JP6298664B2 - ダイヤデータ提案装置及びダイヤデータ提案方法 - Google Patents

ダイヤデータ提案装置及びダイヤデータ提案方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6298664B2
JP6298664B2 JP2014049595A JP2014049595A JP6298664B2 JP 6298664 B2 JP6298664 B2 JP 6298664B2 JP 2014049595 A JP2014049595 A JP 2014049595A JP 2014049595 A JP2014049595 A JP 2014049595A JP 6298664 B2 JP6298664 B2 JP 6298664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position definition
information
link
route
definition point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014049595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015174460A (ja
Inventor
悟 堀
悟 堀
志村 明俊
明俊 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2014049595A priority Critical patent/JP6298664B2/ja
Priority to EP15153706.5A priority patent/EP2919184A1/en
Publication of JP2015174460A publication Critical patent/JP2015174460A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6298664B2 publication Critical patent/JP6298664B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/40Business processes related to the transportation industry
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L27/00Central railway traffic control systems; Trackside control; Communication systems specially adapted therefor
    • B61L27/10Operations, e.g. scheduling or time tables
    • B61L27/12Preparing schedules
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L27/00Central railway traffic control systems; Trackside control; Communication systems specially adapted therefor
    • B61L27/10Operations, e.g. scheduling or time tables
    • B61L27/16Trackside optimisation of vehicle or train operation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/02Reservations, e.g. for tickets, services or events
    • G06Q10/025Coordination of plural reservations, e.g. plural trip segments, transportation combined with accommodation

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

本発明は、ダイヤデータにおいて使用する位置定義点をユーザに提案するダイヤデータ提案装置及びダイヤデータ提案方法に関する。
ダイヤを用いて自動制御を行う運行管理システムにおいては、ダイヤが乱れた際には、運転整理によりダイヤを変更することで乱れを回復する。
特許文献1に記載の技術では、過去の各列車遅れデータと、各列車遅れデータに対してそれぞれ実施した各運転整理案とを対応付けた運転整理履歴データを格納し、発生した実際の列車遅れ情報に基づいてダイヤ全体の予測列車遅れ情報を生成し、実際の列車遅れ情報と予測列車遅れ情報に基づいて運転整理履歴データを検索し、検索した列車遅れデータに対応付けられた運転整理案を提示することが開示されている。
特開2011−111058号公報
列車ダイヤは地域によっては、目安程度の位置付けであり、ダイヤにおいて定義できる位置の箇所が線路形状に対して少なく、設備上走行可能な経路をダイヤで表現できない場合がある。また、経路に対してRA(Route Availability)値が設定されており、経路のRA値と列車のRA値を比較することにより、列車が走行可能か否かを決定する場合がある。
このため、経路をきめ細かに表現できれば、RA値の制約を満たした形で表現できる経路を、現状のダイヤでは表現できない場合がある。これにより、経路を十分に活用したダイヤが作成できないことが考えられる。
また、運行管理システムの導入によりダイヤを用いた自動制御を行う際に、使用できない経路が存在することがある。ダイヤ乱れ回復のための運転整理などにおいて、上述したように現在のダイヤでは存在する多数の経路を表現できないため、経路を十分に活用することができれば乱れが回復するような場合においても、乱れを回復することができないことが考えられる。
前述した方式は、過去の列車の遅れなどを使用することにより適切な運転整理作業の実現を支援することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ダイヤにおける位置定義点の変更については記載されていない。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のダイヤデータ提案装置は、列車の経路上の点である位置定義点の位置情報を含む位置定義点情報と、信号機の防護区間である列車の経路を規定する信号機ルート情報とを記憶する記憶部と、任意の2点を抽出し、信号機ルート情報に基づいて抽出された点を結ぶ列車の経路を抽出し、抽出した経路上の点を新規の位置定義点の位置として提案情報を作成する位置定義点作成部と、提案情報を画面上に表示する表示部と、を備える。
本発明によれば、多数の経路を活用したダイヤを作成することができるため、効率的な計画を作成することができる。
本発明の一実施形態におけるシステムの構成を示したものである 本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置がダイヤを基に遅延を算出して、ユーザに位置定義点の提案をする際の概略プログラムフローである 実施例1で使用する線形を示す図である 本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持する遅延情報を示したものである 本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持する位置定義点情報を示したものである 本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持する信号機のルート情報を示したものである 本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持するリンク情報を示したものである 本発明の一実施形態における経路抽出機能の概略プログラムフローを示したものである 実施例2で使用する線形を示す図である 本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持する位置定義点情報を示したものである 本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持する信号機のルート情報を示したものである 本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持するリンク情報を示したものである
本発明の第1の実施例では、列車の走行計画と列車の走行実績を基に新たな位置定義点を提案する際の動作について説明する。
図1はシステム構成図である。
これは、本発明の一実施形態におけるシステムの構成を示したものである。
ダイヤデータ提案装置101はダイヤにおける位置定義点を提案する装置であり、CPU102、補助記憶装置109、I/F115を備え、ネットワーク116と接続されている。CPU102は中央演算装置(Central Processing Unit)であり、補助記憶装置109や主記憶装置に記録されている、またはあらかじめ補助記憶装置109から主記憶装置に転送されたプログラムを実行することができる装置である。CPU102は、遅延算出機能103、経路抽出機能104、位置定義点提案機能105、シミュレーション機能106、画面出力機能107、ダイヤ取得機能108を備える。
遅延算出機能103は、ダイヤ取得機能108によりダイヤ管理装置117から取得されたダイヤ119に基づいて、各位置定義点における遅延時間を算出する機能である。
経路抽出機能104は、遅延算出機能103が算出した遅延に基づき、遅延の差が最も大きい隣接する位置定義点の組を結ぶ経路を抽出する機能である。
位置定義点提案機能105は、経路抽出機能104によって抽出された経路上への位置定義点の追加を提案する機能である。
シミュレーション機能106は、列車の走行実績やダイヤから列車の走行をシミュレーションする機能である。
画面出力機能107は、ディスプレイ114に画面を出力する機能である。ダイヤ取得機能108は、ダイヤ管理装置117よりダイヤ119を取得する機能である。
補助記憶装置109は、情報を永続的に保存しておくための装置であり、遅延情報110、位置定義点情報111、信号機のルート情報112、リンク情報113を記憶する。遅延情報110は、ダイヤ管理装置117が記憶するダイヤ119の情報を基に、遅延算出機能103により算出された各位置定義点における遅延を表す情報である。位置定義点情報111は、位置定義点が存在するリンクとダイヤ119において隣接する位置定義点を表す情報である。ここで、リンクとは線路を軌道回路の境界、もしくは、分岐箇所で分割した単位である。
信号機のルート情報112は、信号機の防護区間に含まれるリンクの集合を列車が走行する順に並べた情報である。リンク情報113は、リンクの接続先のリンクと、リンクが渡り線であるか否かと、リンクに対応する軌道回路を表す情報である。ディスプレイ114は、ユーザのために映像を表示する装置であり、I/F115と接続されている。I/F115は、ダイヤデータ提案装置101の電気信号とディスプレイ114の電気信号を変換するものであり、ディスプレイ114と接続されている。ネットワーク116は、電波、光、音、電気信号などを用いて互いの装置間でメッセージやパケットを交換するための装置であり、ルータやケーブルなどを含むものであり、ダイヤデータ提案装置101、ダイヤ管理装置117と接続されている。ダイヤ管理装置117は、運行管理システムが使用する計画ダイヤや列車走行の結果である実績ダイヤを管理する装置であり、補助記憶装置118を備え、ネットワーク116と接続されている。補助記憶装置118はダイヤ119を保持する。
図2はダイヤ提案装置101のプログラムフローを示す図である。これは、本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置101がダイヤを基に遅延を算出して、ユーザに位置定義点の提案をする際の概略プログラムフローである。以下の処理ステップの処理主体はダイヤ提案装置である。
ダイヤ提案装置101の受信部が、運行管理システムから計画ダイヤと実績ダイヤを取得する。ダイヤ提案装置101の遅延算出機能103が、実績ダイヤでの時刻から計画ダイヤでの時刻を減算し、位置定義点における遅延を算出する(S201)。
ダイヤ提案装置101の遅延算出機能103が、隣接する位置定義点での遅延の差が一定の値より大きい位置定義点の組を選択する(S202)。ここでは、ある列車の遅延の差が10分以上となっている位置定義点の組を選択するとする。
ダイヤ提案装置101の経路抽出機能104が、信号機のルート情報とリンク情報を用いて、選択した位置定義点を結ぶ経路を抽出する(S203)。詳細は図8に記す。
ダイヤ提案装置101の位置定義点提案機能105が、これまでダイヤで表現できた経路には存在しない信号機外方のリンクを新規の位置定義点として抽出する(S204)。
ダイヤ提案装置101のシミュレーション機能106が、抽出した位置定義点が存在した場合での列車の遅延をシミュレーションにより算出する(S205)。なお、シミュレーションについては既知の技術を使用し、方式は限定しない。
ダイヤ提案装置101の画面出力機能107が、新たな位置定義点と、シミュレーションにより得られた列車の遅延と、新たに表現可能となった走行経路をユーザに表示する(S206)。
ここで、ダイヤデータ提案装置101は、遅延算出機能103が位置定義点の組を抽出しなくても、経路抽出機能104が、任意の2点を抽出し、信号機ルート情報に基づいて抽出された点を結ぶ列車の経路を抽出し(S203)、位置定義点提案機能105(位置定義点作成部)が、抽出した経路上の点を新規の位置定義点の位置として提案情報を作成し(S204)、画面出力機能107(表示部)が、提案情報を画面上に表示(S206)しても良い。
更に、遅延算出機能103(遅延算出部)が、ダイヤ情報から取得した遅延情報に含まれる遅延時間が、一定の値以上の位置定義点の組を抽出し(S202)、抽出された点を、任意の2点としても良い。このように位置定義点を抽出することで、遅延が生じる可能性を下げることができる。
図3は線路の線形を示す図である。
これは、実施例1で使用する線形を示す図である。
311〜336はリンクを示す。ここで、リンクとは線路を軌道回路の境界、もしくは、分岐箇所で分割した単位である。341〜342は位置定義点を示す。351〜358は信号機を示す。
図4は遅延情報を示す図である。
これは、本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持する遅延情報を示したものである。
「列番と位置定義点ID」401は、列車を一意に特定するために列車に付けられた番号とダイヤで記述可能な位置定義点を示す値の組み合わせであり、行405は「列番」が「1」、「位置定義点ID」が「341」であるものに関する記述であり、行406は「列番」が「1」、「位置定義点ID」が「342」であるものに関する記述である。
「計画到着時刻」402は、指定された列番に対応する列車の、指定された位置定義点での計画時における到着時刻が記載される。例えば、「列番と位置定義点ID」が「1-341」であるものの「計画到着時刻」は「12:00」であり、「列番と位置定義点ID」が「1-342」であるものの「計画到着時刻」は「12:05」である。「実績到着時刻」403は、指定された列番に対応する列車の、指定された位置定義点での実際の到着時刻が記載される。例えば、「列番と位置定義点ID」が「1-341」であるものの「実績到着時刻」は「12:03」であり、「列番と位置定義点ID」が「1-342」であるものの「実績到着時刻」は「12:20」である。「到着遅延時分」404は実績到着時刻と計画到着時刻の差分が記載される。例えば、「列番と位置定義点ID」が「1-341」であるものの「到着遅延時分」は「0:03」であり、「列番と位置定義点ID」が「1-342」であるものの「到着遅延時分」は「0:15」である。ここでは、到着時刻と到着遅延時分のみを記述しているが、出発時刻と出発遅延時分が含まれていてもよい。
図5は位置定義点情報を示す図である。これは、本発明の一実施形態においてダイヤデータ提案装置101が保持する位置定義点情報111を示したものである。
「位置定義点ID」501はダイヤで記述可能な位置定義点を示す値であり、行504は「位置定義点ID」が「341」であるものに関する記述であり、行505は「位置定義点ID」が「342」であるものに関する記述である。
「リンクID」502は位置定義点の場所に対応するリンクが記載される。例えば、「位置定義点ID」が「341」であるものの「リンクID」は「311」であり、「位置定義点ID」が「342」であるものの「軌道回路ID」は「316」である。「隣接位置定義点ID」503はダイヤでこの位置定義点の次に指定可能な位置定義点が記載される。例えば、「位置定義点ID」が「341」であるものの「隣接位置定義点ID」は「342」であり、「位置定義点ID」が「342」であるものの「隣接位置定義点ID」は「352」である。
位置定義点から隣接位置定義点までに渡りを通らない経路が存在する場合は、これらが記述されたダイヤは、渡りを通らない経路を示すとする。例えば、図3の線形において、ダイヤでの位置定義点の並びが「341」「342」であった場合、これが示す経路は「311」「312」「313」「314」「315」「316」である。
図6は信号機のルート情報を示す図である。これは、本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置101が保持する信号機のルート情報を示したものである。
「信号機ID」601は信号機を一意に特定する値であり、行603は「信号機ID」が「351」であるものに関する記述であり、行604は「信号機ID」が「352」であるものに関する記述であり、行605は「信号機ID」が「353」であるものに関する記述であり、行606は「信号機ID」が「354」であるものに関する記述であり、行607は「信号機ID」が「355」であるものに関する記述である。
「ルート情報」602は信号機の防護区間に含まれるリンクの集合を列車が走行する順に並べた情報が記載される。リンクの集合が複数存在する場合は「,」区切りで記述される。例えば、「信号機ID」が「351」であるものの「ルート情報」は「312→313→314→315, 312→317→318→322」であり、「信号機ID」が「352」であるものの「ルート情報」は「316」であり、「信号機ID」が「353」であるものの「ルート情報」は「323→324→325→326, 323→329→330→334」であり、「信号機ID」が「354」であるものの「ルート情報」は「327→328, 327→320→319→315」であり、「信号機ID」が「355」であるものの「ルート情報」は「335→336, 335→332→331→326」である。
図7はリンク情報を示す図である。これは、本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置101が保持するリンク情報を示したものである。
「リンクID」701はリンクを一意に特定する値である。「接続先リンクID」702はこのリンクに接続されるリンクが記載される。接続先リンクが複数存在する場合は「,」区切りで記述される。例えば、「リンクID」が「311」であるものの「接続先リンクID」は「312」であり、「リンクID」が「312」であるものの「接続先リンクID」は「313, 317」である。以下同様に記載される。
「渡り線」703はリンクが渡り線であるか否かを示す値が記載される。渡り線でない場合は「0」が、渡り線の場合は「1」が記述される。例えば、「リンクID」が「311」であるものの「渡り線」は「0」であり、「リンクID」が「312」であるものの「渡り線」は「0」である。以下同様に記載される。
「軌道回路」704はリンクに対応する軌道回路が記載される。例えば、「リンクID」が「311」であるものの「軌道回路」は「R101」であり、「リンクID」が「312」であるものの「軌道回路」は「R102」である。以下同様に記載される。
図8は、ダイヤデータ提案装置101の経路抽出機能104のプログラムフローを示す図である。
ダイヤデータ提案装置101の経路抽出機能104は、始点側の位置定義点に対応するリンクをリンクリストに設定する(S800)。
ダイヤデータ提案装置101の経路抽出機能104は、リンクリストの集合内の各リンクリストを抽出する(S801)。要素があれば、ステップ802へ進む。各要素に対する処理の後に終了する。
ダイヤデータ提案装置101の経路抽出機能104は、リンクリストの末尾のリンクがルート情報での最初のリンクである信号機が存在するかどうか調べる(S802)。末尾のリンクがルート情報での最初のリンクである信号機が存在する場合は、ステップ803へ進む。末尾のリンクがルート情報での最初のリンクである信号機が存在しない場合は、ステップ806へ進む。
ダイヤデータ提案装置101の経路抽出機能104は、信号機のルート情報をリンクリストの末尾に追加する。なお、ルート情報が複数ある場合は、リンクリストをコピーした上でリンクリストの末尾に追加する(S803)。
ダイヤデータ提案装置101の経路抽出機能104は、リンクリストの末尾のリンクが終点側の位置定義点に対応するかどうか調べる(S804)。末尾のリンクが終点側の位置定義点に対応する場合は、ステップ805へ進む。末尾のリンクが終点側の位置定義点に対応しない場合は、ステップ806へ進む。
ダイヤデータ提案装置101の経路抽出機能104は、リンクリストを抽出結果として保存する(S805)。
ダイヤデータ提案装置101の経路抽出機能104は、リンクリストの末尾のリンクの接続先リンクが存在しないかどうか調べる(S806)。末尾のリンクの接続先リンクが存在しない場合は、ステップ801へ戻る。末尾のリンクの接続先リンクが存在する場合は、ステップ807へ進む。
ダイヤデータ提案装置101の経路抽出機能104は、リンクリストの末尾のリンクの接続先リンクをリンクリストの末尾に追加する。なお、接続先リンクが複数ある場合は、リンクリストをコピーした上でリンクリストの末尾に追加する(S807)。
ここで図3において、経路を求めたい位置定義点の始点側が341、終点側が342であった場合の例を示す。
リンクリストはリンクを「,」で区切り「[」と「]」で囲む形で記述する。また、図8の説明において、処理中のリンクリストはリンクリストの直後に「[処理中]」を、保存したリンクリストはリンクリストの直後に「[保存]」と記載する。
次に図8の処理について記載する。
始点側の位置定義点に対応するリンクをリンクリストに設定することにより、リンクリストの集合は[311]のようになる(S800)。リンクリストの末尾のリンク311がルート情報での最初のリンクである信号機は存在しないので、次にステップ806に進む(S802)。リンクリストの末尾のリンク311の接続先リンクが存在するので、次にステップ807に進む(S806)。リンクリストの末尾のリンク311の接続先リンクが312なので、リンクリストの集合は [311, 312][処理中]のようになる。次にステップ802に進む(S807)。リンクリストの末尾のリンク312がルート情報での最初のリンクである信号機351が存在するので、次にステップ803に進む(S802)。351のルート情報を末尾に追加するので、リンクリストの集合は[311, 312, 313, 314, 315][処理中], [311, 312, 317, 318, 322]となる。次にステップ804に進む(S803)。リンクリストの末尾のリンク315は終点側の位置定義点に対応しないので、ステップ806に進む(S804)。リンクリストの末尾のリンク315の接続先リンクが存在するので、ステップ807に進む(S806)。リンクリストの末尾のリンク315の接続先リンクは316なので、リンクリストの集合は[311, 312, 313, 314, 315, 316][処理中], [311, 312, 317, 318, 322]のようになる。次にステップ802に進む(S807)。リンクリストの末尾のリンク316がルート情報での最初のリンクである信号機352が存在するので、次にステップ803に進む(S802)。352のルート情報を末尾に追加するので、リンクリストの集合は[311, 312, 313, 314, 315, 316][処理中], [311, 312, 317, 318, 322]となる。次にステップ804に進む(S803)。リンクリストの末尾のリンク316は終点側の位置定義点に対応するので、次にステップ805に進む(S804)。
処理中のリンクリストを保存するので、リンクリストの集合は[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322]のようになる。次にステップ801に進む(S805)。
未処理のリンクリストがあるので、リンクリストの集合は[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322][処理中]のようになり、次にステップ802に進む(S801)。リンクリストの末尾のリンク322がルート情報での最初のリンクである信号機は存在しないので、次にステップ806に進む(S802)。リンクリストの末尾のリンク322の接続先リンクが存在するので、次にステップ807に進む(S806)。次に、リンクリストの末尾のリンク322の接続先リンクが323なので、リンクリストの集合は[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323][処理中]のようになる。次にステップ802に進む(S807)。リンクリストの末尾のリンク323がルート情報での最初のリンクである信号機が存在するので、次にステップ803に進む(S802)。信号機353のルート情報をリンクリストの末尾に追加するので、リンクリストの集合は[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326][処理中], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334]のようになる(S803)。次にステップ804に進む。リンクリストの末尾のリンク326が終点の位置定義点に対応しないので、次にステップ806に進む(S804)。リンクリストの末尾のリンク326の接続先リンクが存在するので、次にステップ807に進む(S806)。リンクリストの末尾のリンク326の接続先リンクが327なので、リンクリストの集合は[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327][処理中], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334]のようになる。次にステップ802に進む(S807)。リンクリストの末尾のリンク327がルート情報での最初のリンクである信号機が存在するので、次にステップ803に進む(S802)。信号機354のルート情報をリンクリストの末尾に追加するので、リンクリストの集合は[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328][処理中], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334] , [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315]のようになる。次にステップ804に進む(S803)。次に、リンクリストの末尾のリンク328が終点の位置定義点に対応しないので、次にステップ806に進む(S805)。リンクリストの末尾のリンク328の接続先リンクが存在しないので、次にステップ801に進む(S806)。
以降、同様の処理によって、リンクリストの集合は以下のように変化する。なお、変化した部分に下線を記す。
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334][処理中], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315]
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335][処理中], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315]
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 336][処理中], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326]
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 336], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315][処理中], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326]
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 336], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315, 316][処理中], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326]
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 336], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326][処理中]
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 336], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326, 327][処理中]
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 336], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326, 327, 328][処理中], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326, 327, 320, 319, 315]
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 336], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326, 327, 320, 319, 315][処理中]
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 336], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326, 327, 320, 319, 315, 316][処理中]
・[311, 312, 313, 314, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 336], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315, 316][保存], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326, 327, 328], [311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326, 327, 320, 319, 315, 316][保存]
結果として、保存されたリンクリストの集合は以下の3つとなる。
・[311, 312, 313, 314, 315, 316]
・[311, 312, 317, 318, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 320, 319, 315, 316]
・[311, 312, 317, 318, 322, 323, 329, 330, 334, 335, 332, 331, 326, 327, 320, 319, 315, 316]
ここで、現在までダイヤで表現できなかった経路は2番目と3番目であり、それぞれの経路に含まれる信号機外方のリンクは
・311, 322, 326, 315, 316
・311, 322, 334, 326, 315, 316
である。
また、現在までダイヤで表現できた経路に存在する信号機外方のリンクは、311, 315, 316であるので、抽出された2番目と3番目の経路から提案される位置定義点の位置は、それぞれ
・322, 326
・322, 334, 326
となる。
以上より、
・322, 326, 334
を提案対象とする。
これらに位置定義点が存在した場合の列車の遅延をシミュレーションにより算出し、新たな位置定義点の場所と、シミュレーションにより得られた列車の遅延と、新たに表現可能となった走行経路をディスプレイに表示し、ユーザに提示する。
以上、本発明の実施形態を図面に沿って説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づいてその変更、改良などが可能であることは明らかである。例えば上述した実施形態では、使用するデータはダイヤ管理装置より取得する、もしくは自身が保持しているが、全てのデータを他の装置より取得してもよい。また、提案する位置定義点とシミュレーション結果はダイヤ提案装置に接続されたディスプレイに表示しているが、これらを他の装置に送信してもよい。また、新規の置定義点を提案するとしているが、新規の位置定義点が存在する場合に表現可能な経路を提案してもよい。
本発明の第2の実施例では、抽出した経路上のリンクからの他の位置定義点への経路の数に従って、提案する位置定義点を選択する際の動作について説明する。
図9は線形を示す図である。
これは、実施例2で使用する線形を示す図である。
911〜940はリンクを示す。941〜946は位置定義点を示す。951〜962は信号機を示す。
図10は位置定義点情報を示す図である。
これは、本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持する位置定義点情報を示したものである。
行1004は「位置定義点ID」が「941」であるものに関する記述であり、行1005は「位置定義点ID」が「942」であるものに関する記述であり、行1006は「位置定義点ID」が「943」であるものに関する記述であり、行1007は「位置定義点ID」が「944」であるものに関する記述であり、行1008は「位置定義点ID」が「945」であるものに関する記述であり、行1009は「位置定義点ID」が「946」であるものに関する記述である。
「リンクID」1002は位置定義点の場所に対応するリンクが記載される。例えば、「位置定義点ID」が「941」であるものの「リンクID」は「911」であり、「位置定義点ID」が「942」であるものの「リンクID」は「916」であり、「位置定義点ID」が「943」であるものの「リンクID」は「921」であり、「位置定義点ID」が「944」であるものの「リンクID」は「930」であり、「位置定義点ID」が「945」であるものの「リンクID」は「935」であり、「位置定義点ID」が「946」であるものの「リンクID」は「940」である。「隣接位置定義点ID」1003はダイヤでこの位置定義点の次に指定可能な位置定義点が記載される。例えば、「位置定義点ID」が「941」であるものの「隣接位置定義点ID」は「942, 944, 946」であり、「位置定義点ID」が「942」であるものの「隣接位置定義点ID」は「952」であり、「位置定義点ID」が「943」であるものの「隣接位置定義点ID」は「942, 944, 946」であり、「位置定義点ID」が「944」であるものの「隣接位置定義点ID」は「954」であり、「位置定義点ID」が「945」であるものの「隣接位置定義点ID」は「942, 944, 946」であり、「位置定義点ID」が「946」であるものの「隣接位置定義点ID」は「956」である。
図11は信号機のルート情報を示す図である。
これは、本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持する信号機のルート情報を示したものである。
行1103は「信号機ID」が「951」であるものに関する記述であり、行1104は「信号機ID」が「952」であるものに関する記述であり、行1105は「信号機ID」が「953」であるものに関する記述であり、行1106は「信号機ID」が「954」であるものに関する記述であり、行1107は「信号機ID」が「955」であるものに関する記述であり、行1108は「信号機ID」が「956」であるものに関する記述であり、行1109は「信号機ID」が「957」であるものに関する記述であり、行1110は「信号機ID」が「958」であるものに関する記述であり、行1111は「信号機ID」が「959」であるものに関する記述である。
「ルート情報」1102は信号機の防護区間に含まれるリンクの集合を列車が走行する順に並べた情報が記載される。リンクの集合が複数存在する場合は「,」区切りで記述される。例えば、「信号機ID」が「951」であるものの「ルート情報」は「912→913→914→915, 912→917→918→923」であり、「信号機ID」が「952」であるものの「ルート情報」は「916」であり、「信号機ID」が「953」であるものの「ルート情報」は「922→923」であり、「信号機ID」が「954」であるものの「ルート情報」は「924→925」であり、「信号機ID」が「955」であるものの「ルート情報」は「926→927, 926→920→919→915」であり、「信号機ID」が「956」であるものの「ルート情報」は「928→929, 928→933→934→939」であり、「信号機ID」が「957」であるものの「ルート情報」は「930」であり、「信号機ID」が「958」であるものの「ルート情報」は「936→937→938→939, 936→932→931→925」であり、「信号機ID」が「959」であるものの「ルート情報」は「940」である。
図12はリンク情報を示す図である。
これは、本発明の一実施形態においてダイヤ提案装置が保持するリンク情報を示したものである。
行1205は「リンクID」が「911」であるものに関する記述であり、行1206は「リンクID」が「912」であるものに関する記述であり、以下、同様である。「接続先リンクID」1202はこのリンクに接続されるリンクが記載される。例えば、「リンクID」が「911」であるものの「接続先リンクID」は「912」であり、「リンクID」が「912」であるものの「接続先リンクID」は「913, 917」である。以下同様に記載される。
「渡り線」1203はリンクが渡り線であるか否かを示す値が記載される。渡り線で無い場合は「0」が、渡り線の場合は「1」が記述される。例えば、「リンクID」が「911」であるものの「渡り線」は「0」であり、「リンクID」が「912」であるものの「渡り線」は「0」である。以下同様に記載される。
「軌道回路ID」1204はリンクに対応する軌道回路が記載される。例えば、「リンクID」が「911」であるものの「軌道回路ID」は「R201」であり、「リンクID」が「912」であるものの「軌道回路ID」は「R202」である。以下同様に記載される。
ここで図9において、経路を求めたい位置定義点の始点側が941、終点側が942であった場合の例を示す。
図8に示す処理を実行することにより以下のリンクリストが保存される。
・[911, 912, 913, 914, 915, 916]
・[911, 912, 917, 918, 923, 924, 925, 926, 920, 919, 915, 916]
ここで、現在までダイヤで表現できなかった経路は2番目であり、この経路に含まれる信号機外方のリンクは
・911, 923, 925, 915, 916
である。
また、現在までダイヤで表現できた経路に存在する信号機外方のリンクは、911, 915, 916であるので、抽出された経路から提案される位置定義点の位置は、
・923, 925
となる。
これらのリンクについて図8と同様の処理により、リンクより到達可能な位置定義点と、リンクに到達可能な位置定義点を抽出する。なお、リンクに到達可能な位置定義点を抽出する際には、図7でのリンクIDから接続先リンクIDを辿るのではなく、逆に接続先リンクIDからリンクIDを辿る。
以上により、それぞれのリンクより到達可能な位置定義点と、リンクに到達可能な位置定義点は
・923:941, 942, 943, 944, 946
・925:941, 942, 943, 944, 945, 946
となる。
ここで、923よりも925の方が対応する位置定義点の個数が多いので、これを提案対象とする。

Claims (8)

  1. 列車の経路上の点である位置定義点の位置情報を含む位置定義点情報と、信号機の防護区間である列車の経路を規定する信号機ルート情報と、線路形状を規定するリンク情報を記憶する記憶部と、
    任意の2点を抽出し、前記信号機ルート情報に基づいて抽出された点を結ぶ列車の経路を抽出する経路抽出部と、
    前記リンク情報を用いて、抽出された経路上の点を新規の位置定義点の位置として提案情報を作成する位置定義点作成部と、
    前記提案情報を画面上に表示する表示部と、を備える
    ことを特徴とするダイヤデータ提案装置。
  2. 請求項1に記載のダイヤデータ提案装置であって、
    前記記憶部は、列車のダイヤ情報を取得し、位置定義点における列車の遅延時間を含む遅延情報を更に記憶し、
    遅延算出部が、前記ダイヤ情報から算出した前記遅延情報に含まれる遅延時間が、一定の値以上の位置定義点の組を抽出し、抽出された点を、前記任意の2点とする
    ことを特徴とするダイヤデータ提案装置。
  3. 請求項1に記載のダイヤデータ提案装置において、
    前記位置定義点作成部は、前記新規の位置定義点を追加した場合の遅延時間を算出し、前記位置定義点と前記算出した遅延時間とを合わせて提案情報を作成する
    ことを特徴とするダイヤデータ提案装置。
  4. 請求項1に記載のダイヤデータ提案装置において、
    前記位置定義点作成部は、前記新規の位置定義点を追加した場合に、ダイヤによって新たに表現可能となった経路を算出し、前記新規の位置定義点と前記経路とを合わせて提案情報を作成する
    ことを特徴とするダイヤデータ提案装置。
  5. 請求項1に記載のダイヤデータ提案装置において、
    前記位置定義点作成部は、前記抽出された位置定義点を結ぶ経路上で、線路間を渡る回数が少ない経路を新規の位置定義点として算出する
    ことを特徴とするダイヤデータ提案装置。
  6. 請求項1に記載のダイヤデータ提案装置において、
    前記位置定義点作成部は、前記抽出した経路上に存在する信号機外方の位置の中で、ダイヤで表現可能な前記位置定義点を結ぶ経路上には存在しない信号機外方の位置毎に、前記抽出された位置定義点以外に到達可能な位置定義点の個数と、前記抽出された位置定義点以外の位置定義点から到達可能な場合にその位置定義点の個数を算出し、前記算出された位置定義点の個数が多い信号機外方の位置を新規位置定義点の位置として提案情報を作成する
    ことを特徴とするダイヤデータ提案装置。
  7. 請求項1に記載のダイヤデータ提案装置において、
    前記記憶部に記憶された、位置定義点における列車の遅延時間を含む遅延情報、前記位置定義点情報、及び前記信号機ルート情報は、他の装置より取得する
    ことを特徴とするダイヤデータ提案装置。
  8. 請求項1に記載のダイヤデータ提案装置において、前記提案情報を他の装置に配信することを特徴とするダイヤデータ提案装置。
JP2014049595A 2014-03-13 2014-03-13 ダイヤデータ提案装置及びダイヤデータ提案方法 Active JP6298664B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014049595A JP6298664B2 (ja) 2014-03-13 2014-03-13 ダイヤデータ提案装置及びダイヤデータ提案方法
EP15153706.5A EP2919184A1 (en) 2014-03-13 2015-02-03 Timetable data suggestion device and timetable data suggestion method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014049595A JP6298664B2 (ja) 2014-03-13 2014-03-13 ダイヤデータ提案装置及びダイヤデータ提案方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015174460A JP2015174460A (ja) 2015-10-05
JP6298664B2 true JP6298664B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=52595048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014049595A Active JP6298664B2 (ja) 2014-03-13 2014-03-13 ダイヤデータ提案装置及びダイヤデータ提案方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP2919184A1 (ja)
JP (1) JP6298664B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105383522B (zh) * 2015-12-09 2017-08-08 湖南中车时代通信信号有限公司 一种导航式列车运行径路图的制作方法和***

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2821812B1 (fr) * 2001-03-09 2003-12-19 Alstom Systeme de gestion de l'itineraire d'un vehicule ferroviaire
JP2011111058A (ja) 2009-11-27 2011-06-09 Nippon Signal Co Ltd:The 運転整理支援装置及びこれを用いた運転整理システム
JP5624956B2 (ja) * 2011-07-28 2014-11-12 株式会社日立製作所 進路制御プログラム生成方法および進路制御装置
WO2014010070A1 (ja) * 2012-07-13 2014-01-16 株式会社日立製作所 列車代替運転経路選択方法およびそのシステム

Also Published As

Publication number Publication date
EP2919184A1 (en) 2015-09-16
JP2015174460A (ja) 2015-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW200638022A (en) Navigation system, route search server, route search method and route search program
CN104236577B (zh) 一种信息处理方法及电子设备
US9522689B2 (en) Diagram creating device, diagram creating method, and diagram display program
EP2821314A2 (en) Train operation control system, train operation simulation device, and train operation simulation method
JP6298664B2 (ja) ダイヤデータ提案装置及びダイヤデータ提案方法
JP2016050922A (ja) 災害時経路提供装置、及び災害時経路提供方法
JP6669167B2 (ja) 誘導支援システム、誘導支援方法及びコンピュータ読み取り可能記録媒体
JP5731912B2 (ja) 運転整理支援システム
JP6572672B2 (ja) 経路グラフ生成方法、装置、及びプログラム
US10907979B2 (en) Guidance assistance system, guidance assistance method, and computer-readable recording medium
RU2018139294A (ru) Способ управления движением транспорта и система управления движением транспорта
CN103000075B (zh) 一种电子地图装置及电子地图路径呈现方法
US11196659B2 (en) Route calculation method, route calculation apparatus and program
JP2009078714A (ja) 駅及び車両基地構内入換計画作成装置
KR102113153B1 (ko) 열차의 진로를 생성하는 방법 및 그 장치
JP2012201153A (ja) ダイヤ作成装置およびダイヤ作成方法
JP2017107261A (ja) テキストデータ加工装置、文字化放送表示システム及び文字化放送表示プログラム
JP2007314105A (ja) 運転整理支援システム、運行整理支援プログラムおよび運転支援方法
JP2010237487A (ja) 地図データ検査装置
WO2020255216A1 (ja) 伝送路設計装置、伝送網トポロジ設計方法、および伝送路設計プログラム
US8862402B2 (en) Systems and methods with route charts for traffic control systems
JP2019016980A (ja) 伝送経路設計支援装置
JP2016049924A (ja) プログラム及び運転曲線作成装置
US20200068275A1 (en) Routing of data in network
CN103825827A (zh) 一种路由通告方法及设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160930

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170110

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6298664

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150