JP6285874B2

JP6285874B2 - 通気風道用の実用的な可撓性接続装置

Info

Publication number: JP6285874B2
Application number: JP2014560892A
Authority: JP
Inventors: ヒクメット，ケセ
Original assignee: イシル・ミュヘンディスリク・マキナ・ヴェ・インシャート・サナイ・ティカレト・アノニム・シルケチ
Priority date: 2012-03-08
Filing date: 2013-02-21
Publication date: 2018-02-28
Anticipated expiration: 2033-02-21
Also published as: JP2015509580A; EA201491560A1; ES2630652T3; PL2880370T3; US20150099454A1; CN104160218A; EP2880370A1; CN104160218B; EP2880370B8; WO2013133775A1; EP2880370B1

Description

本発明は、主たる通気風道、分配点ならびにすべての種類のファン、装置および換気設備に対する可撓性通気風道の接続を確保すると共に、既存の接続装置とは異なり、可撓性通気風道にねじ留めによって取り付けられ、これにより可撓性通気風道が押圧されることによって自然なガスケットとして作用し、より漏れが少なく、より耐久的であり、より実用的であり、より経済的であり、かつより可撓性のある接続を可能にする接続装置に関する。

従来の技術において、可撓性通気風道を主たる風道、ある分配点、ならびにすべての種類のファン、装置および換気設備に接続するとき、一般的に、プラスチックの留具および絶縁テープが使用される。金属端部は、主たる通気風道に接続されることになる可撓性通気風道の端面に固定され、プラスチックの留具は接合部上に取り付けられる。封止のためにマスチック等の化学材料およびさらなる接着剤で接合領域を取り囲んだ後、風道、端部の端面および風道周りの絶縁層を絶縁テープで主たる通気風道に固定することが試みられる。これにより、取り付け時間が長くなる一方で、長期にわたって効果のある解決手段を提供することはできていない。また、プラスチックの留具および絶縁テープによる構成を失敗すると、間違いなく通気風道の外観を悪くさせる。取り付け時間の長期化は、結果として人件費の増大を招く。

従来の技術におけるこの問題を解消するために種々の構造の提供が試みられてきた。これらの構造のうち米国特許第５７４１０３０号においては、通気風道の平坦な面に固定するための、一体化された取り付けタブを有する末端フランジについて言及される。前記フランジは、異なる間隔の大きさに適合可能である一方で、凹凸のある側に固定することができる。

一方、米国特許第５８０６８３０号においては、暖房、冷房、排気、および空気再循環目的のための主たる通気風道または中継通気風道を接合するときの接続フランジとして使用される、１つのプラスチック部品から製造された装置について言及される。管状形状を有するこの装置は、第１の端面上に垂直なフランジを有し、かつ他方の端面上に締め付けタブを有する。

しかしながら、米国特許出願第２００８００９３８４３号においては、円筒状基部フランジが暖房、冷房、換気および空調（ＨＶＡＣ）システムにおける風箱の壁に設けた間隙に固定されると共に、可撓性通気管の内面に鉤形状に設けた締め付けタブによって、このフランジに設けた接続タブ上で接続が行われる構成および装置が記載される。

従来の技術におけるこれらすべての改良および開発は、可撓性通気風道を接続するための、実用的、審美的および経済的な関連する要求を完全に満たすことはできないであろう。これらの理由によって、関連技術分野において改良を行うことが必須となっている。

本発明の目的は、主たる通気風道および箱、分配点、ならびにすべての種類のファン、装置、および換気設備に対する実用的、審美的、耐久的および経済的な、可撓性通気風道の接続を確保する接続装置を提供することである。

本発明の対象である、可撓性通気風道を有する接続装置の取り付けを示す斜視図である。本発明の対象である接続装置が可撓性通気風道に固定される、異なる視点からの斜視図である。本発明の対象である接続装置の断面斜視図である。本発明の対象である接続装置の二次元断面図である。本発明の対象である装置の別の構成の取り付け、および可撓性通気風道がねじ留めされる端面の詳細図である。本発明の対象である装置の別の構成の取り付け、および可撓性通気風道がねじ留めされる端面の詳細図である。本発明の対象である、可撓性通気風道に固定される装置の別の構成の断面図である。

図１において、本発明の対象であり、ファンと共に、主たる通気風道に対して可撓性通気風道（２）を接続するための端部に配された装置（１）の斜視図が提示される。ここで、ファンを有する主たる通気風道に通気風道を接続する実用的な接続装置（１）は、空気制御を維持するために空気誘導羽根を含むことができる。前記据え付け装置（１）は、装置周りにある一定距離離れた可撓性通気風道（２）、および平行な円形伸長部としての締め付け環（５）を含む。前記締め付け環（５）は、前記可撓性通気風道（２）を取り囲むことによって固定される。前記風道（２）は、風道が含む円形の溝部および突出部によって前記締め付け環に容易に取り付けられることによってきつく締まる。

本発明の対象である装置（１）は、外部方向に向かう、ある長さの据え付け突出部（３）を含む。前記据え付け突出部（３）に設けられた据え付け孔（４）を通るねじ等の接続手段によって、可撓性通気風道自体を貫通することによって強固に留められる可撓性通気風道（２）は接続点に固定されることが確保される。図１、２、３、５および６に示されるように、据え付け突出部（３）は、前記装置（１）の４つの角部から外部方向に延びる角張った構造を有することができ、または円形もしくは六角形等の種々の多角形に構成することができる。ここで、重要な点は、可撓性通気風道（２）が（図面には示されていない）主たる通気風道に対して、または好ましくは４点のねじ留めによって接続点に対して、複数の点で実用的に、強固に、審美的におよび経済的に接続されることである。したがって、可撓性通気風道（２）の取り付けは、プラスチックの留具およびテープをいずれも必要とすることなく、実用的に実施することができる。

図１および図２からより容易に理解することができるように、接続装置は、可撓性風道にある長さにわたって入り込むと共に、可撓性通気風道（２）を留める実用的な接続装置（１）と主たる通気風道または接続点との間の端面において空気の流れを制御することに影響すると言われる羽根を収容する風道入口突出部を含む。

本発明の対象である実用性接続装置（１）は、前記据え付け孔（４）を貫通するねじによって主たる通気風道に対して可撓性通気風道（２）を強固に留める。前記装置（１）周りに設けられた据え付け突出部（３）は、従来の技術において使用されるプラスチックの留具およびテープの必要性を排除することの他に、装置が有する据え付け孔（４）によってねじ留め据え付けを可能にすることによってより耐久的かつ長寿命となる取り付けへの道を整える。

１接続装置
２可撓性通気風道
３取り付け突出部
４据え付け孔
５締め付け環
６ファン

Claims

プラスチックの留具またはテープのいずれの必要性もなく、可撓性通気風道（２）を主たる通気領域または接続点に実用的に固定する接続装置（１）であって、
前記可撓性通気風道（２）が、端部を取り囲むことによって前記可撓性通気風道（２）が強固に留まる１つの締め付け環（５）と、前記風道の中心に対して垂直な前記締め付け環の外部方向に配された少なくとも１つの据え付け突出部（３）と、ねじ等の接続手段を用いて主たる風道に対して前記据え付け突出部（３）によって留められる前記可撓性通気風道（２）を固定するための少なくとも１つの据え付け孔（４）と、を含み、前記据え付け突出部（３）は、前記締め付け環（５）の４つの角部から外部方向に延びる角ばった構造を有し、また、該据え付け突出部は多角形に構成することができることを特徴とする接続装置。
前記装置は、前記装置（１）および前記可撓性通気風道（２）と、挿入されることを目的とする主たる風道または接続点との間の自然なガスケットとして作用することを特徴とする請求項１に記載の接続装置。
プラスチックの留具またはテープのいずれの必要性もなく、可撓性通気風道（２）を主たる通気領域または接続点に実用的に固定する接続装置（１）であって、
前記通気風道（２）が、端部を取り囲むことによって前記通気風道（２）が強固に留まる少なくとも１つの据え付け突出部（３）を有し、
前記据え付け突出部（３）によって留められる前記通気風道が前記据え付け突出部（３）を通じてねじ留めされることによって主たる風道に接続されることを特徴とする接続装置。