JP6305532B2 - スケジュール作成装置、対基板作業機、および管理装置 - Google Patents

スケジュール作成装置、対基板作業機、および管理装置 Download PDF

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Description

本発明は、回路基板に対する作業を実行する対基板作業機、その対基板作業機のスケジュールを作成するためのスケジュール作成装置、および、対基板作業機のスケジュールを管理する管理装置に関するものである。
対基板作業機は、回路基板に対する作業を実行する作業機であり、回路基板の生産を行う。対基板作業機により回路基板を生産するために、納期,生産性等を考慮して、生産スケジュールが作成されており、対基板作業機は、生産スケジュールに従って、回路基板を生産する。下記特許文献には、対基板作業機の生産スケジュールを作成するための装置の一例が記載されている。
特開平8−287140号公報
上記特許文献に記載の技術によれば、ある程度、適切な生産スケジュールを作成することが可能であるが、上記特許文献に記載の技術により作成された生産スケジュールには、以下の問題点が存在する。具体的には、回路基板生産時に生産対象の回路基板の種類が変更される際には、変更後の回路基板の種類に応じて、作業者による種々の作業が必要である。この作業には、比較的容易な作業、困難な作業等、種々の作業があり、作業に手慣れた作業者により行うことが望ましい作業もある。しかしながら、納期,生産性等を考慮して生産スケジュールが作成された場合には、作業に手慣れた作業者が不在の際に、生産対象の回路基板が、困難な作業を伴う回路基板に変更される場合がある。このような場合には、生産対象の回路基板の変更に手間取り、適切に回路基板の生産を行えない虞がある。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、作業に手慣れた作業者の不在等を考慮して、対基板作業機により回路基板を適切に生産することである。
上記課題を解決するために、本願に記載のスケジュール作成装置は、回路基板に対する作業を実行する対基板作業機のスケジュールを作成するためのスケジュール作成装置であって、当該スケジュール作成装置が、前記対基板作業機による作業対象の複数種類の回路基板の各々に対する作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画の入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた入力に基づいて、前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が変更される時間に、変更後の回路基板の種類に応じて必要となる作業に対して、特定の作業者が不在であるか否かを判断する判断部と、前記判断部によって特定の作業者が不在であると判断された場合に、ユーザへの警告情報を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
また、本願に記載のスケジュール作成装置は、回路基板に対する作業を実行する対基板作業機のスケジュールを作成するためのスケジュール作成装置であって、当該スケジュール作成装置が、前記対基板作業機による作業対象の複数種類の回路基板の各々に対する作業時間を推定可能な情報の入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた入力に基づいて、前記複数種類の回路基板の各々に対する作業時間を推定する推定部と、前記推定部によって推定された前記複数種類の回路基板の各々に対する作業時間に基づいて、前記複数種類の回路基板の各々に対する作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画を作成する作成部とを備え、前記作成部が、前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が、予め設定された設定時間内に変更されないように、前記複数種類の回路基板の各々に対する前記作業計画を作成することを特徴とする。
また、本願に記載の対基板作業機は、回路基板に対する作業を実行する対基板作業機であって、当該対基板作業機の制御装置が、作業対象の回路基板の種類の変更入力、若しくは、回路基板に対する作業内容の変更入力を受け付ける変更受付部と、前記受付部によって受け付けられた入力に基づいて、作業対象の回路基板の種類の変更、若しくは、回路基板に対する作業内容の変更が、特定の作業者が不在である時間内に実行されるか否かを判断する判断部と、前記判断部によって特定の作業者が不在である時間内に実行されると判断された場合に、ユーザへの警告情報を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
また、本願に記載の管理装置は、回路基板に対する作業を実行する対基板作業機のスケジュールを管理する管理装置であって、当該管理装置が、前記対基板作業機による作業対象の複数種類の回路基板の各々に対する作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画を記憶する記憶部と、前記対基板作業機による回路基板に対する実際の作業開始時間と作業終了時間とを監視する監視部と、前記監視部によって監視された実際の作業開始時間と作業終了時間と、前記作業計画に含まれる作業開始時間と作業終了時間とのズレに基づいて、前記作業計画に従って作業が実行された場合に前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が、予め設定された設定時間内に変更されるか否かを判断する判断部と、前記判断部によって前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が前記設定時間内に変更されると判断された場合に、ユーザへの警告情報を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
本願に記載のスケジュール作成装置では、対基板作業機による作業対象の回路基板に対する作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画が、入力された場合に、その入力された情報に基づいて、作業対象の回路基板の種類が変更される時間に、変更後の回路基板の種類に応じて必要となる作業に対して、特定の作業者が不在であるか否かが判断される。そして、特定の作業者が不在であると判断された場合に、ユーザへの警告情報が出力される。このため、例えば、作業に手慣れた作業者が不在の場合において、生産対象の回路基板の変更を防止することが可能となる。これにより、対基板作業機により回路基板を適切に生産することが可能となる。
また、本願に記載のスケジュール作成装置では、対基板作業機による作業対象の回路基板に対する作業時間を推定可能な情報が、入力された場合に、その入力された情報に基づいて、回路基板に対する作業時間が推定される。そして、推定された作業時間に基づいて、回路基板に対する作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画が作成される。この際に、作業対象の回路基板の種類が、予め設定された設定時間内に変更されないように、回路基板に対する作業計画が作成される。このため、例えば、作業に手慣れた作業者が不在の時間帯を設定時間として設定することで、作業に手慣れた作業者が不在の場合において、生産対象の回路基板の変更を防止することが可能となる。これにより、対基板作業機により回路基板を適切に生産することが可能となる。
また、本願に記載の対基板作業機では、作業対象の回路基板の種類の変更、若しくは、回路基板に対する作業内容の変更が、入力された場合に、入力された情報に基づいて、作業対象の回路基板の種類の変更、若しくは、回路基板に対する作業内容の変更が、特定の作業者が不在である時間内に実行されるか否かが判断される。そして、作業対象の回路基板の種類の変更、若しくは、回路基板に対する作業内容の変更が特定の作業者が不在である時間内に実行されると判断された場合に、ユーザへの警告情報が出力される。このため、例えば、作業に手慣れた作業者が不在の場合において、生産対象の回路基板の変更および、回路基板に対する作業内容の変更を防止することが可能となる。これにより、対基板作業機により回路基板を適切に生産することが可能となる。
また、本願に記載の管理装置では、対基板作業機による作業対象の回路基板の作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画が記憶されている。また、対基板作業機による実際の作業開始時間と作業終了時間とが監視されている。そして、実際の作業開始時間と作業終了時間と、作業計画に含まれる作業開始時間と作業終了時間とのズレに基づいて、作業計画に従って作業が実行された場合に作業対象の回路基板の種類が、予め設定された設定時間内に変更されるか否かが判断される。この際、作業対象の回路基板の種類が設定時間内に変更されると判断された場合には、ユーザへの警告情報が出力される。このため、例えば、作業に手慣れた作業者が不在の時間帯を設定時間として設定することで、作業に手慣れた作業者が不在の場合において、生産対象の回路基板の変更を防止することが可能となる。これにより、対基板作業機により回路基板を適切に生産することが可能となる。
本発明の対基板作業システムを示す斜視図である。 対基板作業システムが備える装着装置を示す斜視図である。 対基板作業システムが備える制御装置および、スケジュール作成装置を示すブロック図である。 スケジュール作成装置に入力される情報を示す図である。 スケジュール作成装置によって作成される回路基板に対する作業計画を概念的に示す図である。 対基板作業システムが備える制御装置および、第2実施例のスケジュール作成装置を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<対基板作業システムの構成>
図1に、対基板作業システム10を示す。図1に示すシステム10は、回路基板に電子部品を実装するためのシステムである。対基板作業システム10は、4台の電子部品装着装置(以下、「装着装置」と略す場合がある)12から構成されている。4台の装着装置12は、隣接した状態で1列に配設されている。なお、以下の説明では、装着装置12の並ぶ方向をX軸方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY軸方向と称する。
4台の装着装置12は、互いに略同じ構成である。このため、4台の装着装置12のうちの1台を代表して説明する。装着装置12は、図2に示すように、1つのシステムベース14と、そのシステムベース14の上に隣接された2つの装着機16とを有している。各装着機16は、主に、装着機本体20、搬送装置22、装着ヘッド24、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す場合がある)26、供給装置28を備えている。装着機本体20は、フレーム部30と、そのフレーム部30に上架されたビーム部32とによって構成されている。
搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42を備えている。それら2つのコンベア装置40,42は、互いに平行、かつ、X軸方向に延びるようにフレーム部30に配設されている。2つのコンベア装置40,42の各々は、電磁モータ(図3参照)46によって各コンベア装置40,42に支持される回路基板をX軸方向に搬送する。また、回路基板は、所定の位置において、基板保持装置(図3参照)48によって固定的に保持される。
移動装置26は、XYロボット型の移動装置である。移動装置26は、スライダ50をX軸方向にスライドさせる電磁モータ(図3参照)52と、Y軸方向にスライドさせる電磁モータ(図3参照)54とを備えている。スライダ50には、装着ヘッド24が取り付けられており、その装着ヘッド24は、2つの電磁モータ52,54の作動によって、フレーム部30上の任意の位置に移動する。
供給装置28は、フィーダ型の供給装置であり、フレーム部30の前方側の端部に配設されている。供給装置28は、テープフィーダ70を有している。テープフィーダ70は、テープ化部品を巻回させた状態で収容している。テープ化部品は、電子部品がテーピング化されたものである。そして、テープフィーダ70は、送出装置(図3参照)76によって、テープ化部品を送り出す。これにより、フィーダ型の供給装置28は、テープ化部品の送り出しによって、電子部品を供給位置において供給する。なお、テープフィーダ70は、フレーム部30に着脱可能であり、電子部品の交換等に対応することが可能である。
装着ヘッド24は、回路基板に対して電子部品を装着するものである。装着ヘッド24は、下端面に設けられた吸着ノズル78を有している。吸着ノズル78は、負圧エア,正圧エア通路を介して、正負圧供給装置(図3参照)80に通じている。吸着ノズル78は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。また、装着ヘッド24は、吸着ノズル78を昇降させるノズル昇降装置(図3参照)82を有している。そのノズル昇降装置82によって、装着ヘッド24は、保持する電子部品の上下方向の位置を変更する。なお、吸着ノズル78は、装着ヘッド24に着脱可能であり、電子部品のサイズ等に応じて交換することが可能である。
また、対基板作業システム10は、図3に示すように、制御装置90を備えている。制御装置90は、コントローラ92および複数の駆動回路96を備えている。複数の駆動回路96は、上記電磁モータ46,52,54、基板保持装置48、送出装置76、正負圧供給装置80、ノズル昇降装置82に接続されている。コントローラ92は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路96に接続されている。これにより、搬送装置22、移動装置26等の作動が、コントローラ92によって制御される。
<対基板作業システムによる装着作業>
上述した構成によって、対基板作業システム10では、回路基板が、8台の装着機16の内部を搬送装置22によって搬送され、各装着機16によって、回路基板に電子部品が装着される。
具体的には、まず、8台の装着機16のうちの最上流に配置された装着機16内に回路基板が搬入される。そして、その装着機16では、コントローラ92の指令により、回路基板が作業位置まで搬送され、その位置において、基板保持装置48によって固定的に保持される。また、テープフィーダ70は、コントローラ92の指令により、テープ化部品を送り出し、電子部品を供給位置において供給する。そして、装着ヘッド24が、コントローラ92の指令により、電子部品の供給位置の上方に移動し、吸着ノズル78によって電子部品を吸着保持する。続いて、装着ヘッド24は、回路基板の上方に移動し、保持している電子部品を回路基板上に装着する。回路基板への電子部品の装着作業が終了すると、回路基板が、下流に向かって搬送され、下流側に配置された装着機16内に搬入される。そして、上記装着作業が、各装着機16で順次実行されることで、電子部品が装着された回路基板が生産される。
<対基板作業システムによる回路基板の生産スケジュールの作成>
対基板作業システム10では、回路基板の生産スケジュールが設定されており、生産スケジュールに従って、上述した手順で回路基板が生産される。この生産スケジュールは、スケジュール作成装置(図3参照)100により作成されるが、スケジュール作成装置100では、作業者の対応能力に応じて、対基板作業システム10による回路基板の生産スケジュールが作成される。
詳しくは、対基板作業システム10では、複数種類の回路基板が生産されるが、生産対象の回路基板の種類が変更される際には、変更後の回路基板の種類に応じて、作業者は種々の作業を行う必要がある。具体的には、例えば、回路基板は所定のプログラムに従って生産されるため、生産対象の回路基板の種類に応じて、複数のプログラムがある。このため、生産対象の回路基板の種類が変更される際には、変更前の回路基板の種類に応じたプログラムから、変更後の回路基板の種類に応じたプログラムに変更する必要がある。
また、生産対象の回路基板の種類が変更される際には、通常、初品チェックが行われる。初品チェックとは、生産対象の回路基板の種類が変更される際に、変更後の回路基板が適切に生産されるか否かを確認するために、変更後の回路基板を少量生産し、生産された回路基板を検査する作業である。この初品チェックにより、変更後の回路基板を適切に生産することができるか否かを確認し、確認後に、大量の回路基板の生産作業が実行される。このように、生産対象の回路基板の種類が変更される際には、変更後の回路基板の初品チェックが行われる。
また、回路基板に装着される電子部品は、生産対象の回路基板の種類に応じて異なっている。このため、生産対象の回路基板の種類が変更される際には、変更前の回路基板の種類に応じた電子部品から、変更後の回路基板の種類に応じた電子部品に交換する必要がある。つまり、変更後の回路基板の種類に応じて、テープフィーダ70を交換する必要がある。また、装着対象の電子部品が交換される際には、吸着ノズル78の交換が必要な場合がある。これは、電子部品の形状,寸法等に応じて、吸着ノズル78を交換する必要があるためである。このように、生産対象の回路基板の種類が変更される際には、テープフィーダ70,吸着ノズル78等の交換作業を行う必要がある。ただし、例えば、変更後の回路基板に装着される電子部品の多くが、変更前の回路基板に装着される電子部品と共通しており、共通していない電子部品を収納するテープフィーダ70が、予め装着機16にセットしてある場合がある。このような場合には、生産対象の回路基板の種類が変更される場合であっても、テープフィーダ70,吸着ノズル78等の交換作業は行われない。
さらに、生産対象の回路基板の種類が変更される際には、生産に必要なデータの微調整が行われる場合がある。具体的には、生産対象の回路基板の種類が変更される際に、変更後の回路基板が、対基板作業システム10で生産履歴が無い回路基板、つまり、対基板作業システム10で初めて生産される回路基板である場合には、作業の最適化を図るべく、各種パラメータの調整が頻度よく行われる。また、変更後の回路基板が、対基板作業システム10で生産履歴が無い回路基板である場合には、初品チェックの結果、種々の調整を要すると判断される場合がある。このため、生産対象の回路基板の種類が変更される際に、変更後の回路基板が、対基板作業システム10で生産履歴が無い回路基板である場合には、生産に必要なデータの微調整等を行う必要がある。
このように、生産対象の回路基板の種類が変更される際には、変更後の回路基板の種類に応じて、作業者は上述した作業を行う必要があるが、データの微調整は、比較的困難な作業であり、作業に手慣れた作業者により行うことが好ましい。また、テープフィーダ70等の交換は、データの微調整よりは容易であるが、ある程度困難な作業であり、作業にある程度、手慣れた作業者により行うことが好ましい。一方、プログラムの交換、初品チェックは、比較的容易な作業であり、作業に不慣れな作業者であっても行うことが可能である。このため、例えば、生産対象の回路基板の種類が変更される際に、データの微調整を行う必要がある場合には、作業に手慣れた作業者がいる時間帯に、回路基板の種類を変更する必要がある。また、生産対象の回路基板の種類が変更される際に、テープフィーダ70等の交換を行う必要がある場合には、作業にある程度、手慣れた作業者がいる時間帯に、回路基板の種類を変更する必要がある。
このようなことに鑑みて、スケジュール作成装置100では、作業者の滞在時間帯と、生産対象の回路基板の種類が変更される際に必要な作業とに応じて、対基板作業システム10による回路基板の生産スケジュールが作成される。具体的には、例えば、回路基板A〜Dの生産スケジュールが作成される際には、図4に示す情報が、スケジュール作成装置100に入力される。図での「データ名」は、回路基板A〜Dの各々を示す名称である。図での「生産履歴」は、回路基板A〜Dの各々の対基板作業システム10での生産の有無を示すものである。図での「生産枚数」は、回路基板A〜Dの各々の生産予定枚数である。図での「納期」は、回路基板A〜Dの各々の納期を示すものである。また、「データ名」に応じた回路基板A〜Dを生産するために必要な情報(以下、「生産情報」と記載する場合がある)も、「データ名」毎にスケジュール作成装置100に入力されている。なお、回路基板A〜Dの生産情報としては、装着予定の電子部品の種類,数,装着位置等である。
上記情報が入力されたスケジュール作成装置100では、回路基板A〜Dの生産情報に基づいて、各回路基板A〜Dの生産時において、1枚の回路基板を作成するために必要な時間が演算される。そして、演算された時間と「生産枚数」とに基づいて、回路基板A〜Dの各々の生産作業に要する時間(以下、「生産作業時間」と記載する場合がある)が演算される。
また、スケジュール作成装置100には、作業に手慣れた作業者毎の不在時間帯が入力されている。具体的には、例えば、作業者Xは、データの微調整、テープフィーダ70等の交換を適切に行うことが可能な作業者であり、tX1〜tX2の間、不在である場合には、tX1からtX2迄の時間帯が第1設定時間帯として、スケジュール作成装置100に入力されている(図5参照)。また、例えば、作業者Yは、データの微調整は適切に行うことはできないが、テープフィーダ70等の交換を適切に行うことが可能な作業者であり、tY1〜tY2の間、不在である場合には、tY1からtY2迄の時間帯が第2設定時間帯として、スケジュール作成装置100に入力されている(図5参照)。
そして、スケジュール作成装置100では、回路基板A〜Dの生産作業時間に基づいて、回路基板A〜Dの生産スケジュールが作成されるが、図4から解るように、回路基板Bは、対基板作業システム10で作業履歴が無い回路基板であり、生産対象の回路基板が回路基板Bに変更される際には、データの微調整を行う必要がある。このため、スケジュール作成装置100では、第1設定時間帯(tX1〜tX2)以外の時間帯に、生産対象の回路基板が回路基板Bに変更されるように、回路基板Bの作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画が設定される。つまり、第1設定時間帯(tX1〜tX2)に、生産対象の回路基板が回路基板Bに変更されないように、回路基板Bの作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画が設定される。
また、対基板作業システム10は、回路基板A〜Dの生産情報から、各回路基板A〜Dへの装着予定の電子部品の情報を抽出し、抽出された電子部品の情報に基づいて、回路基板の種類が変更される際に、テープフィーダ70等の交換が必要な回路基板の組み合わせが特定される。つまり、例えば、回路基板Bの生産後に、回路基板Cを生産する際、および、回路基板Cの生産後に、回路基板Dを生産する際に、テープフィーダ70等を交換する必要がある場合には、それらの組み合わせが特定される。そして、スケジュール作成装置100では、第2設定時間帯(tY1〜tY2)以外の時間帯に、回路基板Bから回路基板Cに変更されるとともに、回路基板Cから回路基板Dに変更されるように、回路基板Cおよび回路基板Dの作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画が設定される。つまり、第2設定時間帯(tY1〜tY2)に、回路基板Bから回路基板Cに変更されないとともに、回路基板Cから回路基板Dに変更されないように、回路基板Cおよび回路基板Dの作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画が設定される。
なお、例えば、回路基板Aの生産後に、回路基板Bを生産する際には、テープフィーダ70等を交換する必要は無く、プログラムの変更と初品チェックを行えばよい。つまり、生産対象の回路基板を、回路基板Aから回路基板Bに変更する際には、回路基板の種類の変更に伴う作業を、作業に手慣れた作業者以外の者でも行うことが可能である。このため、スケジュール作成装置100では、第1設定時間帯(tX1〜tX2)および、第2設定時間帯(tY1〜tY2)を考慮する必要なく、回路基板Bの生産前に回路基板Aが生産されるように、回路基板Aの作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画が設定される。
上述した手順で、回路基板A〜Dの作業計画が設定されることで、図5に示すように、対基板作業システム10の生産スケジュールが作成される。図から解るように、回路基板Bの作業計画は、第1設定時間帯(tX1〜tX2)を避けて、生産対象の回路基板が回路基板Bに変更されるように設定されている。これにより、作業者Xがいる時間帯に、生産対象の回路基板が回路基板Bに変更されるため、生産対象の回路基板の変更に伴うデータの微調整を適切に行うことが可能となる。また、回路基板Cおよび、回路基板Dの作業計画は、図から解るように、第2設定時間帯(tY1〜tY2)を避けて、生産対象の回路基板が回路基板Cおよび回路基板Dに変更されるように設定されている。これにより、作業者Yがいる時間帯に、生産対象の回路基板が回路基板Cおよび回路基板Dに変更されるため、生産対象の回路基板の変更に伴うテープフィーダ70等の交換を適切に行うことが可能となる。
また、上記説明では、第1設定時間帯、若しくは、第2設定時間帯を避けて、回路基板の作業計画が設定されているが、納期等により、第1設定時間帯、若しくは、第2設定時間帯を避けて、回路基板の作業計画を設定できない場合がある。このような場合には、各設定時間帯のうちの最初の所定の時間tαと最後の所定の時間tβとを除いた時間帯を避けて、回路基板の作業計画が設定される。具体的には、例えば、第1設定時間帯(tX1〜tX2)を避けて、回路基板Bの作業計画を設定できない場合には、第3設定時間帯(tX1+tα〜tX2−tβ)に、生産対象の回路基板が回路基板Bに変更されないように、回路基板Bの作業計画が設定される。また、第2設定時間帯(tY1〜tY2)を避けて、回路基板Cおよび回路基板Dの作業計画を設定できない場合には、第4設定時間帯(tY1+tα〜tY2−tβ)に、回路基板Bから回路基板Cに変更されないとともに、回路基板Cから回路基板Dに変更されないように、回路基板Cおよび回路基板Dの作業計画が設定される。これにより、作業者の早出,残業等を考慮して、対基板作業システム10の生産スケジュールを作成することが可能となり、ある程度、余裕をもって生産スケジュールを作成することが可能となる。
なお、スケジュール作成装置100は、上述した手順に従って生産スケジュールを作成するための機能部として、図3に示すように、受付部110と推定部112と作成部114と第2作成部116とを有している。受付部110は、回路基板A〜Dの生産作業時間を推定可能な情報、具体的には、回路基板A〜Dの生産枚数および生産情報の入力を受け付ける機能部である。推定部112は、回路基板A〜Dの生産枚数および生産情報に基づいて、回路基板A〜Dの生産作業時間を推定する機能部である。作成部114は、第1設定時間帯(tX1〜tX2)若しくは、第2設定時間帯(tY1〜tY2)に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されないように、回路基板A〜Dの生産計画を作成する機能部である。第2作成部116は、第3設定時間帯(tX1+tα〜tX2−tβ)若しくは、第4設定時間帯(tY1+tα〜tY2−tβ)に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されないように、回路基板A〜Dの生産計画を作成する機能部である。
<対基板作業システムによる生産スケジュールの管理>
対基板作業システム10では、スケジュール作成装置100により作成された生産スケジュールに従って、回路基板が生産されており、その生産スケジュール通りに、回路基板が生産されているか否かが管理されている。具体的には、例えば、対基板作業システム10において、回路基板A〜Dの生産が行われる際には、制御装置90のコントローラ92に、回路基板A〜Dの作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画が記憶される。そして、対基板作業システム10は、各回路基板A〜Dの作業計画に従って、回路基板A〜Dの生産を行う。この際、コントローラ92は、回路基板A〜Dに対する実際の作業開始時間と作業終了時間とを監視しており、作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画と、実際の作業開始時間と作業終了時間とのズレを演算している。
そして、コントローラ92は、作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画と、実際の作業開始時間と作業終了時間とのズレに基づいて、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されるか否かを判定する。つまり、対基板作業システム10による作業の遅延等により、第1設定時間帯(tX1〜tX2)に、生産対象の回路基板が、回路基板Aから回路基板Bに変更されるか否かを判定する。また、対基板作業システム10による作業の遅延により、第2設定時間帯(tY1〜tY2)に、生産対象の回路基板が、回路基板Bから回路基板Cに変更されるか否か、または、回路基板Cから回路基板Dに変更されるか否かを判定する。
上記判定により、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されると判定された場合には、各設定時間帯に生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更される旨のコメントが、パネル装置(図示省略)に表示される。これにより、作業者は、作業計画と実際の作業とのズレにより、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されることを認識し、生産スケジュールの再作成等の対処を図ることが可能となる。
また、対基板作業システム10では、生産スケジュールが変更される場合に、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されるか否かが判定される。そして、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されると判定された場合に、表示パネルに警告画面が表示される。具体的には、例えば、回路基板Bの追加注文等により、図5に示す生産スケジュールにおいて、回路基板Cの生産後に、回路基板Bの追加生産をするべく、作業者が、回路基板Bのプログラムの入力等を行う場合がある。このような場合に、コントローラ92は、入力された情報に基づいて、第1設定時間帯(tX1〜tX2)に、生産対象の回路基板が回路基板Bに変更されるか否かを判定する。そして、第1設定時間帯(tX1〜tX2)に、生産対象の回路基板が回路基板Bに変更されると判定された場合には、表示パネルに警告画面が表示される。これにより、作業者は、自身の入力により、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されることを認識し、生産スケジュールの不適切な変更を防止することが可能となる。
また、対基板作業システム10では、生産スケジュールが変更される場合に、各設定時間帯に、生産対象の回路基板の変更だけでなく、同種の回路基板に対する作業内容が変更されるか否かが判定され、その結果に応じて、表示パネルに警告画面が表示される。具体的には、回路基板の生産中に、作業者が、その回路基板に対する作業内容を変更するための入力を行う場合がある。このような場合には、作業内容の変更により、例えば、データの微調整を行う必要があるか否かが判定される。そして、データの微調整を行う必要があると判定された場合には、第1設定時間帯(tX1〜tX2)に、作業内容の変更が行われるか否かが判定される。この結果、第1設定時間帯(tX1〜tX2)に作業内容の変更が行われると判定された場合に、表示パネルに警告画面が表示される。このため、例えば、図5に示す生産スケジュールにおいて、回路基板Cの生産中に、作業者が、回路基板Cに対する作業内容を変更するための入力を行った場合に、この作業内容の変更により、例えば、データの微調整を行う必要があれば、表示パネルに警告画面が表示される。これにより、不適切な作業内容の変更を防止することが可能となる。
なお、コントローラ92は、上述した手順に従って生産スケジュールを管理するための機能部として、図3に示すように、変更受付部120と判断部122と表示部124と管理部126とを有している。変更受付部120は、生産スケジュールの変更を受け付ける機能部である。判断部122は、生産スケジュールの変更により、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されるか否か、若しくは、回路基板に対する作業内容の変更が行われるか否かを判断する機能部である。表示部124は、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更される場合、若しくは、回路基板に対する作業内容の変更が行われる場合に、パネル装置に警告画面を表示する機能部である。管理部126は、生産スケジュールの管理を行う機能部であり、記憶部130と監視部132と判断部134と表示部136とを有している。記憶部130は、生産スケジュールを記憶する機能部である。監視部132は、対基板作業システム10による回路基板に対する実際の作業開始時間と作業終了時間とを監視する機能部である。判断部134は、作業遅延等により、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されるか否かを判断する機能部である。表示部136は、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更される場合に、パネル装置に警告画面を表示する機能部である。
<第2実施例>
上記実施例のスケジュール作成装置100では、図4に相当する情報をスケジュール作成装置100に入力することで、生産スケジュールが自動で作成されるが、第2実施例のスケジュール作成装置(図6参照)150では、作業者により、手動で生産スケジュールが作成される。
具体的には、作業者が、スケジュール作成装置150に複数種類の回路基板の各々に対する作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画を入力する。また、作業者は、特定の作業者が不在の時間帯、つまり、上記実施例における第1設定時間帯(tX1〜tX2)等に相当する時間帯を入力する。そして、スケジュール作成装置150において、入力された作業計画に基づいて、特定の作業者が不在の時間帯に、生産対象の回路基板が、所定の回路基板に変更されるか否かが判定される。
具体的には、例えば、作業者が入力した作業計画に基づいて、第1設定時間帯(tX1〜tX2)に、作業対象の回路基板が回路基板Bに変更されるか否かが判定される。そして、第1設定時間帯(tX1〜tX2)に、作業対象の回路基板が回路基板Bに変更されると判定された場合には、パネル装置に警告画面が表示される。これにより、作業者に生産スケジュールの再作成を促すことが可能となり、作業に手慣れた作業者が不在の場合において、生産対象の回路基板の変更を防止することが可能となる。
なお、スケジュール作成装置150は、上述した手順に従って生産スケジュールを作成するための機能部として、図6に示すように、受付部152と判断部154と表示部156とを有している。受付部152は、作業者による作業計画の入力を受け付ける機能部である。判断部154は、作業者が入力した作業計画に基づいて、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更されるか否かを判断する機能部である。表示部156は、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更される場合に、パネル装置に警告画面を表示する機能部である。
ちなみに、上記実施例において、対基板作業システム10は、対基板作業機の一例である。テープフィーダ70および吸着ノズル78は、作業装置の一例である。制御装置90は、制御装置の一例である。スケジュール作成装置100は、スケジュール作成装置の一例である。受付部110は、受付部の一例である。推定部112は、推定部の一例である。作成部114は、作成部の一例である。第2作成部116は、第2作成部の一例である。変更受付部120は、変更受付部の一例である。判断部122は、判断部の一例である。表示部124は、出力部の一例である。管理部126は、管理装置の一例である。記憶部130は、記憶部の一例である。監視部132は、監視部の一例である。判断部134は、判断部の一例である。表示部136は、出力部の一例である。スケジュール作成装置150は、スケジュール作成装置の一例である。受付部152は、受付部の一例である。判断部154は、判断部の一例である。表示部156は、出力部の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、各設定時間帯に、生産対象の回路基板が所定の回路基板に変更される際に、パネル装置に警告画面等が表示されるが、音声,表示灯により作業者に報知することが可能である。
また、上記実施例では、本発明の技術が、装着作業を実行するための作業機に適用されているが、回路基板に対する種々の作業を実行するための作業機に、本発明の技術を適用することが可能である。詳しくは、例えば、回路基板上にクリーム半田等を塗布するための作業機、回路基板上に粘着剤等を吐出するための作業機、回路基板に対する作業結果を検査するための作業機、回路基板に対して各種の処理を施すための作業機等に、本発明の技術を適用することが可能である。
また、上記実施例では、生産スケジュールの管理を行うための管理部126が、制御装置90のコントローラ92に設けられているが、制御装置90と異なる装置に管理部126を設けることが可能である。また、スケジュール作成装置100,150は、制御装置90の外部に設けられているが、制御装置90の内部に設けることも可能である。
10:対基板作業システム(対基板作業機) 70:テープフィーダ(作業装置) 78:吸着ノズル(作業装置) 90:制御装置 100:スケジュール作成装置 110:受付部 112:推定部 114:作成部 116:第2作成部 120:変更受付部 122:判断部 124:表示部(出力部) 126:管理部(管理装置) 130:記憶部 132:監視部 134:判断部 136:表示部(出力部) 150:スケジュール作成装置 152:受付部 154:判断部 156:表示部(出力部)

Claims (10)

  1. 回路基板に対する作業を実行する対基板作業機のスケジュールを作成するためのスケジュール作成装置であって、
    当該スケジュール作成装置が、
    前記対基板作業機による作業対象の複数種類の回路基板の各々に対する作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画の入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた入力に基づいて、前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が変更される時間に、変更後の回路基板の種類に応じて必要となる作業に対して、特定の作業者が不在であるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって特定の作業者が不在であると判断された場合に、ユーザへの警告情報を出力する出力部と
    を備えることを特徴とするスケジュール作成装置。
  2. 前記変更後の回路基板の種類に応じて必要となる作業が、
    前記対基板作業機による前記変更後の回路基板に対する作業前に、前記対基板作業機を構成する作業装置の交換作業であることを特徴とする請求項1に記載のスケジュール作成装置。
  3. 前記変更後の回路基板の種類に応じて必要となる作業が、
    作業履歴がない回路基板であることにより必要となる作業であることを特徴とする請求項1に記載のスケジュール作成装置。
  4. 回路基板に対する作業を実行する対基板作業機のスケジュールを作成するためのスケジュール作成装置であって、
    当該スケジュール作成装置が、
    前記対基板作業機による作業対象の複数種類の回路基板の各々に対する作業時間を推定可能な情報の入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた入力に基づいて、前記複数種類の回路基板の各々に対する作業時間を推定する推定部と、
    前記推定部によって推定された前記複数種類の回路基板の各々に対する作業時間に基づいて、前記複数種類の回路基板の各々に対する作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画を作成する作成部と
    を備え、
    前記作成部が、
    前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が、予め設定された設定時間内に変更されないように、前記複数種類の回路基板の各々に対する前記作業計画を作成することを特徴とするスケジュール作成装置。
  5. 当該スケジュール作成装置が、
    前記作成部が、前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が前記設定時間内に変更されないように、前記複数種類の回路基板の各々に対する前記作業計画を作成することができない場合に、前記設定時間のうちの最初の所定の時間と最後の所定の時間とを除いた時間内に、前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が変更されないように、前記複数種類の回路基板の各々に対する前記作業計画を作成する第2作成部を備えることを特徴とする請求項4に記載のスケジュール作成装置。
  6. 前記作成部が、
    変更後の回路基板が特定の条件を満たしている場合に、前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が前記設定時間内に変更されないように、前記複数種類の回路基板の各々に対する前記作業計画を作成する請求項4または請求項5に記載のスケジュール作成装置。
  7. 前記特定の条件が、
    前記対基板作業機による前記変更後の回路基板に対する作業前に、前記対基板作業機を構成する作業装置の交換作業を必要とする回路基板であることを特徴とする請求項6に記載のスケジュール作成装置。
  8. 前記特定の条件が、
    作業履歴がない回路基板であることを特徴とする請求項6に記載のスケジュール作成装置。
  9. 回路基板に対する作業を実行する対基板作業機であって、
    当該対基板作業機の制御装置が、
    作業対象の回路基板の種類の変更入力、若しくは、回路基板に対する作業内容の変更入力を受け付ける変更受付部と、
    前記変更受付部によって受け付けられた入力に基づいて、作業対象の回路基板の種類の変更、若しくは、回路基板に対する作業内容の変更が、特定の作業者が不在である時間内に実行されるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって特定の作業者が不在である時間内に実行されると判断された場合に、ユーザへの警告情報を出力する出力部と
    を備えることを特徴とする対基板作業機。
  10. 回路基板に対する作業を実行する対基板作業機のスケジュールを管理する管理装置であって、
    当該管理装置が、
    前記対基板作業機による作業対象の複数種類の回路基板の各々に対する作業開始時間と作業終了時間とを含む作業計画を記憶する記憶部と、
    前記対基板作業機による回路基板に対する実際の作業開始時間と作業終了時間とを監視する監視部と、
    前記監視部によって監視された実際の作業開始時間と作業終了時間と、前記作業計画に含まれる作業開始時間と作業終了時間とのズレに基づいて、前記作業計画に従って作業が実行された場合に前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が、予め設定された設定時間内に変更されるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって前記対基板作業機による作業対象の回路基板の種類が前記設定時間内に変更されると判断された場合に、ユーザへの警告情報を出力する出力部と
    を備えることを特徴とする管理装置。
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