JP6281603B2 - 情報処理システム、情報処理方法、及び、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及び、情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置にて実行された処理の履歴を表すログ情報を作成するログ情報作成装置等に関する。
特許文献1は、情報処理システム内の各処理装置における時刻を一致させることが可能な時刻一致化方法を開示している。該情報処理システムは、伝送路を介して、自装置の時刻をブロードキャストするタイママスタ処理装置と、該伝送路を介してブロードキャストされた時刻を受信するタイマスレーブ処理装置とを有する。タイママスタ処理装置は、一定時間間隔にて、自装置における時刻データTaと、時刻データTbとを、各タイマスレーブ処理装置に送信(この場合、ブロードキャスト送信)する。タイマスレーブ処理装置は、時刻taにて時刻データTaを受信し、時刻tbにて時刻データTbを受信する。タイマスレーブ処理装置は、差(ta―tb)と、差(Ta―Tb)との差異が許容範囲内である場合に、自装置における時刻として、時刻データTbを設定する。
特許文献2は、時刻を同期させることが可能な時刻同期処理装置を開示している。該時刻同期処理装置は、パケット受信部と、到着時刻記録部と、クロックレート推定部と、オフセット推定部とを有する。パケット受信部は、マスタコンピュータから所定の間隔にて送出された時刻同期パケットを受信する。到着時刻記録部は、該時刻同期パケットを受信した到着時刻を記憶する。クロックレート推定部は、所定の間隔にて送出された該時刻同期パケットが到着する到着時刻を求め、該到着時刻の間隔からクロックレートを推定する。オフセット推定部は、推定されたクロックレートに基づき、時刻を補正するオフセット値を算出する。
特開平05−298268号公報 特許第4931108号公報
しかし、特許文献1、または、特許文献2に開示されたいずれの装置を用いたとしても、複数の情報処理装置にて実行された処理(たとえば、通信処理)の履歴を表すログに関して、該処理が発生した順序に従い並べることが難しい場合がある。この理由は、特許文献1、または、特許文献2に開示されたいずれの装置を用いて、各情報処理装置における時刻を同期したとしても、ある処理が実行される場合に、各情報処理装置における時刻が同期しているとは限らないからである。
そこで、本発明の主たる目的は、通信ネットワークにて実行された通信処理するログを、該通信処理が発生した順序に従い正しく並べることが可能なログ情報を作成するログ情報作成装置等を提供することである。
前述の目的を達成するために、本発明の一態様において、ログ情報作成装置は、
通信ネットワークに通信接続されている複数の情報処理装置に対して、前記通信ネットワークを利用して通信処理を開始する場合に送信される通信開始情報に応じて、入力した第1時刻に対して基準時刻との差異を算出する差異算出装置に対して、自装置に関する第2時刻を含む時刻情報を出力する時刻出力手段と、
前記差異算出装置によって前記第2時刻に対して算出された差異に基づき前記通信処理が実行された時刻が調整された調整時刻、及び、前記通信処理の内容が関連付けされたログ情報を作成するログ情報作成手段と
を備える。
また、本発明の他の見地として、ログ情報作成方法は、
通信ネットワークに通信接続されている複数の情報処理装置に対して、前記通信ネットワークを利用して通信処理を開始する場合に送信される通信開始情報に応じて、入力した第1時刻に対して基準時刻との差異を算出する差異算出装置に対して、自装置に関する第2時刻を含む時刻情報を出力し、
前記差異算出装置によって前記第2時刻に対して算出された差異に基づき、前記通信処理が実行された時刻が調整された調整時刻、及び、前記通信処理の内容が関連付けされたログ情報を作成する。
また、本発明の他の見地として、係るログ情報作成プログラムは、
通信ネットワークに通信接続されている複数の情報処理装置に対して、前記通信ネットワークを利用して通信処理を開始する場合に送信される通信開始情報に応じて、入力した第1時刻に対して基準時刻との差異を算出する差異算出装置に対して、自装置に関する第2時刻を含む時刻情報を出力する時刻出力機能と、
前記差異算出装置によって前記第2時刻に対して算出された差異に基づき、前記通信処理が実行された時刻が調整された調整時刻、及び、前記通信処理の内容が関連付けされたログ情報を作成するログ情報作成機能と
をコンピュータに実現させる。
さらに、同目的は、係るプログラムを記録するコンピュータが読み取り可能な記録媒体によっても実現される。
本発明に係るログ情報作成装置等によれば、通信ネットワークにて実行された通信処理するログを、該通信処理が発生した順序に従い正しく並べることが可能なログ情報を作成することができる。
本発明の第1の実施形態に係るログ情報作成装置が有する構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るログ情報作成装置における処理の流れを示すフローチャートである。 ログ情報の一例を概念的に表す図である。 通信開始情報の一例を概念的に表す図である。 時刻情報の一例を概念的に表す図である。 時刻情報の一例を概念的に表す図である。 本発明の第2の実施形態に係るログ情報作成装置が有する構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るログ情報作成装置における処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態、及び、第2の実施形態に係るログ情報作成装置を実現可能な計算処理装置のハードウェア構成例を概略的に示すブロック図である。
次に、本発明を実施する実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るログ情報作成装置101が有する構成について詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るログ情報作成装置101が有する構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態に係るログ情報作成装置101は、時刻出力部102と、ログ情報作成部103とを有する。
情報処理システム204は、ログ情報作成装置101と、通信ネットワーク201と、複数の情報処理装置(たとえば、情報処理装置202)と、差異算出装置203とを有する。ログ情報作成装置101は、通信ネットワーク201を介して、情報処理装置202、及び、差異算出装置203に通信接続することができる。情報処理システム204において、各情報処理装置は、ログ情報作成装置101を有していてもよい。
以降の説明においては、説明の便宜上、ログ情報作成装置101は、情報処理装置に含まれており、情報処理装置にて算出されている時刻(「第2時刻」と表す)を読み取り可能であるとする。
ログ情報作成装置101は、たとえば、通信ネットワーク201を介して通信処理が実行される場合に、通信ネットワーク201に通信接続されている複数の情報処理装置202に対して送信される通信開始情報(図4を参照しながら後述する)を受信する。ログ情報作成装置101は、受信した通信開始情報に応じて第2時刻を読み取り、読み取った該第2時刻を含む時刻情報(図5、図6を参照しながら後述する)を、通信ネットワーク201を介して差異算出装置203に送信する。
差異算出装置203は、情報処理装置202から時刻を含む時刻情報(図5、図6を参照しながら後述する)を受信した場合に、受信した時刻情報における時刻と、基準となる時刻(以降、「基準時刻」と表す)との差異を算出し、通信ネットワーク201を介して、情報処理装置202に該差異を表す差異情報を送信する。たとえば、差異算出装置203は、時刻を調整するNTPサーバや、通信ネットワーク201に通信接続されている情報処理装置202に関するサーバであってもよい。NTPは、Network_Time_Protocolの略称を表す。
基準時刻は、たとえば、差異算出装置203にて算出されている時刻であってもよいし、NTPサーバにて算出されている時刻であってもよいし、後述するような、情報処理装置202から受信した時刻であってもよい。基準時刻は、上述した例に限定されない。
ログ情報作成装置101は、差異算出装置203によって送信された差異情報を受信し、受信した差異情報に基づき第2時刻を調整することによって、調整された第2時刻を表す調整時刻を算出し、算出した調整時刻に基づき、通信ネットワーク201を介して実行される通信処理を表すログ情報(図3を参照しながら後述する)を作成する。
ログ情報作成装置101は、たとえば、通信ネットワーク201を介して通信することが可能な情報処理装置202において、図2を参照しながら後述するような処理を実行する。
図3を参照しながら、ログ情報について説明する。図3は、ログ情報の一例を概念的に表す図である。
ログ情報は、情報処理装置202が通信ネットワーク201を介して実行した通信処理に関して、該通信処理が実行された時刻(この場合に、情報処理装置202における調整時刻)と、該通信処理における通信先を表す装置識別子と、該通信処理に関する処理内容を表す情報とが関連付けされている。
図3に例示されたログ情報において、時刻「12:23:34.123456」と、通信先「PC2」と、処理内容「送信」とが関連付けされている。これは、たとえば、情報処理装置202が、通信先「PC2」にデータを、自装置にて算出される時刻(この場合に、12時23分34.123456秒)にて送信したことを表す。ログ情報内の時刻にて、小数点以下に記された数字は、1秒以下の秒数を表す。図3に例示されたログ情報において、たとえば、「123456」は、マイクロ秒単位にて表示されている。また、図3に例示されたログ情報において、時刻「12:44:34.345678」と、通信先「PC2」と、処理内容「受信」とが関連付けされている。これは、たとえば、情報処理装置202が、通信先「PC2」からデータを、自装置にて算出される時刻(この場合に、12時44分34.345678秒)にて受信したことを表す。
時刻は、必ずしも、マイクロ秒単位である必要はなく、秒単位であっても、ミリ秒単位であってもよい。ログ情報は、上述した例に限定されない。
図4を参照しながら通信開始情報について説明する。図4は、通信開始情報の一例を概念的に表す図である。
通信開始情報は、通信ネットワーク201を介して通信処理が実行される場合に、通信ネットワーク201に通信接続されている複数の情報処理装置202に対して送信(この場合、ブロードキャスト送信)される情報である。図4に例示されているように、通信開始情報は、たとえば、通信先に割り当てられているIPアドレスを特定するARPパケットである。図4に例示された通信開始情報においては、処理内容を表す処理の種別と、該通信開始情報を送信する送信元である情報処理装置を識別可能な装置識別子(図4における情報送信元、たとえば、MACアドレス)と、あて先である情報処理装置を表す装置識別子とが関連付けされている。図4に例示された通信開始情報においては、処理の種別「ARP」と、情報送信元「PC1MAC」と、あて先「FFFFFFFFFFFF」とが関連付けされている。これは、通信処理が「ARP」であり、送信元である情報処理装置を表す装置識別子が「PC1MAC」であり、あて先である情報処理装置を表す装置識別子が「FFFFFFFFFFFF」であることを表す。たとえば、あて先である情報処理装置を表す装置識別子が「FFFFFFFFFFFF」である場合に、装置識別子「FFFFFFFFFFFF」は、通信ネットワーク201に通信接続している複数の情報処理装置202に送信(この場合、ブロードキャスト送信)される情報であることを表す。通信開始情報は、上述した例に限定されない。
尚、ARPは、Address_Resolution_Protocolの略称を表す。MACは、Media_Access_Controlの略称を表す。
図5、及び、図6を参照しながら、時刻情報について説明する。図5、及び、図6は、時刻情報の一例を概念的に表す図である。
時刻情報は、ログ情報作成装置101に関する時刻を含む情報を表す。時刻情報においては、たとえば、送信元である情報処理装置を表す装置識別子と、ログ情報作成装置101に関する時刻とが関連付けされた情報である。時刻情報においては、さらに、日付と、該時刻情報を作成するトリガーである通信開始情報(図4に例示)とが関連付けされていてもよい。
たとえば、図5に例示された時刻情報においては、送信元「PC1」と、日付「2015/12/4」と、時刻「12:23:34.123456」と、処理の種別「ARP」と、情報送信元「PC1MAC」と、あて先「FFFFFFFFFFFF」とが関連付けされている。これは、装置識別子「PC1」が表す情報処理装置202が、ログ情報作成装置101における日時である日付「2015/12/4」と、時刻「12:23:34.123456」とを含む時刻情報を差異算出装置203に送信する時刻情報であることを表す。さらに、これは、図4に例示されている通信開始情報(すなわち、処理の種別「ARP」と、情報送信元「PC1MAC」と、あて先「FFFFFFFFFFFF」とが関連付けされた情報)に応じて送信される時刻情報であることを表す。
同様に、図6に例示された時刻情報においては、送信元「PC2」と、日付「2015/12/4」と、時刻「12:23:35.876543」と、処理の種別「ARP」と、情報送信元「PC1MAC」と、あて先「FFFFFFFFFFFF」とが関連付けされている。これは、装置識別子「PC2」が表す情報処理装置が、ログ情報作成装置101に関する日時である日付「2015/12/4」と、時刻「12:23:34.876543」とを含む時刻情報を差異算出装置203に送信したことを表す。さらに、これは、図4に例示されている通信開始情報(すなわち、処理の種別「ARP」と、情報送信元「PC1MAC」と、あて先「FFFFFFFFFFFF」とが関連付けされた情報)に応じて送信される時刻情報であることを表す。
差異算出装置203は、時刻情報を、複数回、受信した場合に、少なくとも、受信した該時刻情報内の通信開始情報における処理の種別と、情報送信元とに基づき、複数回の通信開始情報を識別する。たとえば、図5、及び、図6に例示された時刻情報を参照すると、いずれの時刻情報も、処理の種別「ARP」と、情報送信元「PC1MAC」と、あて先「FFFFFFFFFFFF」とが関連付けされた通信開始情報を含む。図5に例示された時刻情報に含まれている処理の種別、及び、情報送信元と、図6に例示された時刻情報に含まれている処理の種別、及び、情報送信元とが、それぞれ、同じ値であるので、差異算出装置203は、図4に例示された通信開始情報に応じて送信された時刻情報であると判定する。差異算出装置203は、処理の種別、及び、情報送信元のうち、いずれかが異なっている場合に、異なる通信開始情報に応じて送信された、複数回の時刻情報であると判定する。すなわち、時刻情報が、該時刻情報を送信するトリガーである通信開始情報を含んでいれば、時刻情報が、複数回、通信ネットワーク201に送信された場合であっても、差異算出装置203は、時刻情報を送信するトリガーである通信開始情報を判別することができる。
次に、図2を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るログ情報作成装置101における処理について詳細に説明する。図2は、第1の実施形態に係るログ情報作成装置101における処理の流れを示すフローチャートである。
説明の便宜上、情報処理装置202は、通信ネットワーク201を介して通信処理を実行するとする。
情報処理装置202は、通信ネットワーク201を介して通信処理を開始する場合に、たとえば、通信先である情報処理装置を特定するための通信開始情報(図4に例示)を、通信ネットワーク201に通信接続されたすべての情報処理装置に対して送信(この場合、ブロードキャスト送信)する。たとえば、情報処理装置202は、通信ネットワーク201を介して通信処理を開始する場合に、通信先に割り当てられているIPアドレスを特定するためのARPパケットを、通信ネットワーク201に通信接続されているすべての情報処理装置に対してブロードキャストする。以降、説明の便宜上、通信ネットワーク201に通信接続されているすべての情報処理装置202に対して送信される情報を、「ブロードキャスト情報」と表す。
IPは、Internet_Protocolの略称を表す。
ログ情報作成装置101において、時刻出力部102は、通信ネットワーク201に通信接続されているすべての情報処理装置202に対して、たとえば、通信処理が開始される場合に送信される通信開始情報を受信したか否かを判定する(ステップS101)。通信開始情報が、図4に例示された通信開始情報である場合に、ログ情報作成装置101は、たとえば、受信した通信情報において、あて先が「FFFFFFFFFFFF」であるか否かに基づき、受信した通信情報が通信開始情報であるか否かを判定する。
時刻出力部102は、ブロードキャスト情報を受信した場合に(ステップS101にてYES)、たとえば、ログ情報作成装置101を含む情報処理装置から第2時刻を読み取り、読み取った第2時刻を含む時刻情報(図5、図6に例示)を、差異算出装置203に送信(または、出力)する(ステップS102)。第2時刻は、ログ情報作成装置101にて算出されている時刻であってもよいし、ログ情報作成装置101を含む情報処理装置202にて算出されている時刻であってもよい。
差異算出装置203は、ログ情報作成装置101が送信した時刻情報(図5、図6に例示)を受信し、受信した時刻情報に含まれている時刻(以降、「第1時刻と表す」と、基準時刻との差異を算出し、算出した差異を表す差異情報を作成する。
時刻情報が通信開始情報を含んでいる場合に、差異算出装置203は、該通信開始情報に関して最初に受信した時刻情報に含まれている第1時刻を基準時刻として設定してもよい。この場合に、差異算出装置203は、差異がないことを表す差異情報を、該通信開始情報に関して最初に受信した時刻情報に対して作成する。差異算出装置203は、最初に受信した時刻情報に含まれている第1時刻を基準時刻に設定することによって、自装置において基準時刻を算出する必要がない。したがって、差異算出装置203が有する構成を簡素化することができるという効果を奏する。
また、時刻情報が通信開始情報を含んでいる場合に、差異算出装置203は、該通信開始情報に関して受信した時刻情報に含まれている第1時刻のうち、最小である第1時刻を基準時刻として設定してもよい。
差異算出装置203は、作成した差異情報をログ情報作成装置101に送信する。すなわち、情報処理システム204において、差異算出装置203は、時刻情報を送信した情報処理装置202に、該時刻情報に関して作成した差異情報を送信する。図5、及び、図6を参照しながら上述したように、差異算出装置203は、時刻情報が送信されるトリガーである通信開始情報を判別してもよい。この場合に、差異算出装置203は、通信開始情報ごとに、差異情報を作成する。
ログ情報作成装置101において、ログ情報作成部103は、差異算出装置203が作成した差異情報を入力する(ステップS103)。ログ情報作成部103を含む情報処理装置202にて通信処理が実行された場合に、ログ情報作成部103は、該通信処理が実行された時刻が、入力した差異情報に基づき調整された調整時刻と、該通信処理における処理内容とが関連付けされたログ情報(図3に例示)を作成する(ステップS104)。この場合に、ログ情報作成部103は、通信処理が実行された時刻として、ログ情報作成装置101を有する情報処理装置202によって算出された時刻を読み取る。より具体的に、第2時刻が基準時刻よりも進んでいる場合に、ログ情報作成部103は、調整時刻として、通信処理が実行された時刻から、差異算出装置203が算出した差異分だけ遅延した時刻を算出する。第2時刻が基準時刻よりも遅れている場合に、ログ情報作成部103は、調整時刻として、通信処理が実行された時刻から、差異算出装置203が算出した差異分だけ先に進めた時刻を算出する。
次に、本発明の第1の実施形態に係るログ情報作成装置101に関する効果について説明する。
本発明の第1の実施形態に係るログ情報作成装置101によれば、通信ネットワーク201にて実行された通信処理するログを、該通信処理が発生した順序に従い正しく並べることが可能なログ情報を作成することができる。この理由は、通信処理が開始される場合に送信されるブロードキャスト情報に応じて、自装置が参照する時刻と、基準時刻との差異が算出され、該通信処理を表すログ情報を作成する場合に、該通信処理が実行された時刻が該差異によって調整された調整時刻に従いログ情報を作成するからである。
<第2の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態を基本とする本発明の第2の実施形態について説明する。
以降の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明すると共に、上述した第1の実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明を省略する。
図7を参照しながら、本発明の第2の実施形態に係るログ情報作成装置111が有する構成について詳細に説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係るログ情報作成装置111が有する構成を示すブロック図である。
本発明の第2の実施形態に係るログ情報作成装置111は、時刻出力部102と、ログ情報作成部113と、時刻調整部114と、判定部115とを有する。ログ情報作成装置111は、さらに、時刻算出部116を有してもよい。
情報処理システム205は、ログ情報作成装置111と、通信ネットワーク201と、複数の情報処理装置(たとえば、情報処理装置202)と、差異算出装置203とを有する。ログ情報作成装置111は、通信ネットワーク201を介して、情報処理装置202、及び、差異算出装置203に通信接続することができる。情報処理システム205において、各情報処理装置は、ログ情報作成装置111を有していてもよい。通信ネットワーク201は、情報処理システム205における各情報処理装置202を通信接続しているネットワークスイッチ206を有していてもよい。
時刻算出部116は、ログ情報作成装置111における第2時刻を算出する。ログ情報作成装置111は、必ずしも、時刻算出部116を有している必要はない。たとえば、情報処理装置が、時刻算出部116、及び、ログ情報作成装置111を有する態様であってもよく、この場合に、ログ情報作成装置111は、時刻算出部116が算出している第2時刻を読み取る。
次に、図8を参照しながら、本発明の第2の実施形態に係るログ情報作成装置111における処理について詳細に説明する。図8は、第2の実施形態に係るログ情報作成装置111における処理の流れを示すフローチャートである。
ログ情報作成装置111は、通信ネットワーク201を介して実行された通信情報を受信する。
ログ情報作成装置111において、判定部115は、受信した通信情報がブロードキャスト情報であるか否かを判定する(ステップS111)。ブロードキャスト情報は、通信ネットワーク201に通信接続されている、複数の情報処理装置202があて先である通信データである。通信データがブロードキャスト情報であるか否かを判定する判定処理は、たとえば、図4に例示されているように、あて先が「FFFFFFFFFFFF」であるか否かに基づき実行することができる。ブロードキャスト情報は、たとえば、通信処理を開始する場合に送信される通信開始情報(図4に例示)である。
通信情報がブロードキャスト情報である場合に(ステップS111にてYES)、時刻出力部102は、たとえば、時刻算出部116にて算出されている時刻(すなわち、上述した「第2時刻」)を読み取り、読み取った第2時刻を含む時刻情報(図5、図6に例示)を作成する。時刻出力部102は、作成した時刻情報を差異算出装置203に対して出力する(ステップS112)。
ログ情報作成装置111において、時刻調整部114は、時刻出力部102が送信した時刻情報に応じて差異算出装置203が送信した差異情報を入力し(ステップS103)、入力した差異情報が表す差異に基づき、時刻算出部116にて算出されている時刻を調整する(ステップS114)。第2時刻が基準時刻よりも遅れていることを差異情報が表す場合に、時刻調整部114は、時刻算出部116が算出している時刻から差異情報が表す差異分だけ先に進める調整を実行する。第2時刻が基準時刻よりも先に進んでいることを差異情報が表す場合に、時刻調整部114は、時刻算出部116が算出している時刻から差異情報が表す差異分だけ遅延させる調整を実行する。時刻調整部114は、たとえば、時刻算出部116が算出している時刻を一度に変更する処理によって、時刻算出部116が算出する時刻を調整する。
その後、ログ情報作成部113は、通信処理が実行された時刻が、時刻算出部116が算出する時刻(すなわち、調整後の時刻)によって計測された時刻と、該通信処理に関する処理内容とが関連付けされたログ情報(図3に例示)を作成する(ステップS115)。
第1の実施形態において上述されているように、時刻出力部102は、通信ネットワーク201にて通信処理が開始される場合に送信される通信開始情報だけでなく、通信ネットワーク201にて送信されるブロードキャスト情報(たとえば、情報処理装置202が起動された場合に送信されるブロードキャスト情報)に応じて、第2時刻を含む時刻情報を出力してもよい。この場合には、第2時刻を調整する回数が増えるので、本実施形態に係るログ情報作成装置111によれば、通信処理以外の処理に関しても、該処理が実行された順序を正しく並べることができるログ情報を作成することができる。
また、情報処理システム205における各情報処理装置202を、ネットワークスイッチ206に通信接続する態様によって通信ネットワーク201を実現し、さらに、時刻を同期する処理を本発明の各実施形態に示したようなブロードキャスト情報(たとえば、図4に例示された通信開始情報)によって実現した場合に奏される効果について説明する。本実施形態に係るログ情報作成装置111によれば、情報処理システム205内の各情報処理装置202における時刻をより正確に同期することができる。この理由について、説明する。
説明の便宜上、情報処理装置においては、1日あたり1秒程度の誤差を生じているとする。この場合に、該情報処理装置においては、1秒あたり14マイクロ秒程度の誤差を生じている。たとえば、Active Directoryを用いた場合に、一定間隔(たとえば、64秒から1024秒までのいずれか)ごとに同期処理が実行されるので、該情報処理装置においては、896マイクロ秒から14336マイクロ秒までのいずれかの誤差が生じる。
これに対して、ネットワークスイッチ206を介してブロードキャスト情報を通信処理する場合に、該通信処理に要する所要時間(すなわち、通信遅延時間)は、高々、数十ナノ秒程度である。したがって、ネットワークスイッチ206を介してブロードキャスト情報を通信する態様によって情報処理装置における時刻を同期する場合に、該同期によって生じる誤差は、高々、数十ナノ秒程度であり、Active Directoryによる同期によって生じる誤差よりも小さい。
次に、第2の実施形態に係るログ情報作成装置111に関する効果について説明する。
第2の実施形態に係るログ情報作成装置111によれば、通信ネットワーク201にて実行された通信処理するログを、該通信処理が発生した順序に従い正しく並べることが可能な、該通信処理に関するログ情報を作成することができる。この理由は、第2の実施形態に係るログ情報作成装置111が有する構成は、第1の実施形態に係るログ情報作成装置101が有する構成を含むからである。
さらに、第2の実施形態に係るログ情報作成装置111によれば、通信ネットワーク201に通信接続された情報処理装置202に関して、通信に関する処理を表すログ情報だけではなく、通信とは異なる処理に関して同期させることができる。この理由は、情報処理装置202に関する時刻を算出している時刻算出部116が算出する時刻を、第2時刻と基準時刻との差異分だけ調整するからである。より具体的に、時刻調整部114は、第2時刻が、差異分だけ基準時刻よりも遅れている場合に、時刻算出部116が算出している時刻を該差異分だけ先に進める。また、時刻調整部114は、第2時刻が、差異分だけ基準時刻よりも先に進んでいる場合に、時刻算出部116が算出している時刻を該差異分だけ遅らせる。したがって、時刻調整部114が算出する時刻が、基準時刻に基づき調整されるので、通信に関する処理だけでなく、通信とは異なる処理に関して同期させることができる。
(ハードウェア構成例)
上述した本発明の各実施形態におけるログ情報作成装置を、1つの計算処理装置(情報処理装置、コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。但し、係るログ情報作成装置は、物理的または機能的に少なくとも2つの計算処理装置を用いて実現してもよい。また、係るログ情報作成装置は、専用の装置として実現してもよい。
図9は、第1の実施形態、及び、第2の実施形態に係るログ情報作成装置を実現可能な計算処理装置のハードウェア構成例を概略的に示すブロック図である。計算処理装置20は、中央処理演算装置(Central_Processing_Unit、以降「CPU」と表す)21、メモリ22、ディスク23、不揮発性記録媒体24、通信インターフェース(以降、「通信IF」と表す)27、及び、ディスプレー28を有する。計算処理装置20は、入力装置25、出力装置26に接続可能であってもよい。計算処理装置20は、通信IF27を介して、他の計算処理装置、及び、通信装置と情報を送受信することができる。
不揮発性記録媒体24は、コンピュータが読み取り可能な、たとえば、コンパクトディスク(Compact_Disc)、デジタルバーサタイルディスク(Digital_Versatile_Disc)である。また、不揮発性記録媒体24は、ユニバーサルシリアルバスメモリ(USBメモリ)、ソリッドステートドライブ(Solid_State_Drive)等であってもよい。不揮発性記録媒体24は、電源を供給しなくても係るプログラムを保持し、持ち運びを可能にする。不揮発性記録媒体24は、上述した媒体に限定されない。また、不揮発性記録媒体24の代わりに、通信IF27、及び、通信ネットワークを介して係るプログラムを持ち運びしてもよい。
すなわち、CPU21は、ディスク23に格納されているソフトウェア・プログラム(コンピュータ・プログラム:以下、単に「プログラム」と称する)を、実行する際にメモリ22にコピーし、演算処理を実行する。CPU21は、プログラム実行に必要なデータをメモリ22から読み取る。表示が必要な場合には、CPU21は、ディスプレー28に出力結果を表示する。外部への出力が必要な場合には、CPU21は、出力装置26に出力結果を出力する。外部からプログラムを入力する場合、CPU21は、入力装置25からプログラムを読み取る。CPU21は、上述した図1、または、図7に示す各部が表す機能(処理)に対応するところのメモリ22にあるログ情報作成プログラム(図2、または、図8)を解釈し実行する。CPU21は、上述した本発明の各実施形態において説明した処理を順次実行する。
すなわち、このような場合、本発明は、係るログ情報作成プログラムによっても成し得ると捉えることができる。さらに、係るログ情報作成プログラムが記録されたコンピュータが読み取り可能な不揮発性の記録媒体によっても、本発明は成し得ると捉えることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかし、本発明は、上述した実施形態には限定されない。すなわち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
101 ログ情報作成装置
102 時刻出力部
103 ログ情報作成部
201 通信ネットワーク
202 情報処理装置
203 差異算出装置
204 情報処理システム
111 ログ情報作成装置
113 ログ情報作成部
114 時刻調整部
115 判定部
116 時刻算出部
205 情報処理システム
206 ネットワークスイッチ
20 計算処理装置
21 CPU
22 メモリ
23 ディスク
24 不揮発性記録媒体
25 入力装置
26 出力装置
27 通信IF
28 ディスプレー

Claims (9)

  1. ログ情報作成装置と、
    差異算出装置と
    を備え、
    前記ログ情報作成装置は
    通信ネットワークに通信接続されている複数の情報処理装置に対して、前記通信ネットワークを利用して通信処理を開始する場合に送信される通信開始情報に応じて、入力した第1時刻に対して基準時刻との差異を算出する前記差異算出装置に対して、自装置に関する第2時刻と、前記通信開始情報に含まれている装置識別子とを含む時刻情報を出力する時刻出力手段と、
    前記差異算出装置によって前記第2時刻に対して算出された差異に基づき前記通信処理が実行された時刻が調整された調整時刻、及び、前記通信処理の内容が関連付けされたログ情報を作成するログ情報作成手段と
    を有し、
    前記時刻情報においては、前記第2時刻と、前記通信開始情報とが関連付けされており、
    前記差異算出装置は、前記ログ情報作成装置が出力した前記時刻情報に基づき、前記基準時刻との前記差異を算出し、さらに、ある通信開始情報に関連付けされた前記時刻情報のうち、該時刻情報における前記第2時刻が最小である第2時刻を前記基準時刻に設定する
    情報処理システム
  2. 時刻を算出している時刻算出手段と、
    前記差異算出装置が算出した前記差異に基づき、前記時刻算出手段が算出している時刻を調整する時刻調整手段と
    をさらに備え、
    前記ログ情報作成手段は、前記時刻調整手段が、前記時刻算出手段が算出する時刻を調整した後に、前記時刻算出手段が算出している時刻を、前記調整時刻として設定する
    請求項1に記載の情報処理システム
  3. 前記通信ネットワークを介して受信した通信情報が、前記通信開始情報であるか否かを判定する判定手段
    をさらに備え、
    前記時刻出力手段は、前記通信情報が前記通信開始情報であると判定された場合に、前記時刻情報を出力する
    請求項1、または、請求項2に記載の情報処理システム
  4. 前記判定手段は、前記通信情報が、前記通信ネットワークに通信接続されている複数の情報処理装置があて先であるブロードキャスト情報であるか否かを判定し、
    前記時刻出力手段は、さらに、前記通信情報が前記ブロードキャスト情報であると判定された場合に、前記時刻情報を出力する
    請求項3に記載の情報処理システム
  5. 前記時刻情報は、さらに、前記通信開始情報に関して実行される処理を表す種別を含む
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報処理システム
  6. ログ情報作成装置と、
    差異算出装置と
    を備え、
    前記ログ情報作成装置は
    通信ネットワークに通信接続されている複数の情報処理装置に対して、前記通信ネットワークを利用して通信処理を開始する場合に送信される通信開始情報に応じて、入力した第1時刻に対して基準時刻との差異を算出する前記差異算出装置に対して、自装置に関する第2時刻と、前記通信開始情報に含まれている装置識別子とを含む時刻情報を出力する時刻出力手段と、
    前記差異算出装置によって前記第2時刻に対して算出された差異に基づき前記通信処理が実行された時刻が調整された調整時刻、及び、前記通信処理の内容が関連付けされたログ情報を作成するログ情報作成手段と、
    を有し、
    前記時刻情報においては、前記第2時刻と、前記通信開始情報とが関連付けされており、
    前記差異算出装置は、前記ログ情報作成装置が出力した前記時刻情報に基づき、前記基準時刻との前記差異を算出し、さらに、ある通信開始情報に関連付けされた前記時刻情報のうち、最も早く入力した前記時刻情報に含まれている前記第2時刻を、前記基準時刻に設定する
    情報処理システム
  7. 前記通信ネットワークを介して実行される前記複数の情報処理装置間における通信を中継するネットワークスイッチ
    をさらに備え、
    前記通信開始情報は、前記ネットワークスイッチを介して通信接続可能な前記複数の情報処理装置に送信される
    請求項乃至請求項のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 計算処理装置によって、通信ネットワークに通信接続されている複数の情報処理装置に対して、前記通信ネットワークを利用して通信処理を開始する場合に送信される通信開始情報に応じて、入力した第1時刻に対して基準時刻との差異を算出する差異算出装置に対して、自装置に関する第2時刻と、前記通信開始情報に含まれている装置識別子とを含む時刻情報を出力し、
    前記差異算出装置によって前記第2時刻に対して算出された差異に基づき、前記通信処理が実行された時刻が調整された調整時刻、及び、前記通信処理の内容が関連付けされたログ情報を作成し、
    前記時刻情報においては、前記第2時刻と、前記通信開始情報とが関連付けされており、
    前記差異算出装置においては、出力された前記時刻情報に基づき、前記基準時刻との前記差異が算出され、さらに、ある通信開始情報に関連付けされた前記時刻情報のうち、該時刻情報における前記第2時刻が最小である第2時刻が前記基準時刻に設定される
    情報処理方法。
  9. ログ情報作成機能と、
    差異算出機能と
    をコンピュータに実現させる情報処理プログラムであって
    前記ログ情報作成機能は
    通信ネットワークに通信接続されている複数の情報処理装置に対して、前記通信ネットワークを利用して通信処理を開始する場合に送信される通信開始情報に応じて、入力した第1時刻に対して基準時刻との差異を算出する前記差異算出機能に対して、自装置に関する第2時刻と、前記通信開始情報に含まれている装置識別子とを含む時刻情報を出力する時刻出力機能と、
    前記差異算出機能によって前記第2時刻に対して算出された差異に基づき前記通信処理が実行された時刻が調整された調整時刻、及び、前記通信処理の内容が関連付けされたログ情報を作成するログ情報作成機能と
    を含み、
    前記時刻情報においては、前記第2時刻と、前記通信開始情報とが関連付けされており、
    前記差異算出機能は、前記ログ情報作成機能によって出力された前記時刻情報に基づき、前記基準時刻との前記差異を算出し、さらに、ある通信開始情報に関連付けされた前記時刻情報のうち、該時刻情報における前記第2時刻が最小である第2時刻を前記基準時刻に設定する
    情報処理プログラム。
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