JP6303000B2 - ユーザ端末、基地局および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、基地局および無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。LTEではマルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。
また、LTEからのさらなる広帯域化および高速化を目的として、LTEの後継システムも検討されている(たとえば、LTEアドバンストまたはLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」という))。LTE−Aシステムでは、半径数キロメートル程度の広範囲のカバレッジエリアを有するマクロセル内に、半径数十メートル程度の局所的なカバレッジエリアを有するスモールセル(たとえば、ピコセル、フェムトセルなど)が形成されるHetNet(Heterogeneous Network)が検討されている(非特許文献2)。また、HetNetでは、マクロセル(マクロ基地局)とスモールセル(スモール基地局)間で同一周波数帯だけでなく、異なる周波数帯のキャリアを用いることも検討されている。
上述のHetNetでは、マクロセル内に多数のスモールセルを配置することが想定される。この場合、たとえば、トラフィックの大きい場所にスモールセルを局所的に配置し、セル間でのオフロード効果を図ることが想定される。このような環境において、ユーザ端末が効率的にスモールセルを検出して接続する方法として、新たにスモールセル検出用メカニズム(Small cell discovery)の導入が検討されている。ここでいう「検出(discovery)」とは、セルおよび送信ポイント(TP)の識別(cell/transmission point identification)、時間および周波数の粗同期(coarse time/frequency synchronization)、接続中のセルと同一周波数内および異周波数間RRM(Radio Resource Management)測定(intra/inter-frequency RRM measurement)を少なくとも含む動作の総称である。
スモールセル検出(Small cell discovery)において、ユーザ端末はネットワーク、たとえばマクロセルに接続中の状態であることが想定されるため、ネットワークは必要に応じてスモールセル検出のためのアシスト情報を提供することが可能である。しかしながら、提供可能なアシスト情報はネットワーク構成や実装によって異なることが想定されるため、PSS/SSS/CRS/CSI−RSなどを含むDRS(Discovery Reference Signal)を用いるスモールセル検出(Small cell discovery)動作として、ネットワークからのアシスト情報の有無に対応するユーザ端末の各動作を規定することが好ましい。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ネットワークからのアシスト情報の有無に基づいてスモールセル検出動作を適切に行うことができるユーザ端末、基地局および無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明のユーザ端末は、第2のセルから送信されるタイミング情報およびアシスト情報を含んだ第1のセル検出指示を受信する受信部と、前記タイミング情報に従って第1のセルから送信されるディスカバリ信号に含まれる同期信号を検出する検出部と、前記検出した同期信号と前記アシスト情報に従って前記ディスカバリ信号に含まれ且つチャネル状態測定用に設定されるCSI−RSとは別に設定されるディスカバリ信号用のCSI−RSを利用した測定を行う測定部と、を備え、前記タイミング情報には、前記ディスカバリ信号に関するオフセット、周期および期間の値が含まれ、前記アシスト情報には、前記第1のセルまたは送信ポイントに関する物理セルID、前記ディスカバリ信号用のCSI−RSに用いられるスクランブルID、リソース構成およびサブフレームオフセットの値が含まれることを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークからのアシスト情報の有無に基づいてスモールセル検出動作を適切に行うことができる。
スモールセル検出におけるDRSを説明する図である。 スモールセル検出におけるDRSを説明する図である。 スモールセルに設定された物理セルID(PCI)、スクランブルIDおよびリソース構成を示す図である。 図1におけるDRSの構成を説明する図である。 ユーザ端末による測定例を説明する図である。 ユーザ端末による測定例を説明する図である。 時間周波数リソース構成インデックスの一例を説明する図である。 CRSおよびPRSの構成を説明する図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るマクロ基地局の機能構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るスモール基地局の機能構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
スモールセル検出においては、RRC(Radio Resource Control)接続状態(RRC CONNECTED)のユーザ端末に対し、DRS−based measurementを設定(configure)することができる。また、各キャリアには、1つの測定タイミング構成(measurement timing configuration)が設定される。この測定タイミング構成には、少なくともDRSのオフセットと周期が含まれる。DRSは少なくともPSS/SSS(Primary Synchronization Signal/Secondary Synchronization Signal)を含み、それに加えてCRS(Cell-specific Reference Signal)またはCSI−RS(Channel State Information−Reference Signal)のいずれかあるいはその両方を含む。
スモールセル検出においては、ユーザ端末は、ネットワーク(たとえば基地局)からのアシストを利用してスモールセルを検出する。具体的には、スモールセルがDRSを長周期で送信し、ネットワークはDRSを測定するタイミング情報などをユーザ端末に通知し、ユーザ端末は通知されたタイミングなどを用いてDRSの測定を行う。また、ネットワークは、当該DRSを検出したユーザ端末から報告される受信状態(RSRP(Reference Signal Received Power)/RSRQ(Reference Signal Received Quality))などに基づいて、スモールセルに対するユーザ端末の接続を制御することが想定されている。
RRC接続状態のユーザ端末は、接続セルから測定タイミング構成を設定されるため、DRSが送信されるタイミングでのみDRS検出および測定を効率的に実施可能である。また、マクロセルとスモールセルのタイミングが伝播遅延差などでずれていたとしても、PSS/SSSによりDRSタイミングの捕捉が可能である。
図1Aは、スモールセルを形成するスモール基地局eNB2と、スモールセルをカバレッジ範囲に含むマクロセルを形成するマクロ基地局eNB1と、マクロ基地局eNB1およびスモール基地局eNB2と通信可能なユーザ端末UEとから構成されるシステムを示している。マクロ基地局eNB1とスモール基地局eNB2とは、同期しているか、あるいはタイミング差を互いに知っている。
マクロ基地局eNB1は、当該基地局eNB1に接続中のユーザ端末UEに対して、DRSを利用したスモールセル検出の有無を指示する。スモールセル検出を行う場合、マクロ基地局eNB1は、タイミング情報(測定タイミング構成)をユーザ端末UEに通知する。さらに、マクロ基地局eNB1は、アシスト情報をユーザ端末UEに通知してもよい。
マクロ基地局eNB1は、上位レイヤシグナリング(たとえばRRCシグナリング)を用いて、当該スモールセル検出をユーザ端末に指示する。具体的には、マクロ基地局eNB1は、DRSを利用したスモールセル検出の有無に関する情報を、測定対象を定義する情報要素(MeasObjectEUTRA(以下、「MeasObject」とも記す))に含めてユーザ端末に通知する。たとえば、マクロ基地局eNB1は、MeasObject中に、スモールセル検出指示(DiscoveryConfig)を含めてユーザ端末UEに通知する一方で、タイミング情報およびアシスト情報として、たとえばスモールセル検出用参照信号構成を定義する情報要素(DiscoveryRS-Config)に含めて、ユーザ端末UEに通知する。
ネットワークからスモールセル検出を指示されたユーザ端末は、DRSを利用したスモールセル検出を実行する。
図1Bに示すように、スモールセルがはじめにDRSを送信するまでの期間をDRSオフセットとする。DRSはDRS周期で送信される。DRS期間(duration)は一度のDRS周期内でDRSに含まれる同期信号や測定用参照信号が送信される時間長である。これらのDRSオフセット、DRS周期およびDRS期間の情報が、タイミング情報に含まれる。
DRSのデザインとして、図2に示す2つのオプションが検討されている。スモールセル検出を導入する目的の一つはスモールセルがオンオフする場合に、オフ状態のセルを測定可能とすることである。
図2Aに示すDRSのオプション#1では、PSS/SSS/CRSを長周期かつ短時間バーストで送信する。DRSは通常のオン状態では、常に送信している同期信号(SS)およびCRSのサブセットとなる。図2Aに示すように、オン状態では、5[ms]周期でPSS/SSSが送信され、1[ms]周期でCRSが送信されるとともに、データ信号が送信される。オフ状態では、たとえば40[ms]周期でPSS/SSSおよびCRSが1[ms]間送信される。
図2Bに示すDRSのオプション#2では、PSS/SSS/CSI−RSを長周期かつ短時間バーストで送信する。DRSのうち、PSS/SSSはオプション#1と同様にオン状態においては通常の同期信号(SS)のサブセットである。一方、DRSのうちCSI−RSは通常のCSI測定用のCSI−RSとは別にディスカバリ用としてオンオフ状態で送信される。図2Bに示すように、オン状態では、5[ms]周期でPSS/SSSが送信され、1[ms]周期でCRSが送信されるとともに、データ信号が送信される。ディスカバリ用CSI−RSは、オンオフ状態に関わらず、たとえば40[ms]周期で1[ms]間送信される。
Rel.8 LTEから用いられているPSS/SSSは、504個の物理セルID(PCID:Physical Cell ID)をユーザ端末が自律的にサーチ可能とするように設計されている。ネットワークが、ユーザ端末に周辺セルの物理セルIDリストを通知する仕組みはあるが、このリストが通知されなくてもユーザ端末は周辺セルの物理セルIDを受信したPSS/SSSから認識できる。
DRSオプション#1で送信するCRSは、通常では物理セルIDによって送信系列や送信リソース位置が一意に決まる。したがって、PSS/SSSによってある物理セルIDが検出された際、対応するセルのRSRP/RSRQをどのリソースまたは系列で測定すればよいかが一意に決まる。DRSオプション#1の場合、測定タイミング構成以外のアシスト情報がなくても、ユーザ端末は周辺スモールセルの検出および測定ができる。
一方、DRSオプション#2でディスカバリ用CSI−RSを送信する場合において、ユーザ端末は、ネットワークから上位レイヤシグナリングで値を指定されない場合には、送信系列を決定するスクランブルID(Scrambling ID)としてPSS/SSSで用いられるものと同一の物理セルIDを用いていると認識する。また、ユーザ端末は、ネットワークから値を指定された場合には、スクランブルIDとしてその値を用いる。しかしながら、送信リソース位置(CSI-RS configuration index、CSI-RS subframe config、CSI-RS subframe offset)は、通常では物理セルIDと無関係であるため、ネットワークから通知される必要がある。
このようにDRSオプション#2の場合、通常ではセル固有のリソース構成インデックス(resource configuration index)を別途通知する仕組みを導入しないと、ユーザ端末はどのリソースで検出および測定を行うのか知ることができない。物理セルID504個とCSI−RS構成(configuration)最大20パターンの組み合わせ数は約1万にもなるためである。したがって、DRSオプション#2の場合、どのセルがどのCSI−RS構成を使っているのかについてユーザ端末に通知することが想定される。
CSI測定用CSI−RSの場合には、測定対象のサービングセルの情報だけをユーザ端末に通知すればよい。しかし、ディスカバリ用CSI−RSの場合には、ネットワークは、検出候補となる周辺セルすべてについてCSI−RS構成のセットをユーザ端末に通知しなければならない。
一般に周辺のスモールセルすべてについて、たとえばスクランブルIDとCSI−RS構成のセットであるアシスト情報を正しく設定および管理するのは困難である。たとえば、新しくセルを設置する場合、どの周辺セルの情報までをアシスト情報として設定および管理するのかという問題がある。また、新設セルに関するアシスト情報を、周辺セルのすべてに追加しなければならないのかという問題がある。
一方、1つの基地局eNB配下のRRE(Remote Radio Equipment)が複数ある構成の場合、各RREの情報を1つの基地局eNBで設定および管理することは簡易である。このようなネットワーク構成における運用形態の1つとして、基地局eNB配下のRREすべてに同一物理セルIDを設定する同一セルID運用がある。
しかしながら、DRSオプション#1のように物理セルIDに基づいて測定用参照信号の系列やリソース位置等すべてが決まる場合、同一セルID運用時の送信ポイント(Transmission Point)間で全く同じ測定用参照信号が送信されてしまうため、各送信ポイントが識別できないという問題がある。DRSオプション#2のようにCSI−RSを用いるならば、物理セルIDとは異なるスクランブルIDやリソース構成を各送信ポイントに個別に設定することができるため、同一セルID運用時でも送信ポイント認識や測定ができる。
図3は、スモールセルに設定された物理セルID(PCI)、スクランブルIDおよびリソース構成を示す図である。図3に示すように、同一セルID運用時において物理セルID(PCI)とDRSオプション#2における測定用参照信号のスクランブルIDおよびリソース構成とは分離することが可能である。
本発明者らは、同一セルID運用時の送信ポイント識別を可能とすることと、測定タイミング構成以外のアシスト情報が得られない場合にもDRSに基づくスモールセル検出および測定を可能とすることを両立するため、スモールセル検出におけるユーザ端末動作を、測定タイミング構成以外のアシスト情報が得られる場合と得られない場合とのそれぞれで規定することを見出した。
たとえば、1つの基地局eNBの配下に多数のRREがスモールセルとして張り出されている場合、基地局eNBはアシスト情報として測定用参照信号のスクランブルIDや対応する時間周波数リソース構成、対応する物理セルIDをユーザ端末に通知し、ユーザ端末は設定されたアシスト情報に従ってDRSの検出および測定をする。
あるいは、各スモールセルが異なる基地局eNBであり、アシスト情報の管理が難しい場合、基地局eNBは接続ユーザ端末に対してタイミング情報以外のアシストを行わない。この場合には、ユーザ端末が自律的に測定用参照信号の系列パターンおよび測定リソース位置を判断できるよう、PSS/SSSから得られる物理セルIDなどに基づく事前ルールを規定する。
このようにユーザ端末動作を規定することにより、ネットワークとして各スモールセルのDRS構成に関する詳細な情報を管理およびアシストできない場合でも、ユーザ端末はDRSの検出および測定を自律的に行うことができる。あるいは、ネットワークとして各スモールセルのDRS構成に関する詳細な情報を管理およびアシストできる場合には、それを利用することでユーザ端末に対してより効率的なDRS検出および測定を実施させることができる。さらに、同一セルID運用時の送信ポイント認識などにも対応することができる。
<動作1>
ユーザ端末に、タイミング情報として共通のDRSオフセット、周期および期間が通知され、さらにネットワークとして各スモールセルまたは送信ポイントのDRS送信に関するすべての情報を正確に管理できている場合について検討する。
この場合、ユーザ端末には、タイミング情報に加えて、アシスト情報として、各スモールセルまたは送信ポイントの物理セルID、時間周波数リソース構成インデックスおよび測定用参照信号に用いられるスクランブルIDが通知される。時間周波数リソース構成インデックスは各スモールセルまたは送信ポイントに複数設定してもよい。さらに、各スモールセルまたは送信ポイントで測定用参照信号を送信するサブフレームをシフト可能な場合は、アシスト情報としてサブフレームオフセットも通知する。
図4は、図1におけるDRSを示す図である。このDRSでは、タイミング情報として、DRSオフセット(DRS offset)、DRS周期(DRS period)およびDRS期間(DRS duration)が通知される。図4に示す例では、DRS期間は3サブフレームであり、先頭のサブフレームで同期信号としてPSS/SSSを、残りのサブフレームで測定用参照信号としてCSI−RSを送信している。さらに、このDRSでは、アシスト情報の一例として、物理セルID(PCID)、スクランブルID(Scrambling ID)、CSI−RS構成インデックス(CSI-RS config)およびサブフレームオフセット(Subframe offset)が通知される。
ユーザ端末は上記の情報が通知された場合、これらを利用してDRS測定を実施する。ユーザ端末は、タイミング情報に従ってPSS/SSSを検出する際に、検出する候補を通知された周辺セルリストに含まれる物理セルIDに限定してもよいし、限定しなくてもよい。ユーザ端末は、PSS/SSS検出により得られた物理セルIDに対応するスモールセルまたは送信ポイントの測定用参照信号を、通知された情報に従って測定してもよいし、通知されたすべての測定用参照信号を測定してもよい。
すなわち、ユーザ端末は、PSS/SSSをタイミング同期のみに使用することもできるし、PSS/SSSをタイミング同期と物理セルIDの認識に使用することもできる。
<動作2>
ユーザ端末に、DRS期間が含まれるタイミング情報が通知されるが、アシスト情報に各スモールセルまたは送信ポイントのサブフレームオフセットの値が含まれていない場合について検討する。
この場合、ユーザ端末は、DRS期間内の既知のサブフレーム位置に測定用参照信号が配置されていると想定して測定動作を行ってもよい。測定用参照信号が配置されていると想定する既知のサブフレーム位置は、仕様において規定すればよく、たとえばPSS/SSSが含まれないサブフレームとすることができる(図5A参照)。あるいは、ユーザ端末は、DRS期間内のすべてのサブフレーム位置に測定用参照信号が配置されていると想定して測定動作を行ってもよい。
図5Aに示す例では、DRS期間が4サブフレームであり、ユーザ端末は、PSS/SSSが含まれないサブフレームに測定用参照信号(図5AにおいてCSI−RS)が配置されていると想定して測定動作を行っている。
<動作3>
ユーザ端末に通知されるタイミング情報にDRS期間が含まれない場合について検討する。
この場合、ユーザ端末は、PSS/SSSが検出されたときは、そのPSS/SSSを含むサブフレームを基準として既知のサブフレーム位置に測定用参照信号が配置されていると想定して測定動作を行ってもよい。PSS/SSSを含むサブフレームを基準とした既知のサブフレーム位置は、仕様において規定すればよく、たとえばPSS/SSSを含むサブフレームと同じサブフレームやその直後のサブフレームとすることができる(図5B参照)。
図5Bに示す例では、DRS期間の通知がなく、ユーザ端末は、PSS/SSSを含むサブフレームと同じサブフレームに測定用参照信号(図5BにおいてCSI−RS)が配置されていると想定して測定動作を行っている(左側の例)。あるいは、ユーザ端末はPSS/SSSを含むサブフレームの直後のサブフレームに測定用参照信号(図5BにおいてCSI−RS)が配置されていると想定して測定動作を行っている(右側の例)。
<動作4>
ユーザ端末に通知されるアシスト情報に各スモールセルまたは送信ポイントの物理セルIDが含まれない場合について検討する。
この場合、ユーザ端末は、PSS/SSS検出により得られた物理セルIDについて、この物理セルIDを測定用参照信号に用いられるスクランブルIDと想定して、検出された物理セルID(スクランブルID)に対応する時間周波数リソース構成について測定を行ってもよい。
あるいは、ユーザ端末は、PSS/SSSで検出されたタイミングにおいて、アシスト情報として通知された測定用参照信号に用いられるスクランブルIDと時間周波数リソース構成のすべてのセットについて測定を行ってもよい。この場合、ユーザ端末は、物理セルIDを測定用参照信号に用いられるスクランブルIDと想定しない。
図6Aに示す例のように、ユーザ端末にアシスト情報として測定用参照信号に用いられるスクランブルIDが通知された場合、ユーザ端末は、これらの通知されたスクランブルIDと時間周波数リソース構成インデックス(図6AにおいてCSI−RS構成インデックス)のすべてのセットについて測定を行ってもよい。あるいは、ユーザ端末は、PSS/SSS検出で得られた物理セルIDを測定用参照信号に用いられるスクランブルIDと想定して、検出された物理セルIDに対応する時間周波数リソース構成インデックスについてのみ測定を行ってもよい。
<動作5>
ユーザ端末に通知されるアシスト情報に各スモールセルまたは送信ポイントの測定用参照信号に用いられるスクランブルIDが含まれない場合について検討する。
この場合、ユーザ端末は、PSS/SSS検出により得られた物理セルIDについて、この物理セルIDを測定用参照信号に用いられるスクランブルIDと想定して、対応する時間周波数リソース構成について測定を行ってもよい。
あるいは、ユーザ端末は、アシスト情報として通知されたスクランブルIDを物理セルIDと想定して、PSS/SSSで検出されたタイミングにおいてアシストされたすべての時間周波数リソース構成について測定を行ってもよい。
<動作6>
ユーザ端末に通知されるアシスト情報に各スモールセルまたは送信ポイントの物理セルIDおよび測定用参照信号に用いられるスクランブルIDの両方が含まれない場合について検討する。
この場合、ユーザ端末は、PSS/SSS検出により得られた物理セルIDについて、この物理セルIDをスクランブルIDと想定し、通知されたすべての時間周波数リソース構成との組み合わせを測定してもよい。あるいは、ユーザ端末は、検出された物理セルIDに対して既知のルールから得られる値を含む時間周波数リソース構成について測定してもよい。既知のルールは、仕様において規定すればよく、たとえばmod(PCID,5)とすることができる。
図6Bに示す例では、ユーザ端末は、PSS/SSS検出により得られた物理セルIDをスクランブルIDと想定して、通知されたすべての時間周波数リソース構成インデックス(図6BにおいてCSI−RS構成インデックス)との組み合わせを測定してもよい。あるいは、ユーザ端末は、mod(PCID,5)を含む時間周波数リソース構成インデックスについてのみ測定してもよい。たとえば検出した物理セルIDが10である場合、mod(PCID,5)=0となるため、ユーザ端末は、図6Bにおける0を含む時間周波数リソース構成インデックスについて測定する。
各スモールセルまたは送信ポイントに設定する時間周波数リソース構成の数は、全セル共通のアシスト情報であるメジャメント構成の中で同時設定数を通知し、各スモールセルまたは送信ポイント個別のアシスト情報としては1つのインデックス値だけを通知してもよい(図7参照)。TS36.211 Table6.10.5.2-1における“Number of CSI reference signals configured”がこの場合の同時設定数に対応する。
上記同時設定数が通知されない場合、ユーザ端末は、同時設定数=1と想定して通知された時間周波数リソース構成を解釈してもよい。あるいは、ユーザ端末は、各スモールセルまたは送信ポイントのアシスト情報に含まれる最大の時間周波数リソース構成の個数を同時設定数と想定してもよい。
<動作7>
ユーザ端末に、アシスト情報として時間周波数リソース構成などの情報が通知されず、タイミング情報およびセルリスト(物理セルID)のみが通知される場合について検討する。
この場合、ユーザ端末は、PSS/SSS検出を行う際の対象をセルリストに基づいて限定してもよいし、限定しなくてもよい。ユーザ端末は、PSS/SSS検出により得られた物理セルIDを測定用参照信号に用いられるスクランブルIDと想定して、すべての時間周波数リソース構成候補との組み合わせについて測定してもよい。または、ユーザ端末は、通知された物理セルIDを測定用参照信号に用いられるスクランブルIDと想定して、すべての時間周波数リソース構成インデックスとの組み合わせを測定してもよい。
あるいは、ユーザ端末は、物理セルIDおよび既知のルールから得られる値を、その物理セルIDに対応する時間周波数リソース構成インデックスと想定して測定を行ってもよい。既知のルールは、仕様において規定すればよく、たとえばmod(PCID,X)とすることができる。Xの値は、同時設定数が共通アシスト情報として通知される場合にはその値を用いてよい。同時設定数が共通アシスト情報として通知されない場合には、Normal CP(Cyclic Prefix)の場合はX=20、Extended CPの場合はX=16と想定して時間周波数リソース構成インデックスを導出してもよい。CP長はPSS/SSS検出により導出されてもよいし、ネットワークからあらかじめ通知されてもよい。
<動作8>
ユーザ端末に、タイミング情報以外のアシスト情報が何も通知されない場合について検討する。
この場合、ユーザ端末は、PSS/SSS検出により得られた物理セルIDをスクランブルIDと想定して、すべての時間周波数リソース構成候補との組み合わせについて測定してもよい。あるいは、ユーザ端末は、得られた物理セルIDおよび既知のルールから得られる値をその物理セルIDに対応する時間周波数リソース構成インデックスと想定して測定を行ってもよい。既知のルールは、仕様において規定すればよく、たとえばmod(PCID,20)とすることができる。
<ユーザ端末の動作例>
ユーザ端末は、PSS/SSSをタイミング同期のみに使用し、測定用参照信号についてはアシスト情報として通知されたすべての候補を測定することができる。あるいは、ユーザ端末は、PSS/SSSをタイミング同期と物理セルID認識に使用し、測定用参照信号については検出された物理セルIDに対応する候補を測定することができる。
まずユーザ端末は、タイミング情報に従ってPSS/SSSをサーチする。物理セルIDがアシストされている場合、検出候補を限定してもよいし、限定しなくてもよい。サーチの結果、0個以上の同期タイミングと物理セルIDとの組み合わせが見つかる。
続いて、ユーザ端末は、検出された同期タイミングに従って、測定用参照信号を用いてRSRP/RSRQを測定する。ユーザ端末は、同期タイミングとセットで検出された物理セルIDに基づいて測定用参照信号の測定候補を限定してもよいし、限定しなくてもよい。時間周波数リソース構成のアシスト情報がある場合は、そのうちの検出された物理セルIDに対応するものだけを測定対象としてもよいし、アシストされたすべてを測定対象としてもよい。時間周波数リソース構成のアシスト情報がない場合は、検出された物理セルIDに基づいて既知のルールに従って測定対象の時間周波数リソース構成を決めてもよいし、想定されるすべての候補を測定対象としてもよい。
本実施の形態では、DRSのオプション#2では、PSS/SSS/CSI−RSを長周期かつ短時間バーストで送信する例に説明したが、CSI−RSの代わりにCRS(図8A参照)やPRS(Positioning Reference Signal、図8B参照)を用いる場合も、上記動作1から動作8を同様に適用できる。
従来のCRSやPRSを用いる場合には、物理セルIDに基づくスクランブルIDおよび周波数シフトを適用する。この場合、アシストなしでもPSS/SSSから得られる物理セルIDに基づいてスモールセルまたは送信ポイントを測定できるが、同一セルID運用時の送信ポイント認識などは不可能である。
DRS用CRSまたはPRSの拡張例として、物理セルIDではなくネットワークから通知するVCID(Virtual Cell ID)に基づくスクランブルIDおよび周波数シフトを適用することにより、同一セルID運用時の送信ポイント認識に対応できる。DRS期間のうち、各セルがそれぞれ一部のサブフレームのみで送信し、他サブフレームでは無送信(muting)とすることも可能である。ただし、CRSはオン状態のセルで通常どおり送信していないと従来のユーザ端末(Legacy UE)に影響があるため、上記のような拡張は従来のユーザ端末が存在しない周波数キャリアで行うことを想定している。
上記の場合、スクランブルIDの通知の有無やDRS期間またはサブフレームオフセットなどの通知の有無に応じて、上記動作2、3、8などと同様のユーザ端末動作が考えられる。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、上述のスモールセル検出を行う無線通信方法が適用される。
図9は、本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略構成図である。図9に示すように、無線通信システム1は、複数の無線基地局10(11および12)と、各無線基地局10によって形成されるセル内にあり、各無線基地局10と通信可能に構成された複数のユーザ端末20と、を備えている。無線基地局10は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。
図9において、無線基地局11は、たとえば相対的に広いカバレッジを有するマクロ基地局で構成され、マクロセルC1を形成する。無線基地局12は、局所的なカバレッジを有するスモール基地局で構成され、スモールセルC2を形成する。なお、無線基地局11および12の数は、図9に示す数に限られない。
マクロセルC1およびスモールセルC2では、同一の周波数帯が用いられてもよいし、異なる周波数帯が用いられてもよい。また、無線基地局11および12は、基地局間インタフェース(たとえば、光ファイバ、X2インタフェース)を介して互いに接続される。
無線基地局11と無線基地局12との間、無線基地局11と他の無線基地局11との間または無線基地局12と他の無線基地局12との間では、デュアルコネクティビティ(DC)またはキャリアアグリゲーション(CA)が適用されてもよい。
ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでいてもよい。ユーザ端末20は、無線基地局10を経由して他のユーザ端末20と通信を実行できる。
上位局装置30には、たとえば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。
無線通信システム1では、下りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel、EPDCCH:Enhanced Physical Downlink Control Channel)、報知チャネル(PBCH)などが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、所定のSIB(System Information Block)が伝送される。PDCCH、EPDCCHにより、下り制御情報(DCI)が伝送される。
無線通信システム1では、上りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。
図10は、本実施の形態に係る無線基地局10の全体構成図である。図10に示すように、無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、インタフェース部106とを備えている。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30からインタフェース部106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、たとえば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナごとにプリコーディングして出力された下り信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
一方、上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、インタフェース部106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放などの呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
インタフェース部106は、基地局間インタフェース(たとえば、光ファイバ、X2インタフェース)を介して隣接無線基地局と信号を送受信(バックホールシグナリング)する。あるいは、インタフェース部106は、所定のインタフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。
図11は、本実施の形態に係るマクロ基地局11の機能構成図である。なお、以下の機能構成は、マクロ基地局11が有するベースバンド信号処理部104などによって構成される。
図11に示すように、マクロ基地局11は、スケジューラ(制御部)301、DRSパラメータ決定部302、スモールセル検出指示部303、DL信号生成部304、メジャメントレポート取得部305を少なくとも備えている。
スケジューラ301は、ユーザ端末20に送信するDL信号用の無線リソース、ユーザ端末20が送信するUL信号用の無線リソースの割り当て(スケジューリング)を行う。たとえば、スケジューラ301は、ユーザ端末20に対して、スモールセル検出を行う場合にアシスト情報の生成をDL信号生成部304に指示する。
この場合、スケジューラ301は、上記実施の形態で示したように、MeasObject中に、スモールセル検出指示(DiscoveryConfig)を含めてユーザ端末20に通知する一方で、タイミング情報およびアシスト情報を、検出用参照信号構成を定義する情報要素(DiscoveryRS-Config)に含めるよう制御することができる。
スモールセル検出指示部303は、ユーザ端末20に対してDRSを用いたスモールセル検出の指示を制御する。たとえば、スモールセル検出指示部303は、マクロ基地局11に接続中のユーザ端末(Connected UE)に対して、所定の周波数におけるスモールセル検出の有無を指示する。
DRSパラメータ決定部302は、ユーザ端末20に対してDRSを用いたスモールセル検出の指示をする場合に、DRSのパラメータに関する情報を決定する。DRSのパラメータに関する情報としては、アシスト情報が挙げられる。DRSパラメータ決定部302で決定した情報は、スケジューラ301、DL信号生成部304に出力される。
DL信号生成部304は、スケジューラ301、DRSパラメータ決定部302からの指示に基づいてDL信号を生成する。DL信号生成部304で生成された信号は、送受信部103を介してユーザ端末20に送信される。
メジャメントレポート取得部305は、ユーザ端末から通知されるメジャメントレポートを取得する。メジャメントレポート取得部305は、ユーザ端末におけるDRSを用いたスモールセル検出で得られた結果をメジャメントレポートとして受信する。そして、メジャメントレポート取得部305は、当該メジャメントレポートに基づいてユーザ端末20のスモールセルへの接続を制御する。
図12は、本実施の形態に係るスモール基地局12の機能構成図である。なお、以下の機能構成は、スモール基地局12が有するベースバンド信号処理部104などによって構成される。
図12に示すように、スモール基地局12は、UL信号検出部311、スケジューラ312、DL信号生成部313を少なくとも備えている。
UL信号検出部311は、ユーザ端末20から送信されるUL信号を検出する。UL信号検出部311が、ユーザ端末20から通知されるメジャメントレポートを受信することも可能である。
スケジューラ312は、ユーザ端末20に送信するDL信号用の無線リソースの割り当て(スケジューリング)を行う。また、スケジューラ312は、DRSの送信を制御する。
DL信号生成部313は、スケジューラ312からの指示に基づいてDL信号を生成する。たとえば、DL信号生成部313は、同期信号(PSS/SSS)、参照信号(CRS)、スモールセル検出参照信号(DRS)、制御信号、データ信号などを生成する。DL信号生成部313で生成された信号は、送受信部103を介してユーザ端末20に送信される。
図13は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。図13に示すように、ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部(受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。
下りリンクのデータについては、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などがなされる。この下りリンクのデータのうち、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(HARQ:Hybrid ARQ)の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理などが行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
図14は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204の主な機能構成図である。図14に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、セル検出/測定部401、メジャメントレポート送信制御部402、UL信号生成部403を少なくとも有している。
セル検出/測定部401は、スモール基地局12から送信されるDRSを用いたスモールセル検出を行う。また、セル検出/測定部401は、マクロ基地局11から、スモールセル検出の指示に関する情報をRRCシグナリングで受信する。また、セル検出/測定部401は、スモールセル検出を行う場合、マクロ基地局11から通知されるDRSのパラメータに関する情報(アシスト情報)に基づいて、DRSの検出を行う。
メジャメントレポート送信制御部402は、セル検出/測定部401で行ったスモールセル検出の結果について、メジャメントレポートとしての送信を制御する。たとえば、メジャメントレポート送信制御部402は、スモールセル検出により得られた所定セルに対応するセル識別子/RSRP/RSRQを取得する。この場合に、メジャメントレポート送信制御部402は、ネットワーク(基地局)に測定結果をメジャメントレポートとして報告するよう制御する。
メジャメントレポート送信制御部402は、スモールセル検出により得られた結果について、メジャメントレポートの送信を制御する。
UL信号生成部403は、メジャメントレポート送信制御部402からの指示に基づいて、メジャメントレポートなどを生成する。また、UL信号生成部403は、送達確認信号等の上り制御信号や上りデータ信号の生成も行う。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。
本出願は、2014年5月8日出願の特願2014−097143に基づく。この内容は、すべてここに含めておく。

Claims (5)

  1. 2のセルから送信されるタイミング情報およびアシスト情報を含んだ第1のセル検出指示を受信する受信部と、
    前記タイミング情報に従って第1のセルから送信されるディスカバリ信号に含まれる同期信号を検出する検出部と、
    前記検出した同期信号と前記アシスト情報に従って前記ディスカバリ信号に含まれ且つチャネル状態測定用に設定されるCSI−RSとは別に設定されるディスカバリ信号用のCSI−RSを利用した測定を行う測定部と、を備え、
    前記タイミング情報には、前記ディスカバリ信号に関するオフセット、周期および期間の値が含まれ、
    前記アシスト情報には、前記第1のセルまたは送信ポイントに関する物理セルID、前記ディスカバリ信号用のCSI−RSに用いられるスクランブルID、リソース構成およびサブフレームオフセットの値が含まれることを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記受信部は、測定対象を定義する情報要素(MeasObject)に含まれる第1のセル検出指示(DiscoveryConfig)を受信することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記ディスカバリ信号用のCSI−RSは、前記第1のセルのオンオフ状態に関わらず、所定周期で送信されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のユーザ端末。
  4. 第2のセルを形成するとともに、第1のセルに接続可能なユーザ端末と通信を行う基地局であって、
    前記第1のセルから送信され且つチャネル状態測定用に設定されるCSI−RSとは別に設定されるディスカバリ信号用のCSI−RSを含むディスカバリ信号を用いた検出処理をユーザ端末に指示する指示部と、
    前記ユーザ端末にタイミング情報およびアシスト情報を含んだディスカバリ信号に関する情報を送信する送信部と、を備え、
    前記送信部は、前記タイミング情報には、前記ディスカバリ信号のオフセット、周期および期間の値を含め、前記アシスト情報には、前記第1のセルまたは送信ポイントの物理セルID、前記ディスカバリ信号用のCSI−RSに用いられるスクランブルID、リソース構成およびサブフレームオフセットの値の少なくとも1つを含めることを特徴とする基地局。
  5. ーザ端末の無線通信方法であって、
    2のセルから送信されるタイミング情報およびアシスト情報を含んだ第1のセル検出指示を受信する工程と、
    前記タイミング情報に従って第1のセルから送信されるディスカバリ信号に含まれる同期信号を検出する工程と、
    前記検出した同期信号と前記アシスト情報に従って前記ディスカバリ信号に含まれ且つチャネル状態測定用に設定されるCSI−RSとは別に設定されるディスカバリ信号用のCSI−RSを利用した測定を行う工程と、を有し、
    前記タイミング情報には、前記ディスカバリ信号に関するオフセット、周期および期間の値が含まれ、
    前記アシスト情報には、前記第1のセルまたは送信ポイントに関する物理セルID、前記ディスカバリ信号用のCSI−RSに用いられるスクランブルID、リソース構成およびサブフレームオフセットの値の少なくとも1つを含めまたはいずれも含まないことを特徴とする無線通信方法。
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