JP6284437B2 - 体臭抑制剤 - Google Patents

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Description

本発明は体臭抑制剤に関する。詳しくは、皮膚に塗布することなどにより、腋臭などの体臭に対して優れた防臭効果を発揮する体臭抑制剤に関する。
大衆に不快感を与える、腋臭、足臭、汗臭等の体臭は、主に、皮脂等の脂質と汗との混合物が皮膚常在菌により分解されることにより生じる。例えば、腋臭は、腋窩に存在するアポクリン汗腺から分泌される分泌物に含まれる脂質の分解物である脂肪酸の臭気等に起因する。
このような体臭を抑制するために、従来、殺菌、制汗や消臭などの様々な手法が用いられている(例えば、非特許文献1参照)。例えば、殺菌成分として、イソプロピルメチルフェノールなどのノニオン性殺菌剤を含む体臭抑制剤が知られている(例えば、特許文献1参照)。これらの体臭抑制剤は、ローション、エアゾールスプレー、ロールオン、ジェル、乳液、シートなどの様々な剤型で使用される。
特開2002−080335号公報
光井武夫編、「新化粧品学」、第2版、株式会社南山堂、2001年、p.510−515
上記ノニオン性殺菌剤は水への溶解性が低いため、製剤化に際しては、一価アルコールを比較的多量に配合させることが多い。また、ジェルやロールオンなど剤型の体臭抑制剤の中には、セルロース系やアクリル酸系の増粘剤で増粘されて調製されるものがある。しかしながら、一価アルコールを比較的多量に配合し、上記増粘剤で増粘されたジェル剤等は、低温環境下で凍結した際に、製剤中の水が分離する「離漿」が生じる場合があり、低温安定性が不十分となる場合があった。
また、近年、より一層の体臭抑制機能向上が求められてきており、例えば、殺菌剤に加えて、より一層優れた消臭機能を有する消臭成分を配合することが求められてきている。そこで、本発明者らは、鋭意検討した結果、酸化亜鉛などの従来一般的に知られている消臭成分と比べて、活性炭が極めて優れた消臭機能を有することを見出し、活性炭を配合した体臭抑制剤の作製を試みた。しかしながら、活性炭を配合した体臭抑制剤は、皮膚や衣類等に塗布して用いた場合には、体臭抑制剤を塗布された皮膚等が黒く汚れてしまい、実用に適さないことがわかった。
従って、本発明の目的は、ノニオン性殺菌剤と一価アルコールとを含み、セルロース系やアクリル酸系の増粘剤で増粘させた体臭抑制剤であって、体臭抑制効果と低温安定性に優れ、なおかつ、塗布対象を黒く汚すことがなく実用適性にも優れた体臭抑制剤を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討した結果、ノニオン性殺菌剤、一価アルコール、並びに、セルロース系増粘剤及び/又はアクリル酸系増粘剤を含有する体臭抑制剤に、活性炭の表面に酸化チタンを存在させた酸化チタン被覆活性炭を配合し、特定の配合組成とすることによって、体臭抑制効果と低温安定性に優れ、なおかつ、塗布対象である皮膚等を黒く汚すことがなく実用適性にも優れた体臭抑制剤を得ることができることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cと、下記成分Dと、下記成分Eとを含有し、上記成分Aの含有量が0.05〜1.0質量%であり、上記成分Bの含有量が30.0〜80.0質量%であり、上記成分Cの含有量が0.10〜2.0質量%であり、上記成分Dの含有量が0.10〜2.0質量%であることを特徴とする体臭抑制剤を提供する。
成分A:ノニオン性殺菌剤
成分B:炭素数1〜3の一価アルコール
成分C:セルロース系増粘剤、及びアクリル酸系増粘剤からなる群より選ばれた増粘剤
成分D:活性炭と、上記活性炭の表面に存在する酸化チタンとを含む酸化チタン被覆活性炭
成分E:水
また、上記活性炭の平均粒径は15.0〜50.0μmが好ましい。
また、上記酸化チタンの平均粒径は0.01〜0.5μmが好ましい。
さらに、上記活性炭100質量部に対する、上記酸化チタンの質量割合は500〜1500質量部が好ましい。
上記体臭抑制剤は、ジェル状の体臭抑制剤であることが好ましい。
加えて、本発明は、ロールオン容器と、上記ロールオン容器内に充填されている上記の体臭抑制剤とを備えるロールオン製品を提供する。
本発明の体臭抑制剤は、上記構成を有することにより、優れた体臭抑制効果を有する。また、低温環境下にて凍結した場合などでも、体臭抑制剤より水が分離する「離漿」を抑制することができ、低温安定性に優れる。なおかつ、皮膚や衣類等に塗布して用いる場合に、塗布対象である皮膚等を黒く汚すことがなく実用適性にも優れる。
本発明の体臭抑制剤は、ノニオン性殺菌剤、炭素数1〜3の一価アルコール、セルロース系増粘剤及びアクリル酸系増粘剤からなる群より選ばれた増粘剤、酸化チタン被覆活性炭、並びに水を必須の成分として含有する。なお、本明細書においては、上記ノニオン性殺菌剤を「成分A」;上記炭素数1〜3の一価アルコールを「成分B」;上記セルロース系増粘剤及びアクリル酸系増粘剤からなる群より選ばれた増粘剤を「成分C」;上記酸化チタン被覆活性炭を「成分D」、上記水を「成分E」と称する場合がある。また、成分Dである酸化チタン被覆活性炭を構成する活性炭を、「活性炭(a)」と称する場合がある。また、成分Dである酸化チタン被覆活性炭を構成する酸化チタンを「酸化チタン(b)」と称する場合がある。
本発明の体臭抑制剤は、上記成分A、成分B、成分C、成分D、成分E以外の成分を含んでいてもよい。また、本発明の体臭抑制剤に含まれる各成分、例えば、成分A、成分B、成分C、成分Dや成分Eは、それぞれ、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
[成分A:ノニオン性殺菌剤]
上記成分Aとしては、特に限定されないが、例えば、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、トリクロカルバン、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオンなどが挙げられる。中でも、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサンが好ましい。上記成分Aは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。ノニオン性殺菌剤は、低刺激性である点や、多種の容器で使用可能な点で好ましい。
本発明の体臭抑制剤中の成分Aの含有量は、本発明の体臭抑制剤100質量%に対して、0.05〜1.0質量%であり、好ましくは0.05〜0.5質量%である。成分Aの含有量が0.05質量%以上であることにより、殺菌効果による本発明の体臭抑制剤の体臭抑制効果が向上する。また、成分Aの含有量が1.0質量%以下であることにより、低温安定性が向上する。さらに、肌への刺激がより一層低減するため好ましい。
[成分B:炭素数1〜3の一価アルコール]
上記成分Bは、炭素数1〜3の一価アルコールである。成分Bとしては、例えば、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコールなどが挙げられる。上記の中でも、エタノールが好ましい。成分Bは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。成分A(ノニオン性殺菌剤)は、水への溶解性が低いため、成分Bは成分Aの溶解性を高める役割を有する。
本発明の体臭抑制剤中の成分Bの含有量は、本発明の体臭抑制剤100質量%に対して、30.0〜80.0質量%であり、好ましくは40.0〜75.0質量%である。成分Bの含有量が30.0質量%以上であることにより、成分Aの溶解性が向上して製剤安定性が良好となる。このため、べたつきの原因となる界面活性剤を未添加や少量添加としても優れた製剤安定性が得られるため好ましい。また、成分Bの含有量が80.0質量%以下であることにより、成分Cの分散性が向上し、さらに成分Cによる増粘効果が十分に発揮される。さらに、肌への刺激がより一層低減するため好ましい。
[成分C:セルロース系増粘剤及びアクリル酸系増粘剤からなる群より選ばれた増粘剤]
上記成分Cは、セルロース系増粘剤及びアクリル酸系増粘剤のうちの、いずれか一方または両方である。成分Cは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
上記セルロース系増粘剤としては、特に限定されないが、例えば、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどが挙げられる。
上記アクリル酸系増粘剤は、特に限定されないが、(メタ)アクリル酸モノマー及び/又は(メタ)アクリル酸アルキルモノマーを必須の構成成分として形成されたコポリマーおよびクロスポリマーである。具体的には、例えば、カルボキシビニルポリマー、(メタ)アクリル酸アルキルコポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー;アクリレーツ/メタクリル酸ポリオキシエチレン(20)セチルエーテルコポリマー、アクリレーツ/メタクリル酸ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテルコポリマー、アクリレーツ/メタクリル酸ポリオキシエチレン(25)べへニルエーテルコポリマーなどの(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテルコポリマー;アクリレーツ/イタコン酸ポリオキシエチレン(20)セチルエーテルコポリマー、アクリレーツ/イタコン酸ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテルコポリマーなどの(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテルコポリマー;アクリレーツ/メタクリル酸ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテルクロスポリマーなどの(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル/(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテルクロスポリマー;アクリレーツ/ネオデカン酸ビニルクロスポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、(N−ビニルピロリドン−N、N−ジメチルアミノエチルメタクリレート)クロスポリマー(ポリアクリレート−1)などが挙げられる。中でも、カルボキシビニルポリマー、(メタ)アクリル酸アルキルコポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーが好ましい。なお、括弧内の数値は、酸化エチレンの平均付加モル数を表す。
本発明の体臭抑制剤中の成分Cの含有量は、本発明の体臭抑制剤100質量%に対して、0.10〜2.0質量%であり、好ましくは0.20〜2.0質量%である。成分Cの含有量が0.10質量%以上であることにより、本発明の体臭抑制剤が適度に増粘され、肌上での垂れ落ちを防ぐことができる。また、成分Cの含有量が2.0質量%以下であることにより、体臭抑制剤を塗布した後、乾きかけの際の不快なべたつきがなく、乾いた後の被膜の透明性を損なわずに配合することができる。
[成分D:酸化チタン被覆活性炭]
上記成分Dである酸化チタン被覆活性炭は、活性炭の表面に酸化チタンが存在する構造を有する複合体である。成分Dは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
すなわち、成分Dは、活性炭(a)と、活性炭(a)の表面に存在する酸化チタン(b)を少なくとも含む。成分Dは、活性炭(a)、酸化チタン(b)以外の成分を含んでいてもよい。活性炭(a)、酸化チタン(b)、および活性炭(a)、酸化チタン(b)以外の成分は、それぞれ、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
上記活性炭(a)は、特に限定されないが、多孔質の炭素質物質である。活性炭(a)は、炭素以外にも、水素、酸素、無機成分等を含んでいてもよい。活性炭(a)は、特に限定されないが、粉末活性炭が好ましい。
上記活性炭(a)の原料としては、特に限定されず、活性炭の原料として一般的に用いられるものを用いることができる。具体的には、例えば、ヤシ殻、木材、おが屑、石炭、フェノール樹脂、レーヨン、アクリロニトリル、石炭ピッチ、石油ピッチなどが挙げられる。中でも、ヤシ殻、木材、フェノール樹脂、石炭が好ましい。
上記活性炭(a)の平均粒径(平均粒子径)は、特に限定されないが、15.0〜50.0μmが好ましく、より好ましくは18.0〜45.0μm、さらに好ましくは20.0〜42.0μmである。活性炭(a)の平均粒径が上記範囲内であることにより、成分Dが白色となるため、本発明の体臭抑制剤を塗布した際に塗布対象である皮膚等を黒く汚すこと(以下、「塗布汚れ」と称する場合がある)がなく、なおかつ、体臭抑制効果も優れたものとなる効果がより一層向上するため好ましい。また、皮膚に塗布して用いる場合には、使用感にも優れる。さらに、本発明の体臭抑制剤をスプレー容器に充填して用いる場合には、ノズルの詰まりを防止できる。上記平均粒径が15.0μm未満では、酸化チタン被覆活性炭が灰色から黒色となり塗布汚れが生じやすくなる場合、多量の酸化チタンを被覆させて白色化させると吸着能が低下するため、塗布汚れ防止と体臭抑制効果を両立できなくなる。一方、上記平均粒径が50.0μmを超えると、体臭抑制剤を皮膚に塗布した場合にざらつきが生じ、使用感が低下する。さらに、スプレー容器に充填して用いる場合には、ノズル詰まりが生じやすくなる。
なお、上記「活性炭(a)の平均粒径」は、成分Dを構成する活性炭全体の平均粒径を意味する。また、本明細書において、活性炭(a)の平均粒径は、レーザー回折散乱法により測定することができ、例えば、レーザー回折・散乱式粒度分析計「MT3300」(日機装株式会社製)により測定することができる。
上記活性炭(a)の中心細孔径は、特に限定されないが、成分Dの吸着能を向上させ体臭抑制効果を向上させる観点から、0.1〜10.0nmが好ましく、より好ましくは0.5〜2.0nmである。活性炭(a)の中心細孔径は、特に限定されないが、例えば、BET法により測定することができ、例えば、細孔分布測定装置「Belsorp」(日本ベル株式会社製)により測定することができる。
上記活性炭(a)のヨウ素吸着量は、特に限定されないが、酸化チタン被覆活性炭の吸着能を向上させ体臭抑制効果を向上させる観点から、100〜3000mg/gが好ましく、より好ましくは500〜2000mg/gである。本明細書において、活性炭(a)のヨウ素吸着量は、滴定法(JIS K 1417)により測定することができる。
上記活性炭(a)は、公知の製造方法により製造することができる。例えば、公知の活性炭を粉砕および分級する方法により製造することができる。また、活性炭(a)は市販品を用いることもできる。市販品としては、特に限定されないが、例えば、商品名「太閤A」(フタムラ化学株式会社製)などが挙げられる。
上記酸化チタン(b)としては、特に限定されず、公知の酸化チタン(二酸化チタン)を用いることができる。上記酸化チタン(b)としては、特に限定されないが、例えば、ルチル型、アナターゼ型、ブルッカイト型の酸化チタンが挙げられる。
上記酸化チタン(b)の平均粒径は、特に限定されないが、0.001〜1.0μmが好ましく、より好ましくは0.01〜0.5μm、より好ましくは0.1〜0.4μm、さらに好ましくは0.2〜0.3μmである。酸化チタン(b)の平均粒径が上記範囲内であることにより、成分Dを白色とする効果が向上するため、本発明の体臭抑制剤の塗布汚れを防止する効果がより一層向上するため好ましい。上記平均粒径が0.001μm未満では、成分Dが灰色から黒色となり、塗布汚れが生じ体臭抑制剤の実用適性が低下する場合がある。
なお、上記「酸化チタン(b)の平均粒径」は、成分Dを構成する酸化チタン全体の平均粒径を意味する。また、本明細書において、酸化チタン(b)の平均粒径(球相当径)は、BET法(又は簡易BET法)により測定される比表面積より算出することができる。
上記酸化チタン(b)は市販品を用いることができる。市販品としては、特に限定されないが、例えば、商品名「タイペークCR−50」(石原産業株式会社製)、商品名「MT−700B」(テイカ株式会社製)などが挙げられる。
成分Dは、樹脂を含んでいてもよい。上記樹脂は、特に限定されないが、バインダー樹脂として用いられる。上記樹脂としては、特に限定されないが、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、セルロース樹脂などが挙げられる。中でも、アクリル樹脂(特に、水性アクリル樹脂)が好ましく、例えば、アクリル酸アルキル共重合体などが挙げられる。
成分Dは、特に限定されないが、金属塩などを含んでいてもよい。
成分Dにおいて、活性炭(a)100質量部に対する、酸化チタン(b)の質量割合は、特に限定されないが、10〜10000質量部が好ましく、より好ましくは100〜5000質量部、より好ましくは500〜2000質量部、より好ましくは500〜1500質量部、より好ましくは550〜1050質量部、さらに好ましくは600〜1000質量部である。すなわち、[活性炭(a):酸化チタン(b)](質量比)は、1:0.1〜1:100が好ましく、より好ましくは1:1〜1:50、より好ましくは1:5〜1:20、より好ましくは1:5〜1:15、より好ましくは1:5.5〜1:10.5、さらに好ましくは1:6〜1:10である。活性炭(a)に対する酸化チタン(b)の割合が上記範囲よりも小さい(酸化チタン(b)が少ない)場合には、成分Dが灰色から黒色となり、塗布汚れが生じ体臭抑制剤の実用適性が低下する場合がある。一方、活性炭(a)に対する酸化チタン(b)の割合が上記範囲よりも大きい(酸化チタン(b)が多い)場合には、成分Dの吸着能が低下し、体臭抑制剤の体臭抑制効果が低下する場合がある。
成分D中の、活性炭(a)の含有量と酸化チタン(b)の含有量の合計量は、特に限定されないが、成分D100質量%に対して、50.0質量%以上(50.0〜100質量%)が好ましく、より好ましくは70.0質量%以上、さらに好ましくは80.0質量%以上である。また、上限値は特に限定されず、100質量%以下が好ましく、より好ましくは99.95質量%以下である。90.0質量%以下であってもよく、85.0質量%以下であってもよい。
成分D中の、上記樹脂の含有量は、特に限定されないが、活性炭(a)に対する酸化チタン(b)の付着性向上等の観点から、成分D100質量%に対して、0.005〜10.0質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜1.0質量%である。
成分Dにおいて、酸化チタン(b)は、活性炭(a)の表面に存在する。すなわち、成分D(酸化チタン被覆活性炭)は、活性炭(a)が酸化チタン(b)により被覆された構造を有している。なお、成分Dにおいては、活性炭(a)の表面の全面が酸化チタン(b)によって被覆されていてもよいし、活性炭(a)の表面の一部のみが酸化チタン(b)によって被覆されていてもよい。
成分Dは、活性炭(a)の表面上に、酸化チタン(b)を付着させることにより形成される。好ましくは、活性炭(a)の表面上に、上記樹脂を介して酸化チタン(b)を付着させることにより形成される。
成分Dの製造方法としては、特に限定されず、公知の方法を用いることが可能で、例えば、特開平4−256436号公報に記載の白色活性炭の製造方法、特開2005−263610号公報に記載の酸化チタン被覆活性炭の製造方法を用いることができる。
成分Dの具体的な製造方法としては、例えば、以下のとおりである。活性炭(a)、酸化チタン(b)、および上記樹脂のエマルションを混合し、活性炭(a)の表面を酸化チタン(b)で被覆する。次いで、得られた酸化チタン(b)で被覆された活性炭(a)を乾燥し、さらに必要に応じて、粒状に解砕して、成分D(酸化チタン被覆活性炭)を得る。
本発明の体臭抑制剤中の成分Dの含有量は、本発明の体臭抑制剤100質量%に対して、0.10〜2.0質量%であり、好ましくは0.20〜1.0質量%である。成分Dの含有量が0.10質量%以上であることにより、本発明の体臭抑制剤が低温(例えば、−30〜−10℃)で凍結した際にも、凍結により離漿(水の分離)が生じることを抑制でき、低温安定性が向上する。さらに、本発明の体臭抑制剤の体臭抑制効果がより一層向上する。また、成分Dの含有量が2.0質量%以下であることにより、本発明の体臭抑制剤の皮膚上での白浮きを防止する効果がより一層となるため好ましい。一般的に本発明の体臭抑制剤のように、一価アルコールを比較的多量に含む製剤を、成分Cのような増粘剤で増粘させたジェル製剤は、低温下で離漿を生じる場合がある。本発明においては、成分Dの配合により、上記ジェル製剤の低温下での離漿を著しく抑制し、低温安定性を飛躍的に向上させたことが特徴である。
[成分E:水]
上記成分Eは、特に限定されないが、精製水が好ましい。本発明の体臭抑制剤中の成分Eの含有量は、特に限定されないが、乾きのはやさの観点から、本発明の体臭抑制剤100質量%に対して、15.0〜69.0質量%が好ましく、より好ましくは20.0〜59.0質量%である。
[その他の成分]
本発明の体臭抑制剤は、成分A、成分B、成分C、成分D、成分E以外の成分(その他の成分)を含んでいてもよい。その他の成分としては、例えば、界面活性剤、油脂、炭化水素油、ロウ類、高級脂肪酸、エステル油、シリコーン油、高級アルコール、多価アルコール、ステロール類、保湿剤、pH調整剤、無機顔料、色素、酸化防止剤、紫外線吸収剤、ビタミン類、収斂剤、美白剤、動植物抽出物、金属イオン封鎖剤、防腐剤、制汗成分、消臭成分、清涼化剤、香料等が挙げられる。
本発明の体臭抑制剤は、制汗成分を含有してもよい。上記制汗成分は、皮膚を収斂することにより汗の発生を抑制する薬剤である。上記制汗成分としては、特に限定されないが、例えば、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛などが挙げられる。
本発明の体臭抑制剤は、成分D以外の消臭成分を含有してもよい。上記消臭成分は、臭いを発する物質と反応したり、臭いを発する物質を吸着したり、臭いをマスクしたりして、臭いを消す効果を有する薬剤である。上記消臭成分としては、特に限定されないが、例えば、酸化亜鉛などの金属酸化物、シリカ、アルキルジエタノールアミド、ヒドロキシアパタイト、茶抽出物、香料、酸化防止剤などが挙げられる。
上記油脂としては、特に限定されないが、例えば、アボガド油、つばき油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ヒマシ油などが挙げられる。上記ロウ類としては、特に限定されないが、例えば、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油、ミツロウ、ラノリンなどが挙げられる。上記炭化水素油としては、特に限定されないが、例えば、流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、スクワレン、スクワランなどが挙げられる。上記エステル油としては、特に限定されないが、例えば、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、モノステアリン酸プロピレングリコール、モノラウリン酸プロピレングリコール、イソステアリン酸ポリグリセリルなどが挙げられる。上記シリコーン油としては、特に限定されないが、例えば、メチルポリシロキサン、平均重合度が650〜7000である高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサンなどの鎖状シリコーン;メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサンなどの環状シリコーン;アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体などのアミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーンなどの変性シリコーンなどが挙げられる。
上記高級アルコールとしては、特に限定されないが、例えば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコールなどが挙げられる。上記多価アルコールとしては、特に限定されないが、例えば、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオールなどが挙げられる。
上記界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、アルキルグリセリルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油、グリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセリルエーテル脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、シリコーン界面活性剤などのノニオン界面活性剤;アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アシルN−メチルタウリン塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、N−アシルアミノ酸塩などのアニオン界面活性剤;塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウムなどのカチオン界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの両性界面活性剤が挙げられる。
上記清涼化剤としては、特に限定されないが、例えば、メントール、メンチルグリセリルエーテル、乳酸メンチル、ハッカ油、ペパーミント油、カンファー、イシリンなどが挙げられる。上記酸化防止剤としては、特に限定されないが、例えば、トコフェロール及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体などが挙げられる。上記金属イオン封鎖剤としては、特に限定されないが、例えば、エデト酸塩、リン酸、ポリリン酸ナトリウムなどが挙げられる。上記pH調整剤としては、特に限定されないが、例えば、クエン酸、酒石酸などが挙げられる。
本発明の体臭抑制剤は、ジェル、ロールオンなどの剤型であることが好ましい。中でも、本発明の体臭抑制剤は、ジェル剤、ロールオン剤であることが好ましい。なお、本発明の体臭抑制剤の製剤化は、一般に知られている製造方法により行うことができる。
本発明の体臭抑制剤は、体臭を抑制する目的で用いられる防臭剤(消臭剤、デオドラント剤とも称する)である。本発明の体臭抑制剤は、特に限定されないが、塗布汚れを防止する効果を有する観点から、皮膚に対して用いられる皮膚用の体臭抑制剤、衣類に対して用いられる衣類用の体臭抑制剤、または、履物に対して用いられる履物用の体臭抑制剤であることが好ましい。さらに、皮膚、衣類または履物に塗布(特に直接塗布)して用いる体臭抑制剤であることが好ましい。特に、皮膚に直接塗布して用いる体臭抑制剤であることが好ましい。なお、上記塗布(直接塗布)とは、噴霧、噴射による塗布の意味も含むものとする。置き型や吊り下げ型の防臭剤としては、本発明の効果が十分に発揮されない場合がある。本発明の体臭抑制剤を、身体に塗布する場合の塗布部としては、特に限定されないが、例えば、腋下、腕、足、足裏、首、胸、臀部などが挙げられる。上記衣類としては、特に限定されないが、例えば、ジャケット、ワイシャツ、コート、Tシャツ、トレーナー、セーター、ジャージ、ズボン、スラックス、ジーンズ、スカート、ワンピース、ドレス、下着、パジャマ、浴衣、帽子、スカーフ、バンダナ、マフラー、ネクタイ、手袋、帯、ベルト、靴下、足袋、レッグウォーマー、タイツなどが挙げられる。上記履物としては、特に限定されないが、例えば、靴、スニーカー、ハイヒール、パンプス、ミュール、ブーツ、サンダル、スリッパ、下駄などが挙げられる。
本発明の体臭抑制剤は、ジェル状(ゲル状)の剤型であることが好ましい。特に、水性ジェル状の剤型であることが好ましい。本発明の体臭抑制剤の粘度は、特に限定されないが、25℃の測定条件下で、1000〜500000mPa・sが好ましく、より好ましくは2000〜100000mPa・sである。なお、上記粘度は、例えば、TVB型回転粘度計(TVB−22L,東機産業社製)を用いて測定することができる。
本発明の体臭抑制剤を、ロールオン製品として用いる場合について、以下に、より詳細に説明する。上記ロールオン製品は、ロールオン容器と、上記ロールオン容器内に充填されている本発明の体臭抑制剤とを備える。ロールオン容器は、塗布部にロールを備える。ロールは、円筒部材であってもよく、球状部材であってもよい。
本発明の体臭抑制剤における成分Dは、従来の体臭抑制剤に用いられている消臭成分と比較して、格段に優れた体臭抑制効果を有する。本発明の体臭抑制剤は、さらに制汗剤や殺菌剤を含有することにより、体臭抑制効果をより一層向上することができる。このため、本発明の体臭抑制剤は、優れた体臭抑制効果を発揮することができる。
また、成分Dは白色であるため、本発明の体臭抑制剤を塗布した場合に、塗布対象が黒く汚れることがない。このため、皮膚、衣類や履物に塗布して用いることができ、実用適性に優れる。成分Dのかわりに、黒色の活性炭を用いた場合には、皮膚や衣類などの塗布対象が黒く汚れてしまうため、実用上これらに直接塗布して用いることができない。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。尚、配合量は、特記しない限り、有効成分の配合量であり、「質量%」で表す。
酸化チタン被覆活性炭(D−1)の製造例
活性炭(商品名「GW−B32/60」、クラレケミカル株式会社製)を解砕機を用いて破砕し、さらに分級して、平均粒径:40.9μmの活性炭(粉末活性炭)を得た。
45%アクリル酸アルキル共重合体液(商品名「ヨドゾールGH800F」、アクゾノーベル(AkzoNobel)社製)0.1gに、精製水5.1gを加え、十分に撹拌し、混合液(1)を得た。
混合液(1)2.7gを撹拌しながら、混合液(1)を上記で得られた活性炭(平均粒径:40.9μm)1.8gに混合し、混合液(2)を得た。
得られた混合液(2)に酸化チタン(商品名「CR−50」、石原産業株式会社製、平均粒径:0.25μm)10.8gを混合し、混合液(3)を得た。
次いで、得られた混合液(3)を115℃で2時間乾燥し、さらに、乾燥物を解砕機にて粉状に解砕して酸化チタン被覆活性炭(D−1)を得た。
実施例1
下記組成に従い、各成分を混合し、体臭抑制剤を調製した。より具体的には、以下の通りである。
イソプロピルメチルフェノールをエタノールに混合して溶解させた後、精製水を添加して均一化した。その後、ディスパーを用いて分散させながら、酸化チタン被覆活性炭(D−1)を添加した。さらに、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーを添加、均一化して、体臭抑制剤を得た。
<組成>
イソプロピルメチルフェノール : 0.3質量%
エタノール :70.0質量%
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー: 1.5質量%
酸化チタン被覆活性炭(D−1) : 1.0質量%
精製水 :22.2質量%
クロルヒドロキシアルミニウム : 5.0質量%
比較例1
下記組成に従い、実施例1と同様にして、体臭抑制剤を調製した。
<組成>
イソプロピルメチルフェノール : 0.3質量%
エタノール :70.0質量%
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー: 1.5質量%
精製水 :23.2質量%
クロルヒドロキシアルミニウム : 5.0質量%
なお、上記(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーは、クラリアントジャパン社製、商品名「Aristoflex AVC」を用いた。
(評価)
実施例及び比較例で得られた各体臭抑制剤について、下記評価を行った。
(1)低温安定性(離漿抑止性)
容量140mLのガラス瓶(マヨネーズ瓶)に、各体臭抑制剤約100mLを充填し、サンプルとした。サンプルを12時間静置後、約−20℃、24時間の条件にて凍結させた後、室温下で融解させた。さらに、サンプルを、約−20℃、24時間の条件にて凍結させた後、室温下で融解させる工程を2回繰り返した(即ち、凍結・融解の工程を計3回行った)。その後、サンプルの外観を目視にて観察した。
上記評価の結果、実施例1で得られた体臭抑制剤には離漿は見られず、優れた低温安定性を有していた。一方、比較例1で得られた体臭抑制剤には離漿が見られ、サンプルは、ゲル部と液部に明確に分離しており、低温安定性に劣っていた。
(2)体臭抑制効果
被験者の腋窩を無香料石鹸で洗浄後、一方の腋窩に実施例1で得られた体臭抑制剤(塗布量:約1.0g)を塗布した(塗布部)。比較のため、もう一方の腋窩には体臭抑制剤を塗布しなかった(未塗布部)。塗布6時間後に、両方の腋窩(塗布部、未塗布部)の臭気を下記評価基準に従い、被験者8名について専門パネル3名で評価した。
<におい強度の評価基準>
0点:におわない。
1点:かすかににおう。
2点:弱くにおう。
3点:はっきりにおう。
4点:やや強くにおう。
5点:かなり強くにおう。
上記評価の結果、実施例1の体臭抑制剤は、Wilcoxon検定において有意に臭気の抑制効果を発揮していた。即ち、未塗布部に比べて塗布部の方が、におい強度の点数が低く、におい強度が弱かった。
(3)塗布汚れ
実施例1で得られた体臭抑制剤を、被験者の上腕内側部に塗布し、塗布部を目視にて評価した。その結果、塗布部に黒い汚れ及び白浮きは見られず、実施例で得られた体臭抑制剤は塗布汚れの抑止性に優れていることがわかった。

Claims (6)

  1. 下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cと、下記成分Dと、下記成分Eとを含有し、
    前記成分Aの含有量が0.05〜1.0質量%であり、
    前記成分Bの含有量が30.0〜80.0質量%であり、
    前記成分Cの含有量が0.10〜2.0質量%であり、
    前記成分Dの含有量が0.10〜2.0質量%であることを特徴とする体臭抑制剤。
    成分A:ノニオン性殺菌剤
    成分B:炭素数1〜3の一価アルコール
    成分C:セルロース系増粘剤、及びアクリル酸系増粘剤からなる群より選ばれた増粘剤
    成分D:活性炭と、前記活性炭の表面に存在する酸化チタンとを含み、前記活性炭100質量部に対する、前記酸化チタンの質量割合が550〜1500質量部である酸化チタン被覆活性炭
    成分E:水
  2. 前記活性炭の平均粒径が15.0〜50.0μmである請求項1に記載の体臭抑制剤。
  3. 前記酸化チタンの平均粒径が0.01〜0.5μmである請求項1または2に記載の体臭抑制剤。
  4. 前記活性炭100質量部に対する、前記酸化チタンの質量割合が600〜1500質量部である請求項1〜3のいずれか一項に記載の体臭抑制剤。
  5. ジェル状体臭抑制剤である請求項1〜4のいずれか一項に記載の体臭抑制剤。
  6. ロールオン容器と、前記ロールオン容器内に充填されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の体臭抑制剤とを備えるロールオン製品。
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