JP6289609B2 - 干渉式間隔測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、干渉式間隔測定装置に関する。
一つ又は二つの横方向における互いに移動可能な二つの物体の位置変化を検出する外に、専ら、或いは場合によっては、更に、それらの方向に対して直角の垂直方向における、それらの物体の間隔を計測することも必要な測定課題が存在する。そのような測定方向に沿った高精度な間隔測定のためには、例えば、特許文献1又は2に開示されている通り、干渉式方法が適している。
それらの干渉式間隔測定では、好適な回折又は屈折式光学素子によって、一つの光ビームを二つの部分光ビームに、即ち、測定光ビームと基準光ビームに分割している。それらの部分光ビームは、次に、それらに対応する測定分岐路と基準分岐路を通過して、一つの結合地点で重なり合って干渉する。その場合、測定すべき間隔は、測定光ビームと基準光ビームの間の位相差によって符号化される。測定光ビームと基準光ビームの間に光路長差が存在する場合、測定すべき間隔が個々の光ビームの各波長に依存する結果となる。しかし、基本的に干渉式間隔測定が場合によっては起こる波長変動に依存しないことが望ましい。しかし、前記の二つの特許文献により周知の方法では、そのことは、間隔測定範囲全体に渡ってではなく、所定の目標間隔でしか保証されていない。
ドイツ特許公開第102007016774号明細書 ドイツ特許公開第102011005937号明細書
本発明の課題は、測定した間隔が間隔測定範囲全体に渡って使用光源の波長に依存しない高精度な干渉式間隔測定装置を実現することである。
本課題は、本発明による請求項1の特徴を有する装置によって解決される。
本発明による装置の有利な実施形態は、従属請求項における措置から明らかとなる。
本発明による少なくとも一つのスライド方向に沿って互いに移動可能に配置された二つの物体の間の干渉式間隔測定装置は、少なくとも一つの光源と、少なくとも一つの分割素子と、少なくとも一つの偏向素子と、少なくとも一つの検出器配列とを有する。この分割素子によって、一つの分割地点において、光源から放出された光ビームの少なくとも二つの部分光ビームへの分割が行なわれ、これらの部分光ビームは、異なる角度で更に伝搬する。この偏向素子は、そこに入射する部分光ビームを一つの結合地点の方向に偏向させる作用を奏し、その結合地点で、分割された部分光ビームが重なり合って干渉し、これらの分割地点と結合地点の間の部分光ビームの光路は、二つの物体の間の間隔が変化した場合に部分光ビームが分割地点と結合地点の間で進む光路長が同じになるように構成される。この検出器配列を用いて、重なり合って干渉した部分光ビームの対から、間隔依存信号を検出することが可能である。
少なくとも一つの光源と、少なくとも一つの検出器配列と、少なくとも一つの第一の偏向素子とを有する少なくとも一つの走査ユニットが一方の物体と連結され、
一つの測定反射器又は一つの分割素子が他方の物体と連結される、
と規定することができる。
この場合、有利には、これらの部分光ビームは、走査ユニット内の光路の少なくとも一部において、走査ユニットの少なくとも一つの対称軸に関して対称的に伝搬する。
更に、
走査ユニットが、スライド方向に対して平行の方向を向いた鏡面に関して鏡面対称に配置された二つの部分走査ユニットを備えるか、或いは
単一の走査ユニットを使用する場合、この走査ユニットが、スライド方向に対して平行の方向を向いた鏡面に関して鏡面対称に構成される、
ことが可能である。
本発明による装置の有利な実施構成では、この少なくとも一つの偏向素子の配置及び/又は構成によって、二つの物体の間の間隔が変化した場合に部分光ビームが分割地点と結合地点の間で進む光路長が同じになることが保証される。
更に、
この分割素子が、一次元の透過格子として構成され、
この走査ユニットが、更に、一つの二次元の透過交差格子とそれに対して平行に配置された一つの反射器とを備えた少なくとも一つの第一の基準尺を有する、
と規定することができる。
この場合、これらの透過交差格子と反射器は、分割素子の透過格子に対して直角に配置することができる。
更に、この偏向素子を偏向プリズムとして構成することが可能である。
本発明による装置の可能な実施構成では、
光源から放出された光ビームが、分割素子で二つの部分光ビームに分割され、これらの二つの部分光ビームが走査ユニットの方向に伝搬し、
走査ユニット内で、偏向素子によって、基準尺の方向への部分光ビームの偏向が行なわれ、
これらの部分光ビームが、基準尺の透過交差格子を通過し、その際、偏向されて、その後、反射器に当たり、
この反射器によって、透過交差格子の方向への反射が行なわれ、そこで、透過交差格子を新たに通過した後、部分光ビームが偏向素子への入射方向に対して平行にずれた形で伝搬するような更なる偏向が起こり、
この偏向素子では、結合地点の方向への部分光ビームの偏向が行なわれ、
次に、重なり合った部分光ビームが検出器配列の方向に伝搬する、
ように、これらの異なる構成部品が構成及び配置される。
この場合、走査ユニットは、第二の偏向素子と、一つの二次元の透過交差格子と一つの反射器から成る第二の基準尺とを備えることができ、これらの第二の偏向素子及び第二の基準尺は、走査ユニット内に第一の偏向素子及び第一の基準尺に対して鏡面対称に配置される。
本発明による装置の別の実施構成では、
一方の物体と連結された走査ユニットは、更に、それぞれ一次元の反射格子として構成された少なくとも四つの偏向素子を有するとともに、一次元の透過格子として構成された少なくとも一つの分割素子を有し、
平面鏡として構成された測定反射器が他方の物体と連結される、
と規定する。
この場合、走査ユニットは、角錐台形状の横断面を有する透明な支持体を備えることができ、その測定反射器の方を向いた面には、前記の分割素子が配置され、その側面には、前記の少なくとも四つの偏向素子が配置される。
本発明による装置のそのような実施構成では、
光源から放出された光ビームが、分割素子で二つの部分光ビームに分割され、これらの二つの部分光ビームが測定反射器の方向に伝搬し、
この測定反射器によって、走査ユニット内で、第一と第二の偏向素子の方向への部分光ビームの反射が行なわれ、そこで、第三と第四の偏向素子の方向への部分光ビームの偏向が起こり、
これらの第三と第四の偏向素子によって、測定反射器への部分光ビームの偏向が行なわれ、
この測定反射器から、走査ユニット内で、結合地点の方向への部分光ビームの反射が起こり、
次に、重なり合った部分光ビームが検出器配列の方向に伝搬する、
ように、これらの異なる構成部品が構成及び配置される。
この場合、走査ユニット内に配置された偏向素子は、更に、走査ユニットの対称中心に線焦点が生じるように、走査ユニット内を伝搬する部分光ビームに収束作用も及ぼすと規定することもできる。
本発明による解決策の重要な利点として、間隔測定が、間隔測定範囲全体に渡って、場合によっては起こる波長変化に依存しないことが得られる。それは、測定範囲内の全ての間隔に関して干渉部分光ビームの進む光路長が同じであり、そのようにして、測定範囲全体において、間隔に依存する位相差が生成されることに起因する。従って、場合によっては起こる波長変動は、標準位置でも、場合によっては個々の構成部品が目標位置から傾斜していても、本発明による装置における間隔測定に影響を与えない。
本発明による装置の変化形態に関して、用途に応じて好適に選定できる種々の手法が存在する。
以下における本発明による装置の実施例の図面と関連した記述に基づき、本発明の更なる詳細と利点を説明する。
本発明の根拠とする原理を説明する模式図 本発明による装置の第一の実施例の光路の模式図 第一の実施例の光経路を説明する模式的な断面図 第一の実施例の光経路を説明する模式的な断面図 本発明による装置の第一の実施例の異なる構成部品の平面図 本発明による装置の第一の実施例の異なる構成部品の平面図 本発明による装置の第一の実施例の異なる構成部品の平面図 本発明による装置の第一の実施例の変化形態の光路の模式図 本発明による装置の第一の実施例の変化形態の光経路を説明する模式的な断面図 本発明による装置の第一の実施例の変化形態の光経路を説明する模式的な側面図 本発明による装置の第一の実施例の変化形態の異なる構成部品の平面図 本発明による装置の第一の実施例の変化形態の異なる構成部品の平面図 本発明による装置の第二の実施例の模式図 本発明による装置の第二の実施例の異なる視点からの模式図 本発明による装置の第二の実施例の異なる視点からの模式図 本発明による装置の第二の実施例の重要な光路の拡大図 本発明による装置の第二の実施例の走査ユニットの異なる構成部品の平面図 本発明による装置の第二の実施例の変化形態の模式図 本発明による装置の第二の実施例の変化形態の重要な光路の拡大図 本発明による装置の第二の実施例の変化形態の走査ユニットの異なる構成部品の平面図
以下において本発明による干渉式間隔測定装置の個々の実施例を詳しく述べる前に、先ずは本発明と関連する基本的な幾つかの考えを図1に基づき説明する。
本発明の範囲内では、本装置を用いて測定技術的に検出可能な間隔測定範囲全体に渡って、分割された部分光ビームの間の光路長差を精確に補償することにより、間隔に依存する位相差を生成すると規定する。この位相差によって、光路長に依存しない、そのため、波長に依存しない間隔測定を符号化又は保証することができる。見易くするとの理由から、本発明による装置の必要な構成部品の一部だけを図示した図1の模式図に基づき、この原理を説明する。
図1に図示されていない光源から放出された光ビームSは、平面E内に配置された分割素子G上の分割地点に当たり、更に、二つの部分光ビームTS1,TS2に分割される。次に、これらの部分光ビームは、平面Eの垂線Nに対して異なる角度θ,θで更に伝搬する。そして、二つの部分光ビームTS1,TS2は、平面E内に配置された偏向素子G,Gに当たり、それによって、平面Eの方向への部分光ビームTS1,TS2の偏向が行なわれる。図1から明らかな通り、平面Eは、そのため、偏向素子G,Gの偏向面は、光ビームSの入射方向に対して角度θだけ傾斜して配置されている。ここで、格子周期dとdを有する反射格子が偏向素子G,Gとして機能する。この偏向素子Gを用いて、平面Eの垂線Nに対して角度αで入射する部分光ビームTS1の偏向は、この部分光ビームが平面Eの垂線Nに対して角度βで更に伝搬するように作用し、この偏向素子Gは、平面Eに角度αで入射する部分光ビームTS2の偏向を引き起し、その結果、この部分光ビームは、垂線Nに対して角度βで平面Eの方向に更に伝搬する。これらの部分光ビームTS1,TS2が偏向素子G,Gから更に伝搬する角度βとβは、図面から明らかな通り異なる。偏向素子G,Gの格子周期dとdを好適に選定することによって、例えば、所望の角度θ,θが設定される。平面E内には、測定反射器MRが有り、そこに入射する部分光ビームTS1,TS2は、入射方向xに対して逆向きに反射され、その結果、部分光ビームTS1,TS2は、偏向素子G,Gによる新たな偏向後に、平面E内の結合地点で再び重なり合う。z方向に沿った残る構成部品に対する平面Eの位置が変化した場合、図示されていない後続の検出器配列により検出可能な間隔に依存する干渉信号を生成することができる。部分光ビームTS1,TS2が平面Eと平面Eの間、即ち、分割と再結合の間で進む光路長W,Wは、角度θ,θ及びθに応じた純粋な幾何学的関数として得られる。そのため、本発明により除去すべき波長に依存する光路長差ΔW=W−Wは、角度θ,θ及びθの好適な選定によって、間隔変化Δzに依存しない形でゼロに設定することができる、即ち、次の式が成り立つ。
Figure 0006289609
ここで、
ΔW:光路長差
:第一の部分光ビームの光路長
:第二の部分光ビームの光路長
θ:分割素子での第一の部分光ビームの回折角
θ:分割素子での第二の部分光ビームの回折角
θ:測定方向zに対する平面Eの傾斜角
それに対して、部分光ビームTS1,TS2の位相P1,P2は、偏向素子G又はG上のそれぞれzに依存する衝突地点とそれに依存しないそれぞれ逆の格子周期d又はdの積の関数として得られる。従って、場合によって生じる間隔変化Δzの位相差ΔP(Δz)=P(Δz)−P(Δz)は、一般的に次の間隔変化Δzの関数である。
Figure 0006289609
ここで、
ΔP:二つの部分光ビームの間の位相差
:結合地点での第一の部分光ビームの位相
:結合地点での第二の部分光ビームの位相
θ:分割素子での第一の部分光ビームの回折角
θ:分割素子での第二の部分光ビームの回折角
θ:測定方向zに対する平面Eの傾斜角
Δz:測定方向zに沿った互いに移動可能な構成部品の相対的なずれ
1/2:分割素子での第一又は第二の部分光ビームの回折次数
そのため、偏向素子G,Gの格子周期d,dを好適に選定して、角度θ,θを所定通り設定するとともに、それに合わせてθを選定することによって、その結果得られる位相差ΔP(Δz)への間隔変化Δzの好適な依存性を、そのため、間隔測定に適した信号周期を実現することができる。それと同時に、付加条件ΔW=0が維持され、そのため、場合によっては起こる波長変動への非依存性が保証される。
この場合、ここで説明した本発明による無色干渉式間隔測定に関する基本原理は、部分光ビームTS1,TS2の任意の数の回折式及び/又は幾何学式偏向と関連して実現することができる。このようにして、所望の波長非依存性の外に、所定の軸の周りの個々の構成部品の傾斜に対する無感応性も有する、本発明による装置を実現することができる。
以下において、特に、それぞれ異なる数のそのような偏向を規定した、本発明による干渉式間隔測定装置の実施例を詳しく説明する。
本発明による干渉式間隔測定装置の第一の実施例が、図2、3a、3b及び4a〜4cに異なる図面又は部分図面により模式的に図示されている。
この場合、本装置は、垂直のスライド方向zに沿った二つの物体O1,O2の間隔を計測する役割を果たす。図2に模式的にのみ示した物体O1,O2は、例えば、少なくともスライド方向zに沿って互いに移動可能に配置された機械の構成部品とすることができる。この場合、本発明による装置によって、二つの物体O1,O2の間隔に関する間隔依存信号が生成される。これらの信号は、後続の図示されていない機械制御部によって更に処理することができる。更に、スライド方向zに沿った間隔の検出の外に、それと直角な水平のスライド方向x,yに沿った位置の検出を規定することができ、それらの方向に沿っても、二つの物体O1,O2が、場合によっては同じく移動可能に配置されている。
この実施例では、二つの物体の中の一方の物体O1が、本発明による装置の一つの構成部品10と連結又は接続されている。他方の物体O2は、ここでは、構成部品10の周りを取り囲む二つの部分走査ユニット20.1,20.2から構成される走査ユニット20と連結又は接続されている。二つの部分走査ユニット20.1,20.2の間には、別の物体O1と連結された本発明による装置の構成部品10が、スライド方向zに沿って走査ユニット20に対して相対的に移動可能に配置されている。ここで、本発明による装置は、構成部品10と走査ユニット20の間の間隔変化の高精度な計測、例えば、図2に示された上の部分走査ユニット20.2と構成部品10の間の間隔dの計測が可能である。
この図示された装置の物体O1と連結された構成部品10は、この例では、目盛周期TPの一次元の透過格子又は透過位相格子として構成され、透明な支持基板12上に配置された少なくとも一つの分割素子11を有する。この透過格子は、所与のy方向に沿って目盛周期TPにより周期的に配置された目盛領域から構成され、これらの目盛領域は、透過光に対して異なる位相シフト作用を与える。図4bの構成部品10の平面図から明らかな通り、x方向に関して分割素子11の透過格子に対して平行に隣接して別の一次元の透過格子が構成部品10の支持基板12上に配置されており、この第二の透過格子は、本発明による装置のこの実施例では、結合素子13として機能する。
この走査ユニット20は、少なくとも一つの光源21.1と、一つの偏向素子23.1と、一つの検出器配列25.1とを有する。光源21.1として、例えば、レーザー又はレーザーダイオードが考えられ、偏向素子23.1は、偏向面23.1aを有する偏向プリズムとして構成され、検出器配列25.1としては、周期的に配置された複数の感光性検出器領域から構成される所謂構造化された光検出器が用いられる。
更に、図示された実施例では、第一の部分走査ユニット20.1には、コリメータレンズ22.1が配備され、第二の部分走査ユニット20.2には、更に、透明な支持基板24.1cの一方の側に配置された二次元の透過交差格子24.1aを備えた基準尺24.1が配置される一方、この支持基板24.1cの逆側には、透過交差格子24.1aに対して平行に反射器24.1bが配置され、これらの透過交差格子24.1aと反射器24.1bは、分割素子11の透過格子に対して垂直に配置されている。図4cから明らかな通り、この透過交差格子24.1aは、x方向に沿って目盛周期TPを有し、スライド方向zに沿って目盛周期TPを有する。
図示された実施例では、走査ユニット20の右の部分に、走査ユニット20の前述した素子に対して、同じ構成部品が、即ち、第二の光源21.2、第二のコリメータレンズ22.2、第二の検出器配列25.2、第二の偏向素子23.2及び第二の基準尺24.2が、対称平面Sに関して鏡面対称に配置されている。以下では、第一の間隔センサの左の走査光路に関して述べるとともに、第二の間隔センサの右の光路に関して述べる。
そのため、本発明による装置のこの第一の実施例では、図2の左に示した素子によって、即ち、第一の間隔センサによって、第一の間隔測定値dZ1の生成が行なわれ、右に配置された素子、即ち、第二の間隔センサによって、第二の間隔測定値dZ2の生成が行なわれる。
ここで、以下において、本発明による装置の第一の実施例での間隔依存信号を生成する光路を説明し、それは、図2の左に図示された第一の間隔センサの走査光路に基づき行なわれ、本発明による装置の右の部分、即ち、第二の間隔センサの走査光路は、基本的にそれと同じである。
光源21.1から放出された光ビームは、前に配置されたコリメータレンズ22.1によって、先ずはコリメートされた後、部分走査ユニット20.1から出て、構成部品10内で分割素子11に当たる。そこで、入射した光ビームが透過格子で0と−1の回折次数で回折されることによって、光ビームは二つの部分光ビームに分割される。次に、これらの部分光ビームは、第二の部分走査ユニット20.2内を偏向素子23.1の方向に伝搬して、その偏向面23.1aで基準尺24.1の方向に反射又は偏向される。そこで、二つの部分光ビームは、先ず透過交差格子24.1aを通過して、それぞれz方向とx方向に、即ち、図2の図面平面に対して直角に偏向され、この結果生じるx方向への偏向は、図3bの光路の平面図で明らかである。次に、二つの部分光ビームは、支持基板24.1cを通過した後、基準尺24.1の反射器24.1bに当たり、それによって、透過交差格子24.1aの方向に反射される。透過交差格子24.1aを新たに通過する際、これらの部分光ビームは、z方向とx方向に新たに偏向され、その結果、偏向素子23.1への入射方向に対して平行にずれた形で更に伝搬する。この場合、基準尺24.1に入射した部分光ビームとそこから出射した部分光ビームのx方向におけるずれは、照射光ビームと信号光ビームを空間的に分離して、後者を検出可能とするために必要である。分割された部分光ビームが偏向素子23.1の偏向面23.1aに1回目と2回目に当たる間に、即ち、光路の少なくとも一部において、これらの部分光ビームは、部分走査ユニット20.2の対称軸Sに対して対称的に進む。そして、偏向素子23.1によって、偏向面23.1aでの構成部品10内の結合地点の方向への部分光ビームの偏向が行なわれ、その地点で、部分光ビームが重なり合って干渉する。この結合地点は、構成部品10内において、x方向に関して結合格子13上の分割地点に対してずれた所に有る。この実施例では、分割素子11の透過格子の目盛周期TPは、結合素子13の透過格子の目盛周期TPと僅かに異なる形で選定される。そのようにして、部分光ビームが重なり合って結合格子を通過した後、検出器配列25.1の構造化された光検出器を用いて、位相シフトした間隔依存信号に変換することが可能な所謂バーニャ縞模様が得られ、これらの信号から、更に、第一の間隔センサにおいて、周知の手法で第一の間隔測定値dZ1を取得することができる。
基本的に同様の光路によって、第二の間隔センサ、即ち、図示された本発明による装置の右の部分において、第二の間隔測定値dZ2の生成が行なわれる。
本発明による装置の各光路から取得した第一と第二の間隔センサの間隔測定値dZ1,dZ2の計算により、その結果得られる位置位相Φを生成することができ、この位置位相は、次の式により、スライド方向zに沿った二つの物体O1,O2の間の間隔変化Δzと一義的に対応付けることが可能である。
z=(dz1+dz2)/2
=(TP・Φ/(2λ・2π) (式3)
ここで、
z:物体O1,O2の間隔に関する間隔測定値
Z1:第一の間隔センサの間隔測定値
Z2:第二の間隔センサの間隔測定値
TP:スライド方向zに沿った透過交差格子の目盛周期
Φ:位置位相
λ:光源の波長
本発明による装置のこの第一の実施例では、偏向素子23.1,23.2の偏向面23.1a,23.2aの設置角度を好適に選定することによって、部分光ビームが分割と再結合の間に進む光路長の所定通りの設定が行なわれ、この角度は、二つの物体O1,O2の間の任意の間隔に関して、分割地点と結合地点の間で進む光路長が同じになるように選定される。
本発明による装置のここで説明した第一の実施例では、位相シフトした複数の間隔依存信号の生成は、所謂バーニャ走査によって、即ち、縞模様の生成と構造化された光検出器を用いた、その縞模様の走査とによって行なった。それに代わって、偏光評価による、さもなければ結合素子の好適な構成による位相シフト信号の生成も考えられる。干渉式間隔測定装置での位相シフトした間隔依存信号を生成する基本的に周知の手法に関しては、例えば、出願人の特許文献2を参照されたい。
本発明による装置の第一の実施例の変化形態が、図5,6a,6b及び7aと7bに部分図により図示されている。以下では、前述した実施例との重要な相違点だけを説明する。
この変化形態は、前述した第一の実施例で図2の左部分に図示されている通りの構造又は光路を有する第一の間隔センサを備えている。この変化形態では、この第一の間隔センサは、第二の間隔センサだけ付加されているが、この第二の間隔センサは、ここでは、x方向に関して第一の間隔センサに対してずらして配置されている。この第二の間隔センサの側には、分割素子14’で信号を生成するために、+/−1の回折次数が利用されている。図5は、第二の間隔センサだけを模式図で図示しており、二つの間隔センサ内の部分光ビームの光路は、図6aと6bの図面から分かる。これらの光路は、基本的に第一の実施例の光路と一致するので、その新たな詳しい説明は省略する。
更に、図7aには、第一と第二の間隔センサの分割素子11’,14’と結合素子13’,15’のx方向に関して隣接した配置構成が図示されており、図7bは、部分走査ユニット20.1’の第一と第二の間隔センサの異なる構成部品、即ち、二つの間隔センサの光源21.1’,21.3’、コリメータレンズ22.1’,22.3’及び検出器配列25.1’,25.3’を図示している。
本発明による装置の第一の実施例のこの変化形態の第二の間隔センサは、+/−1の回折次数を利用しているため、物体O1,O2がスライド方向zに沿って相対的にスライドした場合に位相シフトを提供せず、むしろ、それに関して、物体O1,O2がy方向に沿って相対的に動いた場合に位相シフトが検出される。即ち、y方向に沿った物体O1,O2の位置変化に関する測定値が得られる。しかし、この場合、スライド方向zに沿った物体O1,O2の間隔変化に関する本来所望の別の測定値は、第一と第二の間隔センサの位置位相の差分演算によって算出することができる。物体O1,O2がスライド方向zに沿って相対的に動いた場合の間隔変化Δzは、次の式の通り近似的に得られる。
Δz=((TP/2λ)・(Φ/2π−K・Φ/4π) (式4)
ここで、
Δz:スライド方向zに沿った物体O1,O2の間隔変化
TP:スライド方向zに沿った透過交差格子の目盛周期
λ:光源の波長
Φ:第一の間隔センサの位置位相
Φ:第二の間隔センサの位置位相
K:第一の間隔センサに対する第二の間隔センサの分割素子又は透過格子の目盛周期の比率
以下において、本発明による干渉式間隔測定装置の第二の実施例を模式的な図8,9a,9b,10及び11に基づき説明する。図8及び9aと9bは、それに対応する装置の異なる図面を図示し、図10は、間隔依存信号を生成する光路の拡大図を図示し、図11は、光路内に組み込まれた異なる光学機能関連素子の平面図を図示している。以下では、又もやこれまでに述べた実施例との重要な相違点だけを説明する。
又もや垂直なスライド方向zに沿った二つの物体O1,O2の間隔を検出するために、本発明による装置の第二の実施例は、基本的に物体O1と連結された測定反射器110と、物体O2と連結された走査ユニット120とを有する。
この測定反射器110は、平面鏡114を上に配置した支持基板112から構成される。この平面鏡114の反射側は、走査ユニット120の方向を向いている。
この走査ユニット120の側には、光源121と、検出器配列125と、例えば、ガラスから成る透明な支持体137とが配備されており、これ以外に、それに代わって、支持体として、好適な中空体も使用可能である。図8の図面の通り、この支持体137は、角錐台形状の横断面を有し、この支持体137には、一連の光学機能関連素子が配置されている。これらの素子には、支持体137の測定反射器110の方を向いた面に配置された一つの分割素子132、一つの結合素子135及び支持体の側面に配置された四つの偏向素子133a,133b,134a,134bが属し、この場合、図8の支持体137の左の側面には、第一の偏向素子133aと第二の偏向素子133bが配置され、支持体137の右の側面には、第三の偏向素子134aと第四の偏向素子134bが配置されている。この分割素子132は、結合素子135と同様に、所定の通り選定された目盛周期を有する透過格子として構成され、ここで、この実施例では、好適に選定された目盛周期を有する反射格子が、偏向素子133a,133b,134a,134bとして機能し、その反射面は、支持体137の内部方向を向いている。
以下において、本発明による干渉式間隔測定装置の第二の実施例の光路を説明する。この場合、光源121から放出された光ビームは、先ずは支持体137の光源121の方を向いた側の光学的に作用しない領域131を通過する。この支持体137を通過した後、光ビームは、分割素子132の分割地点に到達して、そこで二つの部分光ビームに分割され、これらの部分光ビームは、図8から明らかな通り、異なる角度で測定反射器110の方向に更に伝搬して、第一の衝突地点で測定反射器に一回目の衝突を行なう。測定反射器110の平面鏡114で、部分光ビームは、走査ユニット120の方向に反射される、詳しくは、第一の偏向素子133aと第二の偏向素子133bの方向に反射される。次に、これらの偏向素子133a,133bによって、部分光ビームは、第三の偏向素子134aと第四の偏向素子134bの方向に偏向される。これらの第三と第四の偏向素子134a,134bによって、測定反射器110の平面鏡114の方向への部分光ビームの偏向が行なわれて、部分光ビームは、第二の衝突地点で測定反射器に二回目の衝突を行なう。この場合、平面鏡114上の第二の衝突地点は、部分光ビームの第二の衝突地点と比べて所与のx方向にずらすことができる。次に、第二の衝突地点から、結合素子135の結合地点への部分光ビームの反射が行なわれる。最後に、結合素子135から、重なり合って干渉した部分光ビームの対が支持体137を通って伝搬し、光学的に作用しない領域136を通って支持体から出て、検出器配列125に到達する。この検出器配列によって、又もや位相シフトした複数の間隔依存信号を検出することが可能である。
この実施例でも、複数の位相シフト信号を生成するために異なる変化形態を採用することができる。即ち、例えば、分割素子132の透過格子が結合素子135の透過格子に対して僅かに異なる目盛周期を有する所謂バーニャ走査を規定することが可能である。その結果得られる縞模様は、検出器配列125の構造化された光検出器を用いて検出して、位相シフトした複数の間隔依存信号に変換することができる。しかし、それに代わって、前の通り偏光評価による、さもなければ結合素子の好適な構成による位相シフト信号の生成も考えられる。干渉式間隔測定装置での位相シフトした間隔依存信号を生成する基本的に周知の手法に関しては、又もや、既に何回か言及した出願人の特許文献2を参照されたい。
本発明による装置の第二の実施例でも、スライド方向zに沿って間隔が変化した場合に、部分光ビームが分割と再結合の間で進む光路長が二つの部分光ビームに関して同じままであることが保証され、そのため、間隔測定の所要の波長非依存性が保証される。この場合、それは、一方では、配備された四つの偏向素子133a,133b,134a,134bの好適に選定された設置角度によって保証される。他方では、これらの偏向素子133a,133b,134a,134bの反射格子の構成によって、特に、これらの反射格子の目盛周期の選定によって、分割された部分光ビームの光路の少なくとも一部における対称的な経路が保証される。
本発明による装置の第二の実施例の利点として、yz平面に関して規定された対称性のために、場合によっては起こるy軸の周りの傾斜に対する傾斜非感応性が得られることも挙げられる。
最後に、本発明による干渉式間隔測定装置の第二の実施例の変化形態を図12、13及び14に基づき説明する。この場合、又もや直前に述べた第二の実施例に対する重要な相違点だけを説明する。
即ち、この変化形態の間隔依存信号を生成する光路は、基本的に図8〜11の第二の実施例の光路と同じである。それとの相違点として、走査ユニット内を伝搬する部分光ビームが、第一と第二の偏向素子133a’,133b’との衝突と第三と第四の偏向素子134a’,134b’との衝突の間に、z方向に沿って延びる線焦点Lに収束されることだけが規定される。そのために、支持体の側面に配置された反射円筒レンズの形の偏向素子133a’,133b’,134a’,134b’の相応の構成が規定される。これらの偏向素子133a’,133b’,134a’,134b’又は円筒レンズは、前に説明した実施例による部分光ビームに対する光学的な偏向作用の外に、y方向に生じる収束作用も更に有し、その結果、走査ユニットの対称中心に線焦点Lが得られる。このようにして、本発明による装置の構成部品がy軸の周りに傾斜した場合の既に得られた不変性の外に、場合によっては起こるx軸の周りの傾斜時の非感応性も更に達成される。即ち、本発明による装置の構成部品がこれらの軸の中の一つの周りを場合によって傾斜した際に、間隔計測時の誤差が生じない。
反射円筒レンズの使用に代わって、そのような収束作用は、光路に屈折レンズを更に配置することによっても達成することができる。
そのようなy軸及びx軸の周りの傾斜に対する非感応性は、本発明による装置の第二の実施例の別の代替形態でも保証することができる。即ち、反射円筒レンズの形の四つの偏向素子の構成の代わりに、走査ユニット内において、分割された部分光ビームが、再び結合される前に、それぞれ全体として三つの偏向素子に当たると規定することができ、その結果、分割された部分光ビームに関して、全体として六つの偏向素子が配備される。この場合、ここでは三つの側面の角錐台として構成された支持体の側面に配置された反射格子が偏向素子として機能する。そのような配置構成は、それと同様に屈折三重プリズムを用いて実現可能なビーム反転に対応する。この変化形態の前に説明した形態に対する利点として、全ての使用する格子を一定の目盛周期で構成できることが挙げられる。
当然のことながら、ここで具体的に説明した実施例の外に、それに代わる形で本発明による干渉式間隔測定装置を構成する更に別の手法も存在する。

Claims (15)

  1. 少なくとも一つのスライド方向(z)に沿って互いに移動可能に配置された二つの物体(O1,O2)の間の干渉式間隔測定装置であって、
    少なくとも一つの光源(21.1,21.2;21.1’,21.3’;121)と、光源(21.1,21.2;21.1’,21.3’;121)から放出された光ビームを、一つの分割地点において、異なる角度(θ,θ)で更に伝搬する少なくとも二つの部分光ビーム(TS1,TS2)に分割する、少なくとも一つの分割素子(G;11;11’,14’;132;132’)と、
    入射する部分光ビーム(TS1,TS2)を一つの結合地点の方向に偏向させる作用を奏する少なくとも一つの偏向素子(G,G;23.1,23.2;23.1’,23.3’;133a,133b,134a,134b;133a’,133b’,134a’,134b’)であって、その結合地点で、分割された部分光ビーム(TS1,TS2)が重なり合って干渉し、分割地点と結合地点の間の部分光ビーム(TS1,TS2)の光路は、二つの物体(O1,O2)の間の間隔が変化した(Δz)場合に部分光ビーム(TS1,TS2)が分割地点と結合地点の間で進む光路長が同じになるように構成される少なくとも一つの偏向素子と、
    これらの重なり合って干渉する部分光ビーム(TS1,TS2)の対から、間隔依存信号を検出する少なくとも一つの検出器配列(25.1,25.2;25.1’,25.3’;125)と、
    を有し、
    少なくとも一つの光源(21.1,21.2;21.1’,21.3’;121)と、少なくとも一つの検出器配列(25.1,25.2;25.1’,25.3’;125)と、少なくとも一つの第一の偏向素子(G ,G ;23.1,23.2;23.1’,23.3’;133a,133b,134a,134b;133a’,133b’,134a’,134b’)とを有する少なくとも一つの走査ユニット(20;120)が一方の物体(O2)と連結され、
    一つの測定反射器(110)又は一つの分割素子(G ;11;11’;14’;132;132’)が他方の物体(O1)と連結され、
    分割素子(11;11’;14’)が、一次元の透過格子として構成され、
    走査ユニット(20)が、更に、一つの二次元の透過交差格子(24.1a,24.2a;24.3a’)とそれと平行に配置された一つの反射器(24.1b,24.2b;24.3b’)とを備えた少なくとも一つの第一の基準尺(24.1,24.2;24.3’)を有する、
    装置。
  2. 部分光ビーム(TS1,TS2)は、走査ユニット(20;120)内の光路の少なくとも一部において、走査ユニット(20;120)の少なくとも一つの対称軸(S)に関して対称的に伝搬する、
    請求項に記載の装置。
  3. 走査ユニット(20)が、スライド方向(z)に対して平行の方向を向いた鏡面(S)に関して鏡面対称に配置された二つの部分走査ユニット(20.1,20.2)を備えるか、或いは
    単一の走査ユニット(120)を使用する場合、この走査ユニットが、スライド方向(z)に対して平行の方向を向いた鏡面(S)に関して鏡面対称に構成される、
    請求項に記載の装置。
  4. 当該の少なくとも一つの偏向素子(G,G;23.1,23.2;23.1’,23.3’;133a,133b,134a,134b;133a’,133b’,134a’,134b’)の配置及び/又は構成によって、二つの物体(O1,O2)の間の間隔が変化(Δz)した場合に部分光ビーム(TS1,TS2)が分割地点と結合地点の間で進む光路長が同じになることが保証される、
    請求項1からまでのいずれか一つに記載の装置。
  5. 当該の透過交差格子(24.1a,24.2a;24.3a’)と反射器(24.1b,24.2b;24.3b’)が、分割素子(11;11’;14’)の透過格子に対して直角に配置される、
    請求項1から4のいずれか一つに記載の装置。
  6. 当該の偏向素子(23.1,23.2;23.1’,23.3’)が偏向プリズムとして構成される、
    請求項1から5のいずれか一つに記載の装置。
  7. 光源(21.1,21.2;21.1’,21.3’)から放出された光ビームが、分割素子(11;11’;14’)で二つの部分光ビーム(TS1,TS2)に分割されて、これらの二つの部分光ビーム(TS1,TS2)が走査ユニット(20)の方向に伝搬し、
    走査ユニット(20)内で、偏向素子(G,G;23.1,23.2;23.1’,23.3’)によって、基準尺(24.1,24.2;24.3’)の方向への部分光ビーム(TS1,TS2)の偏向が行なわれ、
    これらの部分光ビーム(TS1,TS2)が、基準尺(24.1,24.2;24.3’)の透過交差格子(24.1a,24.2a;24.3a’)を通過し、その際、偏向されて、その後、反射器(24.1b,24.2b;24.3b’)に当たり、
    この反射器によって、透過交差格子(24.1a,24.2a;24.3a’)の方向への反射が行なわれ、そこで、透過交差格子(24.1a,24.2a;24.3a’)を新たに通過した後、部分光ビーム(TS1,TS2)が偏向素子(G,G;23.1,23.2;23.1’,23.3’)への入射方向に対して平行にずれた形で伝搬するような更なる偏向が起こり、
    この偏向素子(G,G;23.1,23.2;23.1’,23.3’)で、結合地点の方向への部分光ビーム(TS1,TS2)の偏向が行なわれ、
    次に、重なり合った部分光ビーム(TS1,TS2)が検出器配列(25.1,25.2;25.1’,25.3’)の方向に伝搬する、
    ように、当該の異なる構成部品が構成及び配置される、
    請求項1から6までのいずれか一つに記載の装置。
  8. 走査ユニット(20)は、第二の偏向素子(23.2)と、一つの二次元の透過交差格子(24.2a)と一つの反射器(24.2b)から成る第二の基準尺(24.2)とを有し、これらの第二の偏向素子(23.2)及び第二の基準尺(24.2)は、走査ユニット(20)内に第一の偏向素子(23.1)及び第一の基準尺(24.1)に対して鏡面対称に配置される、
    請求項1から7までのいずれか一つに記載の装置。
  9. 少なくとも一つのスライド方向(z)に沿って互いに移動可能に配置された二つの物体(O1,O2)の間の干渉式間隔測定装置であって、
    少なくとも一つの光源(21.1,21.2;21.1’,21.3’;121)と、光源(21.1,21.2;21.1’,21.3’;121)から放出された光ビームを、一つの分割地点において、異なる角度(θ ,θ )で更に伝搬する少なくとも二つの部分光ビーム(TS1,TS2)に分割する、少なくとも一つの分割素子(G ;11;11’,14’;132;132’)と、
    入射する部分光ビーム(TS1,TS2)を一つの結合地点の方向に偏向させる作用を奏する少なくとも一つの偏向素子(G ,G ;23.1,23.2;23.1’,23.3’;133a,133b,134a,134b;133a’,133b’,134a’,134b’)であって、その結合地点で、分割された部分光ビーム(TS1,TS2)が重なり合って干渉し、分割地点と結合地点の間の部分光ビーム(TS1,TS2)の光路は、二つの物体(O1,O2)の間の間隔が変化した(Δz)場合に部分光ビーム(TS1,TS2)が分割地点と結合地点の間で進む光路長が同じになるように構成される少なくとも一つの偏向素子と、
    これらの重なり合って干渉する部分光ビーム(TS1,TS2)の対から、間隔依存信号を検出する少なくとも一つの検出器配列(25.1,25.2;25.1’,25.3’;125)と、
    を有し、
    少なくとも一つの光源(21.1,21.2;21.1’,21.3’;121)と、少なくとも一つの検出器配列(25.1,25.2;25.1’,25.3’;125)と、少なくとも一つの第一の偏向素子(G ,G ;23.1,23.2;23.1’,23.3’;133a,133b,134a,134b;133a’,133b’,134a’,134b’)とを有する少なくとも一つの走査ユニット(20;120)が一方の物体(O2)と連結され、
    一つの測定反射器(110)又は一つの分割素子(G ;11;11’;14’;132;132’)が他方の物体(O1)と連結され、
    一方の物体(O2)と連結された走査ユニット(120)は、更に、それぞれ一次元の反射格子として構成された少なくとも四つの偏向素子(133a,133b,134a,134b;133a’,133b’,134a’,134b’)を有するとともに、一次元の透過格子として構成された少なくとも一つの分割素子(132;132’)を有し、平面鏡として構成された測定反射器(110)が他方の物体(O1)と連結される、
    装置。
  10. 部分光ビーム(TS1,TS2)は、走査ユニット(20;120)内の光路の少なくとも一部において、走査ユニット(20;120)の少なくとも一つの対称軸(S)に関して対称的に伝搬する、
    請求項に記載の装置。
  11. 走査ユニット(20)が、スライド方向(z)に対して平行の方向を向いた鏡面(S)に関して鏡面対称に配置された二つの部分走査ユニット(20.1,20.2)を備えるか、或いは
    単一の走査ユニット(120)を使用する場合、この走査ユニットが、スライド方向(z)に対して平行の方向を向いた鏡面(S)に関して鏡面対称に構成される、
    請求項に記載の装置。
  12. 当該の少なくとも一つの偏向素子(G,G;23.1,23.2;23.1’,23.3’;133a,133b,134a,134b;133a’,133b’,134a’,134b’)の配置及び/又は構成によって、二つの物体(O1,O2)の間の間隔が変化(Δz)した場合に部分光ビーム(TS1,TS2)が分割地点と結合地点の間で進む光路長が同じになることが保証される、
    請求項9から11までのいずれか一つに記載の装置。
  13. 走査ユニット(120)が、角錐台形状の横断面を有する透明な支持体(137)を備え、その測定反射器(110)の方を向いた面には、当該の分割素子(132;132’)が配置され、その側面には、当該の少なくとも四つの偏向素子(133a,133b,134a,134b;133a’,133b’,134a’,134b’)が配置される、
    請求項に記載の装置。
  14. 光源(121)から放出された光ビームが、分割素子(132;132’)で二つの部分光ビーム(TS1,TS2)に分割されて、これらの二つの部分光ビームが測定反射器(110)の方向に伝搬し、
    この測定反射器(110)によって、走査ユニット(120)内で、第一と第二の偏向素子(133a,133b;133a’,133b’)の方向への部分光ビーム(TS1,TS2)の反射が行なわれ、そこで、第三と第四の偏向素子(134a,134b;134a’,134b’)の方向への部分光ビーム(TS1,TS2)の偏向が起こり、
    これらの第三と第四の偏向素子(134a,134b;134a’,134b’)によって、測定反射器(110)への部分光ビーム(TS1,TS2)の偏向が行なわれ、
    この測定反射器から、走査ユニット(120)内で、結合地点の方向への部分光ビーム(TS1,TS2)の反射が起こり、
    次に、重なり合った部分光ビーム(TS1,TS2)が検出器配列(125)の方向に伝搬する、
    ように、これらの異なる構成部品が構成及び配置される、
    請求項に記載の装置。
  15. 走査ユニット(120)内に配置された偏向素子(133a’,133b’,134a’,134b’)は、更に、走査ユニット(120)の対称中心に線焦点(L)が生じるように、走査ユニット(120)内を伝搬する部分光ビーム(TS1,TS2)に収束作用も及ぼす、
    請求項に記載の装置。
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