JP6302260B2 - バスチェア - Google Patents

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Description

本発明は、幼児用のバスチェアに関し、さらに詳細には、幼児用のバスチェアの開閉可能なハンドルに関する。
浴室で乳幼児の世話をする際に利用されるバスチェアが従来から提供されている。これらのバスチェアは、前方中央に***部を有する座面と、リクライニング機構を有する背もたれと、座面前方の左右方向に設けられたハンドルとが設けられている。これらのバスチェアのハンドル上面には、乳幼児の気を引くよう各種の玩具が設けられている。このハンドルと、座面に設けられた***部により、乳幼児の座面からのずれ落ちが防止されている。そして、乳幼児をバスチェアに座らせたり取り上げたりする際には、ハンドルを開いて座面上方の空間を空けて、乳幼児の取り扱いがし易いよう形成されている。
例えば、特許文献1に開示されるバスチェアは、座面の両側から***するハンドルの支持部の頂部が、側面視において上部が開口したコ字状に形成されている。そして、このコ字状の内側の向かい合う前後の面にそれぞれ軸穴が設けられている。この軸孔と、ハンドルの両端部近傍の下面に設けられた一対のストッパー軸とは係合可能に形成されている。このストッパー軸は、ストッパー軸の上方前後に設けられた二箇所の押しボタンにより出没される。そして、前後二箇所の押しボタンを同時に押すことにより、ストッパー軸が没入し、ハンドルと支持部との係合を解除することができる。そして、このストッパー軸が回転軸となって、ハンドルは回動自在に支持されている。よって、一方のストッパー軸の係合を解除すれば、他方のストッパー軸によりハンドルを回動して座面上方の空間を空けることができる。
特許第4659198号公報
通常、バスチェアを使用する風呂場は狭い。そして、バスチェアの座面に乳幼児を座らせる場合には、乳幼児を片手で抱き抱えながらバスチェアのハンドルを開く操作することが多い。また、水濡れや石鹸等で、ハンドルを開く操作をする手が滑りやすいこともある。この点、特許文献1におけるバスチェアによると、ハンドルを開く際には、ハンドル下方に設けられた前後二箇所の押しボタンを同時に強く押し込むように操作しなければならない。このため、二箇所の押しボタンの同時操作が困難となることがあった。
本発明に係るバスチェアは、座面を有する台座と、前記台座の前方両側に***して頂部を平坦面として形成される二箇所の支持部と、各前記支持部の頂部平坦面から下方に向けて孔状に形成されるとともに、内側面に係止孔部が形成された挿入孔部と、左右両端に後方に向けて突出する後方突出部が形成され、各前記支持部間を渡すハンドルと、各前記支持部と対向する前記ハンドルの下面に設けられ、前記ハンドルと回動自在に連結される接続部材と、各前記接続部材の下方に形成され、各前記挿入孔部に挿入可能に形成された挿入突部と、を有するバスチェアであって、各前記挿入突部に設けられ、各前記係止孔部が設けられる方向に付勢されることにより、各前記係止孔部と係止可能に形成された係止突部と、各前記接続部材の外側面に設けられ、各前記係止突部の付勢力に抗して押圧操作することにより各前記係止突部と各前記係止孔部との係止を解除する解除押しボタンと、を有し、各前記係止孔部は各前記挿入孔部の外側の側面に設けられ、各前記接続部材は、中央上部部分の上端が、前記ハンドルの下面に二股状に突出する軸受部の中央凹部に挿入されて回動自在に支持されるとともに、各前記解除押しボタンと各前記係止突部が一体に設けられた解除部材を有し、前記係止突部は、上面は平坦に形成され、下側は傾斜して形成されている、ことを特徴とする。
また、各前記接続部材は各前記支持部の頂部平坦面と合わせられる平坦面を有し、各前記接続部材と各前記支持部の外側表面は連続して形成されるようにした。
本発明に係るバスチェアは、ハンドルに接続部材を設けて、この接続部材と台座とを着脱自在に接続した。そして、接続部材と台座の着脱は、接続部材の外側の面に設けた解除押しボタンにより行うようにした。このように、接続部材の外側面に解除押しボタンを設けたので、簡単な操作で迅速に、かつ確実にハンドルを開く操作をすることができる。さらに、ハンドルの両端にこの解除押しボタンを設けたので、左右のどちら側からでもハンドルを開くことができるので、設置スペースの限られた浴室での使用に適している。またさらに、ハンドルを取り付ける際に挿入突部が挿入される挿入孔部が設けられる支持部の頂部を平坦面として形成した。よって、ハンドルを取り付ける際に、この挿入孔部が視認し易くなり、ハンドルの取り付け操作を容易とすることができる。
さらに、係止突部と解除押しボタンを一体にした解除部材を、上端回動自在に支持するように接続部材に設けた。これにより、簡単な構造で接続部材を構成することができるので、製造上のコストが低減されるとともに、耐久性も向上させることができる。
さらに、係止突部の上面を平坦に形成し、下側を傾斜して形成した。これにより、接続部材の挿入突部を挿入孔部に押し込むだけの簡単な操作でハンドルを台座に取り付けることができる。
さらに、接続部材が支持部頂部の平坦面と合わさる面を平坦面とし、接続部材と支持部の外表面を連続して形成した。これにより、凹凸のない外表面を形成できるとともに、意匠性の高いバスチェアを提供することができる。
本発明に係るバスチェアの前方斜視図である。 本発明に係るバスチェアの後方斜視図である。 本発明に係るバスチェアのハンドルを開いた状態を示す前方斜視図である。 本発明に係るバスチェアのリクライニングの様子を示す側面図で、(a)が上段、(b)が中段、(c)が下段に設定された状態を示す。 本発明に係るバスチェアの収納時の状態を示す側面図である。 本発明に係るバスチェアを縦置きで収納した状態を示す側面図である。 本発明に係るバスチェアのハンドル解除・支持機構の要部分解斜視図である。
本発明の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1は本発明に係るバスチェア用ハンドルを備えたバスチェア10の左側前方斜視図である。なお、以下の説明においては、バスチェア10のハンドル40側を前、背もたれ70側を後とする。また、バスチェア10に座った状態における左手側を左、右手側を右とし、バスチェア10の台座20における座面21側を上、反対側を下とする。
バスチェア10は、座面21が上面に形成される台座20と、台座20と回動自在に連結される背もたれ70と、台座20の前方に、左右方向に渡って設けられるハンドル40と、が設けられている。座面21の略中央部分には、複数の穴27が設けられている。この複数の穴27により、入浴時の座面21上の水溜りを防止することができる。そして、座面21の前方中央部には、山形状に***する***部23が形成されている。座面21の前方左右の両端部には、上面視において前後方向に長くして***する支持部24が形成されている。
一方、座面21の前方上方には、支持部24を渡すようにしてハンドル40が設けられている。ハンドル40におけるハンドル本体部41は、左右横長であって、前方側が凸となる緩やかな凸湾曲状に形成されている。ハンドル本体部41の左右両側には、ハンドル本体部41と連続して後方に向けて突出する後方突出部42が形成されている。よって、座面21に座った乳幼児は、ハンドル本体部41及び後方突出部42により、前方及び左右側方を囲われる。
ハンドル本体部41の上面43には、着座時に乳幼児が遊べるように、玩具43a、43b、43cが設けられている。玩具43aは多数のリングが支持棒により支持されるおはじき状の玩具である。玩具43bは、上下方向に回転軸を有する回転台座が形成され、この回転台座上に人形等を固設することにより、回転軸回りに人形等を回転させることができる。玩具43cは、略左右方向に回転軸を有する円筒状のドラムが形成され、ドラム上にキャラクター等の絵を設けて、ドラムを手で回転させて遊ぶことができる。
ハンドル40の下面44の中央部には、下方に向けて山形状に***する***部45が形成されている。***部45は、座面21に形成された***部23と対向して形成されている。乳幼児は、***部23及び***部45を跨ぐようにして座るので、***部23及び***部45により前方へのずれ落ちが防止される。
また、ハンドル40は、ハンドル40の下面に形成されたハンドル解除・支持機構50により台座20に着脱自在に取り付けられるとともに、左右方向に向けて回動自在に支持されている。二箇所の支持部24と対向するハンドル本体部41のそれぞれの下面には、ハンドル本体部41の下面から下方に突出して軸受部46が形成されている。軸受部46は前方及び後方部分が下方に延設された二股状に形成される。そして、軸受部46の二股状の中央凹部に、接続部材51の中央上部部分が挿入されて接続部材51は軸受部46に対して回動自在に連結されている。接続部材51の下部分は、支持部24に着脱自在に取り付けられている。接続部材51の外側側面には、解除押しボタン52が突出して形成されている。接続部材51を支持部24から取り外す際には、この解除押しボタン52を押し込むように操作する。
台座20の後方には、背もたれ70が設けられている。背もたれ70は中央部から左右方向に渡って緩やかな凹湾曲状に形成され、乳幼児の背中を安定してもたれ掛ることができるようになっている。背もたれ70の左右の下端は、二箇所に前後方向に開口部が形成される二股状の軸部71が形成されている。一方、台座20の後方には、側面視略円形にされて台座20から突出する軸受部25が形成されている。そして、二股状の軸部71の二股状の間に、軸受部25が挟み込まれている。軸部71と軸受部25の内部で軸部71が軸受部25に回動自在に支持されている。
図2は、バスチェア10の右側後方斜視図である。背もたれ70の背面にリクライニング機構80が形成されている。背もたれ70は、リクライニング機構80により、三段階に傾斜角度を調節することができる。
台座20の軸受部25の後側には、階段状に段部81が三箇所に形成されている。この段部81は、リクライニング機構80における背もたれ70の三段階の角度調節に対応している。一番上の段部である上段81aは、背もたれ70が最も起き上がっている状態に対応している。順次下方に向かうに従って、中段81b、下段81cの段部が形成されている。
背もたれ70の後面の上下方向中央からやや下方には、左右に渡って操作軸82が回動自在に横架されている。操作軸82の両端には、突き当て部材83が操作軸82に固定して設けられている。よって、操作軸82と突き当て部材83は一体的に回動する。突き当て部材83には、操作軸82の軸心と直交する方向に延在する突き当て部83aが形成されている。突き当て部83aの先端部分には平坦部83bが形成されている。この平坦部83bと段部81とが当接することにより、背もたれ70は支持されている。
一方、操作軸82の中央部分にはレバー84が設けられている。操作軸82のレバー84及び両端に設けられる突き当て部材83付近以外の部分は、カバー85により覆われている。操作軸82は、カバー85内に設けられる弾性部材により、レバー84が押し下げられる方向(換言すれば、右側面視反時計回り)に付勢されている。さらに、操作軸82は、カバー85と背もたれ70の背面とで形成される図示しない軸受部によって回動自在に支持されている。よって、レバー84を操作軸82の付勢力に抗して引き上げることにより、突き当て部材83が後方に向けて回動し、突き当て部材83と段部81の当接が解除され、背もたれ70のリクライニング調節を行うことができる。
また、背もたれ70の後面上端部には、上端カバー72が設けられている。上端カバー72の表面には、二か所にフック76が設けられている。フック76は板状の部材を折り曲げるようにして形成され、板状の部材の自由端側同士が閉じられる方向に付勢するよう形成されている。そして、フック76は、自由端側を上方に向けて設けられている。このフック76の使用方法は、二か所のフック76の自由端側から図示しないタオルの一端を挟み込み、他端を背もたれ70の上端から座面21の前端近傍に渡すようにしてタオルを載置する。すると、背もたれ70と座面21がタオルで覆われるので、入浴時に裸でバスチェア10に座る乳幼児は、背もたれ70や座面21からの冷たい感触を感じることがないとともに、このタオルにより前方へのずれが防止される。なお、フック76の後方側の自由端は、タオルが挿入しやすいように開口方向に傾斜している。さらにまた、台座20の後部中央には左右方向の長孔が貫通され、取手26として形成されている。
次に、図3に基づいて、バスチェア10におけるハンドル40の開閉操作について説明する。図3はハンドル40が開いた状態を示す左側前方斜視図である。このようにハンドル40を開くには、二か所あるうちの一方(本実施形態においては左側)の解除押しボタン52を押し込むようにする。すると、接続部材51は、支持部24から取り外せる状態となる。その後、ハンドル40を上方に持ち上げれば、回動自在に支持される他方の軸受部46によりハンドル40を開くことができ、座面21の上方の空間を空けることができる。このハンドル40の開閉操作は左右の接続部材51のどちら側からでも行うことができ、ハンドルを台座の右方向に開くことも左方向に開くこともできる。また、左右二箇所の解除押しボタン52を同時に押し込むようにすれば、ハンドル40を台座20から取り外すことができる。
次に、図4に基づいて、バスチェア10における背もたれ70のリクライニング操作について説明する。リクライニング操作は、背もたれ70の後面に設けられるレバー84を引き上げて突き当て部材83を回動させて、突き当て部材83が当接する段部81を何れの段部81とするかを操作する。図4(a)は、突き当て部材83が上段81aに当接している場合であって、背もたれ70が最も起き上がっている状態を示す。設置面からの傾斜角度は65度乃至75度とする。図4(b)は、突き当て部材83と中段81bが当接している状態を示す。設置面からの傾斜角度は40度乃至50度とする。図4(c)は、突き当て部材83と下段81cが当接している状態を示す。設置面からの傾斜角度は10度乃至15度とする。このようにして、バスチェア10は、背もたれ70の傾斜角度を三段階に調節することができる。
次に、図5に基づいて、バスチェア10の収納状態について説明する。バスチェア10を収納する場合は、背もたれ70の後面に設けられるレバー84を引き上げたまま背もたれ70を前方に倒すことができる。図5に示すように、背もたれ70とハンドル40が軽く当接するまで背もたれ70を倒せば、収納しやすいようバスチェア10をコンパクトにすることができる。
または、図6に示す通り、バスチェア10は縦置きでも収納することができる。すなわち、バスチェア10は、左右二箇所の解除押しボタン52を同時に押し込むようにしてハンドル40を台座20から取り外せば、背もたれ70の前面上端部分が***部23と軽く当接するまで背もたれ70を前方に倒すことができる。さらに背もたれ70と***部23とが軽く当接している状態でハンドル40を再度台座20に取り付ければ、背もたれ70がハンドル40により後方への回動が規制された状態のまま収納することができる。これにより、不意に背もたれ70が回動することが防止できる。そして、ハンドル40、背もたれ70及び台座20の前端部分を下にして、取手26が上側になるようにバスチェア10を置くことができる。このようにすれば、狭い風呂場でもコンパクトに収納することができる。また、取手26を把持しやすくなり、バスチェア10の持ち運びが容易となる。
次に、図7に基づいて、ハンドル解除・支持機構50について詳細に説明する。図7はハンドル40を台座20から取り外し、ハンドル解除・支持機構50のうち右側の接続部材51について分解した様子を示している。
先ずは、図7のうち、組み立てられた状態の左側の接続部材51に基づいて説明する。接続部材51は、全体を側面視略十字形状に形成されている。接続部材51の上下方向略中間位置の前後に渡る膨出部51aは、下面を平坦に形成されている。膨出部51aの下面からは、下方に向けて挿入突部51bが形成されている。接続部材51の外側表面には、外側方向に向けて解除押しボタン52が突出している。そして解除押しボタン52の下方の挿入突部51bの外側面上には、同様に外側方向に向けて係止突部53が突出している。
次に、図7のうち、分解斜視図とされる右側の接続部材51に基づいて説明する。接続部材51の本体は、内側本体51cと外側本体51dとして、バスチェア10の内側と外側に分割して形成されている。接続部材51の上方部分には、ハンドル支持軸部材54が設けられ、内側本体51c上部の半円切欠51c1と外側本体51d上部の半円切欠51d1とで形成される孔部により挟持して固定される。なお、ハンドル支持軸部材54には、フランジ部54aが形成され、接続部材51からの脱落が防止されている。
一方、前述の解除押しボタン52と係止突部53は、裏面側(換言すれば内側)を解除部材55により連結されている。すなわち、解除押しボタン52と係止突部53は、解除部材55として一体的に形成されている。解除部材55は、側面視略短冊状に形成されている。解除部材55の上端部には、軸部55aが形成されている。この軸部55aは、外側本体51dの軸受51d2により回動自在に保持されている。また、解除押しボタン52の裏面側(換言すれば内側)は、凹部55bが形成されている。そして、外側本体51dと対向する内側本体51cの面から外側方向に向けて、凹部55bと対向する位置にピン51c2が立設している。ピン51c2の外周にはコイルばね56が圧縮状態で巻回して設けられている。コイルばね56の一端はピン51c2の基端部の内側本体51cの外面側に当接し、コイルばね56の他端は解除押しボタン52の裏面側の凹部と当接している。よって、解除部材55は、外側方向へ向けて付勢される。
一方、台座20の支持部24の頂部は、頂部平坦面24aとして、接続部材51の膨出部51aの下面に合わせた平坦面が形成されている。そして、頂部平坦面24aから下方に向けて、挿入孔部24bが設けられている。挿入孔部24bは、上面視すると前後方向に長い長方形であり、底部24b1が形成されている。挿入孔部24b内壁面のうちの外側壁面には、係止突部53が係止する係止孔部24b2が開けられている。挿入孔部24bに、前述の接続部材51の挿入突部51bが挿入され、膨出部51aの下面と頂部平坦面24aとが合わされる。これと同時に、係止突部53は係止孔部24b2に係止し、接続部材51の上方への移動が規制されることとなる。
係止突部53は、下側が傾斜して形成されているので、挿入突部51bを挿入孔部24bに挿入する際には、係止突部53は外側方向への付勢力に抗して挿入孔部24bの外側壁面により押圧される。そして、係止突部53が係止孔部24b2に到達すると、係止突部53は外側方向に付勢されているので、係止突部53は係止孔部24b2に入り込む。係止突部53は、上面を平坦に形成されているので、係止突部53が係止孔部24b2に入り込むと、係止突部53の上面と係止孔部24b2の縁部が当接可能な状態となり、係止されることとなる。
一方、ハンドル40の軸受部46は、二股状の間の向かい合う面に孔部が形成されている。孔部にハンドル支持軸部材54の両端部がそれぞれ嵌り込み、ハンドル40はハンドル支持軸部材54回りに回動自在に支持されることとなる。
なお、接続部材51が台座20に取り付けられている状態においては、接続部材51と台座20の支持部24の外表面は、凹凸のない連続した外表面として形成されている。
以上のように本発明に係るハンドル解除・支持機構50では、接続部材51の係止突部53と挿入孔部24bの係止孔部24b2との係止を、左右それぞれの接続部材51の外側面に設けた一つの解除押しボタン52により解除できるようにした。よって、前後方向に押しボタンを二箇所に配置する場合に比べて、ハンドルを開閉するための接続部材51の解除操作が容易となる。そして、左右両側の接続部材51それぞれがハンドル40を回動自在に支持しているので、左右どちら側からでもハンドル40を開くことができ、設置スペースの限られる浴室においても使い勝手が良いものとなっている。
さらに、支持部24の上面が頂部平坦面24aとして形成されるので、ハンドル40を閉じる際に、挿入突部51bが挿入される挿入孔部24bを視認しやすい。また、接続部材51と支持部24との分割線が側面視において直線的に形成され、また接続部材51と支持部24の外表面も凹凸無く連続して形成されるので、意匠性の高いバスチェアとすることができる。また、接続部材51は、解除押しボタン52と係止突部53とが一体として解除部材55として形成され、この解除部材55の上端が回動自在に支持されている等、構造が簡単に構成されるので、製造上のコストも低減され、耐久性もよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜変更を加えることが可能である。例えば、挿入孔部24bを上面視長方形に形成したが、正方形や楕円形等としてもよい。また、接続部材51と軸受部46との接続は、凹凸を逆にして、接続部材51の上部を二股状に形成してハンドル40を回動自在に支持するようにしてもよい。
10 バスチェア
20 台座
21 座面 23 ***部
24 支持部 24a 頂部平坦面
24b 挿入孔部 24b1 底部
24b2 係止孔部 25 軸受部
26 取手 27 穴
40 ハンドル
41 ハンドル本体部 42 後方突出部
43 上面 43a 玩具
43b 玩具 43c 玩具
44 下面 45 ***部
46 軸受部
50 ハンドル解除・支持機構
51 接続部材 51a 膨出部
51b 挿入突部 51c 内側本体
51c1 半円切欠 51c2 ピン
51d 外側本体 51d1 半円切欠
51d2 軸受 52 解除押しボタン
53 係止突部 54 ハンドル支持軸部材
54a フランジ部 55 解除部材
55a 軸部 55b 凹部
56 コイルばね
70 背もたれ
71 軸部 72 上端カバー
76 フック
80 リクライニング機構 81 段部
81a 上段 81b 中段
81c 下段 82 リクライニング軸
83 突き当て部材 83a 突き当て部
83b 平坦部 84 レバー
85 カバー

Claims (2)

  1. 座面を有する台座と、
    前記台座の前方両側に***して頂部を平坦面として形成される二箇所の支持部と、
    各前記支持部の頂部平坦面から下方に向けて孔状に形成されるとともに、内側面に係止孔部が形成された挿入孔部と、
    左右両端に後方に向けて突出する後方突出部が形成され、各前記支持部間を渡すハンドルと、
    各前記支持部と対向する前記ハンドルの下面に設けられ、前記ハンドルと回動自在に連結される接続部材と、
    各前記接続部材の下方に形成され、各前記挿入孔部に挿入可能に形成された挿入突部と、
    を有するバスチェアであって、
    各前記挿入突部に設けられ、各前記係止孔部が設けられる方向に付勢されることにより、各前記係止孔部と係止可能に形成された係止突部と、
    各前記接続部材の外側面に設けられ、各前記係止突部の付勢力に抗して押圧操作することにより各前記係止突部と各前記係止孔部との係止を解除する解除押しボタンと、を有し、
    各前記係止孔部は各前記挿入孔部の外側の側面に設けられ、
    各前記接続部材は、中央上部部分の上端が、前記ハンドルの下面に二股状に突出する軸受部の中央凹部に挿入されて回動自在に支持されるとともに、各前記解除押しボタンと各前記係止突部が一体に設けられた解除部材を有し、
    前記係止突部は、上面は平坦に形成され、下側は傾斜して形成されている、
    ことを特徴とするバスチェア。
  2. 各前記接続部材は各前記支持部の頂部平坦面と合わせられる平坦面を有し、
    各前記接続部材と各前記支持部の外側表面は連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバスチェア。
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