JP6304759B2 - 燃料供給装置の組立方法及びこれに用いる治具 - Google Patents

燃料供給装置の組立方法及びこれに用いる治具 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンに燃料を供給する燃料供給装置の組立方法、及びこれに用いる治具に関する。
自動車のエンジンに燃料を供給する燃料供給装置は、各気筒の給気ポートに燃料を噴射する複数のインジェクタと、複数のインジェクタに燃料を供給する燃料供給管とを有する。インジェクタの基端を、燃料供給管に設けられた複数の開口部に嵌合させ、これらの双方に係合するクリップを装着することにより、インジェクタと燃料供給管との抜け止めが行われる。
例えば下記の特許文献1には、図9に示すようなクリップ100が示されている。このクリップ100は、一対の挟持部110と、一対の挟持部110の一端部同士を連結する連結部120とを有する略コの字形状を成している。クリップ100は、図10に示すように、一対の挟持部110でインジェクタ200を直径方向両側から挟持するように装着される。そして、クリップ100の各挟持部110の内径端をインジェクタ200の外周面に設けられた環状溝201に嵌合させると共に、各挟持部110のスリット112に燃料供給管300の下端に設けられたフランジ部301を嵌合させることにより、クリップ100によるインジェクタ200と燃料供給管300との抜け止めが行われる。
特開平9−291866号公報
上記の燃料供給装置は、例えば、各インジェクタ200にクリップ100を装着した後、この仮組体を燃料供給管300に取り付けることにより組み立てられる。具体的には、図10に示す燃料供給管300の開口部に、クリップ100及びインジェクタ200からなる仮組体を下方から接近させ、クリップ100の一対の挟持部110の間に燃料供給管300のフランジ部301を押し込んで、クリップ100のスリット112に燃料供給管300のフランジ部301を嵌合させることで、組み付けが完了する。
このとき、一対の挟持部110の間に燃料供給管300のフランジ部301が押し込まれることにより、図11に点線で示すように、一対の挟持部110がハの字状に押し広げられる。このため、クリップ100に、連結部120が燃料供給管300から離反する方向(図中矢印参照)の力が加わるため、クリップ100が燃料供給管300に対して矢印方向にずれる恐れがある。特に、図11に示すように、クリップ100の連結部120に設けた凹部121に、燃料供給管300に設けた突起302を嵌合させて、クリップ100の燃料供給管300に対する回り止めを行う場合、クリップ100に位置ずれが生じると、クリップ100の連結部120が燃料供給管300の突起302に乗り上げてしまい、これらを嵌合させることができない恐れがある。
本発明が解決すべき技術的課題は、燃料供給装置を組み立てる際に、クリップの燃料供給管に対する位置ずれを確実に防止することにある。
前記課題を解決するためになされた本発明は、先端から燃料を噴射するインジェクタと、前記インジェクタの基端に取り付けられ、前記インジェクタに燃料を供給する燃料供給管と、前記インジェクタと前記燃料供給管との抜け止めを行うクリップとを備えた燃料供給装置の組立方法である。前記クリップは、前記インジェクタを直径方向両側から挟持する一対の挟持部と、前記一対の挟持部の一端部同士を連結する連結部とを有する。この組立方法は、前記一対の挟持部で前記インジェクタの基端を直径方向両側から挟持することにより、前記クリップを前記インジェクタに装着して仮組体を形成する工程と、治具にセットされた前記燃料供給管の開口部に前記仮組体を接近させ、前記クリップの連結部の前記燃料供給管から離反する側への移動を前記治具に設けた規制部材で規制しながら、前記クリップの一対の挟持部の間に前記燃料供給管を押し込んで、前記仮組体を前記燃料供給管に装着する工程とを有する。
上記の組立方法は、インジェクタ及びクリップからなる仮組体を燃料供給管に組付けるために用いられ、前記燃料供給管がセットされる治具であって、前記クリップは、前記インジェクタを直径方向両側から挟持する一対の挟持部と、前記一対の挟持部の一端部同士を連結する連結部とを有し、前記仮組体に設けられた前記クリップの一対の挟持部の間に前記燃料供給管を押し込む際に、前記クリップの連結部の前記燃料供給管から離反する側への移動を規制する規制部材を有する治具を用いて実現することができる。
このように、本発明では、燃料供給管をセットする治具に、クリップの連結部の燃料供給管から離反する側への移動を規制する規制部材を設けた。これにより、クリップの一対の挟持部の間に燃料供給管を押し込んで、一対の挟持部を押し広げた場合でも、規制部材によりクリップの移動を規制することができるため、燃料供給装置に対するクリップの位置ずれを確実に防止できる。
上記の燃料供給装置は、前記クリップの連結部に、前記インジェクタの基端側に開口した凹部を設けると共に、前記燃料供給管の外周面に前記凹部に嵌合する突起を設けた構成とすることができる。これにより、クリップの連結部の凹部と燃料供給管の突起とを周方向で係合させることで、両者の相対的な回り止めを行うことができる。このような燃料供給装置を組み立てるにあたり、前記クリップの一対の挟持部の間に前記燃料供給管を押し込みながら、前記クリップの凹部の開口側から前記燃料供給管の凸部を挿入する場合、上記のように、治具に設けた規制部材でクリップの移動を規制することで、燃料供給管の突起にクリップの連結部が乗り上げる事態を確実に防止できる。特に、燃料供給管を樹脂で形成する場合、突起の高さを高くすることは難しいため、上記のような乗り上げの恐れが高い。従って、本発明を適用して、クリップの連結部の燃料供給管から離反する側への移動を規制することが望ましい。
以上ように、本発明によれば、燃料供給装置を組み立てる際に、クリップの燃料供給管に対する位置ずれを確実に防止することができる。
燃料供給装置の正面図である。 (a)は、上記燃料供給装置の燃料供給管の正面図であり、(b)は同下面図である。 上記燃料供給装置のインジェクタの側面図である。 上記燃料供給装置のクリップの斜視図である。 (a)は、上記クリップの正面図、(b)は(a)図のB方向から見た平面図、(c)は(a)図のC方向から見た側面図である。 (a)は、治具にセットした上記燃料供給管の平面図であり、(b)は同正面図である。 (a)は、クリップ及びインジェクタの仮組体を燃料供給管に組み付ける様子を示す平面図、(b)は同側面図、(c)は同正面図である。 上記仮組体が燃料供給管に組付ける様子を示す平面図であり、(a)はクリップとフランジ部とが当接した状態を示し、(b)は組付けが完了した状態を示す。 従来のクリップの斜視図である。 従来の燃料供給装置の断面図である。 従来のクリップを燃料供給管に装着する様子を示す側面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す燃料供給装置1は、燃料供給管10と、燃料供給管10に取り付けられた複数のインジェクタ20と、燃料供給管10と各インジェクタ20との抜け止めを行うクリップ30とを備える。本実施形態の燃料供給装置1は、各気筒に一対のインジェクタ20が挿入されるデュアルインジェクタ式の燃料供給装置である。図示例の燃料供給装置1は、3気筒エンジン用であり、合計6個のインジェクタ20が設けられる。燃料供給装置1はインテークマニホールドに取り付けられ、インテークマニホールドをエンジンに取り付けることにより、各気筒の給気ポートに一対のインジェクタ20が配される(図示省略)。尚、以下の燃料供給装置1の説明では、便宜上、インジェクタ20の中心軸方向及び周方向を「軸方向」及び「周方向」と言い、インジェクタ20の先端側(図1の下側)を下方、基端側を上方と言う。
燃料供給管10は、図2に示すように、主供給管11と、主供給管11から分岐して下方に延び、下端を開口した複数の副供給管12とを備える。燃料供給管10は、樹脂あるいは金属で形成され、本実施形態では燃料供給管10が樹脂の射出成形により形成される。隣接した一対の副供給管12は、外周面の一部が連結されている。これにより、隣接させた一対の副供給管12の間に微小な隙間が形成されず、成形性が高められる。
燃料供給管10の各副供給管12の下端の外周面には、クリップ30と軸方向に係合するフランジ部13が設けられる。図示例では、主供給管11の延在方向(図2の左右方向)と直交する副供給管12の直径方向{図2(b)の上下方向}両側に、フランジ部13が設けられる。この他、フランジ部13を副供給管12の全周に連続して設けてもよい。
各副供給管12の外周面には、外径に突出し、クリップ30と周方向に係合する突起14が設けられる。図示例では、一体化された一対の副供給管12の外周面のうち、主供給管11の延在方向(図2の左右方向)両側の端部に、突起14が設けられる。突起14は、屈曲部等を有さない単純な形状を成し、副供給管12の外周面から同一断面でストレートに突出している。図示例では、突起14が直方体状とされる。
インジェクタ20は、図3に示すように、本体21と、本体21の下方に設けられたノズル22と、本体21から分岐して設けられたコネクタ23とを備える。ノズル22は、先端に燃料を噴射する噴射口を有する。本体21の内部には、ノズル22を開閉する電磁弁(図示省略)が設けられる。コネクタ23には、外部の制御部から延びる配線が接続され、これにより、電磁弁の開閉動作、すなわちノズル22からの燃料噴射のタイミングや噴射量等が制御される。
インジェクタ20の本体21の上端には、シールリング24と、環状溝25と、突出部26とが設けられる。シールリング24は、ゴム等の弾性部材で形成され、本体21の外周面に設けられた図示しない環状のシールリング装着溝に嵌合される。環状溝25は、シールリング24よりも下方に設けられる。突出部26は、屈曲部を有さず、本体21の外周面から外径に突出している。図示例では、突出部26が直方体状に形成される。突出部26は、環状溝25よりも下方に設けられる。突出部26は、コネクタ23の反対側に設けられる。尚、図示例では、突出部26の肉厚が半径方向で一定とされているが、突出部26の強度を確保するために、突出部26の内径側部分の軸方向の肉厚や周方向の肉厚、あるいはこれらの双方を、外径側部分より大きくしてもよい。また、突出部26の形状は直方体状に限らず、例えば円柱状としてもよい。
クリップ30は、図4及び図5に示すように、一対の挟持部31と、一対の挟持部31の一端部を連結する連結部32とを有する略コの字形状を成している。一対の挟持部31の間には、他端部側{図5(b)の上方}に開口した開口部33が設けられる。開口部33の最小開口寸法Lは、インジェクタ20の直径(詳しくは、環状溝25の溝底面の直径D)よりも小さい{図5(b)参照}。図示例では、一対の挟持部31及び連結部32を含むクリップ30全体が、金属板のプレス加工により一体成形される。
各挟持部31は、軸方向に延びる側部31aと、側部31aの下端から内径側に延びる底部31bと、側部31aの上方に設けられたガイド部31cとを有する。一対の挟持部31の側部31aは、平行に設けられ、インジェクタ20の直径方向で互いに対向している。側部31aには、燃料供給管10の副供給管12のフランジ部13が嵌合する凹部としてのスリット34が形成される。底部31bの内径側の縁には、図5(b)に示すように、円弧部31b1と、円弧部31b1の開口側(図中上方)に設けられた傾斜部31b2とが形成される。円弧部31b1は、インジェクタ20の環状溝25の溝底面と同一の円弧形状とされる。一対の傾斜部31b2は、開口側へ向けて間隔が広がっている。ガイド部31cは、側部31aの上端から、上方へ向けて外径側に傾斜した方向に延びる。すなわち、一対の挟持部31に設けられたガイド部31cは、上方へ向けて間隔が広がっている。
各挟持部31の他端部(連結部32が連結された端部と反対側の端部)には、インジェクタ20の先端側(図4の下方)に突出した突起35が設けられる。図示例では、一対の挟持部31の双方に突起35が設けられる。突起35は、クリップ30に装着されたインジェクタ20の突出部26と周方向で係合可能な位置に設けられ、これらを周方向で係合させることで、インジェクタ20に対するクリップ30の周方向の位置決めが行われる。
連結部32は、平面視で略コの字形状を成し、両端が各挟持部31と滑らかに連続している{図5(b)参照}。連結部32には、上方に開口した凹部32aが設けられる{図4及び図5(c)参照}。図示例では、凹部32aが連結部32の長手方向中央部に設けられる。連結部32が弾性変形して湾曲することで、開口部33の開口寸法Lの大きさが変わる。
上記の燃料供給装置1では、図6に示すように、クリップ30の一対の挟持部31の内径端(底部31bの円弧部31b1)がインジェクタ20の環状溝25に嵌合し、これらが軸方向で係合する。また、クリップ30の一対の挟持部31のスリット34に副供給管12のフランジ部13が嵌合し、これらが軸方向で係合する。以上により、クリップ30を介して、副供給管12とインジェクタ20とが軸方向で係合し、両者の抜け止めが行われる。
また、上記の燃料供給装置1では、副供給管12の突起14がクリップ30の連結部32の凹部32aに嵌合し、これらが周方向で係合する{図8(c)参照}。また、クリップ30の突起35とインジェクタ20の突出部26とが周方向で係合する{図5(b)参照}。以上により、クリップ30を介して、副供給管12に対するインジェクタ20の周方向の位置決めが行われる。
また、本実施形態では、図1に示すように、一体化された一対の副供給管12に装着される一対のインジェクタ20のコネクタ23の外径端同士を互いに離反させている。これにより、各インジェクタ20のコネクタ23への配線の取り付けがしやすくなる。
以下、上記構成を有する燃料供給装置1の組立方法を説明する。
まず、クリップ30をインジェクタ20に装着し、仮組体Aを構成する。具体的には、クリップ30の一対の挟持部31の間にインジェクタ20を押し込むことにより、これらが一体化される。このとき、インジェクタ20の環状溝25に、クリップ30の一対の挟持部31の内径端(底部31bの円弧部31b1)が嵌合し、これらが軸方向で係合する。また、インジェクタ20の突出部26とクリップ30の突起35とが周方向で係合する。
次に、クリップ30及びインジェクタ20の仮組体Aを、燃料供給管10の副供給管12に取り付ける。具体的には、まず、燃料供給管10を治具にセットする。本実施形態では、主供給管11及び副供給管12の軸方向が水平となるように、燃料供給管10が冶具にセットされる。尚、この工程の説明では、仮組体Aの移動方向で、副供給管12に接近させる側を「奥側」、その反対側を「手前側」と言う。
治具は、詳細な図示は省略するが、燃料供給管10の長手方向(主供給管11の軸方向)及び短手方向(副供給管12の軸方向)の移動を規制した状態で、燃料供給管10を保持するものである。この治具には、図6に示す規制部材40が設けられる。規制部材40は、治具にセットされた燃料供給管10の手前側に設けられる。規制部材40には、副供給管12に装着されるクリップ30の連結部32に外径側から当接する規制面41が設けられる。図示例では、副供給管12の突起14の手前側に規制面41が設けられる。規制面41は、突起14の外径面と同じ半径方向位置か、それよりも若干内径側に設けられる。
そして、図7(a)及び(b)に示すように、仮組体Aを副供給管12と同軸上に配置し、仮組体Aの基端を副供給管12の開口部に接近させる。このとき、図7(c)に示すように、隣接する副供給管12の連結部12aとクリップ30とが干渉しないように、クリップ30の開口部33の位相と連結部12aの位相とを一致させる。これにより、クリップ30の一対の挟持部31に設けられたスリット34の位相と副供給管12のフランジ部13の位相とが一致すると共に、クリップ30の連結部32の凹部32aの位相と副供給管12の突起14の位相とが一致する。尚、図7では、インジェクタ20のコネクタ23等の図示を省略している。
仮組体Aを副供給管12に接近させると、図8(a)に示すように、クリップ30の一対の挟持部31のガイド部31cが副供給管12のフランジ部13に当接する。このとき、クリップ30の連結部32の外径面は、規制部材40の規制面41と微小隙間を介して対向している。この状態からさらに仮組体Aを奥側に押し込むと、フランジ部13がガイド部31cでガイドされながら一対の側部31aの間に押し込まれる。これにより、連結部32が弾性変形しながら一対の挟持部31がハの字形状に広げられるため、クリップ30に、連結部32を副供給管12から離反させる側(外径側、図中左側)に移動させようとする力が加わる(図11参照)。このとき、規制部材40の規制面41が、クリップ30の連結部32に外径側から当接することで、クリップ30の移動を防止できる。特に、規制部材40の規制面41が、副供給管12の突起14の外径面と同じ半径方向位置かこれよりも若干内径側に配されることで、クリップ30の連結部32が突起14に乗り上げる事態を確実に規制できる。
この状態で、さらに仮組体Aを奥側に押し込むと、図8(b)に示すように、インジェクタ20の基端が副供給管12の内周に挿入される。そして、連結部32の凹部32aに副供給管12の突起14が嵌合すると共に、フランジ部13がクリップ30のスリット34に嵌まり込む。このとき、規制部材40の規制面41が連結部32に外径側から当接しているため、連結部32が副供給管12の突起14に乗り上げる事態が最後まで回避され、連結部32の凹部32aと副供給管12の突起14とを確実に嵌合させることができる。以上により、燃料供給管10の副供給管12へのインジェクタ20の組付けが完了する。上記の作業を、各インジェクタ20に対して行うことで、図1に示す燃料供給装置1が完成する。
本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記の実施形態では、副供給管12に設けた突起14をクリップ30の連結部32に設けた凹部32aに嵌合させる場合を示したが、このような突起14及び凹部32aが設けられていない燃料供給装置であっても、本発明を適用することができる。
また、燃料供給管10に、クリップ30及びインジェクタ20からなる仮組体Aを挿入する方向は上記に限らず、例えば、副供給管12の開口部を下向きにした状態で燃料供給管10を治具にセットし、仮組体Aを下方から組み付けるようにしてもよい。
1 燃料供給装置
10 燃料供給管
11 主供給管
12 副供給管
13 フランジ部
14 突起
20 インジェクタ
30 クリップ
31 挟持部
32 連結部
32a 凹部
40 規制部材
A 仮組体

Claims (2)

  1. 先端から燃料を噴射するインジェクタと、前記インジェクタの基端に取り付けられ、前記インジェクタに燃料を供給する燃料供給管と、前記インジェクタと前記燃料供給管との抜け止めを行うクリップとを備えた燃料供給装置の組立方法であって、
    前記クリップは、前記インジェクタを直径方向両側から挟持する一対の挟持部と、前記一対の挟持部の一端部同士を連結する連結部とを有し、
    前記一対の挟持部で前記インジェクタの基端を直径方向両側から挟持することにより、前記クリップを前記インジェクタに装着して仮組体を形成する工程と、
    治具にセットされた前記燃料供給管の開口部に前記仮組体を接近させ、前記クリップの連結部の前記燃料供給管から離反する側への移動を前記治具に設けた規制部材で規制しながら、前記クリップの一対の挟持部の間に前記燃料供給管を押し込んで、前記仮組体を前記燃料供給管に装着する工程とを有する燃料供給装置の組立方法。
  2. インジェクタ及びクリップからなる仮組体を燃料供給管に組付けるために用いられ、前記燃料供給管がセットされる治具であって、
    前記クリップは、前記インジェクタを直径方向両側から挟持する一対の挟持部と、前記一対の挟持部の一端部同士を連結する連結部とを有し、
    前記仮組体に設けられた前記クリップの一対の挟持部の間に前記燃料供給管を押し込む際に、前記クリップの連結部の前記燃料供給管から離反する側への移動を規制する規制部材を有する治具。
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