回転ハンドルが前記低速ハンドル軸または高速ハンドル軸に着脱自在となって選択的に取り付けられることを特徴とする巻取装置。
  6. 請求項1,2,3,4,5のいずれか1つに記載の巻取装置であって、
    前記架台には、前記巻き付け部に巻き取られることで前記ステージに引き込まれる前記樹脂フィルムを幅方向に移動規制して所定の巻取幅長にガイドする少なくとも一対の巻取幅ガイドが設けられていることを特徴とする巻取装置。
  7. 請求項6記載の巻取装置であって、
    前記巻取幅ガイドが、巻き取り幅方向に移動自在となって前記架台に取り付けられていることを特徴とする巻取装置。
  8. 請求項6又は7記載の巻取装置であって、
    前記巻取幅ガイドが、前記樹脂フィルムの引き込み方向に交差する方向の回転ローラー中心軸で回転するローラーを備えることを特徴とする巻取装置。
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