JP6288151B2 - Liquid heating container - Google Patents
Liquid heating container Download PDFInfo
- Publication number
- JP6288151B2 JP6288151B2 JP2016085709A JP2016085709A JP6288151B2 JP 6288151 B2 JP6288151 B2 JP 6288151B2 JP 2016085709 A JP2016085709 A JP 2016085709A JP 2016085709 A JP2016085709 A JP 2016085709A JP 6288151 B2 JP6288151 B2 JP 6288151B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- case
- lid
- opening
- recovery unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
本願発明は、液体加熱容器、例えば、電気ケトル等のようにお湯を沸かして蓋体を外すことなく注湯可能な液体加熱容器の蒸気レス構造に関するものである。 The present invention relates to a vapor-less structure of a liquid heating container, such as a liquid heating container, such as an electric kettle, which can be poured without boiling and removing a lid.
液体加熱容器として例えば、水を入れ、電気で水をわかして蓋体を外すことなく蓋体内の弁部材を開放して注湯する電気ケトルがある。このような電気ケトルは、水を入れた容器本体を電源台に載置し、スイッチを入れることにより内部の水を短時間に沸騰し、沸騰すると蒸気を感知して自動的にスイッチが切れるものであり、広く普及している。 As a liquid heating container, for example, there is an electric kettle in which water is poured and a valve member in the lid is opened to pour water without removing the lid by electricity. In such an electric kettle, a container body containing water is placed on a power supply stand, and the water is boiled in a short time by turning on the switch. It is widespread.
図14にそのような電気ケトルの一例を示す。電気ケトルは、容器本体1と蓋体2と電源台3を有する。容器本体1は、内部に水が入れられる容器であり、下部にヒーター4を有し、側部に取手5を有する。
FIG. 14 shows an example of such an electric kettle. The electric kettle has a container body 1, a lid 2 and a
前記蓋体2は、弁部材6を有しており、蓋体2の上面に設けられる押圧ボタン7を押し下げると、弁部材6が下動し、容器本体1内と注出口8を連通する。その状態で電気ケトルを持ち上げて注出口8側に傾けて容器本体1内の湯を注出することになる。 The lid body 2 has a valve member 6, and when a push button 7 provided on the upper surface of the lid body 2 is depressed, the valve member 6 moves down to connect the inside of the container body 1 and the spout 8. In this state, the electric kettle is lifted and tilted toward the spout 8 to pour out the hot water in the container body 1.
蓋体2には、その下面に蒸気導入口9を有し、その上面に蒸気排出口10を有するとともに、蒸気導入口9と蒸気排出口10とを連通し、転倒止水弁11が介在する第1蒸気通路12を有する。
The lid 2 has a
また、容器本体1と取手5との間には、上部から下部にまで伸びる第2蒸気通路である蒸気ダクト13を有し、蒸気ダクト13の上端は第1蒸気通路12に連通し、蒸気ダクト13の下端は容器本体1の下部に配置される蒸気検知手段14の近傍に開口する。
Further, between the container body 1 and the handle 5, there is a
容器本体1内の水が沸騰すると、蒸気は、蒸気導入口9より第1蒸気通路12を介して蒸気排出口10より外部に排出されるとともに、第1蒸気通路12を流れる蒸気の一部は蒸気ダクト13内に浸入し、下方へ流れて蒸気検知手段14に至り、スイッチボタン15をオフにする(例えば、特許文献1参照)。
When the water in the container body 1 boils, the steam is discharged from the
ところで、上記従来の蒸気の排出構造は、第1蒸気通路12より蒸気排出口10に流れる経路と、第2蒸気通路である蒸気ダクト13より蒸気検知手段14に流れる経路の2経路あり、第1蒸気通路12に流れる蒸気は蒸気排出口10より勢いよく外部に放出され、蒸気ダクト13を流れる蒸気は容器本体1の底部から外部に放出される。そのため、外部に放出される蒸気に当たり火傷をする等の危険が生じる。
By the way, the conventional steam discharge structure has two paths, a path that flows from the
上記の弊害をなくすために、電気ケトル内で蒸気を冷やし結露水にして外部に放出しないようにすることが考えられる。ところが、蒸気を冷やした結果生じる結露水を排出しないまま、次の湯沸かしを行おうとすると、結露水により蒸気を流す通路が詰まり、内部の圧力が高まって、詰まった結露水が出口より勢いよく噴出したり、或いは発生する高圧で蓋体が変形する等の弊害が生じる恐れがある。 In order to eliminate the above-mentioned adverse effects, it is conceivable to cool the steam in the electric kettle so as to prevent it from being discharged as condensed water. However, if you try to perform the next boiling without draining the condensed water resulting from the cooling of the steam, the passage through which the steam flows will be clogged by the condensed water, the internal pressure will increase, and the condensed condensed water will be ejected vigorously from the outlet. There is a risk that the lid body may be deformed due to the high pressure generated.
本願発明の目的は、そのような課題を解決するもので、容器本体内で発生する蒸気を外部に放出しないようにするとともに、発生する結露水の排出を容易にする液体加熱容器を提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve such a problem, and to provide a liquid heating container that prevents the generated steam in the container body from being released to the outside and facilitates the discharge of the generated condensed water. It is.
上記目的を達成するため、本願発明は以下の構成を採用する。 In order to achieve the above object, the present invention adopts the following configuration.
本願発明では、容器本体と、注出口と、前記容器本体内の液体を加熱する加熱手段と、前記容器本体の上方に着脱自在に設けられる蓋体と、前記注出口の反対側に設けられる取手を有する液体加熱容器であって、前記蓋体は、前記注出口と前記容器本体内とを連通可能にする弁部材と、前記容器本体内で発生する蒸気を回収する前記蓋体と別体で且つ前記蓋体内に設けられる蒸気回収ユニットを有し、前記蒸気回収ユニットは、前記取手側に蒸気導入口を、前記注出口側の底面に排水孔を、内部に迂回通路を有し、前記排水孔まわりの底面は、前記排水孔に向かって下方に傾斜し、前記蒸気回収ユニットは、前記弁部材より前記取手側に位置する構成。
In the present invention, a container main body, a spout, heating means for heating the liquid in the container main body, a lid provided detachably above the container main body, and a handle provided on the opposite side of the spout The lid is separate from the lid that allows the spout and the inside of the container to communicate with each other , and the lid that collects steam generated in the container. and having a vapor recovery unit provided in the lid body, said vapor recovery unit, the steam inlet to the handle side, the drainage holes on the bottom of the spout side, has a bypass passage therein, the drainage The bottom surface around the hole is inclined downward toward the drain hole, and the steam recovery unit is positioned closer to the handle than the valve member.
本願発明は、蓋体に容器本体内で発生する蒸気を回収する蒸気回収ユニットを設けることにより、容器本体内で発生する全蒸気を蒸気回収ユニットで結露水に変換することができ、その結果、蒸気に当たって火傷をする等の弊害をなくすことができる。また、例えば注出時のように蓋体をしたままの電気ケトルが注出口側に傾けられた場合、結露水を排水孔に集めるとともに、排気口から空気が導入されることにより集めた結露水を容易に排出することができる。また、蒸気回収ユニットは、弁部材より取手側に位置するため、抽出時に結露水を湯とともに排出することができる。 The invention of the present application can convert all the steam generated in the container body into condensed water in the steam recovery unit by providing the lid with a steam recovery unit that recovers the steam generated in the container body. It is possible to eliminate harmful effects such as burns when exposed to steam. In addition, for example, when an electric kettle with a lid is tilted toward the outlet, as in the case of pouring, the condensed water is collected by collecting air in the drain hole and introducing air from the exhaust port. Can be easily discharged. Further, since the steam recovery unit is located on the handle side from the valve member, the condensed water can be discharged together with hot water during extraction.
図1及び図2に電気ケトル全体の斜視図及び断面図を示し、図3及び図4に図2の要部拡大断面図を示す。なお、以下においては液体加熱容器として電気ケトルを用いて説明する。電気ケトルの注出口側を前方側とし、注出口と反対の取手側を後方側とし、前後方向に直交する方向を左右方向とする。 1 and 2 show a perspective view and a sectional view of the entire electric kettle, and FIGS. 3 and 4 show an enlarged sectional view of a main part of FIG. In the following description, an electric kettle is used as the liquid heating container. The outlet side of the electric kettle is the front side, the handle side opposite to the outlet is the rear side, and the direction orthogonal to the front-rear direction is the left-right direction.
液体加熱容器である電気ケトルSは、容器本体20、外ケース25、底ケース30、蓋体40及び電源台33を有する。なお、電気ケトルSは、容器本体20と外ケース25とを有する2重構造のものとして説明するが、外ケース25がない1重構造のものでもよい。
The electric kettle S that is a liquid heating container includes a
容器本体20は、水等を入れる内ケースでもあり、上方が開口した筒状のステンレス製部材で、その上部には外方へ若干張り出した環状のフランジ21を有し、その下面には、加熱手段であるヒーター盤22及びソケット23を有する。
The
前記外ケース25は、容器本体20の外方に隙間を有して位置する筒状の樹脂製の部材であり、その前方側には外方に向かって先細り形状の注出口26を有し、注出口26と反対側の後方側には後記する蓋体40の後方側に形成される第1蓋蒸気開口62及び第2蓋蒸気開口63のそれぞれに対向する第1ケース蒸気開口25b及び第2ケース蒸気開口25c(図6参照)を有する。
The
そして、外ケース25の後方側には、第1ケース蒸気開口25b及び第2ケース蒸気開口25cを覆う形態で取手27が設けられる。取手27は、取手本体27aと取手本体27aを後方側からカバーするカバー部材27bを有し、組付後では形成される内部空間に電線28及び後記のスイッチ収納ケース70等が配設される。
A
前記取手本体27aの前方側、即ちカバー部材27bと反対側の壁面27cには、第1取手蒸気開口27d及び第2取手蒸気開口27eが設けられ、取手27が取付けられると、第1蓋蒸気開口62と第1ケース蒸気開口25bと第1取手蒸気開口27dとは一直線上に並び、第2蓋蒸気開口63に嵌入する蒸気回収ユニット80の蒸気導入口83aと第2ケース蒸気開口25cと第2取手蒸気開口27eとは一直線上に並ぶ。
A first handle steam opening 27d and a second handle steam opening 27e are provided on the front side of the
取手27は、その下端を図示しない係止片と係止溝による係止で係合し、その上端をビス29(図3参照)によりビス止めする。なお、外ケース25の上方に肩部材を一体または別体で設け、その肩部材に取手27を設けてもよい。
The lower end of the
外ケース25は、その表面に色ないし模様等を施すことができるためデザイン性が向上する。また、外ケース25と容器本体20との間には断熱空間が形成されるため、外ケース25が熱くならず安全性が高まる。
Since the
前記底ケース30は、外ケース25の下方に位置する樹脂製の皿状部材であり、その底部には電源台33の接続端子34が挿入する中央開口31を有するとともに、該中央開口31の外側には図示しない複数のビス穴を有する。
The
外ケース25の上部内周部に形成される環状の内周段部25aに容器本体20のフランジ21を載置する形態で外ケース25内に容器本体20を収納し、底ケース30の上端部を外ケース25の下端部に嵌合する。
The container
そして、前記ビス穴に下方からビスを挿入し、そのビスを容器本体20の底部に取付けられるソケット23に螺合することにより、容器本体20と外ケース25と底ケース30とを同時に固定する。
Then, the
前記電源台33は、底ケース30の下方に位置する断面逆皿状の樹脂製の部材であり、電気ケトルSを安定した状態で支持する。電源台33内にはその中央に円柱状の接続端子34が立設する形態で有する。そして、電源台33の上に電気ケトルSを乗せて電源台33の図示しないプラグをコンセントに差し込み、取手27に設けられる押動スイッチ75を押し下げると接続端子34を介してヒーター盤22に通電される。
The
前記蓋体40は、蓋カバー41、内蓋42及び蓋本体50を有し、外ケース25に対し着脱自在にされる部材である。蓋カバー41は、蓋本体50の上方を覆う平面視略円形で縦断面円弧状の樹脂部材であり、その上面には、蓋体40と外ケース25との結合及び解除を行うための2個の開閉レバー44が配置される2個の略矩形状のレバー開口44aと、後記弁部材58を開閉するための押圧ボタン45が配置される円形のボタン開口45aを有する。
The
前記内蓋42は、蓋本体50の下面に当接され、環状のシールパッキン46で挟持される平面視円形で縦断面底の浅い皿状のステンレス部材であり、複数のビス穴及び複数の開口42aを有しており、図示しないビスで蓋本体50に下方からビス止めされ、ビス止め後は、蓋本体50の下面との間に後記下部室54を形成し、容器本体20内で発生する蒸気は複数の開口42aより下部室54に浸入する。
The
なお、シールパッキン46は、蓋本体50の下方外周面に嵌合され、蓋体40が外ケース25の上部開口を閉蓋すると、容器本体20内の内容物をシールする。
The seal packing 46 is fitted to the lower outer peripheral surface of the
前記蓋本体50は、下方寄りに略水平な区画壁51、外周に上下方向の外周壁52を有し、その上下に上方が開口した大きな空間の上部室53と、下方が開口した小さな空間の下部室54を形成する。そして上部室53には、2個の開閉レバー44と、1個の押圧ボタン45が配置される。
The
2個の開閉レバー44は、共に指で押圧する把持部44bと把持部44bの外方に形成される係止片44c(図5参照)を有し、図示しないスプリングを介して対向して配置されるもので、常時はお互い離れる方向に付勢され、係止片44cを外ケース25の係止溝25d(図6参照)に嵌合して蓋体40を閉蓋する。
The two open /
また、押圧ボタン45は、弁部材58の上端部にスプリング受60及びスプリング55を介して当接し、上方から押されると下動し、図示しないストッパ機構により、下動した位置で停止され、再度押されると停止が解除されてスプリング55の作用により上動する公知のものである。そして、上部室53には蒸気が浸入しないようにされている。
The
前記下部室54は、容器本体20で発生する蒸気が侵入する空間で、その前方側には、平面視円形の垂直壁56が垂下している。垂直壁56の高さは、下部室54を形成する外周壁52より短くその下端は下部室54内に位置し、その下端には弁部材58のシールパッキン59が当接する。
The
図4A(A)に示すように、円形の垂直壁56内には、垂直壁56と同じ高さのコ字状垂直壁56aが設けられ、垂直壁56の一部とコ字状垂直壁56aとで内部空間56bが形成される。さらに、内部空間56bの上面を形成する区画壁51には後記する蒸気回収ユニットの排水孔85aが連通する非円形の排水開口56cが設けられる。
As shown in FIG. 4A (A), a U-shaped
垂直壁56の下端に弁部材58のシールパッキン59が当接すると、内部に注出空間である後方側の一部が欠けた略ドーナツ状の注出通路57を形成する。この注出通路57はその前方側で注出口26に連通する。
When the seal packing 59 of the
図4A(B)に示すように、シールパッキン59の上面は、幅狭部分59aと幅広部分59bを有し、幅狭部分59aは垂直壁56の下端部に当接して内部に注出通路57を形成し、幅広部分59bは垂直壁56の一部とコ字状垂直壁56aとの下端部に当接して内部に内部空間56bを形成して排水開口56cを閉鎖する。このようにシールパッキン59は2箇所を同時に開閉する。
As shown in FIG. 4A (B), the upper surface of the seal packing 59 has a
また、垂直壁56の中央には、上部室53から下部室54方向にくぼむとともに、スプリング55の下端を支持するドーナツ状の凹嵌部61を有する。
Further, at the center of the
下部室54には、樹脂製で縦断面逆T字状の弁部材58が配設される。弁部材58は弁本体58a及び弁棒58bを有する一体成形部材である。弁本体58aは、平面視円形の部材であり、その外周部には環状のシールパッキン59が嵌合される。
In the
弁棒58bは、弁本体58aの上面中央に立設し、弁部材58が下部室54に配置されるとドーナツ状の凹嵌部61の中央を通って上部室53に進入し、その上端は、押圧ボタン45が上方に載置するスプリング受60の下面に当接する。
The
弁部材58は、通常時、スプリング55の作用により上動されており、弁本体58aの外周に嵌合されるシールパッキン59の上面は垂直壁56及びコ字状垂直壁56aの下端に当接し、容器本体20内と注出通路57とを遮断し、内部空間56bを閉鎖するが、押圧ボタン45が押し下げられる注出時には弁部材58は下動し、容器本体20内と注出通路57、及び蒸気回収ユニット内と注出通路57とを連通する。
The
前記下部室54の後方側の外周壁52には、図5に示すように下部室54と外部とを連通する円形の第1蓋蒸気開口62と、第1蓋蒸気開口62の直上に逆台形状の第2蓋蒸気開口63を有する。そして、第2蓋蒸気開口63には、後記する蒸気回収ユニット80の後端部の張出部83の後端面83bが嵌合する。なお、この後端面83bは、第2蓋蒸気開口63より若干小さい相似形でその中央には蒸気導入口83aを有する。
As shown in FIG. 5, a circular first lid steam opening 62 that communicates the
前記取手27の取手本体27aとカバー部材27bとにより形成される内部空間には、電線28の他にスイッチ収納ケース70が設けられる。スイッチ収納ケース70内には、スイッチ支持台71が収納される。
In addition to the
スイッチ収納ケース70内にスイッチ支持台71が収納されるとスイッチ支持台71の後方側半分は、取手本体27aとカバー部材27bとにより形成される内部空間に連通するが、前方側半分は、後方側半分に対して図示しないシール材により水密状態とされ、蒸気が後方側に流出しないようにされる。
When the
スイッチ支持台71の前方側半分とスイッチ収納ケース70との間にケース上部空間72及びケース下部空間73を形成する。なお、ケース上部空間72とケース下部空間73とは、スイッチ支持台71の左右側において連通している。
A case
スイッチ支持台71の後方側には図示しない接続端子を有し、電線28と接続される。また、スイッチ収納ケース70の上方には、押動スイッチ75が揺動自在に軸支され、押動スイッチ75を下方に押すと、スイッチがオンし、押動スイッチ75内の表示灯76が点灯する。
A connection terminal (not shown) is provided on the rear side of the
前記スイッチ支持台71の前方側半分の底面は略20度の傾斜面71aとされ、その傾斜面71aには沸騰検知手段に相当する蒸気を感知して通電をオフする薄い板状のバイメタルスイッチ74が設けられる。
The bottom half of the front half of the
前記スイッチ収納ケース70の前方には、図8に示すようなパッキン67が嵌合される。パッキン67は、前方側に2個の長さの短い筒状部68と、後方側に略皿状の本体部69を有する一体のもので、筒状部68には第1パッキン開口68a及び第2パッキン開口68bを有し、本体部69は筒状部68側が略円弧状の壁面で、反対側が開口され、その開口の全外周端には図示しない嵌合溝が形成される。
A packing 67 as shown in FIG. 8 is fitted in front of the
そして、スイッチ収納ケース70の前端部に本体部69の嵌合溝を嵌合して図8に示すスイッチ収納ケースユニットを形成する。その結果、スイッチ支持台71の前方側半分とスイッチ収納ケース70とで形成される空間と、本体部69内の空間との間に蒸気通路になるケース上部空間72とケース下部空間73とが形成される。
And the fitting groove of the main-
前記スイッチ収納ケースユニットを、取手本体27aの後方側からパッキン67を前にして前方側に押し込む。すると、筒状部68の下方の第1パッキン開口68aは、第1取手蒸気開口27d及び第1ケース蒸気開口25bとを通り、第1パッキン開口68aの先端は、第1ケース蒸気開口25bの内側に突出する。また、筒状部68の上方の第2パッキン開口68bは、第2取手蒸気開口27e及び第2ケース蒸気開口25cとを通り、第2パッキン開口68bの先端は、第2ケース蒸気開口25cの内側に突出する。その状態を図6に示す。
The switch housing case unit is pushed forward from the rear side of the
そして、蓋体40を閉蓋すると、蓋体40の第1蓋蒸気開口62の外側外周には第1パッキン開口68aの先端が当接して、第1蓋蒸気開口62をシールし、第2蓋蒸気開口63が嵌合する蒸気回収ユニット80の蒸気導入口83aの外側外周には第2パッキン開口68bの先端が当接して、蒸気導入口83aをシールする。
When the
その結果、容器本体20内は、第1蓋蒸気開口62及び第1パッキン開口68aを介して、取手27内の上方のケース下部空間73及びケース上部空間72に連通し、さらにケース上部空間72は、第2パッキン開口68b及び蒸気導入口83aを介して、蓋体40内の蒸気回収ユニット80内に連通する。
As a result, the inside of the
そして、容器本体20内で発生する蒸気は、図3で矢印で示すように第1蓋蒸気開口62、第1パッキン開口68a、ケース下部空間73、ケース上部空間72、第2パッキン開口68b及び蒸気導入口83aの順で流れる。
The steam generated in the
蒸気が第1パッキン開口68aからケース下部空間73に水平に流れ込むと、蒸気は斜め上方に上昇する。ケース下部空間73では、略20度傾斜したスイッチ支持台71の傾斜面71aにバイメタルスイッチ74が設けられており、ケース下部空間73に浸入した蒸気の大部分は直接バイメタルスイッチ74に当たる。
When the steam flows horizontally from the first packing opening 68a into the case
バイメタルスイッチ74が蒸気を検知すると、押動スイッチ75がオフする。その結果、少量の蒸気であってもバイメタルスイッチ74で適切に検知することができるようになる。その結果、消費電力が低減する。
When the
バイメタルスイッチ74に直接当たった蒸気は、スイッチ支持台71の前方及び左右の隙間を通ってケース上部空間72に出、蒸気導入口83aから蒸気回収ユニット80内に導入される。このように蒸気経路は1経路であり、且つバイメタルスイッチ74を取手27の上方に設けることにより全体の経路長を短くできる。そのため、容器本体20内で発生する全蒸気がバイメタルスイッチ74に早期に流れるため、沸騰初期の少ない蒸気での検知が可能になる。
Steam directly hitting the
蓋体40の上部室53の押圧ボタン45の後方側には、図9に示すように蒸気回収ユニット80が水平に配置される。なお、蒸気回収ユニット80は、蓋カバー41との間及び上部室53との間に空気層である上部空間80a及び下部空間80bを有しており、容器本体20の熱の伝達を防止するとともに、蓋カバー41が熱くなり火傷する恐れを低減している。
As shown in FIG. 9, a
蒸気回収ユニット80は、略前方後円状の樹脂製部材であり、上ケース81及び下ケース82からなる。上ケース81及び下ケース82は、ほぼ同形であり、後方側に張出部83を有し、前方側に蒸気回収部84及び排水部85を有し、右側方にバイパス部86を有する。
The
また、上ケース81の外周部の下端には、全周に亘る長さの短いリブ81aと、中央に矩形状の開口を有する複数の開口係止片81bが垂下し、下ケース82の外周部の上端には、全周に亘る環状溝82aと、突起状の突条係止片82bが垂下しており、環状溝82a内にシールパッキン82d(図12参照)を介在した環状溝82a内にリブ81aを嵌入し、環状溝82aと突起状の突条係止片82bとを係止することにより、上ケース81と下ケース82とを組み立て、蒸気回収ユニット80が形成される。
Further, at the lower end of the outer peripheral portion of the
上ケース81及び下ケース82はそれぞれ同じ位置にビスボス81c及び82cを有しており、ビスボス81c及び82cに図示しないビスを挿入することにより蒸気回収ユニット80を蓋本体50に固定する。なお、上ケース81及び下ケース82は超音波溶着や振動溶着により結合してもよい。
The
上ケース81及び下ケース82の内部については、図10の下ケース82を用いて説明する。前記張出部83は、後方側に形成される部分で、平面視略矩形状で、側面視前方側に向かって若干傾斜している。そして、その傾斜面を後方側から見た後端面83bの形状は上述したように逆台形状で、その中央には蒸気導入口83aを有し、蒸気を蒸気回収ユニット80内に導入する。
The inside of the
前記蒸気回収部84は、導入した蒸気の全てを結露水にする部分で、第1迂回通路壁84a、第2迂回通路壁84b、第3迂回通路壁84c及び第4迂回通路壁84dを有し、各通路壁間に蒸気が流れる蒸気通路87を形成する。なお、符号88aは他のビスボスであり、上ケース81側から図示しないビスを挿入してビス止めする。また、88bは迂回板であり、蒸気を迂回させる。
The
第1迂回通路壁84aは、左側から右側に向かって設けられる壁で、その左側の上流端近傍が円弧状で残りが直線状であり、右側の下流側が前方側、即ち注出口26側に傾斜している。そして、上流端である円弧状の先端と左側の外周壁89との間には隙間84aaを有する。この隙間84aaは蒸気が素通りしない程度の狭い隙間とされる。そのため、蒸気は第1迂回通路壁84aに沿って右側の下流側に至り、第2迂回通路壁84bに向かう。このように上流端近傍を円弧状にすることにより、蒸気の回り込みを良好にする。その結果、蒸気の速度が速まり結露効果が向上する。
The first
第2迂回通路壁84bは、右側から左側に向かって設けられる壁で、その略中央にビスボス82cを有し、その右側の上流端近傍が円弧状で残りが直線状であり、左側の下流側が前方側、即ち注出口26側に傾斜している。そして、上流端である円弧状の先端と右側の外周壁89との間には隙間84bbを有する。この隙間84bbは蒸気が素通りしない程度の狭い隙間とされる。そのため、蒸気は第2迂回通路壁84bに沿って左側の下流側に至り、第3迂回通路壁84cに向かう。このように上流端近傍を円弧状にすることにより、蒸気の回り込みを良好にする。その結果、蒸気の速度が速まり結露効果が向上する。
The second
第3迂回通路壁84cは、左側から右側に向かって設けられる壁で、その左側の上流端近傍が円弧状で残りが直線状であり、右側の下流側が前方側、即ち注出口26側に傾斜している。そして、上流端である円弧状の先端と左側の外周壁89との間には隙間84ccを有する。この隙間84ccは蒸気が素通りしない程度の狭い隙間とされる。そのため、蒸気は第3迂回通路壁84cに沿って右側の下流側に至り、第4迂回通路壁84dに向かう。このように上流端近傍を円弧状にすることにより、蒸気の回り込みを良好にする。その結果、蒸気の速度が速まり結露効果が向上する。
The third
第4迂回通路壁84dは、右側から左側に向かって設けられる壁で、その右側の上流端はバイパス通路壁86aと一体になり、左側の下流側が前方側、即ち注出口26側に傾斜している。そのため、蒸気は第4迂回通路壁84dに沿って左側の下流側に至り、排水部85に向かう。
The fourth
このように、第1迂回通路壁84a、第2迂回通路壁84b、第3迂回通路壁84c及び第4迂回通路壁84dの全ては、下流側が前方側、即ち注出口26側に傾斜しているとともに、ジグザク状の蒸気通路87を形成しており、蒸気の結露水への変換を容易にするとともに、発生する結露水は容易に排水部85に集められる。
Thus, the first
前記排水部85は、蒸気レスとなって発生する結露水を集めて排水する部分であり、第4迂回通路壁84dと外周壁89との間の注出口26側に形成され、その中央には上下方向に開口する排水孔85aを有する。また、排水部85のまわりの底面は、図12で矢印で示すように、排水孔85aに向かって下方に傾斜しており、結露水の排水孔85aへの流れを良好にする。
The
前記バイパス部86は、蒸気レスとなった蒸気の圧力を外部に放出する部分であり、右側の外周壁89に沿って形成されるバイパス通路壁86aと右側の外周壁89との間にバイパス通路90を形成する。
The
そして、その上流側は排水部85の右側方に連通し、その下流側は張出部83近傍まで伸びている。そして、その下流側は張出部83とは遮断されるとともに、最下端の位置の上ケース81に設けられる排気口91に連通する。この結果、圧力はこの排気口91より上部室53を介して外部に放出される。
The upstream side communicates with the right side of the
上ケース81と下ケース82とを一体にした蒸気回収ユニット80を蓋本体50の上部室53に上部空間80a及び下部空間80bを有して取付けると、張出部83の後端が蓋本体50の第2蓋蒸気開口63に嵌入し、後端面83bの蒸気導入口83aは第2パッキン開口68bの先端に当接する。
When the
また、排水部85の排気口91は、図示しない環状パッキンを介して、区画壁51に形成される排水開口56cを囲む形態で当接する。
Moreover, the
その結果、容器本体20内で発生する蒸気は、第1蓋蒸気開口62、第1パッキン開口68a、ケース下部空間73、ケース上部空間72、第2パッキン開口68b及び蒸気導入口83aを介して蒸気回収ユニット80内に浸入する。
As a result, the steam generated in the
蒸気回収ユニット80内に浸入した蒸気は、図12で破線で示すように流れ、途中で全て結露水になる。そして、圧力は実線で示すようにバイパス通路90を経て排気口91より外部に放出される。残った結露水は、排水孔85a方向に集められる。
The steam that has entered the
注出時、電気ケトルSが前方に傾けられ、弁部材58が押し下げられると、シールパッキン59の幅広部分59bによって閉鎖されていた内部空間56bが注出通路57に連通するため、蒸気回収ユニット80内の結露水は排水孔85aより注出通路57に排出され、湯とともに注出口26より外部に排出される。
When the electric kettle S is tilted forward and the
なお、注出時、蒸気回収ユニット80内には蒸気導入口83aを介して容器本体20内の負圧が作用するため、排気口91から空気を導入する。この空気はバイパス通路90を通って蒸気回収ユニット80内を流れ、蒸気回収ユニット80を冷却する。そのため、続いて湯を沸かす場合の蒸気回収ユニット80での蒸気回収を良好にする。
At the time of extraction, air is introduced from the
このように空気を導入する排気口91を排水孔85aより後方側である取手27側に設けることにより蒸気回収ユニット80の冷却効果を高めることができる。
Thus, the cooling effect of the
図13に蒸気回収ユニット80の結露水の排出構造が異なる例を示す。この例は、排水孔85aを常時注出通路57に連通するものである。なお、既に説明したものと同じものは同じ符号を付して説明は省略する。
FIG. 13 shows an example in which the condensed water discharge structure of the
蒸気回収ユニット80は、ほぼ全ての構成は上述したものと同じである。相違は、図4A(A)で示すコ字状垂直壁56aと(B)で示す幅広部分59bがなく、蒸気回収ユニット80の排水孔85aが常時注出通路57に連通する点である。
The
また、このような構造であると、圧力が抜ける経路は、排水孔85aと排気口91の2箇所になること、排気口91は注出時の空気導入のために必要であるが、蒸気回収部84になく、この蒸気回収部84を冷却する効果は低いことをも踏まえて排気口91を閉鎖するか、或いは排気口91及びバイパス部86を廃止する。図13では排気口91を閉鎖した例を示す。
Further, with such a structure, there are two paths through which the pressure is released, that is, the
ところで、排気口91等を廃止すると、注出時に蒸気回収ユニット80内に空気が導入しなくなって結露水の排出が良好に行われなくなる。そのため新たに外気導入口95を設ける。
By the way, if the
この外気導入口95は、蒸気回収部84に外気が導入されればどの位置でもよいが、この例では、第2迂回通路壁84bと第3迂回通路壁84cとの間の蒸気通路87に連通するように上ケース81に設ける(図10参照)。なお、下ケース82では図12に丸破線で示す位置になる。
The outside
そして、この外気導入口95の内側には、常時は外気導入口95を閉鎖し、注出時に蒸気回収ユニット80内が負圧になると開放して蒸気回収ユニット80内に空気を取り込む図示しない板状の逆止弁が設けられる。
Inside this outside
このような構造であれば、注出時のみではなく、電気ケトルSを前方側に傾けたり、或いは単に蓋体40のみを前方側に傾けることにより、蒸気回収ユニット80内の結露水を排出することができる。また、外気導入口95を排水孔85aより後方側の蒸気回収部84に設けることにより蒸気回収ユニット80の冷却効果をより高めることができる。
With such a structure, not only at the time of pouring, but also by tilting the electric kettle S forward or simply tilting only the
なお、ユーザーが蓋体40を取り外し、注出口26側が上になるように置くと、蒸気回収ユニット80内に残った結露水を、各迂回通路壁と外周壁89との隙間84aa、84bb及び84ccを通して蒸気導入口83aから排出することができる。
When the user removes the
本願発明は、前記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。 The present invention is not limited to the configuration of the above-described embodiment, and can be appropriately changed in design without departing from the gist of the invention.
S…電気ケトル 20…容器本体
21…フランジ 22…ヒーター盤
23…ソケット 25…外ケース
25a…内周段部 25b…第1ケース蒸気開口
25c…第2ケース蒸気開口 26…注出口
27…取手 27a…取手本体
27b…カバー部材 27c…壁面
27d…第1取手蒸気開口 27e…第2取手蒸気開口
28…電線 29…ビス
30…底ケース 31…中央開口
33…電源台 34…接続端子
40…蓋体 41…蓋カバー
42…内蓋 44…開閉レバー
44a…レバー開口 44b…把持部
45…押圧ボタン 45a…ボタン開口
46…シールパッキン 50…蓋本体
51…区画壁 52…外周壁
53…上部室 54…下部室
55…スプリング 56…垂直壁
57…注出通路 58…弁部材
58a…弁本体 58b…弁棒
58c…安全弁 59…シールパッキン
60…スプリング受 61…凹嵌部
62…第1蓋蒸気開口 63…第2蓋蒸気開口
65…蒸気ダクト 67…パッキン
68…筒状部 68a…第1パッキン開口
68b…第2パッキン開口 69…本体部
70…スイッチ収納ケース 71…スイッチ支持台
71a…傾斜面 72…ケース上部空間
73…ケース下部空間 74…バイメタルスイッチ
75…押動スイッチ 76…表示灯
80…蒸気回収ユニット 80a…上部空間
80b…下部空間 81…上ケース
81a…リブ 81b…開口係止片
81c…ビスボス 82…下ケース
82a…環状溝 82b…突条係止片
82c…ビスボス 83…張出部
83a…蒸気導入口 83b…後端面
84…蒸気回収部 84a…第1迂回通路壁
84b…第2迂回通路壁 84c…第3迂回通路壁
84d…第4迂回通路壁 85…排水部
85a…排水孔 86…バイパス部
86a…バイパス通路壁 87…蒸気通路
89…外周壁 90…バイパス通路
91…排気口 95…外気導入口
84aa,84bb,84cc…隙間
S ...
Claims (1)
前記蓋体は、前記注出口と前記容器本体内とを連通可能にする弁部材と、前記容器本体内で発生する蒸気を回収する前記蓋体と別体で且つ前記蓋体内に設けられる蒸気回収ユニットを有し、
前記蒸気回収ユニットは、前記取手側に蒸気導入口を、前記注出口側の底面に排水孔を、内部に迂回通路を有し、
前記排水孔まわりの底面は、前記排水孔に向かって下方に傾斜し、
前記蒸気回収ユニットは、前記弁部材より前記取手側に位置することを特徴とする液体加熱容器。 Liquid heating having a container body, a spout, heating means for heating the liquid in the container body, a lid provided detachably above the container body, and a handle provided on the opposite side of the spout A container,
The lid body is a valve member that enables communication between the spout and the container body, and a vapor recovery unit that is separate from the lid body that collects steam generated in the container body and is provided in the lid body. Has a unit,
The steam recovery unit has a steam inlet on the handle side, a drain hole on the bottom surface of the spout side, and a bypass passage inside.
The bottom surface around the drain hole is inclined downward toward the drain hole,
The liquid heating container, wherein the vapor recovery unit is located closer to the handle than the valve member.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016085709A JP6288151B2 (en) | 2016-04-22 | 2016-04-22 | Liquid heating container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016085709A JP6288151B2 (en) | 2016-04-22 | 2016-04-22 | Liquid heating container |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012137429A Division JP5928182B2 (en) | 2012-06-19 | 2012-06-19 | Liquid heating container |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016152983A JP2016152983A (en) | 2016-08-25 |
JP6288151B2 true JP6288151B2 (en) | 2018-03-07 |
Family
ID=56760772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016085709A Active JP6288151B2 (en) | 2016-04-22 | 2016-04-22 | Liquid heating container |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6288151B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107242783A (en) * | 2017-08-02 | 2017-10-13 | 广东纳美仕电器有限公司 | A kind of electric kettle for improving water quality and improving efficiency to boil water |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10314029A (en) * | 1997-03-18 | 1998-12-02 | Guroria Mahobin Seisakusho:Kk | Water-leak preventive structure for heat-insulating pot overturned |
GB0303840D0 (en) * | 2003-02-20 | 2003-03-26 | Renton Garry | Safety kettle |
JP5081182B2 (en) * | 2009-02-03 | 2012-11-21 | パナソニック株式会社 | rice cooker |
JP5460456B2 (en) * | 2010-05-11 | 2014-04-02 | 日立アプライアンス株式会社 | rice cooker |
-
2016
- 2016-04-22 JP JP2016085709A patent/JP6288151B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016152983A (en) | 2016-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5928182B2 (en) | Liquid heating container | |
JP6213030B2 (en) | Electric kettle | |
JP5239354B2 (en) | Electric kettle | |
JP6265225B2 (en) | Liquid heating container | |
JP2009178409A (en) | Electric kettle | |
JP6070760B2 (en) | Electric water heater | |
JP6149972B2 (en) | Liquid heating container | |
JP2012081245A (en) | Electric kettle | |
JP6288151B2 (en) | Liquid heating container | |
JP6288150B2 (en) | Liquid heating container | |
JP6265224B2 (en) | Liquid heating container | |
JP2009172172A (en) | Electric kettle | |
JP6443383B2 (en) | Liquid heating container | |
JP5454615B2 (en) | Water heating vessel | |
JP5845628B2 (en) | Electric kettle | |
JP5928174B2 (en) | Liquid heating container | |
JP6443384B2 (en) | Liquid heating container | |
JP5321273B2 (en) | Electric kettle | |
JP2016152987A (en) | Liquid heating container | |
JP5626282B2 (en) | Electric kettle | |
JP2012152602A (en) | Water heating container | |
JP2015188671A (en) | rice cooker | |
JP5626280B2 (en) | Electric kettle | |
JP5966254B2 (en) | an electronic pot | |
JP5527279B2 (en) | Water heating vessel |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170509 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6288151 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |